JP2001177278A - 冷却用フィン - Google Patents

冷却用フィン

Info

Publication number
JP2001177278A
JP2001177278A JP35983199A JP35983199A JP2001177278A JP 2001177278 A JP2001177278 A JP 2001177278A JP 35983199 A JP35983199 A JP 35983199A JP 35983199 A JP35983199 A JP 35983199A JP 2001177278 A JP2001177278 A JP 2001177278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fins
sink plate
fin
cooling
cooling fin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35983199A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Konya
龍夫 紺谷
Kantaro Aoki
貫太郎 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEION KOGAKU KK
Original Assignee
TEION KOGAKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEION KOGAKU KK filed Critical TEION KOGAKU KK
Priority to JP35983199A priority Critical patent/JP2001177278A/ja
Publication of JP2001177278A publication Critical patent/JP2001177278A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱のための冷却効率がきわめて高いものと
する。 【解決手段】 シンクプレート50とこのシンクプレー
ト50から突出させた多数のフィン51とからなる冷却
用フィン5である。各フィン51は棒状で且つ外周面に
多数の溝52が軸方向に間隔をおいて形成され、シンク
プレート50上に間隔をおいて配設されている。各フィ
ン50を棒状とするとともに間隔をおい配置すること
で、どの方向からの冷却風でもフィン間を通り抜けるこ
とができるようにしたものであり、またフィンに多数の
溝を設けることでその表面積を大きくしているものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放熱のために設けら
れる冷却用フィン、殊に空冷のための冷却用フィンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】熱交換器などにおいて用いられる空冷の
ための冷却用フィンとしては、製造コストとの関係もあ
って押出成形で得ることができる形態である板状のフィ
ンを多数並べたものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記形態のも
のは、各フィンが他のフィンに冷却風が当たることを妨
げてしまうものとなっているために、冷却効率はその表
面積に比してあまり良くない上に、冷却風の送風方向を
フィンに合わせなくては効率が悪くなってしまうことか
ら、冷却風の送風あるいは冷却用フィンの設置に関して
多くの制限が生じてしまっている。さらには、たとえ各
フィンに沿った冷却風を送ることができるようにしたと
しても、フィン間の通路を通る間の冷却風温度の変化
や、各通路がフィンで仕切られてしまっていることか
ら、各部からの放熱に関してムラがあり、さらに効率の
良い冷却を行うことができる冷却用フィンが求められて
いるのが現状である。
【0004】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは放熱のための冷却効
率がきわめて高い冷却用フィンを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、シン
クプレートとこのシンクプレートから突出させた多数の
フィンとからなる冷却用フィンであって、各フィンは棒
状で且つ外周面に多数の溝が軸方向に間隔をおいて形成
されて、シンクプレート上に間隔をおいて配設されてい
ることに特徴を有している。各フィンを棒状とするとと
もに間隔をおいて配置することで、どの方向からの冷却
風でもフィン間を通り抜けることができるようにしたも
のであり、またフィンに多数の溝を設けることでその表
面積を大きくしているものである。
【0006】各フィンは円柱状であることが冷却風の流
れをスムーズにする点で望ましく、さらには各フィンの
シンクプレートへの固定部はその断面形状を最小幅が円
柱部の外径より大である多角形としておくのがシンクプ
レートとフィンとの接触面積の確保の点で好ましい。
【0007】また、各フィンはシンクプレート上にフィ
ンの外径よりも大きい間隔で且つ千鳥配列で設けておく
と、フィン間の風の通り易さを確保しつつフィンの配置
密度を高くすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図1は電子冷熱素子(ペルチェ素
子)を主体とするサーモモジュールを用いた電子温調装
置であって、本発明に係る冷却用フィン5は、電子冷熱
素子の放熱のために用いている。
【0009】上記電子温調装置は、一対のサーモモジュ
ール1,1間に複数の流路20を備えた伝熱材2を介在
させたもので、各一面を伝熱材2にシリコンコンパウン
ド等を介して接触させているサーモモジュール1の各他
面にはシリコンコンパウンド等を介して伝熱材3を接触
させている。なお、サーモモジュール1は、伝熱材2の
流路20の方向に複数個を配置し、伝熱材2の両端には
流路20を統合あるいは直列に接続するヘッダを配置し
ている。また、伝熱材2,3は熱良導体、たとえばアル
ミニウムで形成してある。
【0010】冷却用フィン5は上記両伝熱材3の外面側
に夫々ボルト33によって固着(図では片側の伝熱材3
の外面に固着した冷却用フィン5だけを示している)さ
れるもので、平板状のシンクプレート50と、このシン
クプレート50の外面から突出させた多数本の棒状のフ
ィン51とからなる。なお、冷却用フィン5は電子温調
装置内のサーモモジュール1の数と同数のものをサーモ
モジュール1の配置位置に併せて取り付けてある。
【0011】各フィン51は円柱状で且つ外周面に多数
の断面V字形の溝52が軸方向に間隔をおいて形成され
ているもので、その根元部53は六角形状のものとなっ
ており、該根元部53に設けたねじ部54をシンクプレ
ート50に形成したねじ孔にねじ込むことによってシン
クプレート50に固定されている。なお、ねじ部54の
根元は径を細くした細首部55とすることで、根元部5
3の底面をシンクプレート50表面に密着させることが
できるようにしている。また、この部分にもシリコンコ
ンパウンド等を介在させておくのが好ましい。
【0012】そして、シンクプレート50上に設けた多
数の棒状フィン51は、フィン51間の風の通り抜け易
さとフィン51の配置密度の向上の2点に鑑み、千鳥配
列で配置してある。
【0013】ここにおいて、棒状フィン51を円柱状と
しているのは、どの方向の風に対しても抵抗が少なくて
スムーズな風の流れを得られるようにするためであり、
また外周面に多数の溝52を設けているのは表面積を大
きくして放熱効率を高めるためであり、さらに根元部5
3を六角形状としているのは、シンクプレート50との
接触面積を大きくして、シンクプレート50の熱を棒状
フィン51に伝えやすくするためである。なお、フィン
51とシンクプレート50との接触面積の総和は、サー
モモジュール1の表面積よりも大きくしてある。
【0014】ちなみに、図示例の棒状フィン51はその
外径D1をほぼ8mm、長さLを100mm、溝52の
ピッチpを2mm、溝52の深さをほぼ1mm、根元部
53の外寸D2をほぼ10mmとし、ほぼ19mmのピ
ッチP1の配列を半ピッチずらして2つ設けることで千
鳥配置としてある。前後左右から見た時、9.5mm間
隔P2で直径8mmほどの棒状フィン51が並んでいる
ことから、フィン51間には隙間が空いている状態とな
っており、また斜め方向から見た時にもフィン51間に
は隙間が空いていることから、どの方向から風が流れて
もフィン51間をスムーズに通るものであり、フィン5
1に当たった風もフィン51が円柱状であるためにフィ
ン51を取り巻くように流れるために、風の流れをフィ
ン51が阻害してしまうことがなく、また、どの方向か
らの風に対しても、円柱状のフィン51を取り巻くよう
に流れるために、風は棒状フィン51から確実に且つ効
率良く熱を奪って、冷却用フィン5の温度を下げる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明においては、シンク
プレートとこのシンクプレートから突出させた多数のフ
ィンとからなる冷却用フィンであって、各フィンは棒状
で且つ外周面に多数の溝が軸方向に間隔をおいて形成さ
れて、シンクプレート上に間隔をおいて配設されている
ために、冷却風がどの方向から流れてもでもフィン間を
通り抜けることができるものであり、フィン自体が冷却
風の流れを阻害してしまうことがなく、フィンに多数の
溝を設けてその表面積を大きくしていることもあって、
高い放熱効率(冷却効率)を有するとともに各部からの
放熱に関してムラが生じることもないものである。
【0016】また、各フィンは円柱状としておくと、冷
却風の流れがスムーズとなるだけでなく、風はフィンの
外周を取り巻くように流れることもあって、冷却風によ
るフィンの冷却の効率を更に高くすることができる。そ
して、この時、各フィンのシンクプレートへの固定部の
断面形状を最小幅が円柱部の外径より大である多角形と
しておくと、円柱状フィンとシンクプレートとの接触面
積を大きくすることができて、シンクプレートからフィ
ンへの熱伝導の効率を良くすることができる。
【0017】さらに、各フィンはシンクプレート上にフ
ィンの外径よりも大きい間隔で且つ千鳥配列で設けてお
くと、フィン間の風の通り易さを確保しつつフィンの配
置密度を高くすることを高レベルで維持することができ
て、高い放熱効率(冷却効率)を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すもので、(a)
は平面図、(b)は正面図である。
【図2】同上の棒状のフィンを示すもので、(a)は正面
図、(b)は底面図、(c)は部分拡大正面図である。
【符号の説明】
5 冷却用フィン 50 シンクプレート 51 フィン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクプレートとこのシンクプレートか
    ら突出させた多数のフィンとからなる冷却用フィンであ
    って、各フィンは棒状で且つ外周面に多数の溝が軸方向
    に間隔をおいて形成されて、シンクプレート上に間隔を
    おいて配設されていることを特徴とする冷却用フィン。
  2. 【請求項2】 各フィンは円柱状であることを特徴とす
    る請求項1記載の冷却用フィン。
  3. 【請求項3】 各フィンのシンクプレートへの固定部は
    その断面形状を最小幅が円柱部の外径より大である多角
    形としていることを特徴とする請求項2記載の冷却用フ
    ィン。
  4. 【請求項4】 各フィンはシンクプレート上にフィンの
    外径よりも大きい間隔で且つ千鳥配列で設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の
    冷却用フィン。
JP35983199A 1999-12-17 1999-12-17 冷却用フィン Pending JP2001177278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35983199A JP2001177278A (ja) 1999-12-17 1999-12-17 冷却用フィン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35983199A JP2001177278A (ja) 1999-12-17 1999-12-17 冷却用フィン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001177278A true JP2001177278A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18466528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35983199A Pending JP2001177278A (ja) 1999-12-17 1999-12-17 冷却用フィン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001177278A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006303177A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Daikin Ind Ltd 熱電装置及び空調機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006303177A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Daikin Ind Ltd 熱電装置及び空調機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7898806B2 (en) Motor controller
US6666260B2 (en) Scalable and modular heat sink-heat pipe cooling system
US7957143B2 (en) Motor controller
CN101371356B (zh) 具有矩形形状因数和均匀叶片长度的准径向热沉
US20090151900A1 (en) Heat sink
US20030202327A1 (en) Heat dissipation module
CN105451512A (zh) 散热器
TW202040079A (zh) 散熱模組
US5734554A (en) Heat sink and fan for cooling CPU chip
US6089315A (en) Composite heat sink
JP2001177278A (ja) 冷却用フィン
CN211782083U (zh) 一种半导体制冷散热模块
JPH10224068A (ja) ヒートパイプ式ヒートシンク
KR100906186B1 (ko) 수냉식 방열장치 및 이의 제조방법
JP2005303063A (ja) ヒートシンク
JPH10190265A (ja) ピンフィン型放熱装置
KR20180024541A (ko) Led 모듈용 방열체
KR200228898Y1 (ko) 방열판
CN218499489U (zh) 散热器及散热装置
JP2004193389A (ja) 冷却部材および電子機器
JP4646219B2 (ja) ヒートシンク
KR101140407B1 (ko) 히트펌프의 실외기용 열교환기
CN213755502U (zh) 一种铜铝复合式散热器
JPS6322685Y2 (ja)
JP2005310892A (ja) 発光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030415