JP2001173887A - グリス用カートリッジタンク及びその製造方法 - Google Patents

グリス用カートリッジタンク及びその製造方法

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JP2001173887A
JP2001173887A JP36023699A JP36023699A JP2001173887A JP 2001173887 A JP2001173887 A JP 2001173887A JP 36023699 A JP36023699 A JP 36023699A JP 36023699 A JP36023699 A JP 36023699A JP 2001173887 A JP2001173887 A JP 2001173887A
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grease
follower
cartridge tank
container
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Katsura Kawakami
桂 川上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンク容量が変わってもグリスの供給機能を
損なうことがないようにして種々の容量のものを作成で
きるようにし、容量の変更に容易に対応できるように
し、汎用性を増す。 【解決手段】 グリスポンプのグリス給油口に着脱可能
に取付けられる取付口部11を有しグリスが封入される
容器本体10を備え、この容器本体10をその底部を開
放させた開放口12を有した円筒状に形成し、容器本体
10の開放口12から挿入されてグリスポンプのグリス
の消費に伴って容器本体10内にグリスを封入しながら
容器本体10内を取付口部11側に向けて摺動するフォ
ロー体15を設け、このフォロー体15を、底部を有し
た状態で一次成形された容器本体10の一次製品を切断
して得られ底部を含む部分で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械や産業機
械等に潤滑等の目的でグリスを供給する各種グリスポン
プに取付けられる所謂使い捨てタイプのグリス用カート
リッジタンク及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、図7に示すように、グ
リスポンプ1として、グリス用カートリッジタンク2を
用いるタイプのものが知られており、モータ3で駆動さ
れるポンプ部4を有し、グリス給油口5に取付けられた
グリス用カートリッジタンク2から供給されるグリスを
ポンプ部4で吐出させるようにしている。従来、グリス
用カートリッジタンク2としては、例えば、グリスポン
プ1のグリス給油口5に着脱可能に取付けられる取付口
部6を一端に有し他端に底部7を有し、グリスが封入さ
れる伸縮可能な樹脂製のジャバラ筒状に形成されてい
る。そして、このグリス用カートリッジタンク2を取付
けるときは、グリスポンプ1のグリス給油口5に取付口
部6をねじ込む等して装着し、カートリッジタンク2の
底部7を押圧するコイルスプリング8が内装されたケー
ス9でこのカートリッジタンク2を覆うとともにこのケ
ース9をグリスポンプ1にビスで固定する。そして、グ
リスポンプ1の使用の際には、コイルスプリング8で、
常時カートリッジタンク2を押圧してグリスがグリス給
油口5から押し出されるようにし、グリスがなくなった
ならば、新たなカートリッジタンク2と交換するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のグリ
スポンプ1においては、例えば、グリスの使用頻度が多
いために容量の大きいカートリッジタンク2を設けたい
場合があるが、グリスポンプ1のケース9の大きさが一
義的に定まっているので、容量の異なるカートリッジタ
ンク2を装着できないという問題があった。また、ケー
ス9のグリスポンプ1に対する取付部9aも一義的なの
で、単にケース9の大きいものを用意することは難しい
が、仮に、高さを高くして容量を増したカートリッジタ
ンク2を用意して、高さの高いケース9を作成したとし
ても、カートリッジタンク2が大きくなる分、押圧抵抗
が増してカートリッジタンク2がきれいに潰れないこと
があってグリスの押し出し機能が低下してしまい、グリ
スが残ってしまって無駄になるという問題があり、ま
た、ケース9の種類が増すので部品点数が増し、製造上
や部品管理上煩雑になるという問題がある。尚、従来の
グリスポンプにおいては、カートリッジタンク2を用い
ずに、タンクを固定したものもあるが、タンクが固定さ
れているので交換ができないことから容量の増加には対
応できないし、交換できないことからグリスを注ぎ足さ
なければならないのでグリスの補給が煩雑で、カートリ
ッジタンク2の便利さに到底及ばない。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、グリスポンプ側のケースを廃止して、容量が大き
くなってもグリスの供給機能を損なうことがないように
して種々の容量のものを作成できるようにし、容量変更
に容易に対応できるようにし、汎用性を増すことのでき
るグリス用カートリッジタンク及びその製造方法を提供
することを目的とする。また、グリス用カートリッジタ
ンクの製造方法においては、その製造を容易にして、製
造効率の向上を図る点も目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明のグリス用カートリッジタンクは、グリ
スポンプのグリス給油口に着脱可能に取付けられる取付
口部を有しグリスが封入される容器本体を備えた樹脂製
のグリス用カートリッジタンクにおいて、上記容器本体
をその底部を開放させた開放口を有した円筒状に形成
し、該容器本体の開放口から挿入されて該容器本体内に
グリスを封入するとともに上記グリスポンプのグリスの
消費に伴って該容器本体内にグリスを封入しながら該容
器本体内を取付口部側に向けて摺動するフォロー体を設
けた構成としている。これにより、このグリス用カート
リッジタンクを、グリスポンプに取付けるときは、グリ
スポンプのグリス給油口にタンクの取付口部を装着す
る。これにより、カートリッジタンクが装着される。
【0006】そして、グリスポンプを作動させると、カ
ートリッジタンクにおいては、グリスが消費されていく
が、消費の際の吸引力によってフォロー体が容器本体内
にグリスを封入しながら容器本体内を取付口部側に向け
て摺動していく。この場合、フォロー体は容器本体を摺
動して容器本体にガイドされるので、従来のジャバラ式
のタンクのようにタンク自身を潰していくタイプのもの
に比較して抵抗が少なく、そのため、グリスの供給機能
を低下させる事態が防止され、円滑にグリスの消費が行
なわれていく。また、フォロー体が容器本体内にグリス
を封入しながら容器本体内を取付口部側に向けて摺動し
ていくので、グリス内部に空気溜ができることがなく、
そのため、グリスが残ってしまうという事態が抑制さ
れ、無駄が防止される。また、容器本体の取付口部を同
じにした種々の容量のものを数種類作成しておけば、所
望の容量のカートリッジタンクを選択してこれを装着す
るだけで容易に容量の変更に対応させることができるよ
うになる。即ち、従来のグリスポンプ側のケースを廃止
して、容量が大きくなってもカートリッジタンクのグリ
スの供給機能を損なうことがないようにしたので、容量
の変更に容易に対応できるようになる。
【0007】また、必要に応じ、上記フォロー体の外周
に複数の溝を形成し、該溝に上記容器本体とのシールを
行なうシールリングを嵌着した構成としている。容器本
体とのシールが確実になり、グリス内部に空気溜ができ
ることが確実に防止されるので、グリスの供給機能をよ
り一層確実に確保することができる。また、シールリン
グが多条になるので、より一層容器本体とのシールを確
実にすることができる。更に、必要に応じ、上記フォロ
ー体を凹部を有したカップ状に形成した構成としてい
る。側部に溝をつけ易くなる。更にまた、必要に応じ、
上記容器本体の開放口を覆う蓋を設けた構成としてい
る。容器本体内部にごみが入り込む事態が防止される。
そしてまた、必要に応じ、上記フォロー体を、底部を有
した状態で一次成形された容器本体の一次製品を切断し
て得られ該底部を含む部分で構成している。これによ
り、容器本体とフォロー体とを同時に成形でき、別々に
成形する場合に比較して、型も1つで良いことから、成
形工数が減り成形が容易になり、製造効率を大幅に向上
させることができる。また、一次製品を切断するだけで
容器本体とフォロー体とを作成することができ、この点
でも、製造効率の向上を図ることができる。
【0008】また、本発明のグリス用カートリッジタン
クの製造方法は、グリスポンプのグリス給油口に着脱可
能に取付けられる取付口部を有しグリスが封入される容
器本体を備えた樹脂製のグリス用カートリッジタンクで
あって、上記容器本体をその底部を開放させた開放口を
有した円筒状に形成し、該容器本体の開放口から挿入さ
れて該容器本体内にグリスを封入するとともに上記グリ
スポンプのグリスの消費に伴って該容器本体内にグリス
を封入しながら該容器本体内を取付口部側に向けて摺動
するフォロー体を設けたグリス用カートリッジタンクの
製造方法において、底部を有した状態の容器本体の一次
製品を中空成形し、その後、該一次製品の底部を切断し
て容器本体を形成するとともに、該切断した底部を上記
フォロー体として用いる構成としている。これにより、
容器本体とフォロー体とを同時に成形でき、別々に成形
する場合に比較して、型も1つで良いことから、成形工
数が減り成形が容易になり、製造効率を大幅に向上させ
ることができる。また、一次製品を切断するだけで容器
本体とフォロー体とを作成することができ、この点で
も、製造効率の向上を図ることができる。
【0009】そしてまた、グリスポンプのグリス給油口
に着脱可能に取付けられる取付口部を有しグリスが封入
される容器本体を備えた樹脂製のグリス用カートリッジ
タンクであって、上記容器本体をその底部を開放させた
開放口を有した円筒状に形成し、該容器本体の開放口か
ら挿入されて該容器本体内にグリスを封入するとともに
上記グリスポンプのグリスの消費に伴って該容器本体内
にグリスを封入しながら該容器本体内を取付口部側に向
けて摺動するフォロー体を設け、該フォロー体の外周に
複数の溝を形成し、該溝に上記容器本体とのシールを行
なうシールリングを嵌着したグリス用カートリッジタン
クの製造方法において、底部を有した状態の容器本体の
一次製品を中空成形し、かつ、該一次製品の底部及び該
底部に連続し該底部から所定幅の側部をフォロー体の形
状に成形し、その後、該一次製品の底部から所定幅の側
部部分を切断して容器本体を形成するとともに該切断し
た底部及び所定幅の側部をフォロー体とし、該フォロー
体の溝にシールリングを嵌着し、その後、該フォロー体
をグリスを充填した容器本体内に挿入した構成としてい
る。これにより、フォロー体の側部に溝を形成し易くな
るので、製造効率の向上を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係るグリス用カートリッジタンク及びそ
の製造方法について説明する。尚、上記と同様のものに
は同一の符号を付して説明する。先ず、本発明の実施の
形態に係るグリス用カートリッジタンクについて説明す
る。図1乃至図3に示すように、実施の形態に係るグリ
ス用カートリッジタンクTは、図3に示すようなグリス
ポンプ1に取付けられる。このグリスポンプ1は、グリ
ス給油口5に取付けられたグリス用カートリッジタンク
Tから供給されるグリスをモータ3で駆動されるポンプ
部4で吐出させるようにしている。グリス給油口5に
は、雌ネジ5aが形成されている。1aは取付けられた
グリス用カートリッジタンクTの下側周囲を覆うカバー
である。
【0011】実施の形態に係るグリス用カートリッジタ
ンクTは、グリスポンプ1のグリス給油口5に着脱可能
に取付けられる取付口部11を有しグリスが封入される
容器本体10を備えている。容器本体10は、透明もし
くは半透明の樹脂製であり、その底部を開放させた開放
口12を有した円筒状に形成されている。取付口部11
は、開放口12の反対側に容器本体10の軸線を軸心と
する小径の円筒状に突出形成されており、その外周に
は、グリス給油口5の雌ネジ5aに螺合する雄ネジ11
aが形成されている。そして、この取付口部11の雄ネ
ジ11aをグリスポンプ1のグリス給油口5の雌ネジ5
aに螺合することによりグリス用カートリッジタンクT
はグリスポンプ1に取付けられる。また、開放口12の
外側には後述の蓋20が螺合する雄ネジ部13が形成さ
れている。
【0012】容器本体10には、その開放口12から挿
入され容器本体10内を摺動するフォロー体15が設け
られている。フォロー体15は、容器本体10内にグリ
スを封入するとともにグリスポンプ1のグリスの消費に
伴って容器本体内10にグリスを封入しながら容器本体
10内を取付口部11側に向けて摺動する。フォロー体
15は、凹部17を有したカップ状に形成されている。
このフォロー体15の外周には複数(実施の形態では2
つ)の溝18が形成されており、各溝18にシールリン
グ19が嵌着されている。また、後述するように、フォ
ロー体15は、図4に示すように、底部31を有した状
態で一次成形された容器本体10の一次製品30を切断
して得られ底部31を含む部分で構成されている。20
は容器本体10の開放口12を覆う蓋である。この蓋2
0は、容器本体10と同様に、透明もしくは半透明の樹
脂製であり、カップ状に型成形され、内側に雄ネジ部1
3に螺合する雌ネジ部21が形成されている。尚、雄ネ
ジ部13と雌ネジ部21とは、空気が流通可能な隙間を
有して螺合しており、フォロー体15の取付口部11側
に向かう摺動によってフォロー体15と蓋20との間が
負圧にならないようにしている。これは、蓋20に空気
流通用の小孔を設けることによっても実現できる。ま
た、容器本体10としては、その取付口部11のネジ径
が同じ種々の容量のものを数種類作成しておく。例え
ば、その容量が、400ml,700ml,1000m
l,1300mlの4種類作成しておく。
【0013】次に、このグリス用カートリッジタンクT
の実施の形態に係る製造方法について、図4の製造工程
図を用いて説明する。図4(a)に示すように、底部3
1を有した状態の容器本体10の一次製品30を周知の
インジェクションマシン等を用いて中空成形する。この
一次製品30においては、底部31及び底部31に連続
する所定幅Hの側部32がフォロー体15の形状に形成
されている。フォロー体15の外径D1 は、容器本体1
0の内径D2 よりも僅かに小さい外径に設定されてい
る。また、所定幅の側部32には、溝18が形成されて
いる。更に、所定幅よりも取付口部11側の外側に上記
の雄ネジ部13が形成されている。一次製品30の中空
成形後は、図4(b)に示すように、この一次製品30
の底部31から所定幅Hの側部32部分を切断して容器
本体10を形成するとともに、切断した底部31及び所
定幅の側部32の部分をフォロー体15として構成す
る。この場合、容器本体10とフォロー体15とを同時
に成形できるので、別々に成形する場合に比較して、型
も1つで良いことから、成形工数が減り成形が容易にな
り、製造効率が向上させられる。また、一次製品30を
切断するだけで容器本体10とフォロー体15とを作成
することができ、この点でも、製造効率の向上が図られ
る。
【0014】次に、図4(c)に示すように、フォロー
体15の溝18にシールリング19を嵌着する。その
後、図4(d)に示すように、フォロー体15の底部3
1外面がわを容器本体10内側に挿入させてフォロー体
15を装着するとともに、容器本体10内にグリスGを
注入し、容器本体10の取付口部11にキャップ(図示
せず)を被せ、容器本体10の開放口12を蓋20で覆
う。そして、このグリスGが封入された容器本体10を
製品とし、箱詰する等して販売の用に供する。
【0015】このグリス用カートリッジタンクTを、グ
リスポンプ1に取付けるときは、図3に示すように、先
ず、グリスポンプ1のグリス給油口5にカートリッジタ
ンクTの取付口部11をねじ込んで装着する。この場
合、従来のようにカートリッジタンクTを押圧するケー
ス9(図7)をグリスポンプ1に付けなくても、カート
リッジタンクTをねじ込むだけで装着することができ、
そのため、取付けが極めて容易に行なわれる。
【0016】このようにカートリッジタンクTが装着さ
れたグリスポンプ1を作動させるときは、ポンプ部4を
駆動してグリス給油口5からのグリスを吐出する。カー
トリッジタンクTにおいては、グリスが消費されていく
が、消費の際の吸引力によってフォロー体15が容器本
体10内にグリスを封入しながら容器本体10内を取付
口部11側に向けて摺動していく。この場合、フォロー
体15は容器本体10を摺動して容器本体10にガイド
されるので、従来のジャバラ式のタンクのようにタンク
自身を潰していくタイプのものに比較して抵抗が少な
く、そのため、グリスの供給機能を低下させる事態が防
止され、円滑にグリスの消費が行なわれていく。また、
フォロー体15が容器本体10内にグリスを封入しなが
ら容器本体10内を取付口部11側に向けて摺動してい
くので、グリス内部、特に、グリス上面とフォロー体1
5との間に空気溜ができることがなく、そのため、グリ
スが残ってしまうという事態が抑制され、無駄が防止さ
れる。また、この場合、フォロー体15の外周に形成し
た溝18に容器本体10とのシールを行なうシールリン
グ19を嵌着しているので、容器本体10とのシールが
確実になる。しかも、溝18を複数設けて各溝18にシ
ールリング19を嵌着しているので、シールリング19
が多条になり、より一層容器本体10とのシールが確実
になる。
【0017】カートリッジタンクTのグリスがなくなっ
たならば、別の新たなカートリッジタンクTに交換す
る。この際には、カートリッジタンクTの取付口部11
のネジを緩めてグリスポンプ1のグリス給油口5から外
し、新たなカートリッジタンクTを上記と同様に装着す
れば良い。この場合にも、カートリッジタンクTの取付
口部11を回転させる簡単な操作で交換できるので、交
換作業性が極めて良いものになる。また、グリスポンプ
1においては、例えば、グリスの使用頻度が多いために
容量の大きいカートリッジタンクTを設けたい場合があ
るが、その場合には、容量の大きいカートリッジタンク
Tを選択してこれを上記と同様に装着する。この場合、
従来においてはグリスポンプ1のケース9の大きさが一
義的に定まっていて容量の異なるカートリッジタンクT
を装着できないことがあったが、実施の形態では、グリ
スポンプ1側のケース9を廃止して、カートリッジタン
クT自らグリスの供給作用を持つことができるように
し、しかも、容量が大きくなってもグリスの供給機能が
損なわれないので、容量の変更に容易に対応できるよう
になる。
【0018】次に、本発明の別の実施の形態に係るグリ
ス用カートリッジタンクについて説明する。図5及び図
6に示すように、この別の実施の形態に係るグリス用カ
ートリッジタンクTは、上記と同様のグリスポンプ1に
取付けられる。このグリス用カートリッジタンクTは、
グリスポンプ1のグリス給油口5に着脱可能に取付けら
れる取付口部11を有しグリスが封入される容器本体1
0を備えている。容器本体10は、透明もしくは半透明
の樹脂製であり、その底部を開放させた開放口12を有
した円筒状に形成されている。取付口部11は、開放口
12の反対側に容器本体10の軸線を軸心とする小径の
円筒状に突出形成されており、その外周には、グリス給
油口5の雌ネジ5aに螺合する雄ネジ11aが形成され
ている。そして、この取付口部11の雄ネジ11aをグ
リスポンプ1のグリス給油口5の雌ネジ5aに螺合する
ことによりグリス用カートリッジタンクTはグリスポン
プ1に取付けられる。また、開放口12の外側には後述
の押え体40が係止される係止部14が形成されてい
る。この係止部14は、開放口12の外側の180度対
称位置に一体に突設される一対の突条で形成されてい
る。
【0019】容器本体10には、その開放口12から挿
入され外側から押圧されて容器本体10内を摺動して内
部のグリスを取付口部11側に押圧するフォロー体15
が設けられている。16はフォロー体15の外側に配設
されフォロー体15を押圧するコイルスプリングであ
る。フォロー体15は、コイルスプリング16が挿入さ
れる凹部17を有したカップ状に形成されている。この
フォロー体15の外周には複数(実施の形態では2つ)
の溝18が形成されており、各溝18にシールリング1
9が嵌着されている。40は容器本体10の係止部14
に係止されてコイルスプリング16を押える押え体であ
る。この押え体40は、容器本体10の開放口12に架
設される金属製板状体で構成され、この板状体の両端に
は、内側に折曲形成され係止部14の一対の突条に夫々
係止するフック部41が形成されている。また、容器本
体10としては、その取付口部11のネジ径が同じ種々
の容量のものを数種類作成しておく。例えば、その容量
が、400ml,700ml,1000ml,1300
mlの4種類作成しておく。このグリス用カートリッジ
タンクTの製造方法は、上記と同様である。
【0020】このグリス用カートリッジタンクTを、グ
リスポンプ1に取付けるときは、図6に示すように、先
ず、グリスポンプ1のグリス給油口5にカートリッジタ
ンクTの取付口部11をねじ込んで装着する。次に、コ
イルスプリング16をフォロー体15の凹部17に挿入
し、押え体40をそのフック部41が係止部14のない
ところを通過可能な位置に位置させてコイルスプリング
16上に載置し、押え体40を押圧してコイルスプリン
グ16を縮小させ、回転させてフック部41を係止部1
4に係止する。これにより、カートリッジタンクTの装
着が終わる。この場合、従来のようにカートリッジタン
クTを押圧するケース9(図7)をグリスポンプ1に付
けなくても、カートリッジタンクTをねじ込むだけで装
着することができ、そのため、取付けが極めて容易に行
なわれる。また、押え体40のフック部41を係止部1
4に夫々係止するので、簡易な構造でコイルスプリング
16を押えることができ、取付の操作性が向上させら
れ、コストダウンも図られる。
【0021】このようにカートリッジタンクTが装着さ
れたグリスポンプ1を作動させるときは、ポンプ部4を
駆動してグリス給油口5からのグリスを吐出する。カー
トリッジタンクTにおいては、コイルスプリング16で
常時フォロー体15が押圧されており、この押圧によ
り、グリスがグリス給油口5側に押圧されるようにな
る。この場合、フォロー体15で直接グリスを押圧し、
しかも、フォロー体15は容器本体10をグリスの消費
に伴って摺動して容器本体10にガイドされるので、従
来のジャバラ式のタンクのようにタンク自身を潰してい
くタイプのものに比較して押圧抵抗が少なく、そのた
め、グリスの押し出し供給機能を低下させる事態が防止
され、円滑にグリスを押し出すことができ、グリスが残
ってしまうという事態が抑制され、無駄が防止される。
また、この場合、フォロー体15の外周に形成した溝1
8に容器本体10とのシールを行なうシールリング19
を嵌着しているので、容器本体10とのシールが確実に
なり、押圧機能がより一層確実に確保される。しかも、
溝18を複数設けて各溝18にシールリング19を嵌着
しているので、シールリング19が多条になり、より一
層容器本体10とのシールが確実になる。更に、コイル
スプリング16はフォロー体15の凹部17に挿入され
ているので、コイルスプリング16の左右への撓みが凹
部17の壁部で押えられ、コイルスプリング16の押圧
機能がより一層確実に確保される。更にまた、係止部1
4を一対の突条で形成し、押え体40を突条に夫々係止
するフック部41を備えて構成したので、簡易な構造で
コイルスプリング16を押えることができ、取付の操作
性が向上させられ、コストダウンも図られる。
【0022】カートリッジタンクTのグリスがなくなっ
たならば、別の新たなカートリッジタンクTに交換す
る。この際には、カートリッジタンクTの取付口部11
のネジを緩めてグリスポンプ1のグリス給油口5から外
し、新たなカートリッジタンクTを上記と同様に装着す
れば良い。この場合にも、カートリッジタンクTの取付
口部11を回転させる簡単な操作で交換できるので、交
換作業性が極めて良いものになる。また、グリスポンプ
1においては、例えば、グリスの使用頻度が多いために
容量の大きいカートリッジタンクTを設けたい場合があ
るが、その場合には、容量の大きいカートリッジタンク
Tを選択してこれを上記と同様に装着する。この場合、
従来においてはグリスポンプ1のケース9の大きさが一
義的に定まっていて容量の異なるカートリッジタンクT
を装着できないことがあったが、実施の形態では、グリ
スポンプ1側のケース9を廃止して、カートリッジタン
クT自らグリスの押圧作用を持つことができるように
し、しかも、容量が大きくなってもグリスの押し出し機
能が損なわれないので、容量の変更に容易に対応できる
ようになる。
【0023】なお、上記実施の形態において、グリスポ
ンプ1は手動,自動を問わずどのようなタイプのポンプ
であっても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のグリス用
カートリッジタンク及びその製造方法によれば、フォロ
ー体を容器本体内にグリスを封入しながら容器本体内を
取付口部側に向けて摺動させるので、従来のグリスポン
プ側のケースを廃止して、グリスの供給機能を損なうこ
とがないようにして種々の容量のものを作成できるよう
になり、容量変更に容易に対応でき、汎用性を増すこと
ができるという効果がある。即ち、容器本体の取付口部
を同じにした種々の容量のものを数種類作成しておけ
ば、所望の容量のカートリッジタンクを選択してこれを
装着するだけで容易に容量の変更に対応させることがで
きるようになる。また、フォロー体は容器本体を摺動し
て容器本体にガイドされるので、従来のジャバラ式のタ
ンクのようにタンク自身を潰していくタイプのものに比
較して抵抗が少なく、そのため、グリスの供給機能を低
下させる事態が防止され、円滑にグリスの消費を行なわ
せることができる。また、フォロー体が容器本体内にグ
リスを封入しながら容器本体内を取付口部側に向けて摺
動していくので、グリス内部に空気溜ができることがな
く、そのため、グリスが残ってしまうという事態が抑制
され、無駄を防止することができる。
【0025】そして、フォロー体の外周に形成した溝に
容器本体とのシールを行なうシールリングを嵌着した場
合には、容器本体とのシールが確実になり、押圧機能を
より一層確実に確保することができる。特に、溝を複数
設けて各溝にシールリングを嵌着したので、シールリン
グが多条になることから、より一層容器本体とのシール
を確実にすることができる。また、フォロー体を凹部を
有したカップ状に形成した場合には、フォロー体を押圧
するコイルスプリングを挿入することができ、コイルス
プリングの左右への撓みを凹部の壁部で押えることがで
きるので、コイルスプリングの押圧機能を確実に確保す
ることができる。更に、容器本体の開放口を覆う蓋を設
けた場合には、容器本体内部にごみが入り込む事態を防
止することができる。
【0026】また、本発明のグリス用カートリッジタン
クの製造方法によれば、底部を有した状態の容器本体の
一次製品を中空成形し、その後、一次製品の底部を切断
して容器本体を形成するとともに、切断した底部をフォ
ロー体として用いる構成としたので、容器本体とフォロ
ー体とを同時に成形でき、別々に成形する場合に比較し
て、型も1つで良いことから、成形工数が減り成形が容
易になり、製造効率を大幅に向上させることができる。
また、一次製品を切断するだけで容器本体とフォロー体
とを作成することができ、この点でも、製造効率の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るグリス用カートリッ
ジタンクを示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るグリス用カートリッ
ジタンクを示す組み立て断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るグリス用カートリッ
ジタンクをグリスポンプに装着するときの状態を示す図
である。
【図4】本発明の実施の形態に係るグリス用カートリッ
ジタンクの製造方法を示す工程図であり、(a)は一次
製品の断面図、(b)は一次製品を切断して容器本体と
フォロー体に分離させた状態を示す図、(c)はフォロ
ー体にシールリングを装着した状態の図、(d)は容器
本体にフォロー体を装着して内部にグリスを充填した状
態の断面図である。
【図5】本発明の別の実施の形態に係るグリス用カート
リッジタンクを示す分解斜視図である。
【図6】本発明の別の実施の形態に係るグリス用カート
リッジタンクを示す組み立て断面図である。
【図7】従来のグリス用カートリッジタンクをこれが取
付けられるグリスポンプとともに示す図である。
【符号の説明】
T グリス用カートリッジタンク 1 グリスポンプ 1a カバー 3 モータ 4 ポンプ部 5 グリス給油口 5a 雌ネジ 10 容器本体 11 取付口部 11a 雄ネジ 12 開放口 13 雄ネジ部 14 係止部 15 フォロー体 16 コイルスプリング 17 凹部 18 溝 19 シールリング 20 蓋 21 雌ネジ部 30 一次製品 31 底部 32 側部 H 所定幅 D1 フォロー体の外径 D2 容器本体の内径 40 押え体 41 フック部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリスポンプのグリス給油口に着脱可能
    に取付けられる取付口部を有しグリスが封入される容器
    本体を備えた樹脂製のグリス用カートリッジタンクにお
    いて、 上記容器本体をその底部を開放させた開放口を有した円
    筒状に形成し、該容器本体の開放口から挿入されて該容
    器本体内にグリスを封入するとともに上記グリスポンプ
    のグリスの消費に伴って該容器本体内にグリスを封入し
    ながら該容器本体内を取付口部側に向けて摺動するフォ
    ロー体を設けたことを特徴とするグリス用カートリッジ
    タンク。
  2. 【請求項2】 上記フォロー体の外周に複数の溝を形成
    し、該溝に上記容器本体とのシールを行なうシールリン
    グを嵌着したことを特徴とする請求項1記載のグリス用
    カートリッジタンク。
  3. 【請求項3】 上記フォロー体を凹部を有したカップ状
    に形成したことを特徴とする請求項1または2記載のグ
    リス用カートリッジタンク。
  4. 【請求項4】 上記容器本体の開放口を覆う蓋を設けた
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載のグリス用
    カートリッジタンク。
  5. 【請求項5】 上記フォロー体を、底部を有した状態で
    一次成形された容器本体の一次製品を切断して得られ該
    底部を含む部分で構成したことを特徴とする請求項1,
    2,3または4記載のグリス用カートリッジタンク。
  6. 【請求項6】 グリスポンプのグリス給油口に着脱可能
    に取付けられる取付口部を有しグリスが封入される容器
    本体を備えた樹脂製のグリス用カートリッジタンクであ
    って、上記容器本体をその底部を開放させた開放口を有
    した円筒状に形成し、該容器本体の開放口から挿入され
    て該容器本体内にグリスを封入するとともに上記グリス
    ポンプのグリスの消費に伴って該容器本体内にグリスを
    封入しながら該容器本体内を取付口部側に向けて摺動す
    るフォロー体を設けたグリス用カートリッジタンクの製
    造方法において、 底部を有した状態の容器本体の一次製品を中空成形し、
    その後、該一次製品の底部を切断して容器本体を形成す
    るとともに、該切断した底部を上記フォロー体として用
    いることを特徴とするグリス用カートリッジタンクの製
    造方法。
  7. 【請求項7】 グリスポンプのグリス給油口に着脱可能
    に取付けられる取付口部を有しグリスが封入される容器
    本体を備えた樹脂製のグリス用カートリッジタンクであ
    って、上記容器本体をその底部を開放させた開放口を有
    した円筒状に形成し、該容器本体の開放口から挿入され
    て該容器本体内にグリスを封入するとともに上記グリス
    ポンプのグリスの消費に伴って該容器本体内にグリスを
    封入しながら該容器本体内を取付口部側に向けて摺動す
    るフォロー体を設け、該フォロー体の外周に複数の溝を
    形成し、該溝に上記容器本体とのシールを行なうシール
    リングを嵌着したグリス用カートリッジタンクの製造方
    法において、 底部を有した状態の容器本体の一次製品を中空成形し、
    かつ、該一次製品の底部及び該底部に連続し該底部から
    所定幅の側部をフォロー体の形状に成形し、その後、該
    一次製品の底部から所定幅の側部部分を切断して容器本
    体を形成するとともに該切断した底部及び所定幅の側部
    をフォロー体とし、該フォロー体の溝にシールリングを
    嵌着し、その後、該フォロー体をグリスを充填した容器
    本体内に挿入したことを特徴とするグリス用カートリッ
    ジタンクの製造方法。
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