JP2001168627A - アンテナ切換装置 - Google Patents

アンテナ切換装置

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JP2001168627A
JP2001168627A JP35163199A JP35163199A JP2001168627A JP 2001168627 A JP2001168627 A JP 2001168627A JP 35163199 A JP35163199 A JP 35163199A JP 35163199 A JP35163199 A JP 35163199A JP 2001168627 A JP2001168627 A JP 2001168627A
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directivity
antenna
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channel data
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Takeshi Kawahara
武 川原
Manabu Adachi
学 足立
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DX Antenna Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔制御送信機での所望のチャンネルの選択
操作によって、当該チャンネルに対応した指向性にアン
テナの指向性も同時に調整する。 【解決手段】 遠隔制御送信機10は、テレビジョン受像
機2が受像可能な複数のチャンネルにそれぞれ対応する
複数のワイヤレスチャンネルデータのうち任意の1つを
受像機2に送信する。可変指向性アンテナ4は、受像機
2で受信可能な各チャンネルに対応した指向性に、指向
性を調整可能である。アンテナ切換制御装置6の受光部
32がワイヤレスチャンネルデータを受光する。各ワイヤ
レスチャンネルデータとこれらに対応したアンテナ4の
指向性とを関連づけてメモリ34が記憶している。受光部
32が受光したワイヤレスチャンネルデータが、メモリ34
に記憶されている各指向性のいずれに該当するかCPU26
が検索する。検索された指向性に、アンテナ4の指向性
をアンテナ制御部18が制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナの指向性
を可変するアンテナ切換装置に関し、特に受信機の受信
チャンネルの変更に連動して、指向性を切り換えるもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、テレビジョン放送やラジオ放送
では、各放送局の送信点が異なることがある。この場
合、或る受信点において、これらの放送を受信しようと
する場合、受信機を所望のチャンネルを受信する状態に
調整すると共に、当該チャンネルの送信点側にアンテナ
の指向性を調整する必要がある。従来、この受信機のチ
ャンネルの選択と、アンテナの指向性の調整とは、別個
に行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなチ
ャンネルの選択と、アンテナの指向性の調整とを、別々
に行うことは、面倒であった。最近、受信機には、ワイ
ヤレス遠隔制御送信機の操作によってチャンネルの選択
等が行われるものがあり、このワイヤレス遠隔制御送信
機の操作によって、チャンネルの選択とアンテナの指向
性の調整とが、同時に行えることが操作性の点から望ま
しい。複数の機器を1台の遠隔制御送信機によって制御
することができるものとしては、例えば、いわゆる学習
リモコンと称されるものがある。この学習リモコンを使
用するためには、制御される複数の機器が、それぞれ遠
隔制御が可能なものである必要がある。しかし、アンテ
ナの指向性を調整する装置は、手動調整されるものが殆
どである。そのため、アンテナの指向性の調整装置を遠
隔制御可能に構成した上に、学習リモコンにアンテナの
指向性の調整用のデータを記憶させねばならない。その
上、学習リモコン装置では、例えば所望のチャンネルを
選局するように遠隔制御送信機を操作した上に、この所
望のチャンネルに対応する指向性となるように遠隔制御
送信機を再操作しなければならず、操作性の向上は望め
ない。
【0004】本発明は、遠隔制御送信機における所望の
チャンネルの選択操作を行うと同時に、当該チャンネル
に対応した指向性にアンテナの指向性も調整することが
できるアンテナ切換装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるアンテナ切
換装置は、遠隔制御送信機と、可変指向性アンテナと、
可変指向性アンテナの制御手段とを、具備している。遠
隔制御送信機は、受信機が受信可能な複数のチャンネル
にそれぞれ対応する複数のワイヤレスチャンネルデータ
のうち任意の1つを前記受信機に向かって送信するもの
である。受信機としては、例えばUHF、VHF或いは
両方用のテレビジョン放送受信機、AM、FM或いは双
方用のラジオ放送受信機、または衛星放送や衛星通信受
信用のチューナを使用することができる。ワイヤレスチ
ャンネルデータは、光信号、例えば赤外線信号または音
波信号、例えば超音波信号または高周波信号を変調した
ものを使用することができる。可変指向性アンテナは、
前記受信機によって受信可能な各チャンネルに対応した
指向性に、指向性を調整可能なものである。可変指向性
アンテナとしては、指向性を電気的に変更可能なものま
たは機械的にアンテナの方位角や仰角を変更するものを
使用することができる。可変指向性アンテナの制御手段
は、前記ワイヤレスチャンネルデータを受信する受信手
段と、前記各ワイヤレスチャンネルデータとこれらに対
応した前記アンテナの指向性とを関連づけて記憶してい
る記憶手段と、前記受信手段が受信したワイヤレスチャ
ンネルデータが、前記記憶手段に記憶されている前記各
指向性のいずれに該当するか検索する検索手段と、前記
検索された指向性に、前記アンテナの指向性を調整する
指向性調整手段とを、具備している。
【0006】このアンテナ切換装置によれば、遠隔制御
送信機が、所定のチャンネルを受信機によって受信させ
るためのワイヤレスチャンネルデータを送信すると、こ
のワイヤレスチャンネルデータが受信機に供給され、受
信機は所定のチャンネルを受信可能な状態となる。同時
に、このワイヤレスチャンネルデータは、アンテナ制御
手段の受信手段によって受信される。受信されたワイヤ
レスチャンネルデータに対応するアンテナの指向性が、
検索手段によって記憶手段から検索され、指向性調整手
段に供給される。指向性調整手段は、検索されたアンテ
ナの指向性に可変指向性アンテナの指向性を調整する。
このアンテナ切換装置によれば、所定のチャンネルを受
信するように、遠隔制御送信機を操作することによっ
て、同時にアンテナの指向性も所定のチャンネルを受信
するのに適した指向性に調整される。従って、遠隔制御
送信機における操作は、所定のチャンネルを選局するた
めの操作のみを行えばよい。
【0007】このアンテナ切換装置では、さらに、前記
制御手段は、手動によって前記指向性調整手段に指向性
可変用データを供給する指向性可変用データ生成手段
と、前記受信手段が前記ワイヤレスチャンネルデータを
受信しているとき、このワイヤレスチャンネルデータ
と、そのとき指向性可変用データ生成手段が生成してい
る指向性可変用データとを、関連づけて記憶させる記憶
制御手段とを、具備するものにできる。
【0008】一般に、或るチャンネルを受信するために
必要なアンテナの指向性は、受信点が異なれば、当然に
異なる。この受信点の相違を予め想定して、各受信点ご
とに各チャンネルに対応させて指向性を記憶させておく
ことは、実質的に不可能である。そこで、指向性可変用
データとチャンネルデータとを関連づけて、記憶手段に
記憶させる記憶制御手段を設けてあるので、どのような
受信点でも、所望のチャンネルに対応したアンテナの指
向性にアンテナの指向性を調整できる。
【0009】本発明によるアンテナ切換装置は、受信機
と、可変指向性アンテナと、アンテナ切換装置とを有し
ている。受信機は、複数のチャンネルが受信可能に構成
されており、各チャンネルのうちの1つを、遠隔制御送
信機からのワイヤレスチャンネルデータを受信したとき
に受信する。受信機としては、例えばUHF、VHF或
いは両方用のテレビジョン放送受信機、AM、FM或い
は双方用のラジオ放送受信機、または衛星放送や衛星通
信受信用のチューナを使用することができる。ワイヤレ
スチャンネルデータとしては、例えば高周波信号、光信
号、例えば赤外線信号或いは音波信号、例えば超音波信
号を変調したものを使用することができる。可変指向性
アンテナは、各チャンネルに対応した指向性に、指向性
が可変できるものである。指向性の可変は、電気的に或
いは機械的に行える。アンテナ切換制御装置は、受信機
と可変指向性アンテナとの間に接続された伝送線路中に
介在する。このアンテナ切換制御装置は、前記遠隔制御
送信機からの前記ワイヤレスチャンネルデータを受信す
る受信手段を有し、前記各ワイヤレスチャンネルデータ
と、これらに対応した指向性に前記アンテナの指向性を
調整する指向性可変用データとを、記憶している記憶手
段も、有している。前記受信手段が受信した前記ワイヤ
レスチャンネルデータに対応する前記指向性データを前
記記憶手段から検索し、前記伝送線路を介して前記可変
指向性アンテナに供給する供給手段も有している。可変
指向性アンテナは、指向性可変用データに対応した指向
性に、指向性を調整する。
【0010】このアンテナ切換装置では、上述したアン
テナ切換装置と同様に、遠隔制御送信機において所望の
チャンネルを受信するための操作を行うと、同時にアン
テナの指向性の調整も行われる。このアンテナの指向性
を調整するための指向性可変用データは、受信機にアン
テナからの信号を伝送するための伝送線路を利用してア
ンテナに伝送される。従って、切換装置からアンテナに
指向性可変用データを伝送する線路を敷設する必要がな
い。
【0011】このアンテナ切換装置では、前記アンテナ
切換制御装置は、種々の指向性可変用データのうち任意
の1つを発生する指向性可変用データ発生手段と、前記
受信手段が、前記ワイヤレスチャンネルデータを受信し
たとき、そのワイヤレスチャンネルデータを、そのとき
発生している前記指向性可変用データと関連づけて、前
記記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを、具備するも
のとできる。
【0012】このように構成したアンテナ切換装置で
は、指向性可変用データとワイヤレスチャンネルデータ
とを関連づけて、記憶手段に記憶させる記憶制御手段を
設けてあるので、どのような受信点でも、所望のチャン
ネルに対応したアンテナの指向性にアンテナの指向性を
調整できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態のアンテナ
切換装置は、図1(a)に示すように、受信機、例えば
テレビジョン受像機2と、可変指向性アンテナ4と、ア
ンテナ切換制御装置6とを有している。アンテナ制御切
換装置6は、テレビジョン受像機2に、可変指向性アン
テナ4から受信信号を伝送する伝送線路、例えば同軸ケ
ーブル8中に介在している。
【0014】テレビジョン受像機2は、複数のチャンネ
ル、例えば複数のUHF及びVHFのテレビジョン放送
チャンネルのうち、任意に選択されたものを受信可能に
構成されている。テレビジョン受像機2における選局
は、遠隔制御送信機10から送信されるワイヤレスチャ
ンネルデータ、例えば赤外線信号を選局用データによっ
て変調したものを、テレビジョン受像機2に設けた受信
部、例えば受光部12が受光することによって行われ
る。
【0015】可変指向性アンテナ4は、図1(a)に示
すように、複数本、例えば4本のアンテナ素子4a乃至
4dを、或る面、例えば水平面内に、所定の角度、例え
ば90度間隔に有している。これら各アンテナ素子4a
乃至4dでの受信信号のうち、所定のものの位相が、各
アンテナ素子4a乃至4dにそれぞれ対応する位相器の
うち対応するものによって制御され、それら位相制御さ
れた受信信号を合成することによって、可変指向性アン
テナ4の指向性が可変される。図1(b)に示すよう
に、可変指向性アンテナ4に付属して、アンテナ付属
部、例えばアンテナ部14が設けられている。このアン
テナ部14には、各アンテナ素子4a乃至4dからの受
信信号が供給される増幅部16が設けられている。この
増幅部16内に、上述した位相器や合成器が設けられて
いる。また、各位相器の位相制御信号を生成する指向性
調整手段、例えばアンテナ制御部18もアンテナ部14
内に設けられている。アンテナ制御部18は、アンテナ
切換制御装置6から供給される指向性可変用データ、例
えばアンテナ切換信号に基づいて、各位相器を調整す
る。
【0016】この増幅部16からの受信信号は、図1
(b)に実線で示すように、双方向2分配器20から同
軸ケーブル8を経て、アンテナ切換制御装置6内の双方
向2分配器22に供給され、この2分配器22から同軸
ケーブル8を経て、テレビジョン受像機2に供給され
る。
【0017】アンテナ切換制御装置6は、図1(b)に
示すように、テレビジョン受像機2の近傍に配置されて
おり、アンテナ手動切換スイッチ24とCPU26とを
有している。アンテナ手動切換スイッチ24は、例えば
8つの接点と、この接点に接続する接触子とを有し、C
PU26は、アンテナ手動切換スイッチ24のいずれの
接点に接触子が接続されているかをチェックする。CP
U26は、各接点に対応して、それぞれ異なる指向性と
するためのアンテナ切換信号を発生可能である。CPU
26は、チェックした結果、接触子が接触していると判
定された接点に対応するアンテナ切換信号を、図1
(b)に破線で示すように、2分配器22から同軸ケー
ブル8を経てアンテナ部14内のアンテナ制御部18に
供給する。これによって、可変指向性アンテナ4の指向
性は、接触子が接触した接点に対応するものにアンテナ
制御部18によって調整される。これらアンテナ手動切
換スイッチ24と、CPU26とが、指向性可変用デー
タ生成手段として機能する。アンテナ切換制御装置6
は、アンテナインジケータ28も有している。これは、
アンテナ手動切換スイッチ24の各接点に対応する8つ
の指向性を表すように、8つの表示灯を有している。C
PU26は、アンテナ手動切換スイッチ24の接触子が
接触している接点に対応する表示灯を点灯し、アンテナ
の指向性を表示する。
【0018】アンテナ切換制御装置6には、この他に、
通常モード及び学習モード切換スイッチ30と、受信手
段、例えば赤外線受光部32とが設けられている。赤外
線受光部32は、このアンテナ切換制御装置6が、テレ
ビジョン受像機2に近傍に配置されているので、遠隔制
御送信機10が、テレビジョン受像機2に向けて送信し
たワイヤレスチャンネルデータを受光可能なものであ
る。
【0019】CPU26は、上述した通常モード及び学
習モード切換スイッチ30が学習モードに切り換えられ
ているとき、受光部32が受光した遠隔制御送信機10
からのワイヤレスチャンネルデータと、そのときアンテ
ナ手動切換スイッチ24の操作によってCPU26が生
成しているアンテナ切換信号とを、関連づけて、CPU
26に付属している記憶手段、例えばメモリ34に記憶
させる。即ち、CPU26は記憶制御手段として機能す
る。
【0020】従って、ワイヤレスチャンネルデータが供
給される前に、そのワイヤレスチャンネルデータが表す
チャンネルを受信するために、可変指向性アンテナ4に
与える必要のある指向性となるように、アンテナ手動切
換スイッチ24を操作しておけば、或るチャンネルを受
信するためのワイヤレスチャンネルデータと、この或る
チャンネルを受信するために可変指向性アンテナ4に与
える必要のある指向性(アンテナ制御部18に与える必
要のあるアンテナ切換信号)とを、関連づけて、メモリ
34に記憶させられる。同様な操作によって、学習モー
ドにおいて、様々なワイヤレスチャンネルデータと、こ
れらチャンネルデータにそれぞれ対応させられたアンテ
ナ切換信号とが、メモリ34に記憶されている。
【0021】CPU26は、通常モード及び学習モード
切換スイッチ30が通常モードに切り換えられている状
態において、受光部32がワイヤレスチャンネルデータ
を受光すると、このワイヤレスチャンネルデータがメモ
リ34に記憶されているか検索する。即ち、CPU26
は検索手段として機能する。検索の結果、同じワイヤレ
スチャンネルデータがメモリ34内に存在しているとC
PU26が判断すると、そのワイヤレスチャンネルデー
タに対応するアンテナ切換信号を、CPU26はメモリ
34から読み出す。読み出されたアンテナ切換信号は、
2分配器22から同軸ケーブル8、アンテナ部14内の
2分配器20を介して、アンテナ制御部18に供給され
る。これによって、可変指向性アンテナ4の指向性は、
ワイヤレスチャンネルデータに対応したものとなる。こ
のようにCPU26は供給手段として機能する。
【0022】即ち、遠隔制御送信機10が使用者の操作
によって送信したワイヤレスチャンネルデータは、図1
(a)に示すように、テレビジョン受像機2に供給され
ると共に、アンテナ切換制御装置6の受光部32にも供
給される。従って、テレビジョン受像機2は、或るチャ
ンネルを受信する状態になり、同時に可変指向性アンテ
ナの指向性も、上記或るチャンネルを受信するために必
要な指向性となる。このとき、遠隔制御送信機10に対
して使用者が行う操作は、ワイヤレスチャンネルデータ
を発生するためのスイッチを1つ操作するという非常に
簡単な操作だけである。この操作とは別に、可変指向性
アンテナの指向性を変化させるための操作を、遠隔制御
送信機10に対して使用者が行う必要は、全くない。切
換制御装置6とアンテナ部14とが制御手段を構成して
いる。
【0023】図2は、CPU26が行う動作のうち、上
述した通常モード及び学習モードにおける動作を示した
フローチャートである。まず、通常モード及び学習モー
ド切換スイッチ30が切り換えられているか判断する
(ステップS2)。切り換えられていると判断される
と、その切換は通常モードに切り換えられたのか、学習
モードに切り換えられたのかを判断する(ステップS
4)。通常モードに切り換えられていると判断される
と、モードを通常モードとし(ステップS6)、学習モ
ードに切り換えられていると判断されると、モードを学
習モードとする(ステップS8)。ステップS6または
S8が終了すると、ステップS2を再び実行する。
【0024】ステップS2において、通常モード及び学
習モード切換スイッチ30が操作されていないと判断さ
れると、アンテナ手動切換スイッチ24が操作されてい
るか判断する(ステップS10)。アンテナ手動切換ス
イッチ24が操作されていると判断されると、その操作
状態に応じてアンテナ切換信号がアンテナ部14に供給
される(ステップS12)。このように、学習モードで
あっても、通常モードであっても、アンテナ手動切換ス
イッチ24が操作されると、その操作によるアンテナの
指向性の調整が優先される。
【0025】アンテナ手動切換スイッチ24が操作され
ていないと判断されると、ワイヤレスチャンネルデータ
を受信しているか判断する(ステップS14)。受信し
ていない場合には、ステップS2に戻る。ワイヤレスチ
ャンネルデータを受信している場合、現在のモードが通
常モードであるか学習モードであるかを判断する(ステ
ップS16)。
【0026】学習モードであると判断されると、メモリ
34内に記憶されているワイヤレスチャンネルデータ
と、受信したワイヤレスチャンネルデータとを比較し
(ステップS18)、受信したワイヤレスチャンネルデ
ータがメモリ34内に既に記憶されているワイヤレスチ
ャンネルデータではない新たなデータであるか判断する
(ステップS20)。メモリ34内に既に記憶されてい
るデータの場合、なんら処理を行わず、ステップS2を
実行する。受信したワイヤレスチャンネルデータが新し
いデータである場合、このワイヤレスチャンネルデータ
と、そのときCPU26が発生しているアンテナ切換信
号とを関連づけて、メモリ34に記憶する(ステップS
22)。そして、ステップS2に戻る。なお、メモリ3
4に記憶されているワイヤレスチャンネルデータであっ
ても、書き換えることができるようにすることもでき
る。その場合、ステップS20において、受信したワイ
ヤレスチャンネルデータがメモリ34内に在るデータで
あると判断された場合、使用者に変更してもよいかを問
い合わせる表示を行い、変更を許可する指示が与えられ
た場合、ステップS22を実行し、変更を許可する指示
が与えられなかった場合、ステップS2を実行するよう
に構成すればよい。
【0027】ステップS16において、通常モードであ
ると判断されると、受信したワイヤレスチャンネルデー
タを、メモリ34に記憶されているワイヤレスチャンネ
ルデータと比較する(ステップS24)。即ち、CPU
26は検索を行う。受信したワイヤレスチャンネルデー
タとメモリ34内のワイヤレスチャンネルデータとが不
一致の場合(ステップS26の判断結果がノー)、なん
ら処理を行わず、ステップS2に戻る。受信したワイヤ
レスチャンネルデータがメモリ34内のワイヤレスチャ
ンネルデータと一致した場合(ステップS26の判断結
果がイエス)、その一致したワイヤレスチャンネルデー
タに関連づけられているアンテナ切換信号をCPU26
がアンテナ部14に出力する(ステップS12)。そし
て、ステップS2を実行する。
【0028】このようにして、通常モードでは、ワイヤ
レスチャンネルデータが遠隔制御送信機10から送信さ
れると、このワイヤレスチャンネルデータに対応する指
向性に可変指向性アンテナ4の指向性が自動的に調整さ
れる。また、学習モードでは、ワイヤレスチャンネルデ
ータが遠隔制御送信機10から送信されると、そのとき
発生されているアンテナ切換信号に、ワイヤレスチャン
ネルデータが関連づけられて、メモリ34に記憶され
る。
【0029】上記の実施の形態では、可変指向性アンテ
ナ4として、電気的に指向性を調整するものを示した
が、例えばアンテナの方位角をモータによって変更する
ような機械的に指向性を調整することもできる構成も使
用できる。また、アンテナとしては、図1(a)に示し
たもの以外にも指向性を可変できるものであれば、種々
のものを使用することができる。また、上記の実施の形
態では、アンテナ切換制御装置6を同軸ケーブル8中に
介在させたが、アンテナ4からの受信信号をテレビジョ
ン受像機2に伝送する同軸ケーブル8とは別個に、アン
テナ切換信号を伝送するケーブルを介してアンテナ切換
制御装置6からアンテナ切換信号を伝送するようにして
もよい。上記の実施の形態では、テレビジョン受像機2
を受信機として使用したが、他の種々の受信機、例えば
ラジオ受信機または衛星放送受信用チューナまたは衛星
通信受信用チューナを使用することもできる。また、遠
隔制御送信機10はワイヤレスチャンネルデータを赤外
線信号として送信したが、これに代えて音波信号や高周
波信号を使用してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によるアンテナ切
換装置によれば、遠隔制御送信機によって所望のチャン
ネルを受信するための操作を行うだけで、同時にアンテ
ナの指向性も、その所望のチャンネルを受信するために
適した指向性に自動的に調整することができ、いちいち
アンテナの指向性だけの調整を行う必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアンテナ切換装置のブロック図並
びにこのアンテナ切換装置において使用されるアンテナ
切換制御装置の詳細なブロック図である。
【図2】図1のアンテナ切換制御装置のフローチャート
である。
【符号の説明】
2 テレビジョン受像機(受信機) 4 可変指向性アンテナ 6 アンテナ切換制御装置 8 同軸ケーブル(伝送線路) 10 遠隔制御送信機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 5/44 A H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301E Fターム(参考) 5C025 AA21 BA27 BA30 DA10 5J021 AA01 CA06 DB04 FA13 FA14 FA15 FA16 FA20 FA29 FA30 FA31 FA32 GA02 HA05 HA07 HA10 5K048 AA04 AA06 BA03 BA31 CA02 DA01 DB02 DC01 DC02 EB01 FB15 HA01 HA02 HA05 HA07 5K061 AA03 AA15 BB00 BB07 BB11 CC46 JJ06 JJ07 5K062 AA01 AB13 AB16 AC00 AC01 AE05 BA04 BE05 BE12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信機が受信可能な複数のチャンネルに
    それぞれ対応する複数のワイヤレスチャンネルデータの
    うち任意の1つを前記受信機に向かって送信する遠隔制
    御送信機と、 前記受信機によって受信可能な各チャンネルに対応した
    指向性に、指向性を調整可能な可変指向性アンテナと、 この可変指向性アンテナの制御手段とを、具備し、この
    制御手段は、 前記ワイヤレスチャンネルデータを受信する受信手段
    と、 前記各ワイヤレスチャンネルデータとこれらに対応した
    前記アンテナの指向性とを関連づけて記憶している記憶
    手段と、 前記受信手段が受信したワイヤレスチャンネルデータ
    が、前記記憶手段に記憶されている前記各指向性のいず
    れに該当するか検索する検索手段と、 前記検索された指向性に、前記アンテナの指向性を調整
    する指向性調整手段とを、具備するアンテナ切換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナ切換装置におい
    て、 前記制御手段は、 手動によって前記指向性調整手段に指向性可変用データ
    を供給する指向性可変用データ生成手段と、 前記受信手段が前記ワイヤレスチャンネルデータを受信
    しているとき、このワイヤレスチャンネルデータと、そ
    のとき指向性可変用データ生成手段が生成している指向
    性可変用データとを、関連づけて記憶させる記憶制御手
    段とを、具備するアンテナ切換装置。
  3. 【請求項3】 複数のチャンネルが受信可能に構成さ
    れ、そのうちの1つを遠隔制御送信機からのワイヤレス
    チャンネルデータを受信したときに受信する受信機と、 前記各チャンネルに対応した指向性に、指向性が可変で
    きる可変指向性アンテナと、 前記受信機と前記可変指向性アンテナとの間に接続され
    た伝送線路に介在するアンテナ切換制御装置とを、具備
    し、前記アンテナ切換制御装置は、 前記遠隔制御送信機からの前記ワイヤレスチャンネルデ
    ータを受信する受信手段と、 前記各ワイヤレスチャンネルデータと、これらに対応し
    た指向性に前記アンテナの指向性を調整する指向性可変
    用データとを、記憶している記憶手段と、 前記受信手段が受信した前記ワイヤレスチャンネルデー
    タに対応する前記指向性可変用データを前記記憶手段か
    ら検索し、前記伝送線路を介して前記可変指向性アンテ
    ナに供給する供給手段とを、具備するアンテナ切換装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のアンテナ切換装置におい
    て、 前記アンテナ切換制御装置は、 種々の指向性可変用データのうち任意の1つを発生する
    指向性可変用データ発生手段と、 前記受信手段が、前記ワイヤレスチャンネルデータを受
    信したとき、そのワイヤレスチャンネルデータを、その
    とき発生している前記指向性可変用データと関連づけ
    て、前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段とを、具備
    するアンテナ切換装置。
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