JP2001168300A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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Abstract
干渉ノイズ発生を効果的に防止したビット線ツイスト方
式を採用した半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 折り返しビット線構造のメモリセルアレ
イを持つDRAMにおいて、連続する第1乃至第3のビ
ット線対に関して、ビット線を長手方向に中間位置で前
半部と後半部に分けたとき、第2のビット線対の一方
は、前半部が第1のビット線対の間に配置され、後半部
が第1のビット線対と第3のビット線対の間に配置され
るように、第1のビット線対のうちの第3のビット線対
側のビット線と交差させ、第2のビット線対の他方は、
前半部が第1のビット線対と第3のビット線対の間に配
置され、後半部が第3のビット線対の間に配置されるよ
うに、第3のビット線対のうちの第1のビット線側のビ
ット線と交差させた。
Description
に係り、特にビット線間の干渉雑音低減技術に関する。
線の間隔は微細になり、ビット線間結合容量の増大によ
るビット線間干渉ノイズがデータを正確に読み出す上で
大きな問題になっている。例えばDRAMを例として、
図12及び図13を参照してビット線間干渉ノイズの問
題を具体的に説明する。図12は、折り返しビット線構
造のDRAMの隣接する2対のビット線BL0,/BL
0,BL1,/BL1とこれに接続されるセンスアンプ
SA0,SA1の部分を示している。図13は、その動
作時の各部波形を示している。
線WLが選択されてビット線BL0,BL1に−Vsの
信号が読み出されたとする。このとき、センスアンプS
A0に参照電圧を供給するビット線/BL0は、結合容
量Cinterを介して隣接するビット線BL1から−δ1
なる干渉ノイズを受ける。この後、センスアンプ活性化
のため活性化信号φsが波線で示すように“L”レベル
に遷移すると、次のような現象が生じる。
もゲート・ソース間電圧の大きいMOSトランジスタQ
3が導通し、これによりビット線BL1の電位が徐々に
低下する。このとき、MOSトランジスタQ1は、前述
した干渉ノイズ−δ1によりゲート電圧が低くなってい
るため、導通が遅れる。従ってビット線/BL0は高イ
ンピーダンス状態にあるため、結合容量Cinterを介し
て干渉ノイズ−δ2が発生し、ビット線/BL0の電位
を更に引き下げる。この状態はセンスアンプ活性化信号
φsが十分低レベルになるまで続き、結果としてビット
線/BL0には、−δ2なる干渉ノイズが読み出し時の
干渉ノイズ−δ1に重畳されることになる。
るセンスアンプに接続されるビット線間の結合容量Cin
terによる干渉ノイズの説明である。実際にはこれに加
えて、同じセンスアンプに接続されるビット線対間の結
合容量Cintraに起因する干渉ノイズがある。即ち、ワ
ード線WLが選択されてビット線BL0に−Vsの信号
が読み出されたとき、結合容量Cintraによって、ビッ
ト線BL0と対をなすビット線/BL0の電位は−δ3
だけ電位低下する。従ってビット線対BL0,/BL0
の電位差はδ3だけ小さくなるので、この干渉ノイズも
センス感度の低下をもたらす。
ット線間隔が微細になるほど大きくなる。そのためセン
スアンプによるデータ増幅に時間がかかるだけでなく、
場合によっては信号電圧がノイズより小さくなり、誤っ
たデータが読み出されることにもなる。以上のようなD
RAMのビット線間干渉ノイズの低減を図る有効な技術
として、ビット線を交差させる方式がこれまで種々提案
されている。その代表的な例を図14に示す。これは、
第1のビット線対BL0,/BL0に対して半ピッチず
れて配置される第2のビット線対BL1,/BL1につ
いて、長手方向の中間でツイストさせてビット線/BL
0と交差させるようにしたものである。
ズをセルデータ読み出し時のノイズδ1とセンスアンプ
活性化時のノイズδ2に分けて説明するが、ここで次の
仮定をおく。 (1)ノイズは隣接ビット線のみから受ける。 (2)ビット線はVcc/2プリチャージ方式とし、ワ
ード線が立ち上がるとセルデータはビット線対の一方に
出力され、他方は隣接するビット線〜のノイズの他電位
変化はないものとする。 (3)隣接ビット線間の結合容量Cinterは全てのビッ
ト線間で等しいものとする。
イスト方式を見ると、隣接ビット線間の結合容量Cinte
rによるノイズδ1,δ2は低減され、またビット線対
間の結合もなくなるので、ノイズδ3が除去される。具
体的に、読み出し時の干渉ノイズδ1について考える
と、最悪条件となるのは、図14のワード線WLに沿っ
たメモリセルM1〜M4のデータが、M1=L、M2=
H、M3=L、M4=Lの場合である。信号電圧Vsが
読み出されるときの各ビット線の電位は、次の数1のよ
うになる。但し、ビット線の総容量Ctotalに対するビ
ット線間結合容量Cinterの比(結合比)をCinter/C
total=Cnとし、プリチャージ電圧をVcc/2=V
pとしている。
出し時のノイズを求めると、次の数2のようになる。
に、ビット線ツイスト方式を採用することにより、ノイ
ズが低減される。しかしこの方式は、図15に示すよう
に、ビット線を交差させる部分に広い面積を必要とす
る。図15は、最小加工寸法F(Feature Size)でビッ
ト線を配設し、且つ二つの交差配線131,132をも
最小加工寸法Fで加工した場合を示している。これらの
交差配線131,132をもし直接交差させようとする
と、2層配線(ビット線を含めると3層配線)構造とな
り、配線構造は複雑になる。直接交差させないようにす
るには、図示のように迂回した配線パターンが必要にな
り、この場合交差に必要なビット線方向の幅は5Fにな
る。またこの様に迂回する交差配線131,132を形
成した場合、迂回に伴って交差配線131,132がビ
ット線とかなり大きな面積で対向することになる。これ
は、上で解析した干渉ノイズとは別の無用な干渉ノイズ
が生じることを意味する。
もので、簡単な交差配線構造で且つ、交差配線による干
渉ノイズ発生を効果的に防止したビット線ツイスト方式
を採用した半導体記憶装置を提供することを目的として
いる。
ード線とこれと交差する折り返しビット線構造の複数本
のビット線とが配設され、これらのビット線とワード線
の交差部にメモリセルが配置されるメモリセルアレイを
持つ半導体記憶装置において、連続する第1乃至第3の
ビット線対に関して、ビット線を長手方向に第1の部分
と第2の部分に分けたとき、第2のビット線対の一方
は、第1の部分が第1のビット線対の間に配置され、第
2の部分が第1のビット線対と第3のビット線対の間に
配置されるように、第1のビット線対のうちの第3のビ
ット線対側のビット線と交差させ、第2のビット線対の
他方は、第1の部分が第1のビット線対と第3のビット
線対の間に配置され、第2の部分が第3のビット線対の
間に配置されるように、第3のビット線対のうちの第1
のビット線側のビット線と交差させた、ことを特徴とし
ている。
は交差させず、ビット線対の各ビット線を隣接するビッ
ト線対と交差させることにより、ビット線の交差配線構
造は簡単になる。また交差配線の領域の面積も小さくて
済み、従って交差配線が新たな干渉ノイズの原因となる
ことがなく、効果的な干渉ノイズ低減を図ることができ
る。
と第2の部分とはビット線の中間位置で分けられる。ま
たこの発明において、第2のビット線対は、第1及び第
3のビット線対と交差させるために、その長手方向の中
間位置で同じ方向に同じ角度で折り曲げられる。またこ
の発明において、ビット線対とワード線は互いに直交し
て配設されてもよいが、例えばビット線対とワード線と
を斜めに交差して配設した場合に、ビット線対はその長
手方向の途中で折り曲げられるようにしてもよい。
が直交して配設される場合に、ビット線対を交差させる
交差配線領域のビット線方向の幅は、最小加工寸法をF
として、3Fとすることができる。
ド線とを斜めに交差して配設し、ビット線対がその長手
方向の途中で折り曲げられる場合に、ビット線対を交差
させる交差配線は、そのビット線対が折り曲げられた領
域から離れた位置に配置してもよいし、或いはビット線
対が折り曲げられた領域に配置してもよい。
配線は、ビット線対より下層の配線として、ワード線と
同じ材料を用いてワード線と同時にパターン形成しても
よいし、或いはビット線対より上層のメタル層によりパ
ターン形成してもよい。前者の場合には、交差配線のた
めに格別のメタル層を必要としないという効果が得られ
るが、但し交差配線領域にワード線を配置することがで
きない。後者の場合には交差配線領域にワード線を配置
することが妨げられない。
の実施の形態を説明する。 [実施の形態1]図1は、DRAMを例として、この発
明の実施の形態によるメモリセルアレイを示している。
メモリセルアレイには複数対のビット線BL,/BL
(BL0,/BL0,BL1,/BL1,…)とワード
線WLが交差して配設され、それらの交差部のダイナミ
ック型メモリセルM(M1,M2,…)が配置される。
ビット線対BL,/BLは折り返しビット線構造であ
り、その端部に交互にセンスアンプSA(SA0,SA
1,…)が設けられている。
は、連続する3対BL0,/BL0〜BL2,/BL2
の部分を取りあげて説明すれば、次のようになる。即
ち、これらの3対のうち、第2のビット線対BL1,/
BL1に注目すると、その一方BL1は、前半部が第1
のビット線対BL0,/BL0の間に配置され、後半部
が第1のビット線対BL0,/BL0と第3のビット線
対BL2,/BL2の間に配置される。この様にするた
めに、ビット線BL1は、長手方向の中間位置で折り曲
げられ、第1のビット線対BL0,/BL0のうちの第
3のビット線対BL2,/BL2側のビット線/BL0
と交差されている。また第2のビット線対BL1,/B
L1の他方/BL1は、前半部が第1のビット線対BL
0,/BL0と第3のビット線対BL2,/BL2の間
に配置され、後半部が第3のビット線対BL2,/BL
2の間に配置される。この様にするために、ビット線/
BL1は、長手方向の中間位置で折り曲げられ、第3の
ビット線対BL2,/BL2のうちの第1のビット線対
BL0,/BL0側のビット線BL2と交差されてい
る。
L0と第3のビット線対BL2,/BL2は直線パター
ンであり、第2のビット線対BL1,/BL1を折り曲
げパターンとして第1及び第3のビット線対BL0,/
BL0,BL2,/BL2と交差させている。第2のビ
ット線対BL1,/BL1の中間位置での折り曲げ方向
及び角度は同じである。以下、同様の繰り返しによるビ
ット線ツイストが行われる。
ト方式の場合の各ビット線間の結合容量関係を示してい
る。図3での容量Cは、隣接する2本のビット線が全長
にわたって直接対向するときの結合容量である。この実
施の形態において、ビット線間干渉ノイズが最悪条件と
なるのは、図2に示すように、連続する3ビット線対B
L0,/BL0〜BL2,/BL2の読み出しデータが
全て“L”、その外側のビット線対の読み出しデータが
“H”となるようなデータパターンの場合である。
“L”レベル読み出しの信号電圧を−Vs、“H”レベ
ル読み出し信号電圧を+Vsとして、各ビット線電位
は、ビット線を交差させたことにより結合容量が半分に
なることを考慮して、次のようになる。但し、ビット線
の総容量Ctotalに対するビット線間結合容量Cinterの
比(結合比)をCinter/Ctotal=Cnとし、プリチャ
ージ電圧をVcc/2=Vpとしている。
ノイズを求めると、次のようになる。但し、ビット線対
間の結合容量によるノイズは、ビット線対が隣接しない
ため存在しない。
ツイスト方式の場合と同じである。即ち基本的な干渉ノ
イズ低減の効果に関しては、この実施の形態の方式と図
14に示した従来の方式とで違いはない。しかし、図1
4のビット線ツイスト方式では、3本のビット線が一点
で交差し、しかも対をなすビット線を逆方向に折り曲げ
ることが必要であるのに対し、この実施の形態の場合に
は、ビット線交差は2本の間のみであり、且つ対をなす
二つのビット線同志は交差させず、二つのビット線折り
曲げ方向及び角度とも一定にできる。従って交差配線部
の構造は、この実施の形態の方が簡単になる。
ト方式の場合のビット線レイアウトの例を図4に示す。
図4は、ビット線対BL,/BL及び交差配線41を最
小加工寸法Fで加工した例を示しているが、図15の従
来方式と比較して明らかなように、交差配線41同志の
間は交差させる必要がなく、迂回も必要がない。従って
ビット線ツイストに要する交差配線の領域B(以下ツイ
スト領域という)のビット線方向の幅は、3Fであり、
図15の従来方式に比べて面積が小さくて済む。そし
て、図15の交差配線131,132と比較して、図4
の交差配線41がビット線と対向する面積は小さく、従
って交差配線に伴って生じる干渉ノイズは小さく抑えら
れる。即ち、干渉ノイズ低減の効果が従来例に比べて大
きくなる。また、ビット線対BL,/BLを同一方向に
同じ材料で折り曲げることにより、ビット線対間に容量
等のアンバランスが生じない。
にはビット線対BL,/BLより上層のメタル層をパタ
ーン形成して得られる。この場合、ツイスト領域Bはメ
モリセルアレイのメモリセル配置には影響がない。また
交差配線41をビット線対BL,/BLより下層のワー
ド線WLと同じ材料膜によりパターン形成しても良い。
この場合には、交差配線41のために格別のメタル層が
要らないという効果が得られる。
ビット線BL,/BLとワード線WLは互いに直交して
交差するものとしたが、図5は、ビット線BL,BLと
ワード線WLが斜めに交差して配設される実施の形態を
示している。ビット線ツイストの方式は図1の実施の形
態と同じである。この場合のビット線レイアウトは、図
6のようになる。ビット線ツイストのための配線61
は、この場合も最小加工寸法Fで加工され、且つビット
線BL,/BLと直交する部分と平行する部分を持つパ
ターンをもって形成されている。そしてこの場合も、ビ
ット線ツイストに要するビット線方向の幅は、実施の形
態1と同様に3Fであり、従来方式に比べて小さい。こ
の実施の形態によっても先の実施の形態と同様の効果が
得られる。
ット線BL,/BLとワード線WLを斜めに交差させる
配置を採用した場合、ビット線BL,/BLを途中で折
り曲げないと、その両端のセンスアンプ列の間に大きな
段差が生じ、周辺回路との接続に必要な面積が増大す
る。そこで好ましくは、ビット線対BL,/BLを途中
で折り曲げる。但し、ここでいうビット線BL,/BL
の“折り曲げ”は、ビット線同士を交差させるための折
り曲げとは別である。その様な実施の形態のメモリセル
アレイのレイアウトを図7に示す。
線WLを最小加工寸法Fで交差させて配置している。細
長い島状の領域12が素子領域であり、その両端にメモ
リキャパシタ13が形成される。素子領域12の中央部
にビット線コンタクト11が配置される。図示のよう
に、ビット線BL,/BLの折り曲げ領域Aにもセルの
キャパシタ13を作り込むためには、折り曲げ領域Aで
3Fのワード線間隔を必要とする。しかし、折り曲げ領
域Aにはワード線を配置することができない。従って、
ビット線BL,/BLの折り曲げにより、ワード線ピッ
チ方向に2Fだけ余分な面積が必要となる。
が、例えば図8に示すように、ビット線折り曲げ領域A
から離れた位置にビット線のツイスト領域Bを設ける。
図8では、ビット線の交差配線81は、ビット線BL,
/BLと平行する部分及び直交する部分のみで、且つ最
小加工寸法Fでパターニングしている。具体的にこの配
線81は、ワード線WLと同じ材料を用いてワード線W
Lと同時にパターン形成されるものとする。
て、ビット線より下層のワード線材料を用いることによ
る、ビット線ツイスト領域Bに必要なワード線ピッチ方
向の幅は、図8に示すように、ワード線と直交する方向
に対するビット線BL,/BLの傾斜角度をθとして、
2F+Fsinθ+3Fcosθとなる。通常のワード
線間隔がFであるので、ビット線ツイストのために必要
な幅は、F+Fsinθ+3Fcosθとなる。
ルを作ることはできず、メモリセルアレイとしては無駄
になる。ビット線の折り曲げ領域Aでの無駄になる幅は
前述のように2Fであるから、この実施の形態の場合、
ツイスト領域Bを含めて、メモリセルアレイとしての有
効領域幅は、3F+Fsinθ+3Fcosθだけ減少
することになる。但し、交差配線のために格別のメタル
層が要らないという効果が得られ、また実施の形態1で
説明したと同様の理由で、交差配線により無用の大きな
干渉ノイズが発生することはない。また、ビット線対B
L,/BLを同一方向に同じ材料で折り曲げることによ
り、ビット線対間に容量等のアンバランスが生じない。
て、図9は、ビット線折り曲げ領域Aとビット線ツイス
ト領域Bを重ねた場合の実施の形態である。ビット線の
交差配線91はこの実施の形態の場合もワード線WLと
同じ材料を用いて最小加工寸法Fでパターン形成してい
る。この実施の形態の場合、ビット線折り曲げ領域A及
びツイスト領域Bとして必要なワード線ピッチ方向の幅
は、図7の場合の折り曲げ領域Aの幅より大きくなり、
図9に示したように、5Fとなる。従って、通常のワー
ド線間隔Fに対してビット線ツイストに必要な領域の増
分は4Fである。これは実施の形態3のようにビット線
ツイスト領域Bとビット線折り曲げ領域Aとを離して形
成する場合に比べて、メモリセルアレイの有効領域幅
を、Fsinθ+3Fcosθ−Fだけ大きくすること
ができる。
で説明した実施の形態を変形した実施の形態における図
8に対応するパターンを示している。図8と同様のパタ
ーンでビット線の交差配線101を形成している。但
し、図8の実施の形態では配線81としてワード線WL
と同じ材料を用いたのに対し、図10では、配線101
はビット線BL,/BLより上に配設されたメタル層を
用いている。従ってこの場合、ツイスト領域Bにも図7
と同様のレイアウトでメモリセルを配置することが妨げ
られず、ワード線WLも配置することができる。即ち、
ツイスト領域Bとして必要なワード線ピッチ方向の幅
は、3Fであるが、図8と異なり、このツイスト領域B
の幅はメモリセルアレイ領域として無駄にはならない。
形態を変形した実施の形態である。図9と同様のパター
ンでビット線折り曲げ領域Aに重ねてツイスト領域Bを
配置して、ビット線の交差配線111を形成している。
但し、図8の実施の形態では配線81としてワード線W
Lと同じ材料を用いたのに対し、図10では、配線11
1はビット線BL,/BL上に配設されたメタル層を用
いている。従ってこの場合、ツイスト領域B及び折り曲
げ領域Aとして必要なワード線ピッチ方向の幅は、図7
の折り曲げ領域Aの幅と同じ3Fである。即ち、ツイス
ト領域Bのためにメモリセルアレイ領域が無駄になるこ
とはない。
は、ビット線ツイストが1回のみの場合を示したが、複
数回(但し、奇数回)のビット線ツイストを行ってもよ
く、これによっても同様のノイズ低減が可能である。例
えば図16は、図1の実施の形態に対して、ビット線長
の1/4,1/2,3/4の3箇所でビット線ツイスト
を行った実施の形態を示している。5回のビット線ツイ
ストの場合であれば、ビット線長の1/6,1/3,1
/2,2/3,5/6の箇所でツイストになる。ビット
線配列が斜めビット線の場合についても同様に、一般に
奇数回のビット線ツイストとすることが可能である。
をなすビット線同士は交差させず、ビット線対の各ビッ
ト線を隣接するビット線対と交差させることにより、簡
単な交差配線構造でビット線ツイストに要する面積増大
を抑えながら、ビット線間の干渉ノイズ低減を図った半
導体記憶装置を得ることができる。
セルアレイの等価回路図である。
す図である。
す図である。
ある。
セルアレイの等価回路図である。
ある。
セルアレイのレイアウトを示す図である。
ウトを示す図である。
セルアレイのレイアウトを示す図である。
リセルアレイのビット線ツイスト領域のレイアウトを示
す図である。
リセルアレイのレイアウトを示す図である。
ための等価回路図である。
作波形図である。
図である。
ウトを示す図である。
アレイの等価回路である。
リセル、SA…センスアンプ。
Claims (9)
- 【請求項1】 複数本のワード線とこれと交差する折り
返しビット線構造の複数本のビット線とが配設され、こ
れらのビット線とワード線の交差部にメモリセルが配置
されるメモリセルアレイを持つ半導体記憶装置におい
て、 連続する第1乃至第3のビット線対に関して、ビット線
を長手方向に第1の部分と第2の部分に分けたとき、 第2のビット線対の一方は、第1の部分が第1のビット
線対の間に配置され、第2の部分が第1のビット線対と
第3のビット線対の間に配置されるように、第1のビッ
ト線対のうちの第3のビット線対側のビット線と交差さ
せ、 第2のビット線対の他方は、第1の部分が第1のビット
線対と第3のビット線対の間に配置され、第2の部分が
第3のビット線対の間に配置されるように、第3のビッ
ト線対のうちの第1のビット線側のビット線と交差させ
た、ことを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記第1の部分と第2の部分とは、前記
ビット線の長手方向の中間位置で分けられていることを
特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記第2のビット線対は、前記第1及び
第3のビット線対との交差のために、その長手方向の中
間位置で同じ方向に同じ角度で折り曲げられることを特
徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記ビット線対を交差させる交差配線領
域のビット線方向の幅が3F(F:最小加工寸法)であ
ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記ビット線対とワード線とは斜めに交
差して配設され、ビット線対はその長手方向の途中で折
り曲げられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
かに記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 ビット線対が折り曲げられた領域から離
れた位置に、ビット線対を交差させる交差配線が設けら
れることを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。 - 【請求項7】 ビット線対が折り曲げられた領域に、ビ
ット線対を交差させる交差配線が設けられることを特徴
とする請求項5記載の半導体記憶装置。 - 【請求項8】 ビット線対を交差させる交差配線は、前
記ビット線より下層の配線として、前記ワード線と同じ
材料を用いてワード線と同時にパターン形成されること
を特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の半導体
記憶装置。 - 【請求項9】 ビット線対を交差させる交差配線は、前
記ビット線より上層のメタル層によりパターン形成され
ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の
半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
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JP35084099A JP3859919B2 (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 半導体記憶装置 |
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JP3859919B2 JP3859919B2 (ja) | 2006-12-20 |
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JP (1) | JP3859919B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003273245A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-26 | Hitachi Ltd | 半導体記憶装置 |
US6999364B2 (en) | 2002-09-20 | 2006-02-14 | International Business Machines Corporation | DRAM circuit and its operation method |
US7274612B2 (en) | 2003-09-19 | 2007-09-25 | International Business Machines Corporation | DRAM circuit and its operation method |
-
1999
- 1999-12-09 JP JP35084099A patent/JP3859919B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3859919B2 (ja) | 2006-12-20 |
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