JP2001183600A - 参照周波数誤差及びファセット毎の誤差補正回路 - Google Patents

参照周波数誤差及びファセット毎の誤差補正回路

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JP2001183600A
JP2001183600A JP2000378892A JP2000378892A JP2001183600A JP 2001183600 A JP2001183600 A JP 2001183600A JP 2000378892 A JP2000378892 A JP 2000378892A JP 2000378892 A JP2000378892 A JP 2000378892A JP 2001183600 A JP2001183600 A JP 2001183600A
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    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェーズロックループを使用して参照周波数
誤差及びファセット毎の誤差を補正する回路を提供す
る。 【解決手段】 フェーズロックループは、各ファセット
の走査の終わりとカウントの終わりとの間の時間差を測
定し、それらをルックアップテーブル内に格納するディ
ジタル位相検出器を含んでいる。フェーズロックループ
はポリゴンの全てのファセットの時間差から、平均時間
値を連続的に生成する。またフェーズロックループは、
各ファセットの誤差を平均時間値に加算し、その結果を
使用して、参照周波数誤差及びファセット毎の誤差の両
方のために画素クロック発信器の周波数を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラスタ走査の誤差
補正に関し、詳述すれば、回転多面体鏡(ポリゴン)上
の全てのファセット(ミラー面)の各回転中の平均走査
時間をディジタル的に測定し、各ファセットの走査時間
と、回転多面体鏡の最後の回転中に測定した全てのファ
セットの平均走査時間とを比較してその差を計算する電
子回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に、従来技術の印刷システムのラス
タ走査システム(以下に、ラスタ出力スキャナと呼ぶこ
ともある)10の概要図を示す。ラスタ走査システム1
0は、レーザ光源12、コリメータ14、前置多面体光
学系16、走査要素としての多数のファセット付き回転
多面体鏡18、後置多面体光学系20、及び感光媒体2
2を使用している。
【0003】レーザ光源12は、コリメータ14及び前
置多面体光学系16を通して光ビーム24を回転多面体
鏡18へ送る。コリメータ14は光ビーム24を平行化
し、前置多面体光学系16は光ビーム24を回転多面体
鏡18上の矢尻面即ち横切り走査面に集束させる。回転
多面体鏡18のファセット26は光ビーム24を反射
し、反射した光ビーム24をファセットの反射点付近の
軸の周りに回転させる。反射した光ビーム24は、後置
多面体光学系20を通してイメージングシステムの入力
における文書を走査するために使用されるか、またはイ
メージングシステムの出力における写真フィルム、また
はゼログラフ式感光体ドラムのような感光媒体22上に
衝突させることができる。以下に、“回転多面体鏡”を
単に“ポリゴン”と称することにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このプロセスにおいて
は、製造公差に依存して、各ファセットは、このファセ
ットによって走査されるラインが平均走査時間よりも速
く、または遅く走査され得る微少な幅変化のような異な
る特性を有することがある。この型の誤差をファセット
毎の(ファセット・トゥ・ファセット)誤差と呼ぶ。こ
の問題を補正するためには、各ファセットの誤差をポリ
ゴンの平均速度(平均走査時間:ポリゴンの全てのファ
セットの平均速度)と比較して調べることが最良であ
る。
【0005】しかしながら、ファセット毎の問題とは分
離して対処する必要がある更に別の問題が存在する。も
し画素クロックの速度がポリゴンの平均速度と一致しな
ければ発生するこの問題を、説明上“参照周波数誤差”
と呼ぶことにする。ファセット毎の誤差及び参照周波数
誤差は共に、画素クロックの周波数を変更することによ
って補正することができる。
【0006】本発明の目的は、ファセットの速度をディ
ジタル的に連続して測定し、ポリゴンが回転するにつれ
てポリゴンの平均速度を計算し、そしてポリゴンが回転
するにつれて参照周波数誤差及びファセット毎の誤差の
両方を補正することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、走査さ
れた光ビームの速度に対してクロック周波数を較正する
回路は、クロック発振器、分周器、ディジタル位相検出
器、平均化手段、及び電圧印加手段を使用する。クロッ
ク発振器は、ある周波数のクロックを発生する。分周器
はクロック発振器に接続されていて、クロックを分周し
て複数のカウントの終わりパルスを直列に生成する。複
数のカウントの終わりパルスは各々、ラスタ走査システ
ムの複数のファセットの1つに対応する。ディジタル位
相検出器は、複数の走査の終わりパルスを直列に受信す
る。複数の走査の終わりパルスは各々、複数のファセッ
トの1つに対応する。ディジタル位相検出器は、複数の
ファセットの各々の走査の終わりと、カウントの終わり
との間の時間差のディジタル値を生成する。格納手段が
ディジタル位相検出器に接続されていて、複数のファセ
ットの各々毎のディジタル時間値を格納する。平均化手
段はは格納手段に接続されていて、格納手段内に格納さ
れている時間値を平均する。電圧印加手段は平均化手段
及びクロック発振器に接続されていて、もし平均された
時間値が負であればクロック発振器に印加される電圧を
増加させ、もし平均された時間値が正であればクロック
発振器に印加される電圧を減少させる。
【0008】
【発明の実施の形態】図2は、参照周波数誤差を連続的
に補正するように設計されている本発明のフェーズロッ
クループ(PLL)回路30のブロック図である。図2
では、正確な主クロックMCLKを発生するために、電圧制
御発振器(VCO)32、分周器34、位置合わせブロ
ック36、ディジタル位相検出器38、マイクロプロセ
ッサ40、及びディジタル・アナログ変換器(DAC)
42を使用している。主クロックMCLKは走査開始(SO
S)と同期され、画素クロック(PCLK)を発生する。
【0009】典型的には、ラスタ出力スキャナ(RO
S)システムは、走査開始(SOS)及び走査の終わり
(EOS)を検出するための2つのセンサを有してい
る。走査用レーザ光ビームが画素配置の直前の走査線上
の専用スポット上を通過すると、関連センサが走査開始
SOSを生成する。同じようにして、走査用レーザ光ビ
ームが画素配置の直後の走査線上の専用スポット上を通
過すると、関連センサが走査の終わりEOSを生成す
る。SOS及びEOSは、各走査線毎に生成される。
【0010】PLL30内においては、電圧制御発振器
VCO(クロック発振器)32が主クロックMCLKを発生
してそれを分周器34へ送り、分周器34はMCLKをMで
除して複数のカウントの終わり(EOC)パルスを直列
に生成し、これらのパルスをEOC信号として送出す
る。複数のEOCパルスは各々、回転多面体鏡の複数の
ファセットの1つに対応する。Mは走査線当たりの合計
画素数である。例えば、600画素/インチを有する14.4
インチの紙の場合、Mは8640である。画素情報の終わり
を指示するEOCは、位置合わせブロック36を通して
位相検出器38へ送られる。位置合わせブロック36
は、感光体ベルトの走査方向への何等かの運動にEOC
を位置合わせする。
【0011】位相検出器38は内部的に生成されたEO
C信号、及びROSシステムからのEOS信号を受信す
る。EOS信号は複数の直列に送られる走査の終わりパ
ルスであり、各パルスは回転多面体鏡の複数のファセッ
トの1つに対応している。
【0012】各ファセットのEOS及びEOCパルス
は、同時に位相検出器38に到着すべきである。しかし
ながら、ファセット特性が異なっている等の種々の理由
から、EOSパルスはEOCパルスの前に、または後に
位相検出器38に到着し得る。以下に、EOSパルス及
びEOCパルスをそれぞれ単にEOS及びEOCと呼ぶ
ことにする。
【0013】各ファセット毎に、位相検出器38はEO
SとEOCとの間の時間差を比較して測定し、2つの信
号間の遅延のディジタル時間値を送出する。各ファセッ
トのEOSとEOCとの間の時間差(ディジタル時間
値)はルックアップテーブル44へ送られる。ルックア
ップテーブル44は、各ファセットの時間差のための個
々にアドレス可能な位置を有している。位相検出器38
は、各ファセットのEOCとEOSとの間の時間差を連
続的に測定し、ルックアップテーブル44内に格納され
ている時間差を更新する。
【0014】図2及び3には、ブロック44、45、4
6、47、51、52、53、及び56はマイクロプロ
セッサ40内に示されているが、これらはマイクロプロ
セッサ40の実際のブロックではないことに注目された
い。これらは、単にマイクロプロセッサ40が遂行する
機能を示しているに過ぎず、もし望むのであれば、マイ
クロプロセッサ40はブロック44、45、46、4
7、51、52、53、及び56と同一の機能を遂行で
きる電子ブロックによって置換できる。本明細書におい
ては、“マイクロプロセッサ”なる語及び“ブロック4
5、47、51、53、及び56”なる語の各々が互換
的に使用されることにも注目されたい。
【0015】マイクロプロセッサ40または平均化ブロ
ック45は、ポリゴンの全てのファセットの時間差を加
算し、それらの合計をファセットの数で除算して平均時
間値を生成する。この平均時間値は平均値ブロック46
内に格納される。ルックアップテーブル44の値はポリ
ゴンの回転毎に更新されるから、マイクロプロセッサ4
0はポリゴンの各回転の終わりに平均時間を再計算する
か、またはルックアップテーブル44の値が変化するに
つれて平均時間を連続的に再計算するようにプログラム
することができる。
【0016】計算された平均時間値は、参照周波数誤差
を補正するために使用される。動作中に、もしEOCが
EOSの前に、または後に位相検出器に到着すれば、こ
れはMCLKが早過ぎるか、または遅過ぎることをそれぞれ
表している。同じ論理に基づいて、もし平均時間が正の
値を有していれば、それはポリゴンの関連回転中にMCLK
が大部分のファセットにとって速かったことを意味し、
またもし平均時間が負の値を有していれば、それはポリ
ゴンの関連回転中にMCLKが大部分のファセットにとって
遅かったことを意味している。従って、もし平均時間差
が正であれば、参照周波数を低下させる必要がある。も
し平均時間差が負であれば、参照周波数を増加させる必
要がある。
【0017】平均時間値は、平均時間値に基づいて補正
値を生成する分数ブロック47へ送られる。分数ブロッ
ク47からの補正値は、DAC42を通してVCO32
へ送られる。DAC42は、補正値がVCO42に供給
される前にディジタル信号をアナログ信号に変換する。
DACの出力電圧はVCO42の周波数を制御し、マイ
クロプロセッサ40からのディジタル補正値が先行値よ
り高いか、または低いことに依存してMCLKの周波数を増
減させる。マイクロプロセッサ40は平均時間を連続的
に再計算することができるから、主クロックの周波数を
連続的に調整することができる。これにより、参照クロ
ックはポリゴン速度の変化(プリンタ較正中のある場合
に必要となるかも知れない)に追随することができる。
【0018】システム要求に依存して、参照周波数調整
は単一のステップで、または複数のステップで遂行させ
ることができる。もし全ての参照周波数誤差を1ステッ
プで補正することを望むのであれば、分数ブロック47
は全平均時間値を補正値として送出するようにプログラ
ムされよう。しかしながら、もし参照周波数誤差を徐々
に補正することを望むのであれば、分数ブロック47は
平均時間値の所与の分数を補正値として送出するように
プログラムされよう。勿論、この所与の分数はどのよう
な所望値をも有するようにプログラムすることができ
る。
【0019】平均時間値の分数を使用する代替方法は、
分数ブロック47をルックアップテーブル44の前に配
置して各ファセットの時間差の分数を格納させ、格納し
た値から平均値を生成することであることに注目された
い。
【0020】パワーアップ時に、マイクロプロセッサ4
0はDAC42にある値を送出し、VCO32を始動さ
せてMCLKを発生させる。初期には、MCLKの周波数は速過
ぎるか、または遅過ぎよう。しかしながら、位相検出器
38から送られる連続時間値が、マイクロプロセッサ4
0にMCLKの周波数を調整させ、参照周波数誤差を実質的
に減少させる。
【0021】図3は、図2のブロック図にファセット毎
の誤差補正を追加した図である。図3においては、図2
の要素と同一であって同一の目的のために役立つ全ての
要素に同一の参照番号が付されている。
【0022】マイクロプロセッサ40または比較ブロッ
ク51は、各ファセットの時間差と平均時間との間の差
を計算して各ファセット毎の誤差を生成する。これらの
誤差は分数ブロック53を通してルックアップテーブル
52へ送られ、ルックアップテーブル52内の個々にア
ドレス可能な位置内に格納される。ポリゴンの各回転の
後に、マイクロプロセッサ40はこれらの誤差を再計算
し、新たに計算された誤差が先行誤差より大きいか、ま
たは小さいことに依存して、新たに計算された誤差をル
ックアップテーブル52内の値へ加算するか、またはそ
れらの値から減算し、結果(調整された誤差値)をルッ
クアップテーブル52内に格納する。
【0023】分数ブロック53は、ルックアップテーブ
ル52内の誤差値の値全体を、または分数を格納するよ
うにプログラムすることができる。分数ブロックは、フ
ァセット毎の誤差を1ステップで補正するために誤差値
の全てを印加するか、またはファセット毎の誤差を徐々
に補正するために誤差の分数を使用するオプションを提
供する。
【0024】各ファセット毎に、マイクロプロセッサ4
0はルックアップテーブル52から関連する調整済みの
誤差値を選択し、それを加算器56を通してDAC42
へ送る。加算器56は誤差及び平均時間値を受け、それ
らを加算して補正値を生成し、DAC42へ送る。
【0025】ファセット誤差が完全に補正されてしまう
と、位相検出器38からの値は参照周波数誤差だけを指
示するようになる。従って、システムは、ファセット誤
差の安定なプロファイルを入手した後に比較ブロック5
1を停止させてファセット毎の補正をその最適値に凍結
させ、ルックアップテーブル52の誤差値を固定値に保
つことができる。
【0026】図4は、図2及び3の位相検出器38の詳
細なブロック図である。位相検出器38はEOS、SO
S、EOC信号、及び画素クロック(PCLK)を受ける。
図4及び5を同時に参照する。EOS及びEOC信号は
それぞれ、レジスタ58及び59のクロックピンに接続
されている。EOS及びEOCが到着すると、レジスタ
58及び59の出力はそれぞれハイ(1)になり、両レ
ジスタをリセットする次の走査開始(SOS)までハイ
(1)に留まる。
【0027】レジスタ58及び59の出力は、XOR
(排他的OR)60に接続され、XOR60の出力は遅
延素子62(D1、D2、D3、D4、D5、及びD6)のチ
ェーンに接続されている。遅延素子62は、ANDゲー
トのような基本ディジタル素子を用いて設計され、各素
子は2ナノ秒のような所与の遅延を有するように設計す
ることができる。各遅延素子62の出力は、関連遅延素
子を通して信号が伝播するにつれて信号の状態を示す。
XOR60の出力及び各遅延素子62の出力はレジスタ
64(R1、R2、R3、R4、R5、R6、及びR7)の入
力に個々に接続されている。レジスタ64は、画素クロ
ックPCLK(SOSに同期しているMCLK)によってクロッ
クされる。レジスタ64の出力は、数値ブロック66に
接続されている。
【0028】XOR60の出力は、2つの信号EOS及
びEOCが互いに異なる状態にある時にハイ(1)にな
る。従って、EOSまたはEOCが到着する度毎に、関
連レジスタ58または59の出力は(1)になり、XO
R60の出力を(1)にならしめる。XOR60の出力
は、他の信号がその関連ラッチに到着するまでその状態
に留まって関連ラッチの出力を(1)にさせ、他の信号
が到着するとXOR60の出力は(0)になる。XOR
60の出力のハイ状態(1)の持続時間は、EOS及び
EOCの到着時間(どちらが先に到着しようが)の間の
遅れを決定する。XOR60の出力は遅延素子62を通
って伝播し、XORの出力のハイ状態(1)の持続時間
は遅延素子62のハイ(1)出力の数によって決定され
る。
【0029】画素クロックPCLKがレジスタ64に到着す
ると、それらはXOR60及び遅延素子62の出力状態
を登録する。登録された全ての状態は数値ブロック66
へ送られ、数値ブロック66は、登録された状態がどれ
程多くハイであるかを決定して数値を送出する。
【0030】図6は、数値ブロック66の詳細なブロッ
ク図である。ブロック66は、複数の3入力全加算器A
1、A2、及びA3を含む。加算器A1の入力はレジスタR
1、R2及びR3の出力S1、S2、及びS3に接続されてい
る。加算器A1及びA2の出力はそれぞれ加算器A2及び
3の入力の1つに接続されている。加算器A2及びA3
の残余の入力はそれぞれ、レジスタR4、R5、R6及び
7の出力S4、S5、S6、及びS7に接続されている。
加算器A1、A2、及びA3からのキャリー(けた上げ)
は、加算器A4の入力に接続されている。加算器A3の出
力は最下位ビットB0から取りだされ、加算器A4の出力
は2番目に最下位のビットB1から取り出され、そして
加算器A4のキャリーは3番目に最下位のビットB2から
取り出されている。
【0031】遅延素子62の数及び加算器A1−A3の数
は、より短い、またはより長い持続時間に適応させるよ
うに変更できることに注目されたい。また、各遅延素子
62の遅延は高精度の、または低精度の測定を斟酌して
増減させることができる。この実施の形態においては、
遅延素子62の数は、主クロック期間に等しい期間(こ
れは画素クロック期間に等しい)をカバーするように選
択されている。
【0032】図4に戻って、もしEOSとEOCとの間
の時間遅延が1画素クロック期間よりも大きければ、カ
ウンタ72が付勢されてEOSパルスとEOCパルスと
の間の時間差の持続時間を測定する。
【0033】数値ブロック66の出力が111の値であ
ることは、XOR60の出力がハイになったが、未だに
ローにはなっていないことを示している。これは、時間
差が1画素クロックより長いことを表している。従っ
て、ブロック66の出力はANDゲート74へ送られ
る。ANDゲート74の出力はカウンタ72のカウント
イネーブルピンに接続され、カウンタ72は、画素クロ
ックPCLKによってクロックされる。全ての出力B0
1、及びB2がハイになると、カウンタ72が動作可能
にされる。第2信号がXOR60に到達すると直ぐに、
その出力はローになり、数値ブロック66の出力は、カ
ウンタ72をディスエーブルにするように変化する。
【0034】カウンタ72がカウントイネーブルピンで
信号を受け取ると、遅延素子60が1クロック期間をカ
バーしているので、カウント 1を送り出す。カウンタ
72は、XOR60の出力がローになる前に、画素クロ
ックの数をカウントする。XOR60の出力がハイ
(1)にある限り、カウンタ72は各画素クロックの到
着ごとにそのカウントへの加算を維持する。従って、カ
ウンタ72の出力は、EOCとEOSの時間差(画素ク
ロックの倍数である)の部分を示す。もし、EOCとE
OSの間の時間の残りの期間が1画素クロック期間より
も短いなら、数値ブロック66が、その残りの期間を定
める。
【0035】XOR60の出力がロー(0)になると、
ゼロが遅延部を通って伝播する。しかしながら、次の画
素クロックが到着すると、未だハイ(1)を示している
遅延素子の数が、EOCとEOSの間の時間差の残りの
期間を決定する。XORの出力がローになった後に、数
値ブロック66によって示される数が変化するので、カ
ウンタ72はディスエーブルにされる。従って、第2信
号(EOSかEOC)の到着後の次の画素クロックにお
いて、カウンタ72の出力は、画素クロック期間の倍数
である時間差の部分を示し、数値ブロックの出力は画素
クロック期間より短い期間の部分を示す。カウンタ72
の出力は、最上位ビットB6、B5、B4、B3とし
て、数値ブロック66のビットB2、B1、B0へ用い
られる。それ故、B6〜B0は、EOSとEOCの間の
時間差に対する数値を提供する。
【0036】図4において、レジスタ74は、EOSか
EOCのどちらが最初に到達したかどうかを判定する。
EOSはレジスタ74の入力に接続され、EOCはレジ
スタ74のクロックに接続されている。EOCが到着す
ると、レジスタ74がEOSの状態を登録する。EOC
がレジスタ74に到着する時点までに、もしEOSがE
OCの前にあれば、EOSはハイであり、レジスタ74
はハイ(1)を送出する。しかしながら、EOSがレジ
スタ74に到着する時点までに、もしEOSがEOCの
後にあればEOSはロー(0)であり、レジスタ74は
ロー(0)を送出する。
【0037】以上に説明した本発明の実施の形態は、レ
ジスタ64及びカウンタ72をクロックするために、画
素クロックの代わりに主クロックMCLKを使用することが
できることに注目されたい。しかしながら、同一のクロ
ックを全てのレジスタ64及びカウンタ72のために使
用しなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の印刷システムのラスタ出力スキャナ
の接線(高速走査)方向から見た図である。
【図2】参照周波数誤差を連続的に補正するように設計
されている本発明のフェーズロックループのブロック図
である。
【図3】図2のフェーズロックループにファセット毎の
誤差補正を追加したブロック図である。
【図4】図2及び3の位相検出器ブロックの詳細なブロ
ック図である。
【図5】図4の位相検出器ブロック内の種々の信号のタ
イミング図である。
【図6】図4の数値ブロックの詳細なブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 ラスタ走査システム 12 レーザ光源 14 コリメータ 16 前置多面体光学系 18 回転多面体鏡 20 後置多面体光学系 22 感光媒体 24 光ビーム 26 ファセット 30 PLL 32 VCO 34 分周器 36 位置合わせブロック 38 ディジタル位相検出器 40 マイクロプロセッサ 42 DAC 44 ルックアップテーブル 45 平均化ブロック 46 平均値ブロック 47 分数ブロック 51 比較ブロック 52 ルックアップテーブル 53 分数ブロック 56 加算器 58、59 レジスタ 60 XOR 62 遅延素子 64 レジスタ 66 数値ブロック 72 カウンタ 74 ANDゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のファセットを有する回転多面体鏡
    によって光ビームがクロック速度で変調されて走査され
    るようになっているラスタ走査システムにおいて使用さ
    れ、前記走査された光ビームの速度に対する前記クロッ
    クの周波数を較正するための電子回路であって、 ある周波数を有するクロックを生成するクロック発振器
    と、 前記クロック発振器に接続され、前記クロックを受信し
    てそれを分周し、前記ラスタ走査システムの前記複数の
    ファセットの1つに各々が対応している複数のカウント
    の終わりパルスを直列に生成する分周器と、 前記複数のファセットの1つに各々が対応している複数
    のカウントの終わりパルスを直列に受信し、前記複数の
    ファセットの各々の前記走査の終わりと前記カウントの
    終わりとの間の時間差のディジタル値を生成するディジ
    タル位相検出器と、 前記ディジタル位相検出器に接続され、前記複数のファ
    セットの各々毎のディジタル時間値を格納する格納手段
    と、 前記格納手段に接続され、前記格納手段内に格納されて
    いる前記時間値を平均する平均化手段と、 前記平均化手段及び前記クロック発信器に接続され、も
    し前記平均された時間値が負であれば前記クロック発信
    器に印加する電圧を増加させ、もし前記平均された時間
    値が正であれば前記クロック発信器に印加する減少を増
    加させる電圧印加手段と、 を備えていることを特徴とする電子回路。
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