JP2001175327A - 故障診断装置 - Google Patents

故障診断装置

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JP2001175327A
JP2001175327A JP36383899A JP36383899A JP2001175327A JP 2001175327 A JP2001175327 A JP 2001175327A JP 36383899 A JP36383899 A JP 36383899A JP 36383899 A JP36383899 A JP 36383899A JP 2001175327 A JP2001175327 A JP 2001175327A
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JP
Japan
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cause
hypothesis
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fault
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JP36383899A
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English (en)
Inventor
Kenichi Shibata
健一 芝田
Hiroshi Yoshizuka
浩 吉塚
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発生した故障の原因をオペレータが効率良
く調査出来るようにする。 【解決手段】エンジニアリング装置101と、生産設備
の制御をするプログラマブルコントローラ102とから
なり、故障ルールの編集と故障診断・解析をおこなう故
障診断装置において、発生した故障の原因が表示される
時は、“故障の確からしい原因”を表わす仮説と、仮説
とはいえないが、“あいまいであり他の何らかの調査の
結果に依存する原因”を表わす内部事象とに分けてエン
ジニアリング装置101の画面上に表示する。また、あ
いまいさがなくなれば仮説となり、なくならなければ消
去され、さらに、表示された仮説と内部事象は、“原因
の確からしさ”を示す確信度の高い順番に並び替えて表
示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産設備で使用さ
れるプログラマブルコントローラ(以下、PLCとい
う)等の産業用機器のエンジニアリングをおこなうエン
ジニアリング装置(以下、EWSという)に関し、特に
生産設備で発生する故障情報の診断を行う故障監視装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】EWSを用いた生産設備で発生する故障
情報の従来の解析方法を図を用いて説明する。図7は
EWSと、PLC、機器がネットワークケーブルで物理
的に複数台接続された従来のシステム構成図である。図
において、701はEWS、702はPLC、703は
これらを接続するネットワーク・ケーブル、704はネ
ットワーク・ケーブル703でPLC702と接続され
た各種の機器である。EWS701内において、705
は故障ルールの編集処理、706、707はそれぞれこ
の処理により生成される故障定義情報と故障原因定義情
報である。709はPLC702が持つデータ(以下、
「レジスタ」と称する)を一定周期で収集するデータ収
集処理であり、710は機器704が持つデータを一定
周期で収集するデータ収集処理である。故障ルールの編
集処理705は、あらかじめシステムで発生したデータ
の変化を、いかなるルールで故障として認識し、どうい
う形で故障情報とその故障原因とを画面上に表示するか
を生成して編集する処理である。図8は故障ルールの編
集処理705が表示している故障定義画面であり、図9
は故障ルールの編集処理705が表示している故障原因
定義画面である。オペレータは図8に示す故障定義と図
9に示す故障原因定義を行い、図8で定義した故障定義
のひとつひとつにそれがどういう原因で発生したのかを
示す故障原因を定義した故障原因No801を割り付け
ておく。 一般的に、1つの故障に対して複数の原因が
考えられるので、割り付けられる故障原因も考えられる
分だけ定義しておく必要がある。システム動作中はEW
S701内の故障診断/解析処理708が故障定義情報
706を参照しながら定周期で故障監視の動作を続けて
いる。故障定義情報706で定義されていた故障が発生
したタイミングで、すなわち図8の故障レジスタ802
の値が指定した状態803に変化したタイミングで、図
9に示すように発生した故障の「故障名称」、「故障の
発生時刻」、「故障レジスタ」、「故障レジスタの状
態」、「故障のランク」が表示される。故障の本質的な
原因をつきとめたい場合は、図9の故障原因定義によっ
て表示される図11の故障原因リストを、図10の発生
中故障表示画面の原因リストボタン1001を押下する
ことにより表示し、オペレータはその故障原因リストの
ひとつひとつを調査していき、故障の本質的な原因が一
体何であったかを診断している。そして実際の故障が1
つの原因ないしは複数の要因が重なって発生するもので
あるので、発生した故障の原因を特定するために、故障
原因リストに表示された複数の選択枝の中からどれが本
質的な原因であるかを診断していくときは、オペレータ
は故障原因リストに表示された項目をひとつひとつ順に
調査していかねばならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来技術で
は、故障の原因と思われるものを全てひとくくりでまと
めて確信度等を考慮せずに順不同に故障原因をリスト表
示しているため、オペレータが本質的な原因を調査する
際は確信度の低い原因から調査を開始してしまうという
非効率的な作業をしてしまうという問題があった。そこ
で本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであ
り、発生した故障の原因をオペレータが効率良く調査出
来るようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本発明は、エンジニアリング装置と、生産設備の制
御をするプログラマブルコントローラとからなり、故障
ルールの編集と故障診断・解析をおこなう故障診断装置
において、発生した故障の原因が表示される時は、“故
障の確からしい原因”を表わす仮説と、仮説とはいえな
いが、“あいまいであり他の何らかの調査の結果に依存
する原因”を表わす内部事象とに分けて前記エンジニア
リング装置の画面上に表示されることを特徴としてい
る。また本発明は、表示された前記内部事象は、前記あ
いまいさがなくなれば前記仮説となり、なくならなけれ
ば消去されることを特徴とし、さらに、表示された前記
仮説と前記内部事象は、“原因の確からしさ”を示す確
信度の高い順番に並び替えて表示されることを特徴とし
ている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の実施例を示すシステム構
成図であり、図7と同様にEWS、PLC、機器がネッ
トワークケーブルで物理的に複数台接続されている。図
において、101はEWS、102はPLC、103は
これら装置を接続するネットワーク・ケーブル、104
はネットワーク・ケーブル103でPLC102と接続
された各種機器である。EWS101内において、10
5は故障ルールの編集処理、故障定義情報107、仮説
情報108、内部事象情報109、対話型応答情報11
0である。107〜110はそれぞれこの編集処理によ
り生成される。故障定義情報107の一つ一つには、仮
説情報108と内部故障情報109が対応付けされる。
また、内部事象情報109の一つ一つには、対話型応答
情報110が対応付けされる。対話型応答情報とは、図
5に示しているようにオペレータとの対話により、内部
事象のあいまいさを解決して行く情報群である。図1の
111はPLC102が持つデータを定周期で収集する
EWS101内のデータ収集処理であり、112は機器
104が持つデータを定周期で収集するPLC102内
のデータ収集処理である。図3は仮説リストの定義画面
であり、オペレータはこの画面において、機器の“故障
の確からしい原因”と思われる仮説の設定、及び仮説の
確信度301の値を入力する。同様に、図4は内部事象
リストの定義画面であり、オペレータはこの画面におい
て、機器の“あいまいであり他の何らかの調査の結果に
依存する原因”と思われる内部事象の設定、及び内部事
象の確信度401の値を入力する。システム動作中に、
ある故障が発生すると、EWS101内で定周期で動作
している故障診断/解析処理106が(1)201 発
生中故障は故障定義情報107を元に、(2)202
仮説一覧は図8 仮説リストの定義画面で設定された仮
説情報108を元に、(3)203 内部事象一覧は図
4内部事象リストの定義画面で設定された内部事象情報
109を元に図2の故障詳細画面上に詳細情報を表示す
る。また、この時、図1の仮説情報108と内部事象情
報109はそれぞれ確信度113が設定されているの
で、この情報を元に故障診断/解析処理106が確信度
の高い順番に自動的に並び替えをして仮説一覧202と
内部事象一覧203に表示する。内部事象一覧203
が、果たして故障の原因となっているのか、もしくは故
障の原因とは関係のない事象であるのかどうかは、対話
型応答情報110を用いて判断する。図6は、対話型応
答情報を用いた内部事象の診断フローチャートである。
図2の内部事象一覧203中の一つ一つに対応した対話
型応答情報110を用い、図6のステップS4で対話型
応答を実行する。ステップS5で内部事象がオペレータ
との対話により解決されて原因となる仮説を得た時に
は、故障診断/解析処理106はその内部事象をステッ
プS7で仮説リストに挿入し、ステップS8で内部事象
リストから削除する。また、ステップS6で内部事象が
故障の原因ではありえないという結論を得た時には、ス
テップS8で内部事象リストから削除する。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、発
生した故障の原因を、“故障の確からしい原因”と、
“あいまいであり他の何らかの調査の結果に依存する原
因”とに分けて画面上に表示するとともに原因の確から
しさが数値で表現されるので、オペレータが効率よく故
障の原因を解析できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するシステム構成図
【図2】故障詳細・診断表示画面
【図3】仮説リスト定義画面
【図4】内部事象リスト定義画面
【図5】対話型の応答画面
【図6】対話型応答情報を用いた内部事象の診断フロー
チャート
【図7】従来技術を説明するシステム構成図
【図8】故障定義画面
【図9】故障原因定義画面
【図10】発生中の故障表示画面
【図11】発生中の故障故障原因リスト表示画面
【符号の説明】
101、701 EWS 102、702 PLC 103、703 ネットワークケーブル 104、704 機器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジニアリング装置と、生産設備の制御
    をするプログラマブルコントローラとからなり、故障ル
    ールの編集と故障診断・解析をおこなう故障診断装置に
    おいて、 発生した故障の原因が表示される時は、“故障の確から
    しい原因”を表わす仮説と、仮説とはいえないが、“あ
    いまいであり他の何らかの調査の結果に依存する原因”
    を表わす内部事象とに分けて前記エンジニアリング装置
    の画面上に表示されることを特徴とする故障診断装置。
  2. 【請求項2】表示された前記内部事象は、前記あいまい
    さがなくなれば前記仮説となり、なくならなければ消去
    されることを特徴とする請求項1記載の故障診断装置。
  3. 【請求項3】表示された前記仮説と前記内部事象は、
    “原因の確からしさ”を示す確信度の高い順番に並び替
    えて表示されることを特徴とする請求項1記載の故障診
    断装置。
JP36383899A 1999-12-22 1999-12-22 故障診断装置 Pending JP2001175327A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003029818A (ja) * 2001-07-10 2003-01-31 Toshiba Corp 故障診断システム及び故障診断プログラム
WO2017074089A1 (ko) * 2015-10-30 2017-05-04 두산엔진주식회사 선택적 촉매 환원 시스템의 관리장치 및 이의 제어방법
JP2018013980A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 株式会社東芝 異常診断装置、異常診断方法及び異常診断プログラム
WO2023095236A1 (ja) * 2021-11-25 2023-06-01 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 機器保守支援装置及び保守支援方法

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