JP2001182682A - 磁気浮上型ポンプ - Google Patents

磁気浮上型ポンプ

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JP2001182682A JP37095499A JP37095499A JP2001182682A JP 2001182682 A JP2001182682 A JP 2001182682A JP 37095499 A JP37095499 A JP 37095499A JP 37095499 A JP37095499 A JP 37095499A JP 2001182682 A JP2001182682 A JP 2001182682A
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    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気軸受部を小型化し得る磁気浮上型ポンプ
を提供する。 【解決手段】 磁気浮上型ポンプ1はモータ部10とポ
ンプ部20と磁気軸受部40とからなり、磁気軸受部は
磁極51〜56と電磁石ヨーク71〜76と電磁石コイ
ル81〜86とからなる複数の電磁石で構成され、各電
磁石のS,N磁極の少なくとも電磁石ヨーク71〜76
と電磁石コイル81〜86とを円周方向に配置して構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気浮上型ポン
プに関し、特に、磁気軸受を利用したクリーンポンプで
あって、たとえば人工心臓のような医療機器に用いられ
る磁気浮上型ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の磁気浮上型ポンプを示す図
であり、特に図7(a)は縦断面図を示し、図7(b)
は図7(a)の線A−Aに沿う断面図である。図8は図
7の線B−Bに沿う断面矢視図であり、図9は図7の線
C−Cに沿う断面図である。
【0003】まず、図7〜図9を参照して、従来の磁気
浮上型ポンプについて説明する。図7(a)に示すよう
に、磁気浮上型ポンプ1はモータ部10とポンプ部20
と磁気軸受部30とから構成される。ポンプ部20のケ
ーシング21内にはポンプ室22が設けられていて、こ
のポンプ室22内でインペラ23が回転する。ケーシン
グ21は非磁性部材からなり、インペラ23は非制御式
磁気軸受を構成する永久磁石24を有する非磁性部材2
5と、制御式磁気軸受のロータに相当する軟質磁性部材
26とを含む。永久磁石24はインペラ23の円周方向
に分割されていて、互いに隣接する磁石は互いに反対方
向の磁極に着磁されている。
【0004】インペラ23の永久磁石24を有する側に
対向するようにして、ポンプ室外部には軸11に軸支さ
れたロータ12が設けられる。ロータ12はモータ13
によって駆動されて回転する。ロータ12にはインペラ
23の永久磁石24に対向しかつ吸引力が作用するよう
にインペラ23側と同数の永久磁石14が設けられてい
る。この永久磁石14も互いに隣接する磁石は互いに反
対方向の磁極に着磁されている。
【0005】一方、インペラ23の軟質磁性部材26を
有する側に対向するようにして、電磁石31と図示しな
い位置センサとが磁気軸受部30に設けられている。こ
の電磁石31と位置センサとにより、ポンプ室22にお
いて永久磁石24と14の吸引力に釣合いインペラ23
をポンプ室22の中心に保持できるようにしている。
【0006】上述のごとく構成された磁気浮上型ポンプ
1において、ロータ12に埋込まれている永久磁石14
とインペラ23に設けられている永久磁石24との間に
軸方向の吸引力が働く。この吸引力を利用した磁気カッ
プリングによってインペラ23を回転駆動させたり、半
径方向の支持剛性を得ている。この吸引力と釣合うよう
にC型の電磁石31のコイルに電流が流され、インペラ
23が浮上する。そして、ロータ12がモータ13の駆
動力によって回転すると、永久磁石14と24とが磁気
カップリングを構成し、インペラ23が回転して、流体
が吸入口60から吸込まれ、出口70(図7(b)参
照)から排出される。インペラ23はケーシング21に
よってロータ12から隔離されており、かつ電磁石31
からの汚染を受けることはないので、磁気浮上型ポンプ
1から吐出された流体(血液ポンプとして使用した場合
は血液)はクリーンな状態を保持する。
【0007】なお、図8および図9に示すように、従来
の磁気浮上式の血液ポンプでは、その電磁石31のヨー
ク41の形状はかわら状でかつ電磁石の磁極の対42と
43,44と45,46と47はそれぞれ半径方向に配
置されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
たような磁気浮上型ポンプ1は人工心臓用血液ポンプと
して使用される場合、体内に埋込んで使用したり、身体
に近接させて使用するため、常時外部電源からエネルギ
供給を行なうことができない。通常は、携帯バッテリや
体内に設置した体内バッテリから得られるエネルギが供
給されるため、長期使用のためには極力エネルギ使用量
を抑える必要がある。さらに、人体に使用するには小型
であることおよび信頼性に対して最大の注意が必要であ
る。
【0009】しかし、従来の磁気浮上型ポンプ1では、
図8および図9に示したように、その各電磁石の磁極が
それぞれ半径方向に配置しており、このためにコイルを
収納するためのスペースを有効に確保できず、磁気軸受
部のサイズを大きくし、新たにコイルスペースを増やさ
なければ電磁石の省電力化が図れないという問題があっ
た。
【0010】すなわち、電磁石での省力化には、電磁石
コイルの巻数を増やしたり、コイル線径を太くする手法
がとられるが、いずれの方法もコイル収納スペースを大
きく確保するために、磁気軸受部30のサイズを大きく
する必要があった。さらに、従来の磁気浮上型ポンプ1
では、電磁石31,32のヨークの形状がかわら状を呈
しており、コイル巻作業が困難であると同時に、コイル
とヨーク間の絶縁抵抗の確保が難しかった。
【0011】それゆえに、この発明の主たる目的は、磁
気軸受部を小型化し得る磁気浮上型ポンプを提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ケーシング内に回転部を有し、その回転部を回転させる
ことによって流体を排出するポンプ部と、回転部と磁気
力により非接触で結合し、回転部を回転駆動させる回転
駆動部と、回転部を非接触で支持する磁気軸受部とを含
む磁気浮上型ポンプにおいて、磁気軸受部は磁極とヨー
クとコイルとからなる複数の電磁石で構成され、その電
磁石の各S,N磁極の少なくともヨークとコイルとを円
周方向に配置して構成される。
【0013】請求項2に係る発明では、請求項1の電磁
石の磁極対を円周方向に配置する。請求項3に係る発明
では、請求項1の電磁石の磁極対を径方向に配置する。
【0014】請求項4に係る発明では、請求項1から3
の回転部はディスク状の形状に形成され、回転駆動部と
対向する面に永久磁石を円周方向に配置し、回転部と回
転駆動部とを磁気カップリングにより非接触で結合させ
る。
【0015】請求項5に係る発明では、請求項1から4
の電磁石のS,N磁極の対が3対設けられる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態の磁
気浮上型ポンプを示す図であり、特に、図1(a)は縦
断面図を示し、図1(b)は図1(a)の線A−Aに沿
う断面図である。図2は図1(a)に示す線B−Bに沿
う断面矢視図であり、図3は図1(a)に示すC−Cに
沿う断面図である。
【0017】図1〜図3を参照して、この発明の一実施
形態の磁気浮上型ポンプについて説明する。磁気浮上型
ポンプはモータ部10とポンプ部20と磁気軸受部40
とから構成される。ポンプ部20のケーシング21内に
はポンプ室22が設けられていて、このポンプ室22内
でインペラ23が回転する。インペラ23は複数の羽根
27を有しており、羽根27は図1(b)に示すように
渦巻型に形成されている。
【0018】ケーシング21はプラスチック,セラミッ
ク,金属などから形成されるが、ケーシング21のうち
ポンプ部20とモータ部10との間の隔壁部分およびポ
ンプ部20と磁気軸受部40の隔壁部分には磁性材料を
使用することはできないので、非磁性材料で構成され
る。インペラ23は非制御式磁気軸受を構成する永久磁
石24を有する非磁性部材25と、制御式磁気軸受のロ
ータに相当する軟質磁性部材26とを含む。永久磁石2
4はインペラ23の円周方向に分割されていて、互いに
隣接する磁石は互いに反対方向の磁極に着磁されてい
る。
【0019】インペラ23の永久磁石24を有する側に
対向するようにして、ポンプ室外部には軸11に軸支さ
れたロータ12が設けられる。ロータ12はモータ13
によって駆動されて回転する。ロータ12にはインペラ
23の永久磁石24に対向しかつ吸引力が作用するよう
にインペラ23側と同数の永久磁石14が設けられてい
る。この永久磁石14も互いに隣接する磁石は互いに反
対方向の磁極に着磁されている。モータ部10として
は、DCブラシレスモータを含む同期モータや、インダ
クションモータを含む非同期モータなどが使用される
が、モータの種類は問わない。
【0020】一方、インペラ23の軟質磁性部材26を
有する側に対向するようにして、電磁石41と位置セン
サ62とが磁気軸受部40に設けられている。この電磁
石41と位置センサ62とにより、ポンプ室において永
久磁石24と14の吸引力に釣り合って、インペラ23
をポンプ室の中心に保持できるようにしている。制御式
磁気軸受のロータに相当する軟質磁性部材26には、た
とえば低炭素鋼やフェライト系ステンレスやパーマロイ
などの材料が用いられる。
【0021】図1(a)には、磁極51と電磁石ヨーク
71と電磁石コイル81と電磁石バックプレート91と
からなる1つの電磁石41のみが示されているが、磁気
軸受部40には3個の電磁石が円周方向に配置されてい
る。そして、図2に示すように各対をなす磁極51と5
2との間にはセンサ61が配置され、磁極53と54と
の間にはセンサ62が配置され、磁極55と56との間
にはセンサ63が配置されている。これらのセンサ61
ないし63としては、一般的に渦電流式センサやリラク
タンス式センサなどの磁気式センサが用いられる。
【0022】さらに、図3に示すように、各電磁石ヨー
ク71〜76は円柱形状で形成されていて、各電磁石ヨ
ーク71〜76には電磁石コイル81〜86がそれぞれ
巻回されている。
【0023】このように、磁極51ないし56を円周方
向に配置することで、磁気軸受部40内に収納できる電
磁石コイル81〜86の収納スペースを増加でき、また
電磁石ヨーク71〜76の形状を円柱形状とすることに
より、各電磁石ヨーク71〜76への電磁石コイル81
〜86の巻付作業が容易となる。さらに、各電磁石ヨー
ク71〜76の形状が単純であるため、電磁石コイル8
1〜86との絶縁が確実となる。なお、電磁石ヨーク7
1〜76は円柱にしているが、これは角柱であってもよ
い。さらに、図2および図3ではすべての電磁石ヨーク
71〜76と電磁石コイル81〜86を同一円周上に配
置しているが、収納スペースを有効に確保するために、
各電磁石ヨーク71〜76および電磁石コイル81〜8
6は同一円周上になくてもよい。
【0024】図4および図5はこの発明の他の実施形態
を示す図であり、図4は磁極とコイルの配置例を示し、
図5は図4に示す線C−Cに沿う断面図である。
【0025】図4に示す電磁石コイル81〜86と電磁
石ヨーク(図示せず)は図3と同様にして円周方向に配
置されるが、各磁極対101と102,103と10
4,105と106は半径方向に配置されている。そし
て、図5に示すように、磁極105−電磁石ヨーク75
−電磁石バックプレート92−電磁石ヨーク76−磁極
106で1つのC型電磁石を構成している。図4および
図5に示した実施形態においても、電磁石ヨークは円柱
形状に形成されて電磁石コイル81〜86の巻付け作業
を容易にしているが、これは円柱に限らず角柱であって
も良い。
【0026】この実施形態においても、図1〜図3の実
施形態と同様の効果を得ることができる。
【0027】図6はこの発明の一実施形態の磁気浮上型
ポンプを駆動するためのコントローラを示すブロック図
である。図6において、コントローラ100は、インペ
ラ位置制御機能と、インペラ回転トルク制御機能と、イ
ンペラ位置制御機能を用いてポンプ室22内におけるイ
ンペラ23の浮上位置を変化させるインペラ浮上位置制
御機能と、モータ13の電流計測機能と、インペラ浮上
位置制御機能を用いてインペラ23の浮上位置を変化さ
せたことにより得られるモータ13の電流変化量を利用
して、流体の粘度を算出する流体粘度算出機能を備えて
いる。
【0028】具体的には、コントローラ100はコント
ローラ本体部101と、モータドライバ102と、イン
ペラ位置制御用コントロール部103とを備えている。
モータドライバ102は、コントローラ本体部101よ
り出力されたモータの回転数に対応する電圧を出力し、
モータ13を回転させるためのドライバである。また、
インペラ位置制御用コントロール部103はコントロー
ラ本体部101より出力されたインペラ浮上位置を維持
するために電磁石41に流れる電流または電圧もしくは
電流および電圧を制御する。位置センサ42による検出
出力はインペラ位置制御用コントロール部103に入力
され、インペラ23の中心軸(z軸)方向の並進運動、
かつ中心軸(z軸)に直交するx軸およびy軸まわりの
回転運動を制御するように電磁石41に流れる電流をコ
ントロールする。なお、位置センサ42による検出出力
をコントローラ本体部101に入力し、コントローラ本
体部101より電磁石41に与える電圧値もしくは電流
値を出力させてもよい。
【0029】コントローラ本体部101は記憶部(RO
M)104と、CPU105と、表示部110と、入力
部107とを備えている。表示部110には、設定吐出
流量保持部111と、実行吐出流量表示部112と、設
定吐出出力表示部113と、実行吐出圧力表示部114
と、流体温度表示部115と、流体粘度表示部116
と、インペラ回転数表示部117が設けられている。ま
た、入力部107には、設定吐出流量入力部108と、
設定吐出圧力入力部109とが設けられている。
【0030】コントローラ本体部101は、流体粘度と
インペラ浮上位置変化によるモータ電流変化量(モータ
駆動電流変化量)との関係を予め測定した流体粘度−モ
ータ電流変化量関連データもしくはこの関連データより
算出された関係式(たとえば、相関式データもしくは粘
度演算式データ)を記憶したデータ記憶部を含み、流体
粘度算出機能はデータ記憶部のデータとインペラ浮上位
置制御機能を用いたインペラ23の浮上位置を変化させ
たことにより得られるモータ13の電流変化量を用いて
液体粘度を算出する。
【0031】換言すれば、コントローラ本体部101の
記憶部内には、流体粘度とインペラ浮上位置変化による
モータ電流変化量との関係を予め測定した流体粘度−モ
ータ電流変化量関連データもしくはこの関連データより
算出された相関データ(粘度演算式データでもある)が
記憶されている。
【0032】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、磁気
軸受の各電磁石の磁極とヨークを円周方向に配置するこ
とにより、磁気軸受部のスペースを増やすことなく、す
なわちポンプサイズを大きくすることなく、コイルの巻
スペースを広く確保できる。このようにコイル収納スペ
ースを広げることにより、電磁石コイルの巻数を増加さ
せたり、コイルの線径を太くすることも可能となった結
果、電磁石の省電力化を図ることができる。さらに、電
磁石のヨークを円柱もしくは角柱にすることが可能にな
り、コイルの巻き作業が容易となり、その結果コイルと
ヨークとの間の絶縁耐圧を確保しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の磁気浮上型ポンプを
示す図である。
【図2】 図1(a)の線B−Bに沿う断面矢視図であ
る。
【図3】 図1(a)に示すC−Cに沿う断面図であ
る。
【図4】 この発明の他の実施形態を示す図であり、磁
極とコイルの配置例を示す。
【図5】 図4に示す線C−Cに沿う断面図である。
【図6】 この発明の磁気浮上型ポンプを駆動するため
のコントローラのブロック図である。
【図7】 従来の磁気浮上型ポンプを示す図である。
【図8】 図7の線B−Bに沿う断面矢視図である。
【図9】 図7の線C−Cに沿う断面図である。
【符号の説明】
10 モータ部、11 軸、12 ロータ、13 モー
タ、14,24 永久磁石、20 ポンプ部、21 ケ
ーシング、22 ポンプ室、23 インペラ、25 非
磁性部材、26 軟質磁性部材、40 磁気軸受部、5
1〜56,101〜106 磁極、61〜63 セン
サ、71〜76 電磁石ヨーク、81〜86 電磁石コ
イル、91,92 電磁石バックプレート、60 吸入
口、70出口、100 コントローラ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に回転部を有し、該回転部
    を回転させることによって流体を排出するポンプ部と、
    前記回転部と磁気力により非接触で結合し、前記回転部
    を回転駆動させる回転駆動部と、前記回転部を非接触で
    支持する磁気軸受部とを含む磁気浮上型ポンプにおい
    て、 前記磁気軸受部は、磁極とヨークとコイルとからなる複
    数の電磁石で構成され、該電磁石の各S,N磁極の少な
    くともヨークとコイルとを円周方向に配置したことを特
    徴とする、磁気浮上型ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記電磁石の磁極対を円周方向に配置し
    たことを特徴とする、請求項1に記載の磁気浮上型ポン
    プ。
  3. 【請求項3】 前記電磁石の磁極対を径方向に配置した
    ことを特徴とする、請求項1に記載の磁気浮上型ポン
    プ。
  4. 【請求項4】 前記回転部はディスク状の形状に形成さ
    れ、前記回転駆動部と対向する面に永久磁石を円周方向
    に配置し、前記回転部と前記回転駆動部とを磁気カップ
    リングにより非接触で結合させたことを特徴とする、請
    求項1から3のいずれかに記載の磁気浮上型ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記電磁石のS,N磁極の対が3対設け
    られることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに
    記載の磁気浮上型ポンプ。
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