JP2001183323A - 粉粒体のカビ検知装置 - Google Patents

粉粒体のカビ検知装置

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JP2001183323A
JP2001183323A JP36583399A JP36583399A JP2001183323A JP 2001183323 A JP2001183323 A JP 2001183323A JP 36583399 A JP36583399 A JP 36583399A JP 36583399 A JP36583399 A JP 36583399A JP 2001183323 A JP2001183323 A JP 2001183323A
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measuring tank
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tank
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Iwao Tako
巌 多湖
Hidetoshi Hasegawa
秀翁 長谷川
Homare Aman
誉 阿萬
Koji Takeda
宏治 武田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目視や経験に頼らず、多量の粉粒体のカビの
有無を容易に短時間(5〜10分程度)で確実に簡便に
定量的に測定きる構成が簡単で安価な粉粒体のカビ検知
装置を提供する。 【解決手段】 種子、穀物(特に玄米)、その他の食
品、医薬品、漢方薬品などの粉粒体を供給する搬入口
と、供給された粉粒体のカビの有無を検知するための匂
い・ガスセンサを備えた測定槽と、測定後に粉粒体を排
出するための搬出口を備えた粉粒体のカビ検知装置であ
って、前記匂い・ガスセンサにより、粉粒体にカビが発
生・繁殖したときに放出されるカビ臭を検知してカビの
有無を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は粉粒体のカビ検知
装置に関するものであり、さらに詳しくは種子、穀物
(特に玄米)、その他の食品、医薬品、漢方薬品、化粧
品、飼料、肥料などの粉粒体のカビ発生の有無を測定す
るカビ検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種子、穀物(特に玄米)、その他の食
品、医薬品、漢方薬品、化粧品、飼料、肥料などの粉粒
体には、カビが発生してその品質、商品価値が損なわれ
る場合がある。以下、玄米について説明する。米を保存
する場合、品質の劣化を防止するため玄米の状態で乾燥
して玄米貯蔵庫やプレハブ冷蔵庫などで貯蔵が行われて
いる。しかしながら、玄米といへども全く品質が低下し
ないというわけではなく、米の湿度が高過ぎたり、逆に
湿度が不足する場合などに白麹米菌、ベルジモス米菌、
黄変米菌などのカビを含む微生物が発生する。
【0003】従来の玄米の検査法は目視によるものであ
るため、経験に頼る部分が多く、定量的に検知できない
上、気付いた時にはカビが大量に発生していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は先にカビ
の発生した玄米の香気成分を測定することにより、玄米
のカビを検知する方法を提案したが(特開平11−94
821号公報)、ガスクロ−マス(GC−MS)などの
高価な測定装置を必要とし、測定時間も1時間以上かか
り、さらに一度に多量のサンプルを測定することができ
ないという問題があった。本発明の目的は、従来の諸問
題を解決し、目視や経験に頼らず、多量の種子、穀物
(特に玄米)、その他の食品、医薬品、漢方薬品、化粧
品、飼料、肥料などの粉粒体のカビの有無を短時間(例
えば、5〜10分程度)で確実に簡便に定量的に測定で
きる、構成が簡単で安価なカビ検知装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来の問
題を解決するために鋭意研究した結果、匂い・ガスセン
サを備えた検知装置により、粉粒体にカビが発生・繁殖
したときに放出されるカビ臭を検知してカビの発生した
粉粒体を短時間に確実に定量的に測定できることを見出
し、この発明を完成するに到った。
【0006】すなわち、本発明の請求項1は、粉粒体を
供給する搬入口と、供給された粉粒体のカビの有無を検
知するための匂い・ガスセンサを備えた測定槽と、測定
後に粉粒体を排出するための搬出口を備えた粉粒体のカ
ビ検知装置であって、前記匂い・ガスセンサにより、粉
粒体にカビが発生・繁殖したときに放出されるカビ臭を
検知してカビの有無を検知することを特徴とする粉粒体
のカビ検知装置に関するものである。
【0007】本発明の請求項2は、請求項1記載のカビ
検知装置において、モニタ画面や警告ランプなどの表示
手段および/またはブザーなどの通報手段を備え、前記
匂い・ガスセンサによりカビ臭を検知した時、前記表示
手段および/または通報手段を作動させることを特徴と
する。
【0008】本発明の請求項3は、請求項1あるいは請
求項2記載のカビ検知装置において、前記測定槽内ある
いはさらに前記測定槽外の温度・湿度を測定するための
温度湿度センサを設置し、測定した温度・湿度により前
記匂い・ガスセンサの測定結果を補正して精度を向上さ
せることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4は、請求項1から請求項
3のいずれかに記載のカビ検知装置において、前記測定
槽に連通して接続した脱臭装置を備え、粉粒体を排出し
た前記測定槽に前記脱臭装置から外気または清浄空気を
吹き込んで換気し、前記測定槽内に残留するカビ臭を短
時間で除去することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5は、請求項1から請求項
4のいずれかに記載のカビ検知装置において、前記測定
槽に加熱装置を備え、粉粒体を排出した前記測定槽に前
記加熱装置から熱風を吹き込むか、あるいは前記加熱装
置により前記測定槽自体を加熱して、前記測定槽内に残
留するカビ・菌などの微生物を殺菌することを特徴とす
る。
【0011】本発明の請求項6は、請求項5記載のカビ
検知装置において、前記搬出口の開閉をサーボモーター
などで制御する手段を備え、測定後に前記搬出口を開い
て粉粒体を排出した後、前記搬出口を閉じ、前記測定槽
内の換気・殺菌を行うことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項7は、請求項1から請求項
6のいずれかに記載のカビ検知装置において、前記測定
槽の上部に次に測定する粉粒体を待機させる前室を設
け、その底面に開閉扉またはスライド式のシャッターを
設けたことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項8は、請求項7記載のカビ
検知装置において、前記前室の開閉扉またはスライド式
のシャッターの開閉をサーボモーターなどで制御する手
段を備えたことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項9は、請求項1から請求項
8のいずれかに記載のカビ検知装置において、前記搬出
口の開閉を前記測定槽の底面を下に開いたり閉じたりし
て行うことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項10は、請求項9記載のカ
ビ検知装置において、前記底面がフックまたは磁石によ
り支持されることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項11は、請求項1から請求
項8のいずれかに記載のカビ検知装置において、前記搬
出口の開閉を前記測定槽の底面を中央部から両側に開い
て行うことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項12は、請求項1から請求
項8のいずれかに記載のカビ検知装置において、前記搬
出口の開閉を前記測定槽の底面をスライドすることによ
り行うことを特徴とする。
【0018】本発明の請求項13は、請求項1から請求
項8のいずれかに記載のカビ検知装置において、前記測
定槽の底面が斜めに固定して設置されており、前記底面
の最下部が前記測定槽の側壁に接する箇所から上部の前
記測定槽の側壁に搬出口を設置したことを特徴とする。
【0019】本発明の請求項14は、請求項13記載の
カビ検知装置において、前記測定槽の側壁に設けた搬出
口の開閉をスライドすることにより開閉するスライド扉
で行うことを特徴とする。
【0020】本発明の請求項15は、請求項1から請求
項14のいずれかに記載のカビ検知装置において、前記
搬入口に開閉扉またはスライド式のシャッターが設けら
れていることを特徴とする。
【0021】本発明の請求項16は、請求項1から請求
項15のいずれかに記載のカビ検知装置において、測定
済みの粉粒体を排出し、前記測定槽の換気・殺菌終了後
に自動的に前記搬入口を開いて前記測定槽に次に測定す
る粉粒体を供給するようにしたことを特徴とする。
【0022】本発明の請求項17は、請求項1から請求
項16のいずれかに記載のカビ検知装置において、匂い
・ガスセンサによる測定結果により、前記測定槽の換気
・殺菌の時間、温度、熱風量を制御することを特徴とす
る。
【0023】本発明の請求項18は、請求項1から請求
項17のいずれかに記載のカビ検知装置において、匂い
・ガスセンサとして単数あるいは複数の金属酸化物半導
体ガスセンサを用いることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明で使用する匂い・ガスセン
サとしては、具体的には、例えば、金属酸化物半導体型
ガスセンサ、水晶振動子型ガスセンサ、導電性ポリマー
型ガスセンサ、MIS型ガスセンサ、BAW(Bulk Aco
ustic Wave) 型ガスセンサ、SAW(Surface Acoustic
Wave) 型ガスセンサ、APM(Acoustic Plate Mode) 型
ガスセンサ、赤外線吸収型ガスセンサなどの匂い・ガス
センサを挙げることができる。これらの匂い・ガスセン
サはいずれも市販品を購入したり、あるいは作成して容
易に用いることができる。
【0025】本発明において、これらの匂い・ガスセン
サの中でも金属酸化物半導体型ガスセンサは好ましく使
用できる。金属酸化物半導体型ガスセンサとしては、具
体的には、例えば、ガスが吸着したり酸化反応が起こる
と電気電動度が大きくなる現象を利用してガスを検出す
るSnO2 を主成分とする焼結型のn型半導体センサが
好ましく使用でき、構造の違いによって接触燃焼式セン
サ、傍熱型半導体式センサ、熱線型半導体式センサ、直
熱型半導体式センサ、基板型半導体式センサなどがあ
り、いずれも市販されており容易に用いることができ
る。
【0026】市販の金属酸化物半導体型ガスセンサとし
ては、具体的には、例えばフィガロ技研(株)製センサ
素子型番、TGS822、TGS824、TGS82
5、TGS826、TGS880、YGS882、TG
S2100、TGS2181、TGS2600、TGS
2602、TGS2620などを挙げることができる。
これらは単数で使用することも、複数で使用するもとも
できる。
【0027】以下、図面により本発明の実施態様を説明
する。図1は、本発明のカビ検知装置の第1の実施例を
示す説明図である。粉粒体として玄米を用いた例につい
て説明する。図1に示すように、本発明のカビ検知装置
1は、玄米を供給する搬入口2と、供給された玄米のカ
ビの有無を検知するための匂い・ガスセンサ3を備えた
測定槽4と、測定後に玄米を排出するための搬出口5を
備えており、搬入口2、測定槽4、排出した玄米を一端
入れるための部屋6などが上から順に一体に形成されて
いる。
【0028】搬出口5は測定槽4の底面5Aを図1に点
線示したように下に移動させたり、図1に実線示した位
置に支持したりして、開閉することができる。この底面
5Aはカビ検知装置1の内部壁面の1つに2つの丁番
7、7により開閉可能に支持されている。丁番7と反対
側のカビ検知装置1の内部壁面には磁石8が装着されて
おり、磁石8により前記底面5Aをカビ検知装置1の内
部壁面に支持するようになっている。9は匂い・ガスセ
ンサ3の信号を図示しないコンピュータなどに送る配線
である。
【0029】以上の構成のカビ検知装置1を用いて、玄
米のカビの有無を測定する場合は、前記底面5Aをカビ
検知装置1の内部壁面に支持、固定した状態で、測定す
る玄米を白矢印で示した方向から搬入口2に供給して測
定槽4内に玄米を入れる。匂い・ガスセンサ3により、
玄米にカビが発生・繁殖したときに放出されるカビ臭を
検知して、信号を図示しないコンピュータなどに送り、
コンピュータなどに予めセットしたデータ処理により信
号を処理してカビの有無を検知する。測定後は磁石8に
よる支持、固定を開放して、前記底面5Aを図1に点線
で示したように下方に開いて、搬出口5を開けて測定槽
4中の玄米を部屋6内に排出する。
【0030】次の玄米の測定を行うためには前記底面5
Aをカビ検知装置1の内部壁面に再度支持、固定して搬
出口5を閉めて上記操作を繰り返すことにより次々と多
量の玄米のカビの有無を短時間に測定できる。
【0031】2つの金属酸化物半導体ガスセンサ(フィ
ガロ技研製TGS826およびTGS2602)を測定
槽4に備えた以外は図1に示したカビ検知装置1と同じ
カビ検知装置1を用いてカビ臭を検知する試験を行っ
た。2つの金属酸化物半導体ガスセンサそれぞれから出
力された出力電圧(V)を縦軸に、時間(秒)を横軸に
とり、測定結果を図4に示す。
【0032】試験はまず、測定開始後、約400(秒)
経過した時点で搬入口2から実際にカビの生えた玄米1
00gを測定槽4に供給し、前記2つの金属酸化物半導
体ガスセンサでカビ臭を測定し、カビの生えた玄米供給
後から約100秒後に、底面5Aを下方に開いて、搬出
口5を開けて玄米を取り出した。玄米を取り出した後は
底面5Aを再度前記のように上方に支持、固定して搬出
口5を閉めた。図4に示されるように2つの金属酸化物
半導体ガスセンサのいずれからも充分に検知可能な電圧
(V)が出力され、カビ臭を検知できることがわかる。
【0033】比較のために同様な試験をカビの生えてい
ない玄米を用いて行ったが、2つの金属酸化物半導体ガ
スセンサのいずれからも電圧(V)が出力されなかっ
た。
【0034】また図4に示すようにカビの生えた玄米を
測定槽4に供給し、カビ臭を検知した後、底面5Aを下
方に開いて、搬出口5を開けて玄米を取り出しても、測
定槽4内には未だカビ臭が残り、金属酸化物半導体ガス
センサの出力電圧が元に戻るまでに時間がかかるが、エ
アーポンプなどを用いて清浄空気を測定槽4内に吹き込
んで換気することにより、回復時間を短縮することがで
きた。
【0035】図2は、本発明のカビ検知装置の第2の実
施例を示す説明図である。粉粒体として玄米を用いた例
について説明する。図2に示すように、本発明のカビ検
知装置1Aは、測定槽4の上部に次に測定する玄米を待
機させる前室10が備えられており、前室10の底面に
開閉扉またはスライド式のシャッター11が設けられて
いる。前室10の下部には玄米を供給する搬入口2と、
測定槽4と、測定後に玄米を排出するための搬出口5、
排出した玄米を一端入れるための部屋6が備えられてお
り、前室10、搬入口2、測定槽4、部屋6などが上か
ら順に一体に形成されている。搬出口5の開閉は測定槽
4の底面5Bを開閉することにより行われる。この底面
5Bは開閉扉またはスライド式のシャッターのいずれか
の方式で開閉するようになっている。
【0036】測定槽4の上部には、供給された玄米のカ
ビの有無を検知するための匂い・ガスセンサ3、3と、
測定槽4内の温度・湿度を測定するための温度湿度セン
サ12とが備えられており、これらのセンサからの出力
信号はコンピュータ13に送られる。
【0037】また測定槽4には、外部から取り入れた外
気を脱臭するための活性炭などの脱臭剤を充填した脱臭
装置14、そして取り入れた外気を加熱するための加熱
装置15、外気を吸引して取り入れるためのエアポンプ
16が備えられており、これらは配管17により直列に
連結されて測定槽4に連通しており、測定槽4内の換気
・殺菌を必要に応じて行えるようになっている。18は
匂い・ガスセンサ3によりカビ臭を検知した時などに測
定結果を表示するための表示手段である。
【0038】以上の構成のカビ検知装置1Aを用いて、
玄米のカビの有無を測定する場合は、前室10に入れた
玄米の必要量を開閉扉またはシャッタ11を開けて、測
定槽4の底面5Bを図2に実線で示す位置に支持して搬
出口5を閉じた状態で搬入口2から供給して測定槽4内
に入れる。匂い・ガスセンサ3により、玄米にカビが発
生・繁殖したときに放出されるカビ臭を検知して、信号
をコンピュータ13に送るとともに、温度湿度センサ1
2からの信号もコンピュータ13に送り、コンピュータ
などに予めセットしたデータ処理により信号を処理・補
正してカビの有無を検知する。匂い・ガスセンサ3によ
りカビ臭を検知した時などは測定結果をモニタ画面など
の表示手段18に表示する。カビ臭の測定後は前記底面
5Bを例えば点線で示したように下方に開け搬出口5を
開いて測定槽4中の玄米を部屋6に排出する。
【0039】前記のようにして測定槽4中の玄米を部屋
6に排出しても、測定槽4内に未だカビ臭が残り、匂い
・ガスセンサ3の出力電圧が元に回復するまでに時間が
かかるような場合は、測定槽4の底面5Bを図2に実線
で示す位置に支持して搬出口5を閉じた状態にして、脱
臭装置14、加熱装置15、エアポンプ16を作動して
配管17から外気を吸入して脱臭装置14で脱臭し、加
熱装置15で殺菌に必要な温度まで加熱し、配管17か
ら清浄な加熱空気の必要量を必要な時間だけ測定槽4内
に吹き込んで換気・殺菌する。このようにして、測定槽
4内に残留するカビ臭を短時間で除去して、匂い・ガス
センサ3の出力電圧が元に回復するまでの回復時間を短
縮できるとともに、効率よく測定槽4内のカビ・菌など
の微生物を殺菌できる。
【0040】加熱空気の温度、量、吹き込み時間などは
匂い・ガスセンサ3の測定結果により決めて制御するこ
とが好ましい。
【0041】上記操作を繰り返すことにより次々と多量
の玄米のカビの有無を短時間に測定できる。
【0042】カビ検知装置1Aにおいて、搬出口5や前
室10の開閉扉またはシャッタの開閉をサーボモーター
などで制御する手段を備えておき、サーボモーターなど
を作動させて開閉扉またはシャッタ11を開けて、次に
測定する粉粒体を待機させた前室10から測定する玄米
を必要量だけ測定槽4に供給し、その後、サーボモータ
ーなどで開閉扉またはシャッタ11を閉じ、そしてカビ
臭の測定後にサーボモーターなどを作動して底面5Bを
点線で示したように下方に開け搬出口5を開いて玄米を
排出し、その後、再びサーボモーターなどを作動させて
底面5Bを図2に実線で示す位置に支持して搬出口5を
閉じ、そして上記のようにして測定槽4内の換気・殺菌
を行うようにすれば、自動的に制御して適切に効率よく
玄米の供給、排出、換気・殺菌を行うことができる。
【0043】図3は、本発明のカビ検知装置の第3の実
施例を示す説明図である。粉粒体として玄米を用いた例
について説明する。図3に示すように、本発明のカビ検
知装置1Bは、玄米を供給する搬入口2と、供給された
玄米のカビの有無を検知するための匂い・ガスセンサ3
を備えた測定槽4を備えており、搬入口2、測定槽4な
どが上から順に一体に形成されている。測定槽4の底面
19は斜めに測定槽4内に固定して設置されており、底
面5Cの最下部20が測定槽4の側壁21に接する箇所
から上部の側壁21に搬出口5が設けられている。搬出
口5にはスライドすることにより開閉するスライド扉2
2が設けられており、このスライド扉22を上下にスラ
イドさせて搬出口5の開閉を行う。9は匂い・ガスセン
サ3の信号を図示しないコンピュータなどに送る配線で
ある。
【0044】以上の構成のカビ検知装置1Bを用いて、
玄米のカビの有無を測定する場合はスライド扉22を下
方にスライドさせて搬出口5を閉じて、測定する玄米を
白矢印で示した方向から搬入口2を経て供給して測定槽
4内に玄米を入れる。匂い・ガスセンサ3により、玄米
にカビが発生・繁殖したときに放出されるカビ臭を検知
して、信号を図示しないコンピュータなどに送り、コン
ピュータなどに予めセットしたデータ処理により信号を
処理してカビの有無を検知する。測定後は図3に示すよ
うにスライド扉22を上方にスライドさせて搬出口5を
開けると、測定槽4中の玄米は底面5C上を自然に滑落
して部屋6に排出される。
【0045】次の玄米の測定を行うためにはスライド扉
22を下方にスライドさせて搬出口5を閉じて上記操作
を繰り返すことにより次々と多量の玄米のカビの有無を
短時間に測定できる。
【0046】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮するものではない。又、本発明の各
部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の
技術的範囲内で種々の変形が可能である。
【0047】例えば、上記の実施例では表示手段として
モニタ画面を例示したが、表示手段は警告ランプでもよ
く、またブザーなどの通報手段を単独であるいは併せ設
けてもよく、匂い・ガスセンサ3により、玄米にカビが
発生・繁殖していることが検出された場合はこの警告ラ
ンプを点灯したり、ブザーを鳴らして注意、警告、通報
したりすることができる。
【0048】また上記の実施例で示した搬出口5の開閉
方式以外に、測定槽4の底面5A、5Bが中央部から両
側に開いて開閉する方式があり、また搬入口2の開閉の
ために搬入口2に開閉扉あるいはスライド式のシャッタ
ーを設けて開閉することもできる。
【0049】また、上記の実施例では測定槽4に温度湿
度センサ12を設置した例を示したが、測定槽4外に温
度湿度センサ12を併せて設置することもでき、両セン
サで測定した温度・湿度により匂い・ガスセンサの測定
結果を補正して精度を向上させることができる。
【0050】また、上記の実施例では測定槽4に加熱装
置15を備え、粉粒体を排出した測定槽4に加熱装置1
5から熱風を吹き込む例を示したが、ヒータなどの加熱
装置15を測定槽4に密着して装着するなどして測定槽
4自体を加熱して、測定槽4内に残留するカビ・菌など
の微生物を殺菌することもできる。
【0051】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の粉粒体のカビ検
知装置は、匂い・ガスセンサにより、種子、穀物(特に
玄米)、その他の食品、医薬品、漢方薬品、化粧品、飼
料、肥料などの粉粒体にカビが発生・繁殖したときに放
出されるカビ臭を検知してカビの有無を検知するように
したので、目視や経験に頼らず、多量の粉粒体のカビの
有無を容易に測定することができ、しかもカビの発生し
た粉粒体を短時間(5〜10分程度)で確実に簡便に定
量的に測定できる。本発明の請求項1記載のカビ検知装
置は構成が簡単で安価である。
【0052】本発明の請求項2記載の粉粒体のカビ検知
装置は、モニタ画面や警告ランプなどの表示手段および
/またはブザーなどの通報手段を備え、前記匂い・ガス
センサによりカビ臭を検知した時、前記表示手段および
/または通報手段を作動させて、検知結果をモニタ画面
に表示したり、警告ランプを点灯したり、ブザーを鳴ら
して注意、警告、通報したりすることができる。
【0053】本発明の請求項3記載の粉粒体のカビ検知
装置は、測定槽内あるいはさらに前記測定槽外の温度・
湿度を測定するための温度湿度センサを設置したので、
測定した温度・湿度により匂い・ガスセンサの測定結果
を補正して精度を向上させることができる。
【0054】本発明の請求項4記載の粉粒体のカビ検知
装置は、測定槽に連通して接続した脱臭装置を備え、粉
粒体を排出した測定槽に脱臭装置から外気または清浄空
気を吹き込んで換気し、測定槽内に残留するカビ臭を短
時間で除去するようにしたので、匂い・ガスセンサの出
力電圧が元に戻るまでの回復時間を短縮できる上、次の
粉粒体の測定にすぐかかれるので多量の粉粒体のカビの
有無を容易に短時間で測定することができる。
【0055】本発明の請求項5記載の粉粒体のカビ検知
装置は、測定槽に加熱装置を備え、粉粒体を排出した測
定槽に加熱装置から熱風を吹き込むか、あるいは加熱装
置により測定槽自体を加熱して、測定槽内に残留するカ
ビ・菌などの微生物を殺菌するようにしたので、残留す
るカビ・菌などの微生物による影響を受けず、高い精度
で多量の粉粒体のカビの有無を容易に短時間で測定する
ことができる。
【0056】本発明の請求項6記載の粉粒体のカビ検知
装置は、搬出口の開閉をサーボモーターなどで制御する
手段を備え、測定後に搬出口を開いて粉粒体を排出した
後、搬出口を閉じ、測定槽内の換気・殺菌を行うように
したので、粉粒体の供給、排出、換気・殺菌を自動的に
制御して適切に効率よく行うことができる。
【0057】本発明の請求項7記載の粉粒体のカビ検知
装置は、測定槽の上部に次に測定する粉粒体を待機させ
る前室を設け、その底面に開閉扉またはスライド式のシ
ャッターを設けたので、前室内に待機させた粉粒体の所
定量を開閉扉またはシャッターを開けて搬入口を経て測
定槽へ供給でき、測定槽へ粉粒体の所定量を供給した後
は開閉扉またはシャッターを閉じて次の測定まで待機で
き、粉粒体の供給を適切に効率よく行うことができる。
【0058】本発明の請求項8記載の粉粒体のカビ検知
装置は、前室の開閉扉またはスライド式のシャッターの
開閉をサーボモーターなどで制御する手段を備えたの
で、粉粒体の供給を自動的に制御して適切に効率よく行
うことができる。
【0059】本発明の請求項9記載の粉粒体のカビ検知
装置は、搬出口の開閉を測定槽の底面を下に開いたり閉
じたりして行うようにしたので、構成が簡単であり、測
定後に測定槽の底面を下に開いて粉粒体を測定槽から容
易に排出できるなど測定槽への粉粒体の供給・排出が容
易になる。
【0060】本発明の請求項10記載の粉粒体のカビ検
知装置は、測定槽の底面がフックまたは磁石により支持
されるようにしたので、測定槽の底面をフックまたは磁
石により簡単に確実に支持、固定できる。
【0061】本発明の請求項11記載の粉粒体のカビ検
知装置は、搬出口の開閉を測定槽の底面を中央部から両
側に開いて行うようにしたので、構成が簡単であり、測
定後に測定槽から容易に排出できるなど、測定槽への粉
粒体の供給・排出が容易になる。
【0062】本発明の請求項12記載の粉粒体のカビ検
知装置は、搬出口の開閉を測定槽の底面をスライドする
ことにより行うようにしたので、構成がより簡単であ
り、測定後に測定槽から容易に排出できるなど、測定槽
への粉粒体の供給・排出が容易になる。
【0063】本発明の請求項13記載の粉粒体のカビ検
知装置は、測定槽の底面が斜めに固定して設置されてお
り、前記底面の最下部が測定槽の側壁に接する箇所から
上部の測定槽の側壁に搬出口を設置したので、測定槽へ
の粉粒体の供給が容易になるとともに測定後は粉粒体が
前記底面を滑落して排出が容易になる。
【0064】本発明の請求項14記載の粉粒体のカビ検
知装置は、測定槽の側壁に設けた搬出口の開閉をスライ
ドすることにより開閉するスライド扉で行うようにした
のでこのスライド扉で搬出口の開閉を容易に行うことが
できる。
【0065】本発明の請求項15記載の粉粒体のカビ検
知装置は、搬入口に開閉扉またはスライド式のシャッタ
ーを設けたので、この開閉扉またはシャッターで搬出口
の開閉を容易に行うことができる。
【0066】本発明の請求項16記載の粉粒体のカビ検
知装置は、測定済みの粉粒体を排出し、測定槽の換気・
殺菌終了後に自動的に搬入口を開いて測定槽に次に測定
する粉粒体を供給するようにしたので、多量の粉粒体の
カビの有無を容易に短時間で測定できる。
【0067】本発明の請求項17記載の粉粒体のカビ検
知装置は、匂い・ガスセンサによる測定結果により、測
定槽の換気・殺菌の時間、温度、熱風量を制御するよう
にしたので、測定精度が向上するとともに、無駄なエネ
ルギー消費を避けて効率よく測定槽の換気・殺菌を行う
ことができる。
【0068】本発明の請求項18記載の粉粒体のカビ検
知装置は、匂い・ガスセンサとして単数あるいは複数の
金属酸化物半導体ガスセンサを用いるので、センサの入
手、メンテナンスも容易で、かつ測定精度を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカビ検知装置の第1の実施例を示す説
明図である。
【図2】本発明のカビ検知装置の第2の実施例を示す説
明図である。
【図3】本発明のカビ検知装置の第3の実施例を示す説
明図である。
【図4】匂い・ガスセンサの出力電圧(V)と測定時間
(秒)との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1、1A、1B 本発明のカビ検知装置 2 搬入口2 3 匂い・ガスセンサ 4 測定槽 5 搬出口 5A、5B、5C 底面 6 部屋 7 丁番 8 磁石 9 配線 10 前室 11 開閉扉またはスライド式のシャッター 12 温度湿度センサ 13 コンピュータ 14 脱臭装置 15 加熱装置 16 エアポンプ 17 配管 18 表示手段 20 最下部 21 側壁 22 スライド扉
フロントページの続き (72)発明者 阿萬 誉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 武田 宏治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2G046 BG04 CA09 DC12 DC14 DC16 DC17 DC18 EB01 FB02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を供給する搬入口と、供給された
    粉粒体のカビの有無を検知するための匂い・ガスセンサ
    を備えた測定槽と、測定後に粉粒体を排出するための搬
    出口を備えた粉粒体のカビ検知装置であって、前記匂い
    ・ガスセンサにより、粉粒体にカビが発生・繁殖したと
    きに放出されるカビ臭を検知してカビの有無を検知する
    ことを特徴とする粉粒体のカビ検知装置。
  2. 【請求項2】 モニタ画面や警告ランプなどの表示手段
    および/またはブザーなどの通報手段を備え、前記匂い
    ・ガスセンサによりカビ臭を検知した時、前記表示手段
    および/または通報手段を作動させることを特徴とする
    請求項1記載のカビ検知装置。
  3. 【請求項3】 前記測定槽内あるいはさらに前記測定槽
    外の温度・湿度を測定するための温度湿度センサを設置
    し、測定した温度・湿度により前記匂い・ガスセンサの
    測定結果を補正して精度を向上させることを特徴とする
    請求項1あるいは請求項2記載のカビ検知装置。
  4. 【請求項4】 前記測定槽に連通して接続した脱臭装置
    を備え、粉粒体を排出した前記測定槽に前記脱臭装置か
    ら外気または清浄空気を吹き込んで換気し、前記測定槽
    内に残留するカビ臭を短時間で除去することを特徴とす
    る請求項1から請求項3のいずれかに記載のカビ検知装
    置。
  5. 【請求項5】 前記測定槽に加熱装置を備え、粉粒体を
    排出した前記測定槽に前記加熱装置から熱風を吹き込む
    か、あるいは前記加熱装置により前記測定槽自体を加熱
    して、前記測定槽内に残留するカビ・菌などの微生物を
    殺菌することを特徴とする請求項1から請求項4のいず
    れかに記載のカビ検知装置。
  6. 【請求項6】 前記搬出口の開閉をサーボモーターなど
    で制御する手段を備え、測定後に前記搬出口を開いて粉
    粒体を排出した後、前記搬出口を閉じ、前記測定槽内の
    換気・殺菌を行うことを特徴とする請求項5記載のカビ
    検知装置。
  7. 【請求項7】 前記測定槽の上部に次に測定する粉粒体
    を待機させる前室を設け、その底面に開閉扉またはスラ
    イド式のシャッターを設けたことを特徴とする請求項1
    から請求項6のいずれかに記載のカビ検知装置。
  8. 【請求項8】 前記前室の開閉扉またはスライド式のシ
    ャッターの開閉をサーボモーターなどで制御する手段を
    備えたことを特徴とする請求項7記載のカビ検知装置。
  9. 【請求項9】 前記搬出口の開閉を前記測定槽の底面を
    下に開いたり閉じたりして行うことを特徴とする請求項
    1から請求項8のいずれかに記載のカビ検知装置。
  10. 【請求項10】 前記底面がフックまたは磁石により支
    持されることを特徴とする請求項9記載のカビ検知装
    置。
  11. 【請求項11】 前記搬出口の開閉を前記測定槽の底面
    を中央部から両側に開いて行うことを特徴とする請求項
    1から請求項8のいずれかに記載のカビ検知装置。
  12. 【請求項12】 前記搬出口の開閉を前記測定槽の底面
    をスライドすることにより行うことを特徴とする請求項
    1から請求項8のいずれかに記載のカビ検知装置。
  13. 【請求項13】 前記測定槽の底面が斜めに固定して設
    置されており、前記底面の最下部が前記測定槽の側壁に
    接する箇所から上部の前記測定槽の側壁に搬出口を設置
    したことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか
    に記載のカビ検知装置。
  14. 【請求項14】 前記測定槽の側壁に設けた搬出口の開
    閉をスライドすることにより開閉するスライド扉で行う
    ことを特徴とする請求項13記載のカビ検知装置。
  15. 【請求項15】 前記搬入口に開閉扉またはスライド式
    のシャッターが設けられていることを特徴とする請求項
    1から請求項14のいずれかに記載のカビ検知装置。
  16. 【請求項16】 測定済みの粉粒体を排出し、前記測定
    槽の換気・殺菌終了後に自動的に前記搬入口を開いて前
    記測定槽に次に測定する粉粒体を供給するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項15のいずれかに記
    載のカビ検知装置。
  17. 【請求項17】 匂い・ガスセンサによる測定結果によ
    り、前記測定槽の換気・殺菌の時間、温度、熱風量を制
    御することを特徴とする請求項1から請求項16のいず
    れかに記載のカビ検知装置。
  18. 【請求項18】 匂い・ガスセンサとして単数あるいは
    複数の金属酸化物半導体ガスセンサを用いることを特徴
    とする請求項1から請求項17のいずれかに記載のカビ
    検知装置。
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