JP2001168858A - 情報処理装置および方法、条件設定装置および方法、条件設定制御装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および方法、条件設定装置および方法、条件設定制御装置および方法、並びに記録媒体

Info

Publication number
JP2001168858A
JP2001168858A JP36424399A JP36424399A JP2001168858A JP 2001168858 A JP2001168858 A JP 2001168858A JP 36424399 A JP36424399 A JP 36424399A JP 36424399 A JP36424399 A JP 36424399A JP 2001168858 A JP2001168858 A JP 2001168858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
decryption key
condition
receiving
condition setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP36424399A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Yamashita
雅美 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP36424399A priority Critical patent/JP2001168858A/ja
Publication of JP2001168858A publication Critical patent/JP2001168858A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有料放送における送信側の顧客管理を簡略化
できるようにする。 【解決手段】 視聴者は、受信側装置に装着するセキュ
リティモジュール22をコンビニエンスストアで購入
し、コンビニエンスストアに配置されている受信側装置
72に装着する。さらに、視聴者はキーボード84を操
作して、視聴する有料放送を指定する。受信側装置72
は、通信ネットワーク71を介して、送信側装置1と通
信し、セキュリティモジュール22の認証を得たとき、
記憶部93に、個別情報を書き込ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、条件設定装置および方法、条件設定制御装置お
よび方法、並びに記録媒体に関し、特に、低コストで放
送信号を送信することができるシステムを実現できるよ
うにした情報処理装置および方法、条件設定装置および
方法、条件設定制御装置および方法、並びに記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】図1と図2を参照して、従来のディジタ
ル放送システムにおける視聴制御について説明する。
【0003】衛星等を利用したディジタル放送システム
においては、画像、音声、データ等の他に、共通情報、
および、個別情報が、送信される。個別情報には、個々
の受信側装置に対する契約情報が含まれている。受信側
装置は、この契約情報を受信し、記憶する。その後、受
信側装置は、放送信号を受信したとき、番組に含まれる
共通情報を、記憶している契約情報と照合し、一致した
番組(契約した番組)を復調する。
【0004】図1は、主に、送信側装置1の構成例を示
している。実際の送信側装置1においては、スクランブ
ラ17の後に、誤り訂正符号化部や変調器、その他伝送
に関する装置が設けられているが、ここでは、省略され
ている。
【0005】番組制御部11は、番組に応じて制御信号
をエンコーダ15に出力し、制御するとともに、番組番
号を発生し、関連情報送出部14に提供する。顧客管理
部12は、多数の受信側装置2からアップロードされる
アップロード情報(視聴情報)を受信し、視聴者からの
契約要求に応じた契約情報を生成し、スクランブル制御
部13に出力する。
【0006】スクランブル制御部13は、受信側装置2
の全ての個別鍵を予め記憶しており、顧客管理部12か
ら入力される複数の契約情報と、ワーク鍵を、その個別
鍵で暗号化し、複数の個別情報として多重化器16に出
力する。また、スクランブル制御部13は、ワーク鍵を
関連情報送出部14に出力する。
【0007】関連情報送出部14は、スクランブラ17
でスクランブル処理をするのに使用するスクランブル鍵
を予め記憶しており、このスクランブル鍵をスクランブ
ラ17に出力する。また、関連情報送出部14は、スク
ランブル制御部13から入力されたワーク鍵で、予め記
憶しているスクランブル鍵と番組制御部11が出力する
番組番号を暗号化し、共通情報として多重化器16に出
力する。
【0008】エンコーダ15は、番組制御部11からの
制御信号に基づいて、放送する映像信号や音声信号をデ
ィジタル化し、圧縮し、多重化器16に出力する。多重
化器16は、複数のエンコーダ15の出力、スクランブ
ル制御部13が出力する複数の個別情報、および、関連
情報送出部14が出力する共通情報を時分割多重化し、
スクランブラ17に出力する。
【0009】スクランブラ17は、関連情報送出部14
から供給されるスクランブル鍵により、多重化器16か
ら供給される多重化信号を必要に応じてスクランブル処
理する。このとき、個別情報と共通情報は制御のための
情報であるので、スクランブラ17は、この個別情報と
共通情報をスクランブル処理しないように制御する。契
約情報が含まれた個別情報は、正式に契約をした視聴者
の受信側装置2に個別に送られ(対応する視聴者の受信
側装置2だけに受信され)、共通情報は、番組に付随す
る情報で、番組視聴者に共通に送られる(全ての受信側
装置2により受信される)。
【0010】図2は、受信側装置2の構成例を示してい
る。実際の受信側装置2は、デマルチプレクサ31の前
に復調器や誤り訂正部、その他伝送信号の復号に関する
装置が設けられているが、ここでは、省略されている。
【0011】受信復号装置21のデマルチプレクサ31
は、時分割多重化された複数のエンコーダ出力(図1で
は、エンコーダ15が1個のみ示されているが、実際に
は、複数個存在する)と、共通情報または個別情報とを
分離する装置である。
【0012】セキュリティモジュール22の共通・個別
情報解析部41は、デマルチプレクサ31により分離さ
れた信号が、共通情報であるか、または、個別情報であ
るかを解析し、個別情報である場合、内蔵するメモリに
予め記憶されている個別鍵で個別情報を復号し、そこに
含まれる契約情報とワーク鍵を抽出し、契約情報記憶部
42に供給して記憶させる。また、入力されたのが共通
情報である場合、共通・個別情報解析部41は、受信し
た暗号化されている共通情報を、契約情報記憶部42に
記憶されたワーク鍵で復号する。共通・個別情報解析部
41は、契約情報記憶部42に予め記憶された契約情報
と、いま復号されている契約情報を照合し、両者が一致
する場合、受信した番組が視聴可であるものとみなし、
視聴制御情報(スクランブル鍵を含む)を、デスクラン
ブラ32に送出する。さらに、共通・個別情報解析部4
1は、視聴履歴を視聴情報記憶部43に供給し、記憶さ
せる。この視聴履歴は、例えば、月に1回など、所定の
タイミングで、受信復号装置21のモデム34により、
視聴情報として送信側装置1の顧客管理部12にアップ
ロードされる。
【0013】デスクランブラ32は、セキュリティモジ
ュール22の共通・個別情報解析部41により生成され
た視聴制御情報(スクランブル鍵)により、デマルチプ
レクサ31より供給されるスクランブル処理された映像
信号と音声信号をデスクランブル処理し、デコーダ33
に出力する。デコーダ33は、ディジタル化された映像
信号や音声信号をデコードし、モニタ51に出力し、表
示させる。
【0014】次に、送信側装置1が、受信側装置2に個
別情報を送信するときの動作について説明する。視聴者
は、まず受信側装置2を購入した後、紙面やファック
ス、電話などを用いて放送事業者と所望の受信内容を契
約する。そして、この契約に基づいて放送事業者など
が、送信側装置1の顧客管理部12に、その契約の内容
を入力する。この状態で、番組制御部11は、エンコー
ダ15に制御信号を出力し、画像情報および音声情報を
圧縮させ、多重化器16に出力させる。また、番組制御
部11は、番組番号を関連情報送出部14に出力する。
顧客管理部12は、入力された契約内容に応じた契約情
報をスクランブル制御部13に出力する。スクランブル
制御部13は、入力された契約情報から個別情報を生成
し、個別鍵で暗号化し、多重化器16に出力すると共
に、ワーク鍵を関連情報送出部14に出力する。関連情
報送出部14は、番組制御部11からの番組番号に対応
する番組の共通情報を生成し、スクランブル制御部13
からのワーク鍵で暗号化し、多重化器16に出力する。
多重化器16は、画像情報、音声情報、個別情報、およ
び共通情報を時分割多重化し、多重化信号として、スク
ランブラ17に出力する。スクランブラ17は、入力さ
れた多重化信号を関連情報送出部14から入力されるス
クランブル鍵でスクランブル処理し、伝送路3を介し
て、受信側装置2に送信する。
【0015】次に、受信側装置2が、送信側装置1から
の個別情報を受信し、記憶するときの動作について説明
する。受信側装置2のデマルチプレクサ31は、伝送路
3から入力された信号から共通情報と個別情報を抽出
し、共通・個別情報解析部41に出力し、画像信号と音
声信号をデスクランブラ32に出力する。共通・個別情
報解析部41は、個別情報を抽出し、契約情報記憶部4
2に記憶されている個別鍵で復号し、その個別情報に含
まれる契約情報を契約情報記憶部42に記憶させる。
【0016】次に、送信側装置1が、番組を放送すると
きの動作について説明する。送信側装置1の番組制御部
11は、エンコーダ15に制御信号出力し、画像情報お
よび音声情報を圧縮させ、多重化器16に出力させる。
また、番組制御部11は、番組番号を関連情報送出部1
4に出力する。スクランブル制御部13は、ワーク鍵を
関連情報送出部14に出力する。関連情報送出部14
は、番組制御部11からの番組番号に対応する番組の共
通情報を生成し、スクランブル制御部13からのワーク
鍵で暗号化し、多重化器16に出力する。多重化器16
は、画像情報、音声情報、および共通情報を時分割多重
化し、多重化信号として、スクランブラ17に出力す
る。スクランブラ17は、入力された多重化信号を関連
情報送出部14から入力されるスクランブル鍵でスクラ
ンブル処理し、伝送路3を介して、受信側装置2に送信
する。
【0017】次に、受信側装置2が、上記の処理により
予め契約情報を受信し、契約情報記憶部42に記憶して
いる状態で、共通情報を含む放送信号を受信する処理に
ついて説明する。デマルチプレクサ31は、伝送路3か
らの信号を受信し、その信号を分割して、映像信号と音
声信号をデスクランブラ32に出力し、共通情報と個別
情報を共通・個別情報解析部41に出力する。共通・個
別解析部41は、入力された共通情報を、個別情報に含
まれているワーク鍵で復号し、さらに、その共通情報に
含まれる番組番号と契約情報記憶部42に記憶されてい
る契約情報に含まれる番組番号が一致するか否かを判定
する。
【0018】共通情報と契約情報の番組番号が一致する
と判定された場合、共通・個別情報解析部41は、共通
情報に含まれているスクランブル鍵をデスクランブラ3
2に出力する。デスクランブラ32は、スクランブル処
理されている映像信号と音声信号をスクランブル鍵でデ
スクランブル処理し、デコーダ33に出力する。デコー
ダ33は、入力された信号をデコード処理し、モニタ5
1に表示させる。また、共通・個別情報解析部41は、
視聴情報を視聴情報記憶部43に記憶させる。そして、
モデム34は、一定期間毎に、契約情報記憶部42に記
憶されている契約情報と、視聴情報記憶部43に記憶さ
れている視聴情報を、送信側装置1の顧客管理部12に
アップロードする。
【0019】共通情報と契約情報の番組番号が一致しな
いと判定された場合、共通・個別情報解析部41は、共
通情報に含まれているスクランブル鍵をデスクランブラ
32に出力しない。このため、デスクランブラ32は、
映像信号と音声信号をデスクランブル処理できないた
め、その後、デコーダ32が、デコード処理を施して
も、モニタ51には、正しく再生された画像が表示され
ない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
構成によれば、顧客管理部12は、多数の受信側装置2
からアップロードされる視聴情報や、視聴者からの契約
要求を処理する必要があるだけでなく、契約内容が確実
に受信側装置2により受信されたか否かを管理する必要
があった。従って、送信側装置1を管理する放送事業者
は、契約を希望する視聴者からの要求があると、その都
度、視聴者と個別の契約を行わなければならない。その
結果、顧客管理部12に多くの視聴者を管理するスタッ
フを配置する必要が生じ、その人件費などにより、コス
トが高くなるという課題があった。
【0021】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、低コストで放送信号を送信することがで
きるようにするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、条件設定装置に装着された場合、条件設定装
置と通信する通信手段と、条件設定装置により受信信号
を受信する条件を設定するのに必要な所定の情報を記憶
する記憶手段と、条件設定装置と通信し、記憶手段に記
憶されている所定の情報を利用して、第1の復号鍵を抽
出するのに必要な第2の復号鍵を取得する取得手段とを
備えることを特徴とする。
【0023】前記記憶手段に記憶されている所定の情報
は、暗号鍵とし、通信手段には、暗号鍵を利用して通信
信号を暗号化して、条件設定装置と通信させ、条件設定
装置により暗号化された通信信号を復号する復号手段を
さらに備えるようにすることができる。
【0024】前記受信信号を受信する条件は、受信信号
のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信信号を復
号し得る第1の復号鍵を抽出するのに必要な第2の復号
鍵、第2の復号鍵の有効期間、並びに有効期間に対応す
る前払いの金額を含むようにすることができる。
【0025】前記受信信号を受信する条件は、受信信号
のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信信号のう
ちの一部の受信信号を復号し得る第1の復号鍵を抽出す
るのに必要な第2の復号鍵、第2の復号鍵の有効期間、
並びに有効期間に対応する前払いの金額を含むようにす
ることができる。
【0026】請求項5に記載の情報処理方法は、条件設
定装置に装着された場合、条件設定装置と通信する通信
ステップと、条件設定装置により受信信号を受信する条
件を設定するのに必要な所定の情報を提供する提供ステ
ップと、条件設定装置と通信し、提供ステップの処理に
より提供された所定の情報を利用して、第1の復号鍵を
抽出するのに必要な第2の復号鍵を取得する取得ステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0027】請求項6に記載の記録媒体のプログラム
は、条件設定装置に装着された場合、条件設定装置との
通信を制御する通信制御ステップと、条件設定装置によ
り受信信号を受信する条件を設定するのに必要な所定の
情報を提供する提供ステップと、条件設定装置と通信
し、提供ステップの処理により提供された所定の情報を
利用して、第1の復号鍵を抽出するのに必要な第2の復
号鍵を取得する取得ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0028】請求項7に記載の条件設定装置は、情報処
理装置が装着された場合、情報処理装置と通信する第1
の通信手段と、ネットワークを介して所定の情報提供装
置と通信する第2の通信手段と、受信信号を受信する条
件を入力する入力手段と、情報提供装置からの情報に基
づいて、入力手段により入力された受信信号を受信する
条件を、情報処理装置に設定するか否かを判定する判定
手段と、判定手段の判定結果に対応して、入力手段によ
り入力された受信信号を受信する条件を、情報処理装置
に書き込む書き込み手段とを備えることを特徴とする。
【0029】前記情報提供装置からの情報は、暗号鍵と
し、第1の通信手段には、情報提供装置から提供された
暗号鍵に対応する暗号鍵を利用して通信信号を暗号化し
て、情報処理装置と通信させるようにすることができ
る。
【0030】前記受信信号を受信する条件は、受信信号
のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信信号を復
号し得る第1の復号鍵を抽出するのに必要な第2の復号
鍵、第2の復号鍵の有効期間、並びに有効期間に対応す
る前払いの金額を含むようにすることができる。
【0031】前記受信信号を受信する条件は、受信信号
のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信信号のう
ちの一部の受信信号を復号し得る第1の復号鍵を抽出す
るのに必要な第2の復号鍵、第2の復号鍵の有効期間、
並びに有効期間に対応する前払いの金額を含むようにす
ることができる。
【0032】請求項11に記載の条件設定方法は、情報
処理装置が装着された場合、情報処理装置と通信する第
1の通信ステップと、ネットワークを介して所定の情報
提供装置と通信する第2の通信ステップと、受信信号を
受信する条件を入力する入力ステップと、情報提供装置
からの情報に基づいて、入力ステップの処理により入力
された受信信号を受信する条件を、情報処理装置に設定
するか否かを判定する判定ステップと、判定ステップの
処理の判定結果に対応して、入力ステップの処理により
入力された受信信号を受信する条件を、情報処理装置に
書き込む書き込みステップとを含むことを特徴とする。
【0033】請求項12に記載の記録媒体のプログラム
は、情報処理装置が装着された場合、情報処理装置との
通信を制御する第1の通信制御ステップと、ネットワー
クを介した所定の情報提供装置との通信を制御する第2
の通信制御ステップと、受信信号を受信する条件の入力
を制御する入力制御ステップと、情報提供装置からの情
報に基づいて、入力制御ステップの処理により入力され
た受信信号を受信する条件を、情報処理装置に設定する
か否かを判定する判定ステップと、判定ステップの処理
の判定結果に対応して、入力制御ステップの処理により
入力された受信信号を受信する条件の、情報処理装置へ
の書き込みを制御する書き込み制御ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【0034】請求項13に記載の条件設定制御装置は、
ネットワークを介して条件設定装置と通信する通信手段
と、条件設定装置に装着された情報処理装置を認証する
のに必要な情報を記憶する記憶手段と、条件設定装置か
ら送信されてきた情報と、記憶手段に記憶されている情
報とに基づいて、情報処理装置を認証する認証手段と、
認証手段の認証結果に基づいて、条件設定装置に、情報
処理装置に対する受信信号を受信する条件の設定を要求
する要求手段とを備えることを特徴とする。
【0035】前記条件設定装置に装着された情報処理装
置を認証するのに必要な情報と、条件設定装置から送信
されてきた情報は、暗号鍵であり、認証手段は、条件設
定装置から送信されてきた第1の暗号鍵と、記憶手段に
記憶されている第2の暗号鍵とに基づいて、情報処理装
置を認証するようにすることができる。
【0036】前記受信信号を受信する条件は、受信信号
のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信信号を復
号し得る第1の復号鍵を抽出するのに必要な第2の復号
鍵、第2の復号鍵の有効期間、並びに有効期間に対応す
る前払いの金額を含むようにすることができる。
【0037】前記受信信号を受信する条件は、受信信号
のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信信号のう
ちの一部の受信信号を復号し得る第1の復号鍵を抽出す
るのに必要な第2の復号鍵、第2の復号鍵の有効期間、
並びに有効期間に対応する前払いの金額を含むようにす
ることができる。
【0038】請求項17に記載の条件設定制御方法は、
ネットワークを介して条件設定装置と通信する通信ステ
ップと、条件設定装置に装着された情報処理装置を認証
するのに必要な情報を提供する提供ステップと、条件設
定装置から送信されてきた情報と、提供ステップの処理
により提供された情報とに基づいて、情報処理装置を認
証する認証ステップと、認証ステップの処理の認証結果
に基づいて、条件設定装置に、情報処理装置に対する受
信信号を受信する条件の設定を要求する要求ステップと
を含むことを特徴とする。
【0039】請求項18に記載の記録媒体のプログラム
は、ネットワークを介した条件設定装置との通信を制御
する通信制御ステップと、条件設定装置に装着された情
報処理装置を認証するのに必要な情報を提供する提供ス
テップと、条件設定装置から送信されてきた情報と、提
供ステップの処理により提供された情報とに基づいて、
情報処理装置を認証する認証ステップと、認証ステップ
の処理の認証結果に基づいて、条件設定装置に、情報処
理装置に対する受信信号を受信する条件の設定を要求す
る要求ステップとを含むことを特徴とする。
【0040】請求項1に記載の情報処理装置、請求項5
に記載の情報処理方法、および請求項6に記載の記録媒
体においては、情報処理装置が条件設定装置に装着され
た場合、条件設定装置と通信が行われ、第1の復号鍵を
抽出するのに必要な第2の復号鍵が取得される。
【0041】請求項7に記載の条件設定装置、請求項1
1に記載の条件設定方法、および請求項12に記載の記
録媒体においては、情報提供装置からの情報に基づい
て、受信信号を受信する条件を、情報処理装置に設定す
るか否かが判定され、判定結果に対応して、受信信号を
受信する条件が、情報処理装置に書き込まれる。
【0042】請求項13に記載の条件設定制御装置、請
求項17に記載の条件設定制御方法、および請求項18
に記載の記録媒体においては、条件設定装置から送信さ
れてきた情報と、提供された情報とに基づいて、情報処
理装置が認証され、認証結果に基づいて、条件設定装置
に対して、情報処理装置に対する受信信号を受信する条
件の設定が要求される。
【0043】
【発明の実施の形態】図3は本発明を適用した放送送信
システムの一実施の形態を示している。尚、以降の説明
において、図1と図2における場合と対応する部分に
は、対応する符号を付してあり、その説明は適宜省略す
る。このシステムにおいては、図1と図2に示した送信
側装置1と受信側装置2の他に、コンビニエンスストア
などに配置され、電話回線、インターネットなどの通信
ネットワーク71を介して送信装置1に接続されている
受信側装置(キオスク端末)72が設けられている。
【0044】送信側装置1は、通信ネットワーク71を
介して受信側装置72と通信する送受信部62を有して
いる。スクランブル制御部13は、受信側装置72から
契約情報と共に送られてくる個別鍵を、チャージサーバ
61に予め記憶されている個別鍵と照合し、両者が一致
するとき、契約情報を送信した相手が、正規の契約者で
あるとみなし、個別鍵と共に送られてきた契約情報に対
応するサービスが提供できるか否かを判定する。そし
て、サービスが提供できると判定したとき、スクランブ
ル制御部13は、その契約情報に対応するワーク鍵を生
成し、その契約情報と共に個別鍵で暗号化し、個別情報
として送受信部62から通信ネットワーク71を介し
て、受信側装置72に送信する。送信側装置1のその他
の構成は、図1に示した送信側装置1と同様である。
【0045】受信側装置72の制御部81は、例えばマ
イクロコンピュータなどから構成され、受信側装置72
の全体の動作を制御している。送受信部83は、メイン
バス82に接続され、制御部81からの指令に基づい
て、通信ネットワーク71を介して送信側装置1とデー
タの通信を実行する。キーボード84は、契約情報とし
ての番組番号、有効期間、チャンネル番号、および、チ
ャージ金額などが入力されるときユーザにより操作され
る。プリンタ85は、制御部81により制御され、契約
情報に基づいて、視聴料金の請求書などを印刷する。記
憶部86は、いわゆるハードディスクなどから構成さ
れ、各種のソフトウェアを記録する他、送受信部83で
送受信される契約情報などを記憶する。モニタ87は、
制御部81により制御され、契約情報の入力画面などを
表示する。インタフェース88は、装着されたセキュリ
ティモジュール22とのインタフェース処理を行う。
【0046】本願発明におけるセキュリティモジュール
22は、コンビニエンスストアなどの送信側装置1を運
営する会社と契約している店頭で視聴者により購入され
るものであり、受信側装置72および後述する受信側装
置2に対して着脱自在になされている。このセキュリテ
ィモジュール22は、制御部91と、メインバス92に
接続される記憶部93、暗号化部94、復号部95、お
よびインタフェース96を内蔵している。制御部91
は、セキュリティモジュール22の全体の動作を制御し
ている。記憶部93には、セキュリティモジュール22
が販売される以前に上述したチャージサーバ61に割当
てられた個別鍵の1つが記憶されている。また、記憶部
93は、受信側装置72を介して送信側装置1から入力
される個別情報に含まれるワーク鍵、視聴可能チャンネ
ル、有効期限、およびチャージ金額等の情報を記憶す
る。暗号化部94は、制御部91により制御され、記憶
部93に予め記憶されている個別鍵を用いて、受信側装
置72のキーボード84から入力された契約情報を暗号
化する。復号部95は、制御部91により制御され、記
憶部93に予め記憶されている個別鍵を用いて、受信側
装置72を介して入力される送信側装置1で暗号化され
た個別情報を復号する。インタフェース96は、セキュ
リティモジュール22が受信側装置72、または、受信
復号装置21(図4)に装着されたとき、それらとの通
信のインタフェース処理を行う。
【0047】図4は、受信側装置2の構成例を示してい
る。セキュリティモジュール22は、この受信側装置2
の受信復号装置21に対しても、受信側装置72と同様
に、着脱自在になされている。
【0048】受信復号装置21の復号部101は、デマ
ルチプレクサ31から入力された信号が、共通情報の場
合、セキュリティモジュール22の記憶部93に記憶さ
れている個別情報に含まれているワーク鍵を読み出し
て、それを復号し、スクランブル鍵を抽出し、判定部1
02に出力する。尚、個別情報と共通情報については、
図5を参照して後述する。
【0049】判定部102は、セキュリティモジュール
22の記憶部93に記憶されている、個別情報としての
視聴可能チャンネル、有効期限、チャージ金額、および
視聴可能番組番号等を読み出し、復号部101から入力
される共通情報のチャンネル番号、番組番号、および課
金情報と照合し、所定の結果が得られたとき、スクラン
ブル鍵をデスクランブラ32に出力する。
【0050】図5は、この発明における、個別情報と共
通情報の例を示している。図5(A)は、個別情報を表
し、図5(B)は、共通情報を表している。
【0051】図5(A)に示す個別情報は、例えば、視
聴者が、セキュリティモジュール22を購入する際に、
店頭に設置された受信側装置72のキーボード84を操
作して、入力された情報に基づいて、送信側装置1によ
り、生成された情報である。個別情報には、ワーク鍵、
視聴可能チャンネル、有効期限、チャージ金額、および
視聴可能番組番号などが記録されている。ワーク鍵は、
暗号化された共通情報を復号するための鍵である。視聴
可能チャンネルは、その視聴者が、視聴可能なチャンネ
ルを示す。この視聴可能チャンネルは、視聴料金の支払
い方法である課金システムの選択によって異なる。課金
システムについては後述する。有効期限は、ワーク鍵の
使用可能期限を表す。チャージ金額とは、セキュリティ
モジュール22を購入した際に、支払済みとなった視聴
料金を表す。視聴可能番組番号は、視聴の契約がなされ
た視聴可能な番組の番組番号を表す。
【0052】一方、図5(B)に示す共通情報は、送信
側装置1が、各番組対応して送る情報であり、チャンネ
ル番号、番組番号、課金情報、およびスクランブル鍵な
どが含まれている。チャンネル番号は、その番組を放送
しているチャンネルの番号を表し、番組番号は、その番
組の番号を表す。課金情報とは、その番組が、どの課金
システムに対応しているか、および、番組単価などを示
す情報である。
【0053】課金システムは、従量課金システム、期間
課金システム、および、この両者を組み合わせたシステ
ムとに大きく分かれている。
【0054】従量課金システムは、有効期間を決めて、
全ての放送チャンネルにわたり視聴を許可し、料金は前
払いとするシステムである。例えば、5000円が一括
で支払われると、一定期間、どの放送チャンネルも視聴
可能となる。この場合は、放送チャンネルの全てを視聴
可能にするワーク鍵と、そのワーク鍵の有効期間が、セ
キュリティモジュール22の記憶部93に個別情報とし
て書きこまれる。このとき、記憶部93に記憶されたチ
ャージ金額は、共通情報の課金情報に記録された番組の
時間単価分ずつ視聴時間毎に減算される。
【0055】期間課金システムは、視聴可能な放送チャ
ンネルとその有効期間が、対応して決められるシステム
である。例えば、Aチャンネルが1月から2月まで、B
チャンネルが1月から6月まで、というように指定が行
われる。さらに、そのチャンネルの番組番号まで指定し
て、AチャンネルのC番組を3月から10月までという
ように視聴番組を指定させることも可能である。この場
合には、指定された一部の放送チャンネルと、それに対
応する有効期間、番組番号、対応するワーク鍵などがセ
キュリティモジュール22の記憶部93に個別情報とし
て書きこまれる。
【0056】以上の個別情報および共通情報、並びに課
金システムに基づいて、判定部102は、例えば、共通
情報の課金情報が、従量課金システムであった場合、個
別情報の有効期限内であり、個別情報のチャージ金額が
残されているとき、視聴可能であると判断することにな
る。また、共通情報の課金情報が、期間課金システムで
あった場合、判定部102は、共通情報のチャンネル番
号が個別情報の視聴可能チャンネルに含まれ、共通情報
の番組番号が、個別情報の視聴可能番組番号に含まれ、
個別情報の有効期限内であったとき、視聴可能な番組で
あると判定することになる。さらに、共通情報の課金情
報が、従量課金システムと期間課金システムを組み合わ
せたものであった場合、判定部82は、共通情報のチャ
ンネル番号が個別情報の視聴可能チャンネルに含まれ、
共通情報の番組番号が、個別情報の視聴可能番組番号に
含まれ、個別情報の有効期限内であり、個別情報のチャ
ージ金額が残されているとき、視聴可能であると判断す
ることになる。そして、判定部102は、受信した番組
が視聴可能な番組であると判定した場合、すなわち、個
別情報と共通情報が一致したものであると判定した場
合、スクランブル鍵をデスクランブラ32に出力し、デ
スクランブル処理を実行することができるようにする。
【0057】受信復号装置21のインタフェース103
は、セキュリティモジュール22のインタフェース96
との間で通信のインタフェース処理を実行する。
【0058】尚、以上においては、図4に示すように、
復号部101および判定部102が、受信側装置2に内
蔵される場合について説明してきたが、セキュリティモ
ジュール22に内蔵される上述した各装置は、CPUと
ROM,RAM,プログラムを用いて小型に実現するこ
とが可能であり、特に復号部95と復号部101は類似
しているので、復号部101および判定部102は、セ
キュリティモジュール22に内蔵するようにしてもよ
い。
【0059】次に、図6のフローチャートを参照して、
受信側装置72が、セキュリティモジュール22に個別
情報を記録する時の処理について説明する。
【0060】視聴者が、セキュリティモジュール22
を、例えば、コンビニエンスストアで購入し、受信側装
置72に装着させ、キーボード84を操作して、契約情
報を入力すると、ステップS1において、受信側装置7
2の制御部81は、視聴者によりキーボード84から入
力された契約情報を記憶部86に記憶させると共に、セ
キュリティモジュール22に出力する。受信側装置72
とセキュリティモジュール22の間の通信は、それぞれ
のインタフェース88とインタフェース96を介して行
われるが、説明を簡略化するため、以下においては、そ
の分部の説明は省略する。
【0061】ステップS2において、セキュリティモジ
ュール22の制御部91は、暗号化部94を制御し、入
力された契約情報を記憶部93に予め記憶されている個
別鍵を用いて暗号化させ、受信側装置72に出力させ
る。このとき、契約情報は、この個別鍵が含まれた状態
で暗号化される。
【0062】ステップS3において、制御部81は、送
受信部83を制御し、セキュリティモジュール22から
入力された暗号化された契約情報を、送信側装置1に送
信させる。
【0063】ステップS4において、制御部81は、ス
テップS3の処理で送信側装置1に送信した契約情報に
対応する個別情報が、送信側装置1から受信されたか否
かを判定し、例えば、受信されていないと判定された場
合、ステップS5において、制御部81は、予め設定さ
れた受信待ちの設定時間内か否かを判定する。ステップ
S5において、設定時間内であると判定された場合、ス
テップS4の処理に戻る。すなわち、受信側装置72
は、ステップS4,S5の処理を繰り返すことにより、
設定時間内だけ、送信側装置1からの個別情報の受信待
ちの状態となる。
【0064】ここで、図7のフローチャートを参照し
て、送信側装置1が、受信側装置72から受信した契約
情報から個別情報を生成する処理について説明する。
【0065】送信側装置1の送受信部62が、受信側装
置72からの暗号化された契約情報を通信ネットワーク
71を介して受信すると処理が開始され、ステップS2
1において、送受信部62は、受信した契約情報をスク
ランブル制御部13に出力する。
【0066】ステップS22において、スクランブル制
御部13は、送受信部62から入力された暗号化された
契約情報を、チャージサーバ61に予め記憶されている
個別鍵で復号可能か否かを判定する。スクランブル制御
部13は、チャージサーバ61に予め記憶されている個
別鍵で復号可能であれると判定した場合、セキュリティ
モジュール22が正規なものであるとみなし(認証
し)、ステップS23の処理に進む。
【0067】ステップS23において、スクランブル制
御部13は、暗号化された契約情報を個別鍵で復号し、
契約情報と共に個別鍵を抽出し、ステップS24の処理
に進む。
【0068】ステップS24において、スクランブル制
御部13は、契約情報の番組番号、有効期間、チャンネ
ル番号、および、チャージ金額などの項目を確認し、そ
の番組の提供が可能か否かを判定し、提供可能であると
判定した場合、ステップS25の処理に進む。
【0069】ステップS25において、スクランブル制
御部13は、契約情報とワーク鍵から個別情報を生成
し、個別鍵を用いて暗号化し、送受信部62を介して、
受信側装置72に送信する。
【0070】ステップS22において、暗号化された契
約情報が、チャージサーバ61に記憶された個別鍵で復
号可能ではないと判定された場合、すなわち、セキュリ
ティモジュール22が正規なものではないと判定された
場合、スクランブル制御部13は、その処理を終了す
る。
【0071】また、ステップS24において、番組の提
供が可能ではないと判定された場合、スクランブル制御
部13は、その処理を終了する。
【0072】ここで、図6のフローチャートの説明に戻
る。
【0073】送信側装置1から暗号化されたワーク鍵を
含む個別情報を、通信ネットワーク71を介して送受信
部83が所定の設定時間内に受信すると、ステップS4
において、制御部81は、送信側装置1から個別情報を
受信したと判定し、ステップS6の処理に進む。
【0074】ステップS6において、制御部81は、送
信側装置1から入力された暗号化された個別情報をセキ
ュリティモジュール22に出力する。
【0075】ステップS7において、セキュリティモジ
ュール22の制御部91は、復号部95を制御し、入力
された暗号化された個別情報を記憶部93に記憶されて
いる個別鍵を用いて復号させる。
【0076】ステップS8において、制御部91は、復
号された個別情報を記憶部93に記憶させると共に、個
別情報を受信側装置72に出力する。このとき、チャー
ジ金額は、それまでに記憶されていたチャージ金額に加
算されて記憶される。
【0077】ステップS9において、受信側装置72の
制御部81は、セキュリティモジュール22から入力さ
れた個別情報に基づいて、新たに購入したチャージ金額
についての情報を抽出し、これに基づいて請求書をプリ
ンタ85に印刷させる。
【0078】ステップS5において、送信側装置1から
の個別情報の受信待ちの時間が、設定時間を超えたと判
定された場合、制御部81は、送信側装置1が、セキュ
リティモジュール22の個別鍵が正規なものではないと
判定したものとみなし、ステップS10において、エラ
ーが発生したことをモニタ87に表示させる。このと
き、コンビニエンスストアは、他のセキュリティモジュ
ール22を視聴者に渡し、同様の処理を繰り返させる。
【0079】なお、図6および図7に示すフローチャー
トの処理において、受信側装置72から送信側装置1に
送られる契約情報を暗号化または復号する鍵と、送信側
装置1から受信側装置72に送り返される個別情報を暗
号化または復号する鍵は、同じ個別鍵で行うものとして
説明したが、契約情報と個別情報を暗号化または復号す
る鍵は、異なるものであっても良い。
【0080】また、この受信側装置72から送信側装置
1に送られる契約情報は単なる要求信号であるため、セ
キュリティ上、暗号化が不要の場合もある。このため、
受信側装置72から送信側装置1に送られる契約情報は
暗号化されなくとも良い。
【0081】図6のフローチャートの処理の後、視聴者
はセキュリティモジュール22を受信側装置72から取
り外し、プリンタ85により印刷された金額をコンビニ
エンスストアに支払う。このとき、コンビニエンススト
アは、セキュリティモジュール22をまとめて所定の数
量だけ仕入た時点で、放送側装置1の運用事業者に支払
うなどの方法で、運用事業者への支払いが終了する。
【0082】視聴者は、以上のようにして購入したセキ
ュリティモジュール22を持ち帰り、自宅の受信側装置
2に装着する。
【0083】次に、図8のフローチャートを参照して、
送信側装置1が、放送信号を送信する処理について説明
する。ステップS31において、番組制御部11は、制
御信号によりエンコーダ15を制御し、所定の番組の映
像信号と音声信号をエンコードして多重化器11に出力
させる指令を出すと共に、その番組の番組番号を関連情
報送出部14に出力する。また、スクランブル制御部1
3は、ワーク鍵を関連情報送出部14に出力する。
【0084】ステップS32において、エンコーダ15
は、エンコード処理した映像信号および音声信号を多重
化器16に出力する。また、関連情報送出部14は、番
組制御部11から入力された番組番号に対応する共通情
報を生成し、スクランブル制御部13から入力されたそ
の番組に対応するワーク鍵で暗号化し、多重化器16に
出力すると共に、スクランブル鍵をスクランブラ17に
出力する。
【0085】ステップS33において、多重化器16
は、エンコーダ15から入力されたエンコードされた映
像信号および音声信号、並びに関連情報送出部14から
入力された共通情報を時分割多重化し、スクランブラ1
7に出力する。
【0086】ステップS34において、スクランブラ1
7は、多重化器16から入力された多重化信号のうち映
像信号および音声信号を関連情報送出部14から入力さ
れたスクランブル鍵を使用して、スクランブル処理し、
伝送路3を介して受信側装置2に送信する。
【0087】次に、図9のフローチャートを参照して、
上記の処理により、個別情報が記録されたセキュリティ
モジュール22が装着された受信側装置2が、伝送路3
からの信号を受信し、その映像をモニタ51に表示する
ときの処理について説明する。
【0088】図8のフローチャートの処理により、送信
側装置1から送信される放送信号が、伝送路3から受信
側装置2のデマルチプレクサ31に受信されると、ステ
ップS41において、デマルチプレクサ31は、入力さ
れた放送信号からスクランブル処理されていない共通情
報と、スクランブル処理されている映像信号と音声信号
を分離し、共通情報を復号部101に、映像信号および
音声信号をデスクランブラ32に、それぞれ出力する。
尚、受信復号装置21とセキュリティモジュール22の
間の通信も、それぞれのインタフェース103とインタ
フェース96を介して行われるが、以下では、簡単のた
め、その説明は省略する。
【0089】ステップS42において、復号部101
は、セキュリティモジュール22の記憶部93に記憶さ
れている個別情報からワーク鍵を読み込み、入力された
暗号化されている共通情報を復号し、復号された共通情
報(図5(B))を、判定部102に出力する。
【0090】ステップS43において、判定部102
は、いま取得された共通情報と、図6のステップS8の
処理でセキュリティモジュール22の記憶部93に記憶
されている個別情報とを照合し、一致するか否か、すな
わち視聴可能な番組か否かを判定する。
【0091】ステップS43において、記憶部93に記
憶されている個別情報の視聴可能番組番号と、復号され
た共通情報の番組番号が一致すると判定された場合、す
なわち、受信された番組が、視聴可能な番組であると判
定された場合、ステップS44において、判定部102
は、復号された共通情報に含まれているスクランブル鍵
をデスクランブラ32に出力する。
【0092】ステップS45において、デスクランブラ
32は、判定部102から入力されたスクランブル鍵を
使用して、デマルチプレクサ31から入力されたスクラ
ンブル処理されている映像信号と音声信号をデスクラン
ブル処理し、デコーダ33に出力する。
【0093】ステップS46において、デコーダ33
は、入力された映像信号と音声信号をデコード処理し、
モニタ51に出力させる。このような処理により、視聴
者は、番組を視聴することができる。
【0094】ステップS43において、受信された番組
が、記憶部93に記憶されている個別情報の視聴可能番
組番号と、復号された共通情報の番組番号が、一致しな
いと判定された場合、ステップS47において、判定部
102は、受信された番組が、契約している番組ではな
いとみなし、スクランブル鍵をデスクランブラ32に、
出力しない。このため、デスクランブラ32は、デマル
チプレクサ31から入力されたスクランブル処理された
映像信号と音声信号を、そのままデコーダ33に出力
し、ステップS46の処理に進み、それ以降の処理が実
行される。すなわち、この場合には、契約されていない
番組が受信されたものとみなされ、視聴者は、放送番組
を正しい映像として視聴することができない。
【0095】本発明のディジタル放送システムによれ
ば、視聴者の要求に応じて逐次契約を済ませ、視聴者に
所望の情報を受信側装置72に伝送するので、所望の情
報が確実に視聴者のもとに届けられたか、視聴者は如何
なる情報に興味をもっているかといった顧客情報を、わ
ざわざ顧客管理部12により管理する必要がなくなる。
【0096】受信側装置72(キオスク端末)におい
て、セキュリティモジュール22に、予め記憶されてい
る個別鍵を利用して、見たいチャンネル、番組、視聴期
間などを暗号化し、送信側装置1に伝送した時点で、受
信側装置72または送信側装置1では、顧客(視聴者)
が興味を有している番組内容を知ることができる。
【0097】また、送信側装置1は、受信側装置72に
承認した、視聴可能チャンネル、番組、有効期間などを
個別情報として再び暗号化し、受信側装置72に送り返
し、セキュリティモジュール22に書き込ませること
で、視聴者に契約した情報が届いているかということを
確認する必要がなくなる。すなわち、受信側装置72と
セキュリティモジュール22の一部が、顧客管理部12
の機能を肩代わりしていることになる。
【0098】受信側装置72は、コンビニエンスストア
など、視聴者の近隣の所定の場所に配置されるので、そ
の場所でコンテンツ情報を購入する契約を行うことは、
視聴者にとって、送信側装置1の運用者などの見ず知ら
ずの相手と契約する場合に比べれば、非常に親しみ易い
ものであるうえ、最寄りの場所で契約できるので、便利
である。
【0099】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行させることが可能な、例え
ば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からイ
ンストールされる。
【0100】図10は、受信側装置2をソフトウェアに
より実現する場合のパーソナルコンピュータの一実施の
形態の構成を示している。パーソナルコンピュータのCP
U201は、パーソナルコンピュータの動作の全体を制
御する。また、CPU201は、バス204および入出力
インターフェース205を介してユーザからキーボード
やマウスなどからなる入力部206から指令が入力され
ると、それに対応してROM(Read Only Memory)202に
格納されているプログラムを実行する。あるいはまた、
CPU201は、ドライブ210に接続された磁気ディス
ク221、光ディスク222、光磁気ディスク223、
または半導体メモリ224から読み出され、記憶部20
8にインストールされたプログラムを、RAM(Random Acc
ess Memory)203にロードして実行する。これによ
り、上述した受信側装置2の機能が、ソフトウェアによ
り実現されている。さらに、CPU201は、通信部20
9を制御して、外部と通信し、データの授受を実行す
る。
【0101】プログラムが記録されている記録媒体は、
図10に示すように、コンピュータとは別に、ユーザに
プログラムを提供するために配布される、プログラムが
記録されている磁気ディスク221(フロッピーディス
クを含む)、光ディスク222(CD-ROM(Compact Disk-
Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を
含む)、光磁気ディスク223(MD(Mini-Disc)を含
む)、もしくは半導体メモリ224などよりなるパッケ
ージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュー
タに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プロ
グラムが記録されているROM202や、記憶部208に
含まれるハードディスクなどで構成される。
【0102】尚、本明細書において、記録媒体に記録さ
れるプログラムを記述するステップは、記載された順序
に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理を含むものである。
【0103】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0104】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の情報処理
装置、請求項5に記載の情報処理方法、および請求項6
に記載の記録媒体に記録されているプログラムによれ
ば、条件設定装置に装着された場合、条件設定装置と通
信し、提供された情報を利用して、第1の復号鍵を抽出
するのに必要な第2の復号鍵を取得するようにしたの
で、信号受信装置に装着し、所望の受信信号を復号する
ことが可能な情報処理装置を得ることができる。
【0105】請求項7に記載の条件設定装置、請求項1
1に記載の条件設定方法、および請求項12に記載の記
録媒体に記録されているプログラムによれば、情報処理
装置が装着された場合、情報処理装置と通信するととも
に、情報提供装置と通信し、情報提供装置からの情報に
基づいて、入力された受信信号を受信する条件を、情報
処理装置に設定するか否かを判定し、その判定結果に対
応して、受信信号を受信する条件を、情報処理装置に書
き込むようにしたので、信号受信装置に所望の信号を受
信させるのに必要な情報処理装置を、簡単に提供するこ
とが可能となる。
【0106】請求項13に記載の条件設定制御装置、請
求項17に記載の条件設定制御方法、および請求項18
に記載の記録媒体に記録されているプログラムによれ
ば、提供された情報と、条件設定装置から送信されてき
た情報に基づいて、情報処理装置を認証し、その認証結
果に基づいて、条件設定装置に、情報処理装置に対する
受信信号を受信する条件の設定を要求するようにしたの
で、簡単かつ確実に、情報処理装置に対する条件の書き
込みを制御することが可能となる。その結果、条件の管
理、顧客の管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のディジタル放送システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1のディジタル放送システムに用いられる受
信側装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明を適用したディジタル放送システムの構
成を示すブロック図である。
【図4】図3のディジタル放送システムに用いられる受
信側装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図3のディジタル放送システムに用いられる個
別情報と共通情報を説明する図である。
【図6】図3のディジタル放送システムに用いられる受
信側装置の契約情報処理を説明するフローチャートであ
る。
【図7】図3のディジタル放送システムに用いられる送
信側装置の契約情報の処理を説明するフローチャートで
ある。
【図8】図3のディジタル放送システムに用いられる送
信側装置の放送信号の送信処理を説明するフローチャー
トである。
【図9】図4のディジタル放送システムに用いられる受
信側装置の放送信号の受信処理を説明するフローチャー
トである。
【図10】媒体を説明する図である。
【符号の説明】
1 送信側装置,2 受信側装置,11 番組制御部,
12 顧客管理部,13 スクランブル制御部,14
関連情報送出部,15 エンコーダ,16 多重化器,
17 スクランブラ,21 受信復号装置,22 セキ
ュリティモジュール,31 デマルチプレクサ,32
デスクランブラ,33 デコーダ,34モデム,41
共通・個別情報解析部,42 契約情報記憶部,43
視聴情報記憶部,61 チャージサーバ,72 受信側
装置,81 制御部,84 キーボード,85 プリン
タ,86 記憶部,91 制御部,93 記憶部,94
暗号化部,95 復号部,101 復号部,102 判
定部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の復号鍵を含む、暗号化されている
    受信信号から前記第1の復号鍵を抽出し、前記第1の復
    号鍵を用いて前記受信信号を復号し、出力する信号受信
    装置に対して装着された場合における、前記受信信号を
    受信する条件を設定する条件設定装置に対して着脱され
    る情報処理装置において、 前記条件設定装置に装着された場合、前記条件設定装置
    と通信する通信手段と、 前記条件設定装置により前記受信信号を受信する条件を
    設定するのに必要な所定の情報を記憶する記憶手段と、 前記条件設定装置と通信し、前記記憶手段に記憶されて
    いる前記所定の情報を利用して、前記第1の復号鍵を抽
    出するのに必要な第2の復号鍵を取得する取得手段とを
    備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されている前記所定
    の情報は、暗号鍵であり、 前記通信手段は、前記暗号鍵を利用して通信信号を暗号
    化して、前記条件設定装置と通信し、 前記条件設定装置により暗号化された通信信号を復号す
    る復号手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記受信信号を受信する条件は、前記受
    信信号のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信信
    号を復号し得る前記第1の復号鍵を抽出するのに必要な
    前記第2の復号鍵、前記第2の復号鍵の有効期間、並び
    に前記有効期間に対応する前払いの金額を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記受信信号を受信する条件は、前記受
    信信号のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信信
    号のうちの一部の受信信号を復号し得る前記第1の復号
    鍵を抽出するのに必要な前記第2の復号鍵、前記第2の
    復号鍵の有効期間、並びに前記有効期間に対応する前払
    いの金額を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】 第1の復号鍵を含む、暗号化されている
    受信信号から前記第1の復号鍵を抽出し、前記第1の復
    号鍵を用いて前記受信信号を復号し、出力する信号受信
    装置に対して装着された場合における、前記受信信号を
    受信する条件を設定する条件設定装置に対して着脱され
    る情報処理装置の情報処理方法において、 前記条件設定装置に装着された場合、前記条件設定装置
    と通信する通信ステップと、 前記条件設定装置により前記受信信号を受信する条件を
    設定するのに必要な所定の情報を提供する提供ステップ
    と、 前記条件設定装置と通信し、前記提供ステップの処理に
    より提供された前記所定の情報を利用して、前記第1の
    復号鍵を抽出するのに必要な第2の復号鍵を取得する取
    得ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 第1の復号鍵を含む、暗号化されている
    受信信号から前記第1の復号鍵を抽出し、前記第1の復
    号鍵を用いて前記受信信号を復号し、出力する信号受信
    装置に対して装着された場合における、前記受信信号を
    受信する条件を設定する条件設定装置に対して着脱され
    る情報処理装置を制御するプログラムにおいて、 前記条件設定装置に装着された場合、前記条件設定装置
    との通信を制御する通信制御ステップと、 前記条件設定装置により前記受信信号を受信する条件を
    設定するのに必要な所定の情報を提供する提供ステップ
    と、 前記条件設定装置と通信し、前記提供ステップの処理に
    より提供された前記所定の情報を利用して、前記第1の
    復号鍵を抽出するのに必要な第2の復号鍵を取得する取
    得ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読
    み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  7. 【請求項7】 第1の復号鍵を含む、暗号化されている
    受信信号から前記第1の復号鍵を抽出し、前記第1の復
    号鍵を用いて前記受信信号を復号し、出力する信号受信
    装置に対して着脱される情報処理装置が着脱され、装着
    された前記情報処理装置に対して、前記受信信号を受信
    する条件を設定する条件設定装置において、 前記情報処理装置が装着された場合、前記情報処理装置
    と通信する第1の通信手段と、 ネットワークを介して所定の情報提供装置と通信する第
    2の通信手段と、 前記受信信号を受信する条件を入力する入力手段と、 前記情報提供装置からの情報に基づいて、前記入力手段
    により入力された前記受信信号を受信する条件を、前記
    情報処理装置に設定するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に対応して、前記入力手段によ
    り入力された前記受信信号を受信する条件を、前記情報
    処理装置に書き込む書き込み手段とを備えることを特徴
    とする条件設定装置。
  8. 【請求項8】 前記情報提供装置からの情報は、暗号鍵
    であり、 前記第1の通信手段は、前記情報提供装置から提供され
    た前記暗号鍵に対応する暗号鍵を利用して通信信号を暗
    号化して、前記情報処理装置と通信することを特徴とす
    る請求項7に記載の条件設定装置。
  9. 【請求項9】 前記受信信号を受信する条件は、前記受
    信信号のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信信
    号を復号し得る前記第1の復号鍵を抽出するのに必要な
    第2の復号鍵、前記第2の復号鍵の有効期間、並びに前
    記有効期間に対応する前払いの金額を含むことを特徴と
    する請求項7に記載の条件設定装置。
  10. 【請求項10】 前記受信信号を受信する条件は、前記
    受信信号のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信
    信号のうちの一部の受信信号を復号し得る前記第1の復
    号鍵を抽出するのに必要な第2の復号鍵、前記第2の復
    号鍵の有効期間、並びに前記有効期間に対応する前払い
    の金額を含むことを特徴とする請求項7に記載の条件設
    定装置。
  11. 【請求項11】 復号鍵を含む、暗号化されている受信
    信号から前記復号鍵を抽出し、前記復号鍵を用いて前記
    受信信号を復号し、出力する信号受信装置に対して着脱
    される情報処理装置が着脱され、装着された前記情報処
    理装置に対して、前記受信信号を受信する条件を設定す
    る条件設定装置の条件設定方法において、 前記情報処理装置が装着された場合、前記情報処理装置
    と通信する第1の通信ステップと、 ネットワークを介して所定の情報提供装置と通信する第
    2の通信ステップと、 前記受信信号を受信する条件を入力する入力ステップ
    と、 前記情報提供装置からの情報に基づいて、前記入力ステ
    ップの処理により入力された前記受信信号を受信する条
    件を、前記情報処理装置に設定するか否かを判定する判
    定ステップと、 前記判定ステップの処理の判定結果に対応して、前記入
    力ステップの処理により入力された前記受信信号を受信
    する条件を、前記情報処理装置に書き込む書き込みステ
    ップとを含むことを特徴とする条件設定方法。
  12. 【請求項12】 復号鍵を含む、暗号化されている受信
    信号から前記復号鍵を抽出し、前記復号鍵を用いて前記
    受信信号を復号し、出力する信号受信装置に対して着脱
    される情報処理装置が着脱され、装着された前記情報処
    理装置に対して、前記受信信号を受信する条件を設定す
    る条件設定装置を制御するプログラムにおいて、 前記情報処理装置が装着された場合、前記情報処理装置
    との通信を制御する第1の通信制御ステップと、 ネットワークを介した所定の情報提供装置との通信を制
    御する第2の通信制御ステップと、 前記受信信号を受信する条件の入力を制御する入力制御
    ステップと、 前記情報提供装置からの情報に基づいて、前記入力制御
    ステップの処理により入力された前記受信信号を受信す
    る条件を、前記情報処理装置に設定するか否かを判定す
    る判定ステップと、 前記判定ステップの処理の判定結果に対応して、前記入
    力制御ステップの処理により入力された前記受信信号を
    受信する条件の、前記情報処理装置への書き込みを制御
    する書き込み制御ステップとを含むことを特徴とするコ
    ンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されてい
    る記録媒体。
  13. 【請求項13】 第1の復号鍵を含む、暗号化されてい
    る受信信号から前記第1の復号鍵を抽出し、前記第1の
    復号鍵を用いて前記受信信号を復号し、出力する信号受
    信装置に対して着脱される情報処理装置が着脱され、装
    着された前記情報処理装置に対して、前記受信信号を受
    信する条件を設定する条件設定装置と通信し、前記情報
    処理装置に対する前記受信信号を受信する条件の設定を
    制御する条件設定制御装置において、 ネットワークを介して前記条件設定装置と通信する通信
    手段と、 前記条件設定装置に装着された前記情報処理装置を認証
    するのに必要な情報を記憶する記憶手段と、 前記条件設定装置から送信されてきた情報と、前記記憶
    手段に記憶されている前記情報とに基づいて、前記情報
    処理装置を認証する認証手段と、 前記認証手段の認証結果に基づいて、前記条件設定装置
    に、前記情報処理装置に対する前記受信信号を受信する
    条件の設定を要求する要求手段とを備えることを特徴と
    する条件設定制御装置。
  14. 【請求項14】 前記条件設定装置に装着された前記情
    報処理装置を認証するのに必要な情報と、前記条件設定
    装置から送信されてきた情報は、暗号鍵であり、 前記認証手段は、前記条件設定装置から送信されてきた
    第1の暗号鍵と、前記記憶手段に記憶されている第2の
    暗号鍵とに基づいて、前記情報処理装置を認証すること
    を特徴とする請求項13に記載の条件設定制御装置。
  15. 【請求項15】 前記受信信号を受信する条件は、前記
    受信信号のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信
    信号を復号し得る前記第1の復号鍵を抽出するのに必要
    な第2の復号鍵、前記第2の復号鍵の有効期間、並びに
    前記有効期間に対応する前払いの金額を含むことを特徴
    とする請求項13に記載の条件設定制御装置。
  16. 【請求項16】 前記受信信号を受信する条件は、前記
    受信信号のうち、暗号化された全てのチャンネルの受信
    信号のうちの一部の受信信号を復号し得る前記第1の復
    号鍵を抽出するのに必要な第2の復号鍵、前記第2の復
    号鍵の有効期間、並びに前記有効期間に対応する前払い
    の金額を含むことを特徴とする請求項13に記載の条件
    設定制御装置。
  17. 【請求項17】 復号鍵を含む、暗号化されている受信
    信号から前記復号鍵を抽出し、前記復号鍵を用いて前記
    受信信号を復号し、出力する信号受信装置に対して着脱
    される情報処理装置が着脱され、装着された前記情報処
    理装置に対して、前記受信信号を受信する条件を設定す
    る条件設定装置と通信し、前記情報処理装置に対する前
    記受信信号を受信する条件の設定を制御する条件設定制
    御装置の条件設定制御方法において、 ネットワークを介して前記条件設定装置と通信する通信
    ステップと、 前記条件設定装置に装着された前記情報処理装置を認証
    するのに必要な情報を提供する提供ステップと、 前記条件設定装置から送信されてきた情報と、前記提供
    ステップの処理により提供された前記情報とに基づい
    て、前記情報処理装置を認証する認証ステップと、 前記認証ステップの処理の認証結果に基づいて、前記条
    件設定装置に、前記情報処理装置に対する前記受信信号
    を受信する条件の設定を要求する要求ステップとを含む
    ことを特徴とする条件設定制御方法。
  18. 【請求項18】 復号鍵を含む、暗号化されている受信
    信号から前記復号鍵を抽出し、前記復号鍵を用いて前記
    受信信号を復号し、出力する信号受信装置に対して着脱
    される情報処理装置が着脱され、装着された前記情報処
    理装置に対して、前記受信信号を受信する条件を設定す
    る条件設定装置と通信し、前記情報処理装置に対する前
    記受信信号を受信する条件の設定を制御する条件設定制
    御装置を制御するプログラムにおいて、 ネットワークを介した前記条件設定装置との通信を制御
    する通信制御ステップと、 前記条件設定装置に装着された前記情報処理装置を認証
    するのに必要な情報を提供する提供ステップと、 前記条件設定装置から送信されてきた情報と、前記提供
    ステップの処理により提供された前記情報とに基づい
    て、前記情報処理装置を認証する認証ステップと、 前記認証ステップの処理の認証結果に基づいて、前記条
    件設定装置に、前記情報処理装置に対する前記受信信号
    を受信する条件の設定を要求する要求ステップとを含む
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログ
    ラムが記録されている記録媒体。
JP36424399A 1999-09-29 1999-12-22 情報処理装置および方法、条件設定装置および方法、条件設定制御装置および方法、並びに記録媒体 Withdrawn JP2001168858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36424399A JP2001168858A (ja) 1999-09-29 1999-12-22 情報処理装置および方法、条件設定装置および方法、条件設定制御装置および方法、並びに記録媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-276104 1999-09-29
JP27610499 1999-09-29
JP36424399A JP2001168858A (ja) 1999-09-29 1999-12-22 情報処理装置および方法、条件設定装置および方法、条件設定制御装置および方法、並びに記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001168858A true JP2001168858A (ja) 2001-06-22

Family

ID=26551744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36424399A Withdrawn JP2001168858A (ja) 1999-09-29 1999-12-22 情報処理装置および方法、条件設定装置および方法、条件設定制御装置および方法、並びに記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001168858A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100917720B1 (ko) 디지털 멀티미디어 콘텐트 데이터를 안전하게 배포하는 방법
EP0314203B1 (en) System for enabling descrambling on a selective-subscription basis in a subscriber communication network
JP4409940B2 (ja) 取引データをキャプチャするための双方向情報サービスシステムおよび関連する方法
CN1171454C (zh) 用于加密数据流传输的方法和装置
EP0719045B1 (en) Crypt key system for secure electronic transactions
US20050187880A1 (en) Content receiving apparatus and method, storage medium, and server
JPH07283809A (ja) 暗号鍵システム
JP2004088588A (ja) コンテンツ送信方法、コンテンツ送信装置、コンテンツ送信プログラムおよびコンテンツ受信方法、コンテンツ受信装置、コンテンツ受信プログラム
JPH10164046A (ja) 送信方法、受信方法、送信装置、受信装置、伝送システム及び媒体
CN1316823C (zh) 分发信息单元和访问方法,信息分发系统和设备,安全设备
JP2001060229A (ja) ディジタル著作物情報管理方法、コンテンツプロバイダ、ユーザ端末、情報記録媒体。
JPH11177961A (ja) 情報放送方法
JP2000349725A (ja) 放送受信装置及びコンテンツ利用制御方法
JPH08288940A (ja) 暗号鍵システム
JP2002044071A (ja) 受信方法
JP4554806B2 (ja) 受信方法及び送信方法
JP2001168858A (ja) 情報処理装置および方法、条件設定装置および方法、条件設定制御装置および方法、並びに記録媒体
JP3545620B2 (ja) 有料放送の視聴情報回収方法、情報回収方法、放送受信機、送信方法
JP4482777B2 (ja) 送信装置および方法、受信装置および方法、icカード、放送システムおよび方法、並びに記録媒体
JP2003116114A (ja) 蓄積型データ配信システム及び衛星放送用蓄積型データ配信システム、情報利用者装置及び情報利用方法
JP2007013685A (ja) 限定受信放送用icカード及びそれを使用する受信装置
JP2001168816A (ja) 送信装置および方法、受信装置および方法、並びに記録媒体
JP2003036325A (ja) コンテンツ利用管理システム、コンテンツ利用管理方法、およびデータ処理装置、データ処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP4709323B1 (ja) 限定受信システムおよびカードアダプタ
JP2001339380A (ja) 送受信装置および方法、並びに記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306