JP2001172681A - ランドリー用洗浄剤組成物 - Google Patents
ランドリー用洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JP2001172681A JP2001172681A JP37682099A JP37682099A JP2001172681A JP 2001172681 A JP2001172681 A JP 2001172681A JP 37682099 A JP37682099 A JP 37682099A JP 37682099 A JP37682099 A JP 37682099A JP 2001172681 A JP2001172681 A JP 2001172681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detergent composition
- ethylene oxide
- fluorescent whitening
- whitening agent
- propylene oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 蛍光増白剤の白度向上効果を損なわない濃縮
型ランドリー用洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】ランドリー用洗浄剤組成物は、（ａ）下記
一般式（Ｉ）で示される非イオン界面活性剤 Ｒ１−（ＥＯ）ｍ−（ＰＯ）ｎ−Ｈ … 式（Ｉ） 式中Ｒ１は炭素数８〜２０のアルキル基又はアルケニル
基 ＥＯは、エチレンオキシド、ＰＯはプロピレンオキシド ｍは、エチレンオキシドの平均付加モル数を示し４〜１
８の数 ｎは、プロピレンオキシドの平均付加モル数を示し１〜
４の数 （ｂ）炭酸ナトリウム を主成分とし、硫酸ナトリウム含有量が５％未満である
ランドリー用洗浄剤組成物において、 （ｃ）ビフェニル型蛍光増白剤 （ｄ）アミノスチルベン型蛍光増白剤 を質量比で（ｃ）／（ｄ）＝０．１〜１．０の比率で含
有することを特徴とする。
型ランドリー用洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】ランドリー用洗浄剤組成物は、（ａ）下記
一般式（Ｉ）で示される非イオン界面活性剤 Ｒ１−（ＥＯ）ｍ−（ＰＯ）ｎ−Ｈ … 式（Ｉ） 式中Ｒ１は炭素数８〜２０のアルキル基又はアルケニル
基 ＥＯは、エチレンオキシド、ＰＯはプロピレンオキシド ｍは、エチレンオキシドの平均付加モル数を示し４〜１
８の数 ｎは、プロピレンオキシドの平均付加モル数を示し１〜
４の数 （ｂ）炭酸ナトリウム を主成分とし、硫酸ナトリウム含有量が５％未満である
ランドリー用洗浄剤組成物において、 （ｃ）ビフェニル型蛍光増白剤 （ｄ）アミノスチルベン型蛍光増白剤 を質量比で（ｃ）／（ｄ）＝０．１〜１．０の比率で含
有することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にリネンサプラ
イの分野において、ホテルや病院のシーツ、包布、タオ
ルといったリネンの洗浄を行うためのランドリー用洗浄
剤組成物に関する。
イの分野において、ホテルや病院のシーツ、包布、タオ
ルといったリネンの洗浄を行うためのランドリー用洗浄
剤組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】ホテルや病院のシーツ、包布、タオル、
レストランのクロスといったリネンの洗浄を行う際には
特に連続洗濯機といった大量の被洗物を洗浄処理するこ
とが可能な洗濯機が用いられている。本洗浄機は、縦回
転での瑶動洗浄の方式を取るため、用いられる洗浄剤と
しては低泡性の洗浄剤が好ましく、その為非イオン性の
洗浄剤が好まれている。しかしながら、非イオン界面活
性剤を主成分とする洗剤はアニオン界面活性剤を主成分
とする洗剤に比較して、白度維持が困難であり特開昭６
３−６３７９５号公報、特開平４−３２５５９７号公報
等に記載される様な蛍光増白剤の白度向上効果に依存し
ているのが現状である。ところが近年リネン業界では洗
濯量が急増し、それに伴ない使用する洗剤量も増加して
おり洗剤の保管場所確保が困難になるといった状況が生
じている。この問題点に対応するためには洗剤を濃縮
化、つまり１回当たりの使用量を低減化することが必要
であるが、１回当たりの使用量を低減化する為には洗剤
の主成分である界面活性剤やアルカリ成分を増量して対
応することが短的な方法である。ところが、これら主成
分を増量すると従来バランス成分として一般的に使用し
ていた硫酸ナトリウムを削減せざるを得なくなる。硫酸
ナトリウムは洗浄性能に寄与する成分ではないが非イオ
ン界面活性剤を主成分とする洗剤においては蛍光増白剤
の白度向上効果を増幅させる効果を有しており単なる洗
剤の濃縮化が困難な状況にあることが明らかとなった。
レストランのクロスといったリネンの洗浄を行う際には
特に連続洗濯機といった大量の被洗物を洗浄処理するこ
とが可能な洗濯機が用いられている。本洗浄機は、縦回
転での瑶動洗浄の方式を取るため、用いられる洗浄剤と
しては低泡性の洗浄剤が好ましく、その為非イオン性の
洗浄剤が好まれている。しかしながら、非イオン界面活
性剤を主成分とする洗剤はアニオン界面活性剤を主成分
とする洗剤に比較して、白度維持が困難であり特開昭６
３−６３７９５号公報、特開平４−３２５５９７号公報
等に記載される様な蛍光増白剤の白度向上効果に依存し
ているのが現状である。ところが近年リネン業界では洗
濯量が急増し、それに伴ない使用する洗剤量も増加して
おり洗剤の保管場所確保が困難になるといった状況が生
じている。この問題点に対応するためには洗剤を濃縮
化、つまり１回当たりの使用量を低減化することが必要
であるが、１回当たりの使用量を低減化する為には洗剤
の主成分である界面活性剤やアルカリ成分を増量して対
応することが短的な方法である。ところが、これら主成
分を増量すると従来バランス成分として一般的に使用し
ていた硫酸ナトリウムを削減せざるを得なくなる。硫酸
ナトリウムは洗浄性能に寄与する成分ではないが非イオ
ン界面活性剤を主成分とする洗剤においては蛍光増白剤
の白度向上効果を増幅させる効果を有しており単なる洗
剤の濃縮化が困難な状況にあることが明らかとなった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、各種リネン
の洗浄を行うにおいて洗剤の保管場所確保に有利な濃縮
型のランドリー用洗浄剤組成物を提供するにあたり、使
用する蛍光増白剤の白度向上効果を損なわないランドリ
ー用洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
の洗浄を行うにおいて洗剤の保管場所確保に有利な濃縮
型のランドリー用洗浄剤組成物を提供するにあたり、使
用する蛍光増白剤の白度向上効果を損なわないランドリ
ー用洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【０００４】
【問題を解決するための手段】本発明者らは本問題を解
決すべく鋭意検討を重ねた結果、性質の異なる２種類の
蛍光剤を特定の比率で使用することにより、硫酸ナトリ
ウム含有量が低くても十分な白度維持を図れる事を見出
し本発明に至った。
決すべく鋭意検討を重ねた結果、性質の異なる２種類の
蛍光剤を特定の比率で使用することにより、硫酸ナトリ
ウム含有量が低くても十分な白度維持を図れる事を見出
し本発明に至った。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明のランドリー用洗浄剤組成
物は （ａ）下記一般式（Ｉ）で示される非イオン界面活性剤
物は （ａ）下記一般式（Ｉ）で示される非イオン界面活性剤
【０００６】
【化１】 Ｒ１−（ＥＯ）ｍ−（ＰＯ）ｎ−Ｈ … 式（Ｉ） 式中Ｒ１は炭素数８〜２０のアルキル基又はアルケニル
基 ＥＯは、エチレンオキシド、ＰＯはプロピレンオキシド ｍは、エチレンオキシドの平均付加モル数を示し４〜１
８の数 ｎは、プロピレンオキシドの平均付加モル数を示し１〜
４の数
基 ＥＯは、エチレンオキシド、ＰＯはプロピレンオキシド ｍは、エチレンオキシドの平均付加モル数を示し４〜１
８の数 ｎは、プロピレンオキシドの平均付加モル数を示し１〜
４の数
【０００７】（ｂ）炭酸ナトリウム を主成分とし、硫酸ナトリウム含有量が５％未満である
ランドリー用洗浄剤組成物において、 （ｃ）ビフェニル型蛍光増白剤 （ｄ）アミノスチルベン型蛍光増白剤 を質量比で（ｃ）／（ｄ）＝０．１〜１．０の比率で含
有することを特徴とする。
ランドリー用洗浄剤組成物において、 （ｃ）ビフェニル型蛍光増白剤 （ｄ）アミノスチルベン型蛍光増白剤 を質量比で（ｃ）／（ｄ）＝０．１〜１．０の比率で含
有することを特徴とする。
【０００８】本発明の（ａ）成分である非イオン界面活
性剤は前記一般式（Ｉ）で示される高級アルコールにポ
リオキシエチレン基または、ポリオキシエチレン基とポ
リオキシプロピレン基が付加したものであり、高級アル
コールとしては天然由来の椰子アルコールやパーム核油
アルコールまたこれらの部分留分であるコノール、合成
アルコールであるα−メチル分岐第一級アルコールを含
有するドバノールやダイヤドール、直鎖第二級アルコー
ルであるソフタノール、多分岐鎖を有する第一級アルコ
ールであるブテンの２〜３量体やプロピレンの３〜５量
体から導かれるイソトリデシルアルコール等が挙げられ
る。
性剤は前記一般式（Ｉ）で示される高級アルコールにポ
リオキシエチレン基または、ポリオキシエチレン基とポ
リオキシプロピレン基が付加したものであり、高級アル
コールとしては天然由来の椰子アルコールやパーム核油
アルコールまたこれらの部分留分であるコノール、合成
アルコールであるα−メチル分岐第一級アルコールを含
有するドバノールやダイヤドール、直鎖第二級アルコー
ルであるソフタノール、多分岐鎖を有する第一級アルコ
ールであるブテンの２〜３量体やプロピレンの３〜５量
体から導かれるイソトリデシルアルコール等が挙げられ
る。
【０００９】本発明で用いられる非イオン界面活性剤の
好ましいエチレンオキシドの平均付加モル数は４〜１８
の範囲であり、さらに好ましくは５〜１６の範囲であ
る。また、好ましいプロピレンオキシドの平均付加モル
数は１〜４の範囲であり、さらに好ましくは１〜３の範
囲である。エチレンオキシドの平均付加モル数が４未満
では未反応アルコール由来の臭気が強くなり、また１６
を越えると生分解性が低下するので好ましくない。プロ
ピレンオキシドの平均付加モル数が１未満では泡立ちが
多くなるため好ましくなく、プロピレンオキシドの平均
付加モル数が４を越えると生分解性が低下してくること
から好ましくない。
好ましいエチレンオキシドの平均付加モル数は４〜１８
の範囲であり、さらに好ましくは５〜１６の範囲であ
る。また、好ましいプロピレンオキシドの平均付加モル
数は１〜４の範囲であり、さらに好ましくは１〜３の範
囲である。エチレンオキシドの平均付加モル数が４未満
では未反応アルコール由来の臭気が強くなり、また１６
を越えると生分解性が低下するので好ましくない。プロ
ピレンオキシドの平均付加モル数が１未満では泡立ちが
多くなるため好ましくなく、プロピレンオキシドの平均
付加モル数が４を越えると生分解性が低下してくること
から好ましくない。
【００１０】本発明で用いられる非イオン界面活性剤
は、ランドリー用洗浄剤組成物中に好ましくは、１０〜
２５質量％、特に好ましくは１２〜２０質量％の範囲で
用いられる。
は、ランドリー用洗浄剤組成物中に好ましくは、１０〜
２５質量％、特に好ましくは１２〜２０質量％の範囲で
用いられる。
【００１１】本発明の（ｂ）成分である炭酸ナトリウム
は重質炭酸ナトリウム、軽質炭酸ナトリウムのどちらを
もちいてもよいが、粉の流動性の点からは重質炭酸ナト
リウム／軽質炭酸ナトリウムが質量比で０．１５未満で
あることが望ましい。本発明で用いられる炭酸ナトリウ
ムは、ランドリー用洗剤組成物中に好ましくは、３０〜
５５質量％、特に好ましくは３５〜５０質量％の範囲で
用いられる。
は重質炭酸ナトリウム、軽質炭酸ナトリウムのどちらを
もちいてもよいが、粉の流動性の点からは重質炭酸ナト
リウム／軽質炭酸ナトリウムが質量比で０．１５未満で
あることが望ましい。本発明で用いられる炭酸ナトリウ
ムは、ランドリー用洗剤組成物中に好ましくは、３０〜
５５質量％、特に好ましくは３５〜５０質量％の範囲で
用いられる。
【００１２】本発明の（ｃ）成分であるビフェニル型蛍
光増白剤としては、４、４−ビス（２−スルホスチリ
ル）ビフェニルジナトリウムが代表的であり、具体的に
は、チノパールＣＢＳ−Ｘ（チバスペシャルティーケミ
カルズ社製）として市販されているものが挙げられる。
（Ｃ）成分の配合量としては、好ましくは０．０５〜
１．０質量％であることが望ましい。（ｄ）成分である
アミノスチルベン型蛍光増白剤としては、４，４’−ビ
ス（４−アニリノ−６−モルホリノ−１，３，５−トリ
アジン−２−イルアミノ）スチルベン−２、２’−ジス
ルホン酸ジナトリウムまたは、４，４’−ビス（４−ト
ルイジノ−６−モルホリノ−１，３，５−トリアジン−
２−イルアミノ）スチルベン−２，２’−ジスルホン酸
ジナトリウムが代表的である。これら化合物は、ホワイ
テックスＳＡ（住友化学（株）製）、ホワイテックスＳ
Ａｃｏｎｃ（日本化薬（株）製）、ホワイテックスＳＫ
Ｃ（住友化学（株）製）、チノパールＤＭＳ−Ｘ（チバ
スペシャルティケミカルズ社製）として市販されてい
る。（ｄ）成分の配合量としては好ましくは０．１〜
２．０質量％であることが望ましい。本発明のランドリ
ー用洗浄剤組成物では、（ｃ）成分と（ｄ）成分の質量
比が（ｃ）／（ｄ）＝０．１〜１．０であることが特に
重要である。好ましくは（ｃ）／（ｄ）＝０．２〜０．
７の範囲で含有される。（ｃ）／（ｄ）が０．１未満で
あると蛍光増白性が低下し、特に漂白剤として塩素系漂
白剤を用いた場合の蛍光増白性の低下が激しく好ましく
ない。また、（ｃ）／（ｄ）が１．０を越えても蛍光増
白性が低下するため好ましくない。また、本発明のラン
ドリー用洗浄剤組成物では、組成物中に含有する硫酸ナ
トリウムの含有量が、組成物に対し５％未満であること
が重要である。硫酸ナトリウム含有量が組成物に対し５
％を越える場合には、本発明で言う処の濃縮化が実現で
きない。すなわち、界面活性剤、アルカリ剤、ビルダー
等の洗浄成分が必要量配合出来ない為、使用量を半減し
た時の洗浄力が維持できない。
光増白剤としては、４、４−ビス（２−スルホスチリ
ル）ビフェニルジナトリウムが代表的であり、具体的に
は、チノパールＣＢＳ−Ｘ（チバスペシャルティーケミ
カルズ社製）として市販されているものが挙げられる。
（Ｃ）成分の配合量としては、好ましくは０．０５〜
１．０質量％であることが望ましい。（ｄ）成分である
アミノスチルベン型蛍光増白剤としては、４，４’−ビ
ス（４−アニリノ−６−モルホリノ−１，３，５−トリ
アジン−２−イルアミノ）スチルベン−２、２’−ジス
ルホン酸ジナトリウムまたは、４，４’−ビス（４−ト
ルイジノ−６−モルホリノ−１，３，５−トリアジン−
２−イルアミノ）スチルベン−２，２’−ジスルホン酸
ジナトリウムが代表的である。これら化合物は、ホワイ
テックスＳＡ（住友化学（株）製）、ホワイテックスＳ
Ａｃｏｎｃ（日本化薬（株）製）、ホワイテックスＳＫ
Ｃ（住友化学（株）製）、チノパールＤＭＳ−Ｘ（チバ
スペシャルティケミカルズ社製）として市販されてい
る。（ｄ）成分の配合量としては好ましくは０．１〜
２．０質量％であることが望ましい。本発明のランドリ
ー用洗浄剤組成物では、（ｃ）成分と（ｄ）成分の質量
比が（ｃ）／（ｄ）＝０．１〜１．０であることが特に
重要である。好ましくは（ｃ）／（ｄ）＝０．２〜０．
７の範囲で含有される。（ｃ）／（ｄ）が０．１未満で
あると蛍光増白性が低下し、特に漂白剤として塩素系漂
白剤を用いた場合の蛍光増白性の低下が激しく好ましく
ない。また、（ｃ）／（ｄ）が１．０を越えても蛍光増
白性が低下するため好ましくない。また、本発明のラン
ドリー用洗浄剤組成物では、組成物中に含有する硫酸ナ
トリウムの含有量が、組成物に対し５％未満であること
が重要である。硫酸ナトリウム含有量が組成物に対し５
％を越える場合には、本発明で言う処の濃縮化が実現で
きない。すなわち、界面活性剤、アルカリ剤、ビルダー
等の洗浄成分が必要量配合出来ない為、使用量を半減し
た時の洗浄力が維持できない。
【００１３】本発明のランドリー用洗浄剤組成物には上
記必須成分の他に通常洗浄剤を構成するために使用され
る以下の各種成分を必要に応じて配合することが可能で
ある。 非イオン界面活性剤 非イオン界面活性剤としては高級アルコールにポリオキ
シエチレン基が付加したものであり、高級アルコールと
しては天然由来の椰子アルコールやパーム核油アルコー
ルまたこれらの部分留分であるコノール、合成アルコー
ルであるα−メチル分岐第一級アルコールを含有するド
バノールやダイヤドール、直鎖第二級アルコールである
ソフタノール、多分岐鎖を有する第一級アルコールであ
るブテンの２〜３量体やプロピレンの３〜５量体から導
かれるイソトリデシルアルコール等が挙げられる非イオ
ン界面活性剤の好ましいエチレンオキシドの平均付加モ
ル数は４〜１８の範囲であり、さらに好ましくは５〜１
６の範囲である。
記必須成分の他に通常洗浄剤を構成するために使用され
る以下の各種成分を必要に応じて配合することが可能で
ある。 非イオン界面活性剤 非イオン界面活性剤としては高級アルコールにポリオキ
シエチレン基が付加したものであり、高級アルコールと
しては天然由来の椰子アルコールやパーム核油アルコー
ルまたこれらの部分留分であるコノール、合成アルコー
ルであるα−メチル分岐第一級アルコールを含有するド
バノールやダイヤドール、直鎖第二級アルコールである
ソフタノール、多分岐鎖を有する第一級アルコールであ
るブテンの２〜３量体やプロピレンの３〜５量体から導
かれるイソトリデシルアルコール等が挙げられる非イオ
ン界面活性剤の好ましいエチレンオキシドの平均付加モ
ル数は４〜１８の範囲であり、さらに好ましくは５〜１
６の範囲である。
【００１４】アニオン界面活性剤 アニオン界面活性剤としては、直鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、脂肪酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、
アルキル硫酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩等が挙げ
られる。
ルホン酸塩、脂肪酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、
アルキル硫酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩等が挙げ
られる。
【００１５】両性界面活性剤 両性界面活性剤としては、アルキルジメチルアミノ酢酸
ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタインなどを併用す
ることができる。
ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタインなどを併用す
ることができる。
【００１６】キレートビルダー キレートビルダーとしては、水溶性のものが好ましく、
例えばピローまたはトリ−リン酸、エチレンジアミンテ
トラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、エーテルカルボン酸、ク
エン酸等のナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩、置換アンモニウム塩等が挙げられる。この中では、
環境上の観点から、ニトリロトリ酢酸塩、クエン酸塩等
が好ましい。また、水溶性の高分子カルボン酸も好適で
ある。具体的には、ポリアクリル酸や無水マレイン酸−
アクリル酸共重合体またはその塩が挙げられる。
例えばピローまたはトリ−リン酸、エチレンジアミンテ
トラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、エーテルカルボン酸、ク
エン酸等のナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩、置換アンモニウム塩等が挙げられる。この中では、
環境上の観点から、ニトリロトリ酢酸塩、クエン酸塩等
が好ましい。また、水溶性の高分子カルボン酸も好適で
ある。具体的には、ポリアクリル酸や無水マレイン酸−
アクリル酸共重合体またはその塩が挙げられる。
【００１７】再汚染防止剤 再汚染防止剤は、一般的にランドリー用洗剤に用いられ
ているものであれば全て使用できる。具体的にはポリエ
チレングリコール、カルボキシメチルセルロースまたそ
の塩、が挙げられる。
ているものであれば全て使用できる。具体的にはポリエ
チレングリコール、カルボキシメチルセルロースまたそ
の塩、が挙げられる。
【００１８】酵素 酵素は、プロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ、リパ
ーゼ等が必要に応じて使用できる。
ーゼ等が必要に応じて使用できる。
【００１９】無機塩 無機塩としては、珪酸塩がアルカリとしても有用であ
る。具体例としては、メタ珪酸塩、オルソ珪酸塩、ジ珪
酸塩が挙げられる。
る。具体例としては、メタ珪酸塩、オルソ珪酸塩、ジ珪
酸塩が挙げられる。
【００２０】本発明のランドリー用洗浄剤組成物は、特
にリネンリネンサプライの分野において、ホテルや病院
のシーツ、包布、タオルといったリネンの洗浄を行うた
めに用いられるが、リネン以外にもユニフォームやコッ
ク服、ホームクリーニングでのＹシャツ洗浄等に用いる
ことも可能であり、通常、被洗物に対し０．０５〜２．
０質量％の範囲で使用され、この使用量は従来型洗剤の
半量である。
にリネンリネンサプライの分野において、ホテルや病院
のシーツ、包布、タオルといったリネンの洗浄を行うた
めに用いられるが、リネン以外にもユニフォームやコッ
ク服、ホームクリーニングでのＹシャツ洗浄等に用いる
ことも可能であり、通常、被洗物に対し０．０５〜２．
０質量％の範囲で使用され、この使用量は従来型洗剤の
半量である。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、各種リネンの洗浄を行うにお
いて洗剤の保管場所確保に有利なコンパクト型のランド
リー用洗浄剤組成物を提供するにあたり、性質の異なる
２種類の蛍光剤を特定の比率で使用することにより、硫
酸ナトリウム含有量が低くても十分な白度維持が図れ
る。
いて洗剤の保管場所確保に有利なコンパクト型のランド
リー用洗浄剤組成物を提供するにあたり、性質の異なる
２種類の蛍光剤を特定の比率で使用することにより、硫
酸ナトリウム含有量が低くても十分な白度維持が図れ
る。
【００２２】
【実施例】本発明を更に具体的に例示するため、以下に
実施例を示す。 ＜被洗物の白度評価法＞ 洗浄条件：Ｔｅｒｇ−Ｏ−Ｔｏｍｅｔｅｒ、１２０ｒｐ
ｍ、洗浄温度６０℃洗剤濃度１０００ｐｐｍ、次亜塩素
酸ナトリウム１２０ｐｐｍ、浴比３０倍、洗浄時間１０
分、すすぎ時間３分、脱水時間１分、評価布２０ｃｍ×
２０ｃｍ綿布 白度評価：洗浄処理前布と洗浄処理を３回繰り返した布
の白度をＤ６５光源下で目視にて一対評価する。 判定基準 洗浄処理前布よりはっきり白い ◎ 洗浄処理前布より白い ○ 洗浄処理前布と同等 △ 洗浄処理前布の方が白い × 洗浄処理前布の方がはっきり白い ××
実施例を示す。 ＜被洗物の白度評価法＞ 洗浄条件：Ｔｅｒｇ−Ｏ−Ｔｏｍｅｔｅｒ、１２０ｒｐ
ｍ、洗浄温度６０℃洗剤濃度１０００ｐｐｍ、次亜塩素
酸ナトリウム１２０ｐｐｍ、浴比３０倍、洗浄時間１０
分、すすぎ時間３分、脱水時間１分、評価布２０ｃｍ×
２０ｃｍ綿布 白度評価：洗浄処理前布と洗浄処理を３回繰り返した布
の白度をＤ６５光源下で目視にて一対評価する。 判定基準 洗浄処理前布よりはっきり白い ◎ 洗浄処理前布より白い ○ 洗浄処理前布と同等 △ 洗浄処理前布の方が白い × 洗浄処理前布の方がはっきり白い ××
【００２３】＜非イオン界面活性剤＞ 非イオン界面活性剤：ヤシ由来アルコールにエチレン
オキシドを平均で５モル、プロピレンオキシドを平均で
２モル付加したもの 非イオン界面活性剤：ヤシ由来アルコールにエチレン
オキシドを平均で８モル、プロピレンオキシドを平均で
３モル付加したもの 非イオン界面活性剤：ヤシ由来アルコールにエチレン
オキシドを平均で１２モル、プロピレンオキシドを平均
で３モル付加したもの 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１３のα−メチル分岐
第１級アルコールにエチレンオキシドを平均で６モル、
プロピレンオキシドを平均で２モル付加したもの 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１３のα−メチル分岐
第１級アルコールにエチレンオキシドを平均で７モル、
プロピレンオキシドを平均で２モル付加したもの 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１３のα−メチル分岐
第１級アルコールにエチレンオキシドを平均で１５モ
ル、プロピレンオキシドを平均で３モル付加したもの 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１２−１４の第２級ア
ルコールにエチレンオキシドを平均で５モル、プロピレ
ンオキシドを平均で３．５モル付加したもの（商品名
ＳＯＦＴＡＮＯＬ ＥＰ５０３５ （株）日本触媒社
製） 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１２−１４の第２級ア
ルコールにエチレンオキシドを平均で７モル、プロピレ
ンオキシドを平均で２．５モル付加したもの（商品名
ＳＯＦＴＡＮＯＬ ＥＰ７０２５ （株）日本触媒社
製） 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１３の多分岐鎖を有す
る第１級アルコールにエチレンオキシドを平均で７モ
ル、プロピレンオキシドを平均で３モル付加したもの
（商品名 ライオノール ＴＤ７３０ ライオン（株）
社製）
オキシドを平均で５モル、プロピレンオキシドを平均で
２モル付加したもの 非イオン界面活性剤：ヤシ由来アルコールにエチレン
オキシドを平均で８モル、プロピレンオキシドを平均で
３モル付加したもの 非イオン界面活性剤：ヤシ由来アルコールにエチレン
オキシドを平均で１２モル、プロピレンオキシドを平均
で３モル付加したもの 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１３のα−メチル分岐
第１級アルコールにエチレンオキシドを平均で６モル、
プロピレンオキシドを平均で２モル付加したもの 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１３のα−メチル分岐
第１級アルコールにエチレンオキシドを平均で７モル、
プロピレンオキシドを平均で２モル付加したもの 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１３のα−メチル分岐
第１級アルコールにエチレンオキシドを平均で１５モ
ル、プロピレンオキシドを平均で３モル付加したもの 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１２−１４の第２級ア
ルコールにエチレンオキシドを平均で５モル、プロピレ
ンオキシドを平均で３．５モル付加したもの（商品名
ＳＯＦＴＡＮＯＬ ＥＰ５０３５ （株）日本触媒社
製） 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１２−１４の第２級ア
ルコールにエチレンオキシドを平均で７モル、プロピレ
ンオキシドを平均で２．５モル付加したもの（商品名
ＳＯＦＴＡＮＯＬ ＥＰ７０２５ （株）日本触媒社
製） 非イオン界面活性剤：炭素鎖長１３の多分岐鎖を有す
る第１級アルコールにエチレンオキシドを平均で７モ
ル、プロピレンオキシドを平均で３モル付加したもの
（商品名 ライオノール ＴＤ７３０ ライオン（株）
社製）
【００２４】
【表１】
【００２５】
【表２】
フロントページの続き Ｆターム(参考） 4H003 AC08 AC09 AC23 BA09 DA01 EA12 EA15 EA16 EB15 EB22 EB32 EB36 EB42 ED02 FA09
Claims (1)
- 【請求項１】（ａ）下記一般式（Ｉ）で示される非イオ
ン界面活性剤 【化１】 Ｒ１−（ＥＯ）ｍ−（ＰＯ）ｎ−Ｈ … 式（Ｉ） 式中Ｒ１は炭素数８〜２０のアルキル基又はアルケニル
基 ＥＯは、エチレンオキシド、ＰＯはプロピレンオキシド ｍは、エチレンオキシドの平均付加モル数を示し４〜１
８の数 ｎは、プロピレンオキシドの平均付加モル数を示し１〜
４の数 （ｂ）炭酸ナトリウム を主成分とし、硫酸ナトリウム含有量が５％未満である
ランドリー用洗浄剤組成物において、 （ｃ）ビフェニル型蛍光増白剤 （ｄ）アミノスチルベン型蛍光増白剤 を質量比で（ｃ）／（ｄ）＝０．１〜１．０の比率で含
有することを特徴とするランドリー用洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37682099A JP2001172681A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | ランドリー用洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37682099A JP2001172681A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | ランドリー用洗浄剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001172681A true JP2001172681A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18507785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37682099A Pending JP2001172681A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | ランドリー用洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001172681A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102408957A (zh) * | 2011-10-17 | 2012-04-11 | 山西青山化工有限公司 | 一种高性能浆状荧光增白剂及其制备方法 |
| WO2015106449A1 (en) * | 2014-01-20 | 2015-07-23 | The Procter & Gamble Company | Fluorescent brightener premix |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP37682099A patent/JP2001172681A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102408957A (zh) * | 2011-10-17 | 2012-04-11 | 山西青山化工有限公司 | 一种高性能浆状荧光增白剂及其制备方法 |
| WO2015106449A1 (en) * | 2014-01-20 | 2015-07-23 | The Procter & Gamble Company | Fluorescent brightener premix |
| CN105934509A (zh) * | 2014-01-20 | 2016-09-07 | 宝洁公司 | 荧光增白剂预混物 |
| US9951298B2 (en) | 2014-01-20 | 2018-04-24 | The Procter & Gamble Company | Fluorescent brightener premix |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5456850A (en) | Fluid to pasty washing agent containing bleach | |
| EP0273775A2 (en) | Protected optical brighteners | |
| US6627592B1 (en) | Pasty washing agent | |
| DK164116B (da) | Haeldbar detergent- og blegeblanding | |
| JPH0639593B2 (ja) | アルキルベンゼンスルホネ−トおよびアルコ−ルエトキシサルフエ−ト表面活性剤系を含有する洗剤組成物 | |
| JP2008001770A (ja) | 洗浄剤組成物および洗浄方法 | |
| US3708427A (en) | Washing and cleansing compositions | |
| US3265625A (en) | Liquid detergent | |
| JP2001172681A (ja) | ランドリー用洗浄剤組成物 | |
| TWI391483B (zh) | Soft cleaner composition | |
| JPS606793A (ja) | 固体材料用洗浄および清浄剤 | |
| CA1255182A (en) | Concentrated single-phase built liquid detergent composition | |
| JP7245485B2 (ja) | 衣料用液体洗浄剤組成物 | |
| MXPA02000057A (es) | Composiciones blanqueadoras. | |
| PL186663B1 (pl) | Zastosowanie wodnej kompozycji | |
| JPH1053799A (ja) | 粉末洗剤組成物 | |
| JP2002146390A (ja) | 洗浄強化剤組成物及び洗浄剤組成物 | |
| JP6144576B2 (ja) | 衣料用洗浄剤組成物 | |
| JP7109172B2 (ja) | 繊維製品用液体漂白剤組成物 | |
| JP2007197667A (ja) | 柔軟洗剤組成物 | |
| WO2024084077A1 (en) | Composition for the removal of stains | |
| JP2001139988A (ja) | ランドリー用洗浄剤組成物 | |
| JPH04285697A (ja) | 非イオン性粉末洗浄剤組成物 | |
| JPH1053798A (ja) | 粉末洗剤組成物 | |
| JP4534193B2 (ja) | 粉末洗剤組成物 |