JP2001180974A - コンポジットガラス及びその製造方法 - Google Patents
コンポジットガラス及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2001180974A JP2001180974A JP37449999A JP37449999A JP2001180974A JP 2001180974 A JP2001180974 A JP 2001180974A JP 37449999 A JP37449999 A JP 37449999A JP 37449999 A JP37449999 A JP 37449999A JP 2001180974 A JP2001180974 A JP 2001180974A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- composite
- dispersed
- thermal expansion
- mother
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/24—Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/22—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions containing two or more distinct frits having different compositions
Abstract
減することができるとともに、所定の熱膨張係数を得る
ために必要な分散ガラスの添加量を容易に算出すること
ができるコンポジットガラス及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 母ガラス中に、母ガラスよりも軟化点が
高く、且つ熱膨張係数の小さい分散ガラスを溶け込まな
いように分散させた微構造を有するコンポジットガラス
である。母ガラスに、母ガラスよりも軟化点が高く、且
つ熱膨張係数の小さい分散ガラスを混合した後、成形
し、母ガラスの軟化点よりも高い温度で焼成することに
より、母ガラス中に分散ガラスが溶け込むことなく、母
ガラス中に分散ガラスを均一に分散させる。
Description
金属、セラミックス等を封着する封着材(シール材)と
して使用できるコンポジットガラス及びその製造方法に
関する。
の封着複合体を製造する場合、上記複合体を構成する部
品又は封着部近傍に位置する他の部品の耐熱性から、そ
の封着温度に制限を受けることが少なくない。
合、封着材(シール材)として、被封着体とほぼ等しい
熱膨張係数をもつ低融点ガラス又は結晶化ガラスが主に
用いられてきた。
着材は、一般的に、熱膨張係数が大きいため、被封着材
との熱膨張係数の差が大きくなると、封着部が熱応力に
より破壊されてしまうという問題があった。また、結晶
化ガラスを用いた封着材は、結晶化に長時間を要するた
め、作業効率の低下及び被封着材の熱劣化が生じてしま
うという問題があった。また、結晶化ガラスとなるガラ
スには組成に制約があり、組成を自由に決められないと
いう問題もあった。
ば、低融点ガラス中に低融点ガラスよりも熱膨張係数の
低い石英ガラス(シリカガラス)からなる粒子を分散さ
せた封着材1(特開昭55−80738号公報参照、熱
膨張係数・焼成温度の記載無。ただし、アルミナ(8〜9
×10-6/K)、ベリリア(10×10-6/K)等のセラミックスか
ら成る半導体素子用容器の封着に用いるため7×10-6
/℃程度以上であると推測される)、ガラス中にセラミ
ックス(例えば、アルミナ)からなる粒子を分散させた
封着材2(実開昭47−37949号公報参照、熱膨張
係数:4.8〜5.4×10-6/℃、焼成温度:980
℃)、封着温度より低い温度で速やかに結晶化し、且つ
高膨脹性の結晶化ガラスAに、封着温度よりはるかに高
い温度で結晶化する低膨脹性の結晶化ガラスBを添加し
た封着材3(特公昭49−35044号公報参照、熱膨
張係数:7.0〜11.0×10-6/℃、焼成温度:4
60℃以下)がそれぞれ提案されている。これにより、
低融点ガラスの熱膨張係数の低減(ただし、4.8×1
0-6/℃まで)と低軟化点(低温焼成)とを同時に満た
すことができる封着材を得ることができるため、およそ
4.8×10-6/℃以上の熱膨張係数を有する被封着物
への適用を可能とした。
それぞれ異なり、上記封着材1の場合、低融点ガラス中
に分散された石英ガラス(シリカガラス)からなる粒子
が低融点ガラス中に溶け込んだ構造、上記封着材2の場
合、ガラス中にアルミナ微粉末を独立した相として分散
させた構造、更に上記封着材3の場合、結晶化ガラスA
と結晶化ガラスBとの反応により生成された新たな結晶
構造である。
低温焼成を行うことは出来ても熱膨張係数が4.8×1
0-6/℃よりも低い被封着材を封着することは困難であ
った。一方、低熱膨張性と低軟化点を同時に満たす材料
としてホウケイ酸ガラスが封着材として検討されている
が、ホウケイ酸ガラスは、ガラス組成中のアルカリ成分
を少なくし、SiO2を過剰にすることで、熱膨張係数
を低減することができるが、SiO2を過剰にすると、
ガラスの粘性及び軟化点等が高くなり、封着温度(焼成
温度)が上昇してしまうため、低軟化点を維持しつつ、
熱膨張係数を更に低減することには限界があった。
な従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、結晶化ガラスではなくガラス
を用いることで、熱膨張をはじめとする各種要求特性に
応じた組成を自由に設計することが出来、母ガラス中に
分散ガラスが溶け込まないように分散させることによ
り、軟化点を低く保持したまま、熱膨張係数を低減する
ことができるとともに、母ガラスの有する耐蝕性など他
の特性を損なうことなく所定の熱膨張係数を得るために
必要な分散ガラスの添加量を容易に算出することができ
るコンポジットガラス及びその製造方法を提供するもの
である。
れば、母ガラス中に、当該母ガラスよりも軟化点が高
く、且つ熱膨張係数の小さい分散ガラスを溶け込まない
ように分散させた微構造を有することを特徴とするコン
ポジットガラスが提供される。このとき、本発明のコン
ポジットガラスは、母ガラスの熱膨張係数、分散ガラス
の熱膨張係数及び分散ガラスの体積分率から複合則によ
り算出された熱膨張係数βと、コンポジットガラスの熱
膨張係数αとが、0.9β≦α≦1.1βを満足するこ
とが好ましい。また、本発明のコンポジットガラスは、
母ガラスの熱膨張係数α1と、分散ガラスの熱膨張係数
α2とが、α2−α1≧2.0×10-6/Kを満足するこ
とが好ましい。
該母ガラスよりも軟化点が高く、且つ熱膨張係数の小さ
い分散ガラスを混合した後、成形し、当該母ガラスの軟
化点よりも高い温度で焼成することにより、当該母ガラ
ス中に分散ガラスが溶け込むことなく、母ガラス中に分
散ガラスを均一に分散させたことを特徴とするコンポジ
ットガラスの製造方法が提供される。このとき、上記焼
成温度は、1100℃以下(より好ましくは、900℃
以下)であることが好ましい。
ガラスであり、且つその主組成が、SiO2が40〜8
0重量%、Al2O3が0〜10重量%、B2O3が15〜
25重量%、アルカリ又はアルカリ土類の酸化物が20
重量%以下であることが好ましい。このとき、母ガラス
の平均粒径は、20μm以下であることが好ましい。
ガラスであることが好ましい。このとき、分散ガラスの
最小粒径は、2μm以上であることが好ましく、分散ガ
ラスの形状は、アスペクト比で3以下である(より好ま
しくは、1に近似している)ことが好ましい。
は、母ガラス中に、母ガラスよりも軟化点が高く、且つ
熱膨張係数の小さい分散ガラスが溶け込まないように分
散させた微構造を有するものである。これにより、軟化
点を低く保持したまま、熱膨張係数を低減することがで
きるとともに、所定の熱膨張係数を得るために必要な分
散ガラスの添加量を容易に算出することができる。
ガラスは、主に、ガラス、金属、セラミックス等を封着
する封着材(シール材)として好適に用いることができ
る。尚、上記封着材(シール材)は、鋳込み、押し出
し、プレス等で所定の形状に成形した成形体を被封着材
と同時に焼成する方法により、用いることができる。ま
た、上記封着材(シール材)は、スラリー状のコンポジ
ットガラス原料を被封着材上に刷毛塗り、スプレー、デ
ィップコーティングした後、焼成する方法により用いる
こともできる。
主な特徴は、母ガラス中に、母ガラスよりも軟化点が高
く、且つ熱膨張係数の小さい分散ガラスを溶け込まない
ように分散させた微構造を有することにある(図2参
照)。これにより、上記コンポジットガラスの軟化点
は、母ガラスの軟化点(Ts)と同程度にできるため、
上記コンポジットガラスと同程度の熱膨張率を有する均
一組成のガラスよりも低温で焼成することができる。
その熱膨張係数が複合則に従っており、分散ガラスの体
積分率から熱膨張係数を制御することができることを見
い出した。なお、母ガラスの熱膨張係数、分散ガラスの
熱膨張係数及び分散ガラスの体積分率から複合則により
算出された熱膨張係数βと、コンポジットガラスの熱膨
張係数αとが、0.9β≦α≦1.1βの範囲内(図1
参照)となることが好ましい。
基づいて、以下に示す式により算出した。 β=α1X1+α2(1−X1) ここで、β :コンポジットガラスの熱膨張係数、 α1:分散ガラスの熱膨張係数、 α2:母ガラスの熱膨張係数、 X1:分散ガラスの体積分率(X1+X2=1)、 X2:母ガラスの体積分率、 を表したものである。
成材料の物性、構成比率、複合材の組織の関数になると
いう法則で理想的な場合を示したものである。
母ガラスの熱膨張係数α 1と、分散ガラスの熱膨張係数
α2とが、α2−α1≧2.0×10-6/Kを満足するこ
とが好ましい(図1参照)。これは、母ガラスと分散ガ
ラスとの熱膨張係数の差が大きいほど、コンポジットガ
ラスの熱膨張係数を効率的に制御することができるから
である。
ガラス中に分散させる分散ガラスの添加量が5〜45体
積%であることが好ましい。これは、分散ガラスの添加
量が5体積%未満である場合、母ガラスの熱膨張係数を
十分に低減することができず、一方、分散ガラスの添加
量が45体積%を超過する場合、分散ガラスが母ガラス
の変形(軟化)の抵抗となり、軟化点が増加してしまう
からである。
造方法は、母ガラス中に、母ガラスよりも軟化点が高
く、且つ熱膨張係数の小さい分散ガラスを分散させた原
料を、母ガラス単独の焼成温度(Tf)と同程度(例え
ば、900℃以下)で焼成することにより、母ガラス中
に分散ガラスが溶け込むことなく、母ガラス中に分散ガ
ラスを均一に分散させることができるため好ましい。
尚、母ガラスと分散ガラスとの軟化点の差が大きい場
合、あるいは分散ガラスの粒径が大きい場合は、更に高
温(例えば、1100℃)で焼成しても、母ガラス中に
分散ガラスを溶け込まないように分散させた微構造を保
持することができる。
イ酸ガラスであり、且つその主組成が、SiO2が40
〜80重量%、Al2O3が0〜10重量%、B2O 3が1
5〜25重量%、アルカリ又はアルカリ土類の酸化物が
20重量%以下であることが好ましい。尚、本発明で用
いるアルカリ又はアルカリ土類の酸化物は、特に限定さ
れないが、例えば、Na2O、K2O、MgO、CaOで
あることが好ましい。
m以下であることが好ましい。これは、母ガラスの平均
粒径が20μmを超過すると、分散ガラスを均一に分散
することが困難となるからである。
ガラスよりも軟化点が高く、且つ熱膨張係数の小さいガ
ラスであることが好ましく、例えば、シリカガラス(石
英ガラス)を好適に用いることができる。
m以上にすることが好ましい。これにより、分散ガラス
は、焼成後も周囲の母ガラスと溶け込むことなく、その
形状を維持することができるからである。
比で3以下である(より好ましくは、1に近似している
[アスペクト比=1:真球])ことが好ましい。これに
より、分散ガラスの表面エネルギーを低くすることがで
き、母ガラスと分散ガラスとの反応性を低減することが
できる。尚、アスペクト比とは、通常、異方性粒子の物
性、即ち板状粒子の平面の径と厚さの比で表されるもの
であり、本発明では、粒子の長径と短径の比(アスペク
ト比=長径/短径)で表したものである。
これに限定されるものではない。尚、各例によって得ら
れたコンポジットガラスは、以下に示す方法により特性
を評価した。
に従い示差膨張計を用いて測定した。
率をプロットし、屈伏しはじめる温度を軟化点とした。
(2次電子像SEI、反射電子像BEI)観察を行っ
た。
ラスA〜Cを母ガラスとして、表2に示す母ガラスとシ
リカガラス(分散ガラス)とを混合後、鋳込み成形し、
表2に示す焼成温度で焼成することにより、コンポジッ
トガラスをそれぞれ作製した。それぞれ得られたコンポ
ジットガラスの熱膨張係数、軟化点及びコンポジットガ
ラスの微構造の観察結果を表3及び図2に示す。
材)として用いられているホウケイ酸ガラス1(コーニ
ング社製[パイレックス])及びホウケイ酸ガラス2
(日本フリット製)と、シリカガラスの熱膨張係数及び
軟化点を表4に示す。
3〜4の結果から、本発明のコンポジットガラス(実施
例1〜7)は、従来のガラス(比較例1〜3)と比較し
て、軟化点を低く保持したまま、熱膨張係数を更に低減
できることが判明した。
施例1〜7)は、クラックフリーで且つ気密であるた
め、シール材として好適に用いることができた。
施例1〜7)は、母ガラス(ホウケイ酸ガラスA〜C)
中に分散ガラス(シリカガラス)が溶け込むことなく、
母ガラス(ホウケイ酸ガラスA〜C)中に分散ガラス
(シリカガラス)が均一に分散されていることを確認し
た(図2参照)。このとき、900℃焼成後も溶けずに
残存しうるシリカガラスの粒径の下限値は、約2μmで
あると考えられる。尚、分散ガラス(シリカガラス)の
粒径が大きい場合、1100℃で焼成しても、コンポジ
ットガラスの微構造を保持することができた(実施例
3)。
ば、母ガラス中に分散ガラスが溶け込まないように分散
させることにより、軟化点を低く保持したまま、熱膨張
係数を低減することができるとともに、所定の熱膨張係
数を得るために必要な分散ガラスの添加量を容易に算出
することができるコンポジットガラス及びその製造方法
を提供することができる。尚、本発明のコンポジットガ
ラスは、主に、ガラス、金属、セラミックス等を封着す
る封着材(シール材)として好適に用いることができ
る。
ラスの体積分率と熱膨張係数との関係を示すグラフであ
る。
微構造を示す反射電子像写真である。
Claims (18)
- 【請求項1】 母ガラス中に、当該母ガラスよりも軟化
点が高く、且つ熱膨張係数の小さい分散ガラスを溶け込
まないように分散させた微構造を有することを特徴とす
るコンポジットガラス。 - 【請求項2】 母ガラスの熱膨張係数、分散ガラスの熱
膨張係数及び分散ガラスの体積分率から複合則により算
出された熱膨張係数βと、当該コンポジットガラスの熱
膨張係数αとが、 0.9β≦α≦1.1β を満足するようにした請求項1に記載のコンポジットガ
ラス。 - 【請求項3】 母ガラスの熱膨張係数α1と、分散ガラ
スの熱膨張係数α2とが、α2−α1≧2.0×10-6/
Kを満足する請求項1又は2に記載のコンポジットガラ
ス。 - 【請求項4】 母ガラスが、ホウケイ酸ガラスであり、
且つその主組成が、SiO2が40〜80重量%、Al2
O3が0〜10重量%、B2O3が15〜25重量%、ア
ルカリ又はアルカリ土類の酸化物が20重量%以下であ
る請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンポジットガ
ラス。 - 【請求項5】 母ガラスの平均粒径が、20μm以下で
ある請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンポジット
ガラス。 - 【請求項6】 分散ガラスが、シリカガラスである請求
項1〜5のいずれか1項に記載のコンポジットガラス。 - 【請求項7】 分散ガラスの最小粒径が、2μm以上で
ある請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンポジット
ガラス。 - 【請求項8】 分散ガラスの形状が、アスペクト比で3
以下である請求項1〜7のいずれか1項に記載のコンポ
ジットガラス。 - 【請求項9】 分散ガラスの形状が、アスペクト比で1
に近似している請求項1〜7のいずれか1項に記載のコ
ンポジットガラス。 - 【請求項10】 母ガラスに、当該母ガラスよりも軟化
点が高く、且つ熱膨張係数の小さい分散ガラスを混合し
た後、成形し、当該母ガラスの軟化点よりも高い温度で
焼成することにより、当該母ガラス中に分散ガラスが溶
け込むことなく、母ガラス中に分散ガラスを均一に分散
させたことを特徴とするコンポジットガラスの製造方
法。 - 【請求項11】 焼成温度が、900℃以下である請求
項10に記載のコンポジットガラスの製造方法。 - 【請求項12】 焼成温度が、1100℃以下である請
求項10に記載のコンポジットガラスの製造方法。 - 【請求項13】 母ガラスが、ホウケイ酸ガラスであ
り、且つその主組成が、SiO2が40〜80重量%、
Al2O3が0〜10重量%、B2O3が15〜25重量
%、アルカリ又はアルカリ土類の酸化物が20重量%以
下である請求項10〜12に記載のコンポジットガラス
の製造方法。 - 【請求項14】 母ガラスの平均粒径が、20μm以下
である請求項10〜13のいずれか1項に記載のコンポ
ジットガラスの製造方法。 - 【請求項15】 分散ガラスが、シリカガラスである請
求項10〜14のいずれか1項に記載のコンポジットガ
ラスの製造方法。 - 【請求項16】 分散ガラスの最小粒径が、2μm以上
である請求項10〜15のいずれか1項に記載のコンポ
ジットガラスの製造方法。 - 【請求項17】 分散ガラスの形状が、アスペクト比で
3以下である請求項10〜16のいずれか1項に記載の
コンポジットガラスの製造方法。 - 【請求項18】 分散ガラスの形状が、アスペクト比で
1に近似している請求項10〜16のいずれか1項に記
載のコンポジットガラスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37449999A JP4531900B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | コンポジットガラス及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37449999A JP4531900B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | コンポジットガラス及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001180974A true JP2001180974A (ja) | 2001-07-03 |
JP4531900B2 JP4531900B2 (ja) | 2010-08-25 |
Family
ID=18503956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37449999A Expired - Lifetime JP4531900B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | コンポジットガラス及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4531900B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006151774A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 封着材料 |
CN112624616A (zh) * | 2021-01-06 | 2021-04-09 | 中国科学院新疆理化技术研究所 | 一种耐高温真空热敏电阻器封装用玻璃陶瓷材料及其制备方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58151345A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-08 | Asahi Glass Co Ltd | 低誘電率ガラス組成物 |
JPH01226751A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-09-11 | E I Du Pont De Nemours & Co | 誘電性組成物 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37449999A patent/JP4531900B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58151345A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-08 | Asahi Glass Co Ltd | 低誘電率ガラス組成物 |
JPH01226751A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-09-11 | E I Du Pont De Nemours & Co | 誘電性組成物 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006151774A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 封着材料 |
JP4692918B2 (ja) * | 2004-12-01 | 2011-06-01 | 日本電気硝子株式会社 | 封着材料 |
CN112624616A (zh) * | 2021-01-06 | 2021-04-09 | 中国科学院新疆理化技术研究所 | 一种耐高温真空热敏电阻器封装用玻璃陶瓷材料及其制备方法 |
CN112624616B (zh) * | 2021-01-06 | 2022-02-11 | 中国科学院新疆理化技术研究所 | 一种耐高温真空热敏电阻器封装用玻璃陶瓷材料及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4531900B2 (ja) | 2010-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10752535B2 (en) | Coefficient of thermal expansion filler for vanadium-based frit materials and/or methods of making and/or using the same | |
JP3306809B2 (ja) | ガラスのミル添加物およびそれを含む融着シール材料 | |
JP5413562B2 (ja) | 封着材料 | |
US4093771A (en) | Reaction cured glass and glass coatings | |
US7425518B2 (en) | Lead-free glass material for use in sealing and, sealed article and method for sealing using the same | |
US20190308903A1 (en) | Coefficient of thermal expansion filler for vanadium-based frit materials and/or methods of making and/or using the same | |
US3414465A (en) | Sealed glass article of manufacture | |
KR101020143B1 (ko) | 비스무트계 봉착 재료 및 비스무트계 페이스트 재료 | |
KR20070006711A (ko) | 봉착용 조성물 | |
EP1818321A2 (en) | Inorganic fiber article | |
US8088699B2 (en) | BSAS powder | |
JP4822576B2 (ja) | 無機質中空粉体とその製造方法 | |
EP3656748B1 (en) | Gas trapping member and vacuum heat insulation equipment | |
TW201936535A (zh) | 玻璃組合物及密封材料 | |
JP2001180974A (ja) | コンポジットガラス及びその製造方法 | |
US20210163367A1 (en) | Refractory foam | |
WO1988001987A1 (fr) | Adhesif pour matieres ceramiques a base d'oxydes et procede de collage de ces matieres utilisant ledit adhesif | |
JP2007210880A (ja) | ビスマス系ガラス組成物およびビスマス系封着材料 | |
JP2743332B2 (ja) | 封着材料 | |
JP2015199629A (ja) | 封着材料、封着体 | |
US2985547A (en) | Method for preparing coated bodies | |
GB2172282A (en) | Toughened glass-ceramics | |
JP2666222B2 (ja) | 封止材料 | |
US4246034A (en) | Devitrifying solder sealing glasses | |
WO2023026771A1 (ja) | ガラス組成物及び封着材料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081008 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100419 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20100514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100608 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100610 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4531900 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140618 Year of fee payment: 4 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |