JP2001174490A - 電力測定方法及び装置 - Google Patents

電力測定方法及び装置

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JP2001174490A
JP2001174490A JP36240199A JP36240199A JP2001174490A JP 2001174490 A JP2001174490 A JP 2001174490A JP 36240199 A JP36240199 A JP 36240199A JP 36240199 A JP36240199 A JP 36240199A JP 2001174490 A JP2001174490 A JP 2001174490A
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Hirokazu Sekiguchi
口 博 和 関
Hiroyuki Endo
藤 博 之 遠
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電動モータが消費する電力を計測して有効電
力と無効電力を記録、演算解析、表示する電力測定方法
及び装置の提供。 【解決手段】 供給電力を電力供給線の複数点に設けた
センサ3、4で計測する電力計測手段と、アナログ計測
データから供給電力を計算する供給電力計算工程と、供
給電力計算工程で計算された複数点の電力を合算して合
算電力量を求める電力量積算工程と、供給電力計算工程
及び電力量積算工程で得られ外部記憶装置に記憶された
データを送信するデータ送信工程と、データをコード変
換して転送するデータ割り込み送信工程と、供給電力か
ら有効電力及び無効電力のそれぞれの最大値及び最小値
を求める電力判定工程と、上記工程で得た複数のデータ
を1つの画面表示装置に順次表示する画面表示切替え工
程とを含み、供給電力計算工程と電力判定工程における
加工時にかかわる演算を非加工時に行い、非加工時にか
かわる演算を加工時に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等の設備
の稼動状況を自動計測して実稼動率の向上に資する技術
に関し、特にワーク加工時の消費電力である有効電力
量、非加工時の消費電力である無効電力量および瞬時の
電力値等を演算して、記録し、出力表示する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】工作機械等の設備の稼動状況を計測し、
有効電力と無効電力に区分して無効電力を低減させるた
めのデータ計測手段は、従来人手に頼っていた。即ち、
積算電力計を設備に取り付けて作業者または計測者が測
定して、記録をしていた。自動記録装置による方法の開
発要望はあったが、装置その他にコストがかかるので現
実には存在していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたもので、電動モータが消費する電力を計測して
有効電力と無効電力を記録、演算解析、表示する簡単で
安価な電力測定方法及び装置の提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電力測定方法
は、(工作機械等の)動力設備の消費電力を有効電力
(ワークの加工に寄与する電力)と無効電力(ワークの
加工に寄与しない電力)とに区分して記録する電力測定
方法において、供給電力を電力供給線の複数点に設けた
センサで計測する電力計測工程と、該電力計測手段で得
たアナログ計測データから供給電力を計算する供給電力
計算工程と、前記供給電力計算工程で計算された複数点
の電力を合算して合算電力量を求める電力量積算工程
と、前記供給電力から有効電力及び無効電力のそれぞれ
の最大値及び最小値を求める電力判定工程と、上記工程
で得た有効電力量と無効電力量を含む複数のデータを1
つの画面表示装置に順次表示する画面表示切替え工程と
を含み、前記供給電力計算工程と電力判定工程における
加工時にかかわる演算を非加工時に行い、非加工時にか
かわる演算を加工時に行っている。ここで、前記供給電
力計算工程及び電力量積算工程で得られ外部記憶装置に
記憶されたデータを送信するデータ送信工程と、そのデ
ータ送信工程から送信されたデータをコード変換して転
送するデータ割り込み送信工程、とを含むのが好まし
い。
【0005】本発明の実施に際して、前記供給電力計算
工程は、前記電力計測手段で計測されたアナログ計測デ
ータをA/D変換しそのディジタルデータを電力に変換
して求めているのが好ましい。
【0006】また、前記電力量計算方法は、A/D変換
装置の出力データを取得して電力量を求めているのが好
ましい。
【0007】また、前記データ送信工程は、外部からの
送信指示に従って所定量のデータを一括して送信してい
るのが好ましい。
【0008】また、前記データ割り込み送信工程は前記
データ送信工程から送信されたデータをASCIIコー
ドに変換して外部に転送しているのが好ましい。
【0009】また、前記電力判定工程は、過去の最大、
最小値と比較して最大、最小を求める逐次比較法によっ
て最大、最小を求めているのが好ましい。
【0010】本発明の電力測定装置は、工作機械等の動
力設備の消費電力をワークの加工に寄与する有効電力と
加工に寄与しない無効電力とに区分して記録する電力測
定装置において、供給電力を電力供給線の複数点に設け
たセンサで計測する電力計測装置と、その電力計測装置
で得たアナログ計測データをディジタルデータに変換す
るA/D変換装置と、そのA/D変換装置の出力を演算
して消費電力を解析する中央演算装置と、その中央演算
装置に接続された画面表示装置とを含んで構成されてい
る。
【0011】ここで、前記センサは、3相交流電源の1
相に限定して適宜の距離をおいて2ヶ設けられているの
が好ましい。
【0012】本発明の実施に際して、前記中央演算装置
は、外部からの操作によってプログラム変更が可能な内
部記憶装置を備えているのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電力測定方法及び
装置の実施形態を、添付図面によって説明する。最初に
図1のブロック構成で示す電力測定装置を説明する。
【0014】最初に図1のブロック構成で示す電力測定
装置を説明する。電力測定装置1は、電力使用設備のモ
ータ3Mが使用する電力データをセンサで計測して電力
消費内容を解析するための所定の処理を行う電力計測装
置10と、その電力計測装置10のアナログ出力をディ
ジタルデータに変換するA/D変換装置12と、そのA
/D変換装置12のディジタル出力を演算処理して、出
力する演算処理装置14と、で主要構成がされている。
【0015】電力使用設備のモータである3相交流モー
タ3Mには3相交流電源EのR端子Er、S端子Es、
T端子Eからそれぞれ電線2r、2s、2tで負荷量に
に応じる電力が供給されている。
【0016】電力計測装置10には、電線2rから電線
2r1および電線2r2が接続され、電線2sから電線
2s1および電線2s2が接続されている。電線2r1
及び2r2はR端子からの供給電圧を計測し、電線2s
1及び2s2はS端子からの供給電圧を計測している。
また、電線2rに計測位置をずらす即ち計測時間をずら
して電流量を計測する第1の磁気センサ3と第2の磁気
センサ4が接続されている。電力計測装置で収集されま
たは変換増幅されたこれらの電力は、電線10aを介し
てA/D変換装置12に入力するよう接続されている。
【0017】A/D変換装置12は、電力計測装置10
の出力を演算装置14で処理可能にするために電力計測
装置10の出力を、必要によっては増幅して、ディジタ
ルデータに変換するよう設けられている。そして、変換
したディジタルデータを演算装置14に電線12aで出
力するよう構成されている。図における電線10a及び
12aは、それぞれ複数の線をまとめて1本で示してい
る。
【0018】演算処理装置14は、コンピュータを含ん
で構成され、内部記憶装置15を内蔵していてA/D変
換装置12を介した電力消費データを集計、解析して例
えば、総合電力量、無効電力量、有効電力量、それに瞬
時の電力等を出力するよう構成されている。
【0019】演算処理装置14を有効に機能させるため
に、内部記憶装置15には、所定のプログラムがプログ
ラム入力ポート21を介してインストールされている。
このプログラム入力ポート21は、プログラムの随時変
更を可能にしていると共に、オペレータによる割り込み
出力指示に応じるようになっている。
【0020】外部記憶装置M2は、ほぼリアルタイムで
演算処理装置14に入力された電力消費データを貯蔵さ
せたり、演算解析した結果を貯蔵して、必要時に出力す
るよう構成されている。外部記憶装置M2と演算処理装
置14とは電線16aで接続されている
【0021】符号17は、カレンダ用の第1のクロック
であり、符号18は演算処理装置14の作動カウンタと
なる第2のクロックであって、それぞれ電線17a、1
8aで演算装置14に接続されている。
【0022】上記構成の電力測定装置1を作用させて、
変動する機械設備の消費電力を測定収集、解析する方法
を、メインプログラムMainの図2及びサブプログラ
ムSub1(図3)〜Sub7(図9)のフローチャト
によって説明する。
【0023】メインプログラムMain(図2)におい
て、ステップS1では、メイン電源をONさせて消費電
力の計測、解析を開始させる。
【0024】この段階で、以下のサブプログラムの電力
計算プログラムSub1(図4)、第1のセンサ3を介
したデータによる電力量積算プログラムSub2(図
5)、第2のセンサ4を介したデータによる電力量積算
プログラムSub3(図6)、所定量例えば、30日分
のデータをオペレータの送信指示により送信するデータ
ロードプログラムSub4(図7)、データ送信割り込
みプログラムSub5(図8)、電力判定プログラムS
ub6(図3)、画面表示切替えプログラムSub7
(図9)を立ち上げる。サブプログラムSub1〜Su
b7の内容については、後記で説明する。
【0025】ステップS2では、メインプログラムMa
in及びステップS1で立ち上げたプログラムSub1
〜Sub7及び記憶装置15、16の不要残データを消
去、立ち上げフラグ立て、等のイニシャライズを行って
作動に入る。
【0026】ステップS3では、第1のクロック17に
よってカレンダの日付けを正規にセットする。ステップ
S4では、正規時間をセットし、モータ消費電力の計測
を開始する。以上が準備工程である。
【0027】ステップS5において、ワークの実加工開
始までの時間がカウントされる。最初のワーク加工であ
れば、この時間が非加工時間即ち無効電力量のカウント
開始である。
【0028】ステップS6では、ワークの加工開始を確
認する。加工開始まではステップ5に戻って繰り返し、
非加工時間が積算されてカウントされる。加工のサイク
ルが開始されると、以後は加工時間帯となる。
【0029】ステップS7では、ワークが加工状態にあ
り、非加工時間が増加しないのでそれまでの非加工時間
にかんする各種電力データを、外部記憶装置16から取
得する。
【0030】ステップS8では、ワークの処理個数をカ
ウントする。ステップS9では、それまでの非加工時間
の電力の最大値、最小値を判定する。電力判定プログラ
ムSub6によって行う。
【0031】ステップS10では、ワーク加工時間の計
測をする。即ち、ステップS6で加工開始以後の時間を
測定する。次のステップS11は、加工時間の完了確認
をする。加工サイクルが完了するとステップS12に進
む。
【0032】ステップS12では、非加工時間帯にあっ
て加工時間が増加しないので、それまでの加工時間にか
んする電力データを外部記憶装置16から取得する。ス
テップS13では、それまでの加工時間での電力の最大
値、最小値を判定する。電力判定プログラムSub6に
よって行う。
【0033】ステップS14では、加工のサイクルスタ
ート時間とサイクル完了時間との差から演算してワーク
加工時間の決定をする。このステップ14まででワーク
1個の加工サイクルは終了する。ステップS15で所定
個数のワーク加工が未了であれば、ステップS5に戻り
次のワークの加工をし、完了していればメイン電源をO
FFにして作業は終了する。
【0034】上記メインプログラムMainに使用する
前記サブプログラムについて説明する。
【0035】電力計算プログラムSub1(図4)は、
以下のようにワーク加工サイクルの消費電力等を演算す
る。最初のステップS41では、第1及び第2のセンサ
3、4の信号を含んだA/D変換後の電力データを取得
する。
【0036】そして、そのデータ数が100以下であれ
ば、演算処理は行わない。データが100以上であれ
ば、ステップS42で第1のセンサ3による計測データ
のデータ処理個数をカウントし、ステップS43で電力
の計算をする。
【0037】ステップS45では、第2のセンサ4によ
る計測データのデータ処理個数をカウントし、ステップ
S46で電力の計算をする。
【0038】ステップS47では、不平衡電力を算出す
るために、第1のセンサ3によるデータ処理結果と第2
のセンサ4によるデータ処理結果とを合算して電力量と
している。
【0039】ステップS48では、上記により得た電力
の瞬時値を画面表示装置23等に表示する。画面表示装
置23への表示は、オペレータの割り込み指示によって
も行う。
【0040】電力量積算プログラムSub2(図5)
は、以下のよう作動する。ステップS51では、第1の
センサ3からのアナログ電力データをA/D変換装置1
2によってディジタル化したデータを取得する。ステッ
プS52では、所定数のデータ数例えば100以上であ
れば上位ビットに桁上げして積算し、所定数以下であれ
ばそのままデータを蓄積する。
【0041】電力量積算プログラムSub3(図6)
は、以下のよう作動する。ステップS61では、第2の
センサ4からのアナログ電力データをA/D変換装置1
2によってディジタル化したデータを取得する。ステッ
プS62では、所定数のデータ数例えば100以上であ
れば上位ビットに桁上げして積算し、所定数以下であれ
ばそのままデータを蓄積する。
【0042】所定数例えば、30日分のデータをオペレ
ータの送信指示により送信するデータロードプログラム
Sub4(図7)は、以下のように作動する。ステップ
S71では、送信指示の有無を確認する。送信指示有り
であれば、ステップS72で30日分のデータをデータ
送信割り込みプログラムSub5に送信して終了する。
送信指示がなければ終了する。即ち、送信指示待ちとな
る。
【0043】データ送信割り込みプログラムSub5
(図8)は、以下に述べるように作動する。最初に送信
フラグを立てて、データ送信を明確し、他のプログラム
の割り込みを行わせないようにする。
【0044】ステップS81では、前プログラムSub
4からの30日分のデータをASCIIコードにコード
変換する。ステップS82では、そのコード変換したデ
ータを送信する。
【0045】ステップS83では、送信終了を確認す
る。送信終了であれば、ステップS84で送信フラグを
降ろして、他のプログラム割り込みが可能状態にして終
了する。一方送信未了であっても、所定時間を経過する
と他のプログラム割り込みが可能な状態にするため終了
する。
【0046】3相交流モータ3Mに供給、即ちモータ3
Mが消費する電力の最大、最小を演算、記録する電力判
定プログラムSub6(図3)は、以下のように逐次比
較によって行う。ステップS21とステップ22とで、
判定すべき電力値が非加工時か加工時かを判定して演算
を区分して進める。
【0047】ステップS21では、非加工時の電力値か
否かを判定する。非加工時の電力値であればステップS
23に行き、NOであればステップS22に行く。ステ
ップS23では、判定すべき非加工時の電力値がそれま
での最大値以上か否かを判定する。今まで以上の最大値
であればステップS24でこの電力値を最大値に置き換
えする。そして、ステップS25で累積の非加工時間を
増して、ステップS35に行く。
【0048】ステップS23の判定で、判定すべき非加
工時の電力値がそれまで以上の最大値でない場合は、ス
テップS26に行き、それまでの最小値以下になるか否
かを判定する。最小値以下にならない場合は、ステップ
S35に行く。最小値以下になる場合は、ステップS2
7に行く。
【0049】ステップS27では、この電力値をそれま
での最小値に代わる最小値に置き換えて、累積の非加工
時間を増して、ステップS35に行く。
【0050】加工時の電力値を判定するステップS22
では、まづこの電力値が加工中のものか否かを判定す
る。例えば何かの原因でデータが使用不可であれば、N
Oを選択して演算を行わず終了する。YESであれば、
ステップS29に行く。
【0051】ステップS29では、判定すべき加工時の
電力値がそれまでの最大値以上か否かを判定する。今ま
で以上の最大値であればステップS30でこの電力値を
最大値に置き換えする。そして、ステップS31で累積
の加工時間を増して、ステップS35に行く。
【0052】ステップS29の判定で、判定すべき加工
時の電力値がそれまで以上の最大値でない場合は、ステ
ップS32に行き、それまでの最小値以下になるか否か
を判定する。最小値以下にならない場合は、ステップS
35に行く。最小値以下になる場合は、ステップS33
に行く。
【0053】ステップS33では、この電力値をそれま
での最小値に代わる最小値として置き換え、ステップS
34で累積の加工時間を増して、ステップS35に行
く。ステップS35では、加工した数量を増やして記録
し終了する。
【0054】画面表示装置23の表示画面を切り替える
画面表示切替えプログラムSub7(図9)は、以下の
ように作動する。プログラムSub7は、予め決められ
た複数の電力消費データを切替え表示するプログラムで
あって、ここでは、総合電力量、無効電力量、有効電力
量および瞬時電力値の4つの画面を個々に表示する。
【0055】ステップS91では、画面表示のスタート
として例えば総合電力量を画面1として表示する。ステ
ップS92では、表示切り替えボタンを押して画面切り
換えをする。表示切替えボタンが押されないとステップ
S91の画面表示が継続される。表示切り換えボタンが
押されると、ステップS93でそれまでの表示が画面1
であったか確認する。それまでの画面がYESの画面1
であればステップS94に行き画面2(無効電力量)を
表示してステップS92に戻る。
【0056】ステップS92に戻ったときの画面は画面
2の無効電力量であって、ここで表示切替えボタンを押
して画面1か否かを判定し画面1でなければステップS
95に行く。
【0057】ステップS95では、画面が2であればス
テップS96で画面3(有効電力量)を表示してステッ
プS92に戻る。そして、表示切替えボタンが押される
と、前記と同様の手順を繰り返して画面4の瞬時電力値
が表示される。
【0058】また、ステップS93で表示切り替えボタ
ンが押されて、それまでの表示が画面1でないNOなら
ば、ステップS95に行く。ステップS95でボタンが
押されると、表示が画面2か否かを判定する。YESで
あれば、ステップS96で画面3(有効電力量)が表示
されステップS92に戻り、NOであればステップS9
7に行く。
【0059】ステップS97では、ボタンが押される
と、表示が画面3か否かを判定する。YESであれば、
ステップS98で画面4(瞬時電力値)が表示され、N
OであればステップS91に戻る。このようにして、ボ
タンを押すごとに画面表示が1つづつ前に進む。
【0060】
【発明の効果】本発明の作用効果を、以下に列挙する。 (1) ワーク加工での有効電力量と無効電力量の割
合、総合電力量に対する無効電力量の割合等のデータ収
集が自動化され省人化される。 (2) 無効電力量の内容が明確になり、効率化の対策
が行いやすい。 (3) 消費電力の総合電力量、有効電力量、無効電力
量、それぞれの最大、最小値等の解析結果等を長期保存
でき、必要時にいつでも取り出して活用できる。 (4) 電力測定装置は、構造が簡単で安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力測定装置の実施形態を示すブロッ
ク構成図。
【図2】本発明の電力測定方法を示すメインプログラム
のフローチャート。
【図3】消費電力値の最大値、最小値を求めるサブプロ
グラムのフローチャート。
【図4】2つのセンサからの信号をそれぞれ電力に換算
し、合算電力を求め、表示させるサブプログラムのフロ
ーチャート。
【図5】A/D変換した第1センサからの信号を取得し
て電力量を求めるサブプログラムのフローチャート。
【図6】A/D変換した第2センサからの信号を取得し
て電力量を求めるサブプログラムのフローチャート。
【図7】オペレータの指示に従ってデータ送信割り込み
プログラムに30日分のデータを送信するサブプログラ
ムのフローチャート。
【図8】図7のデータ送信サブプログラムから送信され
たデータをコード変換して送信するサブプログラムのフ
ローチャート。
【図9】電力消費状況を画面表示装置に表示させる要領
を示すフローチャート。
【符号の説明】 E・・・3相交流電源 1・・・電力測定装置 3M・・3相交流モータ 2r、2s、2t・・電線 3・・・第1のセンサ 4・・・第2のセンサ 10・・電力計測装置 12・・A/D変換装置 14・・演算処理装置 15・・内部記憶装置 16・・外部記憶装置 17・・カレンダ用の第1のクロック 18・・マイコン用の第2のクロック 21・・プログラム信号入力ポート 22・・出力ポート 23・・画面表示装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力設備の消費電力を有効電力と無効電
    力とに区分して記録する電力測定方法において、供給電
    力を電力供給線の複数点に設けたセンサで計測する電力
    計測工程と、該電力計測手段で得たアナログ計測データ
    から供給電力を計算する供給電力計算工程と、前記供給
    電力計算工程で計算された複数点の電力を合算して合算
    電力量を求める電力量積算工程と、前記供給電力から有
    効電力及び無効電力のそれぞれの最大値及び最小値を求
    める電力判定工程と、上記工程で得た有効電力量と無効
    電力量を含む複数のデータを1つの画面表示装置に順次
    表示する画面表示切替え工程とを含み、前記供給電力計
    算工程と電力判定工程における加工時にかかわる演算を
    非加工時に行い、非加工時にかかわる演算を加工時に行
    うことを特徴とする電力測定方法。
  2. 【請求項2】 前記供給電力計算工程及び電力量積算工
    程で得られ外部記憶装置に記憶されたデータを送信する
    データ送信工程と、そのデータ送信工程から送信された
    データをコード変換して転送するデータ割り込み送信工
    程、とを含む請求項1の電力測定方法。
  3. 【請求項3】 前記供給電力計算工程は、前記電力計測
    手段で計測されたアナログ計測データをA/D変換しそ
    のディジタルデータを電力に変換して求める請求項1の
    電力測定方法。
  4. 【請求項4】 前記電力量計算工程は、A/D変換装置
    の出力データを取得して電力量を求める請求項1の電力
    測定方法。
  5. 【請求項5】 前記データ送信工程は、外部からの送信
    指示に従って所定量のデータを一括して送信する請求項
    2の電力測定方法。する電力測定方法。
  6. 【請求項6】 前記データ割り込み送信工程は前記デー
    タ送信工程から送信されたデータをASCIIコードに
    変換して外部に転送する請求項2の電力測定方法。
  7. 【請求項7】 前記電力判定工程は、過去の最大、最小
    値と比較して最大、最小を求める逐次比較法によって最
    大、最小を求める請求項1の電力測定方法。
  8. 【請求項8】 工作機械等の動力設備の消費電力をワー
    クの加工に寄与する有効電力と加工に寄与しない無効電
    力とに区分して記録する電力測定装置において、供給電
    力を電力供給線の複数点に設けたセンサで計測する電力
    計測装置と、その電力計測装置で得たアナログ計測デー
    タをディジタルデータに変換するA/D変換装置と、そ
    のA/D変換装置の出力を演算して消費電力を解析する
    中央演算装置と、その中央演算装置に接続された画面表
    示装置とを含んで構成されたことを特徴とする電力測定
    装置。
  9. 【請求項9】 前記センサは、3相交流電源の1相に限
    定して適宜の距離をおいて2ヶ設けられている請求項8
    の電力測定装置。
  10. 【請求項10】 前記中央演算装置は、外部からの操作
    によってプログラム変更が可能な内部記憶装置を備えて
    いる請求項8または9の電力測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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