JP2001179309A - フェライト系ステンレス鋼板の製造方法 - Google Patents

フェライト系ステンレス鋼板の製造方法

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JP2001179309A
JP2001179309A JP35947199A JP35947199A JP2001179309A JP 2001179309 A JP2001179309 A JP 2001179309A JP 35947199 A JP35947199 A JP 35947199A JP 35947199 A JP35947199 A JP 35947199A JP 2001179309 A JP2001179309 A JP 2001179309A
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stainless steel
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JP35947199A
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English (en)
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Toshiki Hiruta
敏樹 蛭田
Yukihiro Matsubara
行宏 松原
Shinzo Uchimaki
信三 内牧
Kunio Yoshida
邦雄 吉田
Hideya Furusawa
英哉 古澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 粗圧延において幅圧下と厚み圧下が繰り返
されることによってスラブの側面に皺が生じるのを防止
し、エッジシーム疵が形成されないフェライト系ステン
レス鋼板の製造方法を提供する。 【解決手段】 スラブの長手方向全長の側面に還元剤を
含有する脱炭防止剤を塗布して、脱炭防止剤が乾燥した
後、加熱した後、幅プレスによる幅圧下を行ない、さら
に竪ロールによる幅圧下を施し、水平ロールの入側でス
ラブの板幅方向の端部近傍に潤滑剤を塗布して水平ロー
ルによる厚み圧下を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェライト系ステ
ンレス鋼板の製造方法に関し、特にフェライト系ステン
レス鋼のスラブを熱間圧延する過程で、鋼板の板幅方向
の端部近傍に発生する圧延方向に長い表面欠陥(以下、
エッジシーム疵という)を防止するフェライト系ステン
レス鋼板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フェライト系ステンレス鋼板は、厨房製
品等の表面性状を重視される製品に多く用いられている
ので、表面欠陥であるエッジシーム疵は、酸洗を施した
り、コイルグラインダーで表面研削を施したり、または
耳切り代を増大することによって取り除かれる。そのた
めフェライト系ステンレス鋼板にエッジシーム疵が発生
すると、非定常の作業が必要になり製品歩留りが低下す
るので、製造コストが上昇する。
【0003】フェライト系ステンレス鋼板のエッジシー
ム疵は、次のようにして形成されることが知られてい
る。連続鋳造によって得られたスラブを加熱炉内で加熱
するときに、加熱炉内雰囲気中の酸素による酸化によっ
て、スラブの表層が脱炭されて結晶粒が粗大化する。そ
して、結晶粒が粗大化しているため、竪ロールおよび水
平ロールを有する粗圧延機で、竪ロールによる幅圧下と
水平ロールによる厚み圧下を繰り返して施される過程に
おいて、厚み圧下の初期にスラブの側面の板厚方向の歪
み量が不均一となり、圧下を施されたスラブの側面に大
きな凹凸が形成され、その凹凸が幅圧下と厚み圧下を繰
り返されて、圧延方向に長い皺となる。さらにその皺
が、厚み圧下で生じるスラブ側面のバルジ変形(すなわ
ち側面が膨らむ変形)によってスラブ表面の板幅方向の
端部近傍に回り込み、ステンレス鋼板表面のエッジシー
ム疵となる。
【0004】特開昭63-43704号公報には、シーム疵の発
生を防止する圧延方法が開示されている。この方法は被
圧延素材の側端部を潤滑圧延することによって、シーム
疵が断面四周のコーナーに発生することを防止しようと
するものである。しかしこの方法では、スラブを加熱炉
で加熱する際に、結晶粒が脱炭されて粗大化するのは避
けられず、加熱した後のスラブに水平ロールによって厚
み圧下を施すとスラブの側面に皺が発生し、その皺が表
面に回り込んでエッジシーム疵となるという問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題を解消し、エッジシーム疵が発生しないフェライト
系ステンレス鋼板の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、フェライ
ト系ステンレス鋼のスラブの全長にわたって側面に還元
剤を含有する脱炭防止剤を塗布して加熱炉に装入して加
熱した後、幅プレスによる幅圧下および竪ロールによる
幅圧下を施し、水平ロールの入側でスラブの板幅方向の
端部近傍に潤滑剤を塗布して水平ロールによる厚み圧下
を施すことによって、エッジシーム疵の発生を防止でき
ることを見出した。
【0007】本発明は、フェライト系ステンレス鋼スラ
ブを加熱炉で加熱して、幅プレスによる幅圧下を行なっ
た後、竪ロールと水平ロールとによる粗圧延を行ない、
次いで仕上げ圧延を行なうフェライト系ステンレス鋼板
の製造方法において、スラブの長手方向全長にわたって
側面に還元剤を含有する脱炭防止剤を塗布して加熱炉に
装入し、水平ロールの入側でスラブの板幅方向の端部近
傍に潤滑剤を塗布して水平ロールによる厚み圧下を施す
フェライト系ステンレス鋼板の製造方法である。
【0008】前記した発明においては、好適態様とし
て、潤滑剤に含まれる合成エステルの濃度L(mass%)
と潤滑剤のノズル1本あたりの噴霧量Q(cm3 /min )
との関係が L×Q≧5000(mass%・cm3 /min ) を満足することが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に用いる熱間圧延
設備の例を示す配置図である。一般に、幅プレス装置3
は1対の平金型を有し、粗圧延機4は竪ロール7および
水平ロール8を各々4スタンド、仕上げ圧延機5は圧延
ロールを7スタンド有している。図2は、水平ロール8
の入側の正面図であり、潤滑剤スプレーノズル11の配管
系統のブロック図とともに示す。
【0010】本発明に用いるフェライト系ステンレス鋼
のスラブ10は、所定の成分に調整された溶鋼を連続鋳造
鋳型に注入して製造したものである。本発明において
は、スラブ10を加熱炉1へ装入する前に、還元剤を含む
脱炭防止剤をスラブ10の側面に長手方向全長にわたって
塗布する。脱炭防止剤が還元剤を含有していない場合
は、加熱炉1で加熱されるときに、加熱炉1内の雰囲気
ガス中の酸素によるスラブ10の側面の酸化(すなわち地
鉄の脱炭反応)は防止できるが、スラブ10に付着してい
る酸化スケールによるスラブ10の側面の脱炭反応は防止
できない。その結果、結晶粒が粗大化し、エッジシーム
疵の原因になる。
【0011】一方、脱炭防止剤が還元剤を含有している
場合は、還元剤によって酸化スケールが還元されるの
で、脱炭反応を防止できる。したがって結晶粒の粗大化
を防止するために、スラブ10の側面に還元剤を含有する
脱炭防止剤を塗布する必要がある。スラブ10は、加熱炉
1の入側の脱炭防止剤塗布装置9によって、スラブ10の
長手方向全長にわたって側面に、還元剤と酸化防止剤と
からなる脱炭防止剤を塗布される。脱炭防止剤の塗布方
法は特定の方法に限定しないが、スプレー装置等を用い
て均一に塗布することが望ましい。
【0012】脱炭防止剤に含有される還元剤は、Si,Si
C,Al,BおよびCの内の1種または2種以上とするの
が望ましい。その理由は、安価であって入手しやすいか
らである。脱炭防止剤塗布装置9によって脱炭防止剤を
側面に塗布されたスラブ10は、脱炭防止剤が乾燥した
後、加熱炉1に装入される。加熱炉1で所定の温度に加
熱されたスラブ10は、デスケーリング装置2に搬送され
てスケールを除去された後、幅プレス装置3の平金型で
幅圧下を施され、さらに粗圧延機4の竪ロール7による
幅圧下を施される。
【0013】次いで水平ロール8の入側に配設された潤
滑剤スプレーノズル11によって、スラブ10の板幅方向の
端部近傍に潤滑剤を塗布する。スプレー水タンク12内の
スプレー水は、スプレー水ポンプ14を介して混合装置16
へ送給される。潤滑剤タンク13内の潤滑剤は、ギヤポン
プ15を介して混合装置16へ送給される。潤滑剤は混合装
置16内でスプレー水と混合され、潤滑剤スプレーノズル
11からスラブ10へ噴霧される。
【0014】竪ロール7による幅圧下を施した後、水平
ロール8の入側でスラブ10の板幅方向の端部近傍に潤滑
剤を塗布すると、スラブ10の板幅方向の端部の摩擦抵抗
が低下し、長手方向にメタルが流れやすくなる。そのた
め水平ロール8で厚み圧下を施されたスラブ10の側面は
均一に変形するので、皺の発生は少なくなる。その結
果、エッジシーム疵17の発生が抑制される。
【0015】潤滑剤スプレーノズル11は、図2に示すよ
うに各水平ロール8の入側で、かつスラブ10の両面板幅
方向の端部近傍に少なくとも4ケ所配設され、潤滑剤は
スラブ10の両面板幅方向の端部近傍に長手方向全長にわ
たって塗布される。潤滑剤を塗布されたスラブ10は水平
ロール8によって厚み圧下を施される。こうしてスラブ
10は、粗圧延機4の竪ロール7による幅圧下と水平ロー
ル8による厚み圧下を繰り返し施され、次いで仕上げ圧
延機5で仕上げ圧延を行ない、コイラー6で巻き取られ
てフェライト系ステンレス鋼板の熱延コイルとなる。
【0016】竪ロール7による幅圧下量に対する潤滑剤
塗布量が少ない場合はエッジシーム疵17は防止できない
し、潤滑剤塗布量が多すぎる場合はスラブ10の噛み込み
不良が発生する。そこで、竪ロール7による幅圧下量と
潤滑剤塗布量との関係を調査するために、粗圧延機4で
粗圧延を3回行なって、厚み200mm のスラブ10を板厚90
mmとし、4パス目の粗圧延で竪ロール7による幅圧下量
および潤滑剤のノズル1本あたりの塗布量を種々変化さ
せてdESを測定した。dESの測定は、4パス終了後の鋼
板から板幅端部を切り出して、光学顕微鏡で観察した。
【0017】エッジシーム疵の回り込み量dESは、図3
に示すように、熱延鋼板の長手方向の中央部について10
mピッチで最も内側のエッジシーム疵17から鋼板の端面
までの距離を、鋼板の表裏両面の両端部でそれぞれ10点
測定し、その平均値をdESとした。その測定結果は表1
に示す通りである。表1中のLは潤滑剤に含まれる合成
エステルの濃度(mass%)であり、Qは潤滑剤のノズル
1本あたりの噴霧量(cm3 /min )である。なお潤滑剤
は表2に示した潤滑剤Aを使用した。潤滑剤AではL=
50、潤滑剤BではL=10である。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】表1から明らかなように、エッジシーム疵
17の発生を防止するためには、潤滑剤に含まれる合成エ
ステルの濃度L(mass%)と潤滑剤のノズル1本あたり
の噴霧量Q(cm3 /min )とが、L×Q≧5000(mass%
・cm3 /min )を満足することが望ましい。
【0021】
【実施例】フェライト系ステンレス鋼を溶製し、連続鋳
造によって厚さ200mm ,板幅1300mmのスラブを製造し
た。その成分はC:0.07mass%,Si:0.3 mass%,Mn:
0.1mass%,Cr:16.5mass%であった。脱炭防止剤塗布
装置9を用いてスラブ10の側面に脱炭防止剤を塗布し
た。塗布量は 400g/m2 であった。脱炭防止剤は、還
元剤および酸化防止剤からなり、その成分は表3に示す
通りである。
【0022】
【表3】
【0023】スラブ10の側面に塗布された脱炭防止剤が
乾燥した後、スラブ10を加熱炉1に装入して1200℃で2
時間保持した。所定の温度に加熱されたスラブ10をデス
ケーリング装置2へ送給してスケールを除去し、幅プレ
ス装置3の平金型で幅圧下を施し、さらに粗圧延機4の
竪ロール7によって幅圧下を施した。次いで水平ロール
8の入側でスラブ10の板幅方向の端部近傍に潤滑剤を塗
布して、水平ロール8によって厚み圧下を施した。潤滑
剤は表2に示す2種類の成分のものを使用し、ノズル1
本あたりの噴霧量は2種類の設定(100cm3/min ,200c
m3/min )とした。
【0024】竪ロール7による幅圧下と水平ロール8に
よる厚み圧下とを施す粗圧延は、リバース圧延を3回行
ない、次いで1方向圧延を3回行なって(合計6パス)
板厚30mmのシートバーとした。その際、各パスにおける
粗圧延機4の竪ロール7による幅圧下量は2種類の設定
(10mm,40mm)とした。粗圧延機4の竪ロール7の直径
は600mm であり、水平ロール8(ワークロール)の直径
は1300mm,バレル長は2200mmである。粗圧延の各パスが
終了した後の板厚およびその圧下率は表4に示す2種類
のスケジュールとした。パススケジュールaは、最大の
圧下率が約30%程度で比較的軽い圧下をかける例であ
り、各竪ロールによる幅圧下は10mmとした。パススケジ
ュールbは、最大の圧下率が50%を超え、それ以降のパ
スは軽い圧下をかける例であり、各竪ロールによる幅圧
下は40mmとした。
【0025】なお各パスの圧下率は下記の式で算出され
る。 圧下率(%)= 100×(t1 −t2 )/t11 :パス入側の板厚 t2 :パス出側の板厚
【0026】
【表4】
【0027】このシートバーを仕上げ圧延機5に送給し
て仕上げ圧延を行ない、板厚4mmの熱延鋼板に仕上げ
て、コイラー6で巻き取り、熱延コイルとした。仕上げ
圧延機5のワークロールの直径は700mm ,バレル長は20
00mmであり、仕上げ圧延機5出側の鋼板速度は1000m/
min であった。この熱延コイルを酸洗および焼鈍した
後、エッジシーム疵の回り込み量dESを測定した。その
測定結果は表5に示す通りである。
【0028】
【表5】
【0029】発明例1〜4は、スラブ10の側面に還元剤
を含有する脱炭防止剤を塗布した例である。脱炭防止剤
の塗布量は 400g/m2 とした。塗布した脱炭防止剤を
乾燥させて加熱炉に装入した後、さらに幅プレス,粗圧
延および仕上げ圧延を行なった。粗圧延は合計6パス行
ない、そのパススケジュールは表4に示す通りである。
【0030】発明例1〜2は、パススケジュールaの粗
圧延を行なう例であり、各竪ロールによる幅圧下は10mm
とした。発明例3〜4は、パススケジュールbの粗圧延
を行なう例であり、各竪ロールによる幅圧下は40mmとし
た。スラブ10の板幅方向の端部近傍に塗布する潤滑剤
は、端部から 100mmの範囲に塗布し、潤滑剤のノズル1
本あたりの噴霧量は2種類の設定(100cm3/min ,200c
m3/min )とした。
【0031】比較例1〜3は、パススケジュールaで粗
圧延を行なう例であり、その内の比較例1〜2はスラブ
10の側面に脱炭防止剤を塗布しない例、比較例3はスラ
ブ10の板幅方向の端部近傍に潤滑剤を塗布しない例であ
る。比較例4〜6は、パススケジュールbで粗圧延を行
なう例であり、その内の比較例4〜6はスラブ10の側面
に脱炭防止剤を塗布しない例、比較例6はスラブ10の板
幅方向の端部近傍に潤滑剤を塗布しない例である。発明
例1〜4のdESは低く抑えられているが、比較例1〜6
のdESは大きい。
【0032】発明例1〜2と比較例1〜2とを比較し、
また発明例3〜4と比較例4〜5とを比較すると、同じ
パススケジュールであっても脱炭防止剤を塗布せず、Q
×Lが5000(mass%・cm3 /min )未満である比較例1
〜2,比較例4〜5の方が、dESが大きくなっている。
また発明例1〜2と比較例3とを比較し、また発明例3
〜4と比較例6とを比較すると、同じパススケジュール
であっても潤滑剤を塗布しない(すなわちQ×L=0)
比較例3,比較例6の方が、dESが大きくなっている。
【0033】すなわちスラブ10の側面に塗布された脱炭
防止剤と、スラブ10の板幅方向の端部近傍に塗布された
潤滑剤とが、エッジシーム疵17の回り込み量dESを低減
することが分かる。なお本発明においては、合成エステ
ルは特定の種類に限定しないが、たとえばペンタエリス
タトールオレイン酸フルエステル等を使用することが望
ましい。
【0034】
【発明の効果】本発明では、フェライト系ステンレス鋼
板の熱間圧延においてエッジシーム疵を防止できるの
で、耳切り代を大幅に削減することが可能となり、歩留
りが向上する。またエッジシーム疵を除去するための酸
洗や表面研削等の作業も必要ないので、経済的に有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる熱間圧延設備の例を示す配置図
である。
【図2】水平ロールの入側の正面図であり、潤滑剤スプ
レーノズルの配管系統のブロック図とともに示す。
【図3】エッジシーム疵の回り込み量の測定方法を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 加熱炉 2 デスケーリング装置 3 幅プレス装置 4 粗圧延機 5 仕上げ圧延機 6 コイラー 7 竪ロール 8 水平ロール 9 脱炭防止剤塗布装置 10 スラブ 11 潤滑剤スプレーノズル 12 スプレー水タンク 13 潤滑剤タンク 14 スプレー水ポンプ 15 ギヤポンプ 16 混合装置 17 エッジシーム疵
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内牧 信三 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 吉田 邦雄 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 古澤 英哉 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライト系ステンレス鋼スラブを加熱
    炉で加熱して、幅プレスによる幅圧下を行なった後、竪
    ロールと水平ロールとによる粗圧延を行ない、次いで仕
    上げ圧延を行なうフェライト系ステンレス鋼板の製造方
    法において、前記スラブの長手方向全長にわたって側面
    に還元剤を含有する脱炭防止剤を塗布して前記加熱炉に
    装入し、前記水平ロールの入側で前記スラブの板幅方向
    の端部近傍に潤滑剤を塗布して前記水平ロールによる厚
    み圧下を施すことを特徴とするフェライト系ステンレス
    鋼板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記潤滑剤に含まれる合成エステルの濃
    度L(mass%)と前記潤滑剤のノズル1本あたりの噴霧
    量Q(cm3 /min )との関係が L×Q≧5000(mass%・cm3 /min ) を満足することを特徴とする請求項1に記載のフェライ
    ト系ステンレス鋼板の製造方法。
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