JP2001180669A - 軽量折りたたみコンテナ - Google Patents

軽量折りたたみコンテナ

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JP2001180669A
JP2001180669A JP36428699A JP36428699A JP2001180669A JP 2001180669 A JP2001180669 A JP 2001180669A JP 36428699 A JP36428699 A JP 36428699A JP 36428699 A JP36428699 A JP 36428699A JP 2001180669 A JP2001180669 A JP 2001180669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
container
bottom plate
plastic cardboard
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP36428699A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Takuno
雅巳 宅野
Mitsunobu Machida
光信 町田
Kenji Takemura
憲二 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Plastic Products Co Ltd
Original Assignee
Showa Denko Plastic Products Co Ltd
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Publication date
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の物品を輸送、運搬するために用いるコ
ンテナで、特に軽量で、かつ折りたたみ可能なコンテナ
を提供する。 【解決手段】 フレームと底板と、前記フレーム及び底
板に対してそれぞれ回動し得るように取付けられ、かつ
連結部にて内側に折れ曲がるように連結された2枚の側
板と、フレームに対して回動し得るように取付けられた
2枚のあおり板とからなり、側板は両端の連結フレーム
にプラスチックダンボールを接合してなり、あおり板は
外枠にプラスチックダンボールを接合してなることを特
徴とする軽量折りたたみコンテナである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の物品を輸
送、運搬等するために用いるコンテナで、特に軽量で、
かつ折りたたみ可能なコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折りたたみコンテナとしては、例
えばフレームと底板と、前記フレーム及び底板に対して
それぞれ回動し得るように取付けられ、かつ、連結部に
にて内側に折れ曲がるように連結された2枚の板状部分
からなる側板と、フレームに対して回動し得るように取
付けられた2枚のあおり板とからなる折りたたみコンテ
ナが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案されている折りたたみコンテナは、各部品を射出成形
で成形した後、それらの部品を組立てて折りたたみコン
テナとしていたため、折りたたむことにより容積は減少
するものの、他のコンテナ、例えばダンボール箱と比較
すると収納容積当たり約3倍以上の重量があった。特
に、商品を収納後、コンテナを4〜5個まとめて持ち上
げるのは非常に困難であり、物流業者から改善の要求が
あった。本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであ
り、軽量化した折りたたみコンテナを供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、底板及び
側板を軽量化することに取り組み、これを改善したもの
である。すなわち、本発明は、フレームと底板と、前記
フレーム及び底板に対してそれぞれ回動し得るように取
付けられ、かつ連結部にて内側に折れ曲がるように連結
された2枚の側板と、フレームに対して回動し得るよう
に取付けられた2枚のあおり板とからなり、側板は両端
の連結フレームにプラスチックダンボールを接合してな
り、あおり板は外枠にプラスチックダンボールを接合し
てなることを特徴とする軽量折りたたみコンテナを提供
するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の1実施例を示すコンテナの斜視図で
ある。図2は本発明の底板の例を示す斜視図である。図
1において、折りたたみコンテナ1はフレーム2と底板
3と、前記フレーム2及び底板3に対してそれぞれ回動
し得るように取付けられ、かつ連結部にて内側に折れ曲
がるように連結された2枚の側板4、5と、フレーム2
に対して回動し得るように取付けられたあおり板6とで
構成されている。
【0006】前記2枚の側板4、5は連結部を有する一
対の連結フレ−ム7にプラスチックダンボール9を接合
した構成とされる。側板は補強のため少なくとも1か所
にリブを設けることが好ましい。また、あおり板6は外
枠8にプラスチックダンボール10を接合した構成とさ
れる。あおり板は座屈強度を上げるために中央部に補強
リブを設けてもよい。底板3としては、図2に示すよう
に外枠とその内側に菱形状のリブを設ける構造が挙げら
れ、その上にプラスチックダンボール11を接合する構
成にすることが、更なる軽量化が可能となるので好まし
い。リブの形状としては、格子状あるいは円形状など軽
量化できるものであればどのような形状であってもよ
い。
【0007】また、他の実施例として蓋付きコンテナの
例を図3に示す。図3において、コンテナ21は前記フ
レーム上面に開閉自在に蓋22が連結され、該蓋は外枠
23にプラスチックダンボール24を接合した構成とさ
れる。蓋付き構造とすることにより、異物の混入の恐れ
がないのでより好ましい態様である。
【0008】本発明のフレーム、あおり板及び外枠に用
いる材料としては、ポリオレフィン系樹脂が挙げられ
る。本発明においては特にポリプロピレンが好ましい。
ポリプロピレンの例としては、プロピレン単独重合体、
プロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体が挙げら
れる。α−オレフィンとしてはエチレン、ブテン−1等
が挙げられ、ブロック共重合体であっても、ランダム共
重合体であってもよい。α−オレフィンの共重合割合は
一般に40質量%以下であり、好ましくは2〜20質量
%であり、さらに好ましくは2〜15質量%である。使
用するポリプロピレンのMFR(JIS K7210に
準拠し温度230℃、荷重21.18Nの条件で測定)
は一般に0.5〜200g/10分であり、好ましくは
0.5〜100g/10分である。MFRが0.5未満
では成形が困難となる場合がある。一方、200g/1
0分を超えると強度低下が問題となる可能性がある。
【0009】また、本発明のプラスチックダンボールと
しては、ハモニカダイと通称されるダイを設置した異型
押出成形により製造される成形体が挙げられる。プラス
チック材料としてはポリプロピレンが好ましく、MFR
は一般に0.05〜50g/10分であり、好ましくは
0.05〜10g/10分である。MFRが0.05未
満では押出しによるダンボール成形が困難になる恐れが
ある。一方、50g/10分を超えると機械的強度が低
下するので好ましくない。
【0010】プラスチックダンボールを構成するポリプ
ロピレンの肉厚は、好ましくは0.1〜0.3mmであ
り、特に0.1〜0.2mmが好適である。肉厚が0.
1mm未満では強度が低下して問題となる。一方、0.
3mmを超えると軽量化に支障を来す恐れがある。ま
た、ダンボール自体の厚さは一般に3〜10mmであ
り、好ましくは3〜6mmである。厚さが3mm未満で
は強度上問題が発生する。一方、10mmを超えると重
量面で好ましくない。
【0011】プラスチックダンボールは所定の寸法に裁
断し、上記フレーム、底板、側板及びあおり板に接合さ
れる。接合方法としては、特に限定されるものはなく、
例えば、インサート射出成形による方法、あるいは熱シ
ール、接着剤または機械的にタッカーなどを用いる方法
等を適宜用いることができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例によりさらに詳しく説明する。 (1)ポリプロピレン製プラスチックダンボールの製造 ポリプロピレン(モンテル・エスディーケイ・サンライ
ズ社製ハイインパクトポリプロピレン;エチレン含有量
15質量%、MFR:0.5g/10分)をハモニカ状
断形状を有する異型ダイ付属65mmφ押出機を用いて
ダイ温度230℃の条件で肉厚0.2mmで構成される
全厚さ4mmのプラスチックダンボールを得た。
【0013】(3)折りたたみコンテナの製造 ポリプロピレン(モンテル・エスディーケイ・サンライ
ズ社製ハイインパクトポリプロピレン;エチレン含有量
10質量%、MFR:10g/10分)を使用して、図
1及び図2に示す形状のフレーム、底板、側板連結部及
びあおり板外枠を、インサート射出成形機を用いて作製
した。すなわち、プラスチックダンボールを所定の大き
さに裁断し、射出成形金型内にインサートし、ポリプロ
ピレンを射出成形することにより接合し一体化した。以
上の部品を組立ててコンテナを製造した。得られたコン
テナは、従来品と比較して重量は半分以下であった。
【0014】
【発明の効果】本発明の折りたたみコンテナは、従来の
ものと比べて軽量であり物流用コンテナとして有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテナの1実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の底板の例を示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すコンテナの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1、21 折りたたみコンテナ 2 フレーム 3 底板 4、5 側板 6 あおり板 7 連結フレーム 8、23 外枠 9、10,11、24 プラスチックダンボール 22 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 憲二 東京都港区芝公園1−7−13 昭和電工プ ラスチックプロダクツ株式会社内 Fターム(参考) 3E061 AA02 AB09 AB18 CA04 CA21 DB11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと底板と、前記フレーム及び底
    板に対してそれぞれ回動し得るように取付けられ、かつ
    連結部にて内側に折れ曲がるように連結された2枚の側
    板と、フレームに対して回動し得るように取付けられた
    2枚のあおり板とからなり、側板は両端の連結フレーム
    にプラスチックダンボールを接合してなり、あおり板は
    外枠にプラスチックダンボールを接合してなることを特
    徴とする軽量折りたたみコンテナ。
  2. 【請求項2】 フレームと底板と、前記フレーム及び底
    板に対してそれぞれ回動し得るように取付けられ、かつ
    連結部にて内側に折れ曲がるように連結された2枚の側
    板と、フレームに対して回動し得るように取付けられた
    2枚のあおり板及び前記フレーム上に開閉自在に連結さ
    れた蓋とからなり、側板は両端の連結フレームにプラス
    チックダンボールを接合してなり、あおり板及び蓋は外
    枠にプラスチックダンボールを接合してなることを特徴
    とする軽量折りたたみコンテナ。
  3. 【請求項3】 底板が外枠と格子状、菱形状もしくは円
    形状リブとから構成され、かつその上にプラスチックダ
    ンボールを接合してなるこを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の折りたたみコンテナ。
  4. 【請求項4】 プラスチックダンボールは、肉厚が0.
    1〜0.3mmであるポリプロピレンからなり、3〜1
    0mmの厚さを有することを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれか1項に記載の軽量折りたたみコンテナ。
JP36428699A 1999-12-22 1999-12-22 軽量折りたたみコンテナ Pending JP2001180669A (ja)

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