JP2001178435A - 生ごみの飼料化醗酵方法及びその装置 - Google Patents

生ごみの飼料化醗酵方法及びその装置

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JP2001178435A JP37337899A JP37337899A JP2001178435A JP 2001178435 A JP2001178435 A JP 2001178435A JP 37337899 A JP37337899 A JP 37337899A JP 37337899 A JP37337899 A JP 37337899A JP 2001178435 A JP2001178435 A JP 2001178435A
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chamber
stirring
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

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  • Fodder In General (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ごみを少ない手間で飼料化処理できるよう
にする。 【解決手段】 生ごみ処理槽1の本体が4つの処理室に
分かれており、第1の処理室7と第2の処理室8との間
は断熱仕切壁6aによって仕切られており、給食残飯類
である処理物を第1の処理室に投入し、ヒーター21に
て加熱しながら、減圧ポンプ19にて第1の処理室内の
圧力を下げて減圧により沸騰点を下げ、攪拌体24で攪
拌処理してから、搬送コンベヤ16により第2の処理室
8に移送し、第2の処理室内に醗酵菌を投入してヒータ
ー22と攪拌体24で加熱攪拌して処理物の醗酵を促
し、醗酵処理物は、第2の処理室が満杯になると、仕切
壁6bにより第3の処理室9にオーバーフローされて第
3の処理室に移送され、そこで加熱攪拌され、第3の処
理室から第4の処理室10へ仕切壁6cの移送用開口部
6c1より少量ずつ移送され、第4の処理室内でヒータ
ー22にて乾燥され、これにより処理物の良質の飼料化
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、生ごみを醗酵さ
せて飼料化処理できる方法及び飼料化醗酵装置に関す
る。
【従来の技術】例えば一般家庭、給食センター、業務用
食品加工工場、スーパーマーケット、レストラン等から
出る水分を含む生ごみ(例えば、賞味期限済みの廃棄食
品、残飯、野菜くず、魚のあら等)は、家畜の飼料とし
て利用できれば、畜産農家には大きな負担となっている
飼料代を節約でき、畜産農家にとってメリットが大き
く、また廃棄物として捨てられていた生ごみの再利用に
よる環境保護、資源の有効利用が可能となる。従来、例
えばおからについては飼料化されている。
【発明が解決しようとする課題】生ごみでも、何もかも
入っている雑多な給食残飯類のようなものは、水分の除
去や殺菌処理などに要する手間とコストなどを考慮する
と、生ごみの飼料化を本格的な事業として採算ベースに
乗せて行うのは大変難しいのが現状である。この発明の
目的は、生ごみを少ない手間で飼料化処理できるように
することにある。
【課題を解決するための手段】この発明の飼料化醗酵方
法は、生ごみを室内が減圧状態にある前処理室で攪拌し
ながら加熱して煮沸し、煮沸処理した生ごみを上記前処
理室に後続する後処理室内に移送し、この後続の後処理
室内で攪拌しながら加熱して醗酵乾燥処理するものであ
る。上記前処理室内で生ごみを処理する際に生じる排気
を冷却装置で冷却しながら前処理室外へ排出する場合に
は、排気の処理が速やかになる。前処理室である第1の
処理室から後続の後処理室である第2、第3、第4の処
理室内で生ごみを移送させて順次処理するものである場
合には、第2の処理室内では生ごみを加熱攪拌しながら
醗酵処理してから第3の処理室へ移送させて加熱攪拌処
理し、第3の処理室内では生ごみを加熱攪拌しながら処
理してから第4の処理室へ移送させて加熱攪拌処理して
飼料にする。この発明の飼料化醗酵装置は、生ごみ処理
槽、減圧手段、加熱手段及び回転攪拌手段とを備えてい
る。上記生ごみ処理槽は、その内部がその長さ方向に仕
切壁によって前処理室と、この前処理室に後続する複数
の後処理室とに仕切られている。上記前処理室は、生ご
みの投入口と排気口とを備えている。上記前処理室とこ
れに隣接している後処理室との間を仕切る仕切壁は、断
熱壁で構成されている。上記前処理室とこれに隣接して
いる後処理室とは生ごみ搬送手段により連絡されてい
る。互いに隣接している後処理室間は、これらの後処理
室間を仕切る仕切壁に設けてある移行用開口部を介して
連通されている。上記前処理室に隣接している後処理室
は醗酵処理室である。上記減圧手段は、上記処理室内を
減圧状態にするものであり、その本体に減圧ポンプ等が
使用される。上記加熱手段は、各処理室内の上記生ごみ
を加熱するものである。上記回転攪拌手段は、回転軸
と、この回転軸に取り付けてある攪拌体とを備えてお
り、上記攪拌体は各処理室内の生ごみをそれぞれ攪拌可
能である。
【作用】処理室の熱源からの熱は断熱壁で構成された仕
切壁によって隣室の後処理室には伝わらない。処理室で
は、減圧手段によって減圧された状態で生ごみを煮沸処
理し、減圧によって沸点を下げることができる。
【発明の実施の形態】まず、この発明に係わる生ごみの
飼料化醗酵方法に使用する飼料化醗酵装置について説明
する。飼料化醗酵装置は、生ごみ処理槽1、減圧手段
2、加熱手段3及び回転攪拌手段4を備えているもので
ある。生ごみ処理槽1について説明する。図1に示す生
ごみ処理槽1は支持フレーム5内に設置されており、そ
の内部はその長さ方向(図1左右方向)に仕切壁6a,
6b,6cによって、処理槽本体が4つの処理室7〜1
0に分かれている。図1右側から左側に向けて第1、第
2、第3及び第4の各処理室7,8,9,10が生ごみ
処理槽1内に順次配置されている。図1及び図2に示す
ように、第1の処理室7は前処理室であり、投入される
生ごみを煮沸するものである。第1処理室7は上部一側
(図1右側)に生ごみを投入する投入口11を設けてあ
る。投入口11はホッパ状に形成されており、上端開口
部は蓋部12により開閉される。第1の処理室7の上部
他側(図1左側)に排気口13を設けてある。排気口1
3には第1の処理室7内から排出される排気を冷却する
ための冷却装置14を設けてある。図1に示すように、
第2、第3及び第4の各処理室8,9,10の各処理室
は、第1の処理室7で一次処理された生ごみを飼料用に
段階的に加工するための後処理室である。第2及び第3
の処理室8,9は、主に生ごみの醗酵処理する役割を持
ち、第2の処理室8内には醗酵菌が投入される。第4の
処理室10では、生ごみが乾燥仕上げされ粒状または粉
末状に最終処理される。第4の処理室10の一側の外周
壁には処理を終え醗酵状態にある飼料化された生ごみを
取り出すための取出し口15を設けてある。第2、第3
及び第4の各処理室8,9,10内の排気は排気管(図
示せず。)によって室外排出される。仕切壁6a〜6c
に関して説明する。第1と第2の処理室7,8との間を
仕切る仕切壁6aは、石綿などの断熱材で構成された断
熱壁から構成されている。このため、第1の処理室7内
の処理熱が第2の処理室8へ及ばないようになってい
る。また仕切壁6bには移送用開口部6b1が設けられ
ている。移送用開口部6b1は図1及び図4の例では仕
切壁6bの上部を切欠くことによって、生ごみは隣室の
第3の処理室へオーバーフローによって移動可能とな
る。また図5に示すように、第3の処理室9と第4の処
理室10との間を仕切る仕切壁6cには、移送用開口部
6c1が設けられている。移送用開口部6c1は図示の
例では仕切壁6cを厚み方向に貫通して設けられた複数
の通孔で構成されている。各移行用開口部6b1,6c
1は、第2の処理室8から第4の処理室10まで移送さ
れる生ごみの通路を形成している。また図1及び図2に
示すように、第1の処理室7と第2の処理室8との間
に、搬送手段16を設けてある。搬送手段16は図示の
例では搬送コンベヤで構成されている。搬送コンベヤ1
6は第1の処理室7及び第2の処理室8の下部に両処理
室に跨って取り付けられている搬送室17内に配置され
ている。搬送コンベヤ16は駆動モータ18によって回
転可能である。第1の処理室7及び第2の処理室8のそ
れぞれの底部に、搬送室17に連絡するための連絡口7
a,8aを設けてある。搬送コンベヤ16は、その回転
動作に伴って第1の処理室7で一次処理された生ごみを
連絡口7a、搬送室17及び連絡口8aを通じて第2の
処理室8へ移送することができる。減圧手段2について
説明する。減圧手段2は第1の処理室7内の減圧を目的
とするものであり、図1の例では本体が減圧ポンプ19
によって構成されている。減圧ポンプ19は生ごみ処理
槽1の外側に設置されている。減圧ポンプ19には配管
20の一端が接続されている。配管20の他端は、第1
の処理室7内の上部に連通されている。加熱手段3につ
いて説明する。生ごみ処理槽1の外側に加熱手段3を設
けてあり、図示の例では電線を配線したヒーター21,
22を取り付けている。図2乃至図5に示すように、ヒ
ーター21は第1の処理室7の外周壁を囲むように、ま
たヒーター22は、第2の処理室8乃至第4の処理室1
0の外周壁を囲むようにそれぞれ設けられている。この
ためにヒーター21,22から生じる熱は、第1の処理
室7乃至第4の処理室10内で処理される生ごみに対し
てこれを囲む方向から均等に加熱可能となっている。ヒ
ーター22は第2、3の処理室8,9内の生ごみの醗酵
と、第4の処理室10の乾燥との促進を図っている。第
1の処理室7乃至第4の処理室10は保温材で被覆され
ており、各処理室内の加熱状態を維持するようにしてい
る。なお、加熱手段の構成はこの例に限られない。回転
撹拌手段4について説明する。回転撹拌手段4は、図1
及び図2に示すように、第1乃至第4の各処理室7〜1
0内を貫通している回転軸23と、この回転軸の周囲か
ら起立している複数の撹拌体24と、回転軸23を回転
させる駆動モータ25と、例えばチェーン26とスプロ
ケット27,28とを備えている駆動力伝達手段とで構
成されている(図1)。回転軸23の両端部は、起立し
ている支持脚29上に取り付けられている軸受30によ
って回転可能に軸受されている。回転軸23の一端側
(図1左端側)にスプロケット28が取り付けられてい
る。駆動モータ25の駆動軸にスプロケット27が取り
付けられている。駆動モータ25の駆動力は、スプロケ
ット27,28及び両スプロケットに掛け回されている
チェーン26を通じて回転軸23に伝達される。各撹拌
体24は、第1から第4の処理室7〜10内の生ごみを
撹拌するものであり、そして第2から第3の処理室8,
9内に配置されているものは、図1右方から左方へ移送
する機能を持つものである。そのために、各撹拌体24
は、図1及び図2の例によれば、その先端部に攪拌パド
ル24aを設けている。図1に示すように、第1処理室
内の各攪拌体24の本数は3本、第2の処理室8乃至第
4の処理室10内の各攪拌体24の本数はそれぞれ2本
であるが、その本数は上例に限定されない。攪拌体の形
状や本数は、処理室の処理容積、処理能力及び処理する
生ごみの種類などに応じて適宜選択される。次に、本装
置を用いて生ごみを飼料化する醗酵方法について説明す
る。まず、生ごみを投入口11から第1の処理室7内に
投入し、蓋部12を被せてから、減圧ポンプ19を作動
させて第1の処理室内を減圧した状態で、室内の生ごみ
を外側からヒーター21で加熱しながら回転軸23を回
転させ、攪拌体24で攪拌する。減圧された第1の処理
室7の沸点が低下するから少ない加熱量で生ごみを煮沸
でき、また攪拌により生ごみは破砕される。第1の処理
室7の排気は、排気口13から排出され、排出時に冷却
装置14によって冷却される。冷却された排気は水滴と
なり、排水処理が容易となる。第1の処理室7で処理さ
れた生ごみは、底部に設けてある連絡口7aから搬送室
17へ移送され、搬送コンベア16によって第2の処理
室8内へ底部に設けてある連絡口8aを経て移送され
る。第2の処理室8内の生ごみは、第1の処理室7内の
生ごみと同様にヒーター22と攪拌体24とによって加
熱されながら攪拌され、水分調整され、第1の処理室7
内の処理に比較してより一層減量されると共に、細く破
砕され、また投入された醗酵菌によって醗酵処理され
る。第2の処理室8内の生ごみは、第1の処理室7から
順次送られてくる生ごみによって、この第2の処理室内
の処理容積を越えた分量だけオーバーフローされて移送
用開口部6b1から第3の処理室9内へ移送される。第
3の処理室9内の生ごみは、ヒーター22及び攪拌体2
4によって加熱されながら攪拌され、水分調整され、第
2の処理室8内の処理に比較してより一層減量されると
共に、細く破砕され、醗酵処理される。同時に、第3の
処理室9内の生ごみは撹拌体24によって仕切壁6cの
移送用開口部6c1より第4の処理室10へ少量ずつ移
送される。また第4の処理室10内の生ごみも加熱され
ながら攪拌され、粉末状態に醗酵処理され、乾燥した飼
料となる。飼料化された生ごみは、取出し口15から取
り出される。具体例で説明する。給食残飯類である処理
物を第1の処理室7内に投入し、ヒーター21にて約1
00°Cで加熱しながら、減圧ポンプ19にて第1の処
理室内の圧力を下げて減圧により沸騰点を60°C位ま
で下げて煮沸する。このような減圧状態で加熱を継続す
ると、処理物から水蒸気が発生する。発生した水蒸気を
排気口13に配置してある冷却装置14で冷却して、発
生する水蒸気を取り除くことにより処理物の水分調節を
し、素早く処理する。また、処理物を加熱することによ
り、これに含まれている雑菌を撲滅し、最良の餌とす
る。第1の処理室7内で約2時間、加熱処理された処理
物は、第1の処理室から搬送コンベヤ16により第2の
処理室8に移送される。第2の処理室8内へバクテリア
などの醗酵菌を投入して処理物の醗酵をする。処理物
は、連続して第1の処理室から第2の処理室に移送され
るので、第2の処理室が満杯になると、仕切壁の移送用
開口部6b1によりオーバーフローされて第3の処理室
9に移送される。第3の処理室内の処理物は醗酵が促進
され、攪拌体24の回転により、第3の処理室9から第
4の処理室10へ仕切壁6cの移送用開口部6c1より
少量ずつ移送される。第4の処理室内の処理物は、ヒー
ター22によって乾燥され、これにより醗酵状態にある
処理物は良質の餌化ができた。第2の処理室8乃至第4
の処理室10内の各処理物の加熱温度は約60〜70°
Cである。第2の処理室8から第4の処理室10までの
処理時間は約6時間であった。500Kgの給食残飯類
は、約8時間で処理が完了し、醗酵状態のままの粉末状
の飼料が製造できた。この結果、500Kgの給食残飯
類であれば、一日1,500Kgの連続処理が可能とな
った。回転軸の構成は、図1では1本からなるもので共
通化したが、第1の処理室7内の生ごみを攪拌するもの
と、第2の処理室8乃至第4の処理室10内の生ごみを
攪拌するものとをそれぞれ別々の構成としてもよい。後
処理室は第2乃至第4の処理室8〜10である3室とし
たが、さらに室数を増やしてもよく、室数は例示のもの
に限定されない。
【発明の効果】この発明によれば、生ごみを減圧状態で
加熱しながら攪拌し、しかも前処理室から後処理室へ移
送されながら醗酵処理するものであるから、低い沸点で
生ごみを煮沸することができ、省エネルギーに寄与で
き、連続して処理が行えるので、手間数を少なくでき、
生ごみを速やかに飼料化処理ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す飼料化醗酵装置の
一部切欠正面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【図4】図1のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図1のV−V線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 生ごみ処理槽 2 減圧手段 3 加熱手段 4 回転攪拌手段 6a,6b,6c 仕切壁 6b1,6c1 移送用開口部 7 第1の処理室(前処理室) 8 第2の処理室(後処理室) 9 第3の処理室(後処理室) 10 第4の処理室(後処理室) 11 投入口 13 排気口 14 冷却装置 16 搬送コンベヤ(搬送手段) 19 減圧ポンプ 21,22 ヒーター 23 回転軸 24 撹拌体 25 駆動モータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみを処理室で室内を減圧にした状態
    で攪拌しながら加熱して煮沸し、煮沸処理した生ごみを
    上記処理室に後続する処理室内に移送し、この後続の処
    理室内で攪拌しながら加熱して醗酵処理して飼料化する
    ことを特徴とする生ごみの飼料化醗酵方法。
  2. 【請求項2】 処理室内で生ごみを処理する際に生じる
    排気を冷却装置で冷却しながら上記処理室外へ排出する
    ことを特徴とする請求項1記載の生ごみの飼料化醗酵方
    法。
  3. 【請求項3】 後続の処理室内での処理は、少なくとも
    2室の処理室で行うものであって、前段の処理室内では
    生ごみを加熱攪拌しながら醗酵処理してから後段の処理
    室へ移送させて加熱攪拌処理して飼料化することを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の生ごみの飼料化醗
    酵方法。
  4. 【請求項4】 処理室である第1の処理室、後続の処理
    室である第2、第3、第4の処理室内で順次処理するも
    のであり、第2の処理室内では生ごみを加熱攪拌しなが
    ら醗酵処理してから第3の処理室へ移送させて加熱攪拌
    処理し、第3の処理室内では生ごみを加熱攪拌しながら
    処理してから第4の処理室へ移送させて加熱攪拌処理し
    て飼料化することを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の生ごみの飼料化醗酵方法。
  5. 【請求項5】 生ごみ処理槽、減圧手段、加熱手段及び
    回転攪拌手段とを備えており、 上記生ごみ処理槽は、その内部がその長さ方向に仕切壁
    によって前処理室と、この前処理室に後続する複数の後
    処理室とに仕切られており、 上記前処理室は、生ごみの投入口と排気口とを備えてお
    り、 上記前処理室とこれに隣接している後処理室との間を仕
    切る仕切壁は、断熱壁で構成されており、かつこの前後
    両処理室間は生ごみ搬送手段により連絡されており、 互いに隣接している後処理室間は、これらの後処理室間
    を仕切る仕切壁に設けてある移行用開口部を介して連通
    されており、 後処理室のうち、少なくとも上記前処理室とこれに隣接
    している後処理室は醗酵処理室であり、 上記減圧手段は、上記前処理室内を減圧状態にするもの
    であり、 上記加熱手段は、各処理室内の上記生ごみを加熱するも
    のであり、 上記回転攪拌手段は、回転軸と、この回転軸に取り付け
    てある攪拌体とを備えており、上記攪拌体は各処理室内
    の生ごみをそれぞれ攪拌可能であることを特徴とする生
    ごみの飼料化醗酵装置。
  6. 【請求項6】 前処理室における排気口には冷却装置を
    設けてあることを特徴とする請求項5記載の生ごみの飼
    料化醗酵装置。
  7. 【請求項7】 生ごみ処理槽は、少なくとも第1、第
    2、第3及び第4の処理室を備え、第1の処理室は前処
    理室、第2、第3及び第4の各処理室は後処理室である
    ことを特徴とする請求項5または請求項6記載の生ごみ
    の飼料化醗酵装置。
  8. 【請求項8】 生ごみ処理槽、減圧手段、加熱手段及び
    回転攪拌手段とを備えており、 上記生ごみ処理槽は、その内部がその長さ方向に仕切壁
    によって第1、第2、第3及び第4の処理室に仕切られ
    ており、 上記第1の処理室は、生ごみの投入口と排気口とを備え
    ており、 上記第1の処理室と第2の処理室との間を仕切る仕切壁
    は、断熱壁で構成され、かつ上記第1、第2の処理室間
    は各処理室の下部に設けてある搬送コンベヤによって連
    絡されており、 第2、第3の各処理室間、第3、第4の各処理室間は、
    仕切壁に設けてある移行用開口部を介してそれぞれ連通
    されており、 上記第2の処理室は、醗酵処理室であり、 上記減圧手段の本体は、上記第1の処理室内を減圧状態
    にする減圧ポンプで構成されており、 上記加熱手段は、各処理室外周に配置してあるヒーター
    で構成されており、各処理室内の上記生ごみを加熱する
    ものであり、 上記回転攪拌手段は、上記第1乃至第4の処理室を貫通
    している回転軸と、この回転軸に取り付けてあって各処
    理室にそれぞれ配置している攪拌体とを備えており、上
    記攪拌体は各処理室内の生ごみをそれぞれ攪拌可能であ
    ることを特徴とする生ごみの飼料化醗酵装置。
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