JP2001172694A - タブレツト型洗剤 - Google Patents

タブレツト型洗剤

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JP2001172694A
JP2001172694A JP36109799A JP36109799A JP2001172694A JP 2001172694 A JP2001172694 A JP 2001172694A JP 36109799 A JP36109799 A JP 36109799A JP 36109799 A JP36109799 A JP 36109799A JP 2001172694 A JP2001172694 A JP 2001172694A
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tablet
detergent
oil
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surfactant
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Toshiyuki Watanabe
利幸 渡辺
Tatsuo Sugimoto
達夫 杉本
Koji Nanbu
浩司 南部
Katsuya Nagayasu
克也 永安
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の界面活性剤を特定量含み、特定の温度
域で顆粒状混合物を圧縮成形した、組成中の全界面活性
剤量が高いタブレット型洗剤に関し、乾燥状態において
は機械強度に優れ、また湿潤状態においては容易に崩壊
するタブレツト型洗剤を提供する。 【解決手段】 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩10
〜40重量%を含有し、組成物中に含まれる全界面活性
剤量が30〜45重量%である顆粒状混合物を30℃以
下の温度で圧縮成形してなるタブレツト型洗剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タブレツト型洗剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】タブレツト型洗剤は、計量の必要がない
ため、取り扱いが容易であり、また嵩高くないので、コ
ンパクトで収納性が小さくてすむという利点がある。従
来、タブレツト型洗剤は、洗剤粉末を圧縮または緻密化
させることによつて製造されている。
【0003】しかしながら、従来のタブレツト型洗剤
は、欧州特許出願公開522、766号明細書に記載さ
れているように、乾燥状態で十分な機械的強度を有して
おらず、濡れたときであつても崩壊して溶解しがたいと
いう欠点がある。そこで、前記明細書には、水に浸され
た時に洗剤粒子の少なくとも一部が崩壊する崩壊剤で被
覆され、圧密化されたタブレツト洗剤が示されている。
しかしながら、前記タブレツト洗剤は、水と接触したと
きに、その表面で界面活性剤がゲル化ないしペースト化
し、かかるゲル化ないしペースト化した界面活性剤がそ
の内部に水が侵入するのを阻害するため、溶解性が悪く
なるという欠点がある。かかる欠点は、特に水の温度が
低いほど顕著に現れる。一方、日本市場における粒状洗
剤は、コンパクト化の進展により組成中の界面活性剤配
合量は高まり30重量%以上となつている。また水道水
を直接洗濯に用いる習慣があるため、冬季の洗濯水温が
10℃以下になることも珍しくない。従つて、日本市場
におけるタブレツト洗剤への要求品質として、機械的強
度と湿潤時の崩壊・溶解の両立は他市場向けにも増して
困難な技術課題となつている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記技術に
鑑みてなされたものであり、乾燥状態においては機械強
度に優れ、また湿潤状態においては低水温でも容易に崩
壊する高い界面活性剤配合量を有するタブレツト型洗剤
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決するために鋭意検討を重ねた結果、特定の界面活性
剤を配合し、且つ特定の温度域で圧縮成形することによ
り、高い界面活性剤含量にもかかわらず、乾燥状態にお
いては機械強度に優れ、また湿潤状態においては容易に
崩壊する、特に低水温でのタブレツト溶解性に優れたタ
ブレツト型洗剤を得ることを達成した。即ち本発明のタ
ブレット型洗剤は、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩
10〜40重量%を含有し、組成物中に含まれる全界面
活性剤量が30〜45重量%である顆粒状混合物を30
℃以下の温度で圧縮成形してなるタブレツト型洗剤に関
する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のタブレツト型洗剤は、界
面活性剤、ビルダーを含有した洗剤造粒物顆粒と崩壊剤
顆粒を混合後、圧縮成形して得られた高界面活性剤含量
のものであり、界面活性剤の一部として、直鎖アルキル
ベンゼンスルホン酸塩を配合し、圧縮成形の際に顆粒状
混合物の温度を特定の領域に維持する点に特徴がある。
【0007】本発明において、直鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸塩の製造に用いられる直鎖アルキルベンゼン
は、通常軽灯油を分留して得られた直鎖パラフィンを出
発物質として用い、このものを塩素化パラフィン法もし
くはオレフィン法と呼ばれる手法でハロゲンを導入した
のちベンゼンを付加することにより合成することができ
る。この直鎖アルキルベンゼンは混合物で得られ、アル
キル基の炭素数は8〜22のものが好ましく、10〜1
4のものが更に好ましい。また、ベンゼン置換位置は直
鎖パラフィンの2位から7位まで分布する。
【0008】本発明の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸
塩は、上記直鎖アルキルベンゼンに例えばSO3ガスを
吹き込んでスルホン化し、更に中和することにより得ら
れるものであるが、入手し得る商業ベースの直鎖アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩は、アルキル基の炭素数・ベン
ゼン置換位置とも分布を持ち、かつベンゾシクロアルカ
ン誘導体(スルホン化物も含む)等の副生物の不純分を
含むものである。
【0009】本発明に用いられる、直鎖アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩としては、ベンゾシクロアルカン誘導体
の含有量が10重量%未満の直鎖アルキルベンゼンスル
ホン酸塩であることが、溶解性をさらに向上させる点で
好ましい。その塩の得る方法としては、ベンゾシクロア
ルカン誘導体の含有量の少ない市販の直鎖アルキルベン
ゼン、例えば三菱化学(株)の「ROB−10」(ベン
ゾソクロアルカン誘導体含有量約3重量%)等をスルホ
ン化し、更に必要により中和する方法、あるいは直鎖ア
ルキルベンゼンを精製してベンゾシクロアルカン誘導体
の含有量を低減させたものをスルホン化し、更に必要に
より中和してベンゾシクロアルカン誘導体の含有量を1
0重量%未満とする方法、あるいはベンゾシクロアルカ
ン誘導体の含有量が10重量%未満の市販の高純度の直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を用いる方法等が挙げ
られる。ベンゾシクロアルカン誘導体としては、インダ
ン、テトラリンもしくはその誘導体など外のベンゾシク
ロアルカン誘導体が含まれる。
【0010】本発明のタブレット型洗剤は、予め調製し
た界面活性剤、ビルダーを含有した洗剤顆粒と崩壊剤顆
粒を混合して圧縮成形する際に、顆粒状混合物の温度を
30℃以下に維持して圧縮成形することによって得るこ
とができる。圧縮成形時の顆粒状混合物の温度が30℃
を越えると、出来上がったタブレット洗剤の溶解性が劣
化する。これは、温度上昇により洗剤顆粒の硬度低下お
よび表面の粘着性増加が起こり、30℃を超える温度で
は成形による粒子の変形が大きく、粒子間の接着面積の
増大と共に、粒子同志の粘着力が大きくなる為と考えら
れる。圧縮成形時の温度は、好ましくは0〜30℃、よ
り好ましくは10〜25℃である。
【0011】本発明においては、直鎖アルキルベンゼン
スルホン酸塩を特定量配合し、圧縮成型時の顆粒状混合
物の温度を30℃以下とすることにより、全界面活性剤
量が30〜45重量%と高いにもかかわらず、従来のタ
ブレツト洗剤に比べ飛躍的に乾燥状態の機械強度に優
れ、また湿潤状態の易崩壊性、特に低水温でのタブレツ
ト溶解性に優れたタブレツト型洗剤を得ることができる
のである。
【0012】本発明のタブレツト型洗剤中における直鎖
アルキルベンゼンスルホン酸塩の含有量は、10〜40
重量%であり、好ましくは15〜30重量%であり、よ
り好ましくは15〜25重量%、更に好ましくは15〜
20重量である。また、直鎖アルキルベンゼンスルホン
酸塩としては、アルカリ金属塩が好ましく、カリウム塩
又はナトリウム塩が更に好ましい。
【0013】本発明のタブレツト型洗剤は、上記の直鎖
アルキルベンゼンスルホン酸塩の他、通常用いられるよ
うな添加剤、例えば他の界面活性剤、ビルダー、キレー
ト剤、崩壊剤、香料、酵素などの成分を含有することが
できる。前記他の界面活性剤としては、アニオン界面活
性剤、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤および
両性界面活性剤が挙げられる。
【0014】前記他の界面活性剤の具体例は、アニオン
界面活性剤としては、アルファオレフィンスルホン酸
塩、アルキル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、アルキルエー
テル硫酸塩、アルケニルエーテル硫酸塩、アルキルエー
テルカルボン酸塩、アルケニルエーテルカルボン酸塩、
α−スルホ脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、石
鹸等があげられる。上記アニオン界面活性剤は、ナトリ
ウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が好ましい。
【0015】ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エ
ステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グ
リセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸アルカノールアミ
ド、アルキルグリコシド、アルキルアミンオキサイド等
があげられる。カチオン界面活性剤としては、ジアルキ
ル型4級アンモニウム塩、モノアルキル型4級アンモニ
ウム塩があげられる。両性界面活性剤としては、カルボ
キシベタイン、スルホベタイン等があげられる。なお、
本発明は上記界面活性剤に限定されるものではない。本
発明における界面活性剤は、通常単独又は二種以上を組
み合わせて用いる。
【0016】前記他の界面活性剤化合物の配合量として
は、十分な洗浄性能を付与するために、直鎖アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩と合計して洗剤中に30〜45重量
%配合される。
【0017】前記洗剤活性化合物のHLB(グリフィ
ン;Griffin法によつて求められた値)は、洗浄
力に優れるという観点から、5〜17、好ましくは8〜
14であることが望ましい。また、前記ノニオン界面活
性剤の中では、炭素数が10〜20、好ましくは10〜
15、さらに好ましくは12〜14である直鎖または分
岐鎖を有し、エチレンオキサイド平均付加モル数が10
〜50、好ましくは15〜30、さらに好ましくは18
〜25であるポリオキシエチレンアルキルエーテルが望
ましい。
【0018】本発明に用いられるビルダーとしては、無
機及び有機ビルダーがあげられる。前記無機ビルダーと
しては、たとえば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重
炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリ
ウム、珪酸ナトリウム、結晶性層状珪酸ナトリウム、非
結晶性層状珪酸ナトリウムなどのアルカリ性塩、硫酸ナ
トリウム等の中性塩、オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、
トリポリリン酸塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸
塩、フィチン酸塩等のリン酸塩、以下の数1で示される
結晶性アルミノ珪酸塩、数2または数3で示される無定
形アルミノ珪酸塩等が挙げられる。
【0019】
【数1】一般式:x1(M2O)・Al23・y1(Si
2)・w1(H2O) (式中、Mはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原
子、x1、y1およびw1は各成分のモル数を示し、一般
的には、x1は0.7〜1.5の数、y1は0.8〜6の
数、w1は任意の正数を示す)で表される結晶性アルミ
ノ珪酸塩。
【0020】
【数2】一般式:x2(M2O)・Al23・y2(Si
2)・w2(H2O) (式中、Mはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原
子、x2、y2およびw2は各成分のモル数を示し、一般
的には、x2は0.7〜1.2の数、y2は1.6〜2.
8の数、w2は0または任意の正数を示す)で表される
無定形アルミノ珪酸塩。
【0021】
【数3】一般式:x3(M2O)・Al23・y3(Si
2)・z3(P25)・w3(H2O) (式中、Mはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属原
子、x3、y3、z3およびw3は各成分のモル数を示し、
一般的には、x3は0.2〜1.1の数、y3は0.2〜
4.0の数、z3は0.001〜0.8、w3は0または
任意の正数を示す)で表される無定形アルミノ珪酸塩。
【0022】前記無機ビルダーの中では、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、珪酸ナトリウム、トリポリリン酸ナ
トリウム、アルミノ珪酸ナトリウムが好ましい。前記有
機ビルダーとしては、たとえば、ニトリロトリ酢酸塩、
エチレンジアミンテトラ酢酸塩、β−アラニンジ酢酸
塩、アスパラギン酸ジ酢酸塩、メチルグリシンジ酢酸
塩、イミノジコハク酸塩等のアミノカルボン酸塩;セリ
ンジ酢酸塩、ヒドロキシイミノジコハク酸塩、ヒドロキ
シエチルエチレンジアミン三酢酸塩、ジヒドロキシエチ
ルグリシン塩等のヒドロキシアミノカルボン酸塩;ヒド
ロキシ酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、グルコン酸塩等
のヒドロキシカルボン酸塩;ピロメリット酸塩、ベンゾ
ポリカルボン酸塩、シクロペンタンテトラカルボン酸塩
等のシクロカルボン酸塩;カルボキシメチルタルトロネ
ート、カルボキシメチルオキシサクシネート、オキシジ
サクシネート、酒石酸モノまたはジサクシネート等のエ
ーテルカルボン酸塩;ポリアクリル酸、アクリル酸ーア
リルアルコール共重合体、アクリル酸ーマレイン酸共重
合体、ヒドロキシアクリル酸重合体、多糖類ーアクリル
酸共重合体等のアクリル酸重合体および共重合体;マレ
イン酸、イタコン酸、フマル酸、テトラメチレン−1,
2−ジカルボン酸、コハク酸、アスパラギン酸等の重合
体または共重合体;デンプン、セルロース、アミロー
ス、ペクチン等の多糖類酸化物やカルボキシメチルセル
ロース等の多糖類;ポリエチレングリコール、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン等の非解離高分子
化合物等があげられる。
【0023】これらの有機ビルダーの中では、クエン酸
塩、アミノカルボン酸塩、ポリアクリル酸塩、およびア
クリル酸ーマレイン酸共重合体が好ましい。前記ビルダ
ーは、通常、単独又は2種以上を混合して用いられる。
前記ビルダーの量は、十分な洗浄性を付与するために洗
剤顆粒中に好ましくは、15〜60重量%、特に好まし
くは30〜50重量%含まれるように配合することが望
ましい。
【0024】本発明に用いる洗剤顆粒は上記界面活性剤
及びビルダー、その他の成分を含み、平均粒径が500
〜1500μmであることが好ましい。その理由として
は、タブレツト内部への充分な水の浸透及び、より低成
形圧で十分な強度を得るためには、顆粒同志が密着せず
にかみ合わせることが大切であり、このために一定以上
の粒径が必要となる、一方顆粒自身の溶解性確保の為に
は粒径の上限も存在するからである。従つてより好まし
い本発明に用いる洗剤顆粒としては、平均粒径が500
〜1500μmで、且つ粒径が150μm以下の割合が
10%未満である。特に好ましい本発明に用いる洗剤顆
粒としては、平均粒径が600〜1000μmで、且つ
粒径が250μm以下の割合が5%未満である。
【0025】本発明の平均粒径を持つ洗剤顆粒は、以下
の方法によって得ることが出来る。洗剤成分の原料粉末
及びバインダー成分を捏和・混練した後、押し出して造
粒する押し出し造粒法、または、捏和・混練した後、得
られた固形洗剤を破砕して造粒する捏和・破砕造粒法、
原料粉末にバインダー成分を添加し攪拌羽根で攪拌して
造粒する攪拌造粒法、或いは、原料粉末を転動させつつ
バインダー成分を噴霧して造粒する転動造粒法等が挙げ
られる。前記原料粉末としては界面活性剤の粉体化物や
洗剤ビルダーを組み合わせて用いることもできるし、必
要に応じて予め洗剤成分の一部又は全部に水を加えてス
ラリーを調製し、常法に従ってスプレー乾燥し、乾燥粉
としたものを用いてもよい。これらの方法によって得ら
れた洗剤顆粒は必要であれば、造粒後に篩に通して、粒
度分布を調整する。
【0026】前記押し出し造粒法では任意の型式の混練
・押し出し機を使用することができ、任意の型式の混練
機及び押し出し機を組み合わせて使用しても良い。混練
・押し出し機としては、例えば、エクストルード・オー
・ミックス(ホソカワミクロン(株)製)、2軸混練押
出機((株)栗本鐵工所製)等が挙げられ、また、混練
機としてはKRCニーダー((株)栗本鐵工所製)、万
能混合攪拌機((株)ダルトン製)、ナウタミキサ(ホ
ソカワミクロン(株)製)等が挙げられ、押し出し機と
してはツイン・ドームグラン(不二パウダル(株)
製)、ペレッターダブル(不二パウダル(株)製)、フ
ァイン・リューザー(不二パウダル(株)製)等が挙げ
られる。
【0027】捏和・破砕造粒法では任意の型式の混練機
及び破砕機を組み合わせて、場合よっては任意の型式の
混練機、押し出し機及び破砕機を組み合わせて使用する
ことができる。混練機と押し出し機は前記押し出し造粒
法で挙げた装置を同様に好適に使用することができ、ま
た、破砕機としては回転するブレードを装備した粉砕機
が好適に用いることができる。例えば、フィッツミル
(ホソカワミクロン(株)製)、フェザミル(ホソカワ
ミクロン(株)製)、スピードミル(岡田製工(株)
製)、コミニューター(不二パウダル(株)製)等が挙
げられる。粉砕するときに、粉砕助剤を用いることによ
って効率的に粉砕することができる。
【0028】この粉砕助剤としては平均粒径30μm以
下の無機粉体が好ましく、ゼオライト、微粉の炭酸ナト
リウム、ホワイトカーボンなどが用いられ、その量は、
粉砕する成分100重量部に対して0.5〜15重量部
が好ましく、2〜10重量部が更に好ましい。また、1
次粒径が30μm以下の無機粉体を造粒した、流動性の
良い顆粒を使用することもできる。また、粉砕機内に冷
風を流し冷却しながら粉砕することもできる。冷風と粉
砕品をサイクロンで分級し、その時微粉も分級すること
も可能である。好ましくは多段粉砕するすることで、よ
り粒度分布がシャープになる。ただし、粒度分布を更に
シャープにするために粉砕品を篩い等で分級して使用す
ることも可能である。
【0029】攪拌造粒法では任意の型式の攪拌造粒装置
を使用することができる。その中でも例えば内部に攪拌
軸を有し、全体混合用の攪拌翼と解砕用の攪拌翼を装着
した、しかもこの攪拌翼と造粒機内壁との間に30mm以下
のクリアランスを有する攪拌式造粒装置が好ましく、更
に鋸歯状攪拌翼を装着したもの、例えばレーディゲミキ
サー((株)マツボー製)、プローシェアーミキサー
(太平洋機工(株)製)、ハイスピードミキサー(深江
工業(株)製)等が好適に挙げられる。転動造粒法では
任意の型式の転動造粒装置を使用することができる。そ
の中でもドラム状の円筒が回転して処理するものが好ま
しく、特に任意の形状の邪魔板を装備しているものが好
ましい。上記ドラム型造粒機としては水平円筒型造粒機
の他にも日本粉体技術協会編、造粒ハンドブック第一版
第1刷記載の円錐ドラム型造粒機、多段円錐ドラム型造
粒機、攪拌羽根付ドラム型造粒機等が挙げられ、いずれ
も好適に用いることができる。
【0030】本発明で混練する洗剤原料としては前記原
料をそのまま用いても、その1部または全部を噴霧乾燥
などの前処理したものを用いてもよい。また、前記造粒
物を崩壊剤など他の成分と共に圧縮成型する前に、微粒
子をコーティングしたり、香料や酵素などの前述の洗剤
成分と混合ないし配合したり、ノニオン等を噴霧するこ
ともできる。また、崩壊性が不十分な場合は溶解促進
剤、滑沢剤、結合剤等の打錠補助剤を混合することも可
能である。
【0031】本発明に用いられる前記崩壊剤としては、
膨潤性水不溶性物質が好ましい。具体的には、粉末セル
ロース、結晶性セルロース、低エーテル化度のカルボキ
シメチルセルロース、架橋型カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースカルシウム、ヒドロキ
シプロピルセルロース等のセルロース誘導体、コーンス
ターチ等のデンプン、ヒドロキシプロピルスターチ等の
デンプン誘導体、架橋ポリビニルピロリドン、低エーテ
ル化度のポリビニルアルコール等が挙げられる。
【0032】上記崩壊剤は、顆粒化前の一次粒径として
100μm以下の微粉であることが好ましく、タブレツ
ト崩壊性の向上、実用上十分なタブレツト強度を得るた
めに、一次粒径が60μm以下の微粉であることが特に
好ましい。上記崩壊剤は、予め造粒工程により、顆粒化
されてから、洗剤顆粒との混合に用いられる。顆粒の方
法としては、押し出し造粒法、捏和・破砕造粒法、攪拌
造粒法、転動造粒法、圧縮造粒法などの造粒手法を用い
る。造粒時には造粒化を促進するためのバインダーとし
て水や液状の界面活性剤、界面活性剤水溶液、高分子水
溶液を加えてもよい。
【0033】造粒後、必要に応じて、乾燥、粉砕、整
粒、篩い分け等の後処理を行う。押し出し造粒法、捏和
・破砕造粒法、攪拌造粒法及び転動造粒法の造粒方法に
よつて崩壊剤顆粒を造粒する際には、前記洗剤顆粒の造
粒方法と同様な操作を行うことによつて造粒することが
でき、更に、前記洗剤顆粒の造粒に用いることができる
装置も同様に好適に使用することができる。また、崩壊
剤顆粒を圧縮造粒する場合には任意の形式の圧縮成形・
造粒装置を使用することができる。その中でもロールプ
レス型の圧縮成形機を使用し、圧縮された成形物を解砕
し、造粒することが好ましい。好ましい圧縮成形機とし
ては、例えばブリケツト&コンパクタ(ホソカワモクロ
ン(株)製)、コンパクテイングマシン(大塚鉄工
(株)製)、ブリケツタ(新東工業(株)製)等が挙げ
られ、圧縮成形物の解砕装置としては、回転するブレー
ドを装備した粉砕機が好適に用いることができる。例え
ば、フィツツミル(ホソカワミクロン(株)製)、フェ
ザミル(ホソカワミクロン(株)製)、スピードミル
(岡田製工(株)製)、コミューター(不二パウダル
(株)製)等が挙げられる。
【0034】本発明に用いる崩壊剤顆粒の大きさとして
は、平均粒径として200μm〜1500μmの大きさ
が好ましく、タブレツトの十分な機械的強度および崩壊
性の局在化をコントロールの為に、崩壊剤顆粒の大きさ
としては、250μm〜1000μmの範囲であること
が特に好ましい。本発明に用いる崩壊剤の水分含有量と
しては、15%以下が好ましい。15%以上であると十
分な膨潤力が得られず、錠剤の崩壊性が低下する可能性
がある。水分含有量として更に好ましくは、3〜15%
以下であり、最も好ましくは5〜10%である。本発明
に用いられる崩壊剤顆粒の配合量としては、本発明のタ
ブレツト型洗剤組成物に対し、0.1〜30重量%が好
ましく、特に好ましくは1%〜10重量%である。
【0035】本発明に用いられる酵素としては、通常洗
剤に用いられるものであれば特に限定されない。本発明
に使用される好ましいプロテアーゼを以下に例示する。
しかしながら、以下の例示は本発明を限定するものでは
ない。
【0036】(1)特開昭51−8401号記載のバチ
ルス属起源のアルカリセリンプロテアーゼ(ノボ・ノル
デイスク・バイオインダストーリー社) (2)特開昭46−43551号記載のフザリウム属又
はジベレラ属起源の強アルカリプロテアーゼ(武田薬品
工業) (3)特開昭46−42956号記載のバチルス属起源
のアルカリプロテアーゼ(合同酒精) (4)特開昭59−59189号記載のアクロモバクタ
ー属起源のアルカリプロテアーゼ(和光純薬工業) (5)特開昭54−62386号記載のクレモニウム属
起源のアルカリプロテアーゼ(キリンビール) (6)特開昭48−2794号記載のバチルス属起源の
アルカリプロテアーゼ(理化学研究所) (7)特開昭50−16435号記載のバチルス属起源
のアルカリプロテアーゼ(理化学研究所) (8)特開昭53−18594号記載のバチルス属起源
のアルカリプロテアーゼ(理化学研究所) (9)特開昭55−46711号記載のバチルス属起源
のアルカリプロテアーゼ(理化学研究所) (10)特開昭57−42310号記載のバチルス属起
源のアルカリプロテアーゼ(ギスト・プロカデス社) (11)特開昭58−16200号記載のバチルス属起
源のアルカリプロテアーゼ(ギスト・プトカデス社) (12)特開昭56−24512号記載のバチルス属起
源のアルカリプロテアーゼ(ギスト・プロカデス社) (13)特開昭47−1832号記載のバチルス属起源
のアルカリプロテアーゼ(三樂オーシャン) (14)特開昭52−35758号記載のバチルス属起
源のアルカリプロテアーゼ(バクスター・トラベノール
・ラボラトリーズ社) (15)特開昭50−34633号記載の桔草菌起源の
アルカリプロテアーゼ(長瀬産業) (16)特公昭46−41596号記載のセファロスポ
リウム属起源のアルカリプロテアーゼ(藤沢薬品工業) (17)特開昭58−134990号記載のバチルス属
起源のアルカリプロテアーゼ(昭和電工) (18)特開昭55−14086号記載のバチルス属起
源のアルカリプロテアーゼ(ギスト・プロカデス社) (19)特開昭51−82783号記載のバチルス属起
源のアルカリプロテアーゼ(ギスト・プロカデス社) (20)特開昭51−125407号記載のバチルス属
起源のアルカリプロテアーゼ(ギスト・プロカデス社) (21)特開昭55−39794号記載のバチルス属起
源の低アレルギー発現性プロテアーゼ(ノボ・ノルデイ
スク・バイオインダストーリー社) (22)特開昭46−1840号記載のセラチア属起源
のアルカリ性プロテアーゼ(リサーチ・コーポレーショ
ン) (23)特開昭46−23989号記載のアクレモニウ
ム属起源のアルカリプロテアーゼ(アルブライト・エン
ド・ウイルソン・リミテツド) (24)特開昭58−15282号記載のセルムス属起
源の耐熱性アルカリプロテアーゼ(天野製薬)
【0037】上記アルカリ性プロテアーゼは精製分画物
は勿論、粗酵素及びそれらの造粒物も当然使用できる。
造粒物として用いる場合には、通常の造粒法に基づき、
安定剤、フィラー、増量剤、増白剤、バインダー及びコ
ーテイング剤等と共に造粒し用いることが出来る。2種
以上の酵素の造粒に際しては別々に造粒してもよいし、
酵素を混合し、同一造粒物としてもよい。
【0038】入手可能な市販酵素としては、以下の物が
例示される。アルカラーゼ(Alkalaze)、サビ
ナーゼ(Savinase)、エスペラーゼ(Espe
raze)、エバラーゼ(Everlase)、カンナ
ーゼ(Kannase)(以上ノボ・ノルデイス・バイ
オインダストーリー社)、マクサターゼ(Maxtaz
e)、マクサカル(Maxacal)、(以上ジェネン
コア社) 本発明のアルカリプロテアーゼの組み合わせは、異なる
ものであれば、その至適温度、至適pH等にとらわれる
ことはなく、どのような組み合わせでもかまわないが、
特に好ましい組み合わせとしては、アルカリプロテアー
ゼの1種がバチルス属起源菌が生産するアルカリプロテ
アーゼである。
【0039】更に、本発明で使用するリパーゼは、通常
市販のリポラーゼ、ルマファスト等が挙げられる。これ
らのリパーゼを単独、または2種以上を併用して用いる
こともできる。これらリパーゼの中で、特に本発明で好
ましいものとしては、起源がHumicola属である
リパーゼのアミノ酸配列の第118番目アミノ酸残基
(アスパラギン酸)をロイシンに置換したもので、特開
平09−249893号公報に記載のものである。この
リパーゼは、ノボ・ノルデイスク・バイオインダストー
リー社から「リポラーゼウルトラ」の商品名で販売され
ている。この特定な配列番号を有するリパーゼは、耐ア
ルカリ性に優れ、従来よりも比活性が高いリパーゼであ
る。
【0040】本発明のタブレット型洗剤中には、酵素と
して、プロテアーゼ、及びリパーゼを合計で0.02〜
5重量%配合することが好ましく、これより少ない場合
には洗浄力向上効果は期待できず、多過ぎる場合には効
果が飽和する。また、プロテアーゼとリパーゼの配合比
率としては、9/1〜1/9であることが好ましく、さ
らに他の酵素を組み合わせる場合には、そのうちの少な
くとも2種の酵素が各々全体の1/10以上含まれてい
ればよい。
【0041】香料としては、脂肪族炭化水素、テルペン
炭化水素、芳香族炭化水素等の炭化水素類、脂肪族アル
コール、テルペンアルコール、芳香族アルコール等のア
ルコール類、脂肪族エーテル、芳香族エーテル等のエー
テル類、脂肪族オキサイド、テルペン類のオキサイド等
のオキサイド類、脂肪族アルデヒド、テルペン系アルデ
ヒド、水素化芳香族アルデヒド等、チオアルデヒド、芳
香族アルデヒド等のアルデヒド類、脂肪族ケトン、テル
ペンケトン、水素化芳香族ケトン、脂肪族環状ケトン、
非ベンゼン系芳香族ケトン、芳香族ケトン等のケトン
類、アセタール類、ケタール類、フェノール類、フェノ
ールエーテル類、脂肪酸、テルペン系カルボン酸、水素
化芳香族カルボン酸、芳香族カルボン酸等の酸類、酸ア
マイド類、脂肪族ラクトン、大環状ラクトン、テルン系
ラクトン、水素化芳香族ラクトン、芳香族ラクトン等の
ラクトン類、脂肪族エステル、フラン系カルボン酸族エ
ステル、脂肪族環状カルボン酸エステル、シクロヘキシ
ルカルボン酸族エステル、テルペン系カルボン酸エステ
ル、芳香族カルボン酸エステル等のエステル類、ニトロ
ムスク類、ニトリル、アミン、ピリジン類、キノリン
類、ピロール、インドール等の含窒素化合物等々の合成
香料及び動物、植物からの天然香料、天然香料及び/又
は合成香料を含む調合香料の1種又は2種以上を混合し
使用することができる。例えば1996年化学工業日報
社刊印藤元一著「合成香料 化学と商品知識」、196
9年MONTCLAIR,N.J.刊STEFFEN
ARCTANDER著”Perfume and Fl
avor Chemicals”等に記載の香料が使用
できる。以下に主な香料名を示す。
【0042】アルデヒドC6〜C12、アニスアルデヒ
ド、アセタールR、アセトフェノン、アセチルセドレ
ン、アドキサール、アリルアミルグリコレート、アリル
シクロヘキサンプロピオネート、アルファダマスコン、
ベータダマスコン、デルタダマスコン、アンブレツトリ
ツド、アンブロキサン、アミルシンナミツクアルデヒ
ド、アミルシンナミツクアルデヒドメチルアセタール、
アミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミ
ルアセテート、イソアミルサリシレート、オウランチオ
ール、アセチュルユゲノール、バクダノール、ベンジル
アセテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレー
ト、ベンガミールアセテート、ボルニルアセテート、ブ
チルブチレート、パラターシャリーブチルシクロヘキサ
ノール、パラターシャリーブチルシクロヘキシルアセテ
ート、オルトターシャリーブチルシクロヘキサノール、
オルトターシャリーブチルシクロヘキシルアセテート、
ベンツアルデヒド、ベンジルフォーメート、カリオフィ
レン、カシュメラン、カルボン、セドロアンバー、セド
リルアセテート、セドロール、セレストリツド、シンナ
ミツクアルコール、シンナミツクアルデヒド、シスジャ
スモン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、
シトラサール、シトロネラール、シトロネロール、シト
ロネリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シト
ロネリルニトリル、シクラセツト、シクラメンアルデヒ
ド、シクラプロツプ、キャロン、クマリン、シンナミル
アセテート、デルタC6〜C13ラクトン、ジメチルベ
ンジルカービノール、ジヒドロジャスモン、ジヒドロリ
ナロール、ジヒドロミルセノール、ジメトール、ジミル
セトール、ジフェニルオキサイド、エチルワニリン、ユ
ゲノール、フルイテート、フェンチールアルコール、フ
ェニルエチルフェニルアセテート、ガラキソリツド、ガ
ンマーC6〜C13ラクトン、α−ピネン、β−ピネ
ン、リモネン、ミルセン、β−カリオフィレン、ゲラニ
オール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、
ゲラニルニトリル、ヘデイオン、ヘリオナール、ヘリオ
トロピン、シス−3−ヘキセノール、シス−3−ヘキセ
ニールアセテート、シス−3−ヘキセニールサリシレー
ト、トリプラール、ヘキシルシンナミツクアルデヒド、
ヘキシルサリシレート、ヒヤシンスジメチルアセター
ル、ハイドロトロピツクアルコール、ヒドロキシシトロ
ネラール、インドール、イオノン、イソボニルアセテー
ト、イソシクロシトラール、イソEスーパー、イソユゲ
ノール、イソノニルアセテート、イソブチルキノリン、
ジャスマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、
コアボン、リグストラール、リリアール、ライムオキサ
イド、リナロール、リナロールオキサイド、リナリルア
セテート、リラール、マンザネート、マイヨール、メン
サニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニ
レート、メチルユゲノール、メントール、アルファメチ
ルイオノン、ベータメチルイオノン、ガンマメチルイオ
ノン、メチルイソユゲノール、メチルラベンダーケト
ン、メチルサリシレート、ミューゲアルデヒド、ムゴー
ル、ムスカTM−II、ムスク781、ムスクC14、ム
スコン、シベトン、シクロペンタデカノン、シクロヘキ
サデセン、シクロペンタデカノリド、アンブレツトリ
ド、シクロヘキサデカノリド、10−オキサヘキサノリ
ド、11−ヘキサデカノリド、12−キサヘキサデカノ
リド、エチレンブラシレート、エチレンドデカンジオレ
エート、オキサヘキサデセン−2−オン、14−メチル
−ヘキサデセノリド、14−メチルヘキサデカノリド、
ムスクケトン、ムスクチベチン、ノピルアルコール、ノ
ピルアセテート、ネリルアセテート、ネロール、メチル
フェニルアセテート、ミラツクアルデヒド、ネオベルガ
メート、オークモスNo.1、オリボン、オキシフェニ
ロン、パラクレジールエーテル、ペンタリツド、フェニ
ルエチルアルコール、フェニルエチルアセテート、アル
ファピネン、ルバフラン、ダマセノン、ラズベリーケト
ン、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、ジャスマ
サイクレン、メチルナフチルケトン、ローズフェノン、
ローズオキサイド、サンダロア、サンデラ、サンタレツ
クス、スチラリールアセテート、スチラリールプロピオ
ネート、ターピネオール、ターピニルアセテート、テト
ラヒドロリナロール、テトラハイドロリナロールアセテ
ート、テトラハイドロゲラニオール、テトラハイドロゲ
ラニールアセテート、トナリツド、トラセオライド、ト
リプラール、チモール、ワニリン、ベルドツクス、ヤラ
ヤラ、アニス油、ベイ油、ボアドローズ油、カナンガ
油、カルダモン油、カシア油、シダーウツド油、オレン
ジ油、マンダリン油、タンジャリン油、バジル油、ナツ
メグ油、シトロネラ油、クローブ油、コリアンダー油、
エレミ油、ユーカリ油、フェンネル油、ガルバナム油、
ゼラニウム油、ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ラバンジ
ン油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライ
ム油、ネロリ油、オークモス油、オコチア油、パチュリ
油、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン
油、ローズ油、ローズマリー油、しょう脳油、芳油、ク
ラリーセージ油、サンダルウツド油、スペアミント油、
スパイクラベンダー油、スターアニス油、タイム油、ト
ンカ豆チンキ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、ベチバー
油、イランイラン油、グレープフルーツ油、ゆず油、ベ
ンゾイン、ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベロ
ーズ油、オークモスアブソリュート、ファーバルサム、
ムスクチンキ、カストリウムチンキ、シベツトチンキ、
アンバーグリスチンキ。又、香料の溶剤又は保留剤とし
て、ジエチルフタレート、ジプロピレングリコール、ベ
ンジルベンゾエート、イソプロピルミリステート、ハー
コリン、イソペンタン、オレンジテルペン等を使用する
ことができる。なお、香料は実施例の香料に限定されな
い。
【0043】その他、本発明の洗剤には過炭酸ソーダ、
過ホウ酸ソーダ、過硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム過
酸化水素付加物などの漂白剤、また増白剤として市販蛍
光染料の他、香料、青味付剤なども必要に応じて配合す
ることができる。
【0044】その他の性能向上・機能向上のための各種
添加剤は、界面活性剤、ビルダーと共に均一に混合・造
粒して洗剤顆粒の中に存在しても良いし、あるいは保存
安定性の面から洗剤顆粒とは独立して添加しても良い。
独立して添加する場合にはタブレツトの機械的強度と崩
壊性を維持するためにやはり顆粒の形状で添加する必要
がある。
【0045】本発明に用いられる蛍光増白剤が独立の顆
粒として添加される場合には、例えば粒状炭酸ナトリウ
ム、微粉ゼオライト、バインダーとともに蛍光増白剤粉
末を転動あるいは攪拌造粒したり、粘土鉱物と蛍光増白
剤粉末を混合後、水を添加して押し出し造粒し、流動層
で乾燥してから添加するなどの手法がとれる。蛍光増白
剤顆粒の粒度としては250〜1000μmが好まし
く、250〜750μmが特に好ましい。本発明のタブ
レツト洗剤組成物中、蛍光増白剤は純分として、0.0
5〜2重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜1重
量%である。
【0046】本発明のタブレツト洗剤中、前記蛍光剤顆
粒や酵素顆粒は、表面を染料や顔料で着色してから用い
ることもできる。この際着色に用いる染料、顔料は洗浄
時に衣類への洗着が起こらないものを用いる。この様な
染料、顔料としては、群青、コラニルグリーンCG−1
30(CIナンバー:74260)、食用色素赤色10
2号、酸性染料アシツドイエロー141などが挙げられ
る。これらの染料、顔料は、水溶液や分散液とした後、
上記顆粒をトロンメルなどで転動させながら噴霧するこ
とで着色することができる。対顆粒で0.01%〜1%
の量が着色量として好ましい。
【0047】本発明に用いられる過炭酸ナトリウムは、
被覆されたものを用いることができる。この被覆された
過炭酸ナトリウムは、過炭酸ナトリウム粒子にホウ酸水
溶液とケイ酸アルカリ金属塩とを別々に噴霧して乾燥し
造粒することができる。この際、2本以上の噴霧ノズル
から別々に、同時に又は逐次に噴霧してもよい。ホウ酸
溶液とケイ酸アルカリ金属塩の溶媒は、溶解性、安全
性、価格の面から水が好ましい。
【0048】被覆剤としてホウ酸は、オルトホウ酸、メ
タホウ酸、四ホウ酸等が用いられる。また、ケイ酸アル
カリ金属塩としては、メタケイ酸ナトリウム、オルトケ
イ酸ナトリウム、水ガラス1号、2号、3号のナトリウ
ム塩、メタケイ酸カリウム、オルトケイ酸カリウム等の
1種又は2種以上を使用することができる。この中で
も、水ガラス1号、2号、3号は液状であり、使用上の
利便性の点から好ましい。上記被覆剤の他に、従来知ら
れているキレート剤等の安定剤を被覆剤として併用して
も良い。被覆された過炭酸ナトリウム粒子径は、100
〜2000μmが好ましく、過炭酸ナトリウム粒子の安
定性及び溶解性の面からより好ましくは、200〜10
00μmである。本発明のタブレツト型洗剤組成物中の
過炭酸ナトリウムの配合量は、1〜30重量%が好まし
く、より好ましくは2〜20重量%である。
【0049】本発明のタブレット型洗剤は、洗剤顆粒と
崩壊剤、或いは必要により他の任意成分とを混合して顆
粒状混合物とし、これを30℃以下の温度に圧縮成形す
ることによりタブレット化することにより得られる。タ
ブレット型洗剤中には、直鎖アルキルベンゼンスルホン
酸塩が10〜40重量%含まれ、また、全界面活性剤量
は30〜45重量%と高濃度である。これら界面活性剤
の全部あるいは多くは一般に洗剤顆粒中に含まれる。ま
た、崩壊剤は顆粒状であることが望ましい。
【0050】本発明の圧縮成型の方法としてはタブレッ
ティングやブリケッティングなどがある。タブレッティ
ングでは基本的に臼と杵とに組み合わせた圧縮装置から
構成される打錠機が使用される。圧縮装置を介して、臼
の中で上杵と下杵との間に圧力を加えると、臼と杵とで
形成される形状のタブレットが形成される。このような
打錠機としては、一般に知られた一錠ずつ打錠する単発
式の打錠機を用いることもできるし、複数の金型を回転
する円盤に沿って備えた生産効率の高いロータリー式打
錠機を用いることもできる。
【0051】単発式打錠機としては、例えば、(株)菊
水製作所製竪型粉末成型機、岡田精工(株)製単発打錠
機、(株)富士薬品機械製スタンディングプレス等が挙
げられ、また、ロータリー式打錠機としては、例えば、
(株)菊水製作所製クリーンプレスシリーズ、タフプレ
スシリーズ等がある。
【0052】ブリケッティングでは基本的に型が刻まれ
た二本のローラーと圧縮装置から構成されるブリケッテ
ィングマシンが使用される。圧縮装置を介して、二本の
ローラーの間に圧力を加えると、ローラー上に刻まれた
型によって成型されるブリケットが形成される。ブリケ
ットの周囲のバリは例えば振動ふるいの上を通すことに
よって取り除くことができる。ブリケッティングマシン
としては、例えばブリケット&コンパクタ(ホソカワミ
クロン(株)製)、ブリケッタ(新東工業(株)製)等
が挙げらる。
【0053】タブレツトの形状としては、平面錠また
は、(株)菊水製作所、クリーンプレスシリーズ高速回
転式錠剤機カタログ(1996年6月発行、p14)に
記載される標準R面形状、スミカク平面形状、スミマル
平面形状、二段R面形状のものや、打錠面に角度が付い
た形状が好ましい。また、割線を入れることによつて、
錠剤を分割使用しやすくすることも可能である。
【0054】打錠されたタブレツト型洗剤は1個ないし
複数個でピロ包装される。包装材料としてはアルミニウ
ム/延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)ラミネート
フィルム、ポリエチレンテレフタレートポリエステルフ
ィルム等(PET)/OPPの2層フィルム、PPの単
層フィルムが好ましいが、特に限定されるものではな
い。ピロ包装されたタブレツト状洗剤はコートボールの
個装箱に収容されるがこの材質形状に限定されるもので
はない。
【0055】
【発明の効果】本発明は、特定の界面活性剤を特定量含
み、特定の温度域で顆粒状混合物を圧縮成形した、組成
中の全界面活性剤量が高いタブレット型洗剤に関し、乾
燥状態においては機械強度に優れ、また湿潤状態におい
ては容易に崩壊するタブレツト型洗剤を提供することが
できる。
【0056】
【実施例】次に本発明を実施例をもつて説明するが、本
発明はこれら実施例によつて限定されるものではない。
【0057】実施例1 (1)洗剤顆粒の調製 後記表1に示す洗剤顆粒組成のうち、ノニオン界面活性
剤、ゼオライトの一部、崩壊剤、酵素、香料を除いた各
成分を用いて固形分40%の洗剤スラリーを調製し、こ
れを向流式乾燥塔を用いて270℃の条件でスプレー乾
燥し、水分3%の乾燥粉を得た。これを40℃に保温し
た二軸式連続ニーダ(栗本鐵工所)にノニオン界面活性
剤及び水分調整用の水と共に入れて捏和物を得た。その
後、この捏和物を1〜2cm角のサイコロ状に細断し、
顆粒状ゼオライトと共に粉砕した。粉砕機は、スピード
ミル(岡田精工)を用い回転数1500rpmで開口径
2mmスクリーンを用いた。得られた洗剤顆粒は少量の
ゼオライトでコートした後、必要に応じ、打錠前に篩い
を用いて粒度の調製を行つた。なお、いずれのサンプル
も打錠前に400μm以下の微粉を5重量%に調節し
た。
【0058】(2)崩壊剤顆粒の調製 下記使用原料に示す各種粉末崩壊剤をよく混合し、イオ
ン交換水30〜70%を加えて押し出し造粒ができる状
態にした後、開口径1.4mmのスクリーンから押し出
し、造粒物を得た。これを80℃にセツトした定温乾燥
機に入れ乾燥した。その後、必要に応じて乳鉢にて造粒
物を粉砕し、篩い分けをして所定の粒度の崩壊剤顆粒を
得た。
【0059】(3)タブレツトの調製 予め調製した洗剤顆粒と崩壊剤顆粒と微粉ゼオライト
(シルトンB、水沢化学)を表2に示す恒温室に一晩放
置した後、同温度に空調した室内において、全量35
g、かつゼオライト量1%、崩壊剤量が表2に示す量に
なる様各々採取し、よく混合してから、直径45mmの
打錠金型に入れ、単発打錠機(N60E:岡田精工)に
て打錠し、成型後の錠剤強度が下記方法で50N前後と
なるように成型した。得られたタブレツトを以降の評価
に用いた。
【0060】(4)タブレツト強度の測定 上記方法にて調製したタブレツトを錠剤強度計(TD−
50:岡田精工)にかけ、毎分20mmの速度で加圧ア
ームを動かし、タブレツトの直径方向に力を加えて、崩
れるまでの最大応力をタブレツト強度とした。
【0061】(5)崩壊時間の測定 1Lのガラスビーカーに5℃の水約800mLを入れ、
目開き1cmの小型の網に載せたタブレツト洗剤を静か
に水中に入れ、水面より2〜3cmの深さの位置に保
つ。タブレツト洗剤を水に浸けてから崩壊して完全に網
から落下するまでに要する時間を崩壊時間とした。
【0062】(6)溶解性の評価 全自動洗濯機に、被洗物として黒色の綿、アクリル、ナ
イロン布を合計3Kg入れ、その上にタブレツト洗剤を
1錠入れ、全自動洗濯機(ナショナルNA−F70VP
1)の弱水流コースを選び、5℃に調整した水を用いて
洗濯した。洗濯終了後、下記の基準で衣類上に付着した
洗剤を目視判定し、○〜△以上を溶解性良好と判断し
た。評価結果は表2に示した。
【0063】使用原料 LAS−K*1:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖
アルキルベンゼンスルホン酸カリウム(原料アルキルベ
ンゼン:三菱化学(株)製、商品名ROB−10由来の
精製物)(ベンゾシクロアルカン誘導体含量:1.0
%) LAS−K*2:C10〜13のアルキル鎖を持つ直鎖
アルキルベンゼンスルホン酸カリウム(原料アルキルベ
ンゼン:日本石油(株)製、商品名アルケンL由来の精
製物)(ベンゾシクロアルカン誘導体含量:0.5%) LAS−Na*1:C10〜13のアルキル鎖を持つ直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウム(原料アルキル
ベンゼン:三菱化学(株)製、商品名ROB−10由来
の精製物)(ベンゾシクロアルカン誘導体含量:1.5
%) LAS−Na*2:C10〜13のアルキル鎖を持つ直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(原料アルキ
ルべンゼン:共和油化(株)製、商品名ナルケンN−5
00由来の精製物)(ベンゾシクロアルカン誘導体含
量:7.0%) AOS−K:C14〜18のアルキル鎖を持つα−オレ
フィンスルホン酸カリウム αSF−Na:C14〜16のアルキル鎖を持つαスル
ホ脂肪酸メチルエステルナトリウム AS−Na:C12〜14のアルキル鎖を持つアルキル
硫酸ナトリウム ノニオンA:ダイアドール13(三菱化学)に酸化エチ
レン25モル付加体 ノニオンB:ダイアドール13(三菱化学)に酸化エチ
レン10モル付加体 ノニオンC:ダイアドール13(三菱化学)に酸化エチ
レン15モル付加体 石鹸:C12〜18の脂肪酸ナトリウム ゼオライト:4A型ゼオライト(水沢化学) 炭酸カリウム:試薬グレード 炭酸ナトリウム:試薬グレード 珪酸ナトリウム:JIS1号珪酸ナトリウム 亜硫酸ナトリウム:試薬グレード 蛍光増白剤A:チノパールCBS−X(チバスペシャリ
テイケミカルズ) 蛍光増白剤B:チノパールAMS−GX(チバスペシャ
リテイケミカルズ) 酵素A:サビナーゼ18T(ノボ・ノルデイスクバイオ
インダストリー) 酵素B:リポラーゼU50T(ノボ・ノルデイスクバイ
オインダストリー) 香料:合成香料 崩壊剤:粉末セルロース(商品名:KCフロツクW−4
00G、日本製紙)と架橋型カルボキシメチルセルロー
ス(商品名:アクジゾル、FMCコーポレーション)の
混合顆粒物(粒径250〜710μm)
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】実施例2 (1)洗剤顆粒の調製 前記実施例1に準じた。 (2)崩壊剤顆粒の調製 前記実施例1に準じた。 (3)タブレツトの調製 予め調製した洗剤顆粒を20℃の恒温室に一晩放置した
後、25℃に空調した室内において下記に示す香料を洗
剤顆粒に対して0.2重量%となる様噴霧した。その
後、崩壊剤顆粒と微粉A型ゼオライト(シルトンB、水
沢化学)を全量35g、かつゼオライト1重量%、崩壊
剤が7重量%になる様各々採取しよく混合した。この時
の混合物の温度は22〜24℃であった。これを直径4
5mmの打錠金型に入れ、単発打錠機(N60E:岡田
精工)に打錠し、成型後の打錠強度が下記の方法で40
N前後となる様に成型した。得られたタブレツト洗剤を
以降の評価に用いた。
【0067】(4)タブレツト強度の測定 前記実施例1に準じた。 (5)溶解性の評価 前記実施例1に準じた。 (6)香気の判定 成型したタブレツト洗剤をPET/アルミ/OPPラミ
ネートフィルム(厚み比=1/1/3、フィルム厚み5
0μm)あるいはOPPフィルム(フィルム厚み40μ
m)で1錠ずつピロー包装し、温度35℃、相対湿度8
5%の恒温槽に30日間放置し、保存後、二層式洗濯機
(三菱電機、CW−C30A1−H型)に25℃、30
Lの水道水を入れ、評価するタブレツト洗剤を1錠入れ
て標準水流で5分間攪拌した後、洗濯水から香る香気を
以下の基準で判定し、○〜△以上を効果があるとした。
評価結果は表4に示した。
【0068】 評価基準:◎ :保存前とまつたく同等である。 ◎〜○:保存前と極わずかに異なる。 ○ :保存前とわずかに異なる。 ○〜△:保存前とやや異なるが、異臭はしない。 △ :保存前と異なり、極わずかに異臭(基剤臭)がする。 △〜×:保存前と異なり、わずかに異臭(基剤臭)がする。 × :保存前とかなり異なり、やや異臭(基剤臭)がする。 同時に対照として、コートボールの個装箱にピロー包装
せずに入れたタブレツト洗剤も評価した。 (7)使用原料 香料を除き、実施例1に準じた。
【0069】
【表3】表3:香料A デカナール 0.5% オクタナール 0.3 ヘキシルシンナミツクアルデヒド 10.0 ジメチルベンジルカルビニルアセテート 8.0 レモン油 3.0 リリアール 6.0 リラール 2.0 リナロール 5.0 フェニルエチルアルコール 7.5 トナリド 2.0 o−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート 3.0 ガラクソリド 50 BB 2.0 リナスコール 2.5 ゲラニオール 1.0 シトロネロール 2.0 ジャスモランジ 2.0 メチルジヒドロジャスモネート 5.0 ターピネオール 1.0 メチルヨノン 3.0 アセチルセドレン 5.0 レモニトリル 1.0 フルイテート 1.0 オリボン 1.5 ベンゾイン 1.0
【0070】
【表4】表4:香料A(表3の続き) シス−3−ヘキセノール 0.5 クマリン 2.0 ダマセノン 0.2 ダマスコン 0.3 ヘリオナール 1.5 ヘリオトロピン 1.5 アニスアルデヒド 2.5 ガンマーウンデカラクトン 0.8 バグダノール 1.2 トリプラール 0.5 スチラリルアセテート 1.5 キャロン 0.1 ペンタリド 3.0 オキサヘキサデセン−2−オン 2.9 エチレンブラシレート 6.2 注:BBはベンジルベンゾエートを意味する。
【0071】
【表5】表5:香料B シス−3−ヘキセノール 1.0% テトラヒドロリナロール 10.0 p−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート 5.0 o−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート 2.0 ジメチルベンジルカルビニルアセテート 2.0 トナリド 1.0 ガラクソリド 50 BB 3.0 シトロネロール 3.0 ゲラニオール 2.0 シトロネリールアセテート 3.5 リリアール 4.5 リラール 3.0 オイゲノール 0.5 リナロール 5.0 ダマスコン 0.5 メチルヨノン 3.0 ヘキシルシンナミツクアルデヒド 5.0 ジヒドロミルセノール 8.5 メチルジヒドロジャスモネート 5.0 テルピニルアセテート 2.5 バクダノール 1.5 アセチルセドレン 6.4 ラバンジン油 5.0 ローズマリー油 1.5 オークモス No.1 0.5
【0072】
【表6】表6:香料B(表5の続き) イソ E スーパー 4.0 ペンタリド 2.0 オキサヘキサデセン−2−オン 1.5 エチレンブラシレート 3.5 14−メチル−ヘキサデセノリド 2.0 14−メチル−ヘキサデカノリド 2.0 ムスコン 0.1 注:BBはベンジルベンゾエートを意味する。
【0073】
【表7】
【0074】
【表8】
【0075】実施例3 (1)洗剤顆粒の調製 前記実施例1に準じた。 (2)崩壊剤顆粒の調製 前記実施例1に準じた。 (3)タブレツトの調製 予め調製した洗剤顆粒を20℃の恒温室に一晩放置した
後、25℃に空調した室内において下記表7,8に示す
香料Cを洗剤顆粒に対して0.2重量%となる様噴霧し
た後、崩壊剤顆粒と微粉A型ゼオライト(シルトンB、
水沢化学)を全量35g、かつゼオライト1重量%、崩
壊剤が7重量%になる様各々採取しよく混合した。この
時の混合物の温度は22〜24℃であった。その後、下
記に示す直径45mmの各種打錠金型を装着した、単発
打錠機(N60E:岡田精工)にて打錠し、成型後の打
錠強度が下記の方法で40N前後となる様に成型した。
得られたタブレツト洗剤を以降の評価に用いた。 金型A:スミカク平面でスミカク絞り2mm、スミカク
高さ1.5mm 金型B:スミカク平面でスミカク絞り2mm、スミカク
高さ1mm 金型C:平面錠
【0076】(4)タブレツト強度の測定 前記実施例1に準じた。 (5)タブレツトの角の強さの判定 角の強さはレオメータ(不動工業)を用いて評価した。
直径7mmの球状先端を持つ接触子をロードセルに装着
し、ステージは移動速度20mm/minで上昇させ
た。タブレツト洗剤は、球状接触子が円周部分に当たる
様ステージ上に置き、接触後崩れるまでの最大応力を角
の強さとした。 (6)崩壊時間の測定 前記実施例1に準じた。
【0077】
【表9】
【0078】
【表10】
【0079】
【表11】表11:香料組成C 配合量 成 分 (重量部) 3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン−3−オール 80 3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン−3−イル−アセテート 60 3,7−ジメチル−6−オクテン−1−オール 40 β−フェニルエチルアルコール 50 p−tert−ブチル−α−メチルヒドロシンナミツクアルデヒド 70 α−メチル−p−イソプロピルフェニルプロピオンアルデヒド 60 α−n−アミルシンナミツクアルデヒド 20 α−n−ヘキシルシンナミツクアルデヒド 60 7−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラヒド 80 ロナフタレン 3−(5,5,6−トリメチル−ノルボルナン−2−イル)シクロ 20 ヘキサン−1−オール ベルトフィツクス 30 2−エチル−4−(2,2,3−トイメチル−3−シクロペンテン 10 −1−イル)−2−ブタン−1−オール 10% α,α−ジメチル−p−エチルヒドロシンナミツクアルデヒド 10 cis−3−ヘキセノール 2−trans−3,7−ジメチル−2,6−オクタン−1−オール 30n−デシルアルデヒド 5
【0080】
【表12】表12:香料組成C(表11の続き) 配合量 成 分 (重量部) 10−ウンデセン−1−アール 5 メチルノニルアセトアルデヒド 5 4−(4−ヒドロキシ−4−メチルペンチル)−3−シクロヘキセン 30 −1−カルボキシアルデヒド ナフタレン−2−アセチル−1,2,3,4,6,7,8−オクタヒ 30 ドロ−2,3,8,8−テトラメチル 5−(2−メチレン−6,6−ジメチル−シクロヘキシル)−4−ペ 50 ンテン−3−オン 2−メトキシ−4−プロペニルフェノール 20 アリルシクロヘキサンプロピオネート 10 6,7−ジヒドロ−1,1,2,3,3−ペンタメチル−4(5H) 5 −インダノン p−プロペニルフェニルメチルエーテル 5 メチル−2−アミノベンゾエート 5 レモンオイル 30 オレンジオイル 20 ラバンジンオイル 20 パチュリオイル 10 3,7−ジメチル−2,6−オクタジエナール 30メチルジヒドロジャモネート 50
フロントページの続き (72)発明者 南部 浩司 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 永安 克也 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4H003 AB03 AB15 AB19 AB21 AB27 AB43 AC08 BA01 BA17 CA08 DA01 EA12 EA15 EA16 EA28 EB22 EB28 EB33 EB41 EB42 EC01 EC02 ED02 FA32

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩10
    〜40重量%を含有し、組成物中に含まれる全界面活性
    剤量が30〜45重量%である顆粒状混合物を30℃以
    下の温度で圧縮成形してなるタブレツト型洗剤。
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