JP2001177259A - 音響用増幅器 - Google Patents

音響用増幅器

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JP2001177259A
JP2001177259A JP36012499A JP36012499A JP2001177259A JP 2001177259 A JP2001177259 A JP 2001177259A JP 36012499 A JP36012499 A JP 36012499A JP 36012499 A JP36012499 A JP 36012499A JP 2001177259 A JP2001177259 A JP 2001177259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
power
transformer
center
supply unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP36012499A
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English (en)
Inventor
Niro Nakamichi
仁郎 中道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MECHANICAL RES KK
Mechanical Research Corp
Original Assignee
MECHANICAL RES KK
Mechanical Research Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源を構成する大型の部品を効率よく配置する
必要がある。 【解決手段】トランス及び平滑用コンデンサを略円形の
電源部内における外周に沿って配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響用増幅器の電
源部内における部品のレイアウトに関する。
【0002】
【従来の技術】音響機器におけるパワーアンプは、一般
にその外径が直方体であり、その前面に電源スイッチや
各種インジケータ、背面に入出力端子を備える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特にA級アンプの場
合、大型のトランスやチョークコイル、コンデンサを使
用することになるが、限られた空間内でこれらの部品を
配置する際、スペース効率の良い配置が望ましい。この
場合、直方体の増幅器においては、その四隅にデッドス
ペースが生じやすい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源用部品で
ある少なくともトランス及び平滑用のコンデンサを略円
形の電源部内における外周に沿って配置する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施例
を、図面を参照して説明する。
【0006】図1はモノラルのパワーアンプ1の斜視
図、図2はその上面図を示す。円筒状の電源部2内に
は、100Vの交流電源を数十Vの直流電源に変換する
ための電源トランス、コンデンサ、チョークコイル等の
電源用回路素子や電源スイッチが収納されている。パワ
ーアンプ1を構成する回路部品中、これらの電源関係の
パーツが最も重いため、パワーアンプ1の最下部にこれ
らのパーツを配置することにより重心位置が下がり、パ
ワーアンプ1が安定に載置される。
【0007】電源部2の上側には、アルミで形成され、
その水平断面が略々四角形状のセンタースリーブ3が設
けられている。センタースリーブ3内には、後述する4
枚の基板が配置されている。また、センタースリーブ3
の外側の各面に対して1枚1枚のフィンの長さを異なら
せることにより、共振を防止したヒートシンク4がそれ
ぞれ配置されている。
【0008】入力端子であるピンジャック5はセンター
スリーブ3の上面に配置されたトッププレート6上に設
けられている。また出力端子であるスピーカ端子7は、
電源部2とヒートシンク4との間に配置されたスピーカ
端子ブラケット8に設けられている。
【0009】図3はセンタースリーブ3内の基板の配置
を説明するため、センタースリーブ3を省略し、また電
源部2及びヒートシンク4の一部を切り欠いた状態を示
す参考斜視図である。センタースリーブ3の内部には、
4本のシャフト11が互いに平行に設けられている。こ
のシャフト11に取り付けられ、シリコンゴムによって
形成されたダンパ12によってプリアンプ基板13、パ
ワーステージ基板14、サーボステージ基板15、小電
力電源基板16が互いに平行になるよう支持されてい
る。
【0010】プリアンプ基板13はピンジャック5から
入力された信号を前置増幅するものであり、入力信号と
いう最も微弱な信号を処理するため、トランス51やチ
ョークコイル52等が収納された電源部2から最も離れ
た場所に位置している。前置増幅さた入力信号はヒート
シンク4に取り付けられたパワートランジスタ(図示せ
ず)を含むパワーステージ基板14に入力される。
【0011】本実施例における増幅器の増幅方法はA級
であり、また熱変動によるコレクタ電流の変化を検出す
ることにより、バイアス電圧を制御している。これら制
御のための回路が、パワーステージ基板14の下に位置
するサーボステージ基板15に実装されている。
【0012】小電力電源基板16は電源部2から供給を
受けた電源電流の整流と平滑化を行っている。ここで、
サーボステージ基板15と小電力電源基板16との間に
はフェライトビーズ保持板17がダンパ12によってシ
ャフト11に支持されている。フェライトビーズ保持板
17はアルミプレートに計6個の孔が形成されたもので
あり、この孔にフェライトで形成された高周波ノイズ除
去用の円筒状のフェライトビーズ62がチューブ状のダ
ンパを介してはめ込まれている。このフェライトビーズ
62の中心孔を電源部からの全ての電源ラインが通って
いる。
【0013】従って、各基板13〜16への給電ライン
に混入する高周波ノイズがフェライトビーズ62によっ
て取り除かれ、またフェライトビーズ62がパワーアン
プ1の内部でフェライトビーズ保持板17によって固定
されているため、給電ラインの振動を防止し、またパワ
ーアンプ1の組立時に生じる品質のバラツキを少なくす
ることができる。
【0014】以上のごとく、各基板13〜16は各回路
ステージ毎に分割された上で、センタースリーブ3内に
互いに平行に配置されている。従って、1枚基板で構成
した場合に生じる信号ラインとサーボ信号ライン及び電
源ラインの交差による音質劣化を避けることが可能とな
る。
【0015】ACソケット74は反対側に位置する電源
スイッチ(図示せず)と線材によって接続されるが、か
かる線材はACコネクタブロック71から電源スイッチ
までをアルミのACラインパイプ76の内部に配線され
るため、電源ラインに混入した高周波ノイズが電源部2
の内部に放射されないよう、配慮がなされている。
【0016】なお、9はピンジャック5に接続されるピ
ンケーブル(図示せず)がヒートシンク4に触れないよ
う、ピンケーブルを支持するためのケーブルサポートで
ある。
【0017】図4は電源部2の内部を示す上面図であ
る。100Vの交流電圧を3種類のそれぞれ異なる電圧
のプラスマイナスの交流電流にするためのトロイダル型
のトランス51がACコネクタブラケット71の反対側
にレイアウトされている。このトランス51から数種類
の異なる交流電流が取り出されるが、それぞれを整流す
るため、放熱用のヒートシンク63に取り付けられたダ
イオード64が実装されるダイオード基板65が電源部
2における中心部にダンパ12を介して支持されてい
る。
【0018】整流後のプラス電源は電圧に応じてチョー
クコイル52、53および54(ダイオード基板の下側
に位置するため図示せず)に入力される。同様に整流後
のナイナス電源は電圧に応じてチョークコイル82、8
3および84(ダイオード基板の下側に位置するため図
示せず)に入力される。また、小電力電源基板16に載
置できない大型の平滑用コンデンサ54、84もまた電
源部2内に配置される。
【0019】ここで、円形の電源部2の中心Oとトラン
ス51の中心Pを通る仮想線上にACラインパイプが配
置されている。またこの仮想線に対してチョークコイル
52、82、チョークコイル53、83及びコンデンサ
54、84が対称的にレイアウトされている。従って、
プラス、マイナス電源は電気的にも機械的にも同条件と
されることにより、安定した電源供給が可能となる。
【0020】また、円形の電源部2の外壁21に沿って
トランス51、チョークコイル52、82、チョークコ
イル53、83及びコンデンサ54、84がレイアウト
されることで、その中心部にダイオード基板65を配置
するためのスペースを設けることができる。
【0021】また本発明は上述の実施例に限定されるこ
となく、種々の態様を取り得る。
【0022】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によれば電源部を
円形に形成することで、大型の電源トランスや平滑用コ
ンデンサを電源部内に配置した場合においても、スペー
ス効率良く部品配置が可能となり、機器の小型化に寄与
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パワーアンプ1の斜視図。
【図2】パワーアンプ1の上面図。
【図3】センタースリーブ3を省略し、また電源部2及
びヒートシンク4の一部を切り欠いた状態を示す参考斜
視図。
【図4】電源部2の内部を説明する上面図。
【符号の説明】
1 パワーアンプ 2 電源部 3 センタースリーブ 4 ヒートシンク 7 スピーカ端子 13 プリアンプ基板 14 パワーステージ基板 15 サーボステージ基板 16 小電力電源基板 17 フェライトビーズ保持板 51 トランス 54 コンデンサ 84 コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともトランス及び平滑用コンデンサ
    を含む音響用増幅器において、該トランス及び平滑用の
    コンデンサが略円形の電源部内における外周に沿って配
    置されたことを特徴とする音響用増幅器。
  2. 【請求項2】前記電源部前記略円形の電源部における中
    心と前記トランスの中心を通る仮想線に対して少なくと
    もプラス電源、マイナス電源用の前記電源用部品が対称
    的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
    音響用増幅器。
JP36012499A 1999-11-04 1999-12-20 音響用増幅器 Pending JP2001177259A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36012499A JP2001177259A (ja) 1999-12-20 1999-12-20 音響用増幅器
US10/717,274 US20040145859A1 (en) 1999-11-04 2003-11-18 Acoustic device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36012499A JP2001177259A (ja) 1999-12-20 1999-12-20 音響用増幅器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001177259A true JP2001177259A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18468010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36012499A Pending JP2001177259A (ja) 1999-11-04 1999-12-20 音響用増幅器

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JP (1) JP2001177259A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010098632A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Audio Technica Corp ファントム電源装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010098632A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Audio Technica Corp ファントム電源装置

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