JP2001184051A - 文字表示装置、文字表示方法および記録媒体 - Google Patents

文字表示装置、文字表示方法および記録媒体

Info

Publication number
JP2001184051A
JP2001184051A JP36845799A JP36845799A JP2001184051A JP 2001184051 A JP2001184051 A JP 2001184051A JP 36845799 A JP36845799 A JP 36845799A JP 36845799 A JP36845799 A JP 36845799A JP 2001184051 A JP2001184051 A JP 2001184051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character
color
sub
level
luminance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36845799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3578689B2 (ja
Inventor
Satoru Okada
哲 岡田
Yoshiyuki Koyama
至幸 小山
Nobuyoshi Asai
宣美 朝井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP36845799A priority Critical patent/JP3578689B2/ja
Priority to AT00128179T priority patent/ATE467888T1/de
Priority to EP00128179A priority patent/EP1111579B1/en
Priority to DE60044388T priority patent/DE60044388D1/de
Priority to US09/742,082 priority patent/US6766052B2/en
Priority to KR10-2000-0081210A priority patent/KR100386043B1/ko
Priority to CNB001376233A priority patent/CN1161732C/zh
Publication of JP2001184051A publication Critical patent/JP2001184051A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3578689B2 publication Critical patent/JP3578689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/22Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of characters or indicia using display control signals derived from coded signals representing the characters or indicia, e.g. with a character-code memory
    • G09G5/222Control of the character-code memory
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2340/00Aspects of display data processing
    • G09G2340/04Changes in size, position or resolution of an image
    • G09G2340/0457Improvement of perceived resolution by subpixel rendering
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/02Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 文字をサブピクセル単位で高精細に表示しつ
つ、文字又は文字の背景に着色することを可能にする文
字表示装置、文字表示方法及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 文字表示装置は、複数のピクセルを有す
る表示デバイスと、これを制御する制御部とを備え、複
数のピクセルは所定の方向に配列した複数のサブピクセ
ルを含み、サブピクセルには1つの色要素を予め割り当
て、色要素の強さは複数の色要素レベルによって段階的
に表す。制御部は複数のサブピクセルのそれぞれに独立
に複数の色要素レベルのうちの1つを設定し、複数の色
要素レベルと複数の輝度レベルとの対応関係に従って、
サブピクセルに設定した色要素レベルを複数の輝度レベ
ルのうち対応する1つの輝度レベルに変換し、表示デバ
イスに表示される文字の色を規定する文字色情報及び文
字の背景色を規定する背景色情報に応じてその対応関係
を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー表示可能な
表示デバイスを用いて文字を高精細に表示することがで
きる文字表示装置、文字表示方法および記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】表示されている文章の特定の領域を強調
する方法としては、文字に着色する方法や文字を点滅さ
せて表示する方法などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、文字に着色す
る従来の方法では、文字は単一色で表示されるため、目
立つ反面、文字全体の色調が派手になって読みづらいと
いう問題点があった。また、文字を点滅させて表示する
従来の方法では、文字が消えている期間があるため、読
みにくく、目が疲れやすいという問題点があった。
【0004】一方、出願人は、カラー表示可能な表示デ
バイスの輝度をサブピクセル単位に独立に制御すること
により、文字を高精細に表示する技術を開発し、提案し
ている(特願平11−024450号、特願平11−1
12954、特願平11−214429)。この技術の
応用として、文字または文字の背景に着色する技術を開
発した。
【0005】本発明は、文字をサブピクセル単位で高精
細に表示しつつ、文字または文字の背景に着色すること
を可能にする文字表示装置、文字表示方法および記録媒
体を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、人間にやさしい文字の強
調表示を可能にする文字表示装置、文字表示方法および
記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の文字表示装置
は、複数のピクセルを有する表示デバイスと、前記表示
デバイスを制御する制御部とを備え、前記複数のピクセ
ルのそれぞれは、所定の方向に配列された複数のサブピ
クセルを含み、前記複数のサブピクセルのそれぞれには
複数の色要素のうち対応する1つの色要素が予め割り当
てられており、前記複数の色要素のそれぞれの強さは、
複数の色要素レベルによって段階的に表され、前記制御
部は、前記複数のサブピクセルのそれぞれに独立に前記
複数の色要素レベルのうちの1つを設定し、前記複数の
色要素レベルと複数の輝度レベルとの対応関係に従っ
て、前記複数のサブピクセルのそれぞれに設定された前
記色要素レベルを前記複数の輝度レベルのうち対応する
1つの輝度レベルに変換し、前記表示デバイスに表示さ
れる文字の色を規定する文字色情報および前記文字の背
景色を規定する背景色情報の少なくとも一方に応じて前
記対応関係を変更する。これにより、上記目的が達成さ
れる。
【0008】前記文字色情報は、前記文字の色の種類を
示す情報を含み、前記制御部は、前記文字の色の種類を
示す情報に応じて前記対応関係を変更してもよい。
【0009】前記文字色情報は、前記文字の色の濃さを
示す情報をさらに含み、前記制御部は、前記文字の色の
種類を示す情報と前記文字の色の濃さを示す情報とに応
じて前記対応関係を変更してもよい。
【0010】前記背景色情報は、前記文字の背景色の種
類を示す情報を含み、前記制御部は、前記文字の背景色
の種類を示す情報に応じて前記対応関係を変更してもよ
い。
【0011】前記背景色情報は、前記文字の背景色の濃
さを示す情報をさらに含み、前記制御部は、前記文字の
背景色の種類を示す情報と前記文字の背景色の濃さを示
す情報とに応じて前記対応関係を変更してもよい。
【0012】前記対応関係は、少なくとも1つのパラメ
ータに依存して決定されており、前記少なくとも1つの
パラメータのうちの少なくとも1つは時刻の関数であっ
てもよい。
【0013】前記制御部は、前記文字の色と前記文字の
背景色とを反転させるか否かを規定する文字反転情報に
応じて前記対応関係を変更してもよい。
【0014】本発明の文字表示方法は、複数のピクセル
を有する表示デバイスに文字を表示する文字表示方法で
あって、前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向
に配列された複数のサブピクセルを含み、前記複数のサ
ブピクセルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する
1つの色要素が予め割り当てられており、前記複数の色
要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レベルによって
段階的に表され、前記文字表示方法は、前記複数のサブ
ピクセルのそれぞれに独立に前記複数の色要素レベルの
うちの1つを設定するステップと、前記複数の色要素レ
ベルと複数の輝度レベルとの対応関係に従って、前記複
数のサブピクセルのそれぞれに設定された前記色要素レ
ベルを前記複数の輝度レベルのうち対応する1つの輝度
レベルに変換するステップと、前記表示デバイスに表示
される文字の色を規定する文字色情報および前記文字の
背景色を規定する背景色情報の少なくとも一方に応じて
前記対応関係を変更するステップとを包含し、これによ
り、上記目的が達成される。
【0015】本発明の記録媒体は、複数のピクセルを有
する表示デバイスと、前記表示デバイスを制御する制御
部とを備えた文字表示装置によって読み取り可能な記録
媒体であって、前記複数のピクセルのそれぞれは、所定
の方向に配列された複数のサブピクセルを含み、前記複
数のサブピクセルのそれぞれには複数の色要素のうち対
応する1つの色要素が予め割り当てられており、前記複
数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レベルに
よって段階的に表され、前記複数のサブピクセルのそれ
ぞれに独立に前記複数の色要素レベルのうちの1つを設
定するステップと、前記複数の色要素レベルと複数の輝
度レベルとの対応関係に従って、前記複数のサブピクセ
ルのそれぞれに設定された前記色要素レベルを前記複数
の輝度レベルのうち対応する1つの輝度レベルに変換す
るステップと、前記表示デバイスに表示される文字の色
を規定する文字色情報および前記文字の背景色を規定す
る背景色情報の少なくとも一方に応じて前記対応関係を
変更するステップとを包含する処理を前記制御部に実行
させるためのプログラムを記録した記録媒体である。こ
れにより、上記目的が達成される。
【0016】以下、作用を説明する。
【0017】本発明によれば、文字色情報および背景色
情報の少なくとも一方に応じて、サブピクセルの色要素
レベルとサブピクセルの輝度レベルとの対応関係が変更
される。これにより、文字をサブピクセル単位で高精細
に表示しつつ、文字または文字の背景に着色することが
可能になる。
【0018】また、ストロークの中心に位置する文字の
骨格部分を黒く残したままで、文字に着色することがで
きるため、文字間での色のコントラストが抑えられる。
その結果、派手さがなく読みやすい文字を表示すること
が可能となり、目の疲れを防止することができる。
【0019】さらに、文字の背景色を変更することによ
り、文章の特定の領域を強調することができる。さら
に、文字色と文字の背景色とを反転させることにより、
明るい文字を見やすく表示することができる。
【0020】また、サブピクセルの色要素レベルとサブ
ピクセルの輝度レベルとの対応関係を時間が経過するに
つれて変化させることにより、時間が経過するにつれて
文字の色または文字の背景色を変化させることができ
る。文字の色または文字の背景色を変化させることによ
りその文字を強調することができる。このような強調
は、文字の点滅表示による強調に比べて文字が消える時
間がない。従って、人間にとって読みやすく、落ち着い
た雰囲気の画面を提供することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明による文字の表
示原理を説明する。
【0022】図1は、本発明の文字表示装置1aに使用
可能な表示デバイス10の表示面400を模式的に示
す。表示デバイス10は、X方向およびY方向に配列さ
れた複数のピクセル12を有している。複数のピクセル
12のそれぞれは、X方向に配列された複数のサブピク
セルを有している。図1に示される例では、1つのピク
セル12は、3個のサブピクセル14R、14Gおよび
14Bを有している。
【0023】サブピクセル14Rは、R(赤)を発色す
るように色要素Rに予め割り当てられている。サブピク
セル14Gは、G(緑)を発色するように色要素Gに予
め割り当てられている。サブピクセル14Bは、B
(青)を発色するように色要素Bに予め割り当てられて
いる。色要素R、GおよびBのそれぞれの強さは、複数
の色要素レベル(例えば、色要素レベル0〜色要素レベ
ル7)によって段階的に表される。
【0024】サブピクセル14R、14Gおよび14B
の輝度は、例えば、0〜255の値によって表される。
サブピクセル14R、14Gおよび14Bのそれぞれ
が、輝度レベルを示す0〜255の値のいずれかをとる
ことによって、約1670万(=256×256×25
6)色を表示することが可能である。
【0025】ドットフォントまたはグレイスケールフォ
ントを利用して文字を表示する従来技術では、文字の1
ドットは表示装置の1ピクセルに対応づけられていた。
これに対し、表示デバイス10に表示される文字の1ド
ットは、表示デバイス10のピクセル12ではなく、ピ
クセル12に含まれるサブピクセル14R、14Gおよ
び14Bの1つに対応づけられている。これにより、従
来と同一機種の表示デバイスを用いる場合でも、その表
示デバイスの解像度を擬似的に3倍に向上させることが
可能になる。その結果、斜線や曲線などの文字の一部が
滑らかに表示されるので文字の表示品位を飛躍的に向上
させることが可能になる。
【0026】ただし、ただ単に文字の表示単位をサブピ
クセル単位としただけでは、表示される文字の色は人間
の目には単一の色には見えず色の縞(カラーノイズ)が
見える。X方向に隣接するサブピクセル14R、14G
および14Bには、互いに異なる色要素が予め割り当て
られているからである。表示される文字の色が人間の目
には単一の色に見えないことを防止するために、本発明
では、文字の骨格部分に対応するサブピクセルに隣接す
るサブピクセルの色要素レベルが適切に制御される。こ
れにより、文字に着色されている色以外の色を人間の目
に目立たなくすることができる。
【0027】このように、1つのピクセル12に含まれ
るサブピクセル14R、14Gおよび14Bに対応する
複数の色要素(R、G、B)をそれぞれ独立に制御し、
かつ、文字の骨格部分に対応するサブピクセルに隣接す
るサブピクセルの色要素レベルを適切に制御することに
より、文字の輪郭だけでなく文字そのものを擬似的な単
一色で高精細に表示することが可能になる。ここで、
「擬似的な単一色」とは、色彩学的には厳密には単一色
ではないが、人間の目には単一色に見えるという意味で
ある。
【0028】以下、図面を参照しながら、本発明の実施
の形態を説明する。
【0029】(実施の形態1)図2Aは、本発明の実施
の形態1の文字表示装置1aの構成を示す。
【0030】文字表示装置1aは、例えば、パーソナル
コンピュータであり得る。パーソナルコンピュータとし
ては、デスクトップ型またはラップトップ型などの任意
のタイプのコンピュータが使用され得る。あるいは、文
字表示装置1aは、ワードプロセッサであってもよい。
【0031】さらに、文字表示装置1aは、カラー表示
が可能な表示デバイスを備えた電子機器や情報機器など
の任意の装置であり得る。例えば、文字表示装置1a
は、カラー液晶表示デバイスを備えた電子機器や、携帯
情報ツールである携帯情報端末や、PHSを含む携帯電
話機や、一般の電話機/FAXなどの通信機器などであ
ってもよい。
【0032】文字表示装置1aは、カラー表示可能な表
示デバイス10と、表示デバイス10に含まれる複数の
サブピクセルに対応する複数の色要素をそれぞれ独立に
制御する制御部20とを含む。制御部20には、表示デ
バイス10と、入力デバイス30と、補助記憶装置40
とが接続されている。
【0033】入力デバイス30は、表示デバイス10に
表示すべき文字を表す文字情報を制御部20に入力する
ために使用される。文字情報は、例えば、文字を識別す
る文字コードと文字の大きさを示す文字サイズとを含
む。入力デバイス30としては、文字コードおよび文字
の大きさを入力することが可能な任意のタイプの入力デ
バイスが使用され得る。例えば、キーボードやマウスや
ペン入力装置などの入力デバイスが入力デバイス30と
して好適に使用され得る。
【0034】補助記憶装置40には、文字表示プログラ
ム41aと文字表示プログラム41aを実行するために
必要なデータ42とが格納されている。データ42は、
文字の骨格形状を定義するスケルトンデータ42aと補
正テーブル42bと輝度テーブル42cとを含む。補助
記憶装置40としては、文字表示プログラム41aおよ
びデータ42を格納することが可能な任意のタイプの記
憶装置が使用され得る。補助記憶装置40において、文
字表示プログラム41aおよびデータ42を格納する記
録媒体としては任意の記録媒体が使用され得る。例え
ば、ハードディスク、CD−ROM、MO、フロッピー
ディスク、MD、DVD、ICカード、光カードなどの
記録媒体が好適に使用され得る。
【0035】なお、文字表示プログラム41aおよびデ
ータ42は、補助記憶装置40における記録媒体に格納
されることに限定されない。例えば、文字表示プログラ
ム41aおよびデータ42は、主メモリ22に格納され
てもよいし、ROM(図示せず)に格納されてもよい。
ROMは、例えば、マスクROM、EPROM、EEP
ROM、フラッシュROMなどであり得る。このROM
方式の場合には、そのROMを交換するだけで色々な処
理のバリエーションを容易に実現することができる。例
えば、ROM方式は、携帯型の端末装置や携帯電話機な
どに好適に適用され得る。
【0036】さらに、文字表示プログラム41aおよび
データ42を格納する記録媒体は、上記ディスクやカー
ドなどの記憶装置や半導体メモリなどのようにプログラ
ムやデータを固定的に担持する媒体以外に、通信ネット
ワークにおいてプログラムやデータを搬送するために使
用される通信媒体のようにプログラムやデータを流動的
に担持する媒体であってもよい。文字表示装置1aがイ
ンターネットを含む通信回線に接続するための手段を備
えている場合には、その通信回線から文字表示プログラ
ム41aおよびデータ42をダウンロードすることがで
きる。この場合、ダウンロードに必要なローダープログ
ラムは、ROM(図示せず)に予め格納されていてもよ
いし、補助記憶装置40から制御部20にインストール
されてもよい。
【0037】制御部20は、CPU21と主メモリ22
とを含む。
【0038】CPU21は、文字表示装置1aの全体を
制御および監視するとともに、補助記憶装置40に格納
されている文字表示プログラム41aを実行する。
【0039】主メモリ22は、入力デバイス30から入
力されたデータや表示デバイス10に表示するためのデ
ータや文字表示プログラム41aを実行するのに必要な
データを一時的に格納する。主メモリ22は、CPU2
1によってアクセスされる。
【0040】CPU21は、主メモリ22に格納された
各種のデータに基づいて文字表示プログラム41aを実
行することにより、文字パターンを生成する。生成され
た文字パターンは、主メモリ22に一旦格納された後、
表示デバイス10に出力される。文字パターンが表示デ
バイス10に出力されるタイミングは、CPU21によ
って制御される。
【0041】図3は、補助記憶装置40に格納されてい
るスケルトンデータ42aの構造を示す。
【0042】スケルトンデータ42aは、文字の骨格形
状を表す。スケルトンデータ42aは、文字の種類を区
別するための文字コード301と、1つの文字を構成す
るストロークの数M(Mは1以上の整数)を示すストロ
ーク数302と、各ストロークに対応するストローク情
報303とを含む。
【0043】ストローク情報303は、ストロークを区
別するためのストローク番号304と、ストロークを構
成する複数の点の数N(Nは1以上の整数)を示す点数
305と、ストロークの線タイプを示す線タイプ306
と、ストロークを構成する複数の点の座標をそれぞれ示
す複数の座標データ307とを含む。座標データ307
の数は、点数305に等しい為、N個の座標データがひ
とつのストロークを構成する座標として格納されている
ことになる。
【0044】ストローク情報303の数は、ストローク
数302に等しい為、スケルトンデータ42aは、スト
ローク番号1からストローク番号Mに対応してM個のス
トローク情報303を含む。
【0045】線タイプ306としては、例えば、「直
線」という線タイプと「曲線」という線タイプとが使用
される。線タイプ306が「直線」である場合には、ス
トロークを構成する複数の点が直線によって近似され
る。線タイプ306が「曲線」である場合には、ストロ
ークを構成する点が曲線(例えば、スプライン曲線)に
よって近似される。
【0046】図4は、漢字の「木」の骨格形状を表すス
ケルトンデータ42aの例を示す。漢字の「木」の骨格
形状を表すスケルトンデータ42aは、ストローク番号
1〜4に対応する4個のストローク#1〜ストローク#
4を有している。
【0047】ストローク#1は、始点(0,192)と
終点(255,192)とを結ぶ直線として定義されて
いる。ストローク#2は、始点(128,255)と終
点(128,0)とを結ぶ直線として定義されている。
ストローク#3は、5点(121,192)、(97,
141)、(72,103)、(41,69)、(4,
42)を曲線によって近似することによって得られる。
ストローク#4は、5点(135,192)、(15
6,146)、(182,107)、(213,7
2)、(251,42)を曲線によって近似することに
よって得られる。
【0048】図5は、漢字の「木」の骨格形状を表すス
ケルトンデータ42aを座標平面上に表示した例を示
す。なお、図5に示される例では、簡単のため、ストロ
ーク#3、#4は直線によって近似されている。
【0049】図6は、補助記憶装置40に格納される補
正テーブル42bの一例としての補正テーブル60を示
す。補正テーブル60は、補正パターン1と補正パター
ン2とを含む。補正パターン1は、文字の骨格部分に対
応するサブピクセルの近傍に配置されるサブピクセルの
色要素レベルを文字の骨格部分に近い側から遠い側に向
かって「5」、「2」、「1」の順に設定することを示
す。補正パターン2は、文字の骨格部分に対応するサブ
ピクセルの近傍に配置されるサブピクセルの色要素レベ
ルを文字の骨格部分に近い側から遠い側に向かって
「4」、「2」、「1」の順に設定することを示す。補
正パターン1と補正パターン2とをどのように使い分け
るかは、図33(a)、(b)および図34(a)、
(b)を参照して後述される。
【0050】このように、補正パターン1および補正パ
ターン2は、文字の骨格部分に対応するサブピクセルの
近傍に配置されるサブピクセルの色要素レベルを決定す
るために使用される。
【0051】なお、補正テーブル60に含まれる補正パ
ターンの数は2に限定されない。補正テーブル60は、
2以上の任意の数の補正パターンを有し得る。また、各
補正パターンに含まれる色要素レベルの数は3に限定さ
れない。各補正パターンは、1以上の任意の数の色要素
レベルを有し得る。
【0052】図7は、補助記憶装置40に格納される輝
度テーブル42cの一例としての輝度テーブル70を示
す。輝度テーブル70は、輝度テーブル70a〜70f
を含む。輝度テーブル70a〜70fのそれぞれは、サ
ブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レベル
との対応関係を定義する。
【0053】例えば、輝度テーブル70aにおいては、
表示すべき文字色が人間の目には単一色の”イエロー”
と見えるように、サブピクセルの色要素レベルとサブピ
クセルの輝度レベルとの対応関係が予め設計されてい
る。輝度テーブル70aは、擬似的な単一色”イエロ
ー”を表示するために使用される。同様にして、輝度テ
ーブル70b〜70fは、それぞれ、擬似的な単一色”
マゼンダ”、”レッド”、”シアン”、”グリーン”お
よび”ブルー”を表示するために使用される。
【0054】表示すべき文字色に応じて輝度テーブル7
0a〜70fのうちの1つを選択的に使用することによ
り、表示すべき文字色に応じてサブピクセルの色要素レ
ベルとサブピクセルの輝度レベルとの対応関係を変更す
ることが可能になる。その結果、文字を擬似的な単一色
で表示デバイス10上に表示することが可能になる。
【0055】なお、上述した例では、文字色は、”イエ
ロー”、”マゼンダ”、”レッド”、”シアン”、”グ
リーン”および”ブルー”の6色のうちのいずれかであ
ると仮定した。しかし、文字色の種類および数はこれに
限定されない。文字表示装置1aは、文字を任意の種類
および数の文字色で表示デバイス10上に表示すること
が可能である。
【0056】また、文字に着色しない場合には、後述さ
れる標準輝度テーブル90(図9)が使用される。従っ
て、「着色なし」の場合には標準輝度テーブル90を使
用し、「着色あり」の場合には表示すべき文字色に応じ
て輝度テーブル70a〜70fのうちの1つを選択的に
使用することにより、文字色を適切に表示することが可
能になる。
【0057】図8は、文字表示プログラム41aの処理
手順を示す。文字表示プログラム41aは、CPU21
によって実行される。以下、文字表示プログラム41a
の処理手順を各ステップごとに説明する。
【0058】ステップS1:入力デバイス30から、文
字コードと文字サイズと文字色情報とが入力される。例
えば、漢字の「木」を表示デバイス10に表示する場合
には、文字コードとして4458番(JIS区点コー
ド、44区58点)が入力される。文字サイズは、例え
ば、表示される文字の縦方向のピクセル数と横方向のピ
クセル数とによって表現される。文字サイズは、例え
ば、20ピクセル×20ピクセルである。文字色情報
は、表示デバイス10に表示される文字の色を規定す
る。文字色情報は、例えば、文字の色の種類を示す情報
と文字の色の濃さを示す情報とを含む。
【0059】ステップS2:入力された文字コードに対
応する1文字分のスケルトンデータ42aが、主メモリ
22に格納される。
【0060】ステップS3:入力された文字サイズに従
って、スケルトンデータ42aの座標データ307がス
ケーリングされる。このスケーリングにより、スケルト
ンデータ42aの座標データ307のための予め決めら
れた座標系が表示デバイス10のための実ピクセル座標
系に変換される。ただし、このスケーリングは、サブピ
クセルの配列を考慮して行われる。例えば、図1に示さ
れるように、1つのピクセル12がX方向に配列された
3個のサブピクセル14R、14Gおよび14Bを有し
ている場合において、文字サイズが20ピクセル×20
ピクセルである場合には、スケルトンデータ42aの座
標データ307は、20ピクセル×60(=20×3)
ピクセルのデータにスケーリングされる。
【0061】ステップS4:スケルトンデータ42aか
ら1ストローク分のデータ(ストローク情報303)が
取り出される。
【0062】ステップS5:ステップS4において取り
出された1ストローク分のデータ(ストローク情報30
3)に基づいて、そのストロークが直線であるか否かが
判定される。このような判定は、ストローク情報303
に含まれる線タイプ306を参照することによってなさ
れる。ステップS5の判定において「Yes」である場
合には処理はステップS6に進み、ステップS5の判定
において「No」である場合には処理はステップS7に
進む。
【0063】ステップS6:スケーリングされた座標デ
ータ307が直線で結ばれる。その直線上に配置される
サブピクセルが文字の骨格部分として定義される。この
ように、文字の骨格部分はサブピクセル単位に定義され
る。
【0064】ステップS7:スケーリングされた座標デ
ータ307が曲線で近似される。その曲線は、例えば、
スプライン曲線である。その曲線上に配置されるサブピ
クセルが文字の骨格部分として定義される。このよう
に、文字の骨格部分はサブピクセル単位に定義される。
【0065】ステップS8:文字の骨格部分に対応する
サブピクセルの色要素レベルが、最大の色要素レベルに
設定される。例えば、サブピクセルの色要素レベルがレ
ベル7〜レベル0の8段階で表される場合には、文字の
骨格部分に対応するサブピクセルの色要素レベルはレベ
ル7に設定される。
【0066】ステップS9:文字の骨格部分に対応する
サブピクセルの近傍に配置されるサブピクセルの色要素
レベルが所定の補正パターン選択ルールに従ってレベル
6〜レベル0のいずれかに設定される。その所定の補正
パターン選択ルールの詳細は、図33(a)、(b)お
よび図34(a)、(b)を参照して後述される。この
ような色要素レベルの設定は、例えば、補助記憶装置4
0に格納されている補正テーブル42bを用いて行われ
る。
【0067】ステップS10:1文字に含まれるすべて
のストロークについてステップS3〜ステップS9の処
理が完了したか否かが判定される。もし「No」であれ
ば処理はステップS3に戻る。もし「Yes」であれば
処理はステップS11に進む。
【0068】ステップS11:文字色情報に応じて、サ
ブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レベル
との対応関係が変更される。
【0069】図7に示されるように、輝度テーブル70
に含まれる輝度テーブル70a〜70fは、互いに異な
るサブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レ
ベルとの対応関係を定義している。従って、輝度テーブ
ル42cとして図7に示される輝度テーブル70が使用
される場合には、文字色情報に応じて輝度テーブル70
に含まれる輝度テーブル70a〜70fのうちの1つを
選択的に使用することにより、文字色情報に応じてサブ
ピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レベルと
の対応関係を変更することができる。例えば、文字色情
報が文字色”イエロー”を示す場合には、輝度テーブル
70aが選択される。
【0070】ステップS12:サブピクセルの色要素レ
ベルとサブピクセルの輝度レベルとの変更後の対応関係
に基づいて、サブピクセルの色要素レベルが輝度レベル
に変換される。例えば、文字色の種類が”イエロー”で
ある場合には、選択された輝度テーブル70aに基づい
てサブピクセルの色要素レベルが輝度レベルに変換され
る。
【0071】このように、文字色情報に応じてサブピク
セルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レベルとの対
応関係を変更することにより、文字色情報に応じた擬似
的な単一色で文字を表示デバイス10上に表示すること
が可能になる。
【0072】ステップS13:サブピクセルの輝度レベ
ルを示す輝度データが表示デバイス10に転送される。
これにより、表示デバイス10の輝度レベルがサブピク
セル単位に制御される。
【0073】なお、輝度テーブル42cに加えて、文字
色設定テーブル42dを補助記憶装置40に格納し、輝
度テーブル42cと文字色設定テーブル42dとを用い
て、サブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度
レベルとの対応関係を変更するようにしてもよい。文字
色設定テーブル42dは、データ42の一部として補助
記憶装置40に格納される。従って、この場合における
文字表示装置1bの構成は、図2Bに示されるようにな
る。
【0074】図9は、輝度テーブル42cの例としての
標準輝度テーブル90を示す。
【0075】標準輝度テーブル90は、擬似的な単一
色”黒”を表示する場合におけるサブピクセルの色要素
レベルとサブピクセルの輝度レベルとの対応関係を定義
する。例えば、標準輝度テーブル90では、色要素R、
G、Bの色要素レベル6は、それぞれ、輝度レベル36
に対応する。標準輝度テーブル90では、サブピクセル
の8段階の色要素レベル(レベル7〜レベル0)は、輝
度レベル0〜255にほぼ等間隔に割り当てられてい
る。
【0076】図10は、文字色設定テーブル42dの例
としての文字色設定テーブル100を示す。
【0077】文字色設定テーブル100は、標準輝度テ
ーブル90に定義されている色要素レベルのシフト数
(正数)を定義する。
【0078】文字色設定テーブル100における”+
1”は、標準輝度テーブル90に定義されている色要素
レベルを+1だけシフトすることを示す。その結果、指
定された色要素レベルは、標準輝度テーブル90に従っ
て、その指定された色要素レベルより1だけ大きい色要
素レベルに対応する輝度レベルに変換される。ただし、
シフトされた色要素レベルが最大の色要素レベルを上回
る場合には、その指定された色要素レベルはその最大の
色要素レベルに対応する輝度レベルに変換されるものと
する。
【0079】文字色設定テーブル100における”0”
は、標準輝度テーブル90に定義されている色要素レベ
ルをシフトしないことを示す。その結果、指定された色
要素レベルは、標準輝度テーブル90に従って、その指
定された色要素レベルに対応する輝度レベルに変換され
る。
【0080】このように、文字色設定テーブル100
は、文字色情報に応じて、標準輝度テーブル90に定義
されているサブピクセルの色要素レベルとサブピクセル
の輝度レベルとの対応関係を変更する。
【0081】図11は、文字色設定テーブル42dの他
の例としての文字色設定テーブル110を示す。
【0082】文字色設定テーブル110は、標準輝度テ
ーブル90に定義されている色要素レベルのシフト数
(負数)を定義する。
【0083】文字色設定テーブル110における”−
1”は、標準輝度テーブル90に定義されている色要素
レベルを−1だけシフトすることを示す。その結果、指
定された色要素レベルは、標準輝度テーブル90に従っ
て、その指定された色要素レベルより1だけ小さい色要
素レベルに対応する輝度レベルに変換される。ただし、
シフトされた色要素レベルが最小の色要素レベルを下回
る場合には、その指定された色要素レベルはその最小の
色要素レベルに対応する輝度レベルに変換されるものと
する。
【0084】文字色設定テーブル110における”0”
は、標準輝度テーブル90に定義されている色要素レベ
ルをシフトしないことを示す。その結果、指定された色
要素レベルは、標準輝度テーブル90に従って、その指
定された色要素レベルに対応する輝度レベルに変換され
る。
【0085】このように、文字色設定テーブル110
は、文字色情報に応じて、標準輝度テーブル90に定義
されているサブピクセルの色要素レベルとサブピクセル
の輝度レベルとの対応関係を変更する。
【0086】図9〜図11を参照して説明した、サブピ
クセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レベルとの
対応関係の変更は、(数1)によって表現される。
【0087】
【数1】
【0088】ここで、Lは色要素レベルを示し、Lmax
は色要素レベルの最大値を示し、Lm inは色要素レベル
の最小値を示す。図9〜図11に示される例では、L=
0,1,...,7であり、Lmax=7、Lmin=0であ
る。
【0089】Cは文字色の種類を示す。図10〜図11
に示される例では、C=”着色なし”,”イエロ
ー”,”マゼンダ”,”レッド”,”シアン”,”グリ
ーン”,”ブルー”のいずれかである。
【0090】DR(L)は、色要素レベルLに対応する
サブピクセル14Rの変更前の輝度レベルを示し、DG
(L)は、色要素レベルLに対応するサブピクセル14
Gの変更前の輝度レベルを示し、DB(L)は、色要素
レベルLに対応するサブピクセル14Bの変更前の輝度
レベルを示す。
【0091】DR(C)’(L)は、文字色の種類C、色要
素レベルLに対応するサブピクセル14Rの変更後の輝
度レベルを示し、DG(C)’(L)は、文字色の種類C、
色要素レベルLに対応するサブピクセル14Gの変更後
の輝度レベルを示し、DB(C)’(L)は、文字色の種類
C、色要素レベルLに対応するサブピクセル14Rの変
更後の輝度レベルを示す。
【0092】SR(C)は、文字色の種類Cに対応する
サブピクセル14Rの色要素レベルのシフト数を示し、
G(C)は、文字色の種類Cに対応するサブピクセル
14Gの色要素レベルのシフト数を示し、SB(C)
は、文字色の種類Cに対応するサブピクセル14Bの色
要素レベルのシフト数を示す。
【0093】図12は、文字色の種類Cとして”イエロ
ー”を指定した場合において、文字色設定テーブル10
0(図10)を用いて標準輝度テーブル90に定義され
ている色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更し
た結果を示す。図12に示されるように、色要素Bの色
要素レベル1〜6に対応する輝度レベルが、輝度が下が
る方向に変更されている。これにより、文字の周囲で青
色の光が弱まるため、文字が黄色に色付いて見えること
となる。
【0094】図13は、文字色の種類Cとして”レッ
ド”を指定した場合において、文字色設定テーブル11
0(図11)を用いて標準輝度テーブル90に定義され
ている色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更し
た結果を示す。図13に示されるように、色要素Rの色
要素レベル1〜6に対応する輝度レベルが、輝度が上が
る方向に変更されている。これにより、文字の周囲で赤
色の光が強まるため、文字が赤色に色付いて見えること
となる。
【0095】図14は、文字色設定テーブル42dの他
の例としての文字色設定テーブル140a、140bを
示す。
【0096】文字色設定テーブル140a、140b
は、標準輝度テーブル90に定義されている輝度レベル
のシフト量を定義する。
【0097】文字色設定テーブル140aにおける”M
1”、”M2”は、標準輝度テーブル90に定義されてい
る輝度レベルを”M1”、”M2”だけシフトすることを
示す。その結果、指定された色要素レベルは、標準輝度
テーブル90に従って、その指定された色要素レベルに
対応する輝度レベルより”M1”、”M2”だけシフトし
た輝度レベルに変換される。
【0098】文字色設定テーブル140aにおける”
0”は、標準輝度テーブル90に定義されている輝度レ
ベルをシフトしないことを示す。その結果、指定された
色要素レベルは、標準輝度テーブル90に従って、その
指定された色要素レベルに対応する輝度レベルに変換さ
れる。
【0099】文字色設定テーブル140bは、文字色の
濃さNに応じて、輝度レベルのシフト量”M1”、”
2”の値を定義する。
【0100】このように、文字色設定テーブル140
a、140bは、文字色情報(すなわち、文字色の種
類、文字色の濃さ)に応じて、標準輝度テーブル90に
定義されているサブピクセルの色要素レベルとサブピク
セルの輝度レベルとの対応関係を変更する。
【0101】なお、図14に示される例では、輝度レベ
ルのシフト量は負数(すなわち、輝度を下げる方向のシ
フト量)によって表されているが、輝度レベルのシフト
量を正数(すなわち、輝度を上げる方向のシフト量)に
よって表すこともできる。
【0102】図9および図14を参照して説明した、サ
ブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レベル
との対応関係の変更は、(数2)によって表現される。
【0103】
【数2】
【0104】ここで、Nは文字色の濃さを示す。図14
に示される例では、N=0,1,2,3,4である。
【0105】DR(C,N)’(L)は、文字色の種類C、文
字色の濃さN、色要素レベルLに対応するサブピクセル
14Rの変更後の輝度レベルを示し、DG(C,N)’(L)
は、文字色の種類C、文字色の濃さN、色要素レベルL
に対応するサブピクセル14Gの変更後の輝度レベルを
示し、DB(C,N)’(L)は、文字色の種類C、文字色の
濃さN、色要素レベルLに対応するサブピクセル14B
の変更後の輝度レベルを示す。
【0106】MR(C,N)は、文字色の種類C、文字
色の濃さNに対応するサブピクセル14Rの輝度レベル
のシフト量を示し、MG(C,N)は、文字色の種類
C、文字色の濃さNに対応するサブピクセル14Gの輝
度レベルのシフト量を示し、M B(C,N)は、文字色
の種類C、文字色の濃さNに対応するサブピクセル14
Bの輝度レベルのシフト量を示す。
【0107】図15は、文字色の種類Cとして”イエロ
ー”を指定し、文字色の濃さNとして”2”を指定した
場合において、文字色設定テーブル140a、140b
(図14)を用いて標準輝度テーブル90に定義されて
いる色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更した
結果を示す。図15に示されるように、色要素Bの色要
素レベル1〜6に対応する輝度レベルが、輝度が下がる
方向に変更されている。これにより、文字の周囲で青色
の光が弱まるため、文字が黄色に色付いて見えることと
なる。
【0108】図16は、文字色の種類Cとして”レッ
ド”を指定し、文字色の濃さNとして”2”を指定した
場合において、文字色設定テーブル140a、140b
(図14)を用いて標準輝度テーブル90に定義されて
いる色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更した
結果を示す。図16に示されるように、色要素G、Bの
色要素レベル1〜6に対応する輝度レベルが、輝度が下
がる方向に変更されている。これにより、文字の周囲で
緑色と青色の光が弱まるため、相対的に文字が赤色に色
付いて見えることとなる。
【0109】図17は、文字色設定テーブル42dの他
の例としての文字色設定テーブル170a、170bを
示す。
【0110】文字色設定テーブル170a、170b
は、標準輝度テーブル90に定義されている輝度レベル
の変化率を定義する。
【0111】文字色設定テーブル170aにおける”K
1”、”K2”は、標準輝度テーブル90に定義されてい
る輝度レベルに乗算すべき変化率を示す。指定された色
要素レベルは、標準輝度テーブル90に従って、その指
定された色要素レベルに対応する輝度レベルに変化率”
1”、”K2”を乗算することによって得られる輝度レ
ベルに変換される。
【0112】文字色設定テーブル170aにおける”
1”は、標準輝度テーブル90に定義されている輝度レ
ベルを変化させないことを示す。その結果、指定された
色要素レベルは、標準輝度テーブル90に従って、その
指定された色要素レベルに対応する輝度レベルに変換さ
れる。
【0113】文字色設定テーブル170bは、文字色の
濃さNに応じて、輝度レベルの変化率”K1”、”K2
の値を定義する。
【0114】このように、文字色設定テーブル170
a、170bは、文字色情報(すなわち、文字色の種
類、文字色の濃さ)に応じて、標準輝度テーブル90に
定義されているサブピクセルの色要素レベルとサブピク
セルの輝度レベルとの対応関係を変更する。
【0115】なお、輝度レベルが整数値で表される場合
には、輝度レベルの変化率を乗算がビットシフトと加減
算によって置換されるような値に設定することが好まし
い。輝度レベルの演算を整数演算だけで済ませることが
できるからである。これにより、計算コストやハードウ
ェアの規模を節約することができる。
【0116】図9および図17を参照して説明した、サ
ブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レベル
との対応関係の変更は、(数3)によって表現される。
【0117】
【数3】
【0118】ここで、KR(C,N)は、文字色の種類
C、文字色の濃さNに対応するサブピクセル14Rの輝
度レベルの変化率を示し、KG(C,N)は、文字色の
種類C、文字色の濃さNに対応するサブピクセル14G
の輝度レベルの変化率を示し、KB(C,N)は、文字
色の種類C、文字色の濃さNに対応するサブピクセル1
4Bの輝度レベルの変化率を示す。
【0119】図18は、文字色の種類Cとして”イエロ
ー”を指定し、文字色の濃さNとして”2”を指定した
場合において、文字色設定テーブル170a、170b
(図17)を用いて標準輝度テーブル90に定義されて
いる色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更した
結果を示す。図18に示されるように、色要素Bの色要
素レベル1〜6に対応する輝度レベルが、輝度が下がる
方向に変更されている。これにより、文字の周囲で青色
の光が弱まるため、文字が黄色に色付いて見えることと
なる。
【0120】図19は、文字色の種類Cとして”レッ
ド”を指定し、文字色の濃さNとして”2”を指定した
場合において、文字色設定テーブル170a、170b
(図17)を用いて標準輝度テーブル90に定義されて
いる色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更した
結果を示す。図19に示されるように、色要素G、Bの
色要素レベル1〜6に対応する輝度レベルが、輝度が下
がる方向に変更されている。これにより、文字の周囲で
緑色と青色の光が弱まるため、相対的に文字が赤色に色
付いて見えることとなる。
【0121】このように、変化率を用いて輝度レベルを
変更すると、輝度レベルの変化量(シフト量)が一定で
はない。輝度レベルが低いほど輝度レベルの変化量(シ
フト量)が小さく、輝度レベルが高いほど輝度レベルの
変化量(シフト量)が大きくなるという特徴がある。
【0122】上述したように、文字色の種類や文字色の
濃さに応じて、サブピクセルの色要素レベルとサブピク
セルの輝度レベルとの対応関係を変更することにより、
表示デバイス10に表示される文字に着色される擬似的
な単一色を変更することができる。従って、そのような
対応関係を時間の経過につれて変化させることにより、
表示デバイス10に表示される文字に着色される擬似的
な単一色を時間の経過につれて変化させるようにするこ
とができる。
【0123】図20は、文字色設定テーブル42dの他
の例としての時刻t=T1、T2、T 3における文字色設
定テーブル200aを示す。
【0124】文字色設定テーブル200aは、標準輝度
テーブル90に定義されている輝度レベルのシフト量M
1(t)、M2(t)を定義する。ここで、シフト量M1
(t)、M2(t)は、時刻tの関数として決定され
る。
【0125】このように、輝度レベルのシフト量を時間
の経過につれて変化させることにより、文字色の濃さを
変化させることができる。
【0126】また、輝度レベルのシフト量を文字色の濃
度N(t)と関連付けておき、濃度N(t)を時刻tの
関数として決定するようにしてもよい。文字色の濃度を
時間の経過につれて変化させることによっても、文字色
の濃さを変化させることができる。
【0127】また、時間の経過につれて文字色の種類を
変化させるようにしてもよい。例えば、時刻t=T1
おける文字色の種類が”着色なし”であり、時刻t=T
2における文字色の種類が”イエロー”であり、時刻t
=T3における文字色の種類が”マゼンダ”であるよう
に文字色の種類を変化させてもよい。時間の経過につれ
て文字色の濃さの変化と文字色の種類の変化とを組み合
わせることも可能である。
【0128】なお、時刻tの関数として決定する量は、
輝度レベルのシフト量には限定されない。色要素レベル
のシフト数を時刻tの関数として決定してもよいし、輝
度レベルの変化率を時刻tの関数として決定してもよ
い。サブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度
レベルとの対応関係が少なくとも1つのパラメータに依
存して決定されている場合には、その少なくとも1つの
パラメータのうちの少なくとも1つを時刻tの関数とす
ればよい。このように、サブピクセルの色要素レベルと
サブピクセルの輝度レベルとの対応関係に関連する任意
のパラメータを時間の経過につれて変化させることによ
り、文字色を変化させることが本発明の範囲内に含まれ
る。
【0129】(実施の形態2)図2Cは、本発明の実施
の形態2の文字表示装置1cの構成を示す。補助記憶装
置40には、輝度テーブル42cに加えて、文字色設定
テーブル42dと背景色設定テーブル42eとが格納さ
れている。
【0130】背景色設定テーブル42eは、背景色情報
に応じて、サブピクセルの色要素レベルとサブピクセル
の輝度レベルとの対応関係を変更するために使用され
る。
【0131】図21は、文字表示プログラム41cの処
理手順を示す。文字表示プログラム41cは、CPU2
1によって実行される。図21において、図8に示され
るステップと同一のステップには同一の番号を付し、そ
の説明を省略する。
【0132】ステップS211:入力デバイス30か
ら、文字コードと文字サイズと文字色情報と背景色情報
とが入力される。背景色情報は、表示デバイス10に表
示される文字の背景色を規定する。背景色情報は、例え
ば、文字の背景の色の種類を示す情報と文字の背景の色
の濃さを示す情報とを含む。
【0133】ステップS212:背景色情報に応じて、
サブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レベ
ルとの対応関係が変更される。
【0134】図22は、背景色設定テーブル42eの例
としての背景色設定テーブル220を示す。
【0135】背景色設定テーブル220は、色要素レベ
ルのシフト数(正数)を定義する。
【0136】背景色設定テーブル220における”+
1”は、文字色情報に応じて変更された後の色要素レベ
ルと輝度レベルとの対応関係における色要素レベルを+
1だけシフトすることを示す。その結果、指定された色
要素レベルは、文字色情報に応じて変更された後の色要
素レベルと輝度レベルとの対応関係に従って、その指定
された色要素レベルより1だけ大きい色要素レベルに対
応する輝度レベルに変換される。ただし、シフトされた
色要素レベルが最大の色要素レベルを上回る場合には、
その指定された色要素レベルはその最大の色要素レベル
に対応する輝度レベルに変換されるものとする。
【0137】背景色設定テーブル220における”0”
は、文字色情報に応じて変更された後の色要素レベルと
輝度レベルとの対応関係における色要素レベルをシフト
しないことを示す。その結果、指定された色要素レベル
は、文字色情報に応じて変更された後の色要素レベルと
輝度レベルとの対応関係に従って、その指定された色要
素レベルに対応する輝度レベルに変換される。
【0138】このように、背景色設定テーブル220
は、文字色情報に応じて変更された後のサブピクセルの
色要素レベルとサブピクセルの輝度レベルとの対応関係
をさらに変更するために使用される。
【0139】図22を参照して説明した、サブピクセル
の色要素レベルとサブピクセルの輝度レベルとの対応関
係の変更は、(数4)によって表現される。
【0140】
【数4】
【0141】ここで、DR(C)’(L)は、文字色の種類
Cに応じて変更された後の色要素レベルLに対応するサ
ブピクセル14Rの輝度レベルを示し、DG(C)’(L)
は、文字色の種類Cに応じて変更された後の色要素レベ
ルLに対応するサブピクセル14Gの輝度レベルを示
し、DB(C)’(L)は、文字色の種類Cに応じて変更さ
れた後の色要素レベルLに対応するサブピクセル14B
の輝度レベルを示す。
【0142】DR(C,BC)”(L)は、背景色の種類BC
に応じてさらに変更された後の色要素レベルLに対応す
るサブピクセル14Rの輝度レベルを示し、
G(C,BC)”(L)は、背景色の種類BCに応じてさら
に変更された後の色要素レベルLに対応するサブピクセ
ル14Gの輝度レベルを示し、DB(C,BC)”(L)は、
背景色の種類BCに応じてさらに変更された後の色要素
レベルLに対応するサブピクセル14Bの輝度レベルを
示す。
【0143】SR’(BC)は、背景色の種類BCに対
応するサブピクセル14Rの色要素レベルのシフト数を
示し、SG’(BC)は、背景色の種類BCに対応する
サブピクセル14Gの色要素レベルのシフト数を示し、
B’(BC)は、背景色の種類BCに対応するサブピ
クセル14Bの色要素レベルのシフト数を示す。
【0144】図23は、文字色の種類Cとして”着色な
し”を指定し、背景色の種類BCとして”イエロー”を
指定した場合において、文字色情報に応じて変更された
後の色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を背景色設
定テーブル220(図22)を用いてさらに変更した結
果を示す。図23に示されるように、色要素Bの色要素
レベル0に対応する輝度レベルが、輝度が下がる方向に
変更されている。これにより、文字の背景において青色
の光が弱まるため、文字の背景が黄色に色付いて見える
こととなる。
【0145】図24は、文字色の種類Cとして”シア
ン”を指定し、背景色の種類BCとして”イエロー”を
指定して場合において、文字色情報に応じて変更された
後の色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を背景色設
定テーブル220(図22)を用いてさらに変更した結
果を示す。図24に示されるように、色要素Rの色要素
レベル1〜6に対応する輝度レベルが、輝度が下がる方
向に変更されており、色要素Bの色要素レベル0に対応
する輝度レベルが、輝度が下がる方向に変更されてい
る。これにより、文字の周囲で赤色の光が弱まるため、
文字がシアンに色付いて見えるとともに、文字の背景に
おいて青色の光が弱まるため、文字の背景が黄色に色付
いて見えることとなる。
【0146】なお、文字色を設定せず、背景色だけを設
定する構成も考えられる。この場合には、文字色設定テ
ーブルを補助記憶装置40に記憶しておく必要がない。
この場合の文字表示装置1dの構成は、図2Dに示され
る。また、この場合、図21に示される文字表示プログ
ラム41cのステップS211において、文字色情報の
入力を省略することができ、ステップS11を省略する
ことができる。ステップS212において、背景色情報
に応じて、標準輝度テーブル90(図9)に定義される
サブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レベ
ルとの対応関係を変更するようにすればよい。
【0147】図25は、背景色設定テーブル42eの他
の例としての背景色設定テーブル250a、250bを
示す。
【0148】背景色設定テーブル250a、250b
は、輝度レベルのシフト量を定義する。
【0149】背景色設定テーブル250aにおける”B
1”、”BM2”は、輝度レベルを”BM1”、”B
2”だけシフトすることを示す。背景色設定テーブル
250aにおける”0”は、輝度レベルをシフトしない
ことを示す。
【0150】背景色設定テーブル250bは、背景色の
濃さBNに応じて、輝度レベルのシフト量”B
1”、”BM2”の値を定義する。
【0151】このように、背景色設定テーブル250
a、250bは、文字色情報に応じて変更された後のサ
ブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レベル
との対応関係を背景色情報に応じてさらに変更するため
に使用される。
【0152】図25を参照して説明した、サブピクセル
の色要素レベルとサブピクセルの輝度レベルとの対応関
係の変更は、(数5)によって表現される。
【0153】
【数5】
【0154】ここで、DR(CN)’(L)は、文字色の種
類C、文字色の濃さNに応じて変更された後の色要素レ
ベルLに対応するサブピクセル14Rの輝度レベルを示
し、DG(CN)’(L)は、文字色の種類C、文字色の濃
さNに応じて変更された後の色要素レベルLに対応する
サブピクセル14Gの輝度レベルを示し、DB(C,N)
(L)は、文字色の種類C、文字色の濃さNに応じて変
更された後の色要素レベルLに対応するサブピクセル1
4Bの輝度レベルを示す。
【0155】DR(C,N,BC,BN)”(L)は、背景色の種類
BC、背景色の濃さBNに応じてさらに変更された後の
色要素レベルLに対応するサブピクセル14Rの輝度レ
ベルを示し、DG(C,N,BC,BN)”(L)は、背景色の種類
BC、背景色の濃さBNに応じてさらに変更された後の
色要素レベルLに対応するサブピクセル14Gの輝度レ
ベルを示し、DB(C,N,BC,BN)”(L)は、背景色の種類
BC、背景色の濃さBNに応じてさらに変更された後の
色要素レベルLに対応するサブピクセル14Bの輝度レ
ベルを示す。
【0156】MR’(BC,BN)は、背景色の種類B
C、背景色の濃さBNに対応するサブピクセル14Rの
輝度レベルのシフト量を示し、MG’(BC,BN)
は、背景色の種類BC、背景色の濃さBNに対応するサ
ブピクセル14Gの輝度レベルのシフト量を示し、
B’(BC,BN)は、背景色の種類BC、背景色の
濃さBNに対応するサブピクセル14Bの輝度レベルの
シフト量を示す。
【0157】図26は、背景色の種類BCとして”マゼ
ンダ”を指定し、背景色の濃さBNとして”3”を指定
した場合において、文字色情報に応じて変更された後の
色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を背景色設定テ
ーブル250a、250b(図25)を用いてさらに変
更した結果を示す。図26に示されるように、色要素G
の色要素レベル0に対応する輝度レベルが、輝度が下が
る方向に変更されている。また、これに伴って、色要素
Gの色要素レベル1に対応する輝度レベルが色要素Gの
色要素レベル0に対応する輝度レベルと同一の値(20
7)に変更されている。これにより、文字の背景におい
て緑色の光が弱まるため、文字の背景がマゼンダに色付
いて見えることとなる。
【0158】なお、背景色情報として色要素(R、G、
B)の輝度レベル(VR、VG、VB)が与えられる場合
がある。この場合には、各色要素の色要素レベル0に対
応する輝度レベルが与えられた輝度レベルに等しくなる
ように、サブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの
輝度レベルとの対応関係を変更すればよい。ただし、変
更後の輝度レベルは、色要素レベル0に対応する輝度レ
ベルを越えないように抑えられる。
【0159】この場合における、サブピクセルの色要素
レベルとサブピクセルの輝度レベルとの対応関係の変更
は、(数6)によって表現される。
【0160】
【数6】
【0161】ここで、VRは色要素Rに対して与えられ
た任意の輝度レベルを示し、VGは色要素Gに対して与
えられた任意の輝度レベルを示し、VBは色要素Bに対
して与えられた任意の輝度レベルを示す。
【0162】図27は、背景色情報として(VR、VG
B)=(200,255,219)を指定した場合に
おいて、色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を(数
6)に従って変更した結果を示す。図27に示されるよ
うに、色要素(R、G、B)の色要素レベル0に対応す
る輝度レベルが、(200,255,219)に変更さ
れている。また、これに伴って、色要素Rの色要素レベ
ル1に対応する輝度レベルが色要素Rの色要素レベル0
に対応する輝度レベルと同一の値(200)に変更され
ている。
【0163】このようにして、与えられた任意の背景色
情報に応じて、サブピクセルの色要素レベルとサブピク
セルの輝度レベルとの対応関係を変更することができ
る。
【0164】なお、文字色を時間の経過につれて変化さ
せるのと同様に、サブピクセルの色要素レベルとサブピ
クセルの輝度レベルとの対応関係に関連する任意のパラ
メータを時間の経過につれて変化させることにより、背
景色を変化させることもできる。
【0165】例えば、図28に示されるように、輝度レ
ベルのシフト量M1(t)M2(t)を時刻tの関数とし
て決定することにより、時間の経過につれて背景色の濃
さを変化させることが可能になる。従って、時刻t=T
1、T2、T3において異なる背景色の濃さを表示するこ
とが可能になる。
【0166】また、時間の経過につれて背景色の種類を
変化させるようにしてもよい。例えば、時刻t=T1
おける背景色の種類が”着色なし”であり、時刻t=T
2における背景色の種類が”イエロー”であり、時刻t
=T3における背景色の種類が”マゼンダ”であるよう
に背景色の種類を変化させてもよい。時間の経過につれ
て背景色の濃さの変化と背景色の種類の変化とを組み合
わせることも可能である。
【0167】(実施の形態3)一般に、文字は、白色の
背景に黒色で表示されることが多い。しかし、単語の強
調や画面のデザイン上の必要性から、文字色と背景色と
を反転させることがある。
【0168】図2Eは、本発明の実施の形態3の文字表
示装置1eの構成を示す。文字表示装置1eは、文字色
と背景色とを反転させる(すなわち、文字を反転表示す
る)機能を有している。
【0169】文字表示装置1eの構成は、文字表示プロ
グラム41aの代わりに、文字表示プログラム41eが
補助記憶装置40に格納されていることを除いて、文字
表示装置1a(図2A)の構成と同一である。
【0170】図29は、文字表示プログラム41eの処
理手順を示す。文字表示プログラム41eは、CPU2
1によって実行される。図29において、図8に示され
るステップと同一のステップには同一の番号を付し、そ
の説明を省略する。
【0171】ステップS291:入力デバイス30か
ら、文字コードと文字サイズと文字反転情報とが入力さ
れる。文字反転情報は、文字を反転表示するか否かを示
す情報を含む。
【0172】ステップS292:文字反転情報に応じ
て、サブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度
レベルとの対応関係が変更される。
【0173】このような対応関係の変更は、「着色な
し」の場合には、例えば、(数7)によって表現され
る。
【0174】
【数7】
【0175】ここで、Mは色要素によらず一定のシフト
量を示す。
【0176】図30は、(数7)に従って、標準輝度テ
ーブル90(図9)に定義される色要素レベルと輝度レ
ベルとの対応関係を変更した結果を示す。図30に示さ
れる例では、標準輝度テーブル90(図9)の各色要素
の輝度レベルを色要素レベルの逆順に並べ替えた後に、
最大の色要素レベルと最小の色要素レベル以外の色要素
レベルに対応する輝度レベルを各色要素についてシフト
量M(=+36)だけシフトし、そのシフトされた輝度
レベルに設定している。ただし、各色要素レベルに対応
する輝度レベルは、最大の色要素レベルに対応する輝度
レベルを上回らず、かつ、最小の色要素レベルに対応す
る輝度レベルを下回らないように抑えられる。
【0177】図30に示される輝度テーブルに従って、
サブピクセルの色要素レベルを輝度レベルに変換するこ
とにより、黒色の背景に白色の文字を表示することが可
能になり、さらに、白色の文字を明るく見やすくするこ
とが可能になる。
【0178】図2Fは、本発明の実施の形態3の他の文
字表示装置1fの構成を示す。文字表示装置1fは、文
字を反転表示する機能に加えて、反転表示された文字に
着色する機能を有している。
【0179】文字表示装置1fの構成は、文字表示プロ
グラム41aの代わりに、文字表示プログラム41fが
補助記憶装置40に格納されていることを除いて、文字
表示装置1b(図2B)の構成と同一である。
【0180】図31は、文字表示プログラム41fの処
理手順を示す。文字表示プログラム41fは、CPU2
1によって実行される。図31において、図8および図
29に示されるステップと同一のステップには同一の番
号を付し、その説明を省略する。
【0181】ステップS311:入力デバイス30か
ら、文字コードと文字サイズと文字反転情報と文字色情
報とが入力される。文字反転情報は、文字を反転表示す
るか否かを示す情報を含む。文字色情報は、文字色の種
類を示す情報と文字色の濃さを示す情報とを含む。
【0182】ステップS312:文字色情報に応じて、
サブピクセルの色要素レベルとサブピクセルの輝度レベ
ルとの対応関係が変更される。
【0183】ステップS312では、文字反転情報に応
じて変更された後のサブピクセルの色要素レベルとサブ
ピクセルの輝度レベルとの対応関係が、文字色情報に応
じてさらに変更されることになる。
【0184】このような対応関係の変更は、「着色あ
り」の場合には、例えば、(数8)によって表現され
る。
【0185】
【数8】
【0186】ここで、Mは色要素によらず一定のシフト
量を示し、MRは色要素Rに対応するシフト量を示し、
Gは色要素Gに対応するシフト量を示し、MBは色要素
Bに対応するシフト量を示す。
【0187】文字色情報に応じてサブピクセルの色要素
レベルとサブピクセルの輝度レベルとの対応関係を変更
するために、実施の形態1で説明した文字色設定テーブ
ル(例えば、文字色設定テーブル140a、140b
(図14)や文字色設定テーブル170a、170b
(図17))が使用され得る。なお、文字色設定テーブ
ル100(図10)、110(図11)における符号を
反転することによって得られるテーブルも使用され得
る。
【0188】図32は、(数8)に従って、標準輝度テ
ーブル90(図9)に定義される色要素レベルと輝度レ
ベルとの対応関係を変更した結果を示す。図32に示さ
れる例では、標準輝度テーブル90(図9)の各色要素
の輝度レベルを色要素レベルの逆順に並べ替えた後に、
最大の色要素レベルと最小の色要素レベル以外の色要素
レベルに対応する輝度レベルを各色要素についてシフト
量M(=+36)だけシフトし、さらに、最大の色要素
レベルと最小の色要素レベル以外の色要素レベルに対応
する輝度レベルを色要素Gについてシフト量MG(=+
36)だけシフトし、そのシフトされた輝度レベルに設
定している。ただし、各色要素レベルに対応する輝度レ
ベルは、最大の色要素レベルに対応する輝度レベルを上
回らず、かつ、最小の色要素レベルに対応する輝度レベ
ルを下回らないように抑えられる。なお、図32に示さ
れる例では、MR=MB=0である。
【0189】図32に示される輝度テーブルに従って、
サブピクセルの色要素レベルを輝度レベルに変換するこ
とにより、文字が反転表示されるとともに、文字の周囲
で緑色の光が強まるため、文字が緑色に色付いて見える
こととなる。
【0190】図33(a)、(b)は、文字の骨格部分
に対応するサブピクセルの左側に隣接して配置されるサ
ブピクセルの色要素レベルがどのように決定されるかを
示す。
【0191】文字の骨格部分に対応するサブピクセルの
左側に隣接して配置されるサブピクセルの色要素レベル
は、ストロークの始点と終点とを結ぶ直線の方向とは関
係なく、サブピクセルの上方向から下方向に順番に決定
される。
【0192】図33(a)、(b)において、文字の骨
格部分に対応する1つのサブピクセルAに注目する。注
目サブピクセルAの左下に位置するサブピクセルをサブ
ピクセルBとする。注目サブピクセルAの左上に位置す
るサブピクセルをサブピクセルCとする。
【0193】サブピクセルBまたはサブピクセルCの少
なくとも一方が文字の骨格部分に対応する場合には、サ
ブピクセルAの左側に隣接するサブピクセルの色要素レ
ベルが補正テーブル42bの補正パターン1に従って決
定される。図33(a)の場合がこの場合にあたる。例
えば、補正テーブル42bとして補正テーブル60(図
6)が使用される場合には、補正パターン1は「5」、
「2」、「1」というパターンである。従って、サブピ
クセルAの左側に隣接する3つのサブピクセルの色要素
レベルがサブピクセルAに近い側から遠い側に向かって
「5」、「2」、「1」の順に設定される。
【0194】サブピクセルBが文字の骨格部分に対応せ
ず、かつ、サブピクセルCが文字の骨格部分に対応しな
い場合には、サブピクセルAの左側に隣接するサブピク
セルの色要素レベルが補正テーブル42bの補正パター
ン2に従って決定される。図33(b)の場合がこの場
合にあたる。例えば、補正テーブル42bとして補正テ
ーブル60(図6)が使用される場合には、補正パター
ン2は「4」、「2」、「1」というパターンである。
従って、サブピクセルAの左側に隣接する3つのサブピ
クセルの色要素レベルがサブピクセルAに近い側から遠
い側に向かって「4」、「2」、「1」の順に設定され
る。
【0195】ここで、文字の骨格部分に対応するサブピ
クセルが横方向に複数個配列されている場合には、一番
左側のサブピクセルがサブピクセルAとして選択され
る。
【0196】図34(a)、(b)は、文字の骨格部分
に対応するサブピクセルの右側に隣接して配置されるサ
ブピクセルの色要素レベルがどのように決定されるかを
示す。
【0197】文字の骨格部分に対応するサブピクセルの
右側に隣接して配置されるサブピクセルの色要素レベル
は、ストロークの始点と終点とを結ぶ直線の方向とは関
係なく、サブピクセルの上方向から下方向に順番に決定
される。
【0198】図34(a)、(b)において、文字の骨
格部分に対応する1つのサブピクセルAに注目する。注
目サブピクセルAの右下に位置するサブピクセルをサブ
ピクセルDとする。注目サブピクセルAの右上に位置す
るサブピクセルをサブピクセルEとする。
【0199】サブピクセルDまたはサブピクセルEの少
なくとも一方が文字の骨格部分に対応する場合には、サ
ブピクセルAの右側に隣接するサブピクセルの色要素レ
ベルが補正テーブル42bの補正パターン1に従って決
定される。図34(a)の場合がこの場合にあたる。例
えば、補正テーブル42bとして補正テーブル60(図
6)が使用される場合には、補正パターン1は「5」、
「2」、「1」というパターンである。従って、サブピ
クセルAの右側に隣接する3つのサブピクセルの色要素
レベルがサブピクセルAに近い側から遠い側に向かって
「5」、「2」、「1」の順に設定される。
【0200】サブピクセルDが文字の骨格部分に対応せ
ず、かつ、サブピクセルEが文字の骨格部分に対応しな
い場合には、サブピクセルAの右側に隣接するサブピク
セルの色要素レベルが補正テーブル42bの補正パター
ン2に従って決定される。図34(b)の場合がこの場
合にあたる。例えば、補正テーブル42bとして補正テ
ーブル60(図6)が使用される場合には、補正パター
ン2は「4」、「2」、「1」というパターンである。
従って、サブピクセルAの右側に隣接する3つのサブピ
クセルの色要素レベルがサブピクセルAに近い側から遠
い側に向かって「4」、「2」、「1」の順に設定され
る。
【0201】ここで、文字の骨格部分に対応するサブピ
クセルが横方向に複数個配列されている場合には、一番
右側のサブピクセルがサブピクセルAとして選択され
る。
【0202】このようにして、文字の骨格部分に対応す
るサブピクセルに隣接するサブピクセルの色要素レベル
が決定される。図33(a)、(b)および図34
(a)、(b)において、サブピクセルを表す矩形の中
の数字は、各サブピクセルに対して設定された色要素レ
ベルを示す。
【0203】なお、上述した説明では、サブピクセルの
色要素レベル(例えば、レベル7〜レベル0)に応じて
サブピクセルの輝度を制御することとしたが、サブピク
セルの輝度に代えて、色要素に関連する彩度、明度、純
度などのいずれかを制御するようにしてもよい。この場
合には、図9に示される標準輝度テーブル90の代わり
に、サブピクセルの色要素レベルと彩度レベルとの関係
を示す彩度テーブル、サブピクセルの色要素レベルと明
度レベルとの関係を示す明度テーブルおよびサブピクセ
ルの色要素レベルと純度レベルとの関係を示す純度テー
ブルのいずれかを使用するようにすればよい。また、サ
ブピクセルの色要素レベル(例えば、レベル7〜レベル
0)に応じて、色要素に関連する複数のパラメータ(例
えば、輝度、彩度、明度、純度)の2以上の組み合わせ
を制御することも本発明の範囲内である。
【0204】なお、表示デバイス10としては、例え
ば、ストライプ型のカラー液晶表示デバイスが使用され
得る。あるいは、表示デバイス10としてデルタ型のカ
ラー液晶表示デバイスを使用してもよい。デルタ型のカ
ラー液晶デバイスを使用する場合でも、1つのピクセル
に対応するR、G、Bの各サブピクセルを個別に制御す
ることにより、ストライプ型のカラー液晶デバイスと同
様の効果を得ることができる。カラー液晶表示デバイス
としては、パソコンなどに多く用いられている透過型の
液晶表示デバイスの他、反射型やリアプロ型の液晶表示
デバイスが使用され得る。しかし、表示デバイス10
は、カラー液晶表示デバイスに限定されない。表示デバ
イス10として、X方向およびY方向に配列された複数
のピクセルを有する任意のカラー表示装置(いわゆるX
Yマトリックス表示装置)が使用され得る。
【0205】さらに、1つのピクセル12に含まれるサ
ブピクセルの数は3には限定されない。1つのピクセル
12には、所定の方向に配列された2以上のサブピクセ
ルが含まれ得る。例えば、N(N≧2)個の色要素を用
いて色を表す場合には、1つのピクセル12にN個のサ
ブピクセルが含まれ得る。
【0206】さらに、サブピクセル14R、14Gおよ
び14Bの配列順も図1に示される配列順には限定され
ない。例えば、X方向に沿ってB、G、Rの順にサブピ
クセルを配列してもよい。さらに、サブピクセル14
R、14Gおよび14Bの配列方向も図1に示される方
向には限定されない。例えば、任意の方向に沿ってサブ
ピクセル14R、14Gおよび14Bを配列してもよ
い。
【0207】さらに、本発明に適用可能な色要素はR
(赤)、G(緑)、B(青)に限定されない。例えば、
色要素として、C(シアン)、Y(イエロー)、M(マ
ゼンダ)を使用することもできる。
【0208】
【発明の効果】本発明によれば、文字色情報および背景
色情報の少なくとも一方に応じて、サブピクセルの色要
素レベルとサブピクセルの輝度レベルとの対応関係が変
更される。これにより、文字をサブピクセル単位で高精
細に表示しつつ、文字または文字の背景に着色すること
が可能になる。
【0209】また、ストロークの中心に位置する文字の
骨格部分を黒く残したままで、文字に着色することがで
きるため、文字間での色のコントラストが抑えられる。
その結果、派手さがなく読みやすい文字を表示すること
が可能となり、目の疲れを防止することができる。
【0210】さらに、文字の背景色を変更することによ
り、文章の特定の領域を強調することができる。さら
に、文字色と文字の背景色とを反転させることにより、
明るい文字を見やすく表示することができる。
【0211】また、サブピクセルの色要素レベルとサブ
ピクセルの輝度レベルとの対応関係を時間が経過するに
つれて変化させることにより、時間が経過するにつれて
文字の色または文字の背景色を変化させることができ
る。文字の色または文字の背景色を変化させることによ
りその文字を強調することができる。このような強調
は、文字の点滅表示による強調に比べて文字が消える時
間がない。従って、人間にとって読みやすく、落ち着い
た雰囲気の画面を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字表示装置1aに使用可能な表示デ
バイス10の表示面400を模式的に示す図である。
【図2A】本発明の実施の形態1の文字表示装置1aの
構成を示す図である。
【図2B】本発明の実施の形態1の文字表示装置1bの
構成を示す図である。
【図2C】本発明の実施の形態2の文字表示装置1cの
構成を示す図である。
【図2D】本発明の実施の形態2の文字表示装置1dの
構成を示す図である。
【図2E】本発明の実施の形態3の文字表示装置1eの
構成を示す図である。
【図2F】本発明の実施の形態3の文字表示装置1fの
構成を示す図である。
【図3】スケルトンデータ42aの構造を示す図であ
る。
【図4】漢字の「木」の骨格形状を表すスケルトンデー
タ42aの例を示す図である。
【図5】漢字の「木」の骨格形状を表すスケルトンデー
タ42aを座標平面上に表示した例を示す図である。
【図6】補正テーブル60の構造を示す図である。
【図7】輝度テーブル70の構造を示す図である。
【図8】文字表示プログラム41aの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】標準輝度テーブル90の構造を示す図である。
【図10】文字色設定テーブル100の構造を示す図で
ある。
【図11】文字色設定テーブル110の構造を示す図で
ある。
【図12】文字色設定テーブル100(図10)を用い
て標準輝度テーブル90に定義されている色要素レベル
と輝度レベルとの対応関係を変更した結果を示す図であ
る。
【図13】文字色設定テーブル110(図11)を用い
て標準輝度テーブル90に定義されている色要素レベル
と輝度レベルとの対応関係を変更した結果を示す図であ
る。
【図14】文字色設定テーブル140a、140bの構
造を示す図である。
【図15】文字色設定テーブル140a、140b(図
14)を用いて標準輝度テーブル90に定義されている
色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更した結果
を示す図である。
【図16】文字色設定テーブル140a、140b(図
14)を用いて標準輝度テーブル90に定義されている
色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更した結果
を示す図である。
【図17】文字色設定テーブル170a、170bの構
造を示す図である。
【図18】文字色設定テーブル170a、170b(図
17)を用いて標準輝度テーブル90に定義されている
色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更した結果
を示す図である。
【図19】文字色設定テーブル170a、170b(図
17)を用いて標準輝度テーブル90に定義されている
色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更した結果
を示す図である。
【図20】時刻t=T1、T2、T3における文字色設定
テーブル200aの構造を示す図である。
【図21】文字表示プログラム41cの処理手順を示す
フローチャートである。
【図22】背景色設定テーブル220の構造を示す図で
ある。
【図23】文字色情報に応じて変更された後の色要素レ
ベルと輝度レベルとの対応関係を背景色設定テーブル2
20(図22)を用いてさらに変更した結果を示す図で
ある。
【図24】文字色情報に応じて変更された後の色要素レ
ベルと輝度レベルとの対応関係を背景色設定テーブル2
20(図22)を用いてさらに変更した結果を示す図で
ある。
【図25】背景色設定テーブル250a、250bを示
す図である。
【図26】文字色情報に応じて変更された後の色要素レ
ベルと輝度レベルとの対応関係を背景色設定テーブル2
50a、250b(図25)を用いてさらに変更した結
果を示す図である。
【図27】色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を
(数6)に従って変更した結果を示す図である。
【図28】時刻t=T1、T2、T3における背景色設定
テーブル280aの構造を示す図である。
【図29】文字表示プログラム41eの処理手順を示す
フローチャートである。
【図30】標準輝度テーブル90(図9)に定義される
色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更した結果
を示す図である。
【図31】文字表示プログラム41fの処理手順を示す
フローチャートである。
【図32】標準輝度テーブル90(図9)に定義される
色要素レベルと輝度レベルとの対応関係を変更した結果
を示す図である。
【図33】(a)、(b)は、文字の骨格部分に対応す
るサブピクセルの左側に隣接して配置されるサブピクセ
ルの色要素レベルがどのように決定されるかを示す図で
ある。
【図34】(a)、(b)は、文字の骨格部分に対応す
るサブピクセルの右側に隣接して配置されるサブピクセ
ルの色要素レベルがどのように決定されるかを示す図で
ある。
【符号の説明】
1a〜1f 文字表示装置 10 表示デバイス 20 制御部 21 CPU 22 主メモリ 30 入力デバイス 40 補助記憶装置 41a、41c、41e、41f 文字表示プログラム 42 データ 42a スケルトンデータ 42b 補正テーブル 42c 輝度テーブル 42d 文字色設定テーブル 42e 背景色設定テーブル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のピクセルを有する表示デバイス
    と、 前記表示デバイスを制御する制御部とを備え、 前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
    れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
    ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
    要素が予め割り当てられており、 前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レ
    ベルによって段階的に表され、 前記制御部は、前記複数のサブピクセルのそれぞれに独
    立に前記複数の色要素レベルのうちの1つを設定し、前
    記複数の色要素レベルと複数の輝度レベルとの対応関係
    に従って、前記複数のサブピクセルのそれぞれに設定さ
    れた前記色要素レベルを前記複数の輝度レベルのうち対
    応する1つの輝度レベルに変換し、前記表示デバイスに
    表示される文字の色を規定する文字色情報および前記文
    字の背景色を規定する背景色情報の少なくとも一方に応
    じて前記対応関係を変更する、文字表示装置。
  2. 【請求項2】 前記文字色情報は、前記文字の色の種類
    を示す情報を含み、前記制御部は、前記文字の色の種類
    を示す情報に応じて前記対応関係を変更する、請求項1
    に記載の文字表示装置。
  3. 【請求項3】 前記文字色情報は、前記文字の色の濃さ
    を示す情報をさらに含み、前記制御部は、前記文字の色
    の種類を示す情報と前記文字の色の濃さを示す情報とに
    応じて前記対応関係を変更する、請求項2に記載の文字
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記背景色情報は、前記文字の背景色の
    種類を示す情報を含み、前記制御部は、前記文字の背景
    色の種類を示す情報に応じて前記対応関係を変更する、
    請求項1に記載の文字表示装置。
  5. 【請求項5】 前記背景色情報は、前記文字の背景色の
    濃さを示す情報をさらに含み、前記制御部は、前記文字
    の背景色の種類を示す情報と前記文字の背景色の濃さを
    示す情報とに応じて前記対応関係を変更する、請求項4
    に記載の文字表示装置。
  6. 【請求項6】 前記対応関係は、少なくとも1つのパラ
    メータに依存して決定されており、前記少なくとも1つ
    のパラメータのうちの少なくとも1つは時刻の関数であ
    る、請求項1に記載の文字表示装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記文字の色と前記文字
    の背景色とを反転させるか否かを規定する文字反転情報
    に応じて前記対応関係を変更する、請求項1に記載の文
    字表示装置。
  8. 【請求項8】 複数のピクセルを有する表示デバイスに
    文字を表示する文字表示方法であって、 前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
    れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
    ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
    要素が予め割り当てられており、 前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レ
    ベルによって段階的に表され、 前記文字表示方法は、 前記複数のサブピクセルのそれぞれに独立に前記複数の
    色要素レベルのうちの1つを設定するステップと、 前記複数の色要素レベルと複数の輝度レベルとの対応関
    係に従って、前記複数のサブピクセルのそれぞれに設定
    された前記色要素レベルを前記複数の輝度レベルのうち
    対応する1つの輝度レベルに変換するステップと、 前記表示デバイスに表示される文字の色を規定する文字
    色情報および前記文字の背景色を規定する背景色情報の
    少なくとも一方に応じて前記対応関係を変更するステッ
    プとを包含する、文字表示方法。
  9. 【請求項9】 複数のピクセルを有する表示デバイス
    と、前記表示デバイスを制御する制御部とを備えた文字
    表示装置によって読み取り可能な記録媒体であって、 前記複数のピクセルのそれぞれは、所定の方向に配列さ
    れた複数のサブピクセルを含み、前記複数のサブピクセ
    ルのそれぞれには複数の色要素のうち対応する1つの色
    要素が予め割り当てられており、 前記複数の色要素のそれぞれの強さは、複数の色要素レ
    ベルによって段階的に表され、 前記複数のサブピクセルのそれぞれに独立に前記複数の
    色要素レベルのうちの1つを設定するステップと、 前記複数の色要素レベルと複数の輝度レベルとの対応関
    係に従って、前記複数のサブピクセルのそれぞれに設定
    された前記色要素レベルを前記複数の輝度レベルのうち
    対応する1つの輝度レベルに変換するステップと、 前記表示デバイスに表示される文字の色を規定する文字
    色情報および前記文字の背景色を規定する背景色情報の
    少なくとも一方に応じて前記対応関係を変更するステッ
    プとを包含する処理を前記制御部に実行させるためのプ
    ログラムを記録した記録媒体。
JP36845799A 1999-12-24 1999-12-24 文字表示装置、文字表示方法および記録媒体 Expired - Lifetime JP3578689B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36845799A JP3578689B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 文字表示装置、文字表示方法および記録媒体
EP00128179A EP1111579B1 (en) 1999-12-24 2000-12-21 Character display device, character display method, and recording medium therefor, with improved display of characters in dependence of their colour attributes
DE60044388T DE60044388D1 (de) 1999-12-24 2000-12-21 Einrichtung und Verfahren zur Anzeige von Zeichen und Aufzeichnungsmedium dafür, mit verbesserter Anzeige von Zeichen in Abhängigkeit von Farbattributen derselben
AT00128179T ATE467888T1 (de) 1999-12-24 2000-12-21 Einrichtung und verfahren zur anzeige von zeichen und aufzeichnungsmedium dafür, mit verbesserter anzeige von zeichen in abhängigkeit von farbattributen derselben
US09/742,082 US6766052B2 (en) 1999-12-24 2000-12-22 Character display device, character display method, and recording medium therefor
KR10-2000-0081210A KR100386043B1 (ko) 1999-12-24 2000-12-23 문자 디스플레이 디바이스, 문자 디스플레이 방법, 및 그기록매체
CNB001376233A CN1161732C (zh) 1999-12-24 2000-12-23 字符显示装置、字符显示方法及其记录介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36845799A JP3578689B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 文字表示装置、文字表示方法および記録媒体

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004017718A Division JP4798747B2 (ja) 2004-01-26 2004-01-26 文字表示装置、文字表示方法および記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001184051A true JP2001184051A (ja) 2001-07-06
JP3578689B2 JP3578689B2 (ja) 2004-10-20

Family

ID=18491872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36845799A Expired - Lifetime JP3578689B2 (ja) 1999-12-24 1999-12-24 文字表示装置、文字表示方法および記録媒体

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6766052B2 (ja)
EP (1) EP1111579B1 (ja)
JP (1) JP3578689B2 (ja)
KR (1) KR100386043B1 (ja)
CN (1) CN1161732C (ja)
AT (1) ATE467888T1 (ja)
DE (1) DE60044388D1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003005738A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Sharp Corp 文字表示装置、文字表示方法、プログラムおよび記録媒体
US6542161B1 (en) * 1999-02-01 2003-04-01 Sharp Kabushiki Kaisha Character display apparatus, character display method, and recording medium
US7292253B2 (en) 2002-04-08 2007-11-06 Sharp Kabushiki Kaisha Display apparatus, information display method, information display program, readable recording medium, and information apparatus
JP2009038613A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Nikon Corp 撮像装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4407875B2 (ja) * 2002-02-25 2010-02-03 シャープ株式会社 文字表示装置および文字表示方法、その文字表示方法を制御するための制御プログラムおよびその制御プログラムが記録された記録媒体
EP1530377A4 (en) * 2002-06-28 2006-05-10 Nokia Corp INFORMATION TERMINAL
JP4079268B2 (ja) * 2003-07-03 2008-04-23 シャープ株式会社 文字表示装置、文字表示方法、文字表示プログラムおよび可読記録媒体
EP1679678A4 (en) * 2003-10-30 2008-10-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd DISPLAY DEVICE, DISPLAY PROCEDURE, PROGRAM AND RECORDING MEDIUM
JP4798747B2 (ja) * 2004-01-26 2011-10-19 シャープ株式会社 文字表示装置、文字表示方法および記録媒体
US7535471B1 (en) * 2005-11-23 2009-05-19 Apple Inc. Scale-adaptive fonts and graphics
CN104320583B (zh) * 2014-11-03 2018-12-14 联想(北京)有限公司 图像处理方法、图像处理装置及电子设备
KR20160065397A (ko) * 2014-11-28 2016-06-09 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치 및 그 구동 방법

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4149152A (en) * 1977-12-27 1979-04-10 Rca Corporation Color display having selectable off-on and background color control
US4646077A (en) * 1984-01-16 1987-02-24 Texas Instruments Incorporated Video display controller system with attribute latch
US5248964A (en) * 1989-04-12 1993-09-28 Compaq Computer Corporation Separate font and attribute display system
JP2726631B2 (ja) * 1994-12-14 1998-03-11 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 液晶表示方法
JP3558648B2 (ja) * 1995-08-22 2004-08-25 トムソン コンシユーマ エレクトロニクス インコーポレイテツド オンスクリーン表示システム
JP3437037B2 (ja) 1996-08-23 2003-08-18 シャープ株式会社 文字パターン生成装置
JPH10187083A (ja) * 1996-12-26 1998-07-14 Canon Inc 表示パネル、表示制御装置および表示方法
US6275236B1 (en) * 1997-01-24 2001-08-14 Compaq Computer Corporation System and method for displaying tracked objects on a display device
US6005635A (en) * 1997-05-16 1999-12-21 Sony Corporation Displaying aliased and anti-aliased characters from a source font
US6339426B1 (en) * 1999-04-29 2002-01-15 Microsoft Corporation Methods, apparatus and data structures for overscaling or oversampling character feature information in a system for rendering text on horizontally striped displays
US6384839B1 (en) * 1999-09-21 2002-05-07 Agfa Monotype Corporation Method and apparatus for rendering sub-pixel anti-aliased graphics on stripe topology color displays

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6542161B1 (en) * 1999-02-01 2003-04-01 Sharp Kabushiki Kaisha Character display apparatus, character display method, and recording medium
JP2003005738A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Sharp Corp 文字表示装置、文字表示方法、プログラムおよび記録媒体
US7292253B2 (en) 2002-04-08 2007-11-06 Sharp Kabushiki Kaisha Display apparatus, information display method, information display program, readable recording medium, and information apparatus
JP2009038613A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Nikon Corp 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR100386043B1 (ko) 2003-06-02
US20010041000A1 (en) 2001-11-15
CN1161732C (zh) 2004-08-11
CN1304126A (zh) 2001-07-18
EP1111579B1 (en) 2010-05-12
KR20010070349A (ko) 2001-07-25
US6766052B2 (en) 2004-07-20
EP1111579A3 (en) 2002-01-02
JP3578689B2 (ja) 2004-10-20
ATE467888T1 (de) 2010-05-15
DE60044388D1 (de) 2010-06-24
EP1111579A2 (en) 2001-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6542161B1 (en) Character display apparatus, character display method, and recording medium
US6756992B2 (en) Display equipment, display method, and storage medium storing a display control program using sub-pixels
US7006096B2 (en) Character display apparatus, character display method, and recording medium
JP4598367B2 (ja) ディスプレイデバイスに表示した画像内にサブコンポーネント指向キャラクタをレンダリングするための方法、および、その装置
JP3578689B2 (ja) 文字表示装置、文字表示方法および記録媒体
JP3552106B2 (ja) 文字表示装置、文字表示方法、プログラムおよび記録媒体
JP2001100725A (ja) 文字表示装置、文字表示方法および記録媒体
US8339411B2 (en) Assigning color values to pixels based on object structure
US7012619B2 (en) Display apparatus, display method, display controller, letter image creating device, and computer-readable recording medium in which letter image generation program is recorded
US6753858B2 (en) Image display apparatus, image displaying method and recording medium
JP2004053694A (ja) 表示装置、文字・図形表示制御方法、文字・図形表示プログラムおよび可読記録媒体
US8681172B2 (en) Assigning color values to pixels based on object structure
JP4798747B2 (ja) 文字表示装置、文字表示方法および記録媒体
US20060250400A1 (en) Character display apparatus, character display method, character display program, and recording medium
EP0817122A2 (en) Filter and raster operations
JP2003302962A (ja) 表示装置、文字・図形表示方法、文字・図形表示プログラムおよび可読記録媒体
US6456295B1 (en) Method for simulating diffusion on a raster
JPH04139589A (ja) 図形処理装置
JP2007156500A (ja) 文字表示装置
JP4831936B2 (ja) 文字表示装置
KR100832052B1 (ko) 표시 장치, 표시 제어 장치, 표시 방법, 표시 제어프로그램 및 동 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한기록 매체
JP3466139B2 (ja) 表示装置、表示方法
JPH03211591A (ja) 表示方法及び表示装置並びにデータ処理装置と出力処理用lsi
JPH04316091A (ja) オーバレイ用のしきい値化された画素値を発生する回路

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3578689

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070723

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110723

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120723

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120723

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 9

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

EXPY Cancellation because of completion of term