JP2001167992A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001167992A
JP2001167992A JP34797999A JP34797999A JP2001167992A JP 2001167992 A JP2001167992 A JP 2001167992A JP 34797999 A JP34797999 A JP 34797999A JP 34797999 A JP34797999 A JP 34797999A JP 2001167992 A JP2001167992 A JP 2001167992A
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chip
wafer
semiconductor
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JP34797999A
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Noboru Endo
昇 遠藤
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェハから半導体チップを切断分離し
た後に、その半導体チップがウェハ内のどの位置で製造
されたかを特定可能とするとともに、その際に必要とさ
れるデータ量を低減する。 【解決手段】 複数のチップ領域2を含む半導体ウェハ
1から切断分離された半導体チップを備える半導体装置
であって、半導体チップは、半導体ウェハ1内における
第1のチップ配列方向Xおよびこれに直交する第2のチ
ップ配列方向Yとから特定される位置認識情報3を有し
ている。位置認識情報3は、半導体装置の製造工程にお
ける複数の工程により形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置に関し、
特に半導体ウェハから切断分離した半導体チップにおい
て、切断分離前の半導体ウェハ上の位置を特定可能な半
導体チップに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造は、半導体ウェハ内の
各チップ領域に配線工程等の各種工程を施して回路機能
を作成した後、ダイシングして複数の半導体チップに切
断分割し、その後、個々のチップを実装することにより
行われる。通常、チップ分割前、チップ分割後、実装後
において特性検査や外観検査などが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、チップ分割
後やチップ実装後において、半導体チップの不良が発見
される場合がある。この場合、半導体ウェハからチップ
を切断分離した後では、不良の発生した半導体チップが
半導体ウェハ上のどの位置にあったかを特定することが
できず、半導体チップの不良発生原因を解析するのが困
難である。
【0004】ここで、半導体装置製造工程において、チ
ップに例えばアルファベットなどの符号を付すことによ
り、チップの切断分離後にウェハ内のどの位置で製造さ
れたかを特定する方法が考えられる。しかしながら、近
年、ICの高集積化によりパターンデータが巨大化して
きており、パターンデータの保管、管理といった面で支
障をきたしているという現状があり、上記位置認識方法
では、この巨大化したデータをウェハ内のチップ数だけ
作成し保管する必要がある。例えばウェハ内のチップ数
は、多ければ1000チップを超える場合もあり、上記
位置認識方法はデータの保管、管理といった面で実現困
難である。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、半導体ウェ
ハから半導体チップを切断分離した後に、その半導体チ
ップがウェハ内のどの位置で製造されたかを特定可能と
するとともに、その際に必要とされるデータ量を低減す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、複数のチップ領域
(2)を含む半導体ウェハ(1)から切断分離された半
導体チップを備える半導体装置であって、半導体チップ
は、半導体ウェハ(1)内における第1のチップ配列方
向(X)およびこれに直交する第2のチップ配列方向
(Y)とから特定される位置認識情報(3)を有してい
ることを特徴とする。
【0007】これにより、半導体ウェハ(1)から半導
体チップを切断分離した後に、その半導体チップがウェ
ハ内のどの位置で製造されたかを容易に特定することが
できる。また、直交する2方向からウェハ内でのチップ
位置を特定することにより、位置認識情報に必要とされ
るデータ量を低減することができる。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、位置認
識情報(3)は、半導体装置の製造工程における複数の
工程により形成されているものであることを特徴として
いる。この複数の工程には、配線工程、薄膜工程、拡散
工程、絶縁膜除去工程等の工程を用いることができる。
【0009】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明を適用した半導体装置の実
施形態を図1に基づいて説明する。図1(a)は半導体
ウェハの平面図であり、図1(b)はウェハ内における
チップ領域の拡大図である。
【0011】半導体ウェハ1には、図1(a)に示すよ
うに、X軸方向(図中横方向)およびこれに直交するY
軸方向(図中縦方向)からなる配列パターンにて複数の
チップ領域2が区画、形成されている。チップ領域2に
は、図1(b)に示すように、配線等が形成されていな
い箇所に、ウェハ1内でのチップ位置を特定するための
位置認識情報(本実施形態では例えば「Eb4+」)3
が付されている。この位置認識情報3はウェハ1内での
チップ位置を、第1のチップ配列方向Xおよびこれに直
交する第2のチップ配列方向Yの2方向から特定するも
のである。
【0012】以下、上記半導体チップを備える半導体装
置の製造方法について説明する。本実施形態では、半導
体ウェハ1として例えば4インチサイズのシリコン基板
を用いる(図1(a))。また、後述の各工程で行うフ
ォトリソグラフィには、シリコン基板に対して等倍の
1:1ガラスマスク(図示せず)を用いる。
【0013】まず、拡散工程(第1工程)で、シリコン
基板表面にイオン注入等によって拡散抵抗を形成する。
この第1工程では、ウェハ1内に形成された各チップ領
域2に、Y軸方向にはウェハ1内の図中下端から2列ご
とに異なる位置認識パターン(例えばA〜F)を付し、
X軸方向には同一の位置認識パターン(例えばA…A、
B…B)を付す。具体的には、第1工程に用いるガラス
マスクの各チップ領域2に対応する位置に、上記パター
ンを形成しておき、拡散抵抗を形成するのと同時に、チ
ップ上の所定位置に拡散工程により位置認識パターンを
形成する。
【0014】次に、絶縁膜除去工程(第2工程)では、
シリコン基板表面にシリコン酸化膜を形成し、フォトリ
ソグラフィにより各チップ領域2の所定部位でシリコン
酸化膜を選択開口し、コンタクトホールを形成する。こ
の第2工程では、ウェハ1内に形成された各チップ領域
2に、Y軸方向にはウェハ1内の図中下端から1列ごと
に交互に異なる位置認識パターン(例えばaとb)を付
し、X軸方向には同一の位置認識パターン(例えばa…
a、b…b)を付す。具体的には、第2工程に用いるガ
ラスマスクの各チップ領域2に対応する位置に、上記パ
ターンを形成しておき、コンタクトホールを形成するの
と同時に、チップ上の所定位置に絶縁膜除去工程により
位置認識パターンを形成する。次に、薄膜工程(第3工
程)では、シリコン基板表面に例えばCrSi薄膜を形
成し、フォトリソグラフィにより薄膜抵抗を形成する。
この第3工程では、ウェハ1内に形成された各チップ領
域2に、X軸方向にはウェハ1内の図中下端から2列ご
とに異なる位置認識パターン(例えば0〜5)を付し、
Y軸方向には同一の位置認識パターン(例えば0…0、
1…1)を付す。具体的には、第3工程に用いるガラス
マスクの各チップ領域2に対応する位置に、上記パター
ンを形成しておき、薄膜抵抗を形成するのと同時に、チ
ップ上の所定位置に薄膜工程により位置認識パターンを
形成する。
【0015】次に、配線工程(第4工程)では、シリコ
ン基板表面に例えばアルミニウム(Al)膜を蒸着し、
フォトリソグラフィによりAl配線を形成する。この第
4工程では、ウェハ1内に形成された各チップ領域2
に、X軸方向にはウェハ1内の図中下端から1列ごとに
交互に異なる位置認識パターン(例えば+と−)を付
し、Y軸方向には同一の位置認識パターン(例えば+…
+、−…−)を付す。具体的には、第4工程に用いるガ
ラスマスクの各チップ領域2に対応する位置に、上記パ
ターンを形成しておき、Al配線を形成するのと同時
に、チップ上の所定位置に配線工程により位置認識パタ
ーンを形成する。
【0016】以上の第1〜第4工程によって、ウェハ内
の各チップ領域2にはウェハ内での位置を特定するため
の位置認識情報3が形成される。例えば図1(a)中の
斜線で示されるチップ領域2には、図1(b)で示すよ
うに「Eb4+」といった位置認識情報3が形成され
る。
【0017】次に、シリコン基板表面に例えばシリコン
窒化膜により保護膜が形成され、さらに、ウェハから各
チップ領域2をダイシングして複数の半導体チップを形
成する。切断分離された後の個々の半導体チップは実装
され、半導体装置が完成する。
【0018】上記の半導体装置の製造工程において、チ
ップ分割前、チップ分割後、実装後の各段階において、
必要に応じて電気特性等の検査が行われる。
【0019】以上、本実施形態によれば、半導体チップ
に形成した位置認識情報3によって、半導体チップをウ
ェハから切断分離した後においても、その半導体チップ
がウェハ内のどの位置にあったかを容易に特定すること
が可能となる。
【0020】これにより、以下のように、半導体チップ
に不良が発生した場合に、不良発生原因を容易に推定で
きるといった効果が得られる。例えば、ガラスマスクの
一部(ある1チップ分)に、傷あるいは汚れ等があるケ
ースを考えてみる。
【0021】ウェハ内のあるチップが組み付け後の検査
で必ず不良になってしまう場合、そのチップのウェハ内
での位置を特定できなければ、不良発生の原因解明に時
間がかかる上に、歩留まり次第では慢性的な不良として
片づけられてしまう場合もある。しかし、そのチップの
ウェハ内での位置が特定できれば、各ウェハにおける特
定位置のチップに不良が発生していることが分かり、上
記不良発生原因を推定することが可能となる。
【0022】また、半導体装置が納入後不良となった場
合、例えばAl配線に傷があり応力によって断線するな
どの耐久的な不具合が納入後に発生した場合には、その
チップのウェハ内での位置が特定できれば、不良発生原
因が早期に推定でき、再発防止が可能となる。このと
き、同一位置のチップは不良が発生する可能性が高いた
め、同一の位置認識パターンが付されたチップのみを不
良発生前に予め回収することも可能である。
【0023】他のケースとして、チップのウェハ内位置
により特性が異なってしまうような場合が考えられる。
例えばウェハにAl配線を蒸着するときに、ウェハの中
心部と周辺部で蒸着されたAl膜の厚さが異なり、これ
によりチップの特性が影響されることがある。この場
合、ウェハ内でのチップ位置が特定されなければ、単に
バラツキが大きいと片づけられてしまうが、ウェハ内で
の位置が特定できれば、ウェハの中心部と周辺部とで特
性が異なる場合には、その原因がAlの蒸着にあると推
定できる。
【0024】また、本実施形態のように複数の工程から
位置認識情報3を形成することにより、各チップ位置を
特定するためのデータ量を小さくすることが可能とな
る。すなわち、図1(a)に示すような101個のチッ
プ領域2が形成されたウェハにおいて、位置認識情報3
を1つの工程で形成するとすれば、ウェハ内での各チッ
プ位置を特定するためには101個のデータが必要とな
る。これに対して本実施形態のように4つの工程から位
置認識情報3を形成した場合には、各チップ位置を特定
するためには、16個のデータ(第1工程で6個、第2
工程で2個、第3工程で6個、第4工程で2個)だけで
よく、データ量を大幅に小さくすることができる。
【0025】本実施形態では、4つの工程において各チ
ップ領域2に位置認識情報3を形成したが、必要に応じ
て位置認識情報を形成する工程を増減できる。この場
合、工程数が多いほど、位置認識情報のデータ数を少な
くすることができ有利である。
【0026】なお、各チップ領域に形成する位置認識情
報の識別の容易さという点で、位置認識情報を形成する
には配線工程を用いることが望ましいが、他の工程でも
位置認識情報の識別は可能である。
【0027】また、上記実施形態では、ウェハ内の各チ
ップ領域に位置認識情報を作成するために1:1ガラス
マスクを用いたが、これに限らず、レチクルを用いても
よい。この場合には、ウェハ内の各チップ領域に異なる
位置認識情報を付与するために、ウェハの露光位置ごと
に異なる位置認識情報のパターンを有するレチクルを複
数個用意することになる。さらに、1個のレチクル内に
複数のチップ領域に対応したパターンを形成することは
可能なため、レチクルによる露光範囲内での各チップ領
域の位置を特定する位置認識情報を形成することができ
る。この場合、ウェハ内では、1個のレチクルで複数の
露光位置ごとに同一パターンの位置認識情報が付される
こととなり、例えばレチクル内における欠陥発見に効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は各チップ領域が区画された半導体ウェ
ハの平面図であり、(b)は半導体チップの拡大平面図
である。
【符号の説明】
1…半導体ウェハ、2…チップ領域、3…位置認識情
報。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチップ領域(2)を含む半導体ウ
    ェハ(1)から切断分離された半導体チップを備える半
    導体装置であって、 前記半導体チップは、前記半導体ウェハ(1)内におけ
    る第1のチップ配列方向(X)およびこれに直交する第
    2のチップ配列方向(Y)とから特定される位置認識情
    報(3)を有していることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記位置認識情報(3)は、前記半導体
    装置の製造工程における複数の工程により形成されてい
    るものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    装置。
JP34797999A 1999-12-07 1999-12-07 半導体装置 Withdrawn JP2001167992A (ja)

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