JP2001182394A - 収納管理装置及び電気錠の解錠方法 - Google Patents

収納管理装置及び電気錠の解錠方法

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JP2001182394A JP37221399A JP37221399A JP2001182394A JP 2001182394 A JP2001182394 A JP 2001182394A JP 37221399 A JP37221399 A JP 37221399A JP 37221399 A JP37221399 A JP 37221399A JP 2001182394 A JP2001182394 A JP 2001182394A
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恵一郎 田邊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の扉や引出しを有する収納管理装置におい
て、アクセスする個人により各扉や引出しの解錠条件を
個別に自由に設定できるようにする。 【解決手段】複数の扉や引出しにそれぞれ設置された各
錠の解錠及び旋錠を管理する電気錠20に対して、テン
キ−ボ−ド11から入力された個人コ−ド,暗証番号,
錠番号と予め記憶装置30に記憶されている各番号とに
より、個人の解錠権限を判断し、入力された錠番号の解
錠権限を個人が有する場合に、錠番号に対応する錠のみ
を前記電気錠20により解状態とする制御を中央処理装
置40で行うことにより、アクセスする個人毎に解錠で
きる扉や引出しを予め設定して管理することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類,薬品,機材
等を収納するキャビネットの各扉や引出しに設置された
錠の解錠及び旋錠を管理する電気錠を備えた収納管理装
置に係り、特に、個人コ−ドにより解錠可能な扉(引出
し)を予め設定することにより、扉(引出し)毎に解錠
及び旋錠の管理を可能とする収納管理装置及びこの装置
における電気錠の解錠方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、キャビネットの各扉の開閉に
際して、鍵を用いるシリンダ−錠でなく電気錠を使用し
た収納管理装置が存在している。この収納管理装置は、
テンキ−等の入力手段から暗証番号を入力し、この番号
に基づいて電気錠の解錠を行うことでキャビネットの扉
や引出しを開けることを可能とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この収納管理装置によ
れば、キャビネットの扉や引出しが複数存在するような
場合、暗証番号を入力することで全ての扉や引出しに対
して電気錠が解状態となるように制御されている。
【0004】したがって、個々の扉や引出し毎に解錠及
び旋錠を行うことができないため、アクセスする人によ
り開けられる扉や引出しを制限する等、各扉や引出しの
解錠条件を個別に自由に設定することができなかった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、扉や引出しが複数存在する場合において、各扉や引
出しの解錠条件を個別に自由に設定することができる収
納管理装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、複数の収納箇所を有する収納管理装置におい
て、次の構成を含むことを特徴としている。電気錠。こ
の電気錠は、複数の収納箇所にそれぞれ設置された各錠
の解錠及び旋錠を管理するものである。記憶手段。この
記憶手段は、個人コ−ド及び暗証番号を記憶するととも
に、前記複数の錠にそれぞれ対応し前記個人コ−ドによ
り解錠可能に設定された錠番号を解錠権限として記憶す
るものである。入力手段。この入力手段は、個人コ−
ド,暗証番号及び錠番号を入力するものである。制御手
段。この制御手段は、前記入力手段により入力された個
人コ−ド及び暗証番号と、前記記憶手段に記憶された個
人コ−ド及び暗証番号とから個人を認識するとともに、
該個人の解錠権限を判断し、前記入力手段に入力された
錠番号の解錠権限を前記個人が有する場合に、錠番号に
対応する錠のみを前記電気錠により解状態とするもので
ある。
【0007】本発明によれば、個人コ−ド及び暗証番号
によりアクセスする個人を認識し、錠番号に対する予め
記憶された個人の解錠権限が判断されるので、入力され
た錠番号に対して解錠権限のある錠のみ解錠することが
可能となる。
【0008】また、記憶手段により、各錠を解状態とす
る個人コ−ド及び暗証番号についての操作履歴を記録す
るようにすれば、誰がどの錠を解錠したかの操作履歴を
管理することができる。
【0009】本発明方法は、複数の収納箇所にそれぞれ
設置された各錠の解錠及び旋錠を管理する電気錠の解錠
方法であって、次の操作手順によって電気錠の解錠を行
うことを特徴としている。先ず、個人コ−ド及び暗証番
号、前記複数の錠にそれぞれ対応し前記個人コ−ドによ
り解錠可能に設定された錠番号を解錠権限として記憶手
段に予め記憶させておく。次に、入力手段から個人コ−
ド,暗証番号及び錠番号を入力する。そして、入力され
た個人コ−ド及び暗証番号と、前記記憶手段に記憶され
た個人コ−ド及び暗証番号とから個人を認識するととも
に、該個人に対して予め設定されている解錠権限を判断
し、前記入力された錠番号の解錠権限を前記個人が有す
る場合に、錠番号に対応する錠のみを前記電気錠により
解状態とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例として
の収納管理装置について、図1ないし図4を参照しなが
ら説明する。図1は収納管理装置の機能ブロック図であ
り、図2は収納管理装置の外観図を示している。
【0011】収納管理装置10は、図2に示すように、
内部に複数の収納箇所が区画形成され、各収納箇所を閉
鎖できるように、フロント面にそれぞれ扉1,2や引出
し3,4,5,6,7,8が設けられている。各扉や引
出しには、電気的手段により旋錠及び解錠が行われる錠
が設置されている。そして、この収納管理装置10は、
図1に示すように、解錠等の各種操作を行うための番号
を入力する入力手段としてのテンキ−ボ−ド11と、複
数の扉や引出しのそれぞれの錠の旋錠及び解錠を電気的
に行う電気錠20と、個人情報や操作履歴を記憶する記
憶手段としての記憶装置30と、電気錠20の各錠を制
御する信号を出力する制御手段としての中央処理装置4
0と備えて構成されている。
【0012】また、電気錠20,記憶装置30,中央処
理装置40はそれぞれ電源部50に接続されている。中
央処理装置40は、デ−タを外部のコンピュ−タ(図示
せず)へ出力するための外部出力コネクタ60と、テン
キ−ボ−ド11による入力を行う際の操作音や操作の続
行ができないことを知らせるエラ−ブザ−を鳴らすため
のスピ−カ−70にそれぞれ接続されている。外部出力
コネクタ60に接続されるコンピュ−タは、中央演算装
置(CPU)とメモリ(ROM/RAM)を有する本体
と、CRT等の表示装置、キ−ボ−ド、マウス、フロッ
ピ−ディスクドライブ、CDROMドライブ、印字装置
等を備えた一般的なものが使用される。
【0013】テンキ−ボ−ド11は、収納管理装置のフ
ロント面の操作しやすい位置に設けた操作パネル9内に
設置されている。また、テンキ−ボ−ド11は、0から
9までの数字と、操作のクリアを指示する「C」と、操
作の終了を指示する「#」との合計12個のボタンで構
成されている。このテンキ−ボ−ド11により、個人コ
−ド,暗証番号及び電気錠が解錠する扉や引出しに対応
する錠番号を入力するようになっている。また、操作パ
ネル9の下のフロント面には、外部出力コネクタ60の
接続部61を臨ませている。操作パネル9内に、テンキ
−ボ−ド11で入力された番号が表示される液晶装置等
で構成されたディスプレイ部(図示せず)を設けてもよ
い。
【0014】電気錠20は、各扉1,2や引出し3〜8
にそれぞれ設置された各錠の解錠及び旋錠を管理するも
ので、中央処理装置40からの信号により各錠を、ソレ
ノイドに通電を行うこと等により電気的に個別に解錠又
は旋錠できるようになっている。この例の場合、扉及び
引出しは全部で8箇所あるので、各扉及び引出しに対応
する錠番号として、1〜8の番号が割り当てられてい
る。
【0015】記憶装置30は、テンキ−ボ−ド11から
番号設定のために入力された個人コ−ド(3桁),暗証
番号(4桁)及び個人コ−ドにより解錠可能に設定され
る錠番号(1〜8の番号)を中央処理装置40を介して
入力することで、解錠権限を含む個人情報として記憶し
ている。解錠権限は、個人コード及び暗証番号で特定さ
れる個人が、どの扉や引出しに対応する錠番号の錠を解
錠可能にできるかの権限に関する情報である。また、解
錠を行うためにテンキ−ボ−ド11から入力された個人
コ−ド,暗証番号及び解錠を行う扉や引出しに対応する
錠番号は、中央処理装置40を介して操作履歴として記
憶装置30に記録されるようになっている。
【0016】中央処理装置40は、テンキ−ボ−ド11
から入力された個人コ−ド(3桁)及び暗証番号(4
桁)と、記憶装置30に記憶された個人コ−ド及び暗証
番号とから登録されている個人かどうかを認識するとと
もに、同じく入力された錠番号(1桁)がこの個人の解
錠権限に属しているかどうかを判断する。そして、この
錠番号に対応する扉や引出しの解錠権限をこの個人が有
する場合には、錠番号に対応する錠のみを電気錠により
解状態とする「電気錠・解錠」処理を行う。続いて、こ
の個人が扉や引出しを開けた後に、扉や引出しを閉める
と電気錠が旋錠され、この旋錠を中央処理装置40で検
知するようになっている。また、中央処理装置40はク
ロックを有することにより、電気錠の解錠及び旋錠時の
際に、解錠時刻及び旋錠時刻を検出し、記憶装置30で
操作履歴情報として記録するようになっている。
【0017】中央処理装置40では、記憶装置30に登
録されている個人が個人コ−ド及び暗証番号の入力で行
うことができる「電気錠・解錠」処理の他、管理者を設
定登録する「管理者登録」及び登録された管理者のみが
行うことができる「個人情報登録」「個人情報削除」
「個人情報出力」「操作履歴出力」「操作履歴削除」
「個人情報操作履歴削除」の各機能処理を行うようにな
っている。
【0018】「管理者登録」は、収納管理装置10にお
ける全ての機能処理を行うことができる管理者を設定登
録する処理で、この処理により設定された管理者のみが
前記した各機能処理を行う機能権限を有することにな
る。また、この「管理者登録」は、個人コ−ド(3桁)
及び暗証番号(4桁)で設定され、この情報は記憶装置
30に個人情報として記憶される。
【0019】「個人情報登録」は、誰がどの扉又は引出
しを解錠できるようにするかを管理者が設定するもの
で、個人コ−ド,暗証番号,錠番号を記憶装置30に個
人情報として記憶させることで行う。「個人情報削除」
は、記憶されている個人情報の削除を行うものである。
【0020】「個人情報出力」は、記憶されている個人
情報(個人コ−ド,暗証番号,錠番号)を外部出力コネ
クタ60を介して外部のコンピュ−タに出力するもので
ある。「操作履歴出力」は、記録されている操作履歴の
情報(個人コ−ド,暗証番号,錠番号,解錠時刻及び旋
錠時刻)を外部出力コネクタ60を介して外部のコンピ
ュ−タに出力するものである。
【0021】「操作履歴削除」は、記録されている操作
履歴の情報の削除を行うものである。「個人情報操作履
歴削除」は、記憶されている個人情報及び記録されてい
る操作履歴情報の全ての情報の削除を行うものである
【0022】次に、上述した収納管理装置10による電
気錠の解錠方法について、図1の機能ブロック図、図3
及び図4に示すフロ−チャ−ト図を参照しながら説明す
る。図3は収納管理装置10において解錠操作を行う場
合のフロ−チャ−ト図、図4は収納管理装置10におい
て各機能処理を行う場合のフロ−チャ−ト図である。
【0023】先ず、収納管理装置10における全ての機
能処理を行うことができる管理者を、テンキ−ボ−ド1
1から個人コ−ド(3桁)及び暗証番号(4桁)で設定
し、記憶装置30に個人情報として記憶する。機能処理
は機能権限を有する管理者のみが行うことができる。各
機能処理は「2桁の数字」から成る機能コ−ドをそれぞ
れ対応させておくことにより、この番号の入力からいず
れの機能処理であるかが識別できるようになっている。
【0024】次に、設定登録された管理者が個人情報を
記憶装置30に登録する場合について説明する。テンキ
−ボ−ド11から操作開始を認識させるクリア「C」を
入力し(ステップ101)、開始コ−ドとして「2桁の
数字」を入力し(ステップ102)、管理者個人コ−ド
「3桁の数字」を入力し(ステップ103)、管理者暗
証番号「4桁の数字」を入力する(ステップ104)
と、入力された個人コ−ド及び暗証番号と記憶装置30
に記憶されている番号とから操作を許可されている個人
であるかどうかを中央処理装置40が判断し(ステップ
105)、個人コ−ド番号及び暗証番号が適切でない時
にはエラ−ブザ−をスピ−カ−70から鳴らす。
【0025】個人コ−ド番号及び暗証番号が適切な場
合、続いての入力を受け付け、個人情報登録のための機
能コ−ド「2桁の数字」の入力し(ステップ106)、
操作終了を認識させる「#」を入力する(ステップ10
7)と、個人コ−ド番号及び暗証番号により特定される
個人が機能権限を有している(管理者である)かどうか
を判断し(ステップ108)、機能権限を有していない
場合にはエラ−ブザ−を鳴らす。。
【0026】機能権限を有していると判断された場合に
は、続いての入力を受け付ける(機能フロ−図20
0)。この場合、ステップ106で個人情報登録のため
の機能コ−ドの入力を行っているので、個人登録情報2
01以下のフロ−チャ−トで進行する。すなわち、解錠
を許可する個人コ−ド「3桁の数字」を入力し(ステッ
プ211)、その個人の暗証番号「4桁の数字」を入力
し(ステップ212)、その個人の解錠を許可する扉又
は引出しの錠番号「1〜8の数字」を入力し(ステップ
213)、操作終了を認識させる「#」を入力する(ス
テップ214)と、記憶装置30に個人情報として記憶
される(ステップ215)。
【0027】更に、同じ個人に対して他の扉又は引出し
の解錠を許可する場合には、ステップ211から215
までの操作を繰り返す。個人情報登録の作業を終了する
場合には、既にステップ214で入力している「#」の
後に更に「#」を入力する(ステップ216)。
【0028】次に、電気錠20の解錠処理を行う場合に
ついて説明する。テンキ−ボ−ド11から操作開始を認
識させるクリア「C」を入力し(ステップ101)、開
始コ−ドとして「2桁の数字」を入力し(ステップ10
2)、個人コ−ド「3桁の数字」を入力し(ステップ1
03)、個人の暗証番号「4桁の数字」を入力する(ス
テップ104)と、入力された個人コ−ド及び暗証番号
と記憶手段30に記憶されている番号とから操作を許可
されている個人であるかどうかを中央処理装置40が判
断し(ステップ105)、個人コ−ド番号及び暗証番号
が適切でない時にはエラ−ブザ−をスピ−カ−70から
鳴らす。
【0029】個人コ−ド番号及び暗証番号が適切である
場合、続いての入力を受け付け、解錠を行いたい錠番号
「1〜8の数字」の入力し(ステップ106)、操作終
了を認識させる「#」を入力する(ステップ107)
と、個人コ−ド番号及び暗証番号により特定される個人
が入力された錠番号に対して解錠権限を有しているかど
うかを中央処理装置40が判断し(ステップ108)、
解錠権限を有していない場合にはエラ−ブザ−を鳴ら
す。。
【0030】解錠権限を有していると判断された場合に
は、電気錠20により指定された錠番号1〜8のいずれ
かの錠の解錠を行う(ステップ109)。この状態で、
アクセスした個人が扉や引出しを開け、書類等の出し入
れを行った後に閉めると(ステップ110)、電気錠2
0により錠が自動的に旋錠され(ステップ111)、ア
クセスした個人の個人コ−ド及び暗証番号、解錠した錠
番号、解錠及び旋錠の時刻が、操作履歴として記憶装置
30に記録される(ステップ112)。更に、同じ個人
が他の扉又は引出しの解錠を行いたい場合には、ステッ
プ101から112までの操作を繰り返す(錠番号のみ
異なる番号を入力)。
【0031】次に、上述した「個人情報登録」以外の機
能処理についての操作を行う場合を説明する。機能フロ
−図200における「個人情報削除」202、「個人情
報出力」203、「操作履歴出力」204、「操作履歴
削除」205、「個人情報操作履歴削除」206は、ス
テップ106で入力される機能コ−ド(2桁の数字)に
より識別され、アクセスした個人が管理者であることを
確認した後に(ステップ108)、機能フロ−図200
以下に示された手順で処理される。
【0032】すなわち、「個人情報削除」202の場合
には、削除したい個人についての個人コ−ドを入力し
(ステップ221)、操作終了を認識させる「#」を入
力する(ステップ222)と、記憶装置30に記録され
ている該当する個人情報が削除される(ステップ22
3)。更に、他の個人に対しての情報削除を行いたい場
合には、ステップ221から223までの操作を繰り返
す。個人情報削除の作業を終了する場合には、既にステ
ップ223で入力している「#」の後に更に「#」を入
力する(ステップ224)。
【0033】「個人情報出力」203の場合には、アク
セスした個人が管理者であることを確認した後に(ステ
ップ108)直ぐに個人情報に関するデ−タ(個人コ−
ド、暗証番号、解錠可能な錠番号)が外部出力コネクタ
60から出力される。「操作履歴出力」204の場合に
は、アクセスした個人が管理者であることを確認した後
に(ステップ108)直ぐに操作履歴に関するデ−タ
(アクセスした個人の個人コ−ド及び暗証番号、解錠し
た錠番号、解錠及び旋錠の時刻)が外部出力コネクタ6
0から出力される。外部出力コネクタ60から出力され
た情報(デ−タ)は、外部のコンピュ−タの表示装置に
示され、必要に応じてコンピュ−タの印字装置により印
字可能なようになっている。
【0034】「操作履歴削除」205の場合には、アク
セスした個人が管理者であることを確認した後に(ステ
ップ108)、記憶装置30に記録されている操作履歴
が削除され(ステップ251)、操作終了を認識させる
「#」を入力する(ステップ252)。
【0035】「個人情報操作履歴削除」206の場合に
は、アクセスした個人が管理者であることを確認した後
に(ステップ108)、記憶装置30に記録されている
個人情報及び操作履歴の全デ−タが削除され(ステップ
261)、操作終了を認識させる「#」を入力する(ス
テップ262)。
【0036】上述した収納管理装置10によれば、電気
錠20の解錠を行うに際して、テンキ−ボ−ド11に入
力された個人コ−ド及び暗証番号によりアクセスする個
人を認識し、予め記憶装置30に記憶されている複数の
扉や引出しに対応する錠番号について個人の解錠権限が
判断されるので、入力された錠番号に対して解錠権限の
ある錠のみ解錠することが可能となる。したがって、
「Aさんは錠番号1及び2に対応する扉のみ、Bさんは
錠番号3及び4に対応する引出しのみ、管理者Cさんは
全ての扉及び引出し」というように開けられる扉や引出
しを予め設定することができる。
【0037】また、電気錠20の解錠を行った場合に
は、アクセスした個人コ−ド,暗証番号,錠番号,解錠
時刻,旋錠時刻を操作履歴として記憶装置30に記録す
るので、必要な時にこれらの情報を中央処理装置40を
介して外部出力コネクタ60から出力させることがで
き、コンピュ−タ等にデ−タを転送して操作履歴につい
ての管理を行うことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、電気錠に対して記憶手
段,入力手段,制御手段を有し、個人コ−ド及び暗証番
号によりアクセスする個人を認識し、予め記憶された錠
番号に対する個人の解錠権限が判断されるので、入力さ
れた錠番号に対して解錠権限のある錠のみ解錠すること
が可能となり、複数の収納箇所を有する場合において、
アクセスする個人に対して各収納箇所に対応する錠番号
毎に解錠の可否を設定することができ、個人毎に解錠で
きる扉や引出しを予め設定して管理することが可能とな
る。また、記憶手段に操作履歴を記録するようにすれ
ば、個人コ−ド及び暗証番号によりアクセスする個人に
ついての操作履歴を管理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の収納管理装置の機
能ブロック図である。
【図2】収納管理装置の外観を示す斜視説明図である。
【図3】収納管理装置において、テンキ−ボ−ドに入力
された番号から解錠権限(又は機能権限)を判断し、電
気錠の解錠処理を行う場合のフロ−チャ−ト図である。
【図4】収納管理装置において、機能権限を判断した後
に各機能処理を行う場合のフロ−チャ−ト図である。
【符号の説明】
1,2…扉、 3〜8…引出し、 9…操作パネル、1
0…収納管理装置、 11…テンキ−ボ−ド(入力手
段)、20…電気錠、30…記憶装置(記憶手段)、4
0…中央処理装置(制御手段)、60…外部出力コネク
タ、 61…接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の収納箇所にそれぞれ設置された各錠
    の解錠及び旋錠を管理する電気錠と、 個人コ−ド及び暗証番号を記憶するとともに、前記複数
    の錠にそれぞれ対応し前記個人コ−ドにより解錠可能に
    設定された錠番号を解錠権限として記憶する記憶手段
    と、 個人コ−ド,暗証番号及び錠番号を入力する入力手段
    と、 前記入力手段により入力された個人コ−ド及び暗証番号
    と、前記記憶手段に記憶された個人コ−ド及び暗証番号
    とから個人を認識するとともに、該個人の解錠権限を判
    断し、前記入力手段に入力された錠番号の解錠権限を前
    記個人が有する場合に、錠番号に対応する錠のみを前記
    電気錠により解状態とする制御手段とを具備することを
    特徴とする収納管理装置。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、各錠を解状態とする個人
    コ−ド及び暗証番号についての操作履歴を記録する請求
    項1に記載の収納管理装置。
  3. 【請求項3】複数の収納箇所にそれぞれ設置された各錠
    の解錠及び旋錠を管理する電気錠の解錠方法であって、 個人コ−ド及び暗証番号、前記複数の錠にそれぞれ対応
    し前記個人コ−ドにより解錠可能に設定された錠番号を
    解錠権限として記憶手段に予め記憶し、 入力手段から個人コ−ド,暗証番号及び錠番号を入力
    し、 入力された個人コ−ド及び暗証番号と、前記記憶手段に
    記憶された個人コ−ド及び暗証番号とから個人を認識す
    るとともに、該個人に対して予め設定されている解錠権
    限を判断し、前記入力された錠番号の解錠権限を前記個
    人が有する場合に、錠番号に対応する錠のみを前記電気
    錠により解状態とすることを特徴とする電気錠の解錠方
    法。
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