JP2001174873A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001174873A
JP2001174873A JP36334099A JP36334099A JP2001174873A JP 2001174873 A JP2001174873 A JP 2001174873A JP 36334099 A JP36334099 A JP 36334099A JP 36334099 A JP36334099 A JP 36334099A JP 2001174873 A JP2001174873 A JP 2001174873A
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Japan
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camera
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semi
barrier
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Withdrawn
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JP36334099A
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English (en)
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Hitoshi Shirai
均 白井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Blocking Light For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池を無駄に消耗することなく、カメラに係
る情報を短時間で確認することが可能な使い勝手の良い
カメラを提供する。 【解決手段】 全閉位置(A)から準開位置(B)を経
て全開位置(C)に移動可能なバリア部材3と、このバ
リア部材3の位置を検出するバリアスイッチと、撮影レ
ンズ4を保持するものであり沈胴位置と突出位置との間
を移動可能なレンズ鏡筒5と、このレンズ鏡筒5を駆動
して変位させるズームモータ駆動回路と、上記レンズ鏡
筒5に連動してポップアップするストロボ10と、当該
カメラに係る情報を表示するLCD表示部と、上記バリ
ア部材3が全閉位置(A)から準開位置(B)に移動す
るのに応じて上記LCD表示部を点灯させ、さらに準開
位置(B)から全開位置(C)に移動するのに応じて上
記ズームモータ駆動回路を作動させるように制御するC
PUと、を備えたカメラ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ、より詳し
くは、バリア部材を、撮影レンズを覆う全閉位置と完全
に露呈する全開位置とに移動可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、非撮影時に撮影レンズを保護
するバリア部材をスライド式として、さらに、該バリア
部材のスライド開閉動作に応じてカメラの電源をオン/
オフさせるようにしたカメラが提案され製品化されてい
る。
【0003】このようなカメラの一例として、例えば特
開平7−64142号公報には、バリア部材を閉位置か
ら開位置へスライド操作すると、カメラの電源が投入さ
れて、撮影レンズが沈胴位置から撮影域に繰り出される
と共に、ストロボ部がポップアップし、同時にLCD表
示も点灯されるカメラが記載されている。
【0004】このようなカメラにおいては、バリア部材
が非撮影状態となる閉位置に操作されてから所定時間が
経過した後は、LCD表示の作動をオフして、消費電力
の低減を図り電池寿命を延ばすようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
カメラでは、バリア部材が閉状態となってLCD表示が
非作動となっているときに、使用者が、撮影済み駒数や
電池状況などのカメラに係る情報を確認しようとする
と、バリア部材を全開位置へ操作してLCD表示を点灯
させる必要がある。しかしながら、バリア全開位置は撮
影を可能にする状態へのスイッチを兼ねているために、
単に表示を確認するためだけであっても、撮影レンズが
繰り出されたり、あるいはストロボがポップアップされ
るなどの動作が行われてしまうことになる。
【0006】さらに、表示を確認するためだけの場合に
は、表示を確認した後に、バリア部材を閉位置までスラ
イド操作して戻すことになるが、このときにも撮影レン
ズ等が沈胴動作することになる。
【0007】このように、単にカメラの撮影済み駒数や
電池状況を確認するためだけであって、撮影をするつも
りがない場合でも、撮影に係る不所望な駆動が行われて
しまうために、無駄な電池消耗が生じてしまっていた。
【0008】さらに、撮影レンズの繰り出しが完了した
後にLCDの表示が点灯されるために、バリア部材の操
作を行ってからLCD表示を確認することができるよう
になるまでのタイムラグが生じ、同様に、バリア部材を
閉位置まで操作する際にも、それが完了されるまでのタ
イムラグが生じてしまう。こうして、単にLCD表示を
確認するためだけであるにも関わらず、ある程度の操作
時間を要してしまい、使い勝手が良いとはいえなかっ
た。
【0009】一方、バリア部材が閉位置にある場合で
も、LCD表示のみを行うことができるようにする構成
として、独立した操作スイッチ等を設けることが考えら
れるが、この場合には更なる操作部材を配置することに
なって部品点数やコストが増加してしまう。さらに、ス
イッチ類を操作し易くするためには適宜の間隔をもって
適宜の数だけ配置することが望ましいが、近年の小型化
されたカメラにおいては配置スペースが限られるため
に、操作性を低下させることなく新たなスイッチを設け
ることは困難となっている。これに対して、複数のスイ
ッチを組み合わせて操作することによりLCD表示を行
わせるように構成することも可能であるが、このときに
は、操作の煩雑性が増すことになってしまう。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、電池を無駄に消耗することなく、カメラに係る情
報を短時間で確認することが可能な使い勝手の良いカメ
ラを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明によるカメラは、撮影レンズの前面を
覆う全閉位置と該撮影レンズの前面を完全に露呈する全
開位置との間を手動操作により移動可能なバリア部材
と、上記撮影レンズを保持するものであってカメラ本体
内に収納されて撮影が禁止される沈胴位置とこの沈胴位
置から撮影レンズの光軸方向に突出して撮影を可能とす
る突出位置との間を移動可能なレンズ鏡筒と、上記レン
ズ鏡筒を上記沈胴位置と突出位置との間で駆動する駆動
手段と、上記バリア部材が上記全閉位置から該全閉位置
と上記全開位置との途中である準開位置に移動するのに
応じてカメラ本体の電源を作動開始させさらに該バリア
部材が上記準開位置から全開位置に移動するのに応じて
上記駆動手段を作動させる制御手段と、を備えたもので
ある。
【0012】また、第2の発明によるカメラは、上記第
1の発明によるカメラにおいて、当該カメラに係る情報
を表示する表示手段をさらに備え、上記制御手段は、上
記バリア部材が上記準開位置にあるときには上記表示手
段のみを作動させ、上記全開位置にあるときには該表示
手段に加えて上記駆動手段も作動させるように制御する
ものである。
【0013】さらに、第3の発明によるカメラは、上記
第1または第2の発明によるカメラにおいて、上記バリ
ア部材を、少なくとも上記準開位置に位置決めして保持
するためのバリア準開位置保持手段をさらに備えたもの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図12は本発明の一実施
形態を示したものであり、図1はバリア部材を(A)全
閉位置、(B)準開状態、(C)全開位置、にそれぞれ
したときのカメラの外観を示す正面図、図2はバリア部
材を全開位置にしたときのカメラの外観を示す斜視図、
図3はバリア部材を全閉位置にしたときのカメラの外観
を示す斜視図である。
【0015】このカメラ1は、図1から図3に示すよう
に、カメラ本体2の正面ほぼ中央部に、撮影レンズ4を
保持するレンズ鏡筒5が配設されており、非撮影時にこ
のレンズ鏡筒5を覆って保護するためのバリア部材3
が、上記カメラ本体2に対してスライド移動可能に設け
られている。
【0016】すなわち、このバリア部材3は、上記カメ
ラ本体2に設けられたバリアレール溝3aに摺動可能に
嵌合することで、図1(A)や図3に示すような非撮影
時においてレンズ鏡筒5を完全に覆って保護する全閉位
置と、図1(B)に示すような、LCD表示を確認可能
であって撮影は不可能な準開位置と、図1(C)や図2
に示すようなレンズ鏡筒5の出入方向から完全に退避し
て撮影を可能とする全開位置と、を上記撮影レンズ4の
光軸に略垂直となる例えば横方向にカメラ本体2に対し
てスライド移動して取り得るようになっている。
【0017】カメラ本体2の上記レンズ鏡筒5の上側に
は、撮影光学系とは独立した光学系として設けられたフ
ァインダ光学系のファインダ対物窓6や、測光窓7など
が配置されている。
【0018】また、カメラ本体2の上面には、撮影動作
を指示入力するための後述する2段スイッチをオン/オ
フさせるレリーズボタン8や、ズーム式の撮影レンズ4
の焦点距離を変更するためのズーム操作部材9、当該カ
メラ1に係る各種の情報を表示するための表示手段であ
り情報提示手段たるLCD表示部11等が配置され、ま
た、閃光発光部であるストロボ10がカメラ本体2に対
して出入自在に構成されている。
【0019】このストロボ10は、上記図1(A)や図
3に示すような全閉位置、あるいは上記図1(B)に示
すような準開位置においては、カメラ本体2内に収納さ
れている位置を保ち、上記図1(C)や図2に示すよう
な全開位置において照明光を照射可能なポップアップ位
置に移動するようになっている。
【0020】また、上記カメラ本体2の片側面には、ス
トラップ掛け2aが形成されている。
【0021】次に、上記カメラ1の内部構成について、
図4を参照して説明する。図4はカメラの内部構成を示
すブロック図である。
【0022】このカメラ1は、フィルム36のフィルム
カートリッジ表面等に設けられたDXコードからフィル
ム感度情報を読み取るDXコード入力部29と、被写体
37の輝度を測定する測光部28と、該被写体37まで
の距離を測定する測距部27と、ズーム位置を変更する
べくレンズ鏡筒5の駆動を行う駆動手段たるズームモー
タ駆動回路25と、該レンズ鏡筒5のズーム位置を検出
するズーム位置検出部26と、レンズ鏡筒5内のシャッ
タユニット21を開閉制御するシャッタ制御回路22
と、上記シャッタユニット21が開き始めるタイミング
を検出するフォトインタラプタ(PI)23と、このフ
ォトインタラプタ(PI)23により検出された信号を
後述するCPU20に出力するための信号に変換して出
力するフォトインタラプタ(PI)入力部24と、被写
体37に照明光を照射するための上記ストロボ10と、
このストロボ10の発光時間や発光量等の制御を行うス
トロボ発光制御回路31と、上記ストロボ10に発光用
電流を供給するメインコンデンサ等へ充電制御を行う充
電回路32と、情報を表示する上記LCD表示部11
と、上記レリーズボタン8が1段目まで押し込まれたと
きにオンする第1レリーズスイッチ1stと、該レリー
ズボタン8が2段目まで押し込まれたときにオンする第
2レリーズスイッチ2ndと、上記ズーム操作部材9が
一方向に操作されたときにオンするズームアップスイッ
チZUPと、該ズーム操作部材9が他方向に操作された
ときにオンするズームダウンスイッチZDOWNと、上
記バリア部材3が準開位置に達したときにオンする位置
検出手段であり準開位置信号発生手段たる第1バリアス
イッチBSW1と、該バリア部材3が全開位置に達した
ときにオンする位置検出手段であり全開位置信号発生手
段たる第2バリアスイッチBSW2と、上記DXコード
入力部29からフィルム感度情報が、上記測光部28か
ら測光値が、上記測距部27から測距値が、上記ズーム
位置検出部26からズーム移動量情報が、上記フォトイ
ンタラプタ(PI)入力部24から露光開始タイミング
情報がそれぞれ入力され、また上記各スイッチ1st,
2nd,ZUP,ZDOWN,BSW1,BSW2から
のスイッチ入力が接続されるとともに、上記ズームモー
タ駆動回路25、上記シャッタ制御回路22、上記充電
回路32、上記ストロボ発光制御回路31、上記LCD
表示部11を制御する制御手段であり作動設定手段たる
CPU20と、を有して構成されている。
【0023】次に、図5はバリア部材を取り外したとき
に現れる位置検出手段の構成を示す斜視図である。
【0024】図5に示すように、バリア部材3の移動方
向の内側となるカメラ本体2の前面には、3つのボス2
b,2c,2dが上から下に向かって順に並設されてい
て、これらのボス2b,2c,2dには孔2e,2f,
2gがそれぞれ穿設されている。
【0025】まず、ボス2bに設けられた孔2eは貫通
孔でなり(図7参照)、ピン16が摺動可能に挿入され
ていて、その内部側には該ピン16によりオン/オフ可
能となるように上記第1バリアスイッチBSW1が配設
されている。
【0026】次に、ボス2cに設けられた孔2fは貫通
孔でなり(図8参照)、ピン17が摺動可能に挿入され
ていて、その内部側には該ピン17によりオン/オフ可
能となるように上記第2バリアスイッチBSW2が配設
されている。
【0027】さらに、ボス2dに設けられた孔2gは有
底孔でなり(図6参照)、コイルばね等でなるばね18
が圧縮した状態で挿入されるとともに、さらにその上か
らボール19が取り付けられてバリア準開位置保持手段
たるクリック機構を構成するようになっている。
【0028】まず、図6を参照して、クリック機構によ
り、バリア部材3を所定位置に保持する構成について説
明する。図6はバリア部材を所定位置に保持する機構を
示す平断面図である。
【0029】上記バリア部材3の内面には、該バリア部
材3がスライドして移動したときに上記ボール19の当
接経路上となる位置に複数の凹部が形成されていて、上
記全閉位置に保持するための凹部3bと、上記準開位置
に保持するための凹部3cと、上記全開位置に保持する
ための凹部3dとが形成されている。
【0030】これにより、バリア部材3が図6(A)に
示すような全閉位置にあるときには、ばね18の押圧力
によりボール19が凹部3bに嵌入して、該全閉位置を
保持するようになっている。
【0031】この図6(A)に示す位置から、バリア部
材3を左方向にスライドさせようと力を加えると、所定
の力を越えたところで上記ばね18の押圧力に打ち勝っ
て上記ボール19が凹部3bを乗り越える。その後、該
バリア部材3の内面に沿ってボール3が摺動し、準開位
置に達したところで図6(B)に示すように凹部3cに
嵌入し、該準開位置を保持するようになっている。
【0032】なお、この準開位置では、撮影露光動作が
禁止されていることを使用者に直感的に分かり易く示す
ために、上記図1(B)に示したように、バリア部材3
の少なくとも一部が撮影レンズ4の前側を覆うように構
成すると良い。
【0033】また、準開位置を、バリア部材3がファイ
ンダ対物窓6を少なくとも一部覆っているような位置と
して、撮影露光動作が禁止されていることをファインダ
内で知らせるようにしても良い。
【0034】なお、準開位置を、バリア部材3が全開位
置の手前であって撮影レンズ4の前側を全て露呈させた
位置とするようにしても構わない。
【0035】この図6(B)に示す位置から、バリア部
材3をさらに左方向にスライドさせると、上述と同様
に、所定以上の力を加えたところで移動が開始され、該
バリア部材3の内面に沿ってボール3が摺動して、全開
位置に達したところで図6(C)に示すように凹部3d
に嵌入し、該全開位置を保持するようになっている。こ
の全開位置においては、レンズ鏡筒5は撮影レンズ4の
光軸Oに沿って、撮影可能となる位置(例えばズーム域
のワイド端)まで被写体側に突出するようになってい
る。
【0036】続いて、図7を参照して、上記第1バリア
スイッチが切り換わるときの様子に付いて説明する。図
7は第1バリアスイッチがオン/オフする構成を示す平
断面図である。
【0037】上記第1バリアスイッチBSW1は、例え
ば金属片L1と金属片L2の接触状態によって通電、非
通電が変化するリーフスイッチで構成されていて、一方
の金属片L2を押圧可能となるように上記ピン16の一
端側が当接している。
【0038】上記バリア部材3の内面には、該バリア部
材3がスライドして移動したときに上記ピン16の当接
経路上となる位置に異なる高さの形状部が形成されてい
て、一方が上記全閉位置から上記準開位置に達する前ま
での位置に対応する肉薄のオフ面3g、他方が該準開位
置に達してから上記全開位置になるまでの位置に対応す
る肉厚のオン面3hとなっている。
【0039】これにより、バリア部材3が図7(A)に
示すような全閉位置にあるときから準開位置に至る直前
までは、ピン16が該図7(A)に示すようにオフ面3
gに当接して、金属片L1と金属片L2は非接触状態と
なり、第1バリアスイッチBSW1はオフの状態となっ
ている。
【0040】また、バリア部材3が図7(B)に示すよ
うな準開位置に達して以降は、ピン16が該図7(B)
に示すようにオン面3hに当接して、金属片L1と金属
片L2は接触状態となり、第1バリアスイッチBSW1
はオンの状態となる。
【0041】こうして、上記CPU20が第1バリアス
イッチBSW1の状態を検出することにより、バリア部
材3が準開位置よりも全閉位置側にあるか、あるいは準
開位置に達してそれ以後の全開位置に至る状態にあるか
を検出することができるようになっている。
【0042】次に、図8を参照して、上記第2バリアス
イッチが切り換わるときの様子に付いて説明する。図8
は第2バリアスイッチがオン/オフする構成を示す平断
面図である。
【0043】上記第2バリアスイッチBSW2も上記第
1バリアスイッチBSW1と同様に、例えば金属片L1
と金属片L2の接触状態によって通電、非通電が変化す
るリーフスイッチで構成されていて、一方の金属片L2
を押圧可能となるように上記ピン17の一端側が当接し
ている。
【0044】上記バリア部材3の内面には、該バリア部
材3がスライドして移動したときに上記ピン17の当接
経路上となる位置に異なる高さの形状部が形成されてい
て、一方が上記全閉位置から上記全開位置に達する前ま
での位置に対応する肉薄のオフ面3e、他方が該全開位
置に対応する肉厚のオン面3fとなっている。
【0045】これにより、バリア部材3が図8(A)に
示すような全閉位置にあるときから全開位置に至る直前
までは、ピン17が該図8(A)に示すようにオフ面3
eに当接して、金属片L1と金属片L2は非接触状態と
なり、第2バリアスイッチBSW2はオフの状態となっ
ている。
【0046】また、バリア部材3が図8(B)に示すよ
うな全開位置に達したときには、ピン17が該図8
(B)に示すようにオン面3fに当接して、金属片L1
と金属片L2は接触状態となり、第2バリアスイッチB
SW2はオンの状態となる。
【0047】こうして、上記CPU20が第2バリアス
イッチBSW2の状態を検出することにより、バリア部
材3が全開位置に達したか否かを検出することができる
ようになっている。
【0048】次に、図9はポップアップ可能なストロボ
の構成を示す断面図である。
【0049】上記ストロボ10は、発光管や反射傘など
をユニット化して構成されていて、例えばビス等で構成
された回転軸10a周りに回転可能となっている。
【0050】このストロボ10は、ばね41により、上
記回転軸10aに対して図9の反時計周りとなる開き方
向に付勢されている。
【0051】さらに、該ストロボ10は、一端側がレン
ズ鏡筒5のカム環等から突設された突起部5aにばね4
2を介して当接するようになっており、該レンズ鏡筒5
が沈胴位置となっているときには、上記ばね41の付勢
力に抗してストロボ10を図9(A)に示すような収納
位置に保持するようになっている。
【0052】一方、レンズ鏡筒5が沈胴位置から撮影領
域に繰り出されると、上記突起部5aは図9(B)に示
すように時計回りに回転する。この回転に連動して上記
ばね41の付勢力が発現され、ストロボ10は回転軸1
0aを中心として反時計周りに回転して、該図9(B)
に示すような、カメラ本体2から突出して照明光を照射
可能なポップアップ位置に移動する。
【0053】また、ストロボ10が収納位置にあるかポ
ップアップ位置にあるかは、スイッチ43により検出さ
れてその検出信号が上記CPU20に出力され、該CP
U20により状態が判別されるようになっている。
【0054】続いて、図10はLCD表示部における表
示の例を示す図である。
【0055】上記LCD表示部11は、カメラ1に係る
各種の情報を使用者が視覚的に把握することができるよ
うに表示するものであり、例えば図10に示すような各
種の表示を行うようになっている。
【0056】まず、電池残量表示11aは、乾電池や充
電式のバッテリ等で駆動されるカメラ1の電池残量を示
すものであり、その容量に応じて表示セグメントが点灯
/消灯して残り容量を直感的に把握し易いように表示し
ている。
【0057】次に、ストロボ表示11bは、上記ストロ
ボ10が発光可能状態になっているかあるいは発光禁止
状態になっているかを示すためのものであり、点灯され
ているときには発光可能であることを、消灯されている
ときには発光が禁止されていることをそれぞれ示すよう
になっている。
【0058】パトローネ表示11cは、カメラ1内にフ
ィルム36が正しく装填されているか否かを表示するも
のであり、正しく装填されていれば点灯し、装填されて
いないか、または装填されていても正しい位置にない場
合には消灯するようになっている。
【0059】フィルム感度表示11dは、カメラ1に装
填されたフィルム36の感度を示すものであり、図示の
例では装填されているフィルム36の感度がISO40
0であることを示している。
【0060】フィルム枚数表示11eは、カメラ1に装
填されたフィルム36が未撮影であるときの全撮影可能
枚数を示すものであり、図示の例では装填されているフ
ィルム36が36枚撮りのフィルムであることを示して
いる。
【0061】撮影枚数表示11fは、フィルム36が次
に何駒目の撮影を行うかを示す表示であり、図示の例で
は次に行う撮影が16駒目であることを示している。な
お、この撮影枚数表示11fには、撮影可能な残り枚数
を表示するようにしても構わない。
【0062】このLCD表示部11には、図示はしない
が、その他にも、カメラ1が設定されている撮影モード
や、露出補正値、セルフタイマなどが表示され得るよう
になっている。
【0063】次に、図11はカメラの電池投入時の動作
を示すフローチャートである。
【0064】このカメラ1に電池が投入されるとこの動
作が開始され、まず、パラメータ等の設定などを含むカ
メラの初期化を行う(ステップS1)。
【0065】次に、上記バリア部材3が移動して、上記
第1バリアスイッチBSW1がオンになるのを待機する
(ステップS2)。
【0066】第1バリアスイッチBSW1がオンになっ
たところで、上記CPU20が所定のスリープ状態から
復帰して作動状態となり、上記LCD表示部11を点灯
させて上記図10に示したような情報の表示を行う(ス
テップS3)。このときには、CPU20はズームモー
タ駆動回路25やシャッタ制御回路22などの駆動系に
は電源の供給を行わず、それ以外にも、情報の確認に不
要な回路等には電源の供給を行わないことで、可能な限
りの省電力化を図るようにしている。
【0067】次に、上記バリア部材3がさらに移動し
て、上記第2バリアスイッチBSW2がオンになるのを
待機する(ステップS4)。
【0068】ここで第2バリアスイッチBSW2がオン
になっていない場合には、さらに第1バリアスイッチB
SW1の状態を検出して(ステップS5)、オンのまま
である場合には後述するタイマ処理に入り(ステップS
6)、その後上記ステップS4に戻って上記第2バリア
スイッチBSW2の状態を検出する。
【0069】また、上記ステップS5において、第1バ
リアスイッチBSW1がオフになった場合には、バリア
部材3が準開位置よりも全閉位置側に移動されたことに
なるために、上記LCD表示部11の表示をオフにして
(ステップS7)、所定の処理を行った後にCPU20
は電源オフ状態に対応するスリープ状態に入る(ステッ
プS8)。
【0070】なお、このスリープ状態は、CPU20
が、上記第2バリアスイッチBSW2がオンになったと
きの割り込みのみを受け付ける、所定の低消費電力状態
となっている。
【0071】一方、上記ステップS4において、第2バ
リアスイッチBSW2がオンになったことが検出された
場合には、バリア部材3が全開位置となったことになる
ために、撮影の準備を行うべく、CPU20は上記ズー
ムモータ駆動回路25に電源を供給して制御を行い、レ
ンズ鏡筒5を例えばワイド端に駆動する(ステップS
9)。
【0072】このレンズ鏡筒5の駆動に連動して、上述
したように、ストロボ10も収納位置からポップアップ
位置に移動する(ステップS10)。
【0073】こうして、撮影の準備が整ったところで、
所定の撮影ルーチンに入り、レリーズボタン8が押圧さ
れるのを待機する(ステップS11)。
【0074】また、この撮影ルーチンにおいて、ボタン
類やスイッチ類が操作されないときには、後述するタイ
マ処理に入り、所定時間が経過しても操作がない場合に
はスリープ状態に移行するようになっている(ステップ
S12)。
【0075】そして、撮影ルーチンにおいては、所定時
間間隔毎に上記第2バリアスイッチBSW2の状態を検
出するようになっており(ステップS13)、該第2バ
リアスイッチBSW2がオンである間は、上記ステップ
S11の撮影ルーチンを継続して行う。
【0076】また、このステップS13において、第2
バリアスイッチBSW2がオフになった場合には、使用
者がバリア部材3を閉じ始めたということであるため
に、上記ズームモータ駆動回路25を駆動してレンズ鏡
筒5を沈胴位置へ移動させ(ステップS14)、これに
連動してストロボ10も収納位置に移動させる(ステッ
プS15)。
【0077】その後、上記ステップS5へ行ってさらに
第1バリアスイッチBSW1がオフになるのを待機し、
オフになったところで上述したようにLCD表示部11
の表示をオフにしてからスリープ状態に移行する。
【0078】次に、図12は、上記ステップS6やステ
ップS12におけるタイマ処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
【0079】この処理に入ると、上記ステップS4やス
テップS5、あるいは上記ステップS11の撮影ルーチ
ンにおいて、何らかのスイッチ操作が行われているか否
かを検出する(ステップS21)。
【0080】ここで、スイッチ操作がある場合には、タ
イマフラグをクリアする(ステップS22)。
【0081】このステップS22が終了するか、または
上記ステップS21においてスイッチ操作がない場合に
は、タイマフラグがセットされているか否かを判断して
(ステップS23)、セットされていない場合には、タ
イマフラグをセットしてから(ステップS24)、タイ
マをリセットしてスタートさせる(ステップS25)。
【0082】このステップS25が終了するか、または
上記ステップS23においてタイマフラグが既にセット
されている場合には、作動中のタイマが例えば4分に達
しているか否かを判断して(ステップS26)、達して
いる場合には、所定時間(この例では4分)が経過して
も、カメラ1が何等操作されていないとして、無駄な電
力消費を避けるために、各回路への電源をオフにして
(ステップS27)、CPU20自身も上述したような
スリープ状態に入る(ステップS28)。
【0083】上記ステップS26において、まだ4分が
経過していない場合には、上記図11に示したようなメ
インルーチンにリターンするが、このときにはタイマは
作動したままであり、メインルーチンにおいても時間の
カウントを引き続き行うようになっている。
【0084】なお、上述ではレンズ鏡筒の繰り出しに連
動してストロボがポップアップするタイプのカメラにつ
いて述べたが、レンズ鏡筒は繰り出すがストロボはポッ
プアップせず固定されたカメラ、あるいはレンズ鏡筒は
繰り出さないがストロボはポップアップするカメラにつ
いても、適用可能であることはいうまでもない。
【0085】さらに、上述では、カメラに係る情報をL
CD表示により視覚的に確認するようにしているが、本
発明はこれに限定されるものではなく、音声などにより
聴覚的に確認する場合にも適用することができる。すな
わち、例えば、ブザーの音量やパルス音のピッチ等によ
り電池容量などを確認する場合、あるいは音声を合成し
てカメラに係る情報を発声させる場合、などにも、バリ
ア部材を準開位置へスライド操作することにより、撮影
準備を行うことなくこれらの情報を確認することができ
るようにすればよい。この場合には、スピーカ等が情報
提示手段としての放音手段となる。
【0086】このような実施形態によれば、電源スイッ
チを兼ねるバリア部材を準開位置に移動させるだけで、
LCD表示等を確認することができる。このときには撮
影に係るレンズ鏡筒の駆動やストロボのポップアップ等
が禁止されているために、情報が表示されるまでのタイ
ムラグを短縮することができるとともに、電池の無駄な
消耗を抑制することができる。
【0087】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0088】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0089】(1) 撮影レンズの前面を覆う全閉位置
と、該撮影レンズの前面を完全に露呈する全開位置と、
の間を手動操作により移動可能なバリア部材と、上記撮
影レンズを保持するものであって、カメラ本体内に収納
されて撮影が禁止される沈胴位置と、この沈胴位置から
撮影レンズの光軸方向に突出して撮影を可能とする突出
位置と、の間を移動可能なレンズ鏡筒と、上記レンズ鏡
筒を上記沈胴位置と突出位置との間で駆動する駆動手段
と、上記バリア部材が上記全閉位置から該全閉位置と上
記全開位置との途中である準開位置に移動するのに応じ
てカメラ本体の電源を作動開始させ、さらに該バリア部
材が上記準開位置から全開位置に移動するのに応じて上
記駆動手段を作動させる制御手段と、を具備することを
特徴とするカメラ。
【0090】(2) 撮影レンズの前面を覆う全閉位置
と、該撮影レンズの前面を完全に露呈する全開位置と、
の間を手動操作により移動可能なバリア部材と、撮影用
の照明光を被写体に向けて照射するものであって、発光
禁止位置と、この発光禁止位置よりもカメラ外側に突出
した位置となる発光位置と、の間を移動可能な閃光発光
部と、上記閃光発光部を上記発光禁止位置と発光位置と
の間で駆動する駆動手段と、上記バリア部材が上記全閉
位置から該全閉位置と上記全開位置との途中である準開
位置に移動するのに応じてカメラ本体の電源を作動開始
させ、さらに該バリア部材が上記準開位置から全開位置
に移動するのに応じて上記駆動手段を作動させる制御手
段と、を具備することを特徴とするカメラ。
【0091】(3) 当該カメラに係る情報を認識可能
に提示する情報提示手段をさらに具備し、上記制御手段
は、上記バリア部材が上記準開位置にあるときには上記
情報提示手段のみを作動させ、上記全開位置にあるとき
には該情報提示手段に加えて上記駆動手段も作動させる
ように制御するものであることを特徴とする付記(1)
または付記(2)に記載のカメラ。
【0092】(4) 上記情報提示手段は、当該カメラ
に係る情報を視覚的に認識可能に表示する表示手段であ
ることを特徴とする付記(3)に記載のカメラ。
【0093】(5) 上記情報提示手段は、当該カメラ
に係る情報を聴覚的に認識可能に放音する放音手段であ
ることを特徴とする付記(3)に記載のカメラ。
【0094】(6) 上記バリア部材を、少なくとも上
記準開位置に位置決めして保持するためのバリア準開位
置保持手段をさらに具備したことを特徴とする付記
(1)、付記(2)、または付記(3)に記載のカメ
ラ。
【0095】(7) 上記バリア部材の位置を検出する
位置検出手段をさらに具備し、上記制御手段は、この位
置検出手段により検出されたバリア部材の位置に応じて
制御を行うものであることを特徴とする付記(1)、付
記(2)、または付記(3)に記載のカメラ。
【0096】(8) 上記位置検出手段は、上記バリア
部材が上記準開位置にあるときに第1の位置信号を発す
る準開位置信号発生手段と、該バリア部材が上記全開位
置にあるときに第2の位置信号を発する全開位置信号発
生手段と、を有して構成され、上記制御手段は、上記第
1の位置信号を受けることによりバリア部材が準開位置
にあるときの制御を行い、上記第2の位置信号を受ける
ことによりバリア部材が全開位置にあるときの制御を行
うものであることを特徴とする付記(7)に記載のカメ
ラ。
【0097】(9) 上記駆動手段は、上記撮影レンズ
を保持するレンズ鏡筒を沈胴位置と突出位置との間で駆
動するのに連動して、上記閃光発光部を上記発光禁止位
置と上記発光位置との間で駆動するものであることを特
徴とする付記(2)に記載のカメラ。
【0098】(10) 上記バリア部材は、上記撮影レ
ンズの光軸に略垂直な方向にスライドすることにより、
上記全閉位置と全開位置との間を移動するように構成さ
れたものであることを特徴とする付記(1)、付記
(2)、または付記(3)に記載のカメラ。
【0099】(11) 上記バリア部材は、上記準開位
置にあるときには、上記撮影レンズの前面の少なくとも
一部を覆うことを特徴とする付記(10)に記載のカメ
ラ。
【0100】(12) 上記表示手段は、当該カメラに
係る情報として、撮影駒数と、電池容量と、フィルムの
装填状態と、フィルムの感度と、フィルムの全撮影可能
駒数と、の少なくとも一つを表示可能であることを特徴
とする付記(4)に記載のカメラ。
【0101】(13) 撮影レンズ前面を覆う全閉位置
と上記撮影レンズ前面を完全に露呈する全開位置との間
でカメラ本体に対して移動可能なバリア部材を有するカ
メラにおいて、前記バリア部材を上記全閉位置と上記全
開位置との途中である準開位置に位置決め保持するバリ
ア準開位置保持手段と、撮影レンズを有し、撮影を行う
突出位置と撮影を行わない沈胴位置との間を光軸方向に
移動可能なレンズ鏡筒と、上記レンズ鏡筒を上記突出位
置と上記沈胴位置との間で駆動する駆動手段と、撮影状
況を表示する表示手段と、上記バリア部材の上記全閉位
置から上記準開位置への移動に応じて、上記駆動手段の
駆動切換と上記表示手段の作動切換との少なくとも一方
を行う作動設定手段と、を具備することを特徴とするカ
メラ。
【0102】(14) 上記作動設定手段は、上記バリ
ア部材が上記準開位置にあるときには、上記駆動手段と
上記表示手段との内の上記表示手段のみを作動させ、ま
た上記バリア部材が上記全開位置にあるときには、上記
駆動手段および上記表示手段を作動させるように切り換
えを行うものであることを特徴とする付記(13)に記
載のカメラ。
【0103】(15) 上記表示手段は、当該カメラに
係る情報として、撮影駒数と、電池容量と、フィルムの
装填状態と、フィルムの感度と、フィルムの全撮影可能
駒数と、の少なくとも一つを表示可能であることを特徴
とする付記(13)に記載のカメラ。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
池を無駄に消耗することなく、カメラに係る情報を短時
間で確認することが可能な使い勝手の良いカメラとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態において、バリア部材を
(A)全閉位置、(B)準開状態、(C)全開位置、に
それぞれしたときのカメラの外観を示す正面図。
【図2】上記実施形態におけるバリア部材を全開位置に
したときのカメラの外観を示す斜視図。
【図3】上記実施形態におけるバリア部材を全閉位置に
したときのカメラの外観を示す斜視図。
【図4】上記実施形態におけるカメラの内部構成を示す
ブロック図。
【図5】上記実施形態におけるバリア部材を取り外した
ときに現れる位置検出手段の構成を示す斜視図。
【図6】上記実施形態において、バリア部材を所定位置
に保持する機構を示す平断面図。
【図7】上記実施形態において、第1バリアスイッチが
オン/オフする構成を示す平断面図。
【図8】上記実施形態において、第2バリアスイッチが
オン/オフする構成を示す平断面図。
【図9】上記実施形態におけるポップアップ可能なスト
ロボの構成を示す断面図。
【図10】上記実施形態のLCD表示部における表示の
例を示す図。
【図11】上記実施形態におけるカメラの電池投入時の
動作を示すフローチャート。
【図12】上記実施形態のタイマ処理の詳細を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…カメラ 2…カメラ本体 2b,2c,2d…ボス 2e,2f,2g…孔 3…バリア部材 3b,3c,3d…凹部 3e,3g…オフ面 3f,3h…オン面 4…撮影レンズ 5…レンズ鏡筒 10…ストロボ(閃光発光部) 11…LCD表示部(表示手段、情報提示手段) 16,17…ピン 18…ばね(バリア準開位置保持手段の一部) 19…ボール(バリア準開位置保持手段の一部) 20…CPU(制御手段、作動設定手段) 25…ズームモータ駆動回路(駆動手段) BSW1…第1バリアスイッチ(位置検出手段、準開位
置信号発生手段) BSW2…第2バリアスイッチ(位置検出手段、全開位
置信号発生手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズの前面を覆う全閉位置と、該
    撮影レンズの前面を完全に露呈する全開位置と、の間を
    手動操作により移動可能なバリア部材と、 上記撮影レンズを保持するものであって、カメラ本体内
    に収納されて撮影が禁止される沈胴位置と、この沈胴位
    置から撮影レンズの光軸方向に突出して撮影を可能とす
    る突出位置と、の間を移動可能なレンズ鏡筒と、 上記レンズ鏡筒を上記沈胴位置と突出位置との間で駆動
    する駆動手段と、 上記バリア部材が上記全閉位置から該全閉位置と上記全
    開位置との途中である準開位置に移動するのに応じてカ
    メラ本体の電源を作動開始させ、さらに該バリア部材が
    上記準開位置から全開位置に移動するのに応じて上記駆
    動手段を作動させる制御手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 当該カメラに係る情報を表示する表示手
    段をさらに具備し、 上記制御手段は、上記バリア部材が上記準開位置にある
    ときには上記表示手段のみを作動させ、上記全開位置に
    あるときには該表示手段に加えて上記駆動手段も作動さ
    せるように制御するものであることを特徴とする請求項
    1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 上記バリア部材を、少なくとも上記準開
    位置に位置決めして保持するためのバリア準開位置保持
    手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100401179C (zh) * 2003-04-17 2008-07-09 佳能株式会社 照相机

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