JP2001175431A - 印刷制御装置、印刷装置及び印刷システム - Google Patents

印刷制御装置、印刷装置及び印刷システム

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JP2001175431A
JP2001175431A JP35653099A JP35653099A JP2001175431A JP 2001175431 A JP2001175431 A JP 2001175431A JP 35653099 A JP35653099 A JP 35653099A JP 35653099 A JP35653099 A JP 35653099A JP 2001175431 A JP2001175431 A JP 2001175431A
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JP35653099A
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Sukeyuki Ihara
祐之 井原
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IEEE1394で接続された機器で印刷を
するのに要する時間を短縮する。 【解決手段】 外部から入力した画像信号に画像処理を
施して、印刷データを生成するCPU23と、印刷デー
タ及び印刷データを受信することを要求するデータ伝送
コマンドを、IEEE(The Institute of Electrical
and ElectronicsEngineers)1394規格に準拠したパ
ケットに含めるとともに、出力するデータ伝送コマンド
に印刷追加情報(add_job)及び/又は印刷終了情報(c
lose_job)を付加してSTB3のデータ出力部13から
プリンタ装置5のデータ入力部31に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE
(The Institute of Electrical and ElectronicsEngin
eers)1394規格に準拠したインターフェースを介し
て接続されたプリンタ装置により画像を印刷するシステ
ムに用いて好適な印刷制御装置、プリンタ装置及び画像
印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE(The Institute of Electrica
l and Electronics Engineers)1394規格は、相互
接続して各機器に備えられているコネクタの物理的な規
格、電気的な規格等について定義している。このような
IEEE1394規格に準拠したインターフェイスを備
えた各機器は物理的に接続されることで高速にディジタ
ルデータの送受信、機器間の接続設定を自動的に行うH
ot Plug andPlay等を実現することがで
き、IEEE1394規格は、業界標準のシリアルイン
ターフェイス規格として普及している。
【0003】近年、このようなIEEE1394規格を
利用して、例えばネットワークを介してSTB(Set To
p Box)で受信した静止画像をプリンタ装置で印刷する
という提案がされている。
【0004】ここで、従来において、STBとプリンタ
装置との間でアシンクロナスパケットを送受信して印刷
データ(静止画像データ)をプリンタ装置で印刷すると
きの一例について図44を参照して説明する。
【0005】この図44によれば、先ずSTBは、プリ
ンタ装置側のサブユニットの状態等の情報を問い合わせ
るコマンド(SUBUNIT_INFO)を含むコマンドパケットC
101をプリンタ装置に送信し、これに対するレスポン
スパケットR101を受信してプリンタ装置であること
を認識する。
【0006】次に、データ伝送処理を開始する前におい
てSTBはプリンタ装置に対してジョブを追加するジョ
ブ制御コマンドを含むコマンドパケット(JOB_QUEUE)
C102を送信して静止画像を印刷するジョブが存在す
ることを示し、これに対するレスポンスパケットR10
2を受信する。
【0007】次に、STBは、プリンタ装置で印刷処理
をするときの印刷用紙の種類、大きさ、印刷品質、印刷
処理を行うときの色(白黒/カラー)、印刷位置等の印
刷処理設定を示すオペレーションモード(OPERATION_M
ODE)を指定するコマンドパケットC103をプリンタ
装置5に送信し、これに対するレスポンスパケットR1
03を得る。
【0008】そして、STBは、プリンタ装置に印刷デ
ータを伝送するためのプラグの設定を行う。すなわち、
STBは、先ず、受信側プラグの設定を行うようにプリ
ンタ装置にプラグ割り当て(ALLOCATE)コマンドを格納
したコマンドパケットC104を送信し、これに対する
レスポンスパケットR104を得る。
【0009】また、STBは、プリンタ装置で印刷を行
うための印刷データを含んだデータパケットを受信する
プラグを設定してデータパケットの送受信を行うことを
示すプラグ接続(ATTACH)コマンドを格納したコマンド
パケットC105を送信し、これに対するレスポンスパ
ケットR105を得る。
【0010】次に、STBは、印刷データの受信をプリ
ンタ装置に要求するキャプチャ(CUPTURE)コマンドを
含むコマンドパケットC106を送信する。これに応
じ、プリンタ装置は、すぐに結果をレスポンスを返信す
ることができないことを示すレスポンスパケット(inte
rim)R106aをSTBに送信する。
【0011】次に、プリンタ装置は、非同期で印刷デー
タをSTBから伝送するときのポートを示すoAPR
(output Asychronous Port Register)を設定する情報
を含むパケットS101をSTBに送信する。
【0012】次にSTBは、印刷データを格納したデー
タパケットS102を複数回に亘ってプリンタ装置に送
信する。
【0013】そして、全静止画像データの伝送が終了す
ると、STBは、送信側プラグのフローコントロールレ
ジスタのiAPR(input Asychronous Port Registe
r)に関する情報を含むコマンドパケットS103をプ
リンタ装置に送信する。
【0014】次に、プリンタ装置は、キャプチャコマン
ドを含むコマンドパケットC106を受け付けたこと
(accepted)を示すレスポンスパケットR106bをS
TBに送信する。
【0015】これに応じ、STBは、プリンタ装置5と
の接続を解除することを示す接続解除(DETACH)コマン
ドを含むコマンドパケットC107を送信し、プリンタ
装置からのレスポンスパケットR107を得る。
【0016】次に、STBは、解放(RELEASE)コマン
ドを含むコマンドパケットC108をプリンタ装置5の
プリンタ装置に送信し、プリンタ装置からのレスポンス
パケットR108を得る。
【0017】次に、STBは、静止画像を印刷するジョ
ブを示すシーケンスが終了したことを示すジョブ制御コ
マンドを含むコマンドパケット(JOB_QUEUE)C109
をプリンタ装置に送信し、これに対するレスポンスパケ
ットR109を得る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述した処理を行うプ
リンタ装置及びプリンタ装置に印刷処理を行わせる制御
装置であるSTBにおいては、印刷するジョブが存在し
ジョブを実行するときにはジョブを追加する旨のジョブ
追加情報(add_job)を含むコマンドパケットC
103をプリンタ装置に送信する。また、ジョブが終了
するときにはジョブを終了させる旨のジョブ終了情報
(close_job)を含むコマンドパケットC10
9をプリンタ装置に送信する。すなわち、従来におい
て、IEEE1394規格を利用してコントローラ(S
TB)とプリンタ装置との間で印刷処理を行うときに
は、明示的にジョブの追加、ジョブの終了の制御をする
必要があった。このようなジョブの制御は、単にシンプ
ルな絵柄の印刷を行う場合であっても、印刷データを伝
送する前には必ず行う必要があった。
【0019】しかし、例えばSTBにより画像表示装置
で画像を動画像を表示している場合において、ユーザが
動画像に含まれる一つのフレームをキャプチャしたいと
きには問題となる。すなわち、ユーザからの指示に応じ
て上述のジョブの制御を行うことにより、データ伝送を
開始するまでに時間を要し、コントローラ側で静止画像
を蓄積しておく必要がある。例えばコマンドパケットC
102をプリンタ装置に送信し、プリンタ装置からレス
ポンスパケットR102を送信する処理に要する時間は
最大で100mseconds程度かかり、この間ST
B側で静止画像を蓄積する必要があり、STB側の処理
負担が大きくなってしまう。
【0020】また、このようにプリンタ装置に画面表示
されている画像を印刷させるときにはテレビジョン装置
又はSTB側でプリンタ装置で印刷するときの設定等の
処理を行うことが多かったので、STBの処理負担が大
きくなっていた。
【0021】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みて提案されたものであり、印刷をするのに要する時
間を短縮することができる印刷制御装置、印刷装置及び
印刷システムを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明に係る印刷制御装置は、外部から入力した画像信号
に画像処理を施して、印刷データを生成する画像処理手
段と、上記画像処理手段で生成した印刷データ及び印刷
データを受信することを要求するデータ伝送コマンド
を、IEEE(The Institute of Electrical and Elec
tronics Engineers)1394規格に準拠したパケット
に含めて印刷装置に出力する入出力手段と、上記入出力
手段から出力するデータ伝送コマンドに印刷追加情報及
び/又は印刷終了情報を付加して印刷装置に出力するよ
うに制御する制御手段とを備えることを特徴とするもの
である。
【0023】また、本発明に係る印刷制御装置は、外部
から入力した画像信号に画像処理を施して、印刷データ
を生成する画像処理手段と、上記画像処理手段で生成し
た印刷データ及び印刷装置での印刷内容を制御する印刷
制御コマンドを、IEEE(The Institute of Electri
cal and Electronics Engineers)1394規格に準拠
したパケットに含めて印刷装置に出力する入出力手段
と、上記入出力手段から出力する印刷制御コマンドに印
刷追加情報を付加して印刷装置に出力するように制御す
る制御手段とを備えることを特徴とするものである。
【0024】また、本発明に係る印刷装置は、印刷制御
装置からの印刷データを用いて印刷処理をする印刷手段
と、IEEE(The Institute of Electrical and Elec
tronics Engineers)1394規格に準拠したパケット
に含まれて印刷データが上記印刷制御装置から入力され
るとともに、上記印刷制御装置からのIEEE1394
規格に準拠したコマンドパケットに応じてレスポンスパ
ケットを出力する入出力手段と、上記入出力手段からの
コマンドパケットに印刷追加情報が付加されたデータ伝
送コマンドが含まれているときには印刷追加処理に続い
てデータ受信処理をし、印刷終了情報が付加されたデー
タ伝送コマンドが含まれているときにはデータ受信処理
に続いてデータ伝送終了処理をする制御手段とを備える
ことを特徴とするものである。
【0025】本発明に係る印刷装置は、印刷制御装置か
らの印刷データを用いて印刷処理をする印刷手段と、I
EEE(The Institute of Electrical and Electronic
s Engineers)1394規格に準拠したパケットに含ま
れて印刷データが上記印刷制御装置から入力されるとと
もに、上記印刷制御装置からのIEEE1394規格に
準拠したコマンドパケットに応じてレスポンスパケット
を出力する入出力手段と、上記入出力手段からのコマン
ドパケットにデータ伝送開始情報が付加された印刷制御
コマンドが含まれているときには印刷設定処理に続いて
データ受信処理をする制御手段とを備えることを特徴と
するものである。
【0026】本発明に係る印刷システムは、外部から入
力した画像信号に画像処理を施して、印刷データを生成
する画像処理手段と、上記画像処理手段で生成した印刷
データ及び印刷データを受信することを要求するデータ
伝送コマンドを、IEEE(The Institute of Electri
cal and Electronics Engineers)1394規格に準拠
したパケットに含めて印刷装置に出力する第1の入出力
手段と、上記第1の入出力手段から出力するデータ伝送
コマンドに印刷追加情報及び/又は印刷追加情報を付加
して印刷装置に出力するように制御する第1の制御手段
とを備える印刷制御装置と、上記印刷制御装置からの印
刷データを用いて印刷処理をする印刷手段と、IEEE
1394規格に準拠したパケットに含まれて印刷データ
が上記印刷制御装置から入力されるとともに、上記印刷
制御装置からのIEEE1394規格に準拠したコマン
ドパケットに応じてレスポンスパケットを出力する第2
の入出力手段と、上記第2の入出力手段からのコマンド
パケットに印刷追加情報が付加されたデータ伝送コマン
ドが含まれているときにはデータ伝送受付処理に続いて
データ受信処理をし、印刷終了情報が付加されたデータ
伝送コマンドが含まれているときにはデータ受信処理に
続いてデータ伝送終了処理をする第2の制御手段とを備
える印刷装置とを備えることを特徴とするものである。
【0027】本発明に係る印刷システムは、外部から入
力した画像信号に画像処理を施して、印刷データを生成
する画像処理手段と、上記画像処理手段で生成した印刷
データ及び印刷装置での印刷内容を制御する印刷制御コ
マンドを、IEEE(The Institute of Electrical an
d Electronics Engineers)1394規格に準拠したパ
ケットに含めて印刷装置に出力する第1の入出力手段
と、上記第1の入出力手段から出力する印刷制御コマン
ドに印刷追加情報を付加して印刷装置に出力するように
制御する第1の制御手段とを備える印刷制御装置と、上
記印刷制御装置からの印刷データを用いて印刷処理をす
る印刷手段と、IEEE1394規格に準拠したパケッ
トに含まれて印刷データが上記印刷制御装置から入力さ
れるとともに、上記印刷制御装置からのIEEE139
4規格に準拠したコマンドパケットに応じてレスポンス
パケットを出力する第2の入出力手段と、上記第2の入
出力手段からのコマンドパケットに印刷追加情報が付加
されたデータ伝送コマンドが含まれているときにはデー
タ伝送受付処理に続いてデータ受信処理をし、印刷終了
情報が付加されたデータ伝送コマンドが含まれていると
きにはデータ受信処理に続いてデータ伝送終了処理をす
る第2の制御手段とを備える印刷装置とを備えることを
特徴とするものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0029】本発明を適用した画像印刷システムは、例
えば図1に示すように構成される。
【0030】この画像印刷システム1は、例えば通信衛
星を用いて放映されている動画像を受信するアンテナ2
と、受信した動画像データに所定の信号処理を施すST
B(Set Top Box)3と、動画像及び静止画像を表示す
るテレビジョン装置4と、画像を印刷して出力するプリ
ンタ装置5とからなる。
【0031】アンテナ2は、動画像を示す映像信号を受
信してSTB3に出力する。このアンテナ2で受信する
映像信号は、多チャンネルの映像信号が重畳されてな
り、動画像データが例えばMPEG(Moving Picture E
xperts Group)方式で圧縮されるとともに所定の暗号化
方式で暗号化されている。
【0032】テレビジョン装置4は、STB3を介して
NTSC(National Television System Committee)方
式の動画像データが入力されることで、動画像を表示す
る。また、このテレビジョン装置4は、HDTVである
ときにはSTB3からHD(High Definition)規格に
準じた動画像データが入力されることで、動画像を表示
する。また、このテレビジョン装置4は、STB3によ
り表示状態が制御され、静止画像や、その他の文字情報
等の表示も行う。
【0033】STB3は、図2に示すように、アンテナ
2で受信した映像信号に復調処理を施す復調部11と、
動画像データについて暗号解読処理を施すデスクランブ
ル部12と、IEEE1394規格に準拠したデータ変
換処理等を施すデータ出力部13と、所定のチャンネル
における動画像データを抽出する処理等を行うデマルチ
プレクサ部14と、画像メモリ15と、デコード処理等
を行うMPEG処理部16と、MPEG用メモリ17
と、テレビジョン装置4で画面表示するためのデータに
変換するNTSCエンコード部18と、表示制御部19
と、表示メモリ20と、ユーザからの指示が入力される
操作入力部21と、RAM(Random Access Memory)2
2と、各部を制御するCPU(Central Processing Uni
t)23とを備える。
【0034】このSTB3は、復調部11、デスクラン
ブル部12、データ出力部13、デマルチプレクサ部1
4、MPEG処理部16、操作入力部21、RAM2
2、CPU23がバスに接続され、CPU23により当
該バスを介して各部の処理動作を制御するように構成さ
れている。
【0035】復調部11は、アンテナ2から例えば動画
像ストリームを示すアナログ方式の映像信号が入力され
る。この復調部11は、アンテナ2からの映像信号に復
調処理及びA/D(analog to digital)変換処理を施
し、ディジタル方式の動画像データとしてデスクランブ
ル部12に出力する。また、この復調部11は、バスを
介してCPU23から制御信号が入力され、当該制御信
号に基づいて復調処理及びA/D変換処理を施す。
【0036】デスクランブル部12は、復調部11から
の動画像データについて暗号解読処理を行う。すなわ
ち、デスクランブル部12には、暗号化された動画像デ
ータが入力され、入力された動画像データの暗号化方式
に従って暗号解読処理を行う。そして、デスクランブル
部12は、暗号解読処理を施した動画像データをデータ
出力部13に出力する。このデスクランブル部12は、
バスを介してCPU23から制御信号が入力され、例え
ば制御信号に含まれる暗号鍵情報を用いて暗号解読処理
を行う。
【0037】データ出力部13は、例えばIEEE13
94規格に準じたインターフェイス回路からなり、CP
U23からの制御信号に応じて、デスクランブル部12
からの動画像データについてIEEE1394規格に準
じた信号処理を施すことにより、入力された動画像デー
タ又は静止画像データをIEEE1394規格に準じた
パケットに含める処理を行う。ここで、データ出力部1
3は、例えば動画像データ等の時間的に連続したデータ
を送信するときにはアイソクロナス(Isochronous)パ
ケットを生成し、プリンタ装置5で印刷処理をするため
の静止画像データ(印刷データ)、コマンド又は接続設
定をするためのデータ等の静的なデータを送信するとき
には図3に示すようなアシンクロナス(Asynchronous)
パケット100を生成する処理を行う。
【0038】また、このデータ出力部13は、CPU2
3から印刷命令を受けたときには、印刷ジョブを区別す
るための印刷ジョブID情報(print_job_ID)ととも
に、当該印刷ジョブID情報で特定される印刷ジョブを
データ入力部31側に登録するための印刷ジョブ追加情
報(add_job)又は印刷ジョブID情報印刷ジョブ終了
情報(close_job)を含むコマンドパケットを生成す
る。
【0039】図3に示すアシンクロナスパケット100
は、IEEE1394規格に準拠したヘッダ部101
と、データ部102とを有している。
【0040】ヘッダ部101には、パケット受信側のI
D、すなわちプリンタ装置5のIDを示す受信側ID
(destination_ID)、転送先ラベル(tl:transaction l
abel)、再送コード(rt:retry code)、転送コード(t
code:transaction code)、優先度(pri:priority)、
パケット送信側のID、すなわちSTB3のIDを示す
送信側ID(source_ID)、パケット受信側のメモリア
ドレスを示すdestination_offset、データフィールド長
(data_length)、拡張転送コード(extended_tcode:ex
tended transaction code)、ヘッダ部101に対する
CRCを示すヘッダCRC(header_CRC:CRC of header
field)が格納される。
【0041】また、データ部102には、FCP(Func
tion Control Protocol)及びAV/Cプロトコルに従
ったデータが格納されるデータフィールドと、ヘッダ部
102に対するCRCを示すデータCRC(data_CRC)
とが格納される。
【0042】データフィールドには、図4に示すよう
に、FCPに従った情報として、CTS(Command Tran
saction Set)と、コマンドタイプ(ctype:Command typ
e)と、パケット受信側のサブユニットの種類を示すサ
ブユニットタイプ(subunit_type)と、パケット受信側
のサブユニットのIDを示すサブユニットID(subuni
t_ID)とが格納される。ここで、パケット受信側のサブ
ユニットはプリンタ装置5のデータ入力部31が該当
し、パケット受信側のサブユニットの種類はプリンタ装
置5の場合には“00010”で表現される。
【0043】また、データフィールドには、サブユニッ
トIDに続いて、演算の種類を示すopecode、演算対象
となるoperand[0]〜operand[n]が格納され、プリンタ装
置5に送信する静止画像データ(data)や、プリンタ装
置5に対するAV/Cコマンド(command)が格納され
る。ここで、データフィールドに格納されるコマンド
は、プリンタ装置5を制御するAV/Cコマンドと称さ
れるコマンドセットに含まれるコマンドである。ここ
で、上記CTSは、FCPの種類を分類し、例えば送信
されるパケットがコマンドであるときに、その値が00
00ならば、データフィールドにはIEEE1394の
AV/C DigitalInterface Command Setで定義された
AV/Cコマンドがデータ部102に格納されている。
【0044】データ出力部13は、アイソクロナスパケ
ットを外部に出力するときには、アイソクロナスパケッ
トを規則的な間隔で送信する。
【0045】データ出力部13は、アシンクロナスパケ
ット100にプリンタ装置5で印刷する静止画像データ
を含めて送信するときには、図5に示すように、125
マイクロ秒のサイクル周期でアシンクロナスパケット1
00を送信する。ここで、データ出力部13は、先ず、
サイクルスタート(Cycle_start)を示すサイクルタイ
ムデータ(cycle_time_data)をヘッダ部101含んだ
アシンクロナスパケット100であるサイクルスタート
パケット111を送信し、所定時間のギャップを介して
例えば静止画像データを送る旨を示すキャプチャ(capt
ure)コマンドをデータ部102に含んだコマンドパケ
ット112を送信する。次に、データ出力部13は、キ
ャプチャコマンドを受信したプリンタ装置5に、データ
部102に静止画像データを格納したデータパケット1
13をサイクル周期ごとに送信する。
【0046】このとき、データ出力部13は、静止画像
データをプリンタ装置5に出力するときには、非同期ア
ービトレーション(Asynchronouse Arbitration)に従
う。すなわち、このデータ出力部13は、静止画像デー
タをプリンタ装置5に出力するときには、プリンタ装置
5からの応答にしたがって、静止画像データを含む各ア
シンクロナスパケット100を出力する。
【0047】具体的には、このデータ出力部13は、I
EEE1394規格に準じたシリアルバス管理のもと、
トランザクションレイヤ、リンクレイヤ、物理レイヤに
おける処理を行う。これにより、データ出力部13は、
CPU23からの制御にしたがって、プリンタ装置5と
の接続関係を設定するとともに、静止画像データと制御
情報であるオーバーヘッドとを含んだアシンクロナスパ
ケット100を生成して、IEEE1394規格に準じ
て接続されたプリンタ装置5にアシンクロナスパケット
100をサイクル周期ごとに送信することで時分割制御
する。
【0048】また、このデータ出力部13は、STB3
で受信した動画像データをそのままテレビジョン装置4
によりIEEE1394規格に準じた処理を行わずに表
示するときには、CPU23からの制御信号に基づい
て、デスクランブル部12からの動画像データをデマル
チプレクサ部14に出力する。
【0049】デマルチプレクサ部14は、データ出力部
13からの動画像データに重畳された複数のチャンネル
から、CPU23により指定されたチャンネルを選別す
るチャンネル選別処理を行って、指定されたチャンネル
を示す動画像データのみをMPEG処理部16に出力す
る。
【0050】また、このデマルチプレクサ部14は、C
PU23による制御により、輝度情報と色差情報とから
なる静止画像データがMPEG処理部16から入力さ
れ、当該静止画像データを画像メモリ15に格納して、
CPU23からの制御に応じてデータ出力部13に出力
する。
【0051】MPEG処理部16は、CPU23からの
制御信号に基づいて、デマルチプレクサ部14からの動
画像データについてMPEG規格に準拠したデコード処
理を行うことで非圧縮の動画像データとしてNTSC処
理部18に出力する。これにより、MPEG処理部16
は、動画像を構成する各フレームを輝度情報(Y)と色
差情報と(Cr、Cb)を含む画素データからなる画像
(以下、YCC画像と呼ぶ。)とする。このとき、MP
EG処理部16は、デコード処理の対象となる複数のフ
レーム単位の動画像データをMPEG用メモリ17に随
時記憶させながら作業領域として使用する。
【0052】ここで、MPEG処理部16は、輝度情報
Yと色差情報Crと色差情報Cbとの標本化周波数の比
を4:2:2、すなわち輝度情報Yに対して色差情報C
r、Cbを縦方向又は横方向において半分に削減した画
素フォーマットのYCC画像を生成する。また、このM
PEG処理部16は、輝度情報Yに対して色差情報C
r、Cbを縦方向及び横方向において半分に削減して、
4:2:0とした画素フォーマットのYCC画像を生成
する。ここで4:2:0の画素フォーマットでは、例え
ば奇数ラインが色差情報Cbを含まずに4:2:0の標
本化周波数の比となるとともに偶数ラインが色差情報C
rを含まずに4:0:2の標本化周波数の比となるが、
片方を代表して4:2:0と表現される。また、このM
PEG処理部16は、4:2:2又は4:2:0の画素
フォーマットのみならず、色差情報Cr、Cbを削減し
ない4:4:4の画素フォーマットのYCC画像も生成
しても良い。
【0053】また、MPEG処理部16は、CPU23
からの圧縮率等を示す制御信号に基づいて、NTSC処
理部18からの動画像データについてMPEG規格に準
拠したエンコード処理を行うことで時間軸方向及び空間
方向に動画像データを圧縮してデマルチプレクサ部14
に出力する。このとき、MPEG処理部16は、MPE
G用メモリ17にエンコード処理の対象となる複数のフ
レーム単位の動画像データを格納する処理を行う。
【0054】NTSC処理部18は、MPEG処理部1
6から入力された動画像データを、テレビジョン装置4
が画面表示可能なNTSC方式の動画像データとするよ
うにエンコード処理を行ってテレビジョン装置4に出力
する。
【0055】表示制御部19は、NTSC処理部18に
よりNTSC方式の動画像データをテレビジョン装置4
に表示するための処理を行う。このとき、表示制御部1
9は、表示メモリ20に処理の対象となるデータを随時
格納する。
【0056】具体的には、この表示制御部19は、テレ
ビジョン装置4に応じ、動画像データを構成するフレー
ム単位のテレビジョン装置4に表示するときの画像サイ
ズを例えばNTSC方式の720画素×480画素又は
HD(High Definition)方式の横1920画素×縦1
080画素とするように制御する処理を行う。このと
き、表示制御部19は、1画素のデータを生成すると
き、輝度信号Yと色差信号Crと色差信号Cbとの標本
化周波数の比を4:2:2の画素フォーマットで使用し
た16ビットの情報又は輝度信号Yと色差信号Crと色
差信号Cbとの標本化周波数の比を4:2:0の画素フ
ォーマットで使用した情報を用いてテレビジョン装置4
に出力する処理を行う。
【0057】更に、この表示制御部19は、上述したよ
うな方式でテレビジョン装置4に出力する場合のみなら
ず、図6に示すように、画像サイズ(pixel_x、pixel_
y)、走査方式(interlaced/progressive)、画素フォ
ーマット(pixel format)、画面縦横比(screen aspec
t ratio)、画素縦横比(pixel aspect ratio)、デー
タ量(image size)を定義したイメージタイプ(Image
Type)の画像を生成しても良い。この図6において、例
えばpixel_yが720画素、画素フォーマットが4:
2:2であって、画面縦横比が16:9であるイメージ
タイプを720_422_16×9と呼んでいる。ここ
で、表示制御部19は、米国で使用されているディジタ
ルTV放送方式のイメージタイプである720_422
_16×9及び720_420_16×9の画像も生成
可能となされている。また、この表示制御部19は、P
AL(Phase Alternation by Line)方式のイメージタ
イプである576_422_4×3及び522_420
_4×3の画像も生成可能となされている。
【0058】操作入力部21は、例えばSTB3に設け
られている操作ボタン等をユーザが操作することによ
り、操作入力信号を生成してCPU23に出力する。具
体的には、操作入力部21は、例えばユーザによりテレ
ビジョン装置4に表示されている動画像を一時停止して
プリンタ装置5により静止画像を印刷する旨の操作入力
信号を生成する。
【0059】CPU23は、例えば操作入力部21から
の操作入力信号に基づいて、STB3を構成する上述し
た各部を制御する制御信号を生成する。
【0060】CPU23は、例えばアンテナ2で受信し
た映像信号をテレビジョン装置4に表示するときには、
上述した復調部11、デスクランブル部12、データ出
力部13、デマルチプレクサ部14、MPEG処理部1
6に制御信号を出力することにより、動画像データに対
して復調、暗号解読処理、チャンネル選別処理、MPE
G規格に準拠したデコード処理を行うように制御する。
【0061】また、このCPU23は、操作入力部21
からの操作入力信号によりテレビジョン装置4に表示さ
れた動画像のうち、フレーム単位の静止画像を取り込む
ときには、操作入力信号が入力された時刻において表示
メモリ20に格納されているフレーム単位の静止画像デ
ータを画像メモリ15に読み込むように制御信号を生成
する。
【0062】更に、このCPU23は、静止画像データ
を生成した画像についてプリンタ装置5により印刷する
旨の操作入力信号が入力されたときには、デマルチプレ
クサ部14及びデータ出力部13を制御することによ
り、画像メモリ15に格納されたフレーム単位の静止画
像データであって、輝度情報Yと色差情報Cr、Cbと
からなるYCC画像を、IEEE1394規格に準拠し
たインターフェイス回路であるデータ出力部13を介し
てプリンタ装置5に出力するように制御する。
【0063】このとき、データ出力部13は、CPU2
3の制御により、静止画像データをプリンタ装置5に送
信するときには、図4に示したサブユニットIDに続い
て後述のキャプチャコマンドを格納したアシンクロナス
パケット100を送信することで、プリンタ装置5に静
止画像データを受信するキャプチャコマンドを送信す
る。
【0064】つぎに、プリンタ装置5について説明す
る。
【0065】プリンタ装置5は、図2に示すように、プ
リンタ装置5から静止画像データを入力するデータ入力
部31と、印刷制御プログラムが格納されたROM(Re
ad Only Memory)32と、被印刷物に印刷を行うプリン
トエンジン33と、RAM34と、構成する各部を制御
するCPU35とを備える。
【0066】データ入力部31は、例えばIEEE13
94規格に準じたインターフェイス回路からなり、CP
U35からの制御信号に応じて、STB3からアシンク
ロナスパケット100に含まれた静止画像データについ
てIEEE1394規格に準じた信号処理を施す。
【0067】具体的には、このデータ入力部31は、I
EEE1394規格に準じたシリアルバス管理のもと、
トランザクションレイヤ、リンクレイヤ、物理レイヤに
おける処理を行う。これにより、データ入力部31は、
アシンクロナスパケット100に含まれる静止画像デー
タをCPU35に出力する。
【0068】また、このデータ入力部31は、例えば光
ケーブル等を介してSTB3と機械的に接続されたとき
等において、プリンタ装置5とアシンクロナスパケット
100を送受信するための接続設定をSTB3のデータ
出力部13との間で行う。
【0069】プリントエンジン33は、被印刷物保持駆
動機構、プリンタヘッド、プリンタヘッド駆動機構等か
らなり、CPU35により制御され、被印刷物に静止画
像を印刷する。
【0070】CPU35は、上述のデータ入力部31、
プリントエンジン33を制御する制御信号を生成する。
このとき、CPU35は、ROM32に格納された印刷
制御プログラムにしたがって動作するとともに、RAM
34を作業領域としてその内容を制御する。
【0071】つぎに、STB3でプリンタ装置5の印刷
処理設定を行うときにデータ出力部13からデータ入力
部31に送信するオペレーションモードコマンドについ
て図7を参照して説明する。
【0072】図7に示すオペレーションモードコマンド
には、opcode(operation code:操作符号)としてオペ
レーションモード(OPERATION MODE)コマンドを示す情
報が16進数で“41”と表現されて格納される。続い
て、operand[0]には、上位1ビットに印刷ジョブ追加情
報(add_job)が格納され、残りのビットがrese
rvedとなされている。operand[1]にはリザルトコード情
報(result code)が格納され、operand[2]にはピクチ
ャ番号情報(next_pic)が格納され、operand[3]〜oper
and[4]にはページ番号情報(next_page)が格納され、o
perand[5]〜operand[16]には印刷ジョブID情報(prin
t_job_ID)が格納され、operand[17]〜operand[24]には
オペレーションモードパラメータ情報(operation_mode
_parameters)が格納され、operand[25]〜operand[29]
にはオペレーションモード任意追加パラメータ情報(op
eration_mode_optional_parameters)が格納され、oper
and[30]〜operand[32]がreservedとされる。
【0073】上記印刷ジョブ追加情報は、データ出力部
13により「1」又は「0」と記述され、「1」と記述
されたときには有効とされ、「0」と記述されたときに
は無効とされる。すなわちデータ出力部13は、印刷ジ
ョブの追加をデータ入力部31に通知するときには印刷
ジョブ追加情報のビットを「1」とし、通知しないとき
には印刷ジョブ追加情報のビットを「0」とする。
【0074】上記オペレーションモードパラメータ情報
(operation_mode_parameters)には、図8に示すよう
に、印刷用紙種類情報(media_type)、印刷用紙サイズ
情報(Media_size)、予備領域(reserved)、印刷品質
情報(Print_quality)、印刷色情報(Mono_color)、
印刷オフセット位置情報(offset)、レイアウト設定情
報(Layout_type)が格納される。
【0075】上記印刷用紙種類情報(media_type)は、
図9及び図10に示すように、各設定項目ごとに1ビッ
トが割り当てられ、複数の設定項目が順に並ぶ構成とな
っている。すなわち、device_dependent、Plain_paper
(普通紙)、Bond_paper(シール)、Special_paper
(専用紙)、Photo_paper(フォト用紙)、Transparenc
y_film(OHPフィルム)が順に並ぶような構成となっ
ており、各設定項目についてのビットがデータ出力部1
3又はデータ入力部31により立てられることで印刷用
紙の種類を指定する。また、印刷用紙種類情報は、ユー
ザが印刷用紙を特定せずに、プリンタ装置5側で最適な
印刷用紙の種類を選択させるときには、device_depende
ntについてのビットが立てられる。
【0076】上記印刷用紙サイズ情報(Media_size)
は、図11及び図12に示すように、device_dependen
t、A5(ISO and JIS A5)、A4(ISO an
d JIS A5)、B5(JIS B5)、Executive
(US Executive)、Letter(US Letter)、Legal
(US Legal)、Reserved、Hagaki(ハガキ)、Oufuku
_hagaki(往復ハガキ)、A6(ISO and JIS A
6 Card)、Index_4×6(USIndex Card 4"×6")、In
dex_5×8(US Index Card 5"×3")、A3(ISOA
3)、B4、Lagel_11×17、Commercial10_portrait
(US Commercial#10(portrait))、Commercial10_lan
dscape(US Commercial#10(landscape))、DL(Inter
national DL)、C6(International C6)、A2(US A
2)、Custom(Custom paper)が格納される。この印刷
用紙サイズ情報は、各設定項目についてのビットがデー
タ出力部13又はデータ入力部31により立てられるこ
とで印刷用紙のサイズを指定する。
【0077】また、上記印刷用紙サイズ情報(Media_si
ze)の他の例としては、図13、図14及び図15に示
すように、devece_dependent、otherが格納され、続い
て規格化されているletter(North American letter si
ze)、legal(North American legal size)、na_10×1
3_envelope(North American 10×13 envelope)、na_9
×12_envelope(North American 9×12 envelope)、na
_number_10_envelope(North American 10 business en
velope)、na_7×9_envelope(North American 7×
9)、na_9×11_envelope(North American 9×11)、na
_10×14_envelope(North American 10×14 envelop
e)、na_6×9_envelope(North American 6×9 envelop
e)、na_10×15_envelope(North American 10×15 env
elope)、a(engineering A)、b(engineering B)、c
(engineering C)、d(engineering D)、iso a0(ISO
A0)、iso a1(ISO A1)、iso a2(ISO A2)、iso a3
(ISO A3)、iso a4(ISO A4)、iso a5(ISO A5)、is
o a6(ISO A6)、iso a7(ISO A7)、iso a8(ISO A
8)、iso a9(ISO A9)、iso a10(ISO A10)、iso b0
(ISOB0)、iso b1(ISO B1)、iso b2(ISO B2)、iso
b3(ISO B3)、iso b4(ISOB4)、iso b5(ISO B5)、
iso b6(ISO B6)、iso b7(ISO B7)、iso b8(ISOB
8)、iso b9(ISO B9)、iso b10(ISO B10)、iso c0
(ISO C0)、iso c1(ISO C1)、iso c2(ISO C2)、is
o c3(ISO C3)、iso c4(ISO C4)、iso c5(ISO C
5)、iso c6(ISO C6)、iso c7(ISO C7)、iso c8(I
SO C8)、iso designated(ISO Designated Long)、ji
s b0(JIS B0)、jis b1(JIS B1)、jis b2(JIS B
2)、jis b3(JIS B3)、jis b4(JIS B4)、jis b5(J
IS B5)、jis b6(JIS B6)、jis b7(JIS B7)、jis b8
(JIS B8)、jis b9(JIS B9)、jis b10(JIS B10)、
index_4×6(North American Index Card 4"×6")、in
dex_5×8(North American Index Card 5"×8")、japa
nese_hagaki(Japanese Hagaki Postcard)、japanese_
ouhuku_hagaki(Japanese Ouhuku-Hagaki Postcard)が
順に格納される構成となっており、各設定項目について
のビットがデータ出力部13又はデータ入力部31によ
り立てられることで印刷用紙のサイズを指定する。
【0078】上記印刷品質情報(Print_quality)は、
図16及び図17に示すように、device_dependent、ec
onomy(速度優先)、normal(普通)、Best(画質優
先)が格納される。この印刷品質情報は、各設定項目に
ついてのビットがデータ出力部13又はデータ入力部3
1により立てられることで印刷品質を指定する。
【0079】上記印刷色情報(Mono_color)は、図18
及び図19に示すように、device_dependent、mono(白
黒印刷)、color(カラー印刷)が格納される。この印
刷色情報は、各設定項目についてのビットがデータ出力
部13又はデータ入力部31により立てられることで印
刷色を指定する。
【0080】また、上記印刷色情報(Mono_color)の他
の例としては、図20及び図21に示すように、device
_dependent、black_white(白黒印刷)、mono(白黒
(グレイスケール)印刷)、color(カラー印刷)が格
納される。
【0081】上記印刷オフセット位置情報(offset)
は、図22及び図23に示すように、Offset_top、Offs
et_leftが格納される。前記Offset_top及びOffset_left
は、16進数のX000〜X999の間で表現され、B
CD(binary coded decimal:2進化10進法システ
ム)を用いて2バイトでオフセット位置を指定する。こ
こで、上記Xが16進数の0のときは印刷用紙の内側方
向(プラス)の印刷開始位置を示し、8のときは印刷用
紙の外側方向(マイナス)の印刷開始位置を示し、下位
の3桁のうち2桁で整数を表現し残りの1桁で小数点以
下を表現する。これにより、印刷用紙の左上の原点位置
を上(top)、左(left)の紙端からの幅で00.0m
m〜99.9mmの範囲内で指定して印刷開始位置を指
定する。また、印刷オフセット位置情報は、16進数の
FFFFと表現されたときにはdevice_dependentとな
る。更に、この印刷オフセット位置情報は、subfunctio
nがオペレーションモード2パラメータの設定可能な範
囲を問い合わせるqualyであるときには設定可能な最大
値が格納される。
【0082】上記レイアウト設定情報(Layout_type)
は、図24及び図25に示すように、Layout_typeが4
バイトで格納される。このレイアウト設定情報は、16
進数の00000000〜0FFFFFFFの間で表現
されることでレイアウトの種類を示し、FFFFFFF
Fと表現されたときにはdevice_dependentとなる。
【0083】上記オペレーションモード任意追加パラメ
ータ情報(operation_mode_optional_parameters)に
は、図26に示すように、プリンタ装置5で印刷する印
刷用紙の種類を示すmedia_type、プリンタ装置5で印刷
する印刷用紙の寸法を示すmedia_size、プリンタ装置5
で印刷するときの印刷品質を示すprint_quality、mono_
colorが格納され、更にrendering_Intentが格納されて
いる。
【0084】つぎに、データ出力部13で生成してデー
タ入力部31に送信するキャプチャコマンドパケットに
ついて図27を参照して説明する。
【0085】キャプチャコマンドパケットには、opcode
(operation code:操作符号)としてキャプチャ(CAPT
URE)コマンドが16進数の「42」で表現されて格納
される。続いて、operand[0]として上位1ビットに、プ
リンタ装置5側に印刷ジョブを実行することを通知する
印刷ジョブ追加情報(add_job)が格納され、次の1ビ
ットに、印刷ジョブ追加情報で指定された印刷ジョブを
終了することをプリンタ装置5に通知する印刷ジョブ終
了情報(close_job)が格納され、続いてサブファンク
ション情報(subfunction)が格納される。
【0086】operand[1]には上位5ビットに送信側サブ
ユニットタイプ情報(source_subunit_type)、下位3
ビットに送信側サブユニットID情報(source_subunit
_ID)が格納され、operand[2]には送信側プラグ情報(s
ource_plug)が格納され、operand[3]にはリザルトコー
ド情報(result code)が格納され、operand[4]には受
信側プラグ情報(dest_plug)が格納される。続いて、
キャプチャコマンドには、operand[5]〜operand[16]に
は印刷ジョブID情報(print_job_ID)が格納され、op
erand[17]〜operand[20]にはデータサイズ情報(data_s
ize)が格納され、operand[21]〜operand[22]にはイメ
ージサイズ情報(image_size_x)が格納され、operand
[23]〜operand[24]にはイメージサイズ情報(image_siz
e_y)が格納され、operand[25]〜[26]としてイメージフ
ォーマット情報(image_format_specifier)が格納さ
れ、operand[27]〜operand[29]がreservedとされ、oper
and[30]には印刷処理するピクチャ番号を示すピクチャ
番号情報(next_pic)が格納され、operand[31]〜opera
nd[32]には印刷処理するページ番号を示すページ番号情
報(next_page)が格納される。この画像印刷システム
1において、ジョブ(job)とはデータ伝送処理及び印
刷処理全体で行う処理内容を示し、少なくとも一つのペ
ージからなる。ページ(page)とはジョブに含まれ、ジ
ョブで行う一つの印刷媒体(例えば印刷用紙)について
行う処理単位を示し、少なくとも一つのピクチャを含
む。また、ピクチャとはページに含まれ、各ページを分
割した処理単位、すなわち一つの印刷媒体に含まれる一
つの絵柄について行う処理単位を示す。
【0087】上記operand[0]に格納される情報は、図2
8に示すように構成されている。すなわち、上位2ビッ
トが印刷ジョブ追加情報(add_job)、印刷ジョ
ブ終了情報(close_job)とされ、下位4ビッ
トがサブファンクション情報となっている。サブファン
クション情報(subfunction)は、「0001」で表現
されデータ受信命令(receive)を示す情報、又は「0
011」で表現されデータ伝送中止命令(abort)を示
す情報、「0100」で表現されステータス情報要求命
令(get_status)を示す情報がある。データ出力部13
は、operand[0]に印刷ジョブの追加をデータ入力部31
に通知するときには印刷ジョブ追加情報のビットを
「1」とし、印刷ジョブの終了をデータ入力部31に通
知するときには印刷ジョブ終了情報のビットを「1」と
する。また、データ出力部13は、印刷ジョブの追加及
び印刷ジョブの終了を同時にデータ入力部31に通知す
るときにはoperand[0]の上位2ビットを「11」とす
る。
【0088】データ出力部13は、プリンタ装置5に印
刷データを受信する旨の要求をするときにはサブファン
クション情報(subfunction)を「0001(receiv
e)」とし、プリンタ装置5に印刷データの伝送を中止
することを通知するときには「0011(abort)」と
し、プリンタ装置5に印刷データの取得状態を問い合わ
せるときには「0100(get_status)」とする。な
お、上記「0001」、「0011」、「0100」以
外で表現された情報(other values)であるときには、
サブファンクション情報はReservedとなる。
【0089】上記送信側サブユニットタイプ情報(sour
ce_subunit_type)とはSTB3側でアシンクロナスパ
ケット100を送信するサブユニットの種類を示す情報
であり、上記送信側サブユニットID情報(source_sub
unit_ID)とはアシンクロナスパケット100を送信す
るサブユニットのIDであり、上記送信側プラグ情報
(source_plug)とはアシンクロナスパケット100を
送信するサブユニットのプラグ番号であり、上記受信側
プラグ情報(dest_plug)とはアシンクロナスパケット
100を受信するサブユニットのプラグ番号であり、上
記ジョブID情報(print_job_ID)とは一枚の静止画像
を印刷する処理(job)のIDであり、上記データ量情
報(data_size)とはプリンタ装置5で静止画像を印刷
するときにSTB3からプリンタ装置5に送信するデー
タ量であり、上記イメージサイズ情報(image_size_x)
とは図6に示したイメージタイプに対応したx方向の画
素数であり、上記イメージサイズ情報(image_size_y)
とはイメージタイプに対応したy方向の画素数であり、
上記イメージフォーマット情報(image_format_specifi
er)とは上記イメージタイプの名称である。また、上記
reservedは、任意のビット数で構成され、キャプチャコ
マンド全体のビット数を4の倍数とするために設けられ
る。このreservedを設けることで、IEEE1394規
格に準拠したパケットを伝送するときのデータ単位に好
適なビット数とされる。
【0090】上記イメージフォーマット情報(image_fo
rmat_specifier)は、図29に示すように、イメージタ
イプの名称が16進数の値(Value)で区別されてい
る。この図29において、イメージタイプの名称中の
“plane”は面順次でデータ出力部13からプリンタ装
置5に送信される静止画像であることを示し、“line”
は線順次でデータ出力部13からプリンタ装置5に送信
される静止画像であることを示す。
【0091】また、上記イメージフォーマット情報(im
age_format_specifier)には、図29に示すようにイメ
ージタイプの名称を記述する場合のみならず、図30に
示すように、16進数の値(Value、Sub-value)で表現
され、図29に示すイメージタイプとは異なり画素数に
関する情報を含まないイメージタイプの名称を格納して
も良い。このとき、プリンタ装置5で印刷する画素数
は、図27に示すキャプチャコマンドのoperand[21]〜
[22]に記述されているimage_size_x、operand[23]〜[2
4]に記述されているimage_size_yにより定義される。
【0092】例えば上記イメージフォーマット情報(im
age_format_specifier)のmsbに16進数で「00」
(Meaning:sRGB raw)と記述されているときには画像デ
ータをRGBデータとしてプリンタ装置5側に送信する
ことを示す。更に、上記image_format_specifierのms
bに16進数で「00」と記述され、lsbに16進数
で「00」(Type:sRGB raw)と記述されているときに
はRGBデータをR,G,B,R,G,B,・・・の順
で送信し、lsbに「01」(Type:sRGB raw,quadle
t)と記述されているときにはR,G,B,0,R,
G,B,0,・・・の順で送信する。すなわち、msb
に「00」と記述されているときには、BとRの間に0
データを送信することで、R,G,B,0を1単位の4
バイトデータとして送信する。
【0093】また、上記イメージフォーマット情報(im
age_format_specifier)のmsbに16進数で「01」
(Meaning:YCC raw)と記述されているときには、画像
データをYCCデータとしてプリンタ装置5側に送信す
ることを示す。更に、上記image_format_specifierのm
sbに16進数で「01」と記述され、lsbに16進
数で「0X(Xは不定数)」(Type:YCC4:2:2 raw/pixe
l)と記述されているときには輝度情報と色差情報を
4:2:2の画素フォーマットのデータを点順次(pixe
l)で送信し、lsbに「1X」(Type:YCC4:2:2 raw/l
ine)と記述されているときには4:2:2の画素フォ
ーマットのデータを線順次(line)で送信し、lsbに
16進数で「8X」(Type:YCC4:2:2 raw/pixel)と記
述されているときには輝度情報と色差情報を4:2:0
の画素フォーマットのデータを点順次(pixel)で送信
し、lsbに「9X」(Type:YCC4:2:0 raw/line)と記
述されているときには4:2:0の画素フォーマットの
データを線順次(line)で送信することを示す。
【0094】また、上記イメージフォーマット情報(im
age_format_specifier)のmsbに16進数で「01」
(Meaning:YCC raw)と記述され、lsbに16進数の
「X0〜XC」が記述されているときには、画素比(Pi
xel ratio 1.00×1.00、Pixel ratio 1.19×1.00又はPi
xel ratio 0.89×1.00)、色空間の指定(ITU-R(Inter
national Telecommunications Union-Radiocommunicati
on Sector) BT.709-2、ITU-R BT.601-4又はITU-R BT.1
203)、点順次(pixel)又は線順次(line)が指定され
てデータを送信する。更に、lsbに16進数の「X0
〜X4」が記述されているときにはインタレース画像を
送信することを示し、lsbに「X8〜XC」が記述さ
れているときにはプログレッシブ画像を送信することを
示す。更にまた、lsbに「X0〜X2」及び「X8〜
XA」が記述されているときにはITU−R BT.7
09−2に準拠したデータを送信することを示し、「X
3」及び「XB」が記述されているときにはITU−R
BT.601−4に準拠したデータを送信することを
示し、「X4」及び「XC」が記述されているときには
ITU−R BT.1203(PAL方式)に準拠した
データを送信することを示す。
【0095】更に、上記イメージフォーマット情報(im
age_format_specifier)のmsbに16進数で「10」
(Meaning:DCF Object)と記述されているときには、画
像データをディジタルカメラにおいて規定されたフォー
マット(DCF:Design rule for Camera Format)として
プリンタ装置5側に送信することを示す。更に、上記イ
メージフォーマット情報(image_format_specifier)の
msbに16進数で「10」と記述され、lsbに16
進数で「00」(Type:Exif2.1)と記述されているとき
には画像部分がJPEG形式で撮影状況や条件等を記録
したヘッダが付加されたExif形式のデータを送信す
ることを示す。また、lsbが16進数で「01」(Ty
pe:JFIF(JPEG File Interplay Format))と記述されて
いるときにはJFIF形式のデータを送信することを示
し、lsbが「02」(Type:TIFF(Tag Image File For
mat))と記述されているときにはTIFF形式のデータ
を送信することを示し、「0F」と(Type:JPEG(joint
photographic coding experts group))と記述されてい
るときにはJPEG形式で画像データをプリンタ装置5
側に送信することを示す。
【0096】更にまた、上記イメージフォーマット情報
(image_format_specifier)のmsbに16進数で「8
0〜8F」と記述されているときには、他のフォーマッ
トにしたがった形式で送信することを示し、更にlsb
に記述されている「00〜FF」で指定されたフォーマ
ットのデータを送信する。
【0097】更にまた、上記イメージフォーマット情報
(image_format_specifier)には、上述した例とは別に
msbに16進数で「FE」(Meaning:Special meanin
g)であってlsbがSTB3及びプリンタ装置5のプ
ラグに依存した「00」(Type:Unit Plug defined)、
データフォーマットを特定しない「01」(Don't car
e)を設定することができる。
【0098】つぎに、上述したキャプチャコマンドに従
って画像データをデータ出力部13からデータ入力部3
1に送信するときの一例について説明する。
【0099】データ出力部13は、キャプチャコマンド
を格納したアシンクロナスパケット100を送信して、
プリンタ装置5からのACK(acknowledge)を受信し
た後に、プリンタ装置5に静止画像データを含んだアシ
ンクロナスパケット100を送信する。
【0100】このとき、データ出力部13は、例えば図
29に示すイメージタイプが480_422_4×3で
あって、x方向に画素番号0〜画素番号719の番号が
付され、y方向にライン番号0〜ライン番号479が付
された画素からなり、静止画像をアシンクロナスパケッ
ト100に含めて面順次(plane)で静止画像データを
プリンタ装置5に送信するときには、図31に示すよう
な順序で画素データを送信する。
【0101】すなわち、データ出力部13は、アドレス
オフセット(address_offset)に続いてライン番号0に
含まれる画素番号0についての輝度情報Y0(L0)、
輝度情報Y1(L0)、色差情報Cb0(L0)、色差
情報Cr0(L0)を送信する。そして、データ出力部
13は、ライン番号0に含まれる画素番号719までの
画素データに続いて、次のライン番号1以降の輝度情報
及び色差情報を送信し、ライン番号479に含まれる画
素番号719までの画素データを送信することで1枚の
静止画像を示す静止画像データの送信を終了する。
【0102】また、データ出力部13は、イメージタイ
プが480_420_4×3であるときには、図32に
示すように、アドレスオフセット(address_offset)に
続いてライン番号0に含まれる画素番号0についての輝
度情報Y0(L0)、輝度情報Y1(L0)、輝度情報
Y0(L1)、輝度情報Y1(L1)を送信した後に、
画素番号0の画素データに含まれる色差情報Cb0(L
0)、色差情報Cr0(L0)、輝度情報Y2(L
0)、輝度情報Y3(L0)を送信する。そして、デー
タ出力部13は、ライン番号479に含まれる画素番号
719までの画素データを送信することで1枚の静止画
像を示す静止画像データの送信を終了する。
【0103】更に、データ出力部13は、イメージタイ
プが480_422_4×3である静止画像データをア
シンクロナスパケット100に含めて線順次(line)で
送信するときには、図33に示すように、アドレスオフ
セット(address_offset)に続いてライン番号0につい
ての輝度情報Y0(L0)、輝度情報Y1(L0)、輝
度情報Y2(L0)、輝度情報Y3(L0)、・・・、
輝度情報Y719(L0)まで送信した後に、ライン番
号0についての色差情報Cb0(L0)、色差情報Cr
0(L0)、・・・、色差情報Cb718(L0)、色
差情報Cr718(L0)を送信し、続いてライン番号
1以降の輝度情報及び色差情報を送信し、ライン番号4
79の色差情報Cr718(L479)を送信すること
で静止画像データの送信を終了する。
【0104】更にまた、データ出力部13は、イメージ
タイプが480_420_4×3である静止画像データ
をアシンクロナスパケット100に含めて線順次(lin
e)で送信するときには、図34に示すように、先ずラ
イン番号0の輝度情報Y0(L0)〜輝度情報Y719
(L0)を送信し、続いてライン番号1の輝度情報Y0
(L1)〜輝度情報Y719(L1)を送信し、続いて
ライン番号0の色差情報Cb0(L0)、色差情報Cr
0(L0)〜色差情報Cb718(L0)、色差情報C
r718(L0)を送信して、ライン番号0及びライン
番号1の画素データの送信を行い、続いてライン番号2
以降の輝度情報及び色差情報を送信し、色差情報Cb7
18(L478)、色差情報Cr718(L478)ま
で送信することで静止画像データの送信を終了する。
【0105】つぎに、プリンタ装置5で行う印刷制御プ
ログラムにしたがった処理内容を図35のフローチャー
トを参照して説明する。
【0106】この図35によれば、先ずステップST1
において、プリンタ装置5のデータ入力部31は、デー
タ出力部13からIEEE1394規格に準じて生成さ
れたパケットを入力する。このとき、データ入力部31
は、IEEE1394規格に準拠したトランザクション
レイヤ、リンクレイヤ、物理レイヤにおける処理を行う
ことで、輝度情報Yと色差情報Cr、CbとからなるY
CC画像である静止画像データを抽出する。
【0107】次のステップST2において、CPU35
は、テレビジョン装置4の画面全体に表示されているも
のすべてを印刷するためのスクリーンダンプ処理を行
う。
【0108】次のステップST3において、CPU35
は、上述のステップST2でスクリーンダンプ処理がな
された静止画像データについて、ラスタ処理を行う。す
なわち、CPU35は、静止画像データをプリントエン
ジン33に転送するためのドット形式に変換する処理を
行う。
【0109】次のステップST4において、CPU35
は、上述のステップST3でラスタ処理がなされた静止
画像データについて、拡大/縮小処理を行う。すなわ
ち、このCPU35は、印刷するときの静止画像の大き
さを例えばユーザにより指定された範囲内で変化させる
ような処理を行う。
【0110】次のステップST5において、CPU35
は、上述のステップST4で拡大/縮小処理がなされた
静止画像データについて、色調整処理を行うことで、輝
度情報と色差情報とからなる静止画像データを、R(Re
d)、G(Green)、B(Blue)からなる印刷データとす
る。
【0111】次のステップST6において、CPU35
は、色調整がなされ、RGBからなる印刷データを、シ
アン、マゼンタ、イエローの各色に変換する処理を行う
ことで、各ドットにおけるシアン、マゼンタ、イエロー
の割合を決定し、ステップST7でディザ処理を行う。
【0112】そして、ステップST8において、CPU
35は、ディザ処理を施して得た印刷データをプリント
エンジン33に出力することで、プリントエンジン33
を駆動させ被印刷物に画像を描く印刷処理を行う。
【0113】このように構成された画像印刷システム1
において、STB3で受信した画像データをプリンタ装
置5により印刷するときのCPU23の処理について図
36を参照して説明する。
【0114】図36に示すフローチャートによれば、先
ず、ステップST11において、STB3のCPU23
は、ユーザがSTB3に備えられた操作ボタンを操作さ
れることで、テレビジョン装置4に表示された動画像を
フリーズする旨の操作入力信号が入力される。これに応
じて、CPU23は、NTSC処理部18からテレビジ
ョン装置4への動画像データの出力を停止させるように
表示制御部19を制御することで、テレビジョン装置4
に静止画像を表示させる。
【0115】次のステップST12において、CPU3
5は、上述のステップST11においてフリーズされ、
テレビジョン装置4に表示されているフレーム単位の静
止画像データを選択してプリンタ装置5で印刷する旨の
操作入力信号が操作入力部21から入力されたときに
は、表示メモリ20に格納されたフレーム単位の静止画
像データを画像メモリ15に読み込むように表示制御部
19、MPEG処理部16、デマルチプレクサ部14を
制御する。これにより、CPU23は、輝度情報Yと色
差情報Cr、Cbとからなる静止画像データを画像メモ
リ15に格納する。
【0116】次のステップST13において、CPU3
5は、STB3とプリンタ装置5との間でIEEE13
94規格に準じた接続設定を行うようにデータ出力部1
3を制御する。すなわち、データ出力部13は、CPU
23から接続設定を行う旨の制御信号が入力されたとき
には、コマンドパケットを生成してデータ入力部31と
の間でプラグの認識を行う。このとき、データ出力部1
3は、プリンタ装置5のデータ入力部31が上記送信側
プラグを示す情報を格納したコマンドパケットを送信す
る。そして、プリンタ装置5のデータ入力部31は、送
信側プラグを示す情報を認識して非同期接続する受信側
プラグを示す情報を格納したコマンドパケットをデータ
出力部13に送信する。これにより、データ出力部13
は、プリンタ装置5のデータ入力部31の受信側プラグ
を示す情報を認識し、データ入力部31は、STB3の
データ出力部13の送信側プラグを示す情報を認識す
る。
【0117】次のステップST14において、CPU2
3は、プリンタ装置5に静止画像を印刷するときの印刷
サイズ、印刷方向、印刷位置、印刷枚数を要求する。
【0118】次のステップST15において、CPU2
3は、プリンタ装置5で印刷するための静止画像データ
をプリンタ装置5に出力するようにデマルチプレクサ部
14及びデータ出力部13を制御することで、画像メモ
リ15に格納された静止画像データを含むデータパケッ
トを生成してプリンタ装置5に送信させる。
【0119】そして、プリンタ装置5は、受信側プラグ
を示す情報を含む複数のデータパケットを受信すること
で、静止画像データの全データを受信したと判定した
ら、上述の図35に示す処理をCPU35により行うこ
とで静止画像データが示す画像を、指定された印刷サイ
ズ等に従って印刷処理を行う。
【0120】つぎに、STB3とプリンタ装置5との間
でアシンクロナスパケット100を送受信して印刷デー
タ(静止画像データ)をプリンタ装置5で印刷するとき
の一例について図37を参照して説明する。
【0121】この図37によれば、先ずSTB3のデー
タ出力部13は、プリンタ装置5側のサブユニット(デ
ータ入力部31)の状態等の情報を問い合わせるコマン
ド(SUBUNIT_INFO)を含むコマンドパケットC1をデー
タ入力部31に送信し、これに対するレスポンスパケッ
トR1を受信する。これにより、データ出力部13は、
データ送信先がプリンタ装置であることを認識する。
【0122】次に、データ出力部13は、データ入力部
31に印刷データを伝送するためのプラグの設定を行
う。すなわち、STB3は、先ず、受信側プラグの設定
を行うようにデータ入力部31にプラグ割り当て(ALLO
CATE)コマンドを格納したコマンドパケットC2を送信
し、これに対するレスポンスパケットR2を得る。
【0123】次に、データ出力部13は、プリンタ装置
5で印刷を行うための印刷データを含んだデータパケッ
トを受信するプラグを設定してデータパケットの送受信
を行うことを示すプラグ接続(ATTACH)コマンドを格納
したコマンドパケットC3を送信し、これに対するレス
ポンスパケットR3を得る。
【0124】次に、データ出力部13は、サブファンク
ション情報をデータ受信命令(receive)を示す情報と
することで印刷データの受信をデータ入力部31に要求
するキャプチャ(CUPTURE)コマンドを含むコマンドパ
ケットC4を送信する。ここで、データ出力部13は、
印刷ジョブ追加情報のビットを「1」とし印刷ジョブ終
了情報のビットを「1」とする(add_job=1 Close_job
=1)。また、コマンドパケットC4には、データ出力部
13側の送信側プラグを示す情報(source_plug)が格
納される。これにより、データ入力部31は、データ出
力部13の送信側プラグを認識する。
【0125】コマンドパケットC4を受信したデータ入
力部31は、キャプチャコマンドに含まれる印刷ジョブ
を受け付けるジョブ受付処理を行い、印刷ジョブ追加情
報を解釈してデータ伝送が開始することを認識するジョ
ブ追加処理(ステップST21)を行い、ジョブ追加受
付処理の後にキャプチャコマンドを解釈してデータ伝送
を行う印刷ジョブID情報等を認識するキャプチャコマ
ンド受付処理(ステップST22)を行う。そして、デ
ータ入力部31は、ジョブ追加受付処理及びキャプチャ
コマンド受付処理を終了したことを示すレスポンスパケ
ット(interim)R4aをデータ出力部13に送信す
る。
【0126】ここで、データ入力部31は、ジョブ追加
受付処理又はキャプチャコマンド受付処理に失敗して後
段の処理を継続できないときには、失敗した理由を記述
したリザルトコード(Result Code)を付加したレスポ
ンスパケットをデータ出力部13に送信する。なお、ジ
ョブ追加受付処理及び後述のジョブ終了受付処理を含む
ジョブ制御関連処理に失敗したときのレスポンスパケッ
トの生成、キャプチャコマンド及びオペレーションモー
ドコマンドの受付や各コマンドに従った処理を含むコマ
ンド制御関連処理に失敗したときのレスポンスパケット
の生成については後述する。
【0127】次に、データ入力部31は、非同期で印刷
データをデータ出力部13から伝送するときのポートを
示すoAPR(output Asychronous Port Register)を
設定する情報を含むパケットS1をデータ出力部13に
送信する。ここで、パケットS1には、データ入力部3
1の受信側プラグを示す情報(dest_plug)が格納され
る。このとき、データ入力部31は、認識した送信側プ
ラグ情報を含むパケットS2を送信する。そして、デー
タ出力部13はデータ入力部31の受信側プラグを認識
する。
【0128】次にデータ出力部13は、印刷データを格
納したデータパケットS2をデータ入力部31に送信す
る。ここで、データ出力部13は、印刷データを所定デ
ータ量に分割し、複数のデータパケットS2を送信す
る。
【0129】そして、全印刷データの伝送が終了する
と、データ出力部13は、送信側プラグのフローコント
ロールレジスタのiAPR(input Asychronous Port R
egister)に関する情報を含むコマンドパケットS3を
データ入力部31に送信する。
【0130】次に、データ入力部31は、キャプチャコ
マンドを含むコマンドパケットC4を受け付けたこと
(accepted)を示すレスポンスパケットR4bをデータ
出力部13に送信する。
【0131】これに応じ、データ出力部13は、プリン
タ装置5との接続を解除することを示す接続解除(DETA
CH)コマンドを含むコマンドパケットC5を送信し、デ
ータ入力部31からのレスポンスパケットR5を得る。
【0132】次に、データ出力部13は、解放(RELEAS
E)コマンドを含むコマンドパケットC6をプリンタ装
置5のデータ入力部31に送信し、データ入力部31か
らのレスポンスパケットR6を得る。
【0133】次に、データ入力部31では、上述のコマ
ンドパケットC4に含まれている印刷ジョブ終了情報
(Close_job)のビットが「1」であったことに応じ
て、印刷ジョブ終了処理を行う(ステップST23)。
【0134】次に、データ入力部31は、印刷ジョブ終
了処理を行った後に、図35に示した印刷処理を行うよ
うにCPU35を制御する(ステップST24)。
【0135】つぎに、繰り返してキャプチャコマンドを
データ出力部13からデータ入力部31に出力して複数
のジョブを実行するときの処理について図38を参照し
て説明する。なお、以下の説明では、図37で説明した
コマンドパケット及びレスポンスパケットについては同
一符号を付することでその詳細な説明を省略する。
【0136】この図38によれば、先ずSTB3のデー
タ出力部13は、コマンド(SUBUNIT_INFO)を含むコマ
ンドパケットC1をデータ入力部31に送信し、これに
対するレスポンスパケットR1を受信する。
【0137】次に、データ出力部13は、データ入力部
31にプラグ割り当て(ALLOCATE)コマンドを格納した
コマンドパケットC2を送信し、これに対するレスポン
スパケットR2を得る。
【0138】また、データ出力部13は、プラグ接続
(ATTACH)コマンドを格納したコマンドパケットC3を
送信し、これに対するレスポンスパケットR3を得る。
【0139】次に、データ出力部13は、データ受信命
令(receive)を含むキャプチャ(CUPTURE)コマンドを
含んだコマンドパケットC11を送信する。ここで、デ
ータ出力部13は、印刷ジョブ追加情報のビットを
「1」とし、印刷ジョブ終了情報のビットを「0」とす
る(add_job=1 Close_job=0)。
【0140】データ入力部31は、ジョブ受付処理、ジ
ョブ追加処理(ステップST21)、を行い、キャプチ
ャコマンド受付処理(ステップST22)を行う。そし
て、データ入力部31は、ジョブ追加受付処理及びキャ
プチャコマンド受付処理を終了したことを示すレスポン
スパケット(interim)R11aをデータ出力部13に
送信する。
【0141】ここで、データ入力部31は、ジョブ追加
受付処理又はキャプチャコマンド受付処理に失敗して後
段の処理を継続できないときには、失敗した理由を記述
したリザルトコード(Result Code)を付加したレスポ
ンスパケットをデータ出力部13に送信する。
【0142】次に、データ入力部31は、非同期で印刷
データをデータ出力部13から伝送するときのポートを
示すoAPR(output Asychronous Port Register)を
設定する情報を含むパケットS11をデータ出力部13
に送信する。
【0143】次にデータ出力部13は、印刷データを格
納したデータパケットS12をデータ入力部31に送信
する。ここで、データ出力部13は、印刷データを所定
データ量に分割し、複数のデータパケットS12を順次
送信する。
【0144】そして、全印刷データの伝送が終了する
と、データ出力部13は、送信側プラグのフローコント
ロールレジスタのiAPR(input Asychronous Port R
egister)に関する情報を含むコマンドパケットS13
をデータ入力部31に送信する。
【0145】次に、データ入力部31は、コマンドパケ
ットC11を受け付けたこと(accepted)を示すレスポ
ンスパケットR11bをデータ出力部13に送信する。
【0146】次に、データ出力部13は、レスポンスパ
ケットR11bを受信すると、次の印刷ジョブが存在す
るか否かを判定し、印刷ジョブが存在すると判定したと
きには、更にキャプチャコマンドC21をデータ入力部
31に送信する。ここで、データ出力部13は、印刷ジ
ョブ追加情報及び印刷ジョブ終了情報のビットをともに
「0」としたキャプチャコマンドC21を作成してデー
タ入力部31に送信する。
【0147】キャプチャコマンドC21を受信したデー
タ入力部31では、コマンド受付処理をし印刷ジョブ追
加情報及び印刷ジョブ終了情報のビットがともに「0」
であることに応じて、キャプチャコマンド受付処理を行
って(ステップST22)、レスポンスパケットR21
aをデータ出力部13に送信する。
【0148】ここで、データ入力部31は、キャプチャ
コマンド受付処理に失敗して後段の処理を継続できない
ときには、失敗した理由を記述したリザルトコード(Re
sultCode)を付加したレスポンスパケットをデータ出力
部13に送信する。
【0149】次に、データ入力部31はoAPR(outp
ut Asychronous Port Register)を設定する情報を含む
パケットS21をデータ出力部13に送信し、データ出
力部13は複数回に亘るデータパケットS22、iAP
R(input Asychronous PortRegister)に関する情報を
含むコマンドパケットS23をデータ入力部31に送信
する。これに応じ、データ入力部31は、コマンドパケ
ットC21を受け付けたこと(accepted)を示すレスポ
ンスパケットR21bをデータ出力部13に送信する。
【0150】ここで、データ出力部13では、更に複数
の印刷ジョブが存在するときには、複数回に亘って印刷
ジョブ追加情報及び印刷ジョブ終了情報のビットが
「0」のキャプチャコマンドC21(add_job=0、Close
_job=0)を送信する処理からレスポンスパケットR21
bを受信するまでの処理を繰り返すことで、データ出力
部13からデータ入力部31に複数の印刷ジョブに対応
する印刷データの伝送を行う。
【0151】そして、データ出力部13は、最終の印刷
ジョブが存在すると判定したときには、印刷ジョブ追加
情報のビットを「0」とし、印刷ジョブ終了情報のビッ
トを「1」としたキャプチャコマンドC31を作成して
データ入力部31に送信する。これに応じ、データ入力
部31では印刷ジョブ終了情報のビットが「1」である
ことに応じて、ジョブ受付処理(ステップST21)、
キャプチャコマンド受付処理(ステップST22)を行
って、レスポンスパケットR31aをデータ出力部13
に送信する。
【0152】次に、データ入力部31はoAPR(outp
ut Asychronous Port Register)を設定する情報を含む
パケットS31をデータ出力部13に送信し、データ出
力部13は複数回に亘るデータパケットS32、iAP
R(input Asychronous PortRegister)に関する情報を
含むコマンドパケットS33をデータ入力部31に送信
する。これに応じ、データ入力部31は、コマンドパケ
ットC31を受け付けたこと(accepted)を示すレスポ
ンスパケットR31bをデータ出力部13に送信する。
【0153】これに応じ、データ出力部13は、接続解
除(DETACH)コマンドを含むコマンドパケットC5を送
信してレスポンスパケットR5を得、解放(RELEASE)
コマンドを含むコマンドパケットC6をデータ入力部3
1に送信してデータ入力部31からのレスポンスパケッ
トR6を得る。
【0154】次に、データ入力部31では、上述のコマ
ンドパケットC31に含まれいている印刷ジョブ終了情
報(Close_job)のビットが「1」であったことに応じ
て、印刷ジョブ終了処理を行う(ステップST23)。
【0155】次に、データ入力部31は、印刷ジョブ終
了処理を行った後に、図36に示した印刷処理を行うよ
うにCPU35を制御する(ステップST24)。
【0156】つぎに、STB3とプリンタ装置5との間
でアシンクロナスパケット100を送受信して印刷デー
タ(静止画像データ)をプリンタ装置5で印刷するとき
の他の一例について図39を参照して説明する。なお、
以下の説明では、既に説明したコマンドパケット及びレ
スポンスパケットについては同一符号を付することでそ
の詳細な説明を省略する。
【0157】この図39によれば、先ずデータ出力部1
3は、コマンド(SUBUNIT_INFO)を含むコマンドパケッ
トC1をデータ入力部31に送信し、これに対するレス
ポンスパケットR1を受信する。
【0158】次に、データ伝送処理を開始する前におい
てデータ出力部13はオペレーションモードコマンド
(OPERATION_MODE)に印刷ジョブ追加情報(add_j
ob)のビットを「1」としたコマンドパケット(OPER
ATION_MODE(add_job))C41を送信して静止
画像を印刷するジョブがあることを示すとともに、印刷
設定を行うことを要求する。
【0159】コマンドパケットC2に対し、データ入力
部31は、ジョブ受付処理をすることで印刷ジョブ追加
情報を解釈して、データ伝送が開始することを認識する
ジョブ追加処理を行い(ステップST21)、ジョブ追
加処理の後にオペレーションモードコマンドを解釈して
内部の印刷設定処理を行う(ステップST31)。そし
て、データ入力部31は、ジョブ追加処理及び印刷設定
処理を終了したことを示すレスポンスパケットR41を
データ出力部13に送信する。ここで、データ入力部3
1は、FCPフレームに含まれるコマンドタイプ(ct
ype)を参照して、コマンドパケットC41がデータ
出力部13から印刷設定を設定するコマンドか、印刷設
定を問い合わせるコマンドかを判定して、印刷設定処理
を行う。
【0160】ここで、データ入力部31は、ジョブ追加
処理又はコマンド受付処理に失敗して後段の処理を継続
できないときには、失敗した理由を記述したリザルトコ
ード(Result Code)を付加したレスポンスパケットを
データ出力部13に送信する。
【0161】そして、データ出力部13は、プラグ割り
当て(ALLOCATE)コマンドを格納したコマンドパケット
C2を送信してこれに対するレスポンスパケットR2を
得、プラグ接続(ATTACH)コマンドを格納したコマンド
パケットC3を送信してこれに対するレスポンスパケッ
トR3を得る。
【0162】次に、データ出力部13は、サブファンク
ション情報をデータ受信命令(receive)を格納するこ
とで印刷データの受信をデータ入力部31に要求するキ
ャプチャ(CUPTURE)コマンドを含むコマンドパケット
C42を送信する。ここで、データ出力部13は、印刷
ジョブ追加情報のビットを「0」とし印刷ジョブ終了情
報のビットを「1」とする。
【0163】キャプチャコマンドC42を受信したデー
タ入力部31は、ジョブ受付処理(ステップST21)
をすることで印刷ジョブ追加情報を解釈して、データ伝
送処理が終了した後に追加のジョブが無いことを認識す
るとともに、印刷ジョブ終了情報を解釈してデータ伝送
処理が終了した後に印刷ジョブ終了処理を行って印刷処
理を行うことを認識する。次いでデータ入力部31は、
キャプチャコマンド受付処理(ステップST22)を行
って、印刷ジョブ終了情報及びキャプチャコマンドを認
識したことを示し、暫定情報(interim)を格納したレ
スポンスパケットR42aをデータ出力部13に送信す
る。
【0164】ここで、データ入力部31は、キャプチャ
コマンド受付処理に失敗して後段の処理を継続できない
ときには、失敗した理由を記述したリザルトコード(Re
sultCode)を付加したレスポンスパケットをデータ出力
部13に送信する。
【0165】次に、データ入力部31は、oAPR(ou
tput Asychronous Port Register)を設定する情報を含
むパケットS1をデータ出力部13に送信し、データ出
力部13は、印刷データを格納したデータパケットS2
をデータ入力部31に送信し、全静止画像データの伝送
が終了すると、iAPR(input Asychronous Port Reg
ister)に関する情報を含むコマンドパケットS3をデ
ータ入力部31に送信する。
【0166】次に、データ入力部31は、キャプチャコ
マンドを含むコマンドパケットC42を受け付けたこと
(accepted)を示すレスポンスパケットR42bをデー
タ出力部13に送信する。
【0167】これに応じ、データ出力部13は、接続解
除(DETACH)コマンドを含むコマンドパケットC5を送
信してレスポンスパケットR5を得、解放(RELEASE)
コマンドを含むコマンドパケットC6をデータ入力部3
1に送信してデータ入力部31からのレスポンスパケッ
トR6を得る。
【0168】次に、データ入力部31では、上述のコマ
ンドパケットC42に含まれいている印刷ジョブ終了情
報(Close_job)のビットが「1」であったことに応じ
て、印刷ジョブ終了処理を行う(ステップST23)。
【0169】次に、データ入力部31は、印刷ジョブ終
了処理を行った後に、図36に示した印刷処理を行うよ
うにCPU35を制御する(ステップST24)。
【0170】つぎに、STB3からプリンタ装置5にア
イソクロナスパケットを送信して印刷データをプリンタ
装置5を印刷するときの一例について図40を参照して
説明する。なお、以下の説明では、上で説明したコマン
ドパケット及びレスポンスパケットについては同一符号
を付することでその詳細な説明を省略する。
【0171】この図40によれば、先ずデータ出力部1
3は、コマンド(SUBUNIT_INFO)を含むコマンドパケッ
トC1をデータ入力部31に送信し、これに対するレス
ポンスパケットR1を受信する。
【0172】次に、データ出力部13は、データ受信命
令(receive)を含むキャプチャ(CUPTURE)コマンドを
含んだコマンドパケットC4を送信する。ここで、デー
タ出力部13は、印刷ジョブ追加情報のビットを「1」
とし、印刷ジョブ終了情報のビットを「1」とする(ad
d_job=1 Close_job=1)。
【0173】キャプチャコマンドC4を受信したデータ
入力部31は、ジョブ受付処理をすることでデータ伝送
が開始することを認識するジョブ追加処理を行い(ステ
ップST21)、次いでキャプチャコマンド受付処理
(ステップST22)を行い、レスポンスパケットR4
aを作成してデータ出力部13に出力する。
【0174】ここで、データ入力部31は、ジョブ追加
受付処理又はキャプチャコマンド受付処理に失敗して後
段の処理を継続できないときには、失敗した理由を記述
したリザルトコード(Result Code)を付加したレスポ
ンスパケットをデータ出力部13に送信する。
【0175】レスポンスパケットR4を受信したデータ
出力部13は、アイソクロナス伝送で印刷データを含む
アイソクロナスパケットS41をデータ入力部31に送
信する。
【0176】次に、データ入力部31では、印刷データ
を全て受信したことを判定したら、レスポンスパケット
R4bを送信する。
【0177】次に、データ入力部31では、印刷ジョブ
終了処理をし(ステップST23)、次いで印刷処理を
する(ステップST24)。
【0178】つぎに、データ出力部13から印刷ジョブ
追加情報及び印刷ジョブ終了情報のジョン制御関連情報
(opecode等)、キャプチャコマンドやオペレーション
モードコマンド等のコマンド制御関連情報を受信したと
きのデータ入力部31の処理について図41のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0179】この図41によれば、先ず、ステップST
51において、データ入力部31は、コマンドパケット
を受信すると、印刷ジョブに関する制御を示すジョブ制
御関連処理を実行する。すなわち、データ入力部31
は、コマンドパケットを受信すると、付加された印刷ジ
ョブ追加情報及び印刷ジョブ終了情報についてのビット
を判定する。データ入力部31は、印刷ジョブ開始情報
のビットが「1」であるときにはデータ出力部13に印
刷ジョブが存在することを認識し、印刷ジョブ終了情報
のビットが「1」であるときにはコマンドを実行した後
に印刷ジョブを終了する処理をすることを認識する。
【0180】次のステップST52では、データ入力部
31は、ジョブ制御関連情報を受け付けたか否かを判定
し、ジョブを受け付けたときにはステップST53に進
み、ジョブを受け付けることができなかったときにはス
テップST54に進んでリザルトコードを含むレスポン
スパケットを作成する処理に移行する。データ入力部3
1は、失敗した理由に応じてリザルトコードの値を変化
させ、レスポンスパケットに格納する。
【0181】次のステップST53において、データ入
力部31は、コマンドパケットに含まれるコマンド制御
関連情報を解釈して後段の処理でコマンドを実行するコ
マンド制御関連処理を実行する。
【0182】次のステップST55において、データ入
力部31は、コマンドを受け付けたか否かを判定する。
データ入力部31は、コマンドを受け付けたと判定した
ときにはレスポンスパケット(interim)を作成する。
【0183】つぎに、上述のステップST54及びステ
ップST56で作成するレスポンスパケットに含まれる
リザルトコードについて図42及び図43を参照して説
明する。
【0184】データ入力部31は、オペレーションモー
ドコマンドを含むコマンドパケットに応じたジョブ制御
関連処理又はコマンド制御関連処理の受付結果に応じ
て、図42に示すリザルトコードをレスポンスパケット
のoperand[1]に格納する。
【0185】データ入力部31は、オペレーションモー
ドコマンドを含むコマンドパケットの受付が成功したと
き、operand[1]に16進数で「00(no_error)」で表
現されたリザルトコードを格納する。
【0186】また、データ入力部31は、コマンドパケ
ットに含まれる印刷ジョブIDがデータ入力部31で認
識できず、コマンドパケットを受け付けることができな
いときには、operand[1]に16進数で「85(no_job_e
xists)」で表現されたリザルトコードを格納する。
【0187】更に、データ入力部31は、特定の印刷ジ
ョブが実行中であり、コマンドパケットを拒否したこと
によりコマンドパケットを受け付けることができないと
きには、operand[1]に16進数で「89(job_busy)」
で表現されたリザルトコードを格納する。
【0188】更にまた、データ入力部31は、印刷ジョ
ブの待ち数が所定数以上であってコマンドパケットを受
け付けることができないときには、operand[1]に16進
数で「90(queue_full)」で表現されたリザルトコー
ドを格納する。このリザルトコード「90」はジョブ制
御関連処理について発生し、コマンド制御関連処理につ
いては発生しない。
【0189】更にまた、データ入力部31は、上述の理
由とは他の理由でコマンドパケットを受け付けることが
できないときには、operand[1]に16進数で「FE(an
y_other_error)」で表現されたリザルトコードを格納
する。
【0190】更にまた、データ入力部31は、オペレー
ションモードコマンドに関する処理を実行することがで
きずコマンドパケットを受け付けることができないとき
には、operand[1]に16進数で「82(invalid_parame
ters)」又は「83(invalid_relations)」で表現さ
れたリザルトコードを格納する。
【0191】ここで、上述したようにデータ入力部31
側の受付結果に応じて記述される「00」、「85」、
「89」、「FE」、「FF」は、ジョブ制御関連及び
オペレーションコマンドの双方の処理に起因するリザル
トコードであり、「90」はジョブ制御関連処理のみに
起因するリザルトコードであり、「82」、「83」は
オペレーションコマンドに従って行う処理に起因するリ
ザルトコードである。
【0192】また、データ入力部31は、キャプチャコ
マンドを含むコマンドパケットに応じたジョブ制御関連
処理又はコマンド制御関連処理の受付結果に応じて、図
43に示すリザルトコードをレスポンスパケットのoper
and[3]に格納する。
【0193】データ入力部31は、キャプチャコマンド
を含むコマンドパケットの受付が成功したとき、operan
d[3]に16進数で「00(finished)」で表現されたリ
ザルトコードを格納する。
【0194】また、データ入力部31は、データ受信中
であるためコマンドパケットを受け付けることができな
いときには、operand[3]に16進数で「01(receivin
g)」で表現されたリザルトコードを格納する。
【0195】更に、データ入力部31は、受信した印刷
データの処理中でコマンドパケットを受け付けることが
できないときには、operand[3]に16進数で「02(pr
ocessing)」で表現されたリザルトコードを格納する。
【0196】更にまた、データ入力部31は、キャプチ
ャコマンドを実行して受信する印刷データの容量が大き
すぎてコマンドパケットを受け付けることができないと
きには、operand[3]に16進数で「80(data_size_er
ror)」で表現されたリザルトコードを格納する。
【0197】更にまた、データ入力部31は、キャプチ
ャコマンドを実行して受信する印刷データに含まれるイ
メージの容量が大きすぎてコマンドパケットを受け付け
ることができないときには、operand[3]に16進数で
「81(image_size_error)」で表現されたリザルトコ
ードを格納する。
【0198】更にまた、データ入力部31は、受信する
印刷データのイメージフォーマットに対応していないた
めにコマンドパケットを受け付けることができないとき
には、operand[3]に16進数で「82(unsupported_fo
rmat)」で表現されたリザルトコードを格納する。
【0199】更にまた、データ入力部31は、印刷デー
タのイメージフォーマットがコマンドパケットに特定さ
れているイメージフォーマットと対応していないために
コマンドパケットを受け付けることができないときに
は、operand[3]に16進数で「83(invalid_forma
t)」で表現されたリザルトコードを格納する。
【0200】更にまた、データ入力部31は、キャプチ
ャコマンドを実行して受信する印刷データが消滅したた
めにコマンドパケットを受け付けることができないとき
には、operand[3]に16進数で「84(deta_lost)」
で表現されたリザルトコードを格納する。
【0201】更にまた、データ入力部31は、コマンド
パケットに含まれる印刷ジョブIDがデータ入力部31
で認識できず、コマンドパケットを受け付けることがで
きないときには、operand[3]に16進数で「85(no_j
ob_exists)」で表現されたリザルトコードを格納す
る。
【0202】更にまた、データ入力部31は、処理中で
あるためにコマンドパケットを受け付けることができな
いときには、operand[3]に16進数で「86(busy)」
で表現されたリザルトコードを格納する。
【0203】更にまた、データ入力部31は、データ出
力部13が処理中であるためにコマンドパケットを受け
付けることができないときには、operand[3]に16進数
で「87(source_busy)」で表現されたリザルトコー
ドを格納する。
【0204】更にまた、データ入力部31は、データ出
力部13との接続関係が確立されていなくコマンドパケ
ットを受け付けることができないときには、operand[3]
に16進数で「88(invalid_connection)」で表現さ
れたリザルトコードを格納する。
【0205】更にまた、データ入力部31は、特定の印
刷ジョブが実行中であり、コマンドパケットを拒否した
ことによりコマンドパケットを受け付けることができな
いときには、operand[3]に16進数で「89(job_bus
y)」で表現されたリザルトコードを格納する。
【0206】更にまた、データ入力部31は、印刷ジョ
ブの待ち数が所定数以上であってコマンドパケットを受
け付けることができないときには、operand[1]に16進
数で「90(queue_full)」で表現されたリザルトコー
ドを格納する。このリザルトコード「90」はジョブ制
御関連処理について発生し、コマンド制御関連処理につ
いては発生しない。
【0207】更にまた、データ入力部31は、上述の理
由とは他の理由でコマンドパケットを受け付けることが
できないときには、operand[3]に16進数で「FE(an
y_other_error)」で表現されたリザルトコードを格納
する。
【0208】更にまた、データ入力部31は、リザルト
コードをレスポンスパケットに含めないときには「FF
(No meaning)」を格納し、上述した値以外(other va
lues)が格納されたときには空き領域とする。
【0209】ここで、上述したようにデータ入力部31
側の受付結果に応じて記述される「00」、「85」、
「89」、「FE」は、ジョブ制御関連及びキャプチャ
コマンドの双方の処理に起因するリザルトコードであ
り、「90」はジョブ制御関連処理のみに起因するリザ
ルトコードであり、「01」、「02」、「80」、
「81」、「82」、「83」、「84」、「86」、
「87」、「88」はキャプチャコマンドに従って行う
処理に起因するリザルトコードである。
【0210】このような画像印刷システム1では、印刷
ジョブをデータ受信側に通知するとき、コマンドパケッ
トに印刷ジョブを通知する情報を含めることができるの
で、印刷ジョブを通知するコマンドをデータ受信側に送
信する必要が無く、処理を簡略化することができる。
【0211】また、上述した画像印刷システム1の説明
においては、STB3及びプリンタ装置5にそれぞれI
EEE1394規格に準拠したインターフェイス回路で
あるデータ出力部13、データ入力部31を備えている
一例について説明したが、例えば他のUSB等のインタ
ーフェイス回路であって良い。すなわち、USBを備え
たSTB3及びプリンタ装置5からなる画像印刷システ
ム1によれば、ディジタル方式でSTB3とプリンタ装
置5との間でパケットを送受信することができ、プリン
タ装置5に精細な画像を印刷させることができる。
【0212】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、印刷装置を制御するコマンドに印刷追加情報及び
/又は印刷終了情報を付加するので、印刷追加情報及び
印刷終了情報に関するコマンドのやりとりをする必要が
無くなり、印刷をするのに要する時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像印刷システムを示す図で
ある。
【図2】本発明を適用した画像印刷システムを構成する
STB及びプリンタ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】STBとプリンタ装置との間で送受信されるア
シンクロナスパケットのデータ構成を示す図である。
【図4】アシンクロナスパケットのデータ部のデータ構
成を示す図である。
【図5】データ出力部からデータ入力部にアシンクロナ
スパケットを送信するときのタイムチャートである。
【図6】静止画像のイメージタイプを説明するための図
である。
【図7】オペレーションモードコマンドのデータ構成を
示す図である。
【図8】オペレーションモードコマンドに含まれるOpar
ation_mode_parametersの内容について説明するための
図である。
【図9】Oparation_mode_parametersに含まれるmedia_t
ypeの内容について説明するための図である。
【図10】media_typeに含まれる各設定項目の意味内容
について説明するための図である。
【図11】Oparation_mode_parametersに含まれるmedia
_sizeの内容について説明するための図である。
【図12】media_sizeに含まれる各設定項目の意味内容
について説明するための図である。
【図13】Oparation_mode_parametersに含まれるmedia
_sizeの内容の他の例について説明するための図であ
る。
【図14】media_sizeに含まれる各設定項目の意味内容
の他の例について説明するための図である。
【図15】media_sizeに含まれる各設定項目の意味内容
の他の例について説明するための図である。
【図16】Oparation_mode_parametersに含まれるprint
_qualityの内容について説明するための図である。
【図17】print_qualityに含まれる各設定項目の意味
内容について説明するための図である。
【図18】Oparation_mode_parametersに含まれるmono_
colorの内容について説明するための図である。
【図19】mono_colorに含まれる各設定項目の意味内容
について説明するための図である。
【図20】Oparation_mode_parametersに含まれるmono_
colorの内容の他の例について説明するための図であ
る。
【図21】mono_colorに含まれる各設定項目の意味内容
の他の例について説明するための図である。
【図22】Oparation_mode_parametersに含まれるoffse
tの内容について説明するための図である。
【図23】offsetに含まれる各設定項目の意味内容につ
いて説明するための図である。
【図24】Oparation_mode_parametersに含まれるlayuo
t_typeの内容について説明するための図である。
【図25】layuot_typeの意味内容について説明するた
めの図である。
【図26】オペレーションモードコマンドを含むコマン
ドパケットに含まれる各設定項目の意味内容について説
明するための図である。
【図27】キャプチャコマンドのデータ構成を示す図で
ある。
【図28】ジョブ追加情報、ジョブ終了情報、サブファ
ンクション情報について説明するための図である。
【図29】image_format_specifierに格納されるイメー
ジタイプについて説明するための図である。
【図30】image_format_specifierに格納されるイメー
ジタイプの他の例ついて説明するための図である。
【図31】イメージタイプが480_422_4×3の
静止画像を面順次で送信することを説明するための図で
ある。
【図32】イメージタイプが480_420_4×3の
静止画像を面順次で送信することを説明するための図で
ある。
【図33】イメージタイプが480_422_4×3の
静止画像を線順次で送信することを説明するための図で
ある。
【図34】イメージタイプが480_420_4×3の
静止画像を線順次で送信することを説明するための図で
ある。
【図35】本発明を適用した画像印刷システムを構成す
るプリンタ装置で行う印刷処理の処理手順について説明
するためのフローチャートである。
【図36】テレビジョン装置で表示している画像をプリ
ンタ装置により印刷するときにおけるSTBのCPUの
処理について説明するための図である。
【図37】本発明を適用した画像印刷システムにおい
て、データ伝送処理の処理手順を説明するフローチャー
トである。
【図38】本発明を適用した画像印刷システムにおい
て、データ伝送処理を複数回行うときの処理手順を説明
するフローチャートである。
【図39】本発明を適用した画像印刷システムにおい
て、印刷設定処理をし、データ伝送処理を行うときの処
理手順を説明するフローチャートである。
【図40】本発明を適用した画像印刷システムにおい
て、アイソクロナス伝送により印刷データを伝送すると
きの処理手順を説明するフローチャートである。
【図41】データ入力部でリザルトコードを含むレスポ
ンスパケットを作成するときの処理手順について説明す
るフローチャートである。
【図42】オペレーションモードコマンドを含むコマン
ドパケットに対応するレスポンスパケットに含まれるリ
ザルトコードについて説明するための図である。
【図43】キャプチャコマンドを含むコマンドパケット
に対応するレスポンスパケットに含まれるリザルトコー
ドについて説明するための図である。
【図44】従来の処理について説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 画像印刷システム、3 STB、4 テレビジョン
装置、5 プリンタ装置、13 データ出力部、14
デマルチプレクサ部、23 CPU、31 データ入力
部、32 ROM、33 プリントエンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 HH05 HJ08 HN15 HQ20 2C087 BA03 BD41 CB02 5B021 BB00 BB01 CC05 5C052 AA11 CC11 DD02 FA02 FA03 FB01 FC01 FE01 9A001 BB03 BB04 CC03 CC05 CC06 DD10 EE02 EE03 HH23 HH24 JJ18 JJ35 KK42 LL03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力した画像信号に画像処理を
    施して、印刷データを生成する画像処理手段と、 上記画像処理手段で生成した印刷データ及び印刷データ
    を受信することを要求するデータ伝送コマンドを、IE
    EE(The Institute of Electrical and Electronics
    Engineers)1394規格に準拠したパケットに含めて
    印刷装置に出力する入出力手段と、 上記入出力手段から出力するデータ伝送コマンドに印刷
    追加情報及び/又は印刷終了情報を付加して印刷装置に
    出力するように制御する制御手段とを備えることを特徴
    とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 外部から入力した画像信号に画像処理を
    施して、印刷データを生成する画像処理手段と、 上記画像処理手段で生成した印刷データ及び印刷装置で
    の印刷内容を制御する印刷制御コマンドを、IEEE
    (The Institute of Electrical and Electronics Engi
    neers)1394規格に準拠したパケットに含めて印刷
    装置に出力する入出力手段と、 上記入出力手段から出力する印刷制御コマンドに印刷追
    加情報を付加して印刷装置に出力するように制御する制
    御手段とを備えることを特徴とする印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 印刷制御装置からの印刷データを用いて
    印刷処理をする印刷手段と、 IEEE(The Institute of Electrical and Electron
    ics Engineers)1394規格に準拠したパケットに含
    まれて印刷データが上記印刷制御装置から入力されると
    ともに、上記印刷制御装置からのIEEE1394規格
    に準拠したコマンドパケットに応じてレスポンスパケッ
    トを出力する入出力手段と、 上記入出力手段からのコマンドパケットに印刷追加情報
    が付加されたデータ伝送コマンドが含まれているときに
    は印刷追加処理に続いてデータ受信処理をし、印刷終了
    情報が付加されたデータ伝送コマンドが含まれていると
    きにはデータ受信処理に続いてデータ伝送終了処理をす
    る制御手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 印刷制御装置からの印刷データを用いて
    印刷処理をする印刷手段と、 IEEE(The Institute of Electrical and Electron
    ics Engineers)1394規格に準拠したパケットに含
    まれて印刷データが上記印刷制御装置から入力されると
    ともに、上記印刷制御装置からのIEEE1394規格
    に準拠したコマンドパケットに応じてレスポンスパケッ
    トを出力する入出力手段と、 上記入出力手段からのコマンドパケットにデータ伝送開
    始情報が付加された印刷制御コマンドが含まれていると
    きには印刷設定処理に続いてデータ受信処理をする制御
    手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 外部から入力した画像信号に画像処理を
    施して、印刷データを生成する画像処理手段と、上記画
    像処理手段で生成した印刷データ及び印刷データを受信
    することを要求するデータ伝送コマンドを、IEEE
    (The Instituteof Electrical and Electronics Engin
    eers)1394規格に準拠したパケットに含めて印刷装
    置に出力する第1の入出力手段と、上記第1の入出力手
    段から出力するデータ伝送コマンドに印刷追加情報及び
    /又は印刷追加情報を付加して印刷装置に出力するよう
    に制御する第1の制御手段とを備える印刷制御装置と、 上記印刷制御装置からの印刷データを用いて印刷処理を
    する印刷手段と、IEEE1394規格に準拠したパケ
    ットに含まれて印刷データが上記印刷制御装置から入力
    されるとともに、上記印刷制御装置からのIEEE13
    94規格に準拠したコマンドパケットに応じてレスポン
    スパケットを出力する第2の入出力手段と、上記第2の
    入出力手段からのコマンドパケットに印刷追加情報が付
    加されたデータ伝送コマンドが含まれているときにはデ
    ータ伝送受付処理に続いてデータ受信処理をし、印刷終
    了情報が付加されたデータ伝送コマンドが含まれている
    ときにはデータ受信処理に続いてデータ伝送終了処理を
    する第2の制御手段とを備える印刷装置とを備えること
    を特徴とする印刷システム。
  6. 【請求項6】 外部から入力した画像信号に画像処理を
    施して、印刷データを生成する画像処理手段と、上記画
    像処理手段で生成した印刷データ及び印刷装置での印刷
    内容を制御する印刷制御コマンドを、IEEE(The In
    stitute of Electrical and Electronics Engineers)
    1394規格に準拠したパケットに含めて印刷装置に出
    力する第1の入出力手段と、上記第1の入出力手段から
    出力する印刷制御コマンドに印刷追加情報を付加して印
    刷装置に出力するように制御する第1の制御手段とを備
    える印刷制御装置と、 上記印刷制御装置からの印刷データを用いて印刷処理を
    する印刷手段と、IEEE1394規格に準拠したパケ
    ットに含まれて印刷データが上記印刷制御装置から入力
    されるとともに、上記印刷制御装置からのIEEE13
    94規格に準拠したコマンドパケットに応じてレスポン
    スパケットを出力する第2の入出力手段と、上記第2の
    入出力手段からのコマンドパケットに印刷追加情報が付
    加されたデータ伝送コマンドが含まれているときにはデ
    ータ伝送受付処理に続いてデータ受信処理をし、印刷終
    了情報が付加されたデータ伝送コマンドが含まれている
    ときにはデータ受信処理に続いてデータ伝送終了処理を
    する第2の制御手段とを備える印刷装置とを備えること
    を特徴とする印刷システム。
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