JP2001184297A - コンピュータシステムおよび電子機器並びにシステム回路基板 - Google Patents

コンピュータシステムおよび電子機器並びにシステム回路基板

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JP2001184297A
JP2001184297A JP37087499A JP37087499A JP2001184297A JP 2001184297 A JP2001184297 A JP 2001184297A JP 37087499 A JP37087499 A JP 37087499A JP 37087499 A JP37087499 A JP 37087499A JP 2001184297 A JP2001184297 A JP 2001184297A
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capacitive
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Ryoji Ninomiya
良次 二宮
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製品モデル毎にシステム回路基板を設計し直す
ことなく、必要に応じて必要な個数の高速メモリメモリ
を実装できるようにする。 【解決手段】システム回路基板上には、コンデンサなど
の容量性デバイス16をメモリバスライン4に接続する
ための接続端子、およびその容量性デバイス16の実装
エリアが設けられている。容量性デバイス16は、高速
メモリデバイス141〜144の実装個数による容量負
荷の違いを吸収するために使用されるものであり、これ
によりメモリデバイスの実装個数によらず、メモリバス
ライン4の特性インピーダンスを規定値に合わせること
ができる。よって、製品毎にシステム回路基板を設計し
直すことなく、必要に応じて必要な個数の高速メモリデ
バイスを実装して使うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータシステ
ムおよび電子機器並びにシステム回路基板に関し、特に
高速メモリシステムの実装に好適なコンピュータシステ
ムおよび電子機器並びにシステム回路基板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータなどのコ
ンピュータシステムにおいては、システム性能の向上を
図るために、メモリ速度の改善が進められている。一般
に、メモリ速度はCPU速度よりも遅い。このため、高
速CPUを用いても、メモリ速度がボトルネックとなり
十分なシステム性能の向上を行うことが出来なくなる。
これを改善するため、高速メモリの開発が進められてお
り、主記憶として使用されるメモリデバイスは、DRA
MからEDOモード付きDRAM、シンクロナスDRA
Mへと移行し、また最近では、ラムバス社のRambu
sDRAMなどの高速メモリデバイスが使用され始めて
いる。
【0003】このようなメモリデバイスの高速化技術に
伴い、システム基板上でのメモリアクセスのサイクルタ
イムも年々高速化されおり、現在では、4百MHz程度
の高速メモリバスの設計が必要とされつつある。このよ
うな高速メモリバスを使用する場合には、信号の反射等
による不具合を防止するために、厳密なインピーダンス
整合を図ることが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シンクロナ
スDRAMを使った従来のコンピュータシステムにおい
ては、マザーボード(システム回路基板)上に予め複数
のメモリ実装エリアを用意しておき、必要に応じて必要
な個数のメモリを実装して使うことができた。これは、
マザーボードは共通で、製品毎に実装メモリ容量を変え
たシステムを作る上で非常に便利な方法である。製品毎
にマザーボードを設計し直す必要が無くなるので、コス
ト低減を図ることもできる。
【0005】しかしながら、厳密なインピーダンス整合
が要求される高速メモリシステムにおいては、メモリ自
体の容量負荷をも考慮することが必要となる。メモリの
実装個数によってメモリバスラインのインピーダンスが
変化してしまうからである。このため、全てのメモリ実
装エリアにメモリが実装されている場合と、空きメモリ
実装エリアが存在する場合とでは、メモリバスラインの
インピーダンスが異なってしまい、必要に応じて必要な
個数のメモリを実装して使うという上述の方法を利用す
ることは実際上困難である。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、実装されるメモリデバイスの個数によらず
にメモリバスラインのインピーダンスを規定値に設定で
きるようにし、製品毎にシステム回路基板を設計し直す
ことなく、必要に応じて必要な個数のメモリを実装して
使うことが可能なコンピュータシステムおよび電子機器
並びにシステム回路基板を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明のコンピュータシステムは、メモリデバイス
を実装するための複数のメモリ実装エリアを有する回路
基板と、前記複数のメモリ実装エリアに接続されるよう
に前記回路基板上に配設されたメモリバスラインと、前
記回路基板上に設けられ、メモリデバイスの実装個数に
よる容量負荷の違いを吸収するための容量性デバイスを
前記メモリバスライン上に接続するための接続端子とを
具備することを特徴とする。
【0008】このコンピュータシステムにおいては、容
量性デバイスをメモリバスライン上に接続するための接
続端子が回路基板上に予め設けられているので、メモリ
デバイスの実装個数による容量負荷の違いを、接続端子
に接続される容量性デバイスの負荷容量によって調整す
ることができる。よって、実装されるメモリデバイスの
個数によらずにメモリバスラインのインピーダンスを規
定値に設定できるようになり、製品毎にシステム回路基
板を設計し直すことなく、必要に応じて必要な個数のメ
モリを実装して使うことが可能となる。
【0009】また、前記メモリバスラインについては、
前記複数のメモリ実装エリアの近傍の所定の配線領域に
おいてはインピーダンスが規定値よりも高くなるなるよ
うに構成し、前記接続端子は、実装されたメモリデバイ
スおよび前記容量性デバイスの容量負荷によって前記所
定の配線領域における前記メモリバスラインのインピー
ダンスが規定値に設定されるように、前記所定の配線領
域内のメモリバスライン上に設けることが好ましい。
【0010】また、接続端子は半田づけ用の実装パッド
として実現する事ができる。また、ソケットなどによっ
て実現しても良く、これにより容量性デバイスを着脱自
在に装着することができる。
【0011】また、容量性デバイスとしては、容量負荷
の値を可変設定可能な可変容量デバイスを使用すること
もできる。この場合、メモリ実装個数に応じて使用する
容量性デバイスの容量を変える必要が無くなるので、回
路基板の汎用性をより高めることが可能となる。可変容
量デバイスの容量負荷の調整は、メモリデバイスの実装
個数に応じて行えばよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係
るコンピュータシステムの構成が示されている。このコ
ンピュータシステムはノートブックタイプのパーソナル
コンピュータ(PC)であり、そのシステム回路基板
(マザーボードまたはシステムボードと称されることも
ある)上には、図示のように、CPUバス(プロセッサ
バス)1、PCIバス2、ISAバス3、メモリバス
4、CPU11、ホスト−PCIブリッジ12、内部メ
モリ14、メモリ拡張スロット15、PCI−ISAブ
リッジ17、他の各種PCIデバイス18、およびBI
OS−ROM19などが実装されている。
【0013】CPU11は本システム全体の動作を制御
するためのものであり、システムBIOSおよびオペレ
ーティングシステムを初め、各種アプリケーションプロ
グラムを実行する。ホスト−PCIブリッジ12は、C
PUバス1とPCIバス2を双方向で接続するバスブリ
ッジ装置であり、ここにはシステム回路基板上に実装さ
れた内部メモリ14、およびメモリ拡張スロット15に
取り外し自在に装着される拡張メモリモジュールをアク
セス制御するためのメモリコントローラ13が内蔵され
ている。メモリコントローラ13は図示のようにメモリ
バスライン4を介して内部メモリ14およびメモリ拡張
スロット15に接続されている。
【0014】内部メモリ14としては、ラムバス規格の
Rambusメモリなどの高速半導体メモリデバイス1
41〜143が使用される。システム回路基板上には高
速半導体メモリデバイスのチップを実装するための複数
のメモリ実装エリアが設けられており、最大でメモリ実
装エリアの数(図においては4個)だけメモリデバイス
を実装することができる。メモリデバイスの実装個数
は、本コンピュータシステムの製品モデルなどに合わせ
て決定される。
【0015】また、システム回路基板上には、コンデン
サなどの容量性デバイス16をメモリバスライン4に接
続するための接続端子、およびその容量性デバイス16
の実装エリアも設けられている。容量性デバイス16
は、メモリデバイスの実装個数による容量負荷の違いを
吸収するために使用されるものであり、これによりメモ
リデバイスの実装個数によらず、メモリバスライン4の
特性インピーダンスを高速メモリバスインターフェイス
規格に準拠した規定値に合わせることができる。
【0016】PCI−ISAブリッジ17は、PCIバ
ス2とISAバス3を双方向で接続するブリッジ装置で
あり、ホスト−PCIブリッジ12と共に、本コンピュ
ータシステムの周辺チップセットとして機能する。
【0017】BIOS−ROM19には、システムBI
OS(Basic I/O System )が格納されている。
システムBIOSは、本コンピュータシステムのハード
ウェア制御のための機能を体系化したものであり、シス
テムの電源オン/オフ制御、およびシステム起動処理な
どを実行する。
【0018】(メモリ実装構造)次に、図2を参照し
て、システム回路基板上における内部メモリ周りの実装
構造について説明する。メモリバスライン4はメモリコ
ントローラ13からメモリ拡張スロット15に渡って、
システム回路基板として用いられるプリント回路基板上
に延在されている。ここで、領域Bはシステム回路基板
上のメモリ実装エリアに対応する配線領域であり、また
その両端の領域Aはそれぞれメモリコントローラ13お
よびメモリ拡張スロット15側に延びる配線領域であ
る。メモリバスライン4は、例えば18ビット幅のデー
タ線、8ビット幅のアドレス/コマンド線、読み出しク
ロック信号線、書き込みクロック信号線、などを含む多
数の信号線から構成されているが、どの信号線も実装形
式は同じであるので、ここでは、各信号線を代表して一
つの信号線41だけが示されている。
【0019】領域Bには、メモリデバイス141〜14
4を実装するための4個のメモリ実装エリアが予め用意
されている。これら4個のメモリ実装エリアには、それ
ぞれメモリデバイス実装パッド201〜204が設けら
れている。実際には、図3に示すように、各メモリ実装
エリア毎に、メモリバスライン4を構成するメモリ信号
線数の数(メモリデバイスのピン数)に相当する実装パ
ッド(部品取り付け穴)がシステム回路基板上に設けら
れることになる。
【0020】また、領域Bには、容量性デバイス16を
実装するための一対のコンデンサ実装パッド205,2
06も設けられている。コンデンサ実装パッド205は
メモリバスライン4を構成する各信号線41に接続さ
れ、またコンデンサ実装パッド206はグランド線に接
続されている。
【0021】メモリバスライン4を構成する各信号線4
1は、領域Aにおいては規定のインピーダンス(=28
Ω)で形成されているが、領域Bにおいては図2に示さ
れているように配線のパターン幅を狭くすることによっ
て、領域Aよりもインピーダンスが高く設定されてい
る。メモリデバイスには負荷容量Cが存在するため、メ
モリデバイスを実装すると、その分だけインピーダンス
が変化される。
【0022】インピーダンスは、領域Bにおけるメモリ
バスライン4のインダクタンスをLとし、領域Bにおけ
るメモリバスライン4の全容量をCとすると、(L/
C)1/ 2で表すことができる。つまり、メモリデバイス
がメモリバスライン4上に追加されると、メモリバスラ
イン4のインピーダンスはその分だけ下がることにな
る。このことを考慮し、本実施形態では、領域Bにおけ
るメモリバスライン4そのものの線路インピーダンスは
規定値よりも高い値、例えば41Ωに設定している。こ
の値は、4個のメモリデバイス141〜144が実装さ
れた時に、それら各メモリデバイスの負荷容量によって
領域Bのインピーダンスが規定のインピーダンス(=2
8Ω)になるように決められたものである。
【0023】この場合、4個のメモリデバイス141〜
144を実装した状態においては、メモリバスライン4
を構成する各信号線41にインピーダンスの不連続は生
じない(全て28Ω)。したがって、400MHzもの
高速信号を歪みなく伝達することができる。しかし、メ
モリデバイスの実装個数が4個よりも少ない場合には、
領域Bにおけるメモリバスライン4のインピーダンスは
規定値と異なってしまい、信号品質に影響を与えてしま
う。
【0024】本実施形態おいては、メモリ実装エリアの
中央部にコンデンサ実装パッド205,206を予め設
け、必要に応じて容量性デバイス16を実装できるよう
に構成しているので、メモリデバイスの実装個数に合わ
せて、容量性デバイス16として実装する素子の負荷容
量を変えることにより、領域Bのインピーダンスを目的
値に合わせ込むことができる。
【0025】例えば、図2の点線で示されているよう
に、メモリデバイス142,143については実装せ
ず、メモリモリデバイス141,144だけを実装した
場合には、メモリデバイス142,143の2個分の負
荷容量を有する容量性デバイス16をコンデンサ実装パ
ッド205,206に実装し、またメモリデバイス14
1〜144の全てを実装する場合には、容量性デバイス
16を実装しないことにより、インピーダンスを合わせ
ることができる。
【0026】なお、コンデンサ実装パッド205,20
6としては、例えばソケットなどのように、容量性デバ
イス16を着脱自在にシステム回路基板上に取り付けら
れる構造のものを使用しても良い。
【0027】また、容量性デバイス16は領域B内のメ
モリバスライン4に接続されればよいので、容量性デバ
イス16の実装エリアは必ずしもメモリ実装エリアの中
央部でなくとも良い。
【0028】また、メモリデバイス141〜144はシ
ステム回路基板上に実装されるオンボードメモリである
ので、メモリデバイスの数は製造課程で予め決められ
る。このため、工場出荷時には、システム回路基板のコ
ンデンサ実装パッド205,206にメモリデバイスの
数に対応するコンデンサが実装された状態で出荷される
か、あるいはコンデンサが実装されずに出荷されること
になる。
【0029】(メモリ実装構造#2)次に、図4を参照
して、内部メモリ周りの実装構造の第2の例について説
明する。ここでは、容量性デバイス16の代わりに、容
量負荷の値を可変設定可能な可変容量デバイス303を
メモリ実装エリアに設けている。すなわち、領域Bのメ
モリ実装エリアの中央部には、可変容量デバイス303
を実装するための一対のコンデンサ実装パッド301,
302が設けられている。コンデンサ実装パッド301
はメモリバスライン4を構成する各信号線41に接続さ
れ、またコンデンサ実装パッド302は、容量制御用電
源Vが与えられる電源端子302に接続されている。
【0030】可変容量デバイス303としては、例えば
PN接合ダイオードを用いたものなどを使用することが
できる。PN接合ダイオードのアノードを信号線41側
に接続し、カソードを電源端子302に接続した場合、
電源端子302の容量制御用電源Vを変化させることに
より、PN接合ダイオードの寄生容量は図5のように変
化する。
【0031】したがって、メモリデバイスの実装個数と
容量制御用電源Vとの関係を予め決めておくことによ
り、目的のインピーダンスを容易に得ることが可能とな
る。もちろん、メモリデバイス141〜144の全てを
実装する場合には、可変容量デバイス303の容量負荷
が実質的に零となるように設定すればよい。また、可変
容量デバイス303の容量負荷を零に設定できない場合
には、可変容量デバイス303の容量負荷をも考慮し
て、領域Bにおけるメモリバスライン4の線路インピー
ダンスの値を予め設計しておけばよい。
【0032】容量制御用電源Vは可変電源電圧発生回路
304によって発生される。この可変電源電圧発生回路
304から発生される容量制御用電源Vの調整は、ディ
ップスイッチなどによって手動で行っても良いが、シス
テムBIOSの制御の下、可変電源電圧発生回路304
内のレジスタ305に制御データを設定し、その制御デ
ータの値に応じて容量制御用電源Vの値を可変制御して
も良い。
【0033】この場合のシステムBIOSの処理手順を
図6を用いて説明する。本コンピュータシステムがパワ
ーオンされると、システムBIOSは、まず、各種ハー
ドウェアの初期化処理などを行う。このとき、メモリデ
バイスの実装個数をチェックする(ステップS10
1)。Rambusメモリにおいては、その初期化制御
等のために使用される専用の信号線(SIin,SIout
など)が用意されている。この信号線はデイジーチェー
ンで複数のメモリデバイスに接続されている。例えば、
この信号線を介して、各メモリデバイス内のコントロー
ルレジスタをメモリコントローラ13に最も近いメモリ
デバイスから順にアクセスしていき、次段へのアクセス
ができなくなるまでのアクセス回数等から、メモリデバ
イスの実装個数を検出することができる。
【0034】次いで、システムBIOSは、予め決めら
れたメモリデバイス実装個数と容量制御用電源Vとの対
応関係情報に基づき、可変電源電圧発生回路304内の
レジスタ305に適切な制御データを設定する(ステッ
プS102)。これにより、可変容量デバイス303の
容量をメモリデバイスの実装個数に合わせて自動調整す
ることが可能となる。
【0035】以上のように、図4の実装構造において
は、メモリ実装個数に応じて使用する容量性デバイスの
容量を変える必要が無くなるので、システム回路基板の
汎用性をより高めることが可能となる。
【0036】なお、メモリ実装個数の検出は接点スイッ
チなどによって行うことも可能である。また、図2およ
び図3の実装構造は、高速メモリサブシステムを搭載す
る様々な回路基板に適用することができ、コンピュータ
システムの基板のみならず、高速メモリを使用するゲー
ム機やビデオプレーヤなどの各種電子機器の回路基板等
にも適用することができる。また、メモリデバイスだけ
を搭載し、メモリモジュールとして使用されるような回
路基板に適用しても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実装されるメモリデバイスの個数によらずにメモリバス
ラインのインピーダンスを目的とする規定値に設定でき
るようになり、製品毎にシステム回路基板を設計し直す
ことなく、必要に応じて必要な個数のメモリを実装して
使うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコンピュータシステ
ムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のコンピュータシステムで使用され
るシステム回路基板におけるメモリ周辺の実装構造の第
1の例を示す図。
【図3】図2のシステム回路基板に設けられるメモリデ
バイス実装パッドとメモリバスラインとの関係を示す
図。
【図4】同実施形態のコンピュータシステムで使用され
るシステム回路基板におけるメモリ周辺の実装構造の第
2の例を示す図。
【図5】図4で使用される可変容量デバイスの電圧対容
量の特性を示す図。
【図6】同実施形態のコンピュータシステムのシステム
BIOSによって実行される容量調整処理の原理を示す
フローチャート。
【符号の説明】
4…メモリバスライン 11…CPU 12…ホスト−PCIブリッジ 13…メモリコントローラ 14…内部メモリ 141〜144…高速メモリデバイス 15…メモリ拡張スロット 16…容量性デバイス 19…BIOS−ROM 201〜204…メモリデバイス実装パッド 205,206…コンデンサ実装パッド 303…可変容量デバイス

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリデバイスを実装するための複数の
    メモリ実装エリアを有する回路基板と、 前記複数のメモリ実装エリアに接続されるように前記回
    路基板上に配設されたメモリバスラインと、 前記回路基板上に設けられ、メモリデバイスの実装個数
    による容量負荷の違いを吸収するための容量性デバイス
    を前記メモリバスライン上に接続するための接続端子と
    を具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 前記メモリバスラインは、前記複数のメ
    モリ実装エリアの近傍の所定の配線領域においてはイン
    ピーダンスが規定値よりも高くなるなるように構成され
    ており、 前記接続端子は、実装されたメモリデバイスおよび前記
    容量性デバイスの容量負荷によって前記所定の配線領域
    における前記メモリバスラインのインピーダンスが規定
    値に設定されるように、前記所定の配線領域内のメモリ
    バスライン上に設けられていることを特徴とする請求項
    1記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記接続端子は、前記容量性デバイスを
    着脱自在に前記回路基板に取り付け可能な部材から構成
    されていることを特徴とする請求項1記載のコンピュー
    タシステム。
  4. 【請求項4】 前記容量性デバイスは、容量負荷の値を
    可変設定可能な可変容量デバイスであり、 前記回路基板に実装されるメモリデバイスの個数に応じ
    て、前記可変容量デバイスの負荷容量の値を調整する手
    段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のコ
    ンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 メモリデバイスを実装するための複数の
    メモリ実装エリアを有する回路基板と、 前記複数のメモリ実装エリアに接続されるように前記回
    路基板上に配設されたメモリバスラインと、 前記メモリバスラインに接続されるように前記回路基板
    上に設けられ、メモリデバイスの実装個数による容量負
    荷の違いを吸収するための可変容量性デバイスとを具備
    することを特徴とするコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記コンピュータシステムに実装された
    メモリデバイスの個数を検出する手段と、 前記検出されたメモリデバイスの個数に応じて、前記可
    変容量性デバイスの負荷容量の値を調整する手段とを具
    備することを特徴とする請求項5記載のコンピュータシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記回路基板は、CPUおよびその周辺
    チップセットが搭載されるシステム回路基板であること
    を特徴とする請求項1または5記載のコンピュータシス
    テム。
  8. 【請求項8】 メモリデバイスを実装するための複数の
    メモリ実装エリアを有する回路基板と、 前記複数のメモリ実装エリアに接続されるように前記回
    路基板上に配設されたメモリバスラインと、 前記回路基板上に設けられ、メモリデバイスの実装個数
    による容量負荷の違いを吸収するための容量性デバイス
    とを具備することを特徴とするコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 メモリデバイスを実装するための複数の
    メモリ実装エリアを有する回路基板と、 前記複数のメモリ実装エリアに接続されるように前記回
    路基板上に配設されたメモリバスラインと、 前記回路基板上に設けられ、メモリデバイスの実装個数
    による容量負荷の違いを吸収するための容量性デバイス
    を前記メモリバスライン上に接続するための接続端子と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  10. 【請求項10】 メモリデバイスを実装するための複数
    のメモリ実装エリアを有する回路基板と、 前記複数のメモリ実装エリアに接続されるように前記回
    路基板上に配設されたメモリバスラインと、 前記回路基板上に設けられ、メモリデバイスの実装個数
    による容量負荷の違いを吸収するための容量性デバイス
    とを具備することを特徴とする電子機器。
  11. 【請求項11】 メモリデバイスを実装するための複数
    のメモリ実装エリアを有する回路基板と、 前記複数のメモリ実装エリアに接続されるように前記回
    路基板上に配設されたメモリバスラインと、 前記メモリバスラインに接続されるように前記回路基板
    上に設けられ、メモリデバイスの実装個数による容量負
    荷の違いを吸収するための可変容量性デバイスとを具備
    することを特徴とする電子機器。
  12. 【請求項12】 コンピュータシステムを構成する各種
    電子部品が実装されるシステム回路基板であって、 前記システム回路基板上に設けられ、メモリデバイスを
    実装するための複数のメモリ実装エリアと、 前記複数のメモリ実装エリアに接続されるように前記シ
    ステム回路基板上に配設されたメモリバスラインと、 前記システム回路基板上に設けられ、メモリデバイスの
    実装個数による容量負荷の違いを吸収するための容量性
    デバイスを前記メモリバスライン上に接続するための接
    続端子とを具備することを特徴とするシステム回路基
    板。
  13. 【請求項13】 コンピュータシステムを構成する各種
    電子部品が実装されるシステム回路基板であって、 前記システム回路基板上に設けられ、メモリデバイスを
    実装するための複数のメモリ実装エリアと、 前記複数のメモリ実装エリアに接続されるように前記シ
    ステム回路基板上に配設されたメモリバスラインと、 前記システム回路基板上に設けられ、メモリデバイスの
    実装個数による容量負荷の違いを吸収するための容量性
    デバイスとを具備することを特徴とするシステム回路基
    板。
  14. 【請求項14】 コンピュータシステムを構成する各種
    電子部品が実装されるシステム回路基板であって、 前記システム回路基板上に設けられ、メモリデバイスを
    実装するための複数のメモリ実装エリアと、 前記複数のメモリ実装エリアに接続されるように前記シ
    ステム回路基板上に配設されたメモリバスラインと、 前記メモリバスラインに接続されるように前記システム
    回路基板上に設けられ、メモリデバイスの実装個数によ
    る容量負荷の違いを吸収するための可変容量性デバイス
    とを具備することを特徴とするシステム回路基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6882241B2 (en) 2001-09-27 2005-04-19 Elpida Memory, Inc. Method, memory system and memory module board for avoiding local incoordination of impedance around memory chips on the memory system
US7029285B2 (en) 2001-09-13 2006-04-18 Nec Corporation Computer system, switch connector, and method for controlling operations of the computer system
JP2012008684A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Elpida Memory Inc メモリモジュール及び半導体記憶装置
JP2014013520A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Hitachi Ltd 信号伝送回路
US11422955B2 (en) 2016-07-04 2022-08-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Electronic device

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