JP2003237262A - 証明用媒体作成装置 - Google Patents

証明用媒体作成装置

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JP2003237262A
JP2003237262A JP2002040423A JP2002040423A JP2003237262A JP 2003237262 A JP2003237262 A JP 2003237262A JP 2002040423 A JP2002040423 A JP 2002040423A JP 2002040423 A JP2002040423 A JP 2002040423A JP 2003237262 A JP2003237262 A JP 2003237262A
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JP2002040423A
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English (en)
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Takashi Fuchita
敬 渕田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】たとえば、比較的にセキュリティレベルの低い
データ入力業務の作業をしながら、比較的にセキュリテ
ィレベルの高い開錠業務の作業が容易に可能となる証明
用媒体作成装置を提供する。 【解決手段】制御部1と、この制御部1により制御され
るカード作成装置本体2とから構成されるIDカード作
成装置において、セキュリティ性の低いデータ入力業務
などは、制御部1のキーボード5から氏名およびパスワ
ードを入力させることで個人認証を行ない、カード作成
装置本体2の錠を開錠するセキュリティ性の高い業務な
どは、カード作成装置本体2に設けた認証情報入力部9
から指紋情報を入力させることで個人認証を行なうこと
により、制御部1でデータ入力業務を継続しながらカー
ド作成装置本体2の錠の開錠業務を行なうことができる
ようした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、会員証
や運転免許証などのセキュリティ性の高いいわゆるID
カードと称される証明用媒体を作成する証明用媒体作成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、免許証等のセキュリティ性の
高いIDカードを作成するIDカード作成装置におい
て、IDカードの作成業務や、作成装置に未使用のID
カードを装填(セット)したり、完成した(作成した)
IDカードを作成装置から取出す場合、それぞれの部分
(カード供給庫、完成カード収納庫)に設けられた鍵を
開錠する必要がある。
【0003】オペレータがこのような鍵を開錠する際に
は、作成装置本体に接続された制御部のキーボードでオ
ペレータの名前とパスワードを認証情報として入力する
ことにより、当該オペレータがあらかじめ登録された人
物であるか否かの認証を行なっている。
【0004】制御部には、あらかじめオペレータごとに
設定された業務可能リストが準備されており、オペレー
タごとにデータ入力業務、管理データ業務、作成装置の
開錠業務が設定できるようになっている。制御部では、
最初に認証情報の入力画面を表示し、認証情報の入力を
受付けると、認証したオペレータのレベルに基づき、業
務メニューを表示する。オペレータが作成装置の開錠業
務が許可されていない場合には、業務メニューに開錠業
務が表示されないようになっている。
【0005】ここに、データ入力業務とは、IDカード
の作成に必要な情報として個人氏名や生年月日などを入
力する業務である。管理データ業務とは、オペレータの
業務可能リストの設定や、作成したIDカードの作成台
帳を出力したりする業務である。開錠業務とは、作成装
置の各鍵を開錠して未使用のIDカードを装填したり、
完成したIDカードを取出す業務である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のIDカード作成装置では、データ入力業務は可能だ
が開錠業務が認められていないオペレータが作業中に開
錠業務をする必要が生じた場合には、一旦データ入力業
務を閉じて開錠の権限があるオペレータが認証情報を入
力して、認証処理を行なうという煩雑な作業が必要であ
る。
【0007】そこで、本発明は、たとえば、比較的にセ
キュリティレベルの低いデータ入力業務の作業をしなが
ら、比較的にセキュリティレベルの高い開錠業務の作業
が容易に可能となる証明用媒体作成装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の証明用媒体作成
装置は、証明用媒体の作成に必要な情報を入力する情報
入力手段と、この情報入力手段により前記情報を入力す
るオペレータがあらかじめ登録された人物であるか否か
を認証し、あらかじめ登録された人物である場合、前記
情報入力手段による前記情報の入力を許可する第1の認
証手段と、未使用の証明用媒体を複数個セット可能で、
そのセットされた未使用の証明用媒体を1個ずつ供給す
る証明用媒体供給庫と、この証明用媒体供給庫から供給
される未使用の証明用媒体に対して、前記情報入力手段
により入力された情報を記録する証明用媒体記録部と、
この証明用媒体記録部で前記情報が記録された証明用媒
体を複数個収納可能な完成証明用媒体収納庫とを有し、
少なくとも前記完成証明用媒体収納庫は、外部からの制
御信号により開閉される錠を有し、この錠を開錠するこ
とにより収納している証明用媒体を外部から取出すこと
が可能となる証明用媒体作成部と、前記完成証明用媒体
収納庫内の証明用媒体を取出そうとするオペレータがあ
らかじめ登録された人物であるか否かを認証する第2の
認証手段と、この第2の認証手段によりあらかじめ登録
された人物であると認証された場合、前記完成証明用媒
体収納庫の錠を開錠する錠制御手段とを具備している。
【0009】また、本発明の証明用媒体作成装置は、証
明用媒体の作成に必要な情報を入力する情報入力手段
と、この情報入力手段により前記情報を入力するオペレ
ータがあらかじめ登録された人物であるか否かを認証
し、あらかじめ登録された人物である場合、前記情報入
力手段による前記情報の入力を許可する第1の認証手段
とを有する制御部と、この制御部により制御されるもの
で、未使用の証明用媒体を複数個セット可能で、そのセ
ットされた未使用の証明用媒体を1個ずつ供給する証明
用媒体供給庫、この証明用媒体供給庫から供給される未
使用の証明用媒体に対して、前記情報入力手段により入
力された情報を記録する証明用媒体記録部、および、こ
の証明用媒体記録部で前記情報が記録された証明用媒体
を複数個収納可能な完成証明用媒体収納庫を有し、少な
くとも前記完成証明用媒体収納庫は、外部からの制御信
号により開閉される錠を有し、この錠を開錠することに
より収納している証明用媒体を外部から取出すことが可
能となる証明用媒体作成部と、前記完成証明用媒体収納
庫内の証明用媒体を取出そうとするオペレータがあらか
じめ登録された人物であるか否かを認証するための認証
情報を入力する認証情報入力手段とを有する証明用媒体
作成装置本体と、前記認証情報入力手段により入力され
た認証情報に基づき完成証明用媒体収納庫内の証明用媒
体を取出そうとするオペレータがあらかじめ登録された
人物であるか否かを認証する第2の認証手段と、この第
2の認証手段によりあらかじめ登録された人物であると
認証された場合、前記完成証明用媒体収納庫の錠を開錠
する錠制御手段とを具備している。さらに、本発明の証
明用媒体作成装置は、証明用媒体の作成に必要な情報を
入力する情報入力手段と、この情報入力手段により前記
情報を入力するオペレータがあらかじめ登録された人物
であるか否かを認証し、あらかじめ登録された人物であ
る場合、前記情報入力手段による前記情報の入力を許可
する第1の認証手段とを有する制御部と、この制御部に
より制御されるもので、未使用の証明用媒体を複数個セ
ット可能で、そのセットされた未使用の証明用媒体を1
個ずつ供給するもので、外部からの制御信号により開閉
される錠を有し、この錠を開錠することにより収納して
いる証明用媒体を外部から取出すことが可能となる証明
用媒体供給庫、この証明用媒体供給庫から供給される未
使用の証明用媒体に対して、前記情報入力手段により入
力された情報を記録するもので、外部からの制御信号に
より開閉される錠を有し、この錠を開錠することにより
処理している証明用媒体を外部から取出すことが可能と
なる証明用媒体記録部、および、この証明用媒体記録部
で前記情報が記録された証明用媒体を複数個収納可能
で、外部からの制御信号により開閉される錠を有し、こ
の錠を開錠することにより収納している証明用媒体を外
部から取出すことが可能となる完成証明用媒体収納庫を
有する証明用媒体作成部と、前記錠を開錠しようとする
オペレータがあらかじめ登録された人物であるか否かを
認証するための認証情報を入力する認証情報入力手段と
を有する証明用媒体作成装置本体とを具備し、前記証明
用媒体作成装置本体は、前記認証情報入力手段により入
力された認証情報を前記制御部に送信する認証情報送信
手段を有し、前記制御部は、前記証明用媒体作成装置本
体から送信された認証情報に基づき前記錠を開錠しよう
とするオペレータがあらかじめ登録された人物であるか
否かを認証する第2の認証手段と、この第2の認証手段
によりあらかじめ登録された人物であると認証された場
合、あらかじめ作成された当該オペレータの許可する業
務を登録した業務可能リストを前記証明用媒体作成装置
本体に送信する業務可能リスト送信手段とを有し、前記
証明用媒体作成装置本体は、前記証明用媒体供給庫、前
記証明用媒体記録部、および、前記完成証明用媒体収納
庫にそれぞれ対応する複数の開錠ボタンを有し、当該オ
ペレータによりこれら複数の開錠ボタンの中から所望の
開錠ボタンが選択的に操作されると、その操作された開
錠ボタンに対応する開錠業務が前記制御部から送信され
た業務可能リストに登録されているか否かを判定する判
定手段と、この判定手段により前記操作された開錠ボタ
ンに対応する開錠業務が業務可能リストに登録されてい
ると判定された場合、対応する前記証明用媒体供給庫、
あるいは、前記証明用媒体記録部、あるいは、前記完成
証明用媒体収納庫の錠を開錠する錠制御手段とを有す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係
る免許証等のセキュリティ性の高いIDカードを作成す
るIDカード作成装置の構成を概略的に示すものであ
る。このIDカード作成装置は、大別して、制御部1
と、この制御部1により制御されるカード作成装置本体
2とにより構成されている。
【0011】制御部1は、全体的な制御を司る制御用パ
ーソナルコンピュータ(以降、単に制御PCと略称す
る)3、入力データや出力データなどを表示するディス
プレイ4、および、各種情報を入力する情報入力手段と
してのキーボード5、マウス6から構成されており、I
Dカードを作成するカード作成装置本体2と接続して、
オペレータの認証処理を行なったり、カード作成装置本
体2に対しカード作成の指示を出したり、カード作成装
置本体2の状態を知ることができるようになっている。
【0012】カード作成装置本体2は、全体的な制御を
司る作成制御部7、IDカードを作成する証明用媒体作
成部としてのカード作成部8、および、オペレータがあ
らかじめ登録された人物であるか否かを認証するための
認証情報を入力する認証情報入力手段としての認証情報
入力部9から構成されている。
【0013】カード作成部8は、未使用のIDカードを
複数枚セット可能で、そのセットされた未使用のIDカ
ードを1枚ずつ供給する証明用媒体供給庫としてのカー
ド供給庫10、このカード供給庫10から供給される未
使用のIDカードに対して、制御部1で入力された所定
の情報を印刷する証明用媒体記録部としてのカード印刷
部11、および、このカード印刷部11で情報が印刷さ
れたIDカードを複数枚収納可能な完成証明用媒体収納
庫としての完成カード収納庫12から構成されている。
【0014】カード供給庫10および完成カード収納庫
12は、それぞれ開閉扉が設けられていて、この扉には
外部からの制御信号により開閉される錠を有し、この錠
を開錠することにより上記扉が開き、収納しているID
カードを外部から取出すことが可能となるように構成さ
れている。
【0015】また、カード印刷部11は、その印刷処理
部がカバーで囲繞されていて、このカバーには外部から
の制御信号により開閉される錠を有し、この錠を開錠す
ることにより上記カバーが開き、印刷処理しているID
カードを外部から取出すことが可能となるように構成さ
れている。
【0016】認証情報入力部9は、たとえば、図2に示
すように、オペレータが認証情報として例えばあらかじ
め定められた特定の指の指紋情報を入力するための指紋
読取部21、カード供給庫10、カード印刷部11およ
び完成カード収納庫12にそれぞれ対応し、オペレータ
により選択的に操作される開錠ボタン22,23,2
4、および、認証状態を表示する認証ランプ25が設け
られている。
【0017】このような構成において、本装置の電源が
オンされると、制御PC3は、ディスプレイ4に図3の
aに示すような認証入力画面を表示し、オペレータの氏
名やパスワードの入力を受付ける。ここで、オペレータ
がキーボード5から認証情報(氏名、パスワード)の入
力を行なうと、制御PC3は、あらかじめ登録されてい
る認証登録情報と照合することにより、当該オペレータ
が本人であるか否かを認証する。
【0018】この認証処理により、当該オペレータが本
人であると認証された場合、制御PC3は、ディスプレ
イ4に図3のbまたはcに示すような業務メニュー画面
を表示する。図3のbの業務メニュー画面は、当該オペ
レータがデータ入力業務のみが許可されている場合、図
3のcの業務メニュー画面は、当該オペレータが全ての
業務が許可されている場合をそれぞれ示している。業務
としては、たとえば、データ入力業務、管理データ業
務、および、カード作成装置の開錠業務があるが、オペ
レータの認証結果によりあらかじめ許可していない業務
については非表示となる。
【0019】データ入力業務は、IDカードを作成する
ために必要な情報を入力する業務で、IDカードに印刷
する氏名や生年月日をキーボード5から入力するもので
あり、このデータ入力業務が選択されると、ディスプレ
イ4に図3のdに示すようなデータ入力業務画面が表示
される。なお、顔画像を記録するIDカードであれば、
顔画像の入力業務も含まれる。
【0020】管理データ業務は、オペレータの認証情報
入力(オペレータの氏名、パスワードの設定および後述
するオペレータの認証情報の登録など)、オペレータの
業務可能リストの設定(登録したオペレータごとの業務
内容の実行可否設定など)や、作成したIDカードの作
成台帳の表示や作成したIDカードの検索を行なう業務
であり、この管理データ業務が選択されると、ディスプ
レイ4に図3のeに示すような管理データ業務画面が表
示される。この管理データ業務画面において、認証情報
入力業務を選択すると、ディスプレイ4に図3のfに示
すような認証情報入力画面が表示される。
【0021】開錠業務は、カード供給庫10、カード印
刷部11および完成カード収納庫12に設けられた各錠
を開錠する業務であり、この開錠業務が選択されると、
ディスプレイ4に図3のgに示すような開錠業務画面が
表示される。
【0022】カード供給庫10は、前述したように未使
用のIDカードを複数枚セット(装填)でき、制御部1
で当該IDカードの作成に必要な情報の入力が完了し、
制御部1が作成制御部7に対しカード作成の指示を行な
うと、セットされた未使用のIDカードを1枚ずつカー
ド印刷部11に自動供給する。
【0023】カード印刷部11は、作成制御部7で編集
した印刷データに基づきサーマルヘッドを駆動して、カ
ード供給庫10から供給された未使用のIDカード上に
インクリボンのインクを溶融転写することにより、所定
の情報(氏名や生年月日など)を印刷する。完成カード
収納庫12は、前述したように完成したIDカードを複
数枚格納できる構造になっており、カード印刷部11で
印刷されたIDカードを順次集積して収納する。
【0024】次に、オペレータの認証情報登録手順およ
び業務可能リスト登録手順について、図4および図5に
示すフローチャートを参照して説明する。まず、全ての
権限を有する人物が、ディスプレイ4に表示された図3
の認証入力画面aにおいて、キーボード5から認証情報
として氏名およびパスワードを入力する(S1)。認証
情報が入力されると、制御PC3は、あらかじめ登録さ
れている認証登録情報と照合することにより、当該オペ
レータが本人であるか否かを認証する(S2)。
【0025】この認証処理により、当該オペレータが本
人であると認証された場合、制御PC3は、ディスプレ
イ4に図3の業務メニュー画面cを表示する。オペレー
タは、この業務メニュー画面cにおいて、管理データ業
務を選択する(S3)。すると、制御PC3は、ディス
プレイ4に図3の管理データ業務画面eを表示する。オ
ペレータは、この管理データ業務画面eにおいて、認証
情報入力を選択する(S4)。すると、制御PC3は、
ディスプレイ4に図3の認証情報入力画面fを表示す
る。登録するオペレータは、この認証情報入力画面fに
おいて、自己の氏名およびパスワードを入力する(S
5)。
【0026】次に、制御PC3は、作成制御部7に対し
て認証情報読取指示を送信する(S6)。すると、作成
制御部7は、認証情報入力部9の指紋読取部21からの
入力情報に変化があったか否かにより、指紋読取部21
上にオペレータの指が接触しているか否かを判断する
(S7)。この判断の結果、指紋読取部21上にオペレ
ータの指が接触している場合、作成制御部7は、認証情
報入力部9の認証ランプ25を点滅させるとともに、指
紋読取部21による指紋の読取処理を行ない、読取処理
が終了すると認証ランプ25を消灯する(S8)。
【0027】次に、作成制御部7は、読取った指紋情報
を制御PC3に送信する(S9)。制御PC3は、作成
制御部7から送信された指紋情報を認証登録情報とし
て、先に入力された当該オペレータの氏名およびパスワ
ードとともに登録用メモリ(図示しない)に記憶し(S
10)、ステップS5に戻る。以上の処理で1人のオペ
レータに対する認証情報の登録が終了する。
【0028】一方、管理データ業務画面eにおいて、業
務可能リスト作成を選択すると(S11)、制御PC3
は、ディスプレイ4に業務可能リスト画面h(図5参
照)を表示する。オペレータは、この業務可能リスト画
面hにおいて、オペレータごとに許可する業務を登録す
る(S12)。図5の例では、たとえば、オペレータご
とに「データ入力業務」、「カード供給庫開錠業務」、
「カード印刷部開錠業務」、「完成カード収納庫開錠業
務」が登録可能で、許可する業務の位置に丸印を入れる
ことにより登録するようになっている。
【0029】次に、制御PC3は、ステップS12で作
成された業務可能リストを、先に入力された当該オペレ
ータの氏名およびパスワードとともに登録用メモリ(図
示しない)に記憶する(S13)。以上の処理でオペレ
ータの業務可能リストの登録が終了する。
【0030】次に、カード作成装置本体2におけるカー
ド供給庫10、カード印刷部11、完成カード収納庫1
2を開錠する手順について、図6および図7に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。まず、カード作成装置
本体2の開錠を行なおうとするオペレータが、認証情報
入力部9の指紋読取部21上に指を接触させると、作成
制御部7は、指紋読取部21からの入力情報に変化があ
ったことを検出することにより、指紋読取部21上にオ
ペレータの指が接触されたことを判断する(S21)。
すると、作成制御部7は、認証情報入力部9の認証ラン
プ25を点滅させるとともに、指紋読取部21による指
紋の読取処理を行ない、読取処理が終了すると認証ラン
プ25を消灯する(S22)。
【0031】次に、作成制御部7は、読取った指紋情報
を制御PC3に送信する(S23)。制御PC3は、作
成制御部7から送信された指紋情報を、登録用メモリ
(図示しない)に認証登録情報として登録されている、
先に入力された当該オペレータの氏名およびパスワード
と対応する指紋情報と照合し(S24)、当該オペレー
タが本人であるか否かを判定する(S25)。
【0032】この判定の結果、当該オペレータが本人で
なかった場合、制御PC3は、作成制御部7に対してエ
ラー通知を行なう(S26)。作成制御部7は、制御P
C3からエラー通知を受取ると、認証情報入力部9の認
証ランプ25を赤色に点灯させて(S27)、ステップ
S21に戻る。
【0033】ステップS25の判定の結果、当該オペレ
ータが本人である場合、制御PC3は、登録用メモリに
格納されている当該オペレータの業務可能リストを作成
制御部7に送信する(S28)。作成制御部7は、制御
PC3から送信された業務可能リストを受信すると、そ
の業務可能リストを一時保持するとともに、認証情報入
力部9の認証ランプ25を青色に点灯させる(S2
9)。
【0034】認証ランプ25が青色に点灯すると、オペ
レータは、開錠ボタン22,23,24の中から開錠し
たい部位の開錠ボタンを選択して押下する。開錠ボタン
が押下されると(S30)、作成制御部7は、その押下
された開錠ボタンに対応する部位の開錠業務が、先に制
御PC3から送信された当該オペレータの業務可能リス
トに登録されているか否かを判定する(S31)。
【0035】この判定の結果、押下された開錠ボタンの
開錠業務が業務可能リストに登録されておらず、開錠不
可の場合、作成制御部7は、認証情報入力部9の認証ラ
ンプ25を赤色に点灯させて(S32)、ステップS2
1に戻る。ステップS31の判定の結果、押下された開
錠ボタンの開錠業務が業務可能リストに登録されてい
て、開錠可能な場合、作成制御部7は、押下された開錠
ボタンに対応する部位の錠を開錠するとともに、開錠し
たことを制御部PC3に通知する(S33)。これを受
けた制御部PC3は、認証したオペレータが開錠した記
録を保持する。
【0036】カード供給庫10および完成カード収納庫
12の各扉には、それぞれ扉開閉検知器(図示しない)
が設けられているとともに、カード印刷部11のカバー
にも、カバー開閉検知器(図示しない)が設けられてい
て、扉(カバー)を開けて再び閉じると、その信号を受
けた作成制御部7は、対応する部位の錠を閉錠するとと
もに、一時保持していた当該オペレータの業務可能リス
トを消去する(S34〜S36)。以上の処理で希望す
る部位の開錠業務を行なうことができる。なお、この開
錠業務は、上記説明からも明らかなように、制御部1で
のデータ入力業務とは無関係に行なうことができる。
【0037】また、データ入力業務を行なったオペレー
タが開錠業務を許可されている場合、図3の業務メニュ
ー画面cで開錠業務を選択し、図3の開錠業務画面gで
開錠したい部位を選択することにより、その選択された
部位の錠を開錠することができる。これにより、カード
作成装置内で障害が発生した場合など、セキュリティ性
の高いIDカードに触れるオペレータを限定することが
できる。
【0038】なお、前記実施の形態では、カード作成装
置本体に設けられた認証情報入力部から入力する認証情
報として指の指紋情報を用いた場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえ
ば、暗証番号などのパスワードや顔画像などを用いても
よい。
【0039】また、前記実施の形態では、カード供給
庫、カード印刷部および完成カード収納庫にそれぞれ錠
が設けられている場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、たとえば、少なくとも一
番セキュリティ性を重視される完成カード収納庫に錠が
設けられていればよい。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、た
とえば、比較的にセキュリティレベルの低いデータ入力
業務の作業をしながら、比較的にセキュリティレベルの
高い開錠業務の作業が容易に可能となる証明用媒体作成
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るIDカード作成装置
の構成を概略的に示すブロック図。
【図2】認証情報入力部の構成を概略的に示す模式図。
【図3】ディスプレイに表示する画面の構成例を示す
図。
【図4】オペレータの認証情報登録手順について説明す
るフローチャート。
【図5】オペレータの業務可能リスト登録手順について
説明するフローチャート。
【図6】カード作成装置本体における錠の開錠手順につ
いて説明するフローチャート。
【図7】カード作成装置本体における錠の開錠手順につ
いて説明するフローチャート。
【符号の説明】
1…制御部、2…カード作成装置本体(証明用媒体作成
装置本体)、3…制御部PC(認証手段)、4…ディス
プレイ、5…キーボード(情報入力手段)、6…マウ
ス、7…作成制御部(錠制御手段)、8…カード作成部
(証明用媒体作成部)、9…認証情報入力部(認証情報
入力手段)、10…カード供給庫(証明用媒体供給
庫)、11…カード印刷部(証明用媒体記録部)、12
…完成カード収納庫(完成証明用媒体収納庫)、21…
指紋読取部、22,23,24…開錠ボタン、25…認
証ランプ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 証明用媒体の作成に必要な情報を入力す
    る情報入力手段と、 この情報入力手段により前記情報を入力するオペレータ
    があらかじめ登録された人物であるか否かを認証し、あ
    らかじめ登録された人物である場合、前記情報入力手段
    による前記情報の入力を許可する第1の認証手段と、 未使用の証明用媒体を複数個セット可能で、そのセット
    された未使用の証明用媒体を1個ずつ供給する証明用媒
    体供給庫と、この証明用媒体供給庫から供給される未使
    用の証明用媒体に対して、前記情報入力手段により入力
    された情報を記録する証明用媒体記録部と、この証明用
    媒体記録部で前記情報が記録された証明用媒体を複数個
    収納可能な完成証明用媒体収納庫とを有し、少なくとも
    前記完成証明用媒体収納庫は、外部からの制御信号によ
    り開閉される錠を有し、この錠を開錠することにより収
    納している証明用媒体を外部から取出すことが可能とな
    る証明用媒体作成部と、 前記完成証明用媒体収納庫内の証明用媒体を取出そうと
    するオペレータがあらかじめ登録された人物であるか否
    かを認証する第2の認証手段と、 この第2の認証手段によりあらかじめ登録された人物で
    あると認証された場合、前記完成証明用媒体収納庫の錠
    を開錠する錠制御手段と、 を具備したことを特徴とする証明用媒体作成装置。
  2. 【請求項2】 証明用媒体の作成に必要な情報を入力す
    る情報入力手段と、この情報入力手段により前記情報を
    入力するオペレータがあらかじめ登録された人物である
    か否かを認証し、あらかじめ登録された人物である場
    合、前記情報入力手段による前記情報の入力を許可する
    第1の認証手段とを有する制御部と、 この制御部により制御されるもので、未使用の証明用媒
    体を複数個セット可能で、そのセットされた未使用の証
    明用媒体を1個ずつ供給する証明用媒体供給庫、この証
    明用媒体供給庫から供給される未使用の証明用媒体に対
    して、前記情報入力手段により入力された情報を記録す
    る証明用媒体記録部、および、この証明用媒体記録部で
    前記情報が記録された証明用媒体を複数個収納可能な完
    成証明用媒体収納庫を有し、少なくとも前記完成証明用
    媒体収納庫は、外部からの制御信号により開閉される錠
    を有し、この錠を開錠することにより収納している証明
    用媒体を外部から取出すことが可能となる証明用媒体作
    成部と、前記完成証明用媒体収納庫内の証明用媒体を取
    出そうとするオペレータがあらかじめ登録された人物で
    あるか否かを認証するための認証情報を入力する認証情
    報入力手段とを有する証明用媒体作成装置本体と、 前記認証情報入力手段により入力された認証情報に基づ
    き完成証明用媒体収納庫内の証明用媒体を取出そうとす
    るオペレータがあらかじめ登録された人物であるか否か
    を認証する第2の認証手段と、 この第2の認証手段によりあらかじめ登録された人物で
    あると認証された場合、前記完成証明用媒体収納庫の錠
    を開錠する錠制御手段と、 を具備したことを特徴とする証明用媒体作成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の認証手段は前記制御部に設け
    られ、前記錠制御手段は前記証明用媒体作成装置本体に
    設けられていることを特徴とする請求項2記載の証明用
    媒体作成装置。
  4. 【請求項4】 証明用媒体の作成に必要な情報を入力す
    る情報入力手段と、この情報入力手段により前記情報を
    入力するオペレータがあらかじめ登録された人物である
    か否かを認証し、あらかじめ登録された人物である場
    合、前記情報入力手段による前記情報の入力を許可する
    第1の認証手段とを有する制御部と、 この制御部により制御されるもので、未使用の証明用媒
    体を複数個セット可能で、そのセットされた未使用の証
    明用媒体を1個ずつ供給するもので、外部からの制御信
    号により開閉される錠を有し、この錠を開錠することに
    より収納している証明用媒体を外部から取出すことが可
    能となる証明用媒体供給庫、この証明用媒体供給庫から
    供給される未使用の証明用媒体に対して、前記情報入力
    手段により入力された情報を記録するもので、外部から
    の制御信号により開閉される錠を有し、この錠を開錠す
    ることにより処理している証明用媒体を外部から取出す
    ことが可能となる証明用媒体記録部、および、この証明
    用媒体記録部で前記情報が記録された証明用媒体を複数
    個収納可能で、外部からの制御信号により開閉される錠
    を有し、この錠を開錠することにより収納している証明
    用媒体を外部から取出すことが可能となる完成証明用媒
    体収納庫を有する証明用媒体作成部と、前記錠を開錠し
    ようとするオペレータがあらかじめ登録された人物であ
    るか否かを認証するための認証情報を入力する認証情報
    入力手段とを有する証明用媒体作成装置本体とを具備
    し、 前記証明用媒体作成装置本体は、前記認証情報入力手段
    により入力された認証情報を前記制御部に送信する認証
    情報送信手段を有し、 前記制御部は、前記証明用媒体作成装置本体から送信さ
    れた認証情報に基づき前記錠を開錠しようとするオペレ
    ータがあらかじめ登録された人物であるか否かを認証す
    る第2の認証手段と、この第2の認証手段によりあらか
    じめ登録された人物であると認証された場合、あらかじ
    め作成された当該オペレータの許可する業務を登録した
    業務可能リストを前記証明用媒体作成装置本体に送信す
    る業務可能リスト送信手段とを有し、 前記証明用媒体作成装置本体は、前記証明用媒体供給
    庫、前記証明用媒体記録部、および、前記完成証明用媒
    体収納庫にそれぞれ対応する複数の開錠ボタンを有し、
    当該オペレータによりこれら複数の開錠ボタンの中から
    所望の開錠ボタンが選択的に操作されると、その操作さ
    れた開錠ボタンに対応する開錠業務が前記制御部から送
    信された業務可能リストに登録されているか否かを判定
    する判定手段と、この判定手段により前記操作された開
    錠ボタンに対応する開錠業務が業務可能リストに登録さ
    れていると判定された場合、対応する前記証明用媒体供
    給庫、あるいは、前記証明用媒体記録部、あるいは、前
    記完成証明用媒体収納庫の錠を開錠する錠制御手段とを
    有することを特徴とする証明用媒体作成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の認証手段は、オペレータによ
    り入力される少なくとも当該オペレータに対しあらかじ
    め与えられたパスワードにより当該オペレータがあらか
    じめ登録された人物であるか否かを認証することを特徴
    とする請求項1、請求項2、請求項4のいずれか1つに
    記載の証明用媒体作成装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の認証手段は、オペレータによ
    り入力される当該オペレータの指紋情報等の生体情報に
    より当該オペレータがあらかじめ登録された人物である
    か否かを認証することを特徴とする請求項1記載の証明
    用媒体作成装置。
  7. 【請求項7】 前記認証情報入力手段は、オペレータの
    指紋情報等の生体情報を認証情報として入力し、前記第
    2の認証手段は、前記認証情報入力手段により入力され
    た生体情報により当該オペレータがあらかじめ登録され
    た人物であるか否かを認証することを特徴とする請求項
    2または請求項4記載の証明用媒体作成装置。
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