JP2001176211A - ディスク記録装置 - Google Patents

ディスク記録装置

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JP2001176211A
JP2001176211A JP2000352927A JP2000352927A JP2001176211A JP 2001176211 A JP2001176211 A JP 2001176211A JP 2000352927 A JP2000352927 A JP 2000352927A JP 2000352927 A JP2000352927 A JP 2000352927A JP 2001176211 A JP2001176211 A JP 2001176211A
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    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements
    • G11B2020/1062Data buffering arrangements, e.g. recording or playback buffers
    • G11B2020/10814Data buffering arrangements, e.g. recording or playback buffers involving specific measures to prevent a buffer underrun

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実質的に継ぎ目無しに連続して記録データを
追記することが可能なディスク記録装置を実現するに
は、記録データの繋ぎ部分の処理が困難であった。 【解決手段】 信号同期手段20によりエンコーダ11
から出力する記録データの同期をとるべくディスクに記
録済みの記録データの読み取りが行われると、システム
クロック発生回路21からエンコーダ11に供給する動
作クロックを記録用クロックからチャンネルビットクロ
ックに切り替え、エンコーダをチャンネルビットクロッ
クに同期して変調処理動作させる状態で、エンコーダに
新たな入力データが入力された際にメモリ13に記憶さ
れているデータを用いてディスクに記録済みの記録デー
タに対してエンコーダから出力する記録データの同期を
とっている。これによりインタリーブを施した記録デー
タを記録中断直前までにディスクに記録済みの記録デー
タに続く位置から継ぎ目の発生を防止して追記する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクに記録デ
ータを追記することが可能なディスク記録装置に関し、
特に、記録データの連続性を確保して追記を行うように
したディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクに記録データを記録するディス
ク記録装置としては、ディスクに光学ヘッドからの光ビ
ームを照射することでディスクの記録層の反射率を変化
させて記録を行う光ディスク記録装置が知られており、
このような光ディスク記録装置としては、1度記録した
データを物理的に消去することが出来ない、いわゆるラ
イトワンス(write-once)メディアを取り扱ったものと
してCD(Compact Disc)ファミリーのCD−R(Reco
rdable)ドライブが良く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】CD−Rようなライト
ワンスのメディアは、メディアに記録データを記録する
データ転送レートよりも入力データのデータ転送レート
が遅くなるバッファアンダーランが発生し、それにより
記録する記録データが途切れてバッファアンダーラン・
エラーが発生すると、ディスクアットワンス(disc at
once)やトラックアットワンス(track at once)のよ
うにあらかじめ書き込むファイル群を指定する場合はそ
の記録メディアが使用出来なくなってしまうという問題
があった。
【0004】このバッファアンダーラン・エラーは、C
D−Rドライブにおける記録速度が標準速度の4倍速や
8倍速と高速化が図られ、また、パソコンにおいてマル
チタスク機能を用いて動作させる機会が増えている環境
となっている現状においては、ますます発生し易い環境
となっており、バッファアンダーラン・エラーが重大な
問題となる。
【0005】一方、パケットライト方式を用いることに
よりパケット単位で記録が行えるので、記録するデータ
がパケット単位の容量となるまで待って記録することに
よりバッファアンダーラン・エラーが発生することを防
止できる。
【0006】ところで、CD−Rドライブで記録したデ
ィスクは、CD−ROMドライブにより再生が行えるよ
うに互換性を保持する必要があるが、CD−ROMドラ
イブが必ずしもパケットライトに対応させてあるとは限
らず互換性の点で問題があった。
【0007】また、CD−RドライブでCD−DAに対
応してオーディオデータを記録する場合は、CD−DA
プレーヤとの互換性の点からパケットライト方式を採用
することが出来ない。
【0008】また、パケットライトはパケット間の接続
のためにリンクブロックを形成する必要があるので、デ
ィスクの記憶容量の点でも不利であった。
【0009】その為、パケットライト方式を採用しなく
ても、追記による記録データの繋ぎ部分で再生障害が発
生しないように実質的に継ぎ目無しに連続して記録デー
タを追記することが可能なディスク記録装置が望まれて
いるが、このようなディスク記録装置を実現するには、
ディスクに記録済みの記録データに連続して新たな記録
データを追記するようにすると共に、前記記録済みの記
録データに同期させて追記を開始する必要があり、記録
データの繋ぎ部分の処理が困難であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、システムクロ
ック発生回路は、信号同期手段によりエンコーダから出
力する記録データの同期をとるべくディスクに記録済み
の記録データの読み取りが行われると、エンコーダに供
給する動作クロックを記録用クロックからチャンネルビ
ットクロックに切り替え、エンコーダをチャンネルビッ
トクロックに同期して変調処理動作させる状態で、エン
コーダに新たな入力データが入力された際に、その入力
データに対して必要なインタリーブ長を確保するべくメ
モリに記憶されているデータを用いてエンコーダによる
記録データの同期処理を行わせ、記録開始位置検出手段
により記録開始位置が検出された時点でシステムクロッ
ク発生回路からエンコーダに供給する動作クロックをチ
ャンネルビットクロックから記録用クロックに切り替え
ると共に、前記エンコーダから記録データを出力するの
を再開し、ディスクへの記録を再開するようにしてい
る。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係るディスク記録装置の一実
施例としてCD−Rドライブの一例を示す回路ブロック
図である。
【0012】図1において、1はディスクをトレースす
るレーザービームを出射し、ディスクに対して記録デー
タの書き込み及び読み出しを行う光学ヘッド、2は該光
学ヘッド1によりディスクの記録データを読み取って得
られるRF信号(高周波信号)を増幅し、そのRF信号
を2値化してデジタルデータとして出力するRFアン
プ、3は該RFアンプ2を介して光学ヘッド1の出力を
フィードバックし、レーザービームをディスクの信号面
に合焦させるフォーカシング制御及びレーザービームを
ディスクの信号トラックに追従させるトラッキング制御
を行うと共に、光学ヘッド1自体をディスクの径方向に
送るスレッド送り制御を行うヘッドサーボ回路である。
【0013】4はRFアンプ2から出力されるデジタル
データを復調する信号処理を行うデコーダ、5は分離し
たサブコードを復調するサブコード復調回路である。
【0014】6はRFアンプ2を介して得られるディス
クのプリグルーブ(Pre-groove)信号から22.05kHzのウ
ォブル(wobble)成分を抽出し、ディスクの回転制御に
必要な成分を生成すると共に、ウォブル成分からATI
P(Absolute Time In Pre-groove)を復調するATI
P復調回路7を備えるウォブルデコーダである。
【0015】8は接続端子9を介して外部に接続される
ホストとなるパーソナルコンピュータ10とのデータの
受け渡しを制御するインタフェース、11は該インタフ
ェース8を介して入力される入力データをディスクに記
録する記録データに変調するエンコーダ、12は該エン
コーダ11によって変調される入力データを備蓄する入
力データ用RAMである。
【0016】前記エンコーダ11は、CD−ROMの規
格に基づく変調を行う場合、入力データにシンク、ヘッ
ダ、CD−ROMデータ用の誤り検出符号のEDC(Er
rorDetection Code)及び誤り訂正符号のECC(Error
Correction Code)を付加し、その後、CD方式の誤り
訂正符号であるCIRC(Cross Interleaved Reed-Sol
omon Codeの略)処理を施すと共に、サブコードを付加
し、かつEFM(Eight to Fourteen Modulationの略)
処理を施し、同期信号を付加する。
【0017】13はエンコーダ11内部に備えられ、エ
ンコーダ11による変調処理に用いられる内部RAM、
14はエンコーダ11から出力されるEFMデータの記
録データに基づいてディスクへの記録を行うべく光学ヘ
ッド1のレーザー光源を駆動するレーザー駆動回路であ
る。
【0018】15はディスクの記録及び再生に係るシス
テム制御を行うシステム制御回路である。該システム制
御回路15は、サブコード復調回路5により復調された
サブコード(サブQデータ)における絶対時間情報のサ
ブコードアドレス、及びATIP復調回路7により復調
されたATIPにおける絶対時間情報のATIPアドレ
スを選択的に参照してアクセスを制御するアクセス制御
手段16と、入力データ用RAM12に備蓄されている
データ容量を監視してディスクに記録データを記録する
データ転送レートよりも入力データのデータ転送レート
が遅くなるバッファアンダーランが発生する状態になる
こと及びバッファアンダーランが発生する状態が回避さ
れたことを判断するバッファアンダーラン判断手段17
と、該バッファアンダーラン判断手段17による判断に
応じてディスクへの記録データの記録を制御する記録制
御手段18と、ディスクに記録データが記録されていな
い未記録領域の先頭を検出し、前記記録制御手段18に
より記録データの記録を開始する記録開始位置を検出す
る記録開始位置検出手段19と、デコーダ4により抽出
されるサブコードの同期信号及びサブコード復調回路5
により復調されるサブQデータを用いて新たにディスク
に記録する記録データを既にディスクに記録されている
記録データに同期させる信号同期手段20とを備えてい
る。
【0019】21はRFアンプ2から出力されるEFM
データを再生した再生クロック、すなわちチャンネルビ
ットクロックと水晶発振精度の基準クロックとに選択的
に同期させる2系統のPLL(Phase Lock Loop)回路
によりディスクの記録及び再生に係る動作全般のシステ
ム制御に用いられる動作クロックを発生するシステムク
ロック発生回路である。
【0020】前記システムクロック発生回路21は、図
2に示す如く、クロック再生回路22により再生して抽
出されたチャンネルビットクロックとVCO(電圧制御
発振器)23の出力とを第1位相比較器24により位相
比較し、チャンネルビットクロックとVCO23の出力
との位相ずれに応じて該第1位相比較器24から発生さ
れる電圧出力を第1LPF(ローパスフィルタ)25に
より直流電圧とし、その直流電圧をスイッチ回路26を
介して前記VCO23に帰還するPLL回路により構成
される再生動作時に使用される再生クロック系と、水晶
発振回路27により発生される基準クロックとVCO2
3の出力とを第2位相比較器28により位相比較し、基
準クロックとVCO23の出力との位相ずれに応じて該
第2位相比較器28から発生される電圧出力を第2LP
F29により直流電圧とし、その直流電圧をスイッチ回
路26を介して前記VCO23に帰還するPLL回路に
より構成される記録動作時に使用される基準クロック系
とを備えている。
【0021】このように構成されるディスク記録装置
は、パーソナルコンピュータ10によりディスクへのデ
ータ記録を行わせる操作が行われ、その操作に応じたコ
マンドが発生されて、そのコマンドがインタフェース8
を介してシステム制御回路15により認識されると、記
録動作が実行される。
【0022】記録動作が実行されると、システムクロッ
ク発生回路21は、信号同期手段20により基準クロッ
ク系が動作するようにスイッチ回路26が切り替えら
れ、基準クロックを発生する状態になり、図1の各回路
は基準クロックに同期して動作する状態になる。
【0023】光学ヘッド1はディスク再生を行うレーザ
ー出力によりディスクのプリグルーブ信号を読み取るよ
うに制御され、光学ヘッド1から読み取られたプリグル
ーブ信号はRFアンプ2により波形整形された後、ウォ
ブルデコーダ6によりウォブル成分が抽出され、そのウ
ォブル成分からATIP復調回路7によりATIPが復
調されるようになる。
【0024】パーソナルコンピュータ10からディスク
に記録されるべく出力されるデータは、インタフェース
8を介してエンコーダ11に供給され、該エンコーダ1
1によりディスクに記録するべき形態の記録データに変
調される。
【0025】光学ヘッド1のレーザービームによりトレ
ースされる位置がディスクの書き込み位置に来ると、エ
ンコーダ11からEFMフレーム単位で記録データが順
次出力され、その出力された記録データに対応するアド
レスを示すアドレスデータがシステム制御回路15内に
具備されるアドレスメモリ15aに順次更新されて記憶
される。
【0026】レーザー駆動回路14はエンコーダ11か
ら出力された記録データに基づいて光学ヘッド1のレー
ザー光源を駆動し、それにより記録データのディスクへ
の記録が行われてゆく。
【0027】ディスクの記録時において、システムクロ
ック発生回路21は基準クロックを発生しており、この
基準クロックに同期して記録データの記録が行われる。
【0028】ところで、パーソナルコンピュータ10か
ら出力されるデータの転送速度がディスクに記録される
記録データの書き込み速度に追いつかない状態となり、
エンコーダ11から出力されるデータ転送レートに比べ
てエンコーダ11に入力されるデータ転送レートが低速
になると、RAM12に備蓄されるデータ量が減少して
くる。
【0029】この状態が続くと、やがてRAM12に備
蓄されるデータ量がエンプティになり、このエンプティ
が発生すると、バッファアンダーラン判断手段17はバ
ッファアンダーランが発生する状態であると判断し、そ
の旨の判断出力を発生する。すると、記録制御手段18
によりディスクへの記録を中断する判断が行われ、エン
コーダ11から記録データが出力されるのが中断される
と共に、光学ヘッド1から書き込みビームが出射される
のが停止され、ディスクへの記録が中断される。
【0030】尚、バッファアンダーラン判断手段17に
よるバッファアンダーランが発生される状態であるとの
判断は、RAM12に備蓄されているデータ量の減少度
合に因り、該RAM12に備蓄されているデータ量が所
定量以下になったことでも行える。
【0031】ここで、エンコーダ11から記録データが
出力されるのが中断されると、記録中断の直前にエンコ
ーダ11から出力された記録データの最終フレームのア
ドレスに対応するアドレスデータがシステム制御回路1
5内のアドレスメモリ15aに記憶され、その記憶され
るアドレスデータはサブコードのQチャンネルデータ
(サブQデータ)の時間情報とその時間情報におけるE
FMフレームの何番目かを示すアドレス情報となってい
る。そして、信号同期手段20は、そのアドレスメモリ
15aに記憶されたアドレスデータによってディスクに
記録された最終フレームの記録データのアドレスがサブ
Qデータにおける時間情報が何時何分何フレームでその
時間情報における何番目のEFMフレームであるかを管
理している。
【0032】パーソナルコンピュータ10から次のデー
タが入力されると、アクセス制御手段16は中断される
直前までにディスクに記録された記録データをATIP
復調回路7により復調されるATIPによりアクセス
し、光学ヘッド1によるトレースを開始する。このトレ
ースは、例えばアドレスメモリ15aに記憶されている
アドレスデータに対応するATIPのアドレスの所定ブ
ロック手前から開始される。
【0033】このトレース中に記録データが記録される
ことによりディスクに形成されたピット信号を同時に読
み取り、このピット信号からEFMデータが得られるよ
うになると、システムクロック発生回路21は信号同期
手段20により基準クロックを発生する状態からEFM
データから再生されるチャンネルビットクロックを発生
する状態に切り替えられ、そのチャンネルビットクロッ
クに同期して図1の各回路が動作される状態になり、エ
ンコーダ11による変調処理もチャンネルビットクロッ
クに同期して行われる状態となる。
【0034】すなわち、システムクロック発生回路21
は、ディスク記録を行う状態において、エンコーダ11
に動作クロックとして記録用クロックとなる基準クロッ
クを供給し、エンコーダ11による記録データの同期処
理を行うべくディスクに記録済みの記録データの読み取
りが行われると、基準クロックを発生する状態からチャ
ンネルビットクロックを発生する状態に切り替えられ、
エンコーダ11に動作クロックとしてチャンネルビット
クロックを供給する。そして、このエンコーダ11に動
作クロックとしてチャンネルビットクロックが供給され
る状態は、後述するように、エンコーダ11の出力中断
が解除されて記録が再開されるまで継続される。
【0035】その為、エンコーダ11は記録中断中であ
っても常に動作クロックが供給されており、動作状態と
なっている。
【0036】ここで、エンコーダ11には、変調処理を
行うための内部RAM13が備えられており、その内部
RAM13は新たに入力される入力データに対して必要
なCIRCのインターリーブ長(EFMフレームで最大
108フレーム)を確保するために記録データの記録が
中断された際にCIRC処理に必要なデータが確保され
るようになっている。
【0037】エンコーダ11による変調処理がチャンネ
ルビットクロックに同期して行われる状態になると、デ
コーダ4により抽出されるサブコードの同期信号及びサ
ブコード復調回路5により復調されるサブQデータを用
いて信号同期手段20によりディスクに既に記録されて
いる記録データに対してエンコーダ11から出力する記
録データの同期が採られ、エンコーダ11はアドレスメ
モリ15aに記憶されたアドレスデータを参照して記録
制御手段18により記録中断の直前にディスクに記録さ
れた最終フレームの次フレームの記録データを出力する
のが待機される待機状態となる。
【0038】エンコーダ11が待機状態になると、アド
レスメモリ15aに記憶されたアドレスデータを参照し
て記録開始位置検出手段19によりディスクに記録デー
タが既に記録されている既記録領域直後の未記録領域の
先頭位置の検出が行われる。
【0039】この未記録領域の先頭位置の検出は、サブ
Qデータの時間情報とその時間情報におけるEFMフレ
ームの何番目であるかにより行われ、サブコードフレー
ム(EFMフレーム98単位分の集合)の単位まではサ
ブQデータにより検索し、EFMフレーム単位はフレー
ム同期信号により検索し、チャンネルビット単位はフレ
ーム同期信号を基準としてチャンネルビットクロックを
カウントすることによりディスクに記録された記録デー
タの最終フレームの末端を判断して行われる。
【0040】未記録領域の先頭位置の検出が行われる
と、システムクロック発生回路21は信号同期手段20
により即座にEFMデータに同期するチャンネルビット
クロックを発生する状態から基準クロックを発生する状
態に切り替えられ、その基準クロックがエンコーダ11
の動作クロックとして供給される状態になる。
【0041】ここで、システムクロック発生回路21
は、図2に示す構成であるので、スイッチ回路26が切
り替えられると、VCO23を制御する制御電圧は第1
LPF25あるいは第2LPF29が有する時定数のた
めに徐々に切り替えられた電圧に変化することになる。
その為、チャンネルビットクロックを発生する状態から
基準クロックを発生する状態への切り替えが行われる
と、システムクロック発生回路21から発生されるシス
テムクロックはチャンネルビットクロックから基準クロ
ックへと徐々に変化することになる。
【0042】チャンネルビットクロックから基準クロッ
クが発生される状態に切り替わると、記録制御手段18
により同時にエンコーダ11の出力中断状態が解除さ
れ、エンコーダ11から記録データが出力されるように
なり、ディスクへの記録が再開される。
【0043】この場合、信号同期手段20によりディス
クに既に記録されている記録データとエンコーダ11か
ら出力される記録データとの同期が採られており、ま
た、エンコーダ11からは記録が中断される直前までに
ディスクに記録された次のフレームの記録データが出力
される。
【0044】したがって、記録が中断される直前までに
ディスクに記録された最終の記録データに継ぎ目無く続
く位置から新たな記録データが記録されると共に、最終
の記録データのフレームに続くフレームの新たな記録デ
ータが記録される。
【0045】尚、上述の実施例においては、線速度一定
方式で記録されたディスクをその方式により回転制御さ
せることを想定した構成であるために記録動作時に使用
するシステムクロックとして基準クロックを発生するよ
うにしたが、線速度一定方式で記録されたディスクを角
速度一定方式で回転制御する場合、記録動作時に使用す
るシステムクロックとしてウォブルデコーダ6により抽
出されるウォブル成分に同期したクロックを発生するよ
うにすれば良い。
【0046】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、信号同期手段
によりエンコーダから出力する記録データの同期をとる
べくディスクに記録済みの記録データの読み取りが行わ
れると、システムクロック発生回路からエンコーダに供
給する動作クロックが記録用クロックからチャンネルビ
ットクロックに切り替えられ、エンコーダをチャンネル
ビットクロックに同期して変調処理動作させる状態で、
エンコーダに新たな入力データが入力された際にメモリ
に記憶されているデータを用いてディスクに記録済みの
記録データに対してエンコーダから出力する記録データ
の同期をとっているので、エンコーダによる変調処理時
にデータの並び替えが必要なインタリーブを施した記録
データにおいても記録開始位置が検出される以前に余裕
を持って記録中断の直前までにディスクに記録された最
終の記録データに続く新たな記録データをエンコーダか
ら出力させるのが待機される待機状態にすることが出
来、記録再開時に即座に、あるいは記録可能状態に立ち
上がる時間を見込んで早めにエンコーダから前記最終の
記録データに連続する記録データを出力することが出
来、この場合、記録開始位置が検出されるまでエンコー
ダに供給する動作クロックをチャンネルビットクロック
としているので、記録開始位置が検出されてディスクへ
の記録が再開される時点までエンコーダから出力される
記録データがディスクに記録済みの記録データに同期さ
れた状態が維持されており、ディスクへの記録が再開さ
れると、記録が中断される直前までにディスクに記録済
みの最終の記録データに続く位置から継ぎ目の発生を防
止して連続性を確保した記録データの追記が行える。
【0047】特に、記録中断中であってもエンコーダに
常に動作クロックを供給してエンコーダを動作状態とし
ているので、記録中断直前のエンコーダにおける記録デ
ータの処理状態をそのまま保持することが出来、インタ
リーブを施した記録データのエンコーダによる同期処理
に好適であると共に、記録中断中にエンコーダにデータ
が入力されると即座にそのデータをエンコーダにより処
理出来、エンコーダにデータが入力されてからエンコー
ダによる記録データの同期処理が行われるまでの時間が
短縮され、エンコーダにデータが入力されてから記録再
開可能な状態にするまでの準備期間を短縮するのに有利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク記録装置の一実施例とし
てCD−Rドライブの一例を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】システムクロック発生回路21の具体的な構成
を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 光学ヘッド 4 デコーダ 5 サブコード復調回路 6 ウォブルデコーダ 8 インタフェース 11 エンコーダ 13 内部RAM(メモリ) 14 レーザー駆動回路 15 システム制御回路 16 アクセス制御手段 17 バッファアンダーラン判断手段 18 記録制御手段 19 記録開始位置検出手段 20 信号同期手段 21 システムクロック発生回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インタリーブを施した記録データを記録
    するディスク記録装置において、入力データをディスク
    に記録すべき記録データに変調するエンコーダと、ディ
    スクへの記録データの記録中断及び記録再開を制御する
    記録制御手段と、該記録制御手段により記録中断が実行
    される際に記録中断後に新たにエンコーダに入力される
    入力データに対して必要なインタリーブ長を確保するべ
    くエンコーダにより記録データを生成処理するデータを
    記憶するメモリと、記録制御手段により記録再開の制御
    が行われる際に記録中断直前までに記録された記録デー
    タの終端に連続する位置をディスクの記録開始位置とし
    て検出する記録開始位置検出手段と、記録中断直前にデ
    ィスクに記録された記録データに連続する記録データを
    エンコーダから出力させるべくエンコーダによる記録デ
    ータの同期処理を行わせ、エンコーダから出力する記録
    データをディスクに記録された記録データに同期させる
    信号同期手段と、前記エンコーダの動作制御に用いられ
    る動作クロックとしてディスクに記録済みの記録データ
    を再生したチャンネルビットクロックとディスク記録時
    に使用される記録用クロックとを選択的に発生するシス
    テムクロック発生回路とを備え、該システムクロック発
    生回路は、信号同期手段によりエンコーダから出力する
    記録データの同期をとるべくディスクに記録済みの記録
    データの読み取りが行われると、エンコーダに供給する
    動作クロックを記録用クロックからチャンネルビットク
    ロックに切り替え、エンコーダをチャンネルビットクロ
    ックに同期して変調処理動作させる状態で、エンコーダ
    に新たな入力データが入力された際に前記メモリに記憶
    されているデータを用いて信号同期手段によりエンコー
    ダから出力する記録データをディスクに記録済みの記録
    データに同期させ、前記記録開始位置検出手段により記
    録開始位置が検出された時点でシステムクロック発生回
    路からエンコーダに供給する動作クロックをチャンネル
    ビットクロックから記録用クロックに切り替えると共
    に、前記エンコーダから記録データを出力するのを再開
    し、ディスクへの記録を再開するようにしたことを特徴
    とするディスク記録装置。
  2. 【請求項2】 前記システムクロック発生回路は、エン
    コーダによる記録データの同期処理を行うべくディスク
    に記録済みの記録データの読み取りが行われると、記録
    用クロックを発生する状態からチャンネルビットクロッ
    クを発生する状態に切り替えられ、そのチャンネルビッ
    トクロックを発生する状態をエンコーダの出力中断が解
    除されて記録が再開されるまで継続したことを特徴とす
    る請求項1記載のディスク記録装置。
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