JP2001170416A - 逆洗型ろ過機 - Google Patents
逆洗型ろ過機Info
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D29/00—Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
- B01D29/62—Regenerating the filter material in the filter
- B01D29/66—Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps
- B01D29/668—Regenerating the filter material in the filter by flushing, e.g. counter-current air-bumps with valves, e.g. rotating valves for coaxially placed filtering elements
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Abstract
出しが不要で、技術的な工作の手間を掛ける必要がな
く、シールの精度および逆洗アームの水平・垂直の精度
を保持して、ろ過効率の低下を防止することができ、完
全なシールの耐久性を追求した、信頼性の高い逆洗型ろ
過機を提供する。 【解決手段】 逆洗パイプをろ過エレメント集合基板に
固定し、逆洗アームの基部を中心軸の端部固定し、その
基部にリング状凹部を設けて逆洗液の通路を形成し、逆
洗アームと容器底との取り合い部を除いて無関係にす
る。
Description
ーとして汎用される有底円筒状ろ過エレメント方式の逆
洗型ろ過機に関する。
が進むにつれて、ろ過せんとする液体中のスラッジのた
めにろ過材の目詰まりが進行し、ろ過材の内外の圧力差
が次第に増加し、ろ過の能率低下をきたして遂にはろ過
不能の状態となる。逆洗機構はろ過体が目詰まりにより
ろ過困難に陥る以前に、これを逆の方向から洗浄清掃し
て目詰まりを解消し、再びろ過を容易にするようにした
ものである。
過体内外の差圧を利用し、これによって逆洗を行うよう
にしたものが多い。
したものである。図6において、31は容器本体、32
は蓋、33は底部、34は原液入口、35はろ過液出
口、36はろ過エレメント、37は集合体(ろ過エレメ
ント集合基板)、38は軸、39はエレメント押さえ
板、40はエレメント固定軸、41は逆洗アーム、42
は逆洗パイプ、43は逆洗液排出口、44はハンドル付
きの軸受部である。
中心が軸38を中心とする円周上に来るようにその開口
部を下に向けて複数配列され、エレメント押さえ板39
と複数のエレメント固定軸40によってろ過エレメント
集合基板(以下「集合基板」と略称する)37に設けら
れた同数の流通孔37aに気密に嵌合固定されている。
逆洗アーム41は逆L字型の管で、垂直部分は逆洗パイ
プ41bとなり、その基部41cが軸38に固定され、
軸38と共に回動する。逆洗パイプ41bの先端(下
端)は容器の底部33に設けられた取り合い部33aで
回動可能に嵌合され、逆洗液排出口43に連結する。
なす上面が集合基板37の下面に密接し、ろ過エレメン
ト36の開口部に合致する位置に連通孔41dが設けら
れてをり、集合基板をシールしながら間歇的もしくは連
続的に回動して順次ろ過エレメント36の開口部に連結
する。
ろ過エレメント36の下から入ってろ過され、ろ過液出
口35を経て外部に出て行く。複数のろ過エレメントの
うちの1個は、集合基板の流通孔37aから逆洗アーム
41に設けられた連通孔41dに連通していて、逆洗パ
イプ41bを通じて大気圧に開放され、ろ過液の一部が
逆流してろ過エレメントを洗浄する。この逆洗アーム4
1は軸38を通じてろ過機の外部の軸受け44に直結し
ており、一定方向へ間歇的に一定角度づつ、もしくは連
続的に回転し、各ろ過エレメントを順次逆洗して行くよ
うに作動する。
のは、逆洗アーム41の垂直部分をなす逆洗パイプ42
の先端(下端)が容器の底部33に設けられた取り合い
部33aに回動可能に嵌合されているので、逆洗アーム
の回転によりその取り合い部33aのシールの精度およ
び逆洗アーム41の水平・垂直の精度を保持して、ろ過
効率の低下を防止するため、逆洗アームと容器本体との
取り合い部33aに芯出しが必要であり、可成り技術的
な工作の手間を掛けることを余儀なくされている。
もので、ユニークな逆洗機構により、ろ過機本体と逆洗
アームとを無関係として完全なシールの耐久性を追求し
た、信頼性の高い逆洗型ろ過機を提供することを目的と
する。
めの本発明に係る逆洗型ろ過機は、中心に軸を有する圧
力容器本体にろ過エレメント集合基板が固定され、その
ろ過エレメント集合基板に複数のろ過エレメントの開口
部が前記軸を中心とする円周上に配列され、原液入口お
よびろ過液出口を有する逆洗型ろ過機であって、逆洗パ
イプを前記ろ過エレメント集合基板に固定し、逆洗アー
ムをその一面を該ろ過エレメント集合基板の面に密接し
て前記軸の端部に固定し、該逆洗アームを軸と共に一定
方向に回動させてろ過エレメントの開口部を順次逆洗パ
イプに連通し、ろ過エレメントの内側を大気圧に開放し
て逆洗することを特徴とする。
て図面を用いて具体的に説明する。
示す一部縦断面図である。図1において、1は容器本
体、2は蓋、3は底部、4は原液入口、5はろ過液出
口、6はろ過エレメント、7はろ過エレメント集合基
板、8は軸、9はエレメント押さえ板、10はエレメン
ト固定軸、11は逆洗アーム、12は逆洗パイプ、13
は逆洗液排出口、14はハンドル付き軸受け部である。
結合されて水密の耐圧容器を形成し、本体1の底部には
原液入口3を有し、上部にはろ過液出口4および逆洗液
排出口12等が設けられている。
面は金網あるいはノッチワイヤー式等の逆洗可能な形式
のろ材からなるろ過器であり、その中心が軸8を中心と
する一つの円周上に来るように開口部を下に向けて複数
配列され、エレメント押さえ板9と複数のエレメント固
定軸10によってろ過エレメント集合基板7に設けられ
た同数の流通孔7aにそれぞれ水密に嵌合固定されてい
る。
れた基部11cと一体に形成され、その上面は集合基板
7の下面を水密にシールしながら軸8と共に回動する。
集合基板7の下面と逆洗アーム11の上面との間は十分
精密にシールされており、原液および被ろ過物(夾雑
物)の通過を阻止しながら回動する。この逆洗アーム1
1は従来のろ過機と異なり、容器本体1の底部3と構造
上絶縁されており、実質的に容器本体1と無関係の状態
で軸8の下端部に固定保持されている。したがって従来
のろ過機のように逆洗アームと本体底部との取り合い部
に芯出しの手間を必要としない。ここが本発明の特徴と
するところである。
1および図2において、逆洗アーム11の基部11cに
は軸8と同心のリング状通液部11bが設けられ、この
リング状通液部11bは逆洗アーム11の連通孔11d
とパイプ11aで連結されて逆洗液の通路が形成されて
いる。また、逆洗パイプ12は集合基板7に固定されて
いるが、逆洗アーム11が回動してもリング状通液部1
1bにより常に逆洗パイプ12に連通して逆洗液の通路
を形成し、逆洗液排出口13に繋がっているように構成
されている。
たハンドル付き軸受け14によって一定方向に、間歇的
に一定角度で、もしくは連続的に回動する。この構造に
より、ろ過エレメントのいづれか一つは逆洗の状態にあ
ることになる。
例を示す一部縦断面図である。図3において各部の符号
は図1と同じである。この例では、全体の要部の構成は
前記の例とほぼ同じであるが、相違するところは逆洗パ
イプ12がろ過エレメント集合基板7の中に穿設されて
いることである。
アーム11の上面とは十分精密にシールされており、原
液および被ろ過物(夾雑物)の通過を阻止しながら回動
することができ、また、軸8と同心のリング状通液部1
1bが設けられ、パイプ11aを通って流れ込む逆洗液
は、このリング状通液部11bを通じて逆洗アーム11
がどの位置にあっても逆洗パイプ12へ流出する構成と
なっている。無論この例でも逆洗アームは実質的に容器
本体1と無関係の状態で軸8の下端に固定保持されてお
り、逆洗アームと本体底部との取り合い部に芯出しの手
間を必要としない。
8に回転運動を伝える動力源となり、アクチュエーター
を使用することもできる。アクチュエーターとしては、
油圧によるアクチュエーター、電動機駆動その他各種公
知のものが適用可能であり、また逆洗アームの回動の仕
方は前記のように間歇的回動のみでなく、定速で連続的
に回動させてもよく、本発明はこれらアクチュエーター
の種類や回動の仕方は限定するものではない。
例の一部縦断面図を図4および図5に示す。図4および
図5において各部の符号は図1と同じであり、前記図1
および図3の例において逆洗アーム11に設けられてい
たリング状通液部11bを、図4および図5の例では集
合基板7の上に設けて逆洗パイプ12に連通させた構造
とすることができる。逆洗パイプ12が図4の例では、
図1と同様ろ過機本体内にあり、図5の例では、図3と
同様集合基板7の中に穿設された例である。図4および
図5の例にあっても作用、機能は上記と全く同じであ
る。
ろ過エレメントの開口部が下向きに集合基板に固定され
ている例であるが、圧力容器の上下を逆向きにして、ろ
過エレメントの開口部を上向きにして集合基板に固定す
る設計とすることもできる。その場合は勿論逆洗アーム
は集合基板の上面に密着して回動する構成となる。
以下図1および図3〜図5によりその作動について説明
する。ろ過の工程は、原液入口4から入った原液はろ過
機内のろ過エレメント6の下から入ってろ過され、ろ過
液出口5を経て外部に出て行く。複数のろ過エレメント
のうちの1つは、集合基板7に設けられた流通孔7aか
ら、逆洗アーム11に設けられた連通孔11d・パイプ
11aを経由し、リング状通液部11bに入り、逆洗パ
イプ12を通って大気圧に開放されるため、ろ過液の一
部がろ過エレメント6を逆流して洗浄し、逆洗液排出口
13から排出される。この逆洗アームは軸8を通じて一
定方向へ間歇的に一定角度づつ、または連続的に定速で
回動し、各ろ過エレメントを順次逆洗して行くように作
動する。
クな逆洗機構により、逆洗アームがろ過機本体の底部と
絶縁されて無関係となっているので、従来方式のろ過機
のように逆洗アームと容器底部との取り合い部の芯出し
が必要でなく、技術的な工作の手間を省略することがで
きると共に、精密なシールが容易に得られ、ろ過効率を
向上させることができる。
図
断面図
断面図
断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 中心に軸を有する圧力容器本体にろ過エ
レメント集合基板が固定され、該ろ過エレメント集合基
板に複数のろ過エレメントの開口部が前記軸を中心とす
る円周上に配列され、原液入口およびろ過液出口を有す
る逆洗型ろ過機であって、逆洗パイプを前記ろ過エレメ
ント集合基板に固定し、逆洗アームをその一面を該ろ過
エレメント集合基板の面に密接して前記軸の端部に固定
し、該逆洗アームを軸と共に一定方向に回動させて該ろ
過エレメントの開口部を順次逆洗パイプに連通し、ろ過
エレメントの内側を大気圧に開放して逆洗することを特
徴とする逆洗型ろ過機。
Priority Applications (1)
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-
1999
- 1999-12-20 JP JP36095999A patent/JP4053200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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