JP2001182470A - 土木工事用削孔ケーシング - Google Patents

土木工事用削孔ケーシング

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JP2001182470A JP36446599A JP36446599A JP2001182470A JP 2001182470 A JP2001182470 A JP 2001182470A JP 36446599 A JP36446599 A JP 36446599A JP 36446599 A JP36446599 A JP 36446599A JP 2001182470 A JP2001182470 A JP 2001182470A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシング削孔を小動力によって達成可能と
する。 【解決手段】 鋼管10の外周にスクリュー羽根4を巻
回装着し、スクリュー羽根4に沿って供給パイプP2
付設すると共に、供給パイプP2 の上端を流体供給側に
連通し、下端をヘッド3のノズルNに連通し、ノズルN
からの高圧噴出流とスクリュー羽根との相乗作用で、掘
削力低下を阻止しつつケーシングの地山に対する摩擦力
を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は土木工事用の削孔ケ
ーシングに関するものであり、オールケーシング工法
や、杭打ち、杭抜き等、土木基礎工事でのケーシングの
利用分野に広く適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】杭打ちや杭抜きでオーガと併用するケー
シング工法は従来より多用されており、例えばダブルオ
ーガと称されているケーシングが円周のみを削孔し、オ
ーガがその内側の円柱状土塊をくだく工法にあっては先
端のビットで掘削進行するがケーシングと地山との面接
触による摩擦抵抗が大きく、大型機械を用いた大動力に
より、大きなエネルギー消費を伴って施行している。
【0003】また、大口径ケーシング工法にあっては、
大動力のケーシング回転マシンを使用して、ケーシング
を左右に往復回動しながら掘削している。また、リーダ
ーレスの杭打機(小型機)にあっては、オーガ削孔に先
立ってケーシング削孔し、ケーシング内をオーガ削孔
し、ケーシングを土留めとして無振動で杭打ちする事も
実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】いずれにおいても、ケ
ーシング削孔は、ケーシングの外周と内周との大きな摩
擦抵抗のため、土質によっては先端の削孔エネルギーよ
り遥かに大きな摩擦エネルギー負荷を受けることとな
り、従ってケーシング工法は大きな動力消費を伴う問題
があった。本発明は、新規な構造のケーシングにより、
ケーシング削孔を比較的小動力によって達成可能とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】例えば図1の如
く、鋼管10の外周にスクリュー羽根4を巻回装着し、
スクリュー羽根4に沿って供給パイプP2 を付設すると
共に、供給パイプP2 の上端を流体供給側に連通し、下
端をヘッド3のノズルNに連通した。従って、堀削進行
中はスクリュー羽根4が、あたかもオーガスクリューで
の羽根の如く、堀削進行案内のみならず堀削土の掘り出
し持ち上げ作用をも奏し、ケーシング1の地山に対する
摩擦抵抗を著しく減少した。しかも、堀削中は供給パイ
プP2 を介してノズルNから高圧流体(空気、水)を噴
出するのでヘッドの切削能力低下を防止すると共に、噴
出流体の上昇排出流がケーシング1の周面の摩擦抵抗を
軽減する。
【0006】また、供給パイプP2はスクリュー羽根4
の下面基部に取付けられているため、ケーシング1の削
孔作業中は、スクリュー羽根4の上面が堀削土の持ち上
げ排出面として機能し、供給パイプP2は堀削土との摩
擦力を受けることなく破損が防止出来、しかもスクリュ
ー羽根の案内機能をも阻害しない。
【0007】また、鋼管10の上端にキャップ2を着脱
自在に嵌着し、キャップ2の内部上面には接続部Jを介
して流体供給源と連通する密閉室Rを設けると共に、該
密閉室Rと供給パイプP2 上端とをカプラーKを介して
連通した。従って、高圧流体も密閉室Rを介して供給パ
イプP2及びノズルNに供給されるため、ノズルNへの
常時均質高圧流の供給が可能となると共に、削孔ケーシ
ング1の機械本体M0 及びスイベル部M2 との着脱も合
理的に達成出来る。
【0008】また、鋼管10の複数本を、スクリュー羽
根4及び供給パイプP2を連通状態に接続して継ぎ足し
た。従って、堀削深度に応じて工事途中で適宜継ぎ足す
ことが出来、リーダーレス機の如き小型機であっても大
深度削孔も可能である。
【0009】また、鋼管10の下端に接続筒11を嵌合
固定し、他の鋼管10の上端を接続筒11内に嵌入係止
して鋼管10を着脱自在に継ぎ足すようにした。従っ
て、下端に接続筒11を備え、外周にスクリュー羽根4
及び供給パイプP 2を備えた適宜長さの鋼管10単体を
複数本準備しておけば、対象工事に応じて必要深度のケ
ーシング削孔が自在に遂行出来、各単位鋼管の継ぎ足し
及び切り離しが容易であるばかりでなく、ケーシング1
の搬送及び保守管理も容易となる。
【0010】また、鋼管10の継ぎ足し構造として、下
側鋼管10の上部外周には接続筒11の肉厚と略同一肉
厚で幅W0と高さH1を有する係止片13を取付け、上側
鋼管10下端の接続筒11には係止片13を下端から上
方へ誘導し、引続く側方への移動を許容する切開部O1
を設けると共に、該切開部O1表面適所にカバー12を
載置固定し、下側鋼管10の係止片13を切開部O1
で側方へ移動した状態で嵌め板14を切開部O1 中へ落
し込むようにした。
【0011】従って、鋼管10の継ぎ足し作業は、土中
に掘削沈下した鋼管10の上部の係止片13に継ぎ足し
鋼管10の下端の接続筒11を嵌合して若干回動し、嵌
め板14を切開部O1中に落し込むだけであるので、単
純且つ容易な作業であり、削孔ケーシング1の削孔作業
終了後の引抜きも、継ぎ足し個所が地上に出た鋼管10
を順次取外す作業の繰り返しで容易であり、キャップ2
の最大持上長の小さなリーダーレス機械にあっても大深
度削孔工事が容易に遂行出来る。
【0012】また、接続筒11下部と嵌入鋼管10上部
とのスクリュー羽根4各端には供給パイプP2 端を挟む
ように補助羽根41,42を並設し、鋼管10上端の接
続筒11内への嵌入係止時に接続筒11上の供給パイプ
2下端と嵌入鋼管10上の供給パイプP2上端との間を
連結パイプCで接続するようにした。従って、鋼管相互
の継ぎ足し作業及び単体への切り離し作業は、連結パイ
プCの着脱作業を介して供給パイプP2 に悪影響を及ぼ
すことなく簡便に実施出来、しかも各供給パイプP2
接続部はスクリュー羽根4と補助羽根41,42とによ
って挟持形態で保護されているため、連結パイプCの削
孔作業中の損傷も最小限に抑えられる。
【0013】また、キャップ2と鋼管10、鋼管10と
鋼管10、鋼管10とヘッド3相互の着脱を同一連結手
段としたため、ケーシングの延長や分離作業が容易とな
ると共に、キャップ、鋼管、ヘッド等各部材への着脱手
段の付設作業面からも、メンテナンス面からも合理化出
来る。
【0014】また、連結パイプCは可撓性であり両端に
カプラーKを備えている。従って、鋼管10を継ぎ足し
た後の供給パイプP2 の連結及び切り離し作業は、連結
パイプCの両端のカプラーKの両側の供給パイプP2
の各連結口P0 への着脱だけであり、連結パイプCが可
撓性であるため簡単な手作業となる。
【0015】また、ノズルNは先端に逆止弁のネジ口金
Sを着脱自在に備えた構造とした。従って、地中での作
業停止時にあってはノズルNへの土圧や水圧が作用して
ノズル先端は摩損し易いが、必要に応じてネジ口金Sの
着脱取替が出来、削孔ケーシング1のメンテナンスが容
易となる。
【0016】また、ノズルN内にノズルN閉止用のボー
ルBを内在し、ボールBとネジ口金Sの基端との間にコ
イルスプリングSP を介在してネジ口金SをノズルNの
先端に螺合した。従って、供給パイプP2 内が常圧でノ
ズルNが休止している間はコイルスプリングSP の圧接
力によってボールBがノズルNの孔O5 を閉じている
が、ノズル始動時には噴出高圧流体がボールBを吹き飛
ばし、コイルスプリングSP をネジ口金S側に押圧し、
ボールBはコイルスプリングSP をネジ口金Sの内部先
端に圧縮するため、ボールBのネジ口金Sへの直接衝突
は避けられ、ボールBの摩損が最低限に抑えられる。し
かも、ノズル休止時にはネジ口金Sの噴射孔O4からの
土砂の浸入に先駆けてボールBがノズルNの孔O5を閉
じるため、ノズルN内への土砂侵入も避けられ、ノズル
詰りもノズルN内部の摩損も防止出来る。
【0017】また、ノズルNの噴射方向(線F−F)を
鋼管10の延長方向(線A−A)よりややヘッド3の内側
方向としたため、ケーシング1の削孔中は、ノズルNか
らの噴出高圧流(空気又は水)が切削刃の掘削作用に助
力するばかりでなく、その排出流体が鋼管10の外周の
みならず内周にも沿った上昇流を生じ、鋼管10の内壁
面の摩擦をも低減し、削孔中のケーシングは、外周のス
クリュー羽根4の存在と外周及び内周に沿って上昇する
排出流体との相乗作用によって地中での土砂との摩擦抵
抗が顕著に低減出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明を、500mm径のオーガ
スクリューで削孔杭打ち作業を行うリーダーレスオーガ
機用の削孔ケーシングとして実施した。 〔ケーシングの構造〕削孔ケーシング1は、図1に示す
如く、先端のヘッド3、中間の鋼管10及び上端のキャ
ップ2の3種の部材をそれぞれ着脱自在に連結したもの
であり、連結状態ではケーシング1の外周面のスクリュ
ー羽根4及び高圧流体(主として高圧空気)用の供給パ
イプP2 が連通状態に接続されたものである。
【0019】〔鋼管10(図2、図3)〕外周d1 が6
00mm、肉厚10mm、長さL1 が7mの鋼管本体の
下端に内径600mm、肉厚15mm、長さL3が60
0mmの鋼製の接続筒11を重ね幅W(100mm)で
嵌合し、重ね幅Wで両者を溶接固定した。そして、接続
筒11には、図3に示す如く、下端E3から中央部へ幅
1(100+αmm)の垂直切欠部と中間から側方へ
の幅W1で高さH2(150+αmm)の側方切欠から成
る切開部O1 を形成し、切開部O1 の下端から側方切欠
までを覆うように肉厚5mmの鉄板のカバー12を接続
筒11表面に溶接して切開部O1 を補強した。
【0020】そして、鋼管10の外周には、上端の嵌入
部L4(500mm)を残して接続筒11の下端まで、
肉厚10mmで幅50mmの帯鉄を直立状態で、且つ6
00mmピッチ、傾斜角30°で巻き付け溶着してスク
リュー羽根4を形成し、スクリュー羽根4の下面基部に
内径12mmの金属パイプを添付溶着して供給パイプP
2を形成し、スクリュー羽根4の上端部及び下端部には
補助羽根42,41を並立して供給パイプP2 の上端及
び下端の連結口P0 を保護した。
【0021】また、鋼管10の上端外周の嵌入部L4
中間部には、幅W0 が100mm、高さH1 が150m
mで肉厚12mmの鉄板を溶接固定して係止片13を形
成した。尚、図2及び図3に示す如く、接続筒11上の
カバー12の側方のO2 は、ネジ(図示せず)の保護突
起であって鋼管嵌入部L4 に設けた孔O3 の内周面には
ナット(図示せず)を固定し、接続筒11と嵌入部L4
とをネジ固定した際にネジ頭部を磨耗しないように保護
する突出環形態とした。
【0022】〔ヘッド3(図5)〕ヘッド3の上半部
は、図示してないが鋼管10の嵌入部L4 と同一構造と
すると共に、ヘッド3の下端E0 には4個の切削刃30
を最大外径d3(図1)が720mmとなるように固定
し、スクリュー羽根4の下端近傍からは供給パイプP 2
をスクリュー羽根4(傾斜角30°)から離してヘッド
下端E0 からの切欠溝中に押し込み(図5(B))、供
給パイプP2の先端のノズルNがヘッドの円周方向では
略垂直に、且つヘッドの半径方向ではヘッド延長線A―
Aより若干内周方向に10°の傾斜角θを有し、先端の
ネジ口金Sがヘッド下端E0から突出する形態に、供給
パイプP2 の先端部及びノズルNをヘッド3に溶接固定
した。
【0023】〔ノズルN(図6)〕ノズルNは先端に着
脱自在のネジ口金Sを螺合するボール封入型逆止弁構造
であって、外部の水、土砂等は、噴出孔O4からネジ口
金S内へは入るがノズルN内への流入は阻止する構造で
ある。即ち、ノズルNは、図6(A)に示すとおり、供
給パイプP2の端部と螺合するための外ネジS1、ノズル
口金Sと螺合するための内ネジS2を備え、中心部のノ
ズル孔O5は、ボールBより小径であってノズルNの略
中央ではボールB当接支承用の座面64を備え、座面6
4からは拡大径となって、鋼製のボールBとコイルスプ
リングSPとを内封してネジ口金Sの外ネジS3をノズル
内ネジS2に螺合する構造とした。そして、ネジ口金
S、は図6(B) ,(C)に示すとおり、先端に回動
用の角頭60を備え、中心部の噴出孔O4の中央部から
内方へは大径部61とし、大径部61の周面の3ヶ所を
切削拡大した切欠62を備え、大径部の基底にコイルス
プリングSP を当接支承する座面63を形成した。従っ
て、ノズルを組立てた際には、座面63がコイルスプリ
ングSPの先端を、座面64がボールBを支承し、コイ
ルスプリングSPはボールBと座面63との間に圧縮さ
れるようにした。
【0024】〔キャップ2(図4)〕図4に示す如く、
キャップ2は鋼管10の上端の嵌入部L4に嵌合するも
のであって、肉厚15mm、内径が600+αmmであ
り長さL5が510mm、即ち、鋼管10の上端E2がキ
ャップ上端内壁に当接した状態で嵌入部L4とキャップ
2が嵌合する寸法であり、鋼管10の接続筒11と同一
構造の切開部O1及びカバー12を備えている。そし
て、カバー12にはコ字状に屈曲した丸棒材を溶着して
側方に突出したハンガー22を付設し、不使用中の嵌め
板14が保持出来るようにした。
【0025】また、図1に示す如く、内面上壁には接続
部Jを経て高圧流体供給源(図示せず)に連なる密閉室
Rを形成し、密閉室Rの天板20周辺部からは接続パイ
プP1を上方に引出してキャップ2の外周に溶着した支
持片21に固定すると共に、キャップ下端に溶着立設し
たスクリュー羽根4の始端片と補助羽根41で挟持保護
した形態に接続パイプP1 の連結口P0 を設置した。
【0026】〔嵌め板(図4)〕キャップと鋼管、鋼管
と鋼管、鋼管とヘッドの連結に用いる嵌め板14は、図
5に示す如く、幅W0 、即ち係止片13の幅W0 と同一
幅(100mm)を有する肉厚10mmの鉄板であっ
て、上端を屈曲起立して係止部14′を形成すると共
に、係止片14′にはループ形態で上方に延びる取っ手
Gを固定した。
【0027】〔連結パイプC(図3)〕キャップと鋼
管、鋼管と鋼管、鋼管とヘッドの連結部での高圧流体パ
イプP1,P2の連通に適用する連結パイプCは、両端に
カプラーKを備え、内径が12+αmmで外周を金属編
で被覆した曲げ易い可撓管であり、両端のカプラーK
は、接続パイプP1、及び供給パイプP2の各連結口P0
との嵌着、離脱をワンタッチで行う慣用の部材である。
【0028】〔ケーシングの使用〕リーダーレスオーガ
機のオーガジョイント部迄の揚程9mのもので12mの
ケーシング削孔を実施した。削孔ケーシング1の組立て
は、ヘッド3と鋼管10とキャップ2の連結であって、
鋼管10のキャップ2への装着は、図4の如く、鋼管1
0の上端嵌入部L4をキャップ2内へ、幅W0 (100
mm)、高さH1 (150mm)の係止片13をカバー
に内面の幅W1(100+αmm)の垂直切欠に嵌めて
上昇させ、側方切欠の位置で両者を相対回動させて、幅
1 、高さH2(150+αmm)の側方切欠内に係止
片13を嵌入し、次いで幅W0(100mm) の嵌め板
14を切開部O1 の上方開放部から鋼管10の外面とカ
バー12の内面とで形成された厚さがキャップ肉厚で幅
1 の空洞内に、係止部14´がカバー12の上縁に当
接するまで落し込み、係止片13の垂直切欠側への横移
動を阻止してキャップ2と鋼管10とを連結した(図4
(A))。
【0029】嵌め板14でキャップ2と鋼管10とを連
結した状態では、キャップ2側のスクリュー羽根4下端
及び補助羽根41と、鋼管10側のスクリュー羽根4上
端及び補助羽根42とは略衝接形態となるので、次いで
連結パイプCを、その両端のカプラーKをそれぞれキャ
ップ2側の接続パイプP1 の連結口P0 及び鋼管10側
の供給パイプP2 連結口P0 にワンタッチ嵌合した。
【0030】次いで、鋼管10下端の接続筒11とヘッ
ド3との連結も、ヘッド3上部が鋼管10の嵌入部L4
と同一構造であり接続筒11がキャップ2と同一構造の
切開部O1 を備えているため、ヘッド3の上部を接続筒
11内へ嵌入して回動した後、嵌め板14を落し込んで
達成し、供給パイプP2 の連通も可撓性の連結パイプC
でワンタッチで達成出来た。
【0031】次いで、図7に示す如く、キャップ2の接
続部Jをオーガスイベル部M2に連結し、キャップ2の
密閉室R内はオーガスイベル部M2を介してエアーコン
プレッサー(図示せず)に接続し、必要に応じて高圧空
気をノズルNから噴射しながら(深度の浅い段階ではノ
ズルNからの高圧エアー噴射不要)ケーシング削孔を進
め、キャップ2が地面近くになった段階で機械を停止
し、嵌め板14を引抜いてキャップ2を若干回動(係止
片13が切開部O1 の側端に当接するまでの回動)し、
キャップ2を上方に引き離した。
【0032】次いで、継ぎ足し用に準備した長さのみ短
くした4m鋼管10を前回同様にキャップ2に連結し、
更に該中継ぎ鋼管10の下端の接続筒11を地中の鋼管
10の地表に突出している嵌入部L4 に、係止片13と
切開部O1 との嵌合及び嵌め板14の落し込みによって
連結し、供給パイプP2 を連結パイプCで連通して鋼管
10の継ぎ足しを完了し、削孔作業を再開して所定深度
までの削孔を完了した。ケーシングの掘削進行作業は、
スクリュー羽根4とノズルNからの高圧エアー噴射とに
よって、従来のケーシングでは不可能であった深度ま
で、しかも土質に関係なく削孔可能となり、予想以上の
顕著な削孔能力向上が生じた。
【0033】1本のケーシング削孔終了後の次の場所で
のケ−シング削孔に際しては、中継ぎ鋼管10の全長が
地上に露出した段階で中継ぎ鋼管10と先端鋼管(ヘッ
ド装着鋼管)10との連結を嵌め板14を引抜いて分離
し、中継ぎ鋼管10をキャップ2から取り外した後、キ
ャップ2を先端鋼管10に連結して先端鋼管10を引き
上げ、キャップ2を先端鋼管10から取り外した。キャ
ップ、鋼管、ヘッド等の装着及び取り外しは、相互連結
手段が単純なため、比較的短時間で、しかも熟練を要す
ることなく、単純作業として容易に実施出来た。
【0034】しかし、キャップ2を装着した複数台の機
械と、複数本の鋼管10と複数のヘッド3とを用意すれ
ば、キャップ2と鋼管10、鋼管10と鋼管10、鋼管
10とヘッド3の各着脱が同一手段であるため、1本の
ケーシング削孔終了後に中継ぎ鋼管10を引上げて地中
の先端鋼管から分離した段階で中継ぎ鋼管10の先端に
別のヘッド3を装着して新たなケーシング削孔を実施
し、中継ぎ鋼管10の掘削終了時点で鋼管10を継ぎ足
すように施工し、キャップと鋼管の着脱作業を合理化す
ることも可能である。
【0035】
【作用効果の考察】〔スクリュー羽根〕リーダレスオー
ガ機(小型機械)を用いて比較的地質条件の良い場所を
従来の削孔ケーシング(先端に切削刃を備えた鋼管)で
削孔したが、5〜6m位までの削孔は可能であったが、
それ以上はケーシングの外周摩擦と内周摩擦により、例
え硬岩用の切削刃を装着した場合でも削孔不能となっ
た。また、粘性質の土砂で硬くしまった地層を従来の削
孔ケーシングで削孔した際に、作業を一時中断し、再開
する時には、中断時間中にケーシングの内外周面への摩
擦抵抗が増大してしまい、ケーシングの始動回転が不能
となった。
【0036】本発明ケーシングは、全周にスクリュー羽
根4を備えているため、スクリュー羽根4がオーガスク
リューの羽根の機能を奏して切削土を排土しながら掘削
進行し、ケーシング1の外周面に対する地山の摩擦力が
極端に低減出来た。しかも、羽根ピッチが60cm前後
であり、羽根幅が50mmであるため、あらゆる地層に
有効に作用した。試行テストの結果、羽根幅が50mm
以下では土砂排出能力が低く、100mm位では粘性土
の付着が顕著とあって摩擦力低減効果が低下した。ま
た、30cm位のピッチでは羽根と羽根の間隔を圧着粘
土が埋める現象が生じ、反対に1m位であれば切削土持
上げ能力が低下した。
【0037】〔ノズル噴射〕先端にノズルNを備えて高
圧空気(水)を掘削部に噴射しながら削孔するため、切
削刃への切削土の付着が阻止出来、ヘッドでの切削能力
低下が阻止出来た。ノズルNからの噴射方向は、試行テ
ストの結果、ヘッド3の外周延長線、即ち図5(B)の
A−A線上では排出空気は全てケーシングの外周に沿っ
て上昇し、ケーシング内周面の摩擦力低減作用は期待出
来なかった。本実施例では、ノズルNからの噴射方向は
図5(B)の線F−Fで示す如く角度θ(10°)でヘ
ッド3の外周延長線A−Aよりも内方に噴き出させたた
め、排出空気の約半分がヘッド3の内周壁に沿ってケー
シング1の内面へと誘導されて削孔ケーシング1の内周
面摩擦の低減作用をも奏し、ケーシング1は外周面も内
周面もノズルNからの排出上昇空気によって摩擦抵抗が
軽減出来た。
【0038】しかし、角度θを大きくすれば切削刃への
切削土の付着阻止機能が低下するため、高圧噴射流でケ
ーシング内外周の摩擦力低減作用と切削刃の切削能力低
減阻止作用とを有効に発生させるためには、角度θは5
°〜15°の範囲内が好ましい。本実施例では、高圧空
気の角度θが10°での噴射とスクリュー羽根4の作用
とが相俟って、土質によっては従来の羽根無しケーシン
グの1/10位の摩擦抵抗値(各場所での並用試行の経
験)にまで軽減出来、本発明削孔ケーシング1の使用に
よって、20〜30tクラスの小型機械(リーダレスオ
ーガ機)でありながら80t以上の大型機械でのケーシ
ング削孔と同能力かそれ以上のケーシング削孔が可能と
なった。
【0039】〔ノズル〕 コイルスプリングSP を省略した場合:ネジ口金Sはボ
ール封入型逆止弁、即ちノズルNからの高圧流体の圧力
を受けてボールBがノズル孔端からネジ口金入口側の大
径部61に当接すれば、ボールBと大径部外周の3ヶ所
の切欠62との隙間から噴出孔O4 へと流路が形成され
て流体噴射可能となり、供給パイプP2 が常圧となれ
ば、外部の土水圧による土砂の噴出孔O4 からの侵入に
よって逆流した一部の土砂のノズル孔O5 内への侵入を
許しながらボールBがノズル開口部に押圧され、ノズル
N内への土砂流を阻止する逆止弁となり、ノズルNの始
動時にはボールBがネジ口金内の土砂と共にネジ口金S
の大径部61に激突し、口金とボールの摩損が激しい。
それゆえ、ネジ口金材をより耐磨耗性大とし、ボール鋼
を摩損取換部材としてボールの摩損時にネジ口金Sをノ
ズルNから取外してボール交換するようにした。従っ
て、1日5時間の作業で10日毎にネジ口金を補修する
必要があるが、補修作業は、ネジ口金Sをまわしてノズ
ルNから取外してのボールの新旧交換のみであるので、
作業が簡単であり、コイルスプリングSP を省略したノ
ズルNによっても所期の目的は達成出来た。
【0040】コイルスプリングSP を用いた場合:供給
パイプP2 に高圧空気(水)を供給し、ノズルNが噴射
始動すれば、ボールBを瞬間に吹き飛ばすが、ボールB
はコイルスプリングSP の周囲に侵入した土砂と共にコ
イルスプリングSP を瞬時に座面63に押し付けるだけ
であってボールBとネジ口金Sの大径部61端との直接
衝突は生じない。従って、ボールBは、ノズルNの始動
時の侵入土砂との摩擦及びコイルスプリングSP の押圧
による摩損だけであるので、ボールの摩損がコイルスプ
リングを用いない場合に比して約1/10位に低減出
来、ボールよりもむしろコイルスプリングの方が早く摩
損した(1日5時間の作業で平均20日で取換必要)。
【0041】しかし、コイルスプリングSP は安価であ
り、取換えも容易であるので、コイルスプリングの採用
は有利である。勿論、コイルスプリングSP を採用した
場合には、ノズル休止と同時にボールBがコイルスプリ
ングの復帰力により素早くノズル孔O5 を閉止するの
で、ノズル孔O5 内への土砂の侵入は常に阻止出来、ノ
ズルNの摩損及び土砂侵入によるノズル詰りが最低限に
抑えられた。本件ケーシング削孔にあっては、削孔ケー
シング1の着脱作業とノズルNのメンテナンスが稼動率
に大きく影響するので、ノズルNに於けるコイルスプリ
ング採用は作業能率上予想外の成果をもたらした。
【0042】〔その他〕キャップ2と鋼管、鋼管と鋼
管、鋼管とヘッドとの着脱手段としてネジ固着手段を適
用しても本発明の所期の目的は達成できるが、ネジ固着
手段を適用する場合には、例えば図2、図3に示す保護
突起O2 の如き、ケーシング1の外周面に露見するネジ
頭の摩損対策を講じれば有利である。また、組立作業面
からもメンテナンス面からも、各部位での固着手段は同
一構造とするのが有利である。勿論、必要に応じて嵌め
板連結手段(請求項6の手段)とネジ固着手段の併用は
確実且つ有効であり、特に大深度ケーシング削孔に有効
である。
【0043】また、実施例では、供給パイプP2 の上端
をキャップ2内の密閉室Rを介して流体供給側に連通し
たが、勿論、供給パイプP2 は、密閉室Rを省略して接
続部Jに連通しても発明の所期の目的は達成出来る。ま
た、スクリュー羽根4の幅寸法や巻付ピッチは、対象土
質、鋼管径等の条件の下に種々変更可能であり、パイプ
2 を一体的に備えたスクリュー羽根とする事も可能で
ある。また、鋼管10の内周面適所に棒状片をスクリュ
ー羽根4と同方向に傾斜溶接すれば、内周面での土砂摩
擦低減に有利であり、鋼管本体適所に強度上支障の無い
程度の長孔を開ければ、棒状片の内面への溶接に好都合
であると共に、長孔が鋼管の内面と外面との土砂や空気
通過路となって鋼管全体に対する土砂摩擦力低減にも有
利である。
【0044】また、ケーシングの径の増加は周面摩擦力
増大となるので、大径のケーシングにあっては、スパイ
ラル羽根及び供給パイプを複数本とし、ヘッド先端の噴
射ノズルを複数とすれば所期の流体噴射効果(切削刃の
掘削力低下阻止、及びケーシング内外面の摩擦力の極端
な低減)を十分に発現出来る。尚、ノズルNからの高圧
噴射流体は、通常は空気であるが、施行条件に応じて、
水やセメントミルク等も有効であり、噴射流体の圧力も
当然施工条件に応じて決定する設計的事項である。
【0045】
【発明の効果】ケーシングの掘削進行中には、スクリュ
ー羽根4の掘削土の持ち上げ作用によってケーシング外
周面の地山に対する摩擦力を極端に軽減すると共に、ノ
ズルNからの高圧噴射流が切削刃の土中での掘削力低下
を阻止し、更にはノズルNからの排出上昇流もケーシン
グ周面の地山に対する摩擦力低減作用を奏するため、削
孔ケーシングの削孔能力が極端に増大し、従って、削孔
動力の極端な低減が可能となってパワーの小さな小型機
械でも大型機械並みかそれ以上の施工が可能となり、大
型機械にあってもケーシング削孔の省エネルギー化が可
能となる。
【0046】また、ノズルNからの高圧流体の噴射が鋼
管の延長方向よりヘッドの内側方向であるため、ケーシ
ング1の削孔中は、ノズルNからの噴出高圧流が切削刃
の切削作用に助力するばかりでなく、その排出流体が、
ヘッド及び鋼管の外周のみならず内周にも沿った上昇流
を生じ、鋼管の外壁面にも内周面にも摩擦低減作用を生
じ、削孔ケーシングの地山による摩擦抵抗が極端に軽減
出来る。
【0047】また、同一着脱構造を備えたキャップ、鋼
管、ヘッドを採用したため、ケーシングの組立、分離及
びメンテナンスが容易となり、施工条件に応じてケーシ
ングの長さ設定も自在となり、ケーシング削孔の適用分
野も広がり、ケーシング削孔工法の利用価値が増大す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体概略側面図である。
【図2】本発明の鋼管相互の連結部を示す図であって、
(A) は平面図、(B) は斜視図である。
【図3】本発明の鋼管相互の連結部の分解平面図であ
る。
【図4】本発明キャップ部の図であって、(A) は連
結状態斜視図、(B) は分解斜視図である。
【図5】本発明ヘッド部の図であって、(A) はヘッ
ド全体斜視図、(B) はノズル設置形態の説明図であ
る。
【図6】本発明ノズルの図であって、(A) は分解斜
視図、(B) はネジ口金平面図、(C)はネジ口金側
面図である。
【図7】本発明ケーシングの使用状態概略図である。
【符号の説明】
1・・・削孔ケーシング、 2・・・キャップ、 3・・・ヘッ
ド、4・・・スパイラル羽根、 10・・・鋼管、 11・・・
接続筒、 12・・・カバー、13・・・係止片、 14・・・
嵌め板、 20・・・天板、 21・・・支持片、22・・・ハ
ンガー、 30・・・切削刃、 41,42・・・補助羽根、
60・・・角頭、61・・・大径部、 62・・・切欠、 6
3,64・・・座面、 C・・・連結パイプ、G・・・取っ手、
J・・・接続部、 K・・・カプラー、 N・・・ノズル、O1
・・・切開部、 O4・・・噴出孔、 O5・・・ノズル孔、 P0
・・・連結口、P1・・・接続パイプ、 P2・・・供給パイプ、
R・・・密閉室、 S・・・ネジ口金、S1,S2,S3・・・ネ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管(10)の外周にスクリュー羽根
    (4)を巻回装着し、スクリュー羽根(4)に沿って供
    給パイプ(P2)を付設すると共に、供給パイプ(P2
    の上端を流体供給側に連通し、下端をヘッド(3)堀削
    部のノズル(N)に連通した、土木工事用削孔ケーシン
    グ。
  2. 【請求項2】 供給パイプ(P2)をスクリュー羽根
    (4)の下面基部に取付けた、請求項1の土木工事用削
    孔ケーシング。
  3. 【請求項3】 鋼管(10)の上端にキャップ(2)を
    着脱自在に嵌着し、キャップ(2)の内部上面には接続
    部(J)を介して流体供給源と連通する密閉室(R)を
    設けると共に、該密閉室(R)と供給パイプ(P2)上
    端とをカプラー(K)を介して連通した、請求項1又は
    2の土木工事用削孔ケーシング。
  4. 【請求項4】 鋼管(10)の複数本を、スクリュー羽
    根(4)及び供給パイプ(P2)を連通状態に接続して
    継ぎ足した、請求項1乃至3のいずれか1項の土木工事
    用削孔ケーシング。
  5. 【請求項5】 鋼管(10)の下端に接続筒(11)を
    嵌合固定し、他の鋼管(10)の上端を接続筒(11)
    内に嵌入係止して鋼管(10)を着脱自在に継ぎ足し
    た、請求項1乃至4のいずれか1項の土木工事用削孔ケ
    ーシング。
  6. 【請求項6】 下側鋼管(10)の上部外周には接続筒
    (11)の肉厚と略同一肉厚で幅(W0 ) と高さ(H1
    )を有する係止片(13)を取付け、上側鋼管(1
    0)下端の接続筒(11)には係止片(13)を下端か
    ら上方部へ誘導し、引続く側方への移動を許容する切開
    部(O1 )を設けると共に、該切開部(O1 )表面適所
    にカバー(12)を載置固定し、下側鋼管(10)の係
    止片(13)を切開部(O1 )内で側方へ移動した状態
    で嵌め板(14)を切開部(O1)中へ落し込む、請求
    項1乃至5のいずれか1項の土木工事用削孔ケーシン
    グ。
  7. 【請求項7】 接続筒(11)下部と嵌入鋼管(10)
    上部とのスクリュー羽根(4)各端部には供給パイプ
    (P2 )端を挟むように補助羽根(41,42)を並設
    し、鋼管(10)上端の接続筒(11)内への嵌合停止
    時に接続筒(11)上の供給パイプ(P2)下端と嵌入
    鋼管(10)上の供給パイプ(P2)上端との間を連結
    パイプ(C)で接続する、請求項1乃至6のいずれか1
    項の土木工事用削孔ケーシング。
  8. 【請求項8】 キャップ(2)と鋼管(10)、鋼管
    (10)と鋼管(10)、鋼管(10)とヘッド(3)
    相互の着脱を同一連結手段とした請求項3乃至7のいず
    れか1項の土木工事用削孔ケーシング。
  9. 【請求項9】 連結パイプ(C)が可撓性であり両端に
    カプラー(K)を備えている請求項8の土木工事用削孔
    ケーシング。
  10. 【請求項10】 ノズル(N)は先端に逆止弁のネジ口
    金(S)を着脱自在に備えている請求項1乃至9のいず
    れか1項の土木工事用削孔ケーシング。
  11. 【請求項11】 ノズル(N)内にノズル孔(O5 )閉
    止用のボール(B)を内在し、ボール(B)とネジ口金
    (S)の基端との間にコイルスプリング(S P )を介在
    してネジ口金(S)をノズル(N)の先端に螺合した請
    求項1乃至10のいずれか1項の土木工事用削孔ケーシ
    ング。
  12. 【請求項12】 ノズル(N)の噴射方向(線F−F)
    がヘッド3の延長方向(線A−A)よりややヘッド
    (3)の内側方向である、請求項1乃至11のいずれか
    1項の土木工事用削孔ケーシング。
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