JP2001179822A - 可撓性ホースの製造方法及び製造装置 - Google Patents
可撓性ホースの製造方法及び製造装置Info
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Abstract
でなく、強度面や耐久面にも優れたホースを製造できる
ようにする点にある。 【解決手段】 水平又はほぼ水平な軸芯周りで回転され
る駆動回転体Kに、芯材用押出機5から押し出される芯
材3,4を螺旋状に巻き付けた後、ホース本体部用押出
機6から押し出される帯状のホース本体部2を、駆動回
転体Kに巻き付けられた芯材3,4上に巻き付けて芯材
入りホースを形成することを特徴とする。
Description
機に取り付けられているクリーナーホース等の可撓性ホ
ースの製造方法及び製造装置に関する。
ナーホースは、可撓性に優れていることが望まれること
から、螺旋状の波形に形成されている。そして、前記螺
旋状の波形ホースを製造するには、一般的に、内周面が
波形に形成された半割筒状の成形ユニットの多数を無端
状に、かつ、駆動スプロケットにより回動自在に連結し
てなる成形型内に、溶融された合成樹脂を吐出すると共
に加圧エアを同時に供給して、径方向に膨張させること
により、ブロー成形することが行われている。
波形ホースは、どの部位においても肉厚が同一であり、
しかも軽量化を必要としているこの種のホースでは、必
要以上に厚くすることができないため、必要最小限の保
形強度しか備えさせることができず、設定角度以上の大
きな折り曲げが行われると、裂けてしまう等の強度面に
おいて不利であった。又、特に、繰り返し折り曲げ力を
受けながら使用されるクリーナーホース等においては耐
久面において不利になるものであった。
は、例えば、第1の押出機から押し出された帯状の合成
樹脂を駆動回転体(ホーマーとも言う)に螺旋状に巻き
付けることによって、内外両面がフラットなホース本体
部を形成し、このホース本体部の外面に第2の押出機か
ら押し出された補強芯を螺旋状に巻き付けて、軽量化を
図りながらも保形強度を向上させることができるホース
を製造するようにしている。しかしながら、この場合に
は、ホース本体部の内外両面が波形ではなくフラットで
あることから、曲がり難く、取扱上において不利になる
ものであった。前者のように可撓性に優れたホースにす
れば、強度面や耐久面において不利になり、これとは逆
に後者のように強度面や耐久面に優れたホースにすれ
ば、可撓性において不利になるため、総ての面において
優れた満足のいくホースを製造することができないもの
であり、改善の余地があった。
鑑み、解決しようとするところは、軽量化を図りながら
も、可撓性に優れるだけでなく、強度面や耐久面にも優
れたホースを製造できるようにする点にある。
決のために、水平又はほぼ水平な軸芯周りで回転される
駆動回転体に、芯材用押出機から押し出される合成樹脂
等からなる芯材を螺旋状に巻き付けた後、ホース本体部
用押出機から押し出される帯状の合成樹脂等からなるホ
ース本体部を、前記駆動回転体に巻き付けられた芯材上
に巻き付けて芯材入りホースを形成するのである。又、
合成樹脂等を押し出して芯材を形成するための芯材用押
出機と、波形のホース本体部を形成するために帯状の合
成樹脂等を押し出すためのホース本体部用押出機と、少
なくともこれら2台の押出機から押し出された合成樹脂
を螺旋状に巻き付けながら芯材入りホースを連続形成す
るために水平又はほぼ水平な軸芯周りで回転される駆動
回転体とを備え、前記芯材用押出機から押し出される芯
材を前記駆動回転体に螺旋状に巻き付けてから、前記ホ
ース本体部用押出機から押し出される帯状のホース本体
部を芯材上に巻き付けながらホースを形成するために、
前記芯材用押出機及びホース本体部用押出機を配置し
て、可撓性ホースの製造装置を構成している。本願発明
者は、芯材形成用の合成樹脂等からなる芯材を如何に合
理的に用いるかによって、上記駆動回転体による可撓性
ホースの製造をすることができることを発見した。つま
り、従来のように帯状の合成樹脂等をまず最初に駆動回
転体に巻き付けてホース本体部を形成してしまうと、内
外両面がフラットなホースになってしまうが、前記帯状
の合成樹脂等を巻き付ける前に、芯材用押出機から押し
出される芯材形成用の合成樹脂等からなる芯材を駆動回
転体に巻き付けておけば、帯状の合成樹脂からなるホー
ス本体部の部位のうちの芯材の無い部位、つまり帯状の
ホース本体部を支えるものが無い芯材間の部位で駆動回
転体の回転中心(軸芯)側に湾曲した形状に自ずとな
り、波形の可撓性ホースを形成することができるのであ
る。しかも、前記芯材の存在によってホースの保形強度
を高めることができる。尚、前記押し出される合成樹脂
同士の一体化は、熱融着で行う他、接着剤等を用いて行
う等、どのような方法で行ってもよい。前記合成樹脂と
しては、軟質性材料を用いることによって、可撓性にお
いて有利になるが、その他の材料でもよい。又、合成樹
脂以外の合成ゴム等の材料でもよいし、例えば合成ゴム
等を合成樹脂等に混入させたものを用いてもよい。
前記駆動回転体に螺旋状に巻き付けると共に、前記螺旋
状に巻き付けられた芯材上に該芯材の幅とほぼ同等又は
芯材の幅よりも小さな直径の電線又は絶縁電線を送り出
した後、前記ホース本体部用押出機から押し出されるホ
ース本体部を前記電線又は絶縁電線が載置された芯材上
に巻き付けながらホースを形成することもできる。上記
のように電線又は絶縁電線を、芯材用の合成樹脂とホー
ス本体部用(帯状)の合成樹脂とで挟み込んでこれらの
合成樹脂内に埋設した状態にすることができるから、ホ
ースの保形強度を更に高めることができる。前記電線
は、外側を絶縁物(合成樹脂等でなるもの)で覆ってい
ない裸線のことを指し、この裸線の場合には、前記のよ
うに合成樹脂内に裸線を埋設した状態にすることができ
るから、裸線(電線)の外側を絶縁物(合成樹脂等でな
るもの)で覆って絶縁電線を製造する別の製造工程を設
ける必要がないだけでなく、絶縁電線に比べて絶縁物が
無い分、裸線(電線)のドラムへの巻き付け長さを長く
することができる利点がある。前記電線が裸線ではな
く、外側を絶縁物(合成樹脂等でなるもの)で覆ってい
る絶縁電線である場合には、二重の被覆構造とすること
ができ、絶縁電線の芯材が長期間に渡って露呈し難い利
点がある。
でなり、前記ホース本体部用押出機から押し出される帯
状の合成樹脂等を軟質性のもので構成することによっ
て、鋼線に比べて銅線の方が軽量化を図ることができる
だけでなく、大きな曲げ力がホースに作用したり、ホー
スを踏んだ場合に、元の形状に戻ることができる。
前記電線又は絶縁電線を係止するための係止溝を形成す
ることによって、電線又は絶縁電線が係止溝の係止作用
により位置ずれするようなことがなく、確実に合成樹脂
に載置させた状態を維持させることができる。
る帯状のホース本体部の外面のうちの前記芯材上に位置
する部位に硬質性樹脂等からなる補強材を巻き付けてホ
ースを形成することによって、特にクリーナーホース等
のホース外面のうちの芯材上の部位が床等と摺接しなが
ら使用されるものにおいて、その部位の厚みが早期に摩
擦により薄くなることを阻止することができる。
等に使用される可撓性ホース1を示している。この可撓
性ホース1(以下、ホースと称する)は、外面に凹部2
Aと凸部2Bとを交互に備え、且つ、それらが螺旋波形
状に形成された折り曲げ自在で、かつ、伸縮自在なホー
ス本体部2と、このホース本体部2の凸部2B内面に配
置された2種類(2本)の芯材3,4とから構成してい
る。本発明は、電気掃除機の吸引ホースとして使用する
他、洗濯機用の排水ホース等、可撓性を必要とするホー
スであれば、どのようなものにおいても使用することが
できる。前記2種類(2本)の芯材3,4を用いてホー
ス1を形成しているが、1種類(1本)の芯材のみで形
成してもよいし、又、3本以上の芯材を用いて形成して
もよい。
り製造されるのである。この製造装置は、前記芯材3,
4を形成するための同種類(異種でもよい)で同一形状
(違う形状でもよい)の合成樹脂7,8をそれぞれ押し
出すための芯材用押出機5をホース進行方向Aの始端側
に配置すると共に、波形のホース本体部2を形成するた
めの帯状の合成樹脂9を押し出すためのホース本体部用
押出機6を前記芯材用押出機5よりもホース進行方向A
の終端側に配置し、これら2台の押出機5,6から押し
出された2つの合成樹脂7,8,9を螺旋状に巻き付け
ながら芯材入りホース1を図に示すホース進行方向Aへ
移動させながら連続形成するために水平軸芯周り(ほぼ
水平軸芯でもよい)で駆動回転自在な駆動回転体(ホー
マーとも言う)Kを設けて構成されている。前記駆動回
転体Kは、従来からのホーマー(複数本のローラを例え
ば前記水平軸芯に対して設定角度傾斜させて構成したも
の)の他、合成樹脂を巻き付けて移動させながらホース
1を連続形成できるものであれば、どのような構成でも
よい。
状ほぼ円形でかつ棒状)に形成されて押し出される2つ
の合成樹脂7,8を駆動回転体Kに螺旋状に巻き付け
る。前記押し出される合成樹脂7,8は、200℃前後
(この温度は合成樹脂の種類等によって異なる)の温度
まで上昇されていることから、前記駆動回転体Kへの巻
き付け時に合成樹脂7,8の内面(下面)が駆動回転体
Kの外面に接当することにより、図2に示すように、合
成樹脂7,8の内面(下面)7B,8Bが駆動回転体K
の外面に沿う偏平(フラット)な形状に容易に形成され
ながら該駆動回転体Kに巻き付けられていくのである。
この後、ホース本体部用押出機6から押し出される偏平
(フラット)で帯状の合成樹脂9を芯材(押し出された
合成樹脂7,8)3,4上に巻き付けながらホース1を
形成するのである。前記合成樹脂7,8の内面(下面)
7B,8Bを偏平(フラット)な形状にすることによっ
て、形成されるホース1内面をほぼフラットにすること
ができ、ホース1が空気を案内するものである場合に
は、ホース1内を通過する空気に乱流が発生することを
回避することができる利点がある。前記帯状の合成樹脂
9を芯材(押し出された合成樹脂7,8)3,4上に巻
き付けていく過程の中で、芯材(押し出された合成樹脂
7,8)が無い部分Bで帯状の合成樹脂9(ホース本体
部2)が自ずと駆動回転体Kの中心側に湾曲した(垂れ
下がった)状態になるのである。図2では、前記合成樹
脂9の内面(図では下面)が前記合成樹脂7,8の内面
(図では下面)よりも設定距離Cだけ上方に位置した状
態になっているが、例えば図9に示すように、合成樹脂
9の内面9Bと合成樹脂7,8の内面7B,8Bとが面
一状に設定して、ホース1内面がほぼフラットになるよ
うにしてもよい。前記合成樹脂7,8としては硬質性材
料を用いることによって、ホースの保形性を高めること
ができるが、使用目的等によっては硬質性材料以外のも
のでもよい。又、前記合成樹脂9としては軟質性材料を
用いることによって、可撓性に優れるだけでなく、元の
形状に戻ることができる利点があるが、軟質性材料以外
のものでもよい。そして、このような材料としては、合
成ゴム、ポリウレタン、合成樹脂と合成ゴムとの混合材
の他、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン
等の合成樹脂を使用目的等に応じて選定使用し、可塑剤
等の調整により軟質度や硬質度を変更することになる。
図3に示す3つの10は、合成樹脂7,8,9をそれぞ
れ案内するためのローラであり、合成樹脂7,8,9と
の摩擦抵抗等により変化する合成樹脂7,8,9の送り
出し速度をそれぞれ調節することができるように設けら
れている。
設した場合を、図4に示し、これら2本の銅線11,1
1入りホース1を製造するための製造装置を図6に示し
ている。この製造装置は、前記芯材用押出機5と前記ホ
ース本体部用押出機6との間に、2本の銅線11,11
を送り出す構成を追加して構成されている。前記芯材用
押出機5の排出ノズルの形状を変更することによって、
これから押し出される2つの合成樹脂7,8のそれぞれ
の外面一箇所に前記銅線11を係止するための係止溝7
A,8Aが形成されるように構成して、銅線11,11
を合成樹脂7,8に確実に載置させることができるよう
にしているが、銅線11,11を案内するガイド等を設
けることによって、前記係止溝7A,8Aを省略するこ
ともできる。又、図5に示すように、銅線11の直径R
に比べて合成樹脂7,8の幅Lを大きく設定した場合を
示しているが、それらを同一又はほぼ同一に設定して実
施することもできる。他の構成は、前述のものと同一で
あるため、同一符号を付すと共に、説明を省略する。前
記銅線11は、外側を絶縁物で覆っていない裸線で構成
することによって、前述したように絶縁電線(絶縁銅
線)を製造するための別の製造工程を不用にできる等の
利点があるが、銅線11の外側を絶縁物で覆った絶縁銅
線(被覆銅線)を用いて実施することもできる。この絶
縁銅線(被覆銅線)を用いた場合には、2重の被覆構造
とすることができる。
ちの前記芯材7,8上に位置する部位に硬質性樹脂等か
らなる補強材12を巻き付けてホース1を形成したもの
を示し、図8にそのホース1の製造装置を示している。
この製造装置は、前記ホース本体部用押出機6のホース
進行方向A終端側に2種(同一のものであるが別のもの
でもよい)の硬質性樹脂14,15を押し出すための補
強材用押出機13を追加配置している。前記硬質性樹脂
も前述同様のものを用いることができるが、樹脂以外の
材料を補強材12として用いることもできる。他の構成
は、前述のものと同一であるため、同一符号を付すと共
に、説明を省略する。
れる合成樹脂は、200℃前後(±30℃)の温度にな
っており、押し出された合成樹脂同士は互いに容易に融
着して接合できるように構成しているが、押し出される
合成樹脂温度を前記温度よりも低温にし、駆動回転体K
側に加熱装置を設けて強制的に熱融着させる他、熱融着
ではなく、接着剤等により接合するようにしてもよい。
されて送り出されるホース1に冷却水をかける装置等を
設けて、ホース1を早期に成形完了状態にしてもよい。
に用いられる可撓性ホース(クリーナーホース)1の先
端に連結される操作筒(図示せず)の手持ち部分で電気
掃除機に対する各種操作が行えるように配線するための
ものであり、図では、2本であるが、3本以上設けて実
施してもよい。具体的には、例えば吸引用モータのON
−OFFを行うための電線や、吸気ノズルに備えさせた
回転ブラシを回転させるための電線、又、前記回転ブラ
シの上下高さ位置を調節するための電線等がある。尚、
前記吸引用モータ及び回転ブラシの2つの付属機器の配
線を行う場合には、1本の電線を共通アース線とし、2
本の電線をそれぞれの付属機器の配線とすることによ
り、合計3本の電線を配線することになる。
製造装置を用いながら、芯材用押出機から押し出される
合成樹脂等を駆動回転体に螺旋状に巻き付けた後、ホー
ス本体部用押出機から押し出される帯状の合成樹脂等を
芯材上に巻き付けることによって、製造不可能であると
考えられていた波形の芯材入りホースを形成することが
できる。従って、軽量化を図りながらも、可撓性に優れ
るだけでなく、強度面や耐久面にも優れたホースを製造
することができる。
出された合成樹脂を前記駆動回転体に螺旋状に巻き付け
ると共に、螺旋状に巻き付けられた芯材上に芯材の幅と
ほぼ同等又は芯材の幅よりも小さな直径の電線又は絶縁
電線を送り出した後、ホース本体部用押出機から帯状の
ホース本体部を電線又は絶縁電線が載置された芯材上に
巻き付けながらホースを形成することによって、合成樹
脂等からなる芯材のみを用いて形成されるホースに比べ
て、ホースの保形強度を更に高めることができる。又、
前記裸線である電線を用いてホースを形成する場合に
は、前記のように合成樹脂内に裸線を埋設した状態にす
ることができるから、電線(裸線)の外側を絶縁物(合
成樹脂等でなるもの)で覆って絶縁電線を製造する製造
工程が不用になり、その分製造時間の短縮は勿論のこ
と、コストの低減も図ることができる。又、絶縁電線に
比べて絶縁物が無い分、裸線(電線)のドラムへの巻き
付け長さを長くすることができるから、電線の保管スペ
ースが少なくて済むだけでなく、1ドラム当たりの電線
供給長さが長いことから、一層連続してホース製造を行
うことができ、製造効率を高めることができる利点があ
る。又、前記電線が裸線ではなく、外側を絶縁物(合成
樹脂等でなるもの)で覆っている絶縁電線である場合に
は、二重の被覆構造とすることができ、絶縁電線の芯材
が長期間に渡って露呈し難く、摩耗等による耐久性に優
れたホースを形成することができる利点がある。
線又は絶縁銅線で構成し、前記ホース本体部用押出機か
ら押し出される帯状の合成樹脂を軟質性樹脂等で構成す
ることによって、鋼線に比べて軽量化を図ることができ
るだけでなく、大きな曲げ力がホースに作用したり、ホ
ースを踏んだ場合に、元の形状に戻ることができ、使用
面において有利なホースとすることができる。
出される合成樹脂に電線又は絶縁電線を係止するための
係止溝が形成されていることによって、ガイド等を設け
るものに比べて設備コスト面において有利にしながら
も、電線又は絶縁電線が係止溝の係止作用により位置ず
れするようなことがなく、確実に芯材に載置させた状態
を維持させることができ、製品にバラツキ等のない信頼
性の高いホースを提供することができる。
から押し出される帯状のホース本体部の外面のうちの芯
材上に位置する部位に硬質性樹脂等からなる補強材を巻
き付けてホースを形成することによって、特にクリーナ
ーホース等のホース外面のうちの芯材上の部位が床等と
摺接しながら使用されるものにおいて、その部位の厚み
が早期に摩擦により薄くなることを阻止することがで
き、更に耐久性において有利なホースとすることができ
る。
る。
ある。
を示す斜視図である。
ある。
ある。
を示す斜視図である。
ある。
を示す斜視図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 水平又はほぼ水平な軸芯周りで回転され
る駆動回転体に、芯材用押出機から押し出される合成樹
脂等からなる芯材を螺旋状に巻き付けた後、ホース本体
部用押出機から押し出される帯状の合成樹脂等からなる
ホース本体部を、前記駆動回転体に巻き付けられた芯材
上に巻き付けて芯材入りホースを形成することを特徴と
する可撓性ホースの製造方法。 - 【請求項2】 前記芯材用押出機から押し出される芯材
を前記駆動回転体に螺旋状に巻き付けると共に、前記螺
旋状に巻き付けられた芯材上に該芯材の幅とほぼ同等又
は芯材の幅よりも小さな直径の電線又は絶縁電線を送り
出した後、前記ホース本体部用押出機から押し出される
ホース本体部を前記電線又は絶縁電線が載置された芯材
上に巻き付けながらホースを形成することを特徴とする
請求項1記載の可撓性ホースの製造方法。 - 【請求項3】 前記電線又は絶縁電線が銅線又は絶縁銅
線でなり、前記ホース本体部用押出機から押し出される
帯状の合成樹脂等が軟質性のものでなる請求項2記載の
可撓性ホースの製造方法。 - 【請求項4】 前記芯材用押出機から押し出される芯材
に前記電線又は絶縁電線を係止するための係止溝が形成
されている請求項2又は3記載の可撓性ホースの製造方
法。 - 【請求項5】 前記ホース本体部用押出機から押し出さ
れる帯状のホース本体部の外面のうちの前記芯材上に位
置する部位に硬質性樹脂等からなる補強材を巻き付けて
ホースを形成してなる請求項1〜4のいずれかに記載の
可撓性ホースの製造方法。 - 【請求項6】 合成樹脂等を押し出して芯材を形成する
ための芯材用押出機と、波形のホース本体部を形成する
ために帯状の合成樹脂等を押し出すためのホース本体部
用押出機と、少なくともこれら2台の押出機から押し出
された合成樹脂等を螺旋状に巻き付けながら芯材入りホ
ースを連続形成するために水平又はほぼ水平な軸芯周り
で回転される駆動回転体とを備え、前記芯材用押出機か
ら押し出される芯材を前記駆動回転体に螺旋状に巻き付
けてから、前記ホース本体部用押出機から押し出される
帯状のホース本体部を芯材上に巻き付けながらホースを
形成するために、前記芯材用押出機及びホース本体部用
押出機を配置したことを特徴とする可撓性ホースの製造
装置。
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