JP2001174420A - スルーホールの光学的検査装置及び検査方法 - Google Patents

スルーホールの光学的検査装置及び検査方法

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JP2001174420A
JP2001174420A JP36310899A JP36310899A JP2001174420A JP 2001174420 A JP2001174420 A JP 2001174420A JP 36310899 A JP36310899 A JP 36310899A JP 36310899 A JP36310899 A JP 36310899A JP 2001174420 A JP2001174420 A JP 2001174420A
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substrate
light
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holes
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JP36310899A
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Toshiji Takei
利治 武居
Noburo Tomita
信郎 冨田
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速で検査のできる生産性の高い、スルーホ
ールの光学的検査装置及び検査方法を提供する。 【解決手段】 基板4を貫通する、内面にメッキの施さ
れたスルーホールA1〜D3を検査する光学的検査装置
であって;基板4を一方の側から照射し、スルーホール
A1〜D3の近傍を、スルーホールA1〜D3内に光を
入射しないように照明する照明手段51と;照明手段5
1で照明された基板4のスルーホールA1〜D3からの
光を基板4の他方の側で受光するセンサ53とを備える
光学的検査装置。スルーホールに光を入射しないように
照明する照明手段を備えるので、例えばスルーホールに
物理的に蓋をしなくても、光をスルーホールに入射しな
いように、スルーホールを照明することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スルーホールの光
学的検査装置及び検査方法に関し、特に多層プリント配
線板等のスルーホールを光学的に検査する光学的検査装
置及び検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多層プリント配線板等のメッキの
施されたスルーホールを光学的に検査する光学的検査装
置及び検査方法としては、検査したいスルーホールをロ
ールや栓により蓋をして遮光した上で、スルーホールの
内側あるいは外側から照明光を当てて、スルーホールの
メッキの欠陥から漏れる光を検出することが行われてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の検査装置あるいは検査方法によれば、検査
対象のスルーホールに蓋をする必要があり、検査対象の
メッキ部等に傷を付けることがあった。また、多層プリ
ント配線板等のスルーホールは小さくまた数も多いた
め、物理的に蓋をするのは煩雑であり、装置も複雑とな
り、さらに検査に要する時間も長くかかり生産性を阻害
していた。
【0004】そこで本発明は、高速で検査のできる生産
性の高い、スルーホールの光学的検査装置及び検査方法
を提供することを目的にしている。
【課題を解決するための手段】
【0005】上記目的を達成するために、請求項1に係
る発明による光学的検査装置は、例えば図1、図3に示
すように、基板4を貫通する、内面にメッキの施された
スルーホールA1〜D3を検査する光学的検査装置であ
って;基板4を一方の側から照射し、スルーホールA1
〜D3の近傍を、スルーホールA1〜D3内に光を入射
しないように照明する照明手段51と;照明手段51で
照明された基板4のスルーホールA1〜D3からの光を
基板4の他方の側で受光するセンサ53とを備える。
【0006】スルーホールに光を入射しないように照明
する照明手段を備えるので、例えばスルーホールに物理
的に蓋をしなくても、光をスルーホールに入射しないよ
うに、スルーホールを照明することができる。
【0007】ここで請求項2に記載のように、照明手段
51は、ライン光束21を発生するように構成するのが
好ましい。ライン光束は、典型的には直線状に集光され
るライン光束であるが、平行ライン光束を斜めに照射し
てもよい。
【0008】また請求項3に記載のように、請求項1ま
たは請求項2に記載の光学的検査装置では、基板4を照
明手段51に対して相対的に移動する移動手段31と;
移動手段31による移動に伴ってスルーホールA1〜D
3近傍を照明されたときの、センサ53の出力からスル
ーホールA1〜D3の明暗を判断する明暗判断手段35
とを備えるようにしてもよい。移動手段による移動(ス
キャン)方向は、ラインに直角な方向が好ましい。
【0009】さらに請求項4に記載のように、請求項1
または請求項2に記載の光学的検査装置では、基板4を
照明手段52に対して相対的に移動する移動手段31
と;スルーホールA1〜D3内を前記一方の側から前記
他方の側に貫通して出射する光と、移動手段31による
移動に伴ってスルーホールA1〜D3近傍を照明された
ときにスルーホールA1〜D3から前記他方の側に出射
する光との差あるいは比を検出する算出手段35とを備
えるようにしてもよい。光に差あるいは比を検出する算
出手段を備えるので、スルーホールの欠陥の有無、欠陥
の程度を判定することができる。
【0010】また請求項5に記載のように、請求項2に
記載の光学的検査装置では、照明手段51は、ライン光
束21のライン方向(焦線5の方向)が少なくとも2方
向に配置されているようにするとよい。2方向は例えば
直交座標XYの2方向であり、スルーホールの配置に合
わせて45°方向、あるいは例えば30°方向であって
もよい。この場合、基板4を照明手段51に対して相対
的に移動する移動手段31、33(図7)は、移動方向
が、それぞれの方向に直角な方向であり、一方の方向に
移動(スキャン)した後、他方の方向に移動するように
すればよい。
【0011】また、基板を貫通する、内面にメッキの施
されたスルーホールを検査する光学的検査装置であっ
て;前記基板を一方の側から、前記スルーホールの近傍
を略直角な2つのライン光束で照明する照明手段と;前
記基板の他方の側から、前記略直角な2つのライン光束
で照明されて出射する光を検出するセンサと;前記略直
角な2つのライン光束を略直角な2つの方向に、前記基
板に対して相対的に移動させる移動手段とを備える;光
学的検査装置としてもよい。
【0012】また請求項6に記載のように(例えば図9
に示すように)、請求項1に記載の光学的検査装置で
は、前記照明手段は、スルーホールA1〜D3の直径よ
りも大きいリング状の光24を発生するように構成して
もよい。
【0013】前記目的を達成するために、請求項7に係
る発明による光学的検査方法は、例えば図1、図3に示
すように、基板4を貫通する、内面にメッキの施された
スルーホールA1〜D3を検査する光学的検査方法であ
って;基板4を一方の側から、スルーホールA1〜D3
の近傍をライン光束21で照明する工程と;基板4の他
方の側から、ライン光束21で照明されて出射する光を
検出する工程と;ライン光束21を少なくとも2つの方
向(例えばX軸方向、Y軸方向)に、基板4に対して相
対的に移動させる工程とを備える。
【0014】ここで請求項8に記載のように、請求項7
に記載の光学的検査方法では、スルーホールA1〜D3
の位置を検出する工程を備えるようにするのが好まし
い。このときは、スルーホールの位置を検出するので、
欠陥の検出されたスルーホールを位置と関連付けて特定
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符
号を付し、重複した説明は省略する。
【0016】図1は、本発明による第1の実施の形態で
ある、基板としての多層プリント配線板のスルーホール
の光学的検査装置及び検査方法を説明するための、スル
ーホール近傍部分を抽出して示した断面図、および平面
図である。電子部品を搭載する多層プリント配線板で
は、配線板を構成する平板状の基材4aの表面層や内部
層にある配線を電気的に結合するスルーホールA1〜D
3が設けられている。スルーホールA1〜D3は、プリ
ント配線板4の一方の面(表面)から他方の面(裏面)
に貫通した穴であり、内面がメッキされている。そのメ
ッキは例えば銅メッキ10であり、各層の配線を電気的
に結合する役割を果たしている。このスルーホールA1
〜D3は小径化が進んでおり、内径は例えば(a)の断
面図に図示のように0.2mm程度である。また穴の長
さ、即ち基材4aの厚さは例えば3mmである。
【0017】図1(a)に示すように、スルーホールA
1〜D3のメッキ部には、電気的結合が完全に遮断され
た断線欠陥11や、断線に到る可能性のある切れかかり
欠陥12が発生することがある。特に切れかかり欠陥
は、一応は電気的な結合が維持されているので導通試験
では発見し難い。しかしながら、配線板に熱処理等が施
されたり、製品として完成した後の使用中に断線して、
致命的な欠陥として現れることがある。スルーホール
は、1枚の配線板に数万個も明けられており、1つにで
も欠陥があると配線板としての機能を果たさないことに
もなり得る。
【0018】図1(b)は、(a)の断面図に示す配線
板4を表面側(図中上方)から見た平面図である。ここ
に示すように、スルーホールA1〜D3は一般にマトリ
ックス状に規則正しく配列されている。ここで座標系X
YZを、Z軸が配線板4の表面、裏面に直角、即ちスル
ーホールの中心軸の方向、XY座標が基板4の表面、裏
面に平行な平面内にあり、X軸がマトリックス状配置の
一方の方向、Y軸が他方の方向に向くようにとる。典型
的には、スルーホールのマトリックスは縦横が直角に配
置されるので、XY座標は直角座標系である。
【0019】図1(b)に示すように、本実施の形態で
検査する配線板4では、X方向にスルーホールA1、A
2、A3が、一直線に等間隔で配列されている(A4以
降が配列されていてもよいが便宜上X方向には3行のみ
を示す)。同様に、Y方向にはスルーホールB、C、D
(E以降が配列されていてもよいがY方向には4列のみ
示してある)が配列されている。これら各列には、Aと
同様に3行づつのスルーホールが配列されている。典型
的には、スルーホールはY方向にも等間隔で配列されて
いる。
【0020】この配線板4に、表面側から集束ライン光
束21を照射する。集束ライン光束21は、(a)に示
すように、基板4の表面でライン状に焦線として集束す
る光束である。(b)の平面図で見れば、X方向に向い
た直線状に集束している。基板4を構成する基材4aは
ある程度は光を透過する。したがって、このライン光束
が基板4の表面であって、スルーホールA1、A2、A
3に沿い、かつそれらのごく近傍に照射されると、スル
ーホールA1、A2、A3の円筒状側面のうち一方の側
面側を照射することができる。
【0021】(a)に示すように、例えばスルーホール
A1の側面に切れかかり欠陥12が存在すると、照射さ
れた光がその欠陥からスルーホールA1の内部に漏れ込
む。漏れ込んだ光は、スルーホールA1の内面を反射し
ながら、配線板の裏面側に漏れ光21aとして射出され
る。
【0022】図1(c)は、配線板を裏面から見た平面
図である。ここに示すように、欠陥のあるスルーホール
A1のみは明るくなり、他の欠陥のないスルーホールA
2、A3は暗いままである。スルーホールB1、B2、
B3は、側面の図中下半分が照射されているが、少なく
ともその部分には欠陥が無いので、やはり暗いままであ
る。スルーホールC、Dは、光束により照射されていな
いので、当然暗い。
【0023】図2を参照して、第1の実施の形態で使用
する集束ライン光束を発生する集束照射光学系の一例を
説明する。
【0024】図中、単色光を発生する光源1と、光源1
からの光を平行光線にする光源光学系としての、コリメ
ータレンズである凸レンズ2、そして被測定物である配
線板4の検査すべき表面に焦線を生じさせるシリンドリ
カルレンズ3がこの順番で配置されている。光源光学系
とシリンドリカルレンズとを含んで照射光学系51が構
成されている。
【0025】被測定物の法線方向がZ方向、Z方向に直
角で互いに直角な方向がX方向、Y方向である。この実
施の形態では、凸レンズ2の光軸はZ方向に向けられて
いる。また、シリンドリカルレンズ3は、図中X方向の
屈折率はゼロであり、Xに直角なY方向に正の屈折率を
有する。
【0026】このような光学系では、光源1からの光は
凸レンズ2でZ軸に平行な平行光線にされて、凸レンズ
2の光軸方向に配置されたシリンドリカルレンズ3に入
射する。シリンドリカルレンズ3は、入射した平行光線
をY方向に収束して、被測定物4の表面に焦線5を生じ
させる。
【0027】図3を参照して、第1の実施の形態をさら
に説明する。図中基板である多層プリント配線板4に対
して照明光学系51の反対側(配線板4の裏面側)に、
表面側から配線板4を通ってきた光を受光する受光光学
系52が配置されている。この実施の形態では、ライン
光束照射系51と受光光学系52共に、光軸を配線板4
の表面に直角になるように配置されている。受光光学系
52に関して、配線板4の裏面と共役な位置に撮像素子
(CCD)を直線状に1次元に配列したラインセンサ5
3が設けられている。
【0028】また配線板4と両光学系とは、相対的に移
動できるように構成されている。すなわち配線板4は不
図示の基板ホルダに接続された駆動機構31により、Y
方向に移動できる。これにより、配線板4は両光学系に
よりスキャンされる。
【0029】一つの実施の形態では、(a)に示すよう
に、両光学系の光軸の位置は、Y軸方向に距離Wだけず
れている。距離Wは、W≧(スルーホールの半径+ライ
ン光束の基板表面上の照射幅/2)とする。即ち、Wは
スルーホールの半径よりも大であり、その直径程度とす
るのが好ましい。またスルーホールが基板表面に鍔を有
している場合は、その鍔の外径の2分の1を上記式のス
ルーホールの半径に置き代える。即ち照射位置が鍔の外
側になるように距離Wを定める。距離Wだけずれている
ので、ライン光束照射系51により、基板4の表面側か
らスルーホールの近傍が照射されたとき、スルーホール
内には直接光が入射しないようにできる。またこのと
き、受光光学系52の光軸は、スルーホールの位置に一
致して、スルーホールから射出する光を、基板4の裏側
から受光し、検出することができる。
【0030】ライン光束照射系51は、図2を参照して
説明したように、直線状に集光されるライン光束である
ので、図1で説明したように、配線板4の表面に垂直な
方向から照射されても、スルーホールの側壁を配線板4
の基材4a側(スルーホールの外側)から斜めに照射す
ることになる。特に配線板4のスルーホールの近傍を照
射するので、スルーホールの全長に渡って斜め方向から
照射する。
【0031】このようにして、駆動装置31で配線板4
を移動し、スキャンするので、全てのスルーホールをY
方向に検査することができる。また多層プリント配線板
4と光学系51、52とを相対的に90°回転し、同様
にX方向にスキャンすれば、スルーホールの側面を別の
方向から検査することができる。同様に180°、27
0°と回転してスキャンすれば、スルーホールの側面を
全方向から検査することができる。
【0032】図3(b)(c)(d)を参照して別の実
施の形態を説明する。(a)には、センサとして、焦線
5と平行方向に1列に撮像素子が配列された1のライン
センサを有する場合で図示してあるが、(b)(c)
(d)に示すように、照明光学系51の光軸と受光光学
系52の光軸を一致させて、この光軸に対して、前記1
のラインセンサ53aとは別のラインセンサ53cをや
はり焦線5と平行方向に、前記1のラインセンサ53a
と同じく距離W(基板4の位置で距離Wであり、受光光
学系52の結像倍率をαとすればラインセンサのY方向
のずれはαW)の位置に備えるようにしてもよい。
【0033】このように構成すると、1列のスルーホー
ルA1〜A3を、Y方向に1の方向から検査するととも
に、前記スルーホールA1〜A3の列に対して前記1の
方向とは反対の側からも検査することができる。このよ
うな検査をX方向にも行えば、スルーホールを全周から
検査することがでる。一方ラインセンサ53は、判定装
置35と接続されており、判定装置35では、ラインセ
ンサ53で検出した光の光量に基づいてスルーホールの
欠陥の有無を判定する。。
【0034】以上、ライン光束照射系51の光軸に対し
て距離W(ラインセンサ位置で言えばαW)だけずれた
位置に2列のラインセンサを備える場合を説明したが、
ライン光束照射系51の光軸と交わる位置にスルーホー
ル位置検出ラインセンサ53bを備えるようにしてもよ
い。都合欠陥検出ラインセンサ53aと53cとが、位
置検出ラインセンサ53bを挟んで等間隔Wで配置され
ていることになる。
【0035】一方基板ホルダ(不図示)には、(a)に
示すように位置検出装置34が接続されている。この位
置検出装置34から信号と前記位置検出ラインセンサ5
3bからの信号は、判定装置35に送られ、ここで各ス
ルーホールの列の位置が特定される。このようにして、
欠陥検出ラインセンサ53a、53cからの光量の情報
は、位置検出ラインセンサ53bで特定されるスルーホ
ールの位置と関係付けられて判定装置35内に記憶され
る。
【0036】以上記憶された各スルーホール毎の情報に
基づき、近傍を照射されたときのスルーホールの明暗を
判断し、明るいスルーホールには欠陥があると判定、暗
いスルーホールは欠陥無しと判定することができる。明
暗は各スルーホール間の相対的比較に基づく。大多数の
スルーホールは健全であるはずであるので、平均的な明
るさ(暗さ)を読み取り、その明るさよりも、際だって
明るいスルーホールには欠陥ありと判定することができ
る。
【0037】あるいは、前もって所定の敷居値を設定
し、その敷居値とセンサの検出値との差を計算し、差が
正であれば欠陥ありと判定、負であれば欠陥無しと判定
することができる。あるいは、所定の敷居値との比を計
算し、比が1より大であれば欠陥ありと判定し、1より
小であれば欠陥無しと判定するようにしてもよい。
【0038】また、スルーホールの一方の側(例えば表
面側)の開口が照明光により照射されたときに、スルー
ホールを該一方の側の開口から他方の側(例えば裏面
側)の開口に射出する光を基準として、近傍が照射され
たときの漏れ込み光の明暗を判断することもできる。そ
のときは、貫通する光(光の強さ、あるいは光量)と漏
れ込み光の差あるいは比を検出して、その大小により欠
陥の有無を判定する。
【0039】図4を参照して、ラインセンサの検出光強
度とスルーホールの欠陥の有無の関係を説明する。
(a)はスルーホールに欠陥の無い場合の検出結果を示
す。横軸は時間、縦軸は検出光強度を示す。スキャンの
速度が等速であれば(典型的には等速である)、横軸は
基板表面上のスキャン方向の位置に対応する。
【0040】(a)に示すように、ラインセンサ53b
(実際はライン状に配列された複数の撮像素子のうち特
定のスルーホール例えばA3に対応する特定の撮像素
子)は、スルーホールと位置が一致したところで検出光
強度I2を検出しているが、ラインセンサ53a、53
cは、有為な検出値を示しておらず、そのスルーホール
に欠陥が無いことを示している。
【0041】(b)はスルーホールに欠陥がある場合の
検出結果を示す。ここでは、ラインセンサ53aが検出
光強度I1を示しており(例えばスルーホールA3に対
応するセンサが検出したとする)、図3(b)に示すよ
うにスルーホール例えばA3の図中左側に欠陥があるこ
とを示す。ラインセンサ53cは、有為な検出値を示し
ていないので、スルーホールA3の図中右側には欠陥が
無いことを示す。なおこのときラインセンサ53bは検
出光強度I2’を示している。I2’は欠陥から光が漏
れ出す分だけ、(a)のI2よりも低い値となってい
る。I2、I2’はスルーホールをほぼ貫通する光であ
るので、I1と比較すると圧倒的に高い値を示す。
【0042】この判定のため、例えば図4(b)に示す
ように、検出光強度に敷居値I0を設定する。I0の大
きさは、例えばテスト用基板のスルーホールに種々の大
きさの欠陥を人為的に作って、あるいは欠陥の大きさの
知られた基板を用いて、そのようなスルーホールを検査
して、欠陥と検出値との関係を求め決定することができ
る。I1がI0を越えたものは欠陥ありと判定すること
ができる。
【0043】次に図5を参照して第2の実施の形態を説
明する。(a)は基板である配線板4の断面図、(b)
はその表面側から見た平面図である。図中ライン光束2
2は、第1の実施の形態で用いるライン光束21が集束
ライン光束であったのに対して、平行ライン光束であ
る。図示では、ライン光束といってもある程度の幅を有
する。このライン光束は、スルーホールA1〜A3の近
傍の基板部分を、スルーホールA1〜A3の軸線方向に
対して斜め方向から、即ち基板4の表面に対する法線に
対して角度をもって照射する。その角度とライン光束2
2の幅は、ライン光束22が検査対象のスルーホールA
1〜A3の近傍の基材4を、該スルーホールA1〜A3
の開口から直接的に光を入射させないように照射したと
きに、該スルーホールの側壁全体を照射できるように定
められる。図示のように、配線板4を表面側から見た平
面図において照射領域23が、スルーホールA1〜A3
とスルーホールB1〜B3との間の、スルーホールのメ
ッキ10にかからないような幅とするのがよい。
【0044】図6を参照して、第3の実施の形態を説明
する。図は第3の実施の形態の検査装置で検査される基
板としての配線板4を表面側から見た平面図である。こ
の検査装置は、図中、Y軸に平行な焦線5YとX軸に平
行な焦線5Xとなるようなライン光束を、配線板4に照
射する。そしてライン光束は、配線板4を先ずSYで示
す1つの方向例えばY軸方向にスキャンし、次にSXで
示す別の方向であるX軸方向にスキャンする。このよう
にしてスルーホールを全周から検査することができる。
【0045】また直角2方向X、Y方向にライン方向が
配置されている場合において、X軸方向あるいはY軸方
向のどちらとも異なる方向、例えば直交座標系であるX
軸とY軸に対して45°の方向(SXYで示す)にスキ
ャンしてもよい。また直角2方向にライン方向が配置さ
れている場合であっても、スルーホールの配置によって
は、例えばY方向にX方向よりも多くのスルーホールが
配置されているときは、Y軸に対して例えば30°方向
にスキャンしてもよい。このようにすると、一度のスキ
ャンで配線板4の全スルーホールの全周を検査すること
ができる。なお、2つの焦線5Xと5Yとを得るには、
図2に示すような照射系を2つ用意すればよい。
【0046】次に図7を参照して、基板4の表面を検査
する方法を説明する。図には、被測定物である基板であ
る配線板4の表面上の照射状態が示されている。図7
(a)は、図1(a)と同じく配線板4のX方向側面断
面図であり、図3(b)(c)(d)は、図3(a)の
焦線近傍を拡大して示した図である。先ず基板4の表面
に傷が無い場合は、(b)に示すように表面に焦線が結
ばれる。一方基板4の表面に例えば凹部(あるいは凸部
(不図示))があるときは、(c)に示すように照射光
は、凹部の底から浮いた箇所(凸部の内部に入り込んだ
仮想位置)に焦線が結ばれ、凹部の底(凸部の頂点)に
は拡散した光が投射される。
【0047】しかしながら、基板4と照明光学系51
(2、3)を相対的に基板4の表面の法線方向(Z方
向)に移動すれば、基板4の表面の凹部の底に焦線を結
ばせることができる。このとき相対的な移動量を、後述
の表面側ラインセンサの検出光量と関係付けて記録して
おけば、どれだけZ方向に移動して合焦したかを判断す
ることができる。このようにして、集束ライン光束を用
いる場合は、プリント配線板のスルーホールの検査に加
えて表面の状態を検査することもできる。
【0048】図8を参照して、集束ライン光束を利用し
て基板4の表面を検査する光学的表面検査装置の一例を
説明する。図中、被測定物である基板4を載置する載置
台30の鉛直方向上方に照明光学系が、焦線5を生じさ
せる光束を基板4の表面に、その法線方向(Z方向)に
照射するように配置されている。載置台30には、焦線
5に直角な方向(Y方向)に、載置台30を移動させ
る、第1の移動手段としての移動機構31が接続されて
いる。また載置台30を、基板4の表面の法線方向に移
動させる、第2の移動手段としての移動機構32が接続
されている。さらに、載置台30を焦線5の方向(X方
向)に移動させる、第3の移動手段33が、載置台30
に接続されている。
【0049】図中、コリメータレンズ2とシリンドリカ
ルレンズ3は、図2で説明した通りである。コリメータ
レンズ2とシリンドリカルレンズ3の間では、光源1か
らの光は平行光束になっている。この両レンズ間に、ビ
ームスプリッタ21を、X方向から見た場合に焦線5か
らの光がほぼ直角に反射されるように挿入配置してあ
る。焦線5からの光がビームスプリッタ21で反射され
る方向にシリンドリカルレンズ7が配置されている。こ
のシリンドリカルレンズ7は、図中Z方向の屈折率はゼ
ロで、X方向に正の屈折率を有する。さらにシリンドリ
カルレンズ8と表面側ラインセンサ9とがこの順番に配
置されている。
【0050】このように構成すると、照射光学系2、3
で基板4を照射する方向と、検出光学系3、7、8で焦
線5を検出する方向とを同一にできる。特に基板4の表
面を垂直方向に照射し、垂直方向に検出することができ
るので、表面のプロファイルデータが得られやすい。
【0051】また表面側ラインセンサ9には、表面側ラ
インセンサ9の各検出素子(画素)からの光量検出値
と、各移動機構31、32、33による移動量とを関係
付けて記憶するメモリー41が接続されている。
【0052】この光学的表面検査装置では、載置台30
を移動機構31で焦線5に直角なY方向、移動機構33
により、焦線5と同じX方向の所定の位置に設定して、
その位置で移動機構32により載置台30をZ方向に少
しずつ移動させ、各Z方向位置に対するラインセンサ9
による光量検出値をメモリー41に記憶させる。メモリ
ー41では、検出値を各Z方向位置に対して全て記憶
し、後でそれぞれを比較し、最大光量を与えるZ方向位
置を、その最大光量の値と共にX方向、Y方向に対応さ
せて記憶してもよいし、Z方向に移動させつつ各Z方向
位置における光量を、Z方向に移動させる前後で比較
し、大きい方の光量を与えるZ方向位置を次々に記憶す
ることにより、最終的に最大光量を与えるZ方向位置を
記憶するようにしてもよい。
【0053】Z方向に所定量移動させた後、移動機構3
1により載置台30をY方向に移動させる。また移動機
構33によりX方向に移動させる。このようにして、基
板4の検査すべき表面全域をカバーする。以上の移動検
出は、一連の動作として連続的に行うのが好ましい。
【0054】図8では、移動機構は載置台30を移動さ
せるものとして説明したが、逆に載置台30を固定し
て、光学的表面検査機構の方を移動させるように構成し
てもよい。要は、基板4と光学的表面検査機構を相対的
に移動させればよいからである。また両者を共に移動で
きるようにしてもよい。例えば、X方向とY方向には載
置台を移動させ、Z方向には光学的検査機構を移動させ
るようにする。
【0055】図9を参照して、第5の実施の形態を説明
する。(a)の側面断面図と(b)の平面図に示すよう
に、円環状シリンドリカルレンズ61が、円環の中心を
スルーホールA1の中心軸と一致させて配置されてい
る。(b)には円環状シリンドリカルレンズの一部を破
断して示してある。円環状シリンドリカルレンズ61に
は、円環状の平行光束が入射し、結果として反対方向に
は、リング状(円環状)の集束ライン光束24を射出
し、円形の焦線25を基板である配線板4の表面に形成
する。リング状の光が収束した円形焦線25の直径は、
スルーホールA1の直径よりも大きく、スルーホールに
配線板4の表面に張り出す鍔状部があるときは、その鍔
状部の直径よりも大きくする。このように構成するの
で、円形焦線25を形成するリング状の光24は、スル
ーホールA1の近傍を、スルーホールA1内に光を入射
しないように照射することができる。
【0056】リング状の光は、スルーホールの近傍から
配線板4に入射した後拡散するので、スルーホールの側
壁を外側(基材4a側)から照射する。この光はリング
であるのでスルーホールを、一度で全周に渡って照射す
ることができる。したがって、スルーホールに欠陥があ
ると、その欠陥からスルーホールの内側に光が漏れ込む
ので、欠陥の有無を容易に検査することができる。
【0057】リング状の光の照射装置、円環状シリンド
リカルレンズ61を、プリント配線板のスルーホールの
配置に合わせて複数個配置しておき、そのスルーホール
全体を配線板4に対してスキャンすれば、配線板4全体
に渡ってスルーホールを検査することができる。配線板
4の裏側に配置するセンサは、1次元のラインセンサで
あってもよいが、2次元に配置しておけば、センサを照
射装置に同期させてスキャンする手間を省くことができ
る。
【0058】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、プリント配線板のような基板のスルーホールの開口
に物理的な蓋をしなくても、スルーホールの近傍を照明
し、スルーホールに漏れ込む光を検出することにより、
スルーホールの欠陥の有無を容易に判定することができ
る。物理的な蓋を必要としないので、高速でスキャン
し、検査することができる。したがって、生産性の高い
検査装置を提供することができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スルーホ
ールに光を入射しないように照明する照明手段を備える
ので、例えばスルーホールに物理的に蓋をしなくても、
光をスルーホールに入射させずに、スルーホールを照明
することのできる光学的検査装置を提供することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である光学的検査装
置を説明する、基板側面図及び基板平面図である。
【図2】本発明の実施の形態で用いる照明手段の一例を
示す概念的斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態である光学的検査装
置を説明する、概念的正面図である。
【図4】スルーホールの欠陥と検出光強度との関係の一
例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態である光学的検査装
置を説明する、基板側面図及び基板平面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態である光学的検査装
置を説明する、基板の一部を示す基板平面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態である光学的検査装
置の作用を説明する概念的側面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態である光学的検査装
置の、基板の表面側部分を示す概念的斜視図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態である光学的検査装
置を説明する、基板側面図及び基板平面図である。
【符号の説明】
1 光源 2 光源光学系(コリメータレンズ) 3 第1の光学系(シリンドリカルレンズ) 4 基板 4a 基材 5 焦線 10 銅メッキ 11 断線欠陥 12 切れかかり欠陥 21 収束ライン光束 21a 漏れ光 31、32、33 駆動機構 34 位置検出装置 35 判定装置 51 照明光学系 52 受光光学系 53 センサ A1〜A3、B1〜B3、C1〜C3、D1〜D3 ス
ルーホール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を貫通する、内面にメッキの施され
    たスルーホールを検査する光学的検査装置であって;前
    記基板を一方の側から照射し、前記スルーホールの近傍
    を、前記スルーホール内に光を入射しないように照明す
    る照明手段と;前記照明手段で照明された前記基板のス
    ルーホールからの光を前記基板の他方の側で受光するセ
    ンサとを備える;光学的検査装置。
  2. 【請求項2】 前記照明手段は、ライン光束を発生する
    ように構成された、請求項1に記載の光学的検査装置。
  3. 【請求項3】 前記基板を前記照明手段に対して相対的
    に移動する移動手段と;前記移動手段による移動に伴っ
    て前記スルーホール近傍を照明されたときの、前記セン
    サの出力から前記スルーホールの明暗を判断する明暗判
    断手段とを備える;請求項1または請求項2に記載の光
    学的検査装置。
  4. 【請求項4】 前記基板を前記照明手段に対して相対的
    に移動する移動手段と;前記スルーホール内を前記一方
    の側から前記他方の側に貫通して出射する光と、前記移
    動手段による移動に伴って前記スルーホール近傍を照明
    されたときに前記スルーホールから前記他方の側に出射
    する光との差あるいは比を検出する算出手段とを備え
    る;請求項1または請求項2に記載の光学的検査装置。
  5. 【請求項5】 前記照明手段は、前記ライン光束のライ
    ン方向が少なくとも2方向に配置されている、請求項2
    に記載の光学的検査装置。
  6. 【請求項6】 前記照明手段は、前記スルーホールの直
    径よりも大きいリング状の光を発生するように構成され
    た、請求項1に記載の光学的検査装置。
  7. 【請求項7】 基板を貫通する、内面にメッキの施され
    たスルーホールを検査する光学的検査方法であって;前
    記基板を一方の側から、前記スルーホールの近傍をライ
    ン光束で照明する工程と;前記基板の他方の側から、前
    記ライン光束で照明されて出射する光を検出する工程
    と;前記ライン光束を少なくとも2つの方向に、前記基
    板に対して相対的に移動させる工程とを備える;光学的
    検査方法。
  8. 【請求項8】 前記スルーホールの位置を検出する工程
    を備える、請求項7に記載の光学的検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007086023A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Fujitsu Ltd プリント板ビアの基準点検出装置、検出方法、および検出プログラム
CN109490315A (zh) * 2018-11-27 2019-03-19 江门市利诺达电路科技有限公司 一种基于光电效应的电路板过孔质量的检测方法

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