JP4612925B2 - 磁気浮上型ポンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は磁気浮上型ポンプに関し、特に、磁気軸受を利用したクリーンポンプであって、たとえば人工心臓のような医療機器に用いられる磁気浮上型ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の磁気浮上型ポンプを示す図であり、特に、図3(a)は縦断面図を示し、図3(b)は図3(a)の線A−Aに沿う断面図である。
【0003】
まず、図3を参照して、従来の磁気浮上型ポンプについて説明する。図3(a)に示すように、磁気浮上型ポンプ1はモータ部10とポンプ部20と磁気軸受部30とから構成される。ポンプ部20のケーシング21内にはポンプ室22が設けられていて、このポンプ室22内でインペラ23が回転する。インペラ23は複数の羽根27を有しており、羽根27は図3(b)に示すように渦巻型に形成されている。
【0004】
ケーシング21は非磁性部材からなり、インペラ23は非制御式磁気軸受を構成する永久磁石24を有する非磁性部材25と、制御式磁気軸受のロータに相当する軟質磁性部材26とを含む。永久磁石24はインペラ23の円周方向に分割されていて、互いに隣接する磁石は互いに反対方向の磁極に着磁されている。
【0005】
インペラ23の永久磁石24を有する側に対向するようにして、ポンプ室22外部には軸11に軸支されたロータ12が設けられる。ロータ12はモータ13によって駆動されて回転する。ロータ12にはインペラ23の永久磁石24に対向しかつ吸引力が作用するようにインペラ23側と同数の永久磁石14が設けられている。この永久磁石14も互いに隣接する磁石は互いに反対方向の磁極に着磁されている。
【0006】
一方、インペラ23の軟質磁性部材26を有する側に対向するようにして、ポンプ室22において永久磁石24と14の吸引力に釣り合い、インペラ23をポンプ室22内の中心に保持できるように、複数の電磁石31と位置センサ32とが磁気軸受部30に設けられている。電磁石31の形状はC型であり、位置センサ32は磁気式センサが用いられている。位置センサ32は軟質磁性部材からなるE型コア34内にリング状コイル35が巻回されて構成されている。
【0007】
上述の如く構成された磁気浮上型ポンプ1において、ロータ12に埋込まれている永久磁石14とインペラ23に設けられている永久磁石24との間に軸方向の吸引力が働く。この吸引力を利用した磁気カップリングによってインペラ23を回転駆動させたり、半径方向の支持剛性を得ている。この吸引力と釣り合うようにC型の電磁石31のコイルに電流が流され、インペラ23が浮上する。そして、ロータ12がモータ13の駆動力によって回転すると、永久磁石14と24とが磁気カップリングを構成し、インペラ23が回転して、流体が吸入口60から吸込まれ、出口70から排出される。インペラ23はケーシング21によってロータ12から隔離されており、かつ電磁石31からの汚染を受けることはないので、磁気浮上型ポンプ1から吐出された流体(血液ポンプとして使用した場合は血液)はクリーンな状態を保持する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図3に示した磁気浮上型ポンプ1において、ポンプ室22内にあるインペラ23の軟質磁性部材26と磁気軸受部30の電磁石31との間、およびインペラ23の軟質磁性部材26とインペラ23の位置を検出する位置センサ32との間にはプラスチック材料やセラミック材料や非磁性金属材料で構成したケーシング21の隔壁が存在する。このため、インペラ23と電磁石31との間の距離が長くなることから、インペラ23を浮上させるための電磁石コイル31に流れる電流を大きくする必要があったり、インペラ23と位置センサ32との間の距離が広くなることによるセンサ感度の低下が見られるといった問題があった。
【0009】
具体的には、この隔壁にプラスチック材料を使用した場合には、その隔壁の耐久性の問題から長期連続使用ができないという課題がある。また、その隔壁に金属材料を使用し、位置センサ32に磁気センサを用いた場合には、その内部での渦電流発生と、隔壁によりターゲットとの距離のためにセンサ感度を低下させるといった課題があった。
【0010】
それゆえに、この発明の主たる目的は、電磁石とインペラとの間の距離を短くし、さらにセンサとインペラ間の距離も短くすることによって、電磁石のコイル電流を減らし、センサ出力の感度を上げることができるような磁気浮上型ポンプを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る磁気浮上型ポンプは、平行に配置され、非磁性材料で形成された第1および第2の隔壁を含み、それらの間にポンプ室が形成されたケーシングを備えたものである。第2の隔壁は円環状に形成されている。この磁気浮上型ポンプは、さらに、ポンプ室内において第1および第2の隔壁に沿って回転可能に設けられ、第1の隔壁を貫通するとともに第2の隔壁の内径側部分を貫通する回転中心線を有するインペラと、第1の隔壁に隣接してポンプ室外に設けられ、インペラと磁気力により非接触で結合し、インペラを回転駆動させて流体を排出させる回転駆動部と、第2の隔壁に隣接してポンプ室外に設けられ、インペラと磁気力により非接触で結合し、インペラを第1および第2の隔壁間に浮上させる制御式磁気軸受部とを備えたものである。ここで、制御式磁気軸受部は、インペラの浮上位置を検出する位置センサと、インペラを磁気力で吸引する電磁石とを含む。位置センサおよび電磁石の各々は、コアおよびそれに巻回されたコイルを有する。各コアの先端部は第2の隔壁に埋め込まれ、各コアの先端面は、ポンプ室内に露出してポンプ室の内部表面を構成し、各コアの先端面とインペラとが直接対面している。
【0012】
ここで、直接対面しているとは、電磁石および位置センサの各々のコアの先端面とインペラとの間に機械構造物が介在しないということで、流体や樹脂コーティングなどの薄膜層が介在していないということではない。
【0013】
好ましくは、位置センサのコアは、軟質磁性材料で形成されている。
【0014】
また好ましくは、電磁石および位置センサの各々のコアは、第2の隔壁に溶接,ロウ付け,圧入,圧接,焼きばめまたは接着のいずれかあるいはこれらを併用して固着される。
【0015】
また好ましくは、インペラは円板状に形成され、インペラの回転駆動部と対向する側に複数の第1の永久磁石がインペラの回転方向に配列され、回転駆動部には複数の第1の永久磁石に対面するように複数の第2の永久磁石がインペラの回転方向に配列され、複数の第1の永久磁石と複数の第2の永久磁石による磁気カップリングでインペラと回転駆動部とを非接触で結合させる。
【0016】
また好ましくは、ポンプ室の内部表面にヘパリンコーティングが施される。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施形態の磁気浮上型ポンプを示す図であり、特に、図1(a)は縦断面図を示し、図1(b)は図1(a)の線A−Aに沿う断面図である。
【0018】
図1を参照して、この発明の一実施形態の磁気浮上型ポンプについて説明する。磁気浮上型ポンプ1はモータ部10とポンプ部20と磁気軸受部40とから構成される。ポンプ部20のケーシング21内にはポンプ室22が設けられていて、このポンプ室22内でインペラ23が回転する。
【0019】
ケーシング21はプラスチック,セラミック,金属などから形成されるが、ケーシング21のうちモータ部10との間の隔壁部分および電磁石41と位置センサ42周辺の隔壁部分(図1(b)で白色部分)には磁性材料を使用することができないので、非磁性材料で構成される。インペラ23は非制御式磁気軸受を構成する永久磁石24を有する非磁性部材25と制御式磁気軸受のロータに相当する軟質磁性部材26とを含む。永久磁石24はインペラ23の円周方向に分割されていて、互いに隣接する磁石は互いに反対方向の磁極に着磁されている。
【0020】
インペラ23の永久磁石24を有する側に対向するようにして、ポンプ室22外部には軸11に軸支されたロータ12が設けられる。ロータ12はモータ13によって駆動されて回転する。ロータ12にはインペラ23の永久磁石24に対向しかつ吸引力が作用するようにインペラ23側と同数の永久磁石14が設けられている。この永久磁石14も互いに隣接する磁石は互いに反対方向の磁極に着磁されている。モータ部10としては、DCブラシレスモータを含む同期モータや、インダクションモータを含む非同期モータなどが使用されるが、モータの種類は問わない。
【0021】
一方、インペラ23の軟質磁性部材26を有する側に対向するようにして、電磁石41と位置センサ42とが磁気軸受部40に設けられる。この電磁石41と位置センサ42によりポンプ室22において永久磁石24と14の吸引力に釣り合ってインペラ23を、ポンプ室22の中心に保持できるようにしている。ここで、この発明の実施形態として、磁気軸受部40の電磁石41のコア45と位置センサ42のコア43とがポンプ部20との隔壁をなす非磁性材料で構成したケーシング21内に一部埋込まれている。コア43にはコイル44が巻回され、コア45にはコイル46が巻回される。そして、電磁石41と位置センサ42の先端部がポンプ室22内に露出している。電磁石41とポンプ室22のケーシング21との間は、溶接,ロウ付け,圧入,圧接,焼きばめまたは接着のいずれかの方法もしくはこれらを併用して接合され、ポンプ室22の内部と外部とがシールした構造が取られる。さらに、上述の溶接,ロウ付け,圧入,圧接,焼きばめまたは接着などの部分に成体適合性を付加する意味で、ポンプ室22内全体に抗凝固剤であるヘパリンをコーティングすることによって、これらの部分での血栓形成を防ぎ、血液輸送用ポンプとして利用することができる。この場合、ヘパリングコーティングは、凝固系活性化抑制,血小板保護、活性化抑制,炎症系活性抑制,線溶系活性化抑制,感染抑制などの効果をもたらす。
【0022】
なお、図1において、斜線部分は軟質磁性材料を示し、その他の部分は非磁性材料を示している。血液のような腐食性の流体を搬送する用途に用いる場合には、軟質磁性材料としては高耐食性フェライト系ステンレススチール(SUS447J、SUS444等)、非磁性材料としては高耐食性オーステナイト系ステンレススチール(SUS316L等)、もしくはチタン合金、純チタン等が好ましい。
【0023】
上述の如く、図1に示した実施形態では、電磁石41と位置センサ42の先端部をポンプ室22内に露出させて、直接インペラ23に対面するようにしたので、ポンプ室22内にあるインペラ23の軟質磁性部材26と電磁石31との間の距離およびインペラ23の軟質磁性部材26とインペラ位置を検出する位置センサ42との間の距離を短くでき、その結果インペラ23を浮上させるために電磁石41のコイル電流を小さくでき、また、位置センサ42のセンサ感度を上げることが可能となる。
【0024】
図2はこの発明の一実施形態の磁気浮上型ポンプを駆動するためのコントローラを示すブロック図である。図2において、コントローラ100は、インペラ位置制御機能と、インペラ回転トルク制御機能と、インペラ位置制御機能を用いてポンプ室22内におけるインペラ23の浮上位置を変化させるインペラ浮上位置制御機能と、モータ13の電流計測機能と、インペラ浮上位置制御機能を用いてインペラ23の浮上位置を変化させたことにより得られるモータ13の電流変化量を利用して、流体の粘度を算出する流体粘度算出機能を備えている。
【0025】
具体的には、コントローラ100はコントローラ本体部101と、モータドライバ102と、インペラ位置制御用コントロール部103とを備えている。モータドライバ102は、コントローラ本体部101より出力されたモータの回転数に対応する電圧を出力し、モータ13を回転させるためのドライバである。また、インペラ位置制御用コントロール部103はコントローラ本体部101より出力されたインペラ浮上位置を維持するために電磁石41に流れる電流または電圧もしくは電流および電圧を制御する。
【0026】
位置センサ42による検出出力はインペラ位置制御用コントロール部103に入力され、インペラ23の中心軸(z軸)方向の並進運動、かつ中心軸(z軸)に直交するx軸およびy軸まわりの回転運動を制御するように電磁石41に流れる電流をコントロールする。なお、位置センサ42による検出出力をコントローラ本体部101に入力し、コントローラ本体部101より電磁石41に与える電圧値もしくは電流値を出力させてもよい。
【0027】
コントローラ本体部101は記憶部(ROM)104と、CPU105と、表示部110と、入力部107とを備えている。表示部110には、設定吐出流量保持部111と、実行吐出流量表示部112と、設定吐出出力表示部113と、実行吐出圧力表示部114と、流体温度表示部115と、流体粘度表示部116と、インペラ回転数表示部117が設けられている。また、入力部107には、設定吐出流量入力部108と、設定吐出圧力入力部109とが設けられている。
【0028】
コントローラ本体部101は、流体粘度とインペラ浮上位置変化によるモータ電流変化量(モータ駆動電流変化量)との関係を予め測定した流体粘度−モータ電流変化量関連データもしくはこの関連データより算出された関係式(たとえば、相関式データもしくは粘度演算式データ)を記憶したデータ記憶部を含み、流体粘度算出機能はデータ記憶部のデータとインペラ浮上位置制御機能を用いたインペラ23の浮上位置を変化させたことにより得られるモータ13の電流変化量を用いて液体粘度を算出する。
【0029】
換言すれば、コントローラ本体部101の記憶部内には、流体粘度とインペラ浮上位置変化によるモータ電流変化量との関係を予め測定した流体粘度−モータ電流変化量関連データもしくはこの関連データより算出された相関データ(粘度演算式データでもある)が記憶されている。
【0030】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、磁気軸受部の電磁石のコアの先端面とインペラとが直接対面することにより、磁気軸受部の電磁力の作用面であるコアの先端面とインペラとの間の距離を短くできる。したがって、インペラを浮上させる電磁力発生のための電磁石コイルに流れる電流を減少でき、消費電流が問題となる血液ポンプとしての使用に有利となる。
【0032】
また、位置センサのコアの先端面とインペラとが直接対面することにより、位置センサのコアの先端面とインペラとの間の距離も短くできる。したがって、位置センサの感度を良好にでき、高S/N比のセンサ出力を得ることができ、システムの信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の磁気浮上型ポンプを示す図である。
【図2】 この発明の一実施形態の磁気浮上型ポンプを駆動するためのコントローラを示すブロック図である。
【図3】 従来の磁気浮上型ポンプを示す図である。
【符号の説明】
1 磁気浮上型ポンプ、10 モータ部、11 軸、12 ロータ、13 モータ、14,24 永久磁石、20 ポンプ部、21 ケーシング、22 ポンプ室、23 インペラ、25 非磁性部材、26 軟質磁性部材、40 磁気軸受部、41 電磁石、42 位置センサ、43 センサコア、44 センサコイル、60 吸入口、70 出口、100 コントローラ。
Claims (5)
- 平行に配置され、非磁性材料で形成された第1および第2の隔壁を含み、それらの間にポンプ室が形成されたケーシングを備え、前記第2の隔壁は円環状に形成され、
さらに、前記ポンプ室内において前記第1および第2の隔壁に沿って回転可能に設けられ、前記第1の隔壁を貫通するとともに前記第2の隔壁の内径側部分を貫通する回転中心線を有するインペラと、
前記第1の隔壁に隣接して前記ポンプ室外に設けられ、前記インペラと磁気力により非接触で結合し、前記インペラを回転駆動させて流体を排出させる回転駆動部と、
前記第2の隔壁に隣接して前記ポンプ室外に設けられ、前記インペラと磁気力により非接触で結合し、前記インペラを前記第1および第2の隔壁間に浮上させる制御式磁気軸受部とを備えた磁気浮上型ポンプにおいて、
前記制御式磁気軸受部は、前記インペラの浮上位置を検出する位置センサと、前記インペラを磁気力で吸引する電磁石とを含み、
前記位置センサおよび前記電磁石の各々は、コアおよびそれに巻回されたコイルを有し、
各コアの先端部は前記第2の隔壁に埋め込まれ、各コアの先端面は、前記ポンプ室内に露出して前記ポンプ室の内部表面を構成し、各コアの先端面と前記インペラとが直接対面していることを特徴とする、磁気浮上型ポンプ。 - 前記位置センサのコアは、軟質磁性材料で形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の磁気浮上型ポンプ。
- 前記電磁石および前記位置センサの各々のコアは、前記第2の隔壁に溶接,ロウ付け,圧入,圧接,焼きばめまたは接着のいずれかあるいはこれらを併用して固着されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の磁気浮上型ポンプ。
- 前記インペラは円板状に形成され、前記インペラの前記回転駆動部と対向する側に複数の第1の永久磁石が前記インペラの回転方向に配列され、前記回転駆動部には前記複数の第1の永久磁石に対面するように複数の第2の永久磁石が前記インペラの回転方向に配列され、
前記複数の第1の永久磁石と前記複数の第2の永久磁石による磁気カップリングで前記インペラと前記回転駆動部とを非接触で結合させたことを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の磁気浮上型ポンプ。 - 前記ポンプ室の内部表面にヘパリンコーティングを施したことを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の磁気浮上型ポンプ。
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