JP2001168698A - 高電圧スイッチ - Google Patents
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- JP2001168698A JP2001168698A JP2000327139A JP2000327139A JP2001168698A JP 2001168698 A JP2001168698 A JP 2001168698A JP 2000327139 A JP2000327139 A JP 2000327139A JP 2000327139 A JP2000327139 A JP 2000327139A JP 2001168698 A JP2001168698 A JP 2001168698A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/10—Modifications for increasing the maximum permissible switched voltage
- H03K17/102—Modifications for increasing the maximum permissible switched voltage in field-effect transistor switches
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/51—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
- H03K17/56—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
- H03K17/687—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
- H03K17/6871—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors the output circuit comprising more than one controlled field-effect transistor
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- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全てのトランジスタが同じ型であるプッシュ
−プル型のスイッチを提供する。 【解決手段】 ドレーンソース通路が高電圧端子と出力
端子の間に接続される第1のNチャネルMOSトランジ
スタと、第1のトランジスタのゲートと高電圧端子の間
に接続される第1の抵抗器と、出力端子に接続される陽
極と第1のトランジスタのゲートに接続される陰極を有
するダイオードと、ダイオードの陰極に接続されるドレ
ーン、基準電位に接続されるソース及び制御端子に接続
されるゲートを有する第2のNチャネルMOSトランジ
スタと、第2のトランジスタのゲートと出力端子の間に
接続される第2の抵抗器を有するプッシュ−プルスイッ
チ。
−プル型のスイッチを提供する。 【解決手段】 ドレーンソース通路が高電圧端子と出力
端子の間に接続される第1のNチャネルMOSトランジ
スタと、第1のトランジスタのゲートと高電圧端子の間
に接続される第1の抵抗器と、出力端子に接続される陽
極と第1のトランジスタのゲートに接続される陰極を有
するダイオードと、ダイオードの陰極に接続されるドレ
ーン、基準電位に接続されるソース及び制御端子に接続
されるゲートを有する第2のNチャネルMOSトランジ
スタと、第2のトランジスタのゲートと出力端子の間に
接続される第2の抵抗器を有するプッシュ−プルスイッ
チ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高電圧スイッチに
関し、さらに具体的には、プッシュ−プルスイッチに関
する。
関し、さらに具体的には、プッシュ−プルスイッチに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、プッシュ−プルスイ
ッチは一般に、相補型のトランジスタ、すなわちNPN
及びPNPバイポーラトランジスタ、又はNチャネル及
びPチャネルMOSトランジスタを含む。これは、高電
圧スイッチが望まれる場合に、最適な素子を選択するこ
とができない。
ッチは一般に、相補型のトランジスタ、すなわちNPN
及びPNPバイポーラトランジスタ、又はNチャネル及
びPチャネルMOSトランジスタを含む。これは、高電
圧スイッチが望まれる場合に、最適な素子を選択するこ
とができない。
【0003】一方で、従来、高電圧スイッチが望まれる
場合、可能な限り高い電圧に耐えられる素子が使用され
るが、このために高い費用で特定の素子を製造する必要
がある。
場合、可能な限り高い電圧に耐えられる素子が使用され
るが、このために高い費用で特定の素子を製造する必要
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、すべてのトランジスタが同じ型であるプッシュ−プ
ル型スイッチを提供することにある。
は、すべてのトランジスタが同じ型であるプッシュ−プ
ル型スイッチを提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、高電圧に耐えるスイ
ッチを提供することにある。
ッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために、本発明は、高電圧端子と出力端子の間に接続さ
れるドレーンソース通路を有する第1のNチャネルMO
Sトランジスタ、第1のトランジスタのゲートと高電圧
端子の間に接続される第1の抵抗器、出力端子に接続さ
れる陽極及び第1のトランジスタのゲートに接続される
陰極を有するダイオード、ダイオードの陰極に接続され
るドレーンと基準電位に接続されるソース及び制御端子
に接続されるゲートを有する第2のNチャネルMOSト
ランジスタ、及び第2のトランジスタのゲートと出力端
子の間に接続される第2の抵抗器を有するプッシュ−プ
ルスイッチを提供する。
ために、本発明は、高電圧端子と出力端子の間に接続さ
れるドレーンソース通路を有する第1のNチャネルMO
Sトランジスタ、第1のトランジスタのゲートと高電圧
端子の間に接続される第1の抵抗器、出力端子に接続さ
れる陽極及び第1のトランジスタのゲートに接続される
陰極を有するダイオード、ダイオードの陰極に接続され
るドレーンと基準電位に接続されるソース及び制御端子
に接続されるゲートを有する第2のNチャネルMOSト
ランジスタ、及び第2のトランジスタのゲートと出力端
子の間に接続される第2の抵抗器を有するプッシュ−プ
ルスイッチを提供する。
【0007】本発明の実施形態によれば、MOSトラン
ジスタはそれぞれ基板に接続されるソースを有する。
ジスタはそれぞれ基板に接続されるソースを有する。
【0008】本発明の実施形態によれば、第3の抵抗器
が第2のトランジスタのゲートに直列に配置され、この
第3の抵抗器の第2の端子は第2の抵抗器、及び基準ダ
イオードに接続される第2の端子を有する保護ダイオー
ドに接続される。
が第2のトランジスタのゲートに直列に配置され、この
第3の抵抗器の第2の端子は第2の抵抗器、及び基準ダ
イオードに接続される第2の端子を有する保護ダイオー
ドに接続される。
【0009】本発明の実施形態によれば、第1及び第2
のトランジスタはそれぞれ鎖状につながる直列トランジ
スタに置き換えられ、第1及び第2の抵抗器は対応する
鎖状につながる抵抗器に置き換えられる。鎖状につなが
る抵抗器はそれぞれ同等で、第4の同等抵抗器は、高電
位に接続されるトランジスタのゲートの間に接続され、
第5の抵抗器は低電圧に接続されるトランジスタのゲー
トの間に接続される。
のトランジスタはそれぞれ鎖状につながる直列トランジ
スタに置き換えられ、第1及び第2の抵抗器は対応する
鎖状につながる抵抗器に置き換えられる。鎖状につなが
る抵抗器はそれぞれ同等で、第4の同等抵抗器は、高電
位に接続されるトランジスタのゲートの間に接続され、
第5の抵抗器は低電圧に接続されるトランジスタのゲー
トの間に接続される。
【0010】本発明のさらなる目的、特徴及び利点は、
添付の図面に関連して、以下の具体的な実施形態の非限
定的な記述によって詳細に論じられる。
添付の図面に関連して、以下の具体的な実施形態の非限
定的な記述によって詳細に論じられる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の利点により、同
じ型の高電圧MOSトランジスタのみを有するプッシュ
−プル型の切り換え回路を示している。回路は、高電圧
端子10、実施例ではアースである基準電位11、制御
端子12及び出力端子13間に接続される。
じ型の高電圧MOSトランジスタのみを有するプッシュ
−プル型の切り換え回路を示している。回路は、高電圧
端子10、実施例ではアースである基準電位11、制御
端子12及び出力端子13間に接続される。
【0012】高電圧端子10と出力端子13の間に、抵
抗器20を介して端子10に接続され、ダイオードDを
介してソースに接続されるゲートを有する第1のNチャ
ネルMOSトランジスタM1が配置される。ダイオード
の陽極はトランジスタM1のソースに接続され、その陰
極はゲートに接続される。ダイオードDの陰極はまた、
第2のNチャネルMOSトランジスタM2を介して基準
端子11に接続される。トランジスタM2のゲートは抵
抗器30の第1の端子に接続される。抵抗器30の第2
の端子は制御端子12に、保護ダイオードZを介して基
準端子11に、及び抵抗器40を介して出力端子13に
接続される。抵抗器30及び40は高電圧のバイアス抵
抗器であり、トランジスタM1及びM2は両方ともソー
スに接続される基板を有する。
抗器20を介して端子10に接続され、ダイオードDを
介してソースに接続されるゲートを有する第1のNチャ
ネルMOSトランジスタM1が配置される。ダイオード
の陽極はトランジスタM1のソースに接続され、その陰
極はゲートに接続される。ダイオードDの陰極はまた、
第2のNチャネルMOSトランジスタM2を介して基準
端子11に接続される。トランジスタM2のゲートは抵
抗器30の第1の端子に接続される。抵抗器30の第2
の端子は制御端子12に、保護ダイオードZを介して基
準端子11に、及び抵抗器40を介して出力端子13に
接続される。抵抗器30及び40は高電圧のバイアス抵
抗器であり、トランジスタM1及びM2は両方ともソー
スに接続される基板を有する。
【0013】本回路の動作は以下の通りである。最初の
状態において、トランジスタM1がオンで、トランジス
タM2がオフであると仮定すると、制御端子12は低レ
ベルである。その時、出力端子13は高電圧値である。
トランジスタM1のゲートが、実質上、端子10の高電
圧値(VHV)であると仮定すると、端子13の電圧は
VHV−VTである。VTはトランジスタM1のスレッ
シュホールド電圧である。装置が高電圧であるが、低電
力である場合、誘導消費は無視してよい。高レベルの制
御信号が端子12に入力されると、それによりトランジ
スタM2がオンにさせる。従って、ダイオードDがオン
になり、トランジスタM1のソースとゲート間の電圧が
ダイオードDの順方向電圧ドロップ(VF)と等しくな
る。トランジスタM1は、その後逆バイアスされ、オフ
になる。従って、出力端子13はダイオードD及びトラ
ンジスタM2を介して端子11に接続される。出力電圧
は、実質上VFに等しい。実際、トランジスタM2の両
端の電圧ドロップは無視できる。このトランジスタは、
その時抵抗器20と比較して非常に低い値の抵抗器と同
等である。
状態において、トランジスタM1がオンで、トランジス
タM2がオフであると仮定すると、制御端子12は低レ
ベルである。その時、出力端子13は高電圧値である。
トランジスタM1のゲートが、実質上、端子10の高電
圧値(VHV)であると仮定すると、端子13の電圧は
VHV−VTである。VTはトランジスタM1のスレッ
シュホールド電圧である。装置が高電圧であるが、低電
力である場合、誘導消費は無視してよい。高レベルの制
御信号が端子12に入力されると、それによりトランジ
スタM2がオンにさせる。従って、ダイオードDがオン
になり、トランジスタM1のソースとゲート間の電圧が
ダイオードDの順方向電圧ドロップ(VF)と等しくな
る。トランジスタM1は、その後逆バイアスされ、オフ
になる。従って、出力端子13はダイオードD及びトラ
ンジスタM2を介して端子11に接続される。出力電圧
は、実質上VFに等しい。実際、トランジスタM2の両
端の電圧ドロップは無視できる。このトランジスタは、
その時抵抗器20と比較して非常に低い値の抵抗器と同
等である。
【0014】前述した回路は、同じ型の電力トランジス
タM1及びM2を有するプッシュ−プルスイッチを形成
する利点を有する。トランジスタM1及びM2とも、基
板に接続されるアースを有するNチャネルMOS強化型
(enrichment)トランジスタである。これにより、高電圧
に耐えられる同一で高速のトランジスタを選択すること
ができる。このシステムはまた、端子12の単一の指示
により制御される利点を有する。
タM1及びM2を有するプッシュ−プルスイッチを形成
する利点を有する。トランジスタM1及びM2とも、基
板に接続されるアースを有するNチャネルMOS強化型
(enrichment)トランジスタである。これにより、高電圧
に耐えられる同一で高速のトランジスタを選択すること
ができる。このシステムはまた、端子12の単一の指示
により制御される利点を有する。
【0015】本発明の別の実施例によれば、図1に示さ
れる型の回図は、いくつかのNチャネルMOSトランジ
スタの間の電圧を配分するために使用される。この結
果、例えば3,000Vの電圧に切り換えると、プッシ
ュ−プルスイッチの各枝において1,000Vの電圧に
耐えられる3つのトランジスタが使用される。
れる型の回図は、いくつかのNチャネルMOSトランジ
スタの間の電圧を配分するために使用される。この結
果、例えば3,000Vの電圧に切り換えると、プッシ
ュ−プルスイッチの各枝において1,000Vの電圧に
耐えられる3つのトランジスタが使用される。
【0016】図2は、こうした回図の例である。図2の
回路は、図1の回路のように高電圧端子10、基準端子
11、制御端子12及び出力端子13間に接続される。
トランジスタM1は、鎖状につながる3つのトランジス
タM11、M12、M13に置き換えられる。トランジ
スタM11のゲートは抵抗器21を介して端子10に接
続され、トランジスタM12のゲートは抵抗器22を介
してトランジスタM11のゲートに接続される。トラン
ジスタM13のゲートは、抵抗器23を介してトランジ
スタM12のゲートに接続される。ダイオードDは、そ
の陽極を介してトランジスタM13のソース(端子1
3)に接続され、陰極を介してトランジスタM13のゲ
ートに接続される。ダイオードDの陰極はまた、トラン
ジスタM2と置き換わる鎖状につながるトランジスタM
21からM23に接続される。トランジスタM21、M
22、M23のそれぞれは、バイアス抵抗器31、3
2、33の第1の端子に接続されるゲートを有する。抵
抗器31の第2の端子は、抵抗器41を介し端子13に
接続される。抵抗器32の第2の端子は、抵抗器42を
介しトランジスタM21のゲートに接続される。抵抗器
33の第2の端子は、抵抗器43を介しトランジスタM
22のゲートに接続される。保護ダイオードZは、トラ
ンジスタM23のゲートとソースの間に接続される。
回路は、図1の回路のように高電圧端子10、基準端子
11、制御端子12及び出力端子13間に接続される。
トランジスタM1は、鎖状につながる3つのトランジス
タM11、M12、M13に置き換えられる。トランジ
スタM11のゲートは抵抗器21を介して端子10に接
続され、トランジスタM12のゲートは抵抗器22を介
してトランジスタM11のゲートに接続される。トラン
ジスタM13のゲートは、抵抗器23を介してトランジ
スタM12のゲートに接続される。ダイオードDは、そ
の陽極を介してトランジスタM13のソース(端子1
3)に接続され、陰極を介してトランジスタM13のゲ
ートに接続される。ダイオードDの陰極はまた、トラン
ジスタM2と置き換わる鎖状につながるトランジスタM
21からM23に接続される。トランジスタM21、M
22、M23のそれぞれは、バイアス抵抗器31、3
2、33の第1の端子に接続されるゲートを有する。抵
抗器31の第2の端子は、抵抗器41を介し端子13に
接続される。抵抗器32の第2の端子は、抵抗器42を
介しトランジスタM21のゲートに接続される。抵抗器
33の第2の端子は、抵抗器43を介しトランジスタM
22のゲートに接続される。保護ダイオードZは、トラ
ンジスタM23のゲートとソースの間に接続される。
【0017】好ましくは、コンデンサCは低いバイアス
抵抗器43に並列に配置され、制御信号が変換器を介し
て端子12に入力される。変換器は、高電圧(5V程
度)に接続される第1の端子とトランジスタTのコレク
タに接続される第2の端子を有する抵抗器Rを含み、ト
ランジスタTのエミッタは端子11に、基板は端子12
に接続される。
抵抗器43に並列に配置され、制御信号が変換器を介し
て端子12に入力される。変換器は、高電圧(5V程
度)に接続される第1の端子とトランジスタTのコレク
タに接続される第2の端子を有する抵抗器Rを含み、ト
ランジスタTのエミッタは端子11に、基板は端子12
に接続される。
【0018】図2の回路の動作は、図1の回路の動作と
同様である。トランジスタM11からM13までの直列
接続は、鎖状につながる同じ値のゲートバイアス抵抗器
21から23と接続しているので、電圧はこれらトラン
ジスタ間に均等に配分され、それらのうちの1つも破壊
電圧(ドレーンソース、ドレーンゲート又はソースゲー
ト)を超える危険はない。同様に、トランジスタM21
からM23は同じ値のバイアス抵抗器41から43に接
続しているので、電圧はこれらトランジスタ間に均等に
配分される。従って、トランジスタM11からM13及
びトランジスタM21からM23は供給電圧の3分の1
より高い電圧に耐えることはない。
同様である。トランジスタM11からM13までの直列
接続は、鎖状につながる同じ値のゲートバイアス抵抗器
21から23と接続しているので、電圧はこれらトラン
ジスタ間に均等に配分され、それらのうちの1つも破壊
電圧(ドレーンソース、ドレーンゲート又はソースゲー
ト)を超える危険はない。同様に、トランジスタM21
からM23は同じ値のバイアス抵抗器41から43に接
続しているので、電圧はこれらトランジスタ間に均等に
配分される。従って、トランジスタM11からM13及
びトランジスタM21からM23は供給電圧の3分の1
より高い電圧に耐えることはない。
【0019】さらに詳しく、端子13が最初に高電圧、
すなわち端子12の制御信号が高レベルであり、トラン
ジスタTのコレクタ及びトランジスタM23のゲートが
低いと仮定すると、トランジスタM21からM23がオ
フに、トランジスタM11からM13がオンになる。前
述したように、端子13は高電圧VHVからトランジス
タM13のスレッシュホールド電圧VTを引いた値であ
る。端子12の信号がゼロになると、トランジスタM2
3のゲートは高レベルにバイアスを加え、このトランジ
スタはオンになる。鎖状につながる抵抗器41から43
の存在のために、同じ電圧がトランジスタM21からM
23の両端に現れ、3つのトランジスタは同時に、次第
に導電状態となる。その後ダイオードDはオンになり、
前述のように、トランジスタM13はオフになろうとす
る。トランジスタM13はトランジスタM11及びM1
2をオフにし、同じゲートソース電圧が鎖状につながる
抵抗器21、22、23の存在により、これらトランジ
スタのそれぞれに現れる。
すなわち端子12の制御信号が高レベルであり、トラン
ジスタTのコレクタ及びトランジスタM23のゲートが
低いと仮定すると、トランジスタM21からM23がオ
フに、トランジスタM11からM13がオンになる。前
述したように、端子13は高電圧VHVからトランジス
タM13のスレッシュホールド電圧VTを引いた値であ
る。端子12の信号がゼロになると、トランジスタM2
3のゲートは高レベルにバイアスを加え、このトランジ
スタはオンになる。鎖状につながる抵抗器41から43
の存在のために、同じ電圧がトランジスタM21からM
23の両端に現れ、3つのトランジスタは同時に、次第
に導電状態となる。その後ダイオードDはオンになり、
前述のように、トランジスタM13はオフになろうとす
る。トランジスタM13はトランジスタM11及びM1
2をオフにし、同じゲートソース電圧が鎖状につながる
抵抗器21、22、23の存在により、これらトランジ
スタのそれぞれに現れる。
【0020】3つの抵抗21から23はすべて等しく、
同様に3つの抵抗41から43も全て等しいことはすで
に示されている。これらの抵抗は、好ましくは、スイッ
チの静止状態の電力消費を減らすために高く選択され
る。しかし、切り換え速度を増すためにゼロに設定する
と、抵抗41から43の値は減少する。同様に切り換え
速度を増すために高い状態に設定すると、抵抗21から
23の値が減少する。
同様に3つの抵抗41から43も全て等しいことはすで
に示されている。これらの抵抗は、好ましくは、スイッ
チの静止状態の電力消費を減らすために高く選択され
る。しかし、切り換え速度を増すためにゼロに設定する
と、抵抗41から43の値は減少する。同様に切り換え
速度を増すために高い状態に設定すると、抵抗21から
23の値が減少する。
【0021】実施例において、6つのトランジスタはN
チャネル強化型MOSトランジスタで、それぞれが1,
000Vの電圧に耐える。抵抗器21から23及び41
から43は全て1.6mΩに等しい。この場合、150
μs程度の立上がり時間及び50μs程度の立下り時間
が得られる。
チャネル強化型MOSトランジスタで、それぞれが1,
000Vの電圧に耐える。抵抗器21から23及び41
から43は全て1.6mΩに等しい。この場合、150
μs程度の立上がり時間及び50μs程度の立下り時間
が得られる。
【0022】本発明の利点は、当業者に理解されるよう
に、トランジスタの数を増やせる又は減らせることであ
る。5,000Vの電圧に耐えるためには、例えば5つ
の鎖状につながるNチャネルMOSトランジスタが提供
され、プッシュ−プルスイッチの各枝には何の不利益も
なく、これらトランジスタはそれぞれ1,000Vに耐
えることができる。
に、トランジスタの数を増やせる又は減らせることであ
る。5,000Vの電圧に耐えるためには、例えば5つ
の鎖状につながるNチャネルMOSトランジスタが提供
され、プッシュ−プルスイッチの各枝には何の不利益も
なく、これらトランジスタはそれぞれ1,000Vに耐
えることができる。
【0023】もちろん本発明は、当業者が容易に思い浮
かぶ様々な代案、変形及び改良を有する。例えば、抵抗
器43に並列のコンデンサCの供給は随意である。
かぶ様々な代案、変形及び改良を有する。例えば、抵抗
器43に並列のコンデンサCの供給は随意である。
【0024】こうした代案、変形及び改良は本開示の一
部であり、本発明の精神及び範囲内にあることを意図し
ている。従って、前述の説明は例示的なものであって、
限定的に示すものではない。本発明は、前述の特許請求
の範囲及びその均等範囲に定義されるもののみに限定さ
れる。
部であり、本発明の精神及び範囲内にあることを意図し
ている。従って、前述の説明は例示的なものであって、
限定的に示すものではない。本発明は、前述の特許請求
の範囲及びその均等範囲に定義されるもののみに限定さ
れる。
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態を示してい
る。
る。
【図2】図2は、本発明の第2の実施形態を示してい
る。
る。
10 高電圧端子 11 基準電位 12 制御端子 13 出力端子 21、22、23、30、40、41、42、43 抵
抗器 31、32、33 バイアス抵抗器 M1、M2、M11、M12、M13、M21、M2
2、M23 トランジスタ D ダイオード Z 保護ダイオード C コンデンサ R 抵抗器 T トランジスタ
抗器 31、32、33 バイアス抵抗器 M1、M2、M11、M12、M13、M21、M2
2、M23 トランジスタ D ダイオード Z 保護ダイオード C コンデンサ R 抵抗器 T トランジスタ
フロントページの続き (72)発明者 フィリップ ペイロン フランス国, 13100 パレット−ル ト ロネ, バティマン デー, レジダンス デ パン ドゥ ラルク(番地なし)
Claims (4)
- 【請求項1】 ドレーンソース通路が高電圧端子(1
0)と出力端子(13)の間に接続される第1のNチャ
ネルMOSトランジスタ(M1)と、 第1のトランジスタのゲートと高電圧端子の間に接続さ
れる第1の抵抗器(20)と、 出力端子(13)に接続される陽極と第1のトランジス
タのゲートに接続される陰極を有するダイオード(D)
と、 ダイオードの陰極に接続されるドレーンと、基準電位に
接続されるソースと、制御端子に接続されるゲートを有
する第2のNチャネルMOSトランジスタ(M2)と、 第2のトランジスタのゲートと出力端子(13)の間に
接続される第2の抵抗器(40)を有することを特徴と
するプッシュ−プルスイッチ。 - 【請求項2】 MOSトランジスタのそれぞれが基板に
接続されるソースを有することを特徴とする、請求項1
に記載のプッシュ−プルスイッチ。 - 【請求項3】 第3の抵抗器(30)が第2のトランジ
スタのゲートに直列に配置され、前記第3の抵抗器の第
2の端子が、第2の抵抗器と、基準ダイオードに接続さ
れる第2の端子を有する保護ダイオード(Z)に接続さ
れることを特徴とする、請求項1に記載のプッシュ−プ
ルスイッチ。 - 【請求項4】 第1及び第2のトランジスタのそれぞれ
が、鎖状につながる直列トランジスタ(M11〜M1
3;M21〜M23)に置き換えられ、第1及び第2の
抵抗器がそれぞれ対応する鎖状につながる抵抗器に置き
換えられ、鎖状の抵抗器はそれぞれ同等であり、第4の
同等抵抗器(41、42、43)は高電位に接続される
トランジスタのゲートの間に接続され、第5の抵抗器
(51、52、53)が低電圧に接続されるトランジス
タのゲートの間に接続されることを特徴とする、請求項
1に記載のプッシュ−プルスイッチ。
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