JP2001176750A - コンデンサ収納装置および制御装置ユニット - Google Patents

コンデンサ収納装置および制御装置ユニット

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JP2001176750A
JP2001176750A JP35542599A JP35542599A JP2001176750A JP 2001176750 A JP2001176750 A JP 2001176750A JP 35542599 A JP35542599 A JP 35542599A JP 35542599 A JP35542599 A JP 35542599A JP 2001176750 A JP2001176750 A JP 2001176750A
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JP
Japan
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capacitor
reactor
exhaust port
storage device
housing
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Pending
Application number
JP35542599A
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English (en)
Inventor
Kazuo Higuchi
一夫 樋口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却効果を損なうことなく小型化することが
できる、コンデンサ収納装置を提供する。 【解決手段】 コンデンサ12を保持するコンデンサ保
持部121と、このコンデンサ保持部121の隣側に配
置されて高調波抑制用の直列リアクトル14を有するリ
アクトル部141と、これらを収納する筐体であってリ
アクトル部141を収納する部分の底面に吸気口16を
有し、同様にリアクトル部141を収容する部分に排気
口17と配線兼用排気口18を有する外箱11とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、力率改善に有効
なコンデンサに高調波抑制用直列リアクトルを組込んだ
集合コンデンサなどのコンデンサ収納装置および制御装
置ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インテリジェントビル化に伴う電
力設備は、小型施工が主流となってきている。従来、こ
の種のコンデンサは、鋼板型ケ−ス内に直列リアクトル
と共に収納したもので図5に示す構成となっている。
【0003】図5に示すように、コンデンサ52を保持
したコンデンサ固定治具53の複数を段積み重ねに固定
し、直列リアクトル54を背中合わせの背面板61に保
持したリアクトル部541を構成し、これらを覆うよう
に外箱51によって一体のコンデンサユニットを構成し
ている。
【0004】上記構成において、通電を行うと直列リア
クトル54を通じてコンデンサ52に電流が流入し、充
電されることになる。このコンデンサユニットを高調波
含有の電力系統に接続すると、高調波抑制と同時に力率
改善をもする。また通電時のコンデンサ52、および直
列リアクトル54の発熱は自然換気によって箱外へ流出
させている。それは、吸気口56、排気口57により機
能させており、排気口57は外側に突設したガラリなど
を用いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来の構
成で直方体の外箱の寸法を小さくしようとすると、外箱
の外側に排気口57の突出部があり、その突出部のた
め、複数台のユニット外箱を密着配置することができ
ず、全体寸法に下限があった。これに対し、打抜き加工
による換気口の場合は、突出部は無くなるが塵埃が入り
やすい問題があった。
【0006】したがって、この発明の目的は、冷却効果
を損なうことなく小型化することができる収納装置、お
よび制御装置ユニットを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のコンデン
サ収納装置は、コンデンサを保持するコンデンサ保持部
と、このコンデンサ部の隣側に配置された直列リアクト
ルを有するリアクトル部と、これらを収納する筐体であ
って、リアクトル部を収納する部分の底板に吸気口を有
し前記リアクトル部を収納する上部に排気口を有する外
箱を備えたものである。
【0008】請求項1記載のコンデンサ収納装置によれ
ば、空気の温度差から生じる上昇気流によって外箱の底
面の吸気口より吸気し排気口より排気する換気性に優れ
るため、コンデンサおよび直列リアクトルが十分に自然
冷却される。また、吸気口を外箱の底面に形成したた
め、従来の排気口の突出部がなくなり、外箱の側面を壁
面や隣接する外箱に密着させることが出来る。
【0009】請求項2記載のコンデンサ収納装置は、請
求項1において、リアクタ部は複数の直列リアクトルを
保持する保持部材を有し、前記保持部材は吸気口と排気
口との間に設けたものである。
【0010】請求項2記載のコンデンサ収納装置によれ
ば、請求項1と同様な作用のほか、保持部材を吸気口と
排気口との間に設けたので、直列リアクトルの冷却作用
をより高めることが出来る。
【0011】請求項3記載のコンデンサ収納装置は、請
求項1または請求項2において、外箱を略直方形に形成
し、短い横幅を有する側面に排気口を設けたものであ
る。
【0012】請求項3記載のコンデンサ収納装置によれ
ば、請求項1または請求項2と同様の作用の他、直列リ
アクトル部分の換気が十分行われ、ガラリなどの突出部
を設けなくていいから短い側面の横幅を短縮することが
出来る。
【0013】請求項4記載のコンデンサ収納装置は、請
求項1、請求項2または請求項3において、直列リアク
トルを高周波抑制に適しているものである。
【0014】請求項4記載のコンデンサ収納装置によれ
ば、請求項1、請求項2または請求項3と同様の作用の
他、リアクトル内部の換気が十分に行われるため、特に
発熱しやすい高周波抑制に適している直列リアクトルが
発する熱が効率よく放熱される。
【0015】請求項5記載の制御装置ユニットは、下方
部と上方部にそれぞれ通気用の口を設けたケ−スを有
し、内部に請求項1から請求項4のいずれか1項に記載
のコンデンサ収納装置を配設したものである。
【0016】請求項5記載の制御装置ユニットによれ
ば、外箱の内部を十分に換気することができるため、コ
ンデンサおよび直列リアクトルを自然冷却することがで
きる。
【0017】また、コンデンサ収納装置の外箱の長い幅
の面を他の外箱の側面に密着配置する事ができる。
【0018】以下、この発明の実施の形態について図を
用いて説明する。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施の形態)図1は、コンデン
サ収納装置である集合コンデンサの透視図を示してい
る。この集合コンデンサは、コンデンサ12を保持する
コンデンサ保持部121と、このコンデンサ保持部12
1の隣側に配置されて高調波抑制に適した直列リアクト
ル14を有するリアクトル部141とこれを収納する筐
体であって、リアクトル部141を収納する部分の底板
に吸気口16を有し、リアクトル部141の上方に排気
口17、配線兼用排気口18を有する外箱11とを備え
ている。39aはコンデンサ収納装置を表わしている。
【0020】コンデンサ保持部121は、コンデンサ1
2をコンデンサ固定治具13に保持しこれらのコンデン
サ固定治具13を段積み重ねにしている。また、コンデ
ンサ固定治具13を段積みしてから、コンデンサ12を
取付けてもよい。さらに、例えばコンデンサ12が円筒
形状であれば、コンデンサ治具13に略半円状の取付穴
を設けてもよい。
【0021】リアクトル部141は、相対向した取付板
21、27にそれぞれ直列リアクトル14を複数個保持
し、底板の吸気口16から上部の排気口17、配線兼用
排気口18を形成している。
【0022】また、図2は図1の直列リアクトル141
の詳細図で、吸気口16から排気口17または配線兼用
排気口18に向かう空気の流れ26に設けた取付板21
と取付板27との間隙部に通気案内板24を配設し、互
いにダクト状になるように形成している。また、相対向
する取付板21、27を支える上部板22が組合わされ
ている。これにより吸気口16から侵入した冷気が直線
的に当たり、自然対流が増速されるので、効果的に自然
冷却されることになる。
【0023】この実施の形態は、コンデンサ12と直列
リアクトル14が直列に接続され電力設備系統に接続
し、通電すると直列リアクトル14を通じて、コンデン
サ12に電流が流入し充電される。
【0024】この時、前述の電力設備系統の高調波が抑
制される。また、通電時の直列リアクトル14の発熱
は、吸気口16から通気案内板24、通気口25、そし
て排気口17または配線兼用排気口18の流れにより、
空気の温度差から生じる上昇気流によって自然換気され
るので自然冷却性に優れている。また、集合コンデンサ
の両側板に吸気口および排気口を必要としないので、コ
ンデンサの外箱横幅寸法Lを小さくすることができ、さ
らに制御装置ユニットも小型化できる。
【0025】図3は、別のコンデンサ収納装置の透視図
で下方部と上方部にそれぞれ通気口16、排気口17を
設けた外箱34を有し、内部に電磁接触器32、電流検
出リレ−33、端子台35などを配設している。また、
39bはコンデンサ収納装置を表わしている。
【0026】図4は、制御装置ユニットの説明図であ
る。39は上述したコンデンサ収納装置を示しており、
38はコンデンサ収納装置39を収納するケース、36
はケース38の設けられた吸気口で、37はケース38
の設けられた排気口である。
【0027】ケース38外部の空気は吸気口36からケ
ース38内部に流れ、ケース38内でコンデンサ収納装
置39により発生する熱により上昇気流が発生し、暖め
られた空気は排気口37からケース38外部に放出され
る。また、ケース38自体が熱伝導体の場合は、ケース
38の表面からも放熱されることになる。
【0028】このようにして、コンデンサ収納装置39
はケース38内部や表面から放熱されるため、冷却性に
すぐれている。
【0029】なお、図1において、コンデンサ12およ
び直列リアクトル14は、複数個の設置で説明したが、
少なくとも1以上であればよい。また、図2を用いて説
明した実施の形態では通気案内板24を設けた説明をし
たが、これはなくてもよい。さらに、取付板21、27
は熱伝導部材であることが望ましいが、非熱伝導部材で
あれば伝導孔23を形成してもよい。
【0030】また、他の実施の形態として、図1を用い
て説明した吸気口16に代えて、またはこれとともに略
直方体の外箱の短い幅の面の下方に吸気口を設け、この
吸気口を設けた面と同じ面の上方に排気口を形成しても
よい。この場合も、短い幅Lを短縮でき、かつ短い幅L
の方向に複数の外箱を密着配置でき、制御装置ユニット
を小型化できる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載のコンデンサ収納装置によ
れば、空気の温度差から生じる上昇気流によって外箱の
底面の吸気口より吸気し排気口より排気性に優れるた
め、コンデンサおよび直列リアクトルが十分に自然冷却
される。また、吸気口を外箱の底面に形成したため、排
気口の突出部がなくなり、外箱の側面を壁面や隣接する
外箱に密着させることが出来るので、小型化を図ること
ができる。
【0032】請求項2記載のコンデンサ収納装置によれ
ば、請求項1と同様な効果のほか、リアクタ部は複数の
直列リアクトルを保持する保持部材を有し、前記保持部
材は吸気口と排気口との間に設けたので、直列リアクト
ルの冷却効果をより高めることができる。
【0033】請求項3記載のコンデンサ収納装置によれ
ば、請求項1または請求項2と同様な効果のほか、直列
リアクトル部分の換気が十分行われるため直列リアクト
ルの冷却効果を高めることができ、また短い面の横幅を
さらに短縮することが出来るので、小型化を図ることが
できる。
【0034】請求項4記載のコンデンサ収納装置によれ
ば、請求項1、請求項2または請求項3と同様の効果の
ほか、リアクトル内部の換気が十分に行われるため、特
に発熱しやすい高周波抑制用の直列リアクトルが発する
熱が効率よく放熱される。
【0035】請求項5記載の制御装置ユニットによれ
ば、外箱の内部を十分に換気することができるため、コ
ンデンサおよび直列リアクトルを自然冷却することがで
きる。
【0036】また、コンデンサ収納装置の外箱の長い幅
の面を他の外箱の側面に密着配置する事ができ、制御装
置ユニット自体も小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の説明図
【図2】この一実施の形態で直列リアクトル部の詳細説
明図
【図3】他のコンデンサ収納装置の説明図
【図4】制御装置ユニットの説明図
【図5】従来の集合コンデンサの説明図
【符号の説明】
11 外箱 12 コンデンサ 13 コンデンサ固定治具 14 直列リアクトル 16 吸気口 17 排気口 18 配線兼用排気口 21、27 取付板 22 上部板 23 伝導孔 24 通気案内板 25 通気口 26 空気の流れ 31、34 外箱 32 電磁接触器 33 電流検出リレ− 35 端子台 36 上部通気口 37 下部通気口 38 ケース 39 コンデンサ収納装置 121 コンデンサ保持部 141 リアクトル部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサを保持するコンデンサ保持部
    と、このコンデンサ部の隣側に配設された直列リアクト
    ルを有するリアクトル部と、これらを収納する筐体であ
    って前記リアクトル部を収納する部分の底板に吸気口を
    有し前記リアクトル部を収納する上方部に排気口を有す
    る外箱とを備えたコンデンサ収納装置。
  2. 【請求項2】 リアクトル部は複数の直列リアクトルを
    保持する保持部材を有し、前記保持部材は吸気口と排気
    口との間に設けた請求項1記載のコンデンサ収納装置。
  3. 【請求項3】 外箱を略直方体に形成し、短い横幅を有
    する側面に排気口を設けた請求項1または請求項2記載
    のコンデンサ収納装置。
  4. 【請求項4】 直列リアクトルは高調波抑制に適してい
    るものである請求項1から請求項3のいずれか1項に記
    載のコンデンサ収納装置。
  5. 【請求項5】 下方部と上方部にそれぞれ通気用の口を
    設けたケ−スを有し、内部に請求項1ないし請求項4の
    いずれか1項に記載のコンデンサ収納装置を配設した制
    御装置ユニット。
JP35542599A 1999-12-15 1999-12-15 コンデンサ収納装置および制御装置ユニット Pending JP2001176750A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004082098A1 (ja) * 2003-03-11 2004-09-23 Kabushiki Kaisha Toshiba 直流電源システム及び開閉器
JP2015082620A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 河村電器産業株式会社 機器収納用箱体

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WO2004082098A1 (ja) * 2003-03-11 2004-09-23 Kabushiki Kaisha Toshiba 直流電源システム及び開閉器
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