JP2001174236A - ラベルの適正位置の検査方法およびその装置 - Google Patents
ラベルの適正位置の検査方法およびその装置Info
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Abstract
状態の良否の判定方法とその装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 ラベルを貼り付けた容器の、そのラベル
の隅角部の四端の位置関係を検査することにより、ラベ
ルの貼り付け状態の正否を判定することを特徴とするラ
ベルの適正位置の検査方法、および移送される容器を回
転させる機構と、移送される容器と同速で同方向に移動
しながら、容器のラベルを貼り付けたときに生じる開口
部を検知するセンサーにより作動する撮影機構と、この
撮影機構に接続する演算装置を具備したことを特徴とす
るラベルの適正位置の検査装置の構成。
Description
の適正位置の検査方法およびその装置に関するものであ
る。
ラベル(1)がその胴部(2)において正規の位置に貼
られている状態である。ラベル(1)が位置する場所は
このように、予めその位置が規定されており、ラベル貼
り機によって逐次アンプル(A)面上に貼り付けられ
る。ところでこのようなラベル(1)は、製品の内容を
示す表示であるラベル(1)が確実に貼り付けられてい
ることは勿論であるが、さらにその位置が曲がって何れ
かに片寄ったり[図1(ロ)]、ラベル(1)に皺
(e)が寄った状態[図1(ハ)]や、折れ曲がった状
態で貼られたり[図1(ニ)]することが若しあったと
して、それが製品に混在し、後に発見されるようなこと
があると、その製品は著しく品位を落とすこととなり、
ロット生産の大量、一連の製品全体に影響を及ぼすこと
が免れず、このような事態は事前に避けねばならない。
容器に貼った表示ラベルの検査としては、そのラベルの
存在の有無を検知するのみであり、そのラベルが適正位
置に在るか否やを検査するものではなかった。すなわち
従来法としては、透過型センサーでラベルがアンプル面
に二分の一周以上占める場合で、そのラベルの貼付の隙
間において、遮光があればラベル有りと判定し、また画
像処理装置によって、貼付したラベルに印刷されている
種々の表示を検知して、その検知によってラベルが在る
と判定していたのである。
などに貼り付けたラベルの、貼付け状態の良否の判定方
法とその装置を提供することを目的とする。
のラベルの隅角部の四端の位置関係を検査することによ
り、ラベルの貼り付け状態の正否を判定することを特徴
とするラベルの適正位置の検査方法、ラベルの隅角部の
四端に標識を付したことを特徴とする前記記載のラベル
の適正位置の検査方法、および移送される容器を回転さ
せる機構と、移送される容器と同速で同方向に移動しな
がら、容器のラベルを貼り付けたときに生じる開口部を
検知するセンサーにより作動する撮影機構と、この撮影
機構に接続する演算装置を具備したことを特徴とするラ
ベルの適正位置の検査装置、撮影機構が揺動的に往復動
するようにしたことを特徴とする前記記載のラベルの適
正位置の検査装置の構成とする。
基づき図面を参照して説明する。前記のように図1はア
ンプル(A)において、ラベル(1)がその胴部(2)
において正規の位置に貼られている状態である。ラベル
(1)が位置する場所はこのように、予めその位置が規
定されており、前述のようにラベル貼り機によってアン
プル(A)面上に貼り付けられる。図2は図1(イ)で
示した状態であり、これはアンプル(A)の裏面側を示
すもので、ラベル(1)が貼り付けられていない個所の
開口部である隙間(s)が存在している。そしてこの隙
間(s)によって四隅部(c1),(c2),
(c3),(c4)が形成される。この発明において
は、これら四隅部(c1),(c2),(c3),(c
4)が正規の位置にあるや否やを検知することにより、
そのラベル(1)の適正位置、すなわちラベル(1)が
アンプル(A)に正確に貼られているか否かを判定す
る。
法の原理を示す図であり、ラベル(1)が貼り付けられ
たアンプル(A)を、直立配置して回転させ、それに対
向してアンプル(A)と同速で同方向に移動する撮影機
構として、一定距離を揺動的に往復運動するカメラ
(K)を配置し、ラベル(1)の前記隙間(s)を検知
してカメラ(K)のシャッターを作動させるセンサー
[後述参照]を設け、アンプル(A)が回転してラベル
(1)の無い部分、すなわち隙間(s)に至ったとき
に、センサーにより検知してカメラ(K)が作動し、そ
の隙間(s)を中心にアンプル(A)を撮影する。カメ
ラ(K)はコンピュータの演算装置(二値化→判定→信
号出力)に繋がり、それにより四隅部(c1),
(c2),(c3),(c4)が正規の位置にあるや否
やを判定、検知する。これによってラベル(1)の貼り
付け状態の傾き、折れ曲がり、皺などによる不良製品を
直ちに検知することができる。(9)は適宜設ける照明
機構である。
図]はこの発明の検査装置(B)を示すもので、回転す
るメインホイール(3)に設けた下板(4)上にアンプ
ル(A)を配列し、これらのアンプル(A)はそれに接
するように設けたフリーローラー(5)によって支えら
れており、臨設するスピンベルト(6)によって、一定
速度により回転するようになっている。カメラ(K)が
アンプル(A)に対向して機台(7)上に、スイングア
ーム(a)を伴って設けられており、アンプル(A)と
同速で移動するようにした機構である。この機台(7)
において図示のように一対のセンサー(8),(8’)
が、アンプル(A)の隙間(s)部分を中心に検知する
位置に配置されている。カメラ(K)は円筒カム(1
0),カムフォロア(11)およびスイングアーム
(a)によって、一定距離を往復動するようになってい
る。なお図4(ロ)においてはカメラ(K)が四基設け
た例を示しているが、これは効率上、同時に四本のアン
プル(A)を撮影できるようにした例であり、図3で前
述のように基本的には一基でよい。
(1)の無い部分、すなわち隙間(s)に至ったとき
に、センサー(8),(8’)により検知してカメラ
(K)が作動し、その隙間(s)を中心にアンプル
(A)を撮影する。カメラ(K)はコンピュータの演算
装置(二値化→判定→信号出力)に繋がり、それにより
四隅部(c1),(c2),(c3),(c4)が正規
の位置にあるや否やを判定、検知する。これによってラ
ベル(1)の貼り付け状態の傾き、折れ曲がり、皺など
による不良製品を直ちに検知して判定することができ
る。なおラベル(1)の四隅部(c1),(c2),
(c3),(c4)において、カメラ(K)で撮影し、
その画像処理をするにあたり、画像をより見易くするた
めに、アイマークまたはストライプなどの標識を入れる
こともよい。
ル(1)が貼り付けられ、その際、ラベルを貼り付けた
ときに生じる開口部である隙間(s)によって貼り付け
ラベルに形成される四隅部(c1),(c2),
(c3),(c4)が正規の位置にあるや否やを検知す
ることにより、そのラベル(1)の適正位置、すなわち
ラベル(1)がアンプル(A)に正確に貼られているか
否かを判定することができ、さらに撮影機構とそれが接
続されるコンピュータの演算装置により、直ちに判定す
ることができるので、容器に貼り付けられたラベルの適
正位置の判定において、まことに効率的で確実性のある
技術を提供するものである。なお対象とする容器の形状
としは、他の適宜のものにも適用できる。
図。
明する図。
図。
図と平面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 ラベルを貼り付けた容器の、そのラベル
の隅角部の四端の位置関係を検査することにより、ラベ
ルの貼り付け状態の正否を判定することを特徴とするラ
ベルの適正位置の検査方法。 - 【請求項2】 ラベルの隅角部の四端に標識を付したこ
とを特徴とする請求項1記載のラベルの適正位置の検査
方法。 - 【請求項3】 移送される容器を回転させる機構と、移
送される容器と同速で同方向に移動しながら、容器のラ
ベルを貼り付けたときに生じる開口部を検知するセンサ
ーにより作動する撮影機構と、この撮影機構に接続する
演算装置を具備したことを特徴とするラベルの適正位置
の検査装置。 - 【請求項4】 撮影機構が揺動的に往復動するようにし
たことを特徴とする請求項3記載のラベルの適正位置の
検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37691499A JP4210886B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | ラベルの適正位置の検査方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37691499A JP4210886B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | ラベルの適正位置の検査方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001174236A true JP2001174236A (ja) | 2001-06-29 |
JP4210886B2 JP4210886B2 (ja) | 2009-01-21 |
Family
ID=18507943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37691499A Expired - Fee Related JP4210886B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | ラベルの適正位置の検査方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4210886B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004028904A (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Shibuya Kogyo Co Ltd | ラベル検査装置 |
JP2005195496A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Namikosu:Kk | 薬液入り容器の製造方法及び薬液用容器 |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP37691499A patent/JP4210886B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004028904A (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Shibuya Kogyo Co Ltd | ラベル検査装置 |
JP2005195496A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Namikosu:Kk | 薬液入り容器の製造方法及び薬液用容器 |
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---|---|
JP4210886B2 (ja) | 2009-01-21 |
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