JP2008176049A - 鏡筒及び撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型であり、効率的にカム部材を連動させ、構成も容易なカメラのレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】移動カム環1にはフォロワーピン1aが設けられ、固定筒2に具備されているカム溝2aには溝穴形状部2cが形成されている。ファインダカム板3は、溝穴形状部2cに沿って駆動することができ、ファインダカム板3に具備されている連動ピン3cは、溝穴形状部2cを通して、フォロワーピン1a又はその近傍にあるファインダカム板駆動部1dと直接連動をとることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮影レンズ等を有する鏡筒、及びこれを備えたカメラ等の撮影装置に関するものである。
近年普及しているデジタルカメラには、ユーザが被写体の画角を決定するファインダを備えているものが多数ある。また被写体が暗い場合に、光を与えて被写体を照らすストロボ機構を備えるものも多数ある。
一方、近年のカメラはズーム機構が設けられているものが一般的になり、それに付随するファインダもズームする必要がある。また、カメラにズーム機構が備わっている場合、レンズ鏡筒のズーム倍率に連動してストロボ装置も画角を変化させるズームストロボを備えるものも一般的に存在する。このようなファインダを具備するカメラの公知例として特許文献1がある。またズームストロボを備えたカメラの公知例として特許文献2がある。
上記特許文献1の技術では、ズーム鏡筒の移動カム環が回転することに連動してファインダカム板が回転し、そのファインダカム板に設けられているカム溝をファインダレンズが追従することによってファインダのズーム動作を行う。このとき、移動カム環とファインダカム板との連動は移動カム環に専用に設けた突起部材によって行っている。
また、上記特許文献2の技術では、レンズ鏡筒の回転に連動して、ストロボカム板を移動して、ストロボの位置を光軸方向に前後動させる。
特開2004−258167号公報 特開2002−182097号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、移動カム環とファインダカム板との連動をとる部材を移動カム環に専用に設ける必要があるばかりか、ファインダカム板を固定筒に組み込む溝を固定筒の中腹に配置するように構成する必要がある。その結果、構成に制約が生じてしまい、鏡筒が光軸方向に厚くなるという問題があった。
また、同様に特許文献2の技術でも、移動カム環とストロボカム板との連動をとる部材を移動カム環に専用に設ける必要があるばかりか、ストロボカム板を固定筒に組み込む溝を固定筒の中腹に配置するように構成する必要がある。その結果、構成に制約が生じてしまい、鏡筒が光軸方向に厚くなるという問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、移動カム環等の円筒部材と、例えばファインダカム板やストロボカム板などの他の構成要素とを、大型化することなく効率的に連動させることができる鏡筒及び撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の鏡筒は、第一の円筒部材と、前記第一の円筒部材の外周に配置され内部に被追従手段を有する第二の円筒部材とを備えた鏡筒であって、前記被追従手段の内面に、前記第二の円筒部材を貫通する溝穴形状部を設け、前記第一の円筒部材は、前記溝穴形状部が設けられた前記被追従手段に追従する追従手段を有することを特徴とする。
また、本発明の鏡筒は、駆動手段により駆動される第一の円筒部材と、前記第一の円筒部材の外周に配置され内部に被追従手段を有する第二の円筒部材とを備えた鏡筒であって、前記被追従手段内面に、前記第二の円筒部材を貫通する溝穴形状部を設け、前記第一の円筒部材は、前記溝穴形状部が設けられた前記被追従手段に追従する追従手段を有し、前記第一の円筒部材が前記駆動手段により駆動されることにより前記被追従手段に従って光軸方向に移動可能に構成したことを特徴とする。
また、本発明の撮影装置は、上記鏡筒を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、移動カム環等の第一の円筒部材と、例えばファインダカム板やストロボカム板などの他の構成要素とを、大型化することなく効率的に連動させることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<撮影装置の構成>
本実施の形態に係る鏡筒を備える撮影装置として例えばデジタルカメラを適用し、その構成について、図1(a),(b)、及び図2(a),(b),(c)を参照して説明する。
図1(a),(b)は、本実施の形態に係る鏡筒を備える撮影装置であるデジタルカメラの外観斜視図であり、同図(a)はデジタルカメラの電源をオフにした状態を示し、同図(b)は、電源をオンにした状態を示している。図2(a),(b),(c)は、本実施の形態に係るデジタルカメラの外観図であり、同図(a)は上面図、同図(b)は背面図、同図(c)は底面図である。
本実施の形態に係るデジタルカメラ14は、撮影倍率を変更できるズーム機構を有するカメラである。図1(a),(b)に示すように、デジタルカメラ14の正面には、被写体の構図を決めるファインダ4、測光測距を行う場合の光源の補助を行う補助光部19、ストロボ70、及び撮影レンズ鏡筒11が構成されている。
また、図2(a),(b),(c)に示すように、デジタルカメラ14の上面には、レリーズボタン15、電源切換えボタン17、及びズーム切換えスイッチ16が配設されている。さらに、その底面には、三脚取付部27が配備されると共に、メモリカードドライブ42(図7参照)及びバッテリー挿入部(不図示)が内蔵されているカードバッテリーカバー28が配置されている。また、デジタルカメラ14の背面には、操作ボタン21,22,23,24,25,26が配置されて様々な機能切換えを行うことができ、例えばカメラの動作モードとして、例えば撮影モード、再生モード、動画撮影モード等の選択を行う。
さらに、デジタルカメラ14の背面には、LCDより成るディスプレイ20及びファインダ接眼部4aが配設されている。ディスプレイ20は、メモリ40(図7参照)に保存された画像データやメモリカードから読み込んだ画像データを画面上に表示する。また、モードを選択すると複数の撮影データを縮小して画面表示したりすることもできる。
<鏡筒ユニットの構造>
次に、本形態に係るデジタルカメラ14に備えられた鏡筒ユニットの構造について、図3、図4、図5及び図6を参照して説明する。
図3は、本実施の形態に係る鏡筒ユニットの構造を示す分解斜視図であり、図4は、本実施の形態に係る鏡筒ユニットの外観を示す斜視図である。図5は、本実施の形態に係る鏡筒ユニットの構造を示す背面斜視図である。図6は、本実施の形態に係る鏡筒ユニットの固定筒の構造を示す断面図である。
図3及び図4に示すように、本実施の形態の鏡筒ユニットは、移動カム環1を有し、移動カム環1の外周には固定筒2が配置されている。移動カム環1は、移動カム環駆動部(不図示)によって図5に示すギア部1cが駆動し、固定筒2の内周に沿って回転するようになっている。移動カム環駆動部は、ズームモータ駆動部29によって回転を受けることにより動作することができる。
固定筒2の内周には、カム形状のカム溝2aが形成されており、移動カム環1に具備されているフォロワーピン1aがカム溝2aを追従することによって、移動カム環1が光軸方向に移動するようになっている。また、移動カム環1の内周にはカム溝1bが配置されている。撮影レンズ鏡筒11に具備されている突起部(不図示)がカム溝1bを追従することによって、撮影レンズ鏡筒11は光軸方向に移動する。
カム溝2aは、固定筒2の円周に沿って3箇所、120度等分に配置されている。そのうちの上部に配置されているカム溝2aには、図6に示すように、溝穴形状部2cが形成されている。この溝穴形状部2cは、カム溝2aの底面の一部を溝に沿って貫通して形成したものである。
本デジタルカメラ14は、ズームファインダ及びズームストロボを搭載しているが、それぞれのズームを行うためのファインダカム板3が固定筒2の外周に円弧状に稼働可能に配置されている。ファインダカム板3には、リブ状の連動ピン3cが一体で具備されている。一方、固定筒2の溝穴形状部2cの延長上には、図5に示すように組み込み部2bが設けられている。そして、溝穴形状部2cの一部にある組み込み部2bに連動ピン3cを位相を合わせて嵌め込み、いわゆるバヨネット状にファインダカム板3と固定筒2を組み込むことで、固定筒2とファインダカム板3を一体的に精度良く保持することができる。固定筒2にファインダカム板3が組み込まれた状態を図5に示す。同図により、連動ピン3cが固定筒2の内面に嵌り込んでいることが分かる。
移動カム環1とファインダカム板3を連動させて動作させるわけであるが、その連動は、移動カム環1に具備されているフォロワーピン1aとファインダカム板3の連動ピン3cとを溝穴形状部2cを通して直接当接させて行う。又は、フォロワーピン1aの近傍にある、ファインダカム板3を駆動するファインダカム板駆動部1dを連動ピン3cに当接させて行っても良い。
図5及び図6で分かるように、溝穴形状部2cはカム溝2aの途中まで設けられており、ファインダカム板3は、組み込み状態では図5中の右奥方向(図6の右方向)に加重がかけられており、溝穴形状部2cの端面で停止する構造になっている。
フォロワーピン1aはカム溝2aのカム形状に沿って移動していくわけであるが、デジタルカメラの電源オンによって撮影レンズ鏡筒11が繰り出す領域では、フォロワーピン1aは連動ピン3cに当接しないようになっている。撮影レンズ鏡筒11が繰り出しきった位置、いわゆるワイドの領域でフォロワーピン1aと連動ピン3cは当接することになる。その後のズーム領域では、フォロワーピン1aと連動ピン3cは当接したまま移動することになる。
以上のようにデジタルカメラの撮影領域、いわゆるワイドからテレ撮影時に、移動カム環1の回転に連動してファインダカム板3は回転することになる。
ファインダカム板3の上面にはファインダカム3aとストロボカム3bが設けられている。このように、ファインダカム板3を、ファインダカム3aとストロボカム3bを具備するカム板とすることで、大型化することなく効率的にズームファインダとズームストロボの両方を構成することができる。
ここで、本実施の形態に係るズームファインダ及びズームストロボについて説明する。
まずファインダの構成を説明する。
図3に示すように、カメラ前面にはファインダレンズ4bが固定されており、さらにその背後にファインダレンズ5及び6が配置されている。ファインダレンズ5及び6はファインダ直進規制部10によって直進規制されながら前後動できるようになっており、不図示のファインダレンズ保持部に保持されている。ファインダレンズ5が光軸方向に移動することによってファインダの変倍、いわゆるズームファインダを構成することができる。ファインダレンズ5の底部には、ファインダカム3aに追従するファインダレンズ追従部5aが一体で設けられている。
次に、ストロボの構成を説明する。
ストロボレンズ7は、カメラ前面に固定されており、その背後にストロボ発光部8が配置されている。ストロボ発光部8には、ストロボカム3bに追従するストロボ追従部8aが一体で具備されている。また、ストロボ発光部8はストロボ直進規制部9によって、前後方向に規制されている。ストロボ発光部8とストロボレンズ7との距離を変更し、発光の角度を変更することで、撮影レンズ鏡筒11の画角の変化に対応できるズームストロボを構成することができる。ストロボレンズ7及びストロボ発光部8は不図示のストロボ保持部に保持されている。
<本実施の形態に係る鏡筒ユニットの利点>
(1)本実施の形態では、移動カム環1(第一の円筒部材)のフォロワーピン1a(追従手段)とファインダカム板3の連動ピン3cとを溝穴形状部2cを通して直接当接させ、移動カム環1とファインダカム板3(溝穴形状追従手段)とを連動させる。別言すれば、ファインダカム板3の連動ピン3cが固定筒2のカム溝2a(被追従手段)に設けられた貫通穴2cを貫通して固定筒2(第二の円筒部材)の内側のフォロワーピン1aと係合する。これによって、ファインダカム板3が固定筒2に対して相対移動するように構成した。このような構成により、従来のように移動カム環とファインダカム板やストロボカム板との連動をとる部材を別に移動カム環に設ける必要がなく、その分の構成レイアウトが単純化され、小型化が可能となる。
(2)従来では、カム板が移動する貫通穴を設けるにしても、構造上、カム溝2aとは別の位置に設けなければならず、そのため鏡筒が光軸方向に厚くなってしまった。これに対して本実施の形態では、カム溝2aに直接、貫通穴(溝穴形状部)2cを設けるように構成したので、その分鏡筒を薄くすることができる。
(3)本実施の形態では、固定筒2のカム溝2a上に溝穴形状部2cを形成しているため、精度が必要なカム溝2aが変形しないように固定筒2にはある程度強度が必要になる。もし、固定筒2の強度を十分確保できない場合には、図4に示すように、溝穴形状部2c近傍で、固定筒2の背面を保持する固定筒保持部12と固定筒2とを結合部13において結合することで、カム溝2aのたわみや変形を防止することができる。
以上のように、本実施の形態の鏡筒ユニットによれば、小型で且つ効率的に連動がとれ、構成も容易なズームファインダ及びズームストロボを構成することができる。
なお、本実施の形態ではデジタルカメラの例を示しているが、同様の鏡筒構造を持つビデオカメラや銀塩フィルムを使用するアナログカメラ等でも、本実施の形態で示した鏡筒ユニットの構成を適用することができる。
<撮影装置の電気的構成及び動作>
以下、上記した本実施の形態の鏡筒ユニットを備えた撮像装置の電気的構成及び動作について、図7及び図8を参照して説明する。
図7は、本実施の形態に係るデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。
図7に示すように、本実施の形態に係るデジタルカメラ14の制御部100は、CPU46、ROM45、及びRAM47で構成されている。この制御部100には、バス44を介してレリーズボタン15、操作ボタン21〜26、ディスプレイ20、メモリ40、メモリカードドライブ42等の各種構成要素が接続されている。
バス44を介して制御部100と接続する駆動回路43には、ズームモータ駆動部29、フォーカスモータ駆動部31、シャッタ駆動部33、CCDやCMOS等の撮像デバイス37、及びストロボ7等の機能構成要素が接続されている。そして、駆動回路43は、制御部100からの信号により、これら各機能構成要素の駆動を制御することになる。ROM45には、上述の各機能構成要素を制御するプログラムが記憶され、RAM47には各制御プログラムに必要なデータが記憶されている。
次に、本実施の形態のデジタルカメラの全体的な動作について説明する。
使用者が電源切換えボタン17を操作することで電源をオフからオンにすると、CPU46はROM45から必要な制御プログラムを読み出して初期動作を開始する。つまり撮影レンズ鏡筒11を所定の撮影可能領域に移動させ、撮影機能を立ち上げて、撮影スタンバイ状態になる。
撮影を行うためにレリーズボタン15を押すと、撮像デバイス37により被写体の明るさを検知し、その測光値に基づき絞り値やシャッタスピード、またストロボ7を発光するかどうかを判断する。また、予め操作ボタン22によって使用者がストロボ7を強制的に発光させるか、発光させないかを選択することもできる。
次に測距を行い、被写体との距離を測定してフォーカスモータ駆動部31を駆動することにより所定のフォーカス位置へフォーカス部30を移動させる。そして、シャッタ部32の開閉を行い、所望の画像を撮像デバイス37に取り込む。撮像デバイス37には、露光制御値に基づいて入射した光の光量に応じた電荷が蓄積され、その電荷が画像信号となり、アナログ信号処理部36へと出力される。
アナログ信号処理部36では、取り込まれた画像データにアナログ処理を施し、A/D変換部38に出力する。A/D変換部38では取り込まれたアナログデータをデジタルデータに変換する。このデジタルデータをデジタル信号処理部39に出力し、ここでデジタルデータの処理を行う。最終的にデジタルデータはメモリ40に記憶されることになる。
メモリ40に記憶されたデータは操作ボタン23の操作によって圧縮伸張部41によりJPEGやTIFF等の圧縮加工等を施しメモリカードに出力され記憶される。また、メモリ40を持たないデジタルカメラの場合は、デジタル信号処理部39で処理されたデジタルデータを圧縮伸張部41に出力し、メモリカードドライブ42へ記憶させることになる。
メモリ40に記憶された画像データやメモリカードドライブ42に記憶されている画像データを圧縮伸張部41によって伸張処理を行い、その画像データをバス44を介してディスプレイ20に表示させることができる。このディスプレイ20上のデータを使用者が見ることで、その画像が不必要であると判断すると使用者は操作ボタン24の操作によって消去することができる。
ズームスイッチ16を操作することにより駆動回路43を介してズームモータ駆動部29を制御することにより、撮影レンズ鏡筒11をレンズの光軸方向に移動させる。また、ディスプレイ20上に表示されている記憶画像をズームスイッチ16の操作で拡大及び縮小、いわゆるデジタルズームを行うことができる。
次に、本実施の形態に係る鏡筒ユニットを具備した撮影装置であるデジタルカメラの電源オンから撮影終了までの動作について、図8を参照して説明する。
図8は、本実施の形態に係るデジタルカメラの電源オンから撮影終了までの動作を示すフローチャートである。
使用者が撮影装置の電源をオンすると(ステップS11)、CPU46よりズームモータ駆動部29に指令を送り、鏡筒駆動モータをCW回転させる(ステップS12)。その後、所定の動作を行い、撮影レンズ鏡筒11が撮影位置に移動したことが確認できたら停止させる(ステップS13)。このとき、図1(a)の状態から図1(b)の状態へレンズ鏡筒の状態は変化する。
次に使用者がレリーズボタン15をオンすると(ステップS14)、測光を行い、被写体の輝度情報を得る(ステップS15)。得られた輝度情報が既定の輝度より高輝度の場合(ステップS16)、絞り部34を光軸内に侵入させ、入射光量を変化させる(ステップS17)。得られた輝度情報が既定の輝度より低輝度の場合、絞り部34の動作は行わず光軸より退避した状態にしておく。
その後フォーカス部30を作動させて、被写体のピントが合う位置へ移動させ(ステップS18)、そこで画像の取り込みを開始する(ステップS19)。次にシャッタ部32を開状態から閉状態へ移動させ(ステップS20)、入射光量を遮り、画像取り込みは終了となる(ステップS21)。その後、絞り部34を光軸から退避させ(ステップS22)、フォーカス部30を初期位置に移動させて動作終了となる(ステップS23)。
実施の形態に係る鏡筒を備える撮影装置であるデジタルカメラの外観斜視図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの外観図である。 実施の形態に係る鏡筒ユニットの構造を示す分解斜視図である。 実施の形態に係る鏡筒ユニットの外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る鏡筒ユニットの構造を示す背面斜視図である。 実施の形態に係る鏡筒ユニットの固定筒の構造を示す断面図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの電源オンから撮影終了までの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 移動カム環(第一の円筒部材)
1a フォロワーピン(追従手段)
1b カム溝(被追従手段)
1d ファインダカム板駆動部(溝穴形状追従駆動手段)
2 固定筒(第二の円筒部材)
2a カム溝(被追従手段)
2b 組み込み部
2c 溝穴形状部
3 ファインダカム板(溝穴形状追従手段)
3a ファインダカム
3b ストロボカム
3c 連動ピン(突起部)
4 ファインダレンズ
5 ファインダレンズ
6 ファインダレンズ
7 ストロボレンズ
8 ストロボ発光部
11 撮影レンズ鏡筒
12 固定筒保持部
13 結合部
14 デジタルカメラ(撮影装置)
29 ズームモータ駆動部
70 ストロボ

Claims (11)

  1. 第一の円筒部材と、前記第一の円筒部材の外周に配置され内部に被追従手段を有する第二の円筒部材とを備えた鏡筒であって、
    前記被追従手段の内面に、前記第二の円筒部材を貫通する溝穴形状部を設け、
    前記第一の円筒部材は、前記溝穴形状部が設けられた前記被追従手段に追従する追従手段を有することを特徴とする鏡筒。
  2. 駆動手段により駆動される第一の円筒部材と、前記第一の円筒部材の外周に配置され内部に被追従手段を有する第二の円筒部材とを備えた鏡筒であって、
    前記被追従手段内面に、前記第二の円筒部材を貫通する溝穴形状部を設け、
    前記第一の円筒部材は、前記溝穴形状部が設けられた前記被追従手段に追従する追従手段を有し、前記第一の円筒部材が前記駆動手段により駆動されることにより前記被追従手段に従って光軸方向に移動可能に構成したことを特徴とする鏡筒。
  3. 前記溝穴形状部には、該溝穴形状部に追従して駆動する溝穴形状追従手段が組み込まれ、前記溝穴形状追従手段は前記追従手段と連動して動作するように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の鏡筒。
  4. 前記第一の円筒部材に配置され、前記溝穴形状追従手段を駆動する溝穴形状追従駆動手段を有し、
    前記溝穴形状部には、該溝穴形状部に追従して駆動する溝穴形状追従手段が組み込まれ、該溝穴形状追従手段は、前記溝穴形状追従駆動手段と連動して動作するように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の鏡筒。
  5. 前記溝穴形状追従手段は、前記追従手段又は前記溝穴形状追従駆動手段と追従関係が無くなる位相が存在することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の鏡筒。
  6. 前記溝穴形状追従手段は、ファインダレンズを駆動するファインダカムを具備することを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の鏡筒。
  7. 前記溝穴形状追従手段は、ストロボレンズ又はストロボ発光部、或いはその両方を駆動するストロボカムを具備することを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の鏡筒。
  8. 前記溝穴形状追従手段は、ファインダレンズを駆動するファインダカムと、ストロボレンズ又はストロボ発光部、或いはその両方を駆動するストロボカムとを具備することを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の鏡筒。
  9. 前記第二の円筒部材を保持する円筒部材保持手段を有し、
    前記溝穴形状部が形成された位置に、前記第二の円筒部材と前記円筒部材保持手段とを結合する結合手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の鏡筒。
  10. 前記溝穴形状追従手段は、リブ状の突起部を有し、前記第二の円筒部材は、前記溝穴形状追従手段を組み込むための組み込み部を有し、前記突起部が前記組み込み部を通過することで前記溝穴形状追従手段と前記第二の円筒部材とが一体的になるように構成したことを特徴とする請求項3乃至9の何れか1項に記載の鏡筒。
  11. 請求項1乃至10の何れの1項に記載された鏡筒を備えたことを特徴とする撮影装置。
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