JP2001181746A - 焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の利用方法 - Google Patents
焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の利用方法Info
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- JP2001181746A JP2001181746A JP37204099A JP37204099A JP2001181746A JP 2001181746 A JP2001181746 A JP 2001181746A JP 37204099 A JP37204099 A JP 37204099A JP 37204099 A JP37204099 A JP 37204099A JP 2001181746 A JP2001181746 A JP 2001181746A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来廃棄処分されていた焼結排ガス処理設備
から回収した活性炭粉をリサイクルして有効活用するこ
とができる焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の
利用方法を提供すること。 【解決手段】 焼結排ガス処理設備から回収した活性炭
粉を、製銑工程において再利用する。具体的には、活性
炭粉を集塵ダスト、スラッジ、鉱石類破砕物とともにバ
インダーで固めてコールドペレットとし、高炉原料とし
て再利用したり、活性炭粉を擬粒化ダスト中に添加し、
焼結機において焼結燃料として再利用したり、活性炭粉
を高炉羽口に吹き込み、高炉燃料及び還元剤として再利
用する。
から回収した活性炭粉をリサイクルして有効活用するこ
とができる焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の
利用方法を提供すること。 【解決手段】 焼結排ガス処理設備から回収した活性炭
粉を、製銑工程において再利用する。具体的には、活性
炭粉を集塵ダスト、スラッジ、鉱石類破砕物とともにバ
インダーで固めてコールドペレットとし、高炉原料とし
て再利用したり、活性炭粉を擬粒化ダスト中に添加し、
焼結機において焼結燃料として再利用したり、活性炭粉
を高炉羽口に吹き込み、高炉燃料及び還元剤として再利
用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来廃棄処分され
ていた焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉をリサ
イクルして有効利用を図るための焼結排ガス処理設備か
ら回収した活性炭粉の利用方法に関するものである。
ていた焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉をリサ
イクルして有効利用を図るための焼結排ガス処理設備か
ら回収した活性炭粉の利用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、製鉄事業所では焼結機より発
生した排ガスを脱硫処理するための排ガス処理装置が用
いられているが、この排ガス処理装置として、例えば特
開平5−200272号公報や特開平10−12806
7号公報にあるように、活性炭を利用した乾式のものが
知られている。
生した排ガスを脱硫処理するための排ガス処理装置が用
いられているが、この排ガス処理装置として、例えば特
開平5−200272号公報や特開平10−12806
7号公報にあるように、活性炭を利用した乾式のものが
知られている。
【0003】しかしながら、排ガス処理装置からは活性
炭の移動搬送過程で多量の活性炭粉が発生することとな
り、しかも、この活性炭粉は現時点では再利用する道が
なく廃棄物として処理するしかないものであった。従っ
て、省資源やゴミ削減の観点からも、前記活性炭粉をリ
サイクルして有効利用を図るための新たな手法の開発が
要望されていた。
炭の移動搬送過程で多量の活性炭粉が発生することとな
り、しかも、この活性炭粉は現時点では再利用する道が
なく廃棄物として処理するしかないものであった。従っ
て、省資源やゴミ削減の観点からも、前記活性炭粉をリ
サイクルして有効利用を図るための新たな手法の開発が
要望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、従来廃棄処分されていた焼結
排ガス処理設備から回収した活性炭粉をリサイクルして
有効利用を図ることができる焼結排ガス処理設備から回
収した活性炭粉の利用方法を提供することを目的として
完成されたものである。
従来の問題点を解決して、従来廃棄処分されていた焼結
排ガス処理設備から回収した活性炭粉をリサイクルして
有効利用を図ることができる焼結排ガス処理設備から回
収した活性炭粉の利用方法を提供することを目的として
完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の焼結排ガス処理設備から回収した
活性炭粉の利用方法は、焼結排ガス処理設備から回収し
た活性炭粉を、製銑工程において再利用することを特徴
とするものである。
めになされた本発明の焼結排ガス処理設備から回収した
活性炭粉の利用方法は、焼結排ガス処理設備から回収し
た活性炭粉を、製銑工程において再利用することを特徴
とするものである。
【0006】なお、再利用の具体的な方法としては、活
性炭粉を集塵ダスト、スラッジ、鉱石類破砕物とともに
バインダーで固めてコールドペレットとし、高炉原料と
して再利用するもので、これを請求項2の発明とする。
また、活性炭粉を擬粒化ダスト中に添加し、焼結機にお
いて焼結燃料として再利用するものを請求項3の発明と
し、更に活性炭粉を高炉羽口に吹き込み、高炉燃料及び
又は還元剤として再利用するものを請求項4の発明とし
ている。
性炭粉を集塵ダスト、スラッジ、鉱石類破砕物とともに
バインダーで固めてコールドペレットとし、高炉原料と
して再利用するもので、これを請求項2の発明とする。
また、活性炭粉を擬粒化ダスト中に添加し、焼結機にお
いて焼結燃料として再利用するものを請求項3の発明と
し、更に活性炭粉を高炉羽口に吹き込み、高炉燃料及び
又は還元剤として再利用するものを請求項4の発明とし
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図1は基本的な焼結排ガ
スの処理装置を示すものであって、図中1は活性炭吸着
塔、2は活性炭再生塔、3は活性炭移送コンベア、4は
篩、5は活性炭粉ホッパー、6は煙突である。そして本
発明では、前記活性炭粉ホッパー5で回収した活性炭粉
が従来廃棄処分されていたのに対し、リサイクルして有
効利用を図るよう製銑工程において再利用する点に特徴
的構成を有する。即ち、本発明者らは製銑工程において
コークス粉が利用されていることに着目し、これと性状
が似通っている活性炭粉も何らかの工夫を加えれば利用
可能性があるとの見識のもとに種々研究を重ねた結果、
廃棄処分することなく再利用できる方法を確立したので
ある。
の好ましい実施の形態を示す。図1は基本的な焼結排ガ
スの処理装置を示すものであって、図中1は活性炭吸着
塔、2は活性炭再生塔、3は活性炭移送コンベア、4は
篩、5は活性炭粉ホッパー、6は煙突である。そして本
発明では、前記活性炭粉ホッパー5で回収した活性炭粉
が従来廃棄処分されていたのに対し、リサイクルして有
効利用を図るよう製銑工程において再利用する点に特徴
的構成を有する。即ち、本発明者らは製銑工程において
コークス粉が利用されていることに着目し、これと性状
が似通っている活性炭粉も何らかの工夫を加えれば利用
可能性があるとの見識のもとに種々研究を重ねた結果、
廃棄処分することなく再利用できる方法を確立したので
ある。
【0008】再利用の具体的な方法として、活性炭粉を
集塵ダスト、スラッジ類、鉱石類(鉄分を含有する鉱
石)破砕物とともにバインダーで固めてコールドペレッ
トとし、原料として再利用することができる。このコー
ルドペレットは、高炉原料として高炉内に投入されるも
のであり、特にコークス粉を配合した含炭コールドペレ
ットは内部も含め均一に還元が進行するため還元性を向
上させることができる。そして本発明では、前記コーク
ス粉に替え活性炭粉を利用することに成功した。但し、
炭分の配合量が多すぎると還元性がよくなりすぎて(低
温で溶融する)炉内の通気性を悪化させる要因となり、
また活性炭粉はコークス粉よりも表面積が大きいことを
考慮する必要がある。
集塵ダスト、スラッジ類、鉱石類(鉄分を含有する鉱
石)破砕物とともにバインダーで固めてコールドペレッ
トとし、原料として再利用することができる。このコー
ルドペレットは、高炉原料として高炉内に投入されるも
のであり、特にコークス粉を配合した含炭コールドペレ
ットは内部も含め均一に還元が進行するため還元性を向
上させることができる。そして本発明では、前記コーク
ス粉に替え活性炭粉を利用することに成功した。但し、
炭分の配合量が多すぎると還元性がよくなりすぎて(低
温で溶融する)炉内の通気性を悪化させる要因となり、
また活性炭粉はコークス粉よりも表面積が大きいことを
考慮する必要がある。
【0009】本発明者らは活性炭粉の配合量につき、C
O:N2 =30:70のガスを流してBIS炉による高
温性状試験を行った。具体的には、高炉炉内を模擬した
昇温パターンでサンプルを加熱し、溶融特性による圧損
値の変化を測定したところ、図2に示されるとおりであ
り、この結果から活性炭粉の配合量は体積率で15%以
下、好ましくは10%以下であることが判明した。また
得られたコールドペレットは、セメントをバインダーと
しており十分な強度を有するもので、取扱性にも優れた
ものであった。
O:N2 =30:70のガスを流してBIS炉による高
温性状試験を行った。具体的には、高炉炉内を模擬した
昇温パターンでサンプルを加熱し、溶融特性による圧損
値の変化を測定したところ、図2に示されるとおりであ
り、この結果から活性炭粉の配合量は体積率で15%以
下、好ましくは10%以下であることが判明した。また
得られたコールドペレットは、セメントをバインダーと
しており十分な強度を有するもので、取扱性にも優れた
ものであった。
【0010】なお、コールドペレットの一例を示せば、
質量%で高炉集塵ダスト30.0%、焼結集塵ダスト1
2.5%、活性炭粉4.3%、鉱石類(鉄分を含有する
鉱石)破砕物42.9%、バインダーセメント6.5%
の配合からなるものを作成し、高炉に投入して使用し
た。この結果、従来タイプのコークス粉を配合したコー
ルドペレット(上記活性炭粉をコークス粉で置換して配
合したもの)に何ら遜色のない操業を安定して継続でき
ることが確認できた。
質量%で高炉集塵ダスト30.0%、焼結集塵ダスト1
2.5%、活性炭粉4.3%、鉱石類(鉄分を含有する
鉱石)破砕物42.9%、バインダーセメント6.5%
の配合からなるものを作成し、高炉に投入して使用し
た。この結果、従来タイプのコークス粉を配合したコー
ルドペレット(上記活性炭粉をコークス粉で置換して配
合したもの)に何ら遜色のない操業を安定して継続でき
ることが確認できた。
【0011】前記のようなコールドペレットは、前記焼
結排ガスの処理装置の活性炭粉ホッパー5よりジェット
パック車で抜き出した活性炭粉を、図3に示されるよう
なペレット製造装置の原料槽に貯蔵し、集塵ダスト、ス
ラッジ類、鉱石類破砕物(例えば、粉鉱石)とともにバ
インダーで固めて所定配合量のペレットとされるもので
ある。さらに、砂鉄を含めバインダーで固めてペレット
としても良い。そして得られたコールドペレットは、製
銑工程の高炉において高炉原料として使用に供すること
が可能となる。
結排ガスの処理装置の活性炭粉ホッパー5よりジェット
パック車で抜き出した活性炭粉を、図3に示されるよう
なペレット製造装置の原料槽に貯蔵し、集塵ダスト、ス
ラッジ類、鉱石類破砕物(例えば、粉鉱石)とともにバ
インダーで固めて所定配合量のペレットとされるもので
ある。さらに、砂鉄を含めバインダーで固めてペレット
としても良い。そして得られたコールドペレットは、製
銑工程の高炉において高炉原料として使用に供すること
が可能となる。
【0012】その他の再利用の具体的な方法として、活
性炭粉を擬粒化ダスト中に添加し、焼結機において焼結
燃料として再利用することもできる。ここで、擬粒化ダ
ストとはコールドペレットの生産工場で従来より製造し
ているもので、鉱石、ダスト等をセメントを添加せずに
造粒したものをいう。活性炭粉は平均粒度が0.2mm程
度と細かいので、単純に焼結用の燃料として使用すると
焼結原料充填層の空隙率を低下させて通気阻害が発生し
生産性の悪化を招き、更には燃焼速度が早くて鉱石へ伝
熱する熱量が少なく焼結鉱強度が低下する等の問題点が
ある。そこで、本発明者らは活性炭粉の配合量(質量
比)に着目して研究した。具体的には、活性炭粉を配合
原料比率で0.05から0.2%の範囲内で0.05%
ずつコークス粉と置換して操業実験を行った。この結
果、図4に示されるように、0.1%超の場合には生産
性が著しく悪化することが判明し、従って、活性炭粉の
配合量は配合原料比率で0.1%以下が好ましく、この
条件下で焼結操業に影響することなく使用することが確
認できた。加えて、擬粒化ダストの原料に混合して活性
炭粉を造粒して使用した場合、上記直接焼結燃料として
使用した際は焼結結合原料比率にて0.1%までしか使
用できなかったのに対し、擬粒化ダスト中に含まれる活
性炭粉の量が、焼結配合原料比率にて1.0%相当分ま
で、焼結操業に影響なく使用可能なことを確認した。
性炭粉を擬粒化ダスト中に添加し、焼結機において焼結
燃料として再利用することもできる。ここで、擬粒化ダ
ストとはコールドペレットの生産工場で従来より製造し
ているもので、鉱石、ダスト等をセメントを添加せずに
造粒したものをいう。活性炭粉は平均粒度が0.2mm程
度と細かいので、単純に焼結用の燃料として使用すると
焼結原料充填層の空隙率を低下させて通気阻害が発生し
生産性の悪化を招き、更には燃焼速度が早くて鉱石へ伝
熱する熱量が少なく焼結鉱強度が低下する等の問題点が
ある。そこで、本発明者らは活性炭粉の配合量(質量
比)に着目して研究した。具体的には、活性炭粉を配合
原料比率で0.05から0.2%の範囲内で0.05%
ずつコークス粉と置換して操業実験を行った。この結
果、図4に示されるように、0.1%超の場合には生産
性が著しく悪化することが判明し、従って、活性炭粉の
配合量は配合原料比率で0.1%以下が好ましく、この
条件下で焼結操業に影響することなく使用することが確
認できた。加えて、擬粒化ダストの原料に混合して活性
炭粉を造粒して使用した場合、上記直接焼結燃料として
使用した際は焼結結合原料比率にて0.1%までしか使
用できなかったのに対し、擬粒化ダスト中に含まれる活
性炭粉の量が、焼結配合原料比率にて1.0%相当分ま
で、焼結操業に影響なく使用可能なことを確認した。
【0013】その他の再利用の具体的な方法として、活
性炭粉を高炉羽口に吹き込み、燃料及び又は還元剤とし
て再利用することもできる。この場合、活性炭粉は微粉
炭より固いため微粉炭吹き込み設備をそのまま流用する
と配管の摩耗等の問題が発生する。このため使用にあた
っては、耐摩耗対策が必要となる。また活性炭粉は破砕
後の微粉炭より粒度が大きく、高炉炉内での燃焼速度が
遅くなるため破砕なしでは吹き込み可能な量に上限があ
る。そこで、本発明においては40Kg/Tp までの吹き込
み量であれば炉況に何ら変化を生じさせることなく操業
可能であることを確認した。
性炭粉を高炉羽口に吹き込み、燃料及び又は還元剤とし
て再利用することもできる。この場合、活性炭粉は微粉
炭より固いため微粉炭吹き込み設備をそのまま流用する
と配管の摩耗等の問題が発生する。このため使用にあた
っては、耐摩耗対策が必要となる。また活性炭粉は破砕
後の微粉炭より粒度が大きく、高炉炉内での燃焼速度が
遅くなるため破砕なしでは吹き込み可能な量に上限があ
る。そこで、本発明においては40Kg/Tp までの吹き込
み量であれば炉況に何ら変化を生じさせることなく操業
可能であることを確認した。
【0014】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は従来廃棄処分されていた焼結排ガス処理設備から回
収した活性炭粉をリサイクルして有効利用を図ることが
できるものである。よって本発明は従来の問題点を一掃
した焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の利用方
法として、産業の発展に寄与するところは極めて大であ
る。
明は従来廃棄処分されていた焼結排ガス処理設備から回
収した活性炭粉をリサイクルして有効利用を図ることが
できるものである。よって本発明は従来の問題点を一掃
した焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の利用方
法として、産業の発展に寄与するところは極めて大であ
る。
【図1】焼結排ガスの処理装置を示す概略図である。
【図2】コールドペレット中の含炭成分配合率と圧損の
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図3】ペレット製造装置を示す概略図である。
【図4】活性炭粉の原料配合比率と生産率の関係を示す
グラフである。
グラフである。
1 活性炭吸着塔 2 活性炭再生塔 3 活性炭移送コンベア 5 活性炭粉ホッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10L 5/48 ZAB C21B 5/00 301 C21B 5/00 301 319 319 C22B 1/20 N C22B 1/20 B09B 3/00 ZAB (72)発明者 浜田 雅彦 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 梅津 明史 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内 Fターム(参考) 4D004 AA16 BA03 CA14 CA15 CA45 CC11 CC13 4H015 AA02 AA28 AA29 AB01 AB03 CA03 CB01 4K001 AA10 BA02 BA05 BA14 BA24 CA26 CA36 EA03 GA02 GA10 GB09 4K012 BA03 BE01 BE05
Claims (4)
- 【請求項1】 焼結排ガス処理設備から回収した活性炭
粉を、製銑工程において再利用することを特徴とする焼
結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の利用方法。 - 【請求項2】 活性炭粉を集塵ダスト、スラッジ、鉱石
類破砕物とともにバインダーで固めてコールドペレット
とし、高炉原料として再利用する請求項1に記載の焼結
排ガス処理設備から回収した活性炭粉の利用方法。 - 【請求項3】 活性炭粉を擬粒化ダスト中に添加し、焼
結機において焼結燃料として再利用する請求項1に記載
の焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の利用方
法。 - 【請求項4】 活性炭粉を高炉羽口に吹き込み、高炉燃
料及び又は還元剤として再利用する請求項1に記載の焼
結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の利用方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37204099A JP2001181746A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の利用方法 |
PCT/JP2000/009375 WO2001048250A1 (fr) | 1999-12-28 | 2000-12-28 | Procede d'utilisation de poudre de carbone activee recuperee d'un appareil de traitement de gaz d'echappement de frittage |
KR1020017010973A KR100623345B1 (ko) | 1999-12-28 | 2000-12-28 | 소결 배기가스 처리설비에서 회수한 활성 탄소분말의이용방법 |
AU24044/01A AU777336B2 (en) | 1999-12-28 | 2000-12-28 | Method for utilizing activated carbon powder recovered from exhaust sintering gas treating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37204099A JP2001181746A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の利用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001181746A true JP2001181746A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18499747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37204099A Pending JP2001181746A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 焼結排ガス処理設備から回収した活性炭粉の利用方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001181746A (ja) |
KR (1) | KR100623345B1 (ja) |
AU (1) | AU777336B2 (ja) |
WO (1) | WO2001048250A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003024918A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-28 | Uni Charm Corp | 使用済み衛生物品の処理方法 |
KR101353896B1 (ko) | 2012-11-21 | 2014-01-22 | (주)성일하이테크 | 코크스 더스트 성형탄 제조방법 |
CN111471852A (zh) * | 2020-06-16 | 2020-07-31 | 武汉钢铁有限公司 | 一种将废活性炭粉用于烧结的方法、烧结混合料和烧结矿 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101549530B (zh) * | 2008-12-30 | 2011-02-16 | 重庆科技学院 | 快凝水硬化污泥冷固球团及其制备方法 |
CN108315083A (zh) * | 2018-02-23 | 2018-07-24 | 鞍钢股份有限公司 | 一种高炉喷吹用混合燃料及其喷吹方法 |
CN113174453A (zh) * | 2021-04-28 | 2021-07-27 | 陕西龙门钢铁有限责任公司 | 一种烧结矿脱硫工艺中的活性炭粉的用途 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4852616A (ja) * | 1971-11-05 | 1973-07-24 | ||
JPH11302749A (ja) * | 1998-04-16 | 1999-11-02 | Daido Steel Co Ltd | 製鋼ダストの処理方法 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37204099A patent/JP2001181746A/ja active Pending
-
2000
- 2000-12-28 AU AU24044/01A patent/AU777336B2/en not_active Ceased
- 2000-12-28 WO PCT/JP2000/009375 patent/WO2001048250A1/ja active IP Right Grant
- 2000-12-28 KR KR1020017010973A patent/KR100623345B1/ko active IP Right Grant
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