JP2001167588A - Eepromの読み出し不良検出回路及び読み出し不良検出方法 - Google Patents

Eepromの読み出し不良検出回路及び読み出し不良検出方法

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JP2001167588A JP34697299A JP34697299A JP2001167588A JP 2001167588 A JP2001167588 A JP 2001167588A JP 34697299 A JP34697299 A JP 34697299A JP 34697299 A JP34697299 A JP 34697299A JP 2001167588 A JP2001167588 A JP 2001167588A
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Rumi Matsushita
留美 松下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EEPROMのメモリセルの動作時におい
て、しきい値電圧が読み出し電圧より低下する前に、事
前にマイコンの誤動作を回避することができるEEPR
OMの読み出し不良検出回路及び読み出し不良検出方法
を提供する。 【解決手段】 マイクロコンピュータは、読み出し電圧
V1を生成するリード電圧生成回路1と、電圧V1より
若干電圧が高い不良検出用読み出し電圧V2を生成する
リード電圧生成回路2とを有し、選択回路4によって選
択されたいずれかの電圧によりFLASH EEPRO
M6からデータが読み出され、これらのデータが比較回
路5で比較される。ここでデータが一致しない場合は、
比較回路5において、エラーフラグを生成してこれを割
り込み信号とすることにより、CPU3がエラーを認識
し、不一致となったアドレス及びそのアドレスの正しい
データを読み出し、正しいデータを再書き込みする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気的に消去書き込
み可能な不揮発性半導体記憶装置であるEEPROMの
読み出し不良検出回路及び読み出し不良検出方法に関
し、特に、しきい値電圧の低下によるEEPROMの誤
動作を回避するためのEEPROMの読み出し不良検出
回路及び読み出し不良検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気的消去書き込み可能な不揮
発性半導体記憶装置であるFLASH(フラッシュ)E
EPROM(electrically erasable programmable rea
d onlymemory)は、データを読み出す場合、選択された
メモリセルのしきい値電圧が読み出し電圧V1より下で
あれば“1”を読み出し、読み出し電圧V1より上であ
れば“0”を読み出す。しかしながら、EEPROMセ
ルのしきい値電圧が時間と共に変化することにより、マ
イクロコンピュータが誤動作するという問題がある。
【0003】例えば、フローティングゲートを有するメ
モリトランジスタでは、データの書き込み後、半導体チ
ップが使用者に長時間使用された場合はフローティング
ゲートを挟む絶縁膜に電界が生じることによって、ま
た、半導体チップが高温状態で使用された場合はフロー
ティングゲートに蓄積された電子が励起されることによ
って、フローティングゲートに蓄積された電子がコント
ロールゲート又は素子が形成されているシリコン基板上
に放出され、しきい値電圧が低下する。
【0004】こうして、書き込まれたメモリセルのしき
い値電圧が読み出し電圧V1より低下する場合があり、
このような場合、期待値“0”に対して“1”と誤って
データを読み出してしまい、マイクロコンピュータは誤
動作をする。
【0005】従来、EEPROMを内蔵するマイクロコ
ンピュータにおいて、PROMライターを使用して、し
きい値電圧の変化による読み出し不良のスクリーニング
を図ったマイクロコンピュータがある(特開平7−14
393号公報)。この公報によれば、動作電源電圧が低
い場合は、EEPROM内蔵マイクロコンピュータにお
いて電源電圧の変動及び温度の変動によりEEPROM
セルのしきい値電圧が変化して、マイクロコンピュータ
が誤動作する問題が生じる。ところが、EEPROMセ
ルのしきい値電圧は、コントロールゲートの基準電位に
対する相対的な値であるため、この基準電位を変えるこ
とにより、EEPROMの見かけ上のしきい値電圧を変
えることができる。従って、通常読み出し時には基準電
位V3を、EEPROMライターによる書き込み動作後
のデータ比較時には、電源電圧又は温度によって変動す
るしきい値電圧になるように設定された基準電位V4を
選択できるようにし、書き込み動作後の見かけ上のしき
い値電圧を変える。これにより、書き込み動作後の比較
時に良品と判定されたEEPROMセルは通常読み出し
状態では読み出し不良とならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
EEPROMライターを使用して不良をスクリーニング
する技術は、ライターによる書き込み動作後、不良とな
るEEPROMセルを検出するためのデータ比較処理を
実行する必要があるという問題点がある。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、EEPROMのメモリセルの動作時におい
て、しきい値電圧が読み出し電圧より低下する前に、事
前にマイコンの誤動作を回避することができるEEPR
OMの読み出し不良検出回路及び読み出し不良検出方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るEEPRO
Mの読み出し不良検出回路は、検出測定対象であるEE
PROMの通常の読み出しに使用する電圧を生成する通
常読み出し電圧生成回路と、前記通常読み出し電圧より
高い不良検出用読み出し電圧を生成する不良検出用読み
出し電圧生成回路と、前記EEPROMに印加する電圧
を前記通常読み出し電圧及び前記不良検出用読み出し電
圧から選択する選択回路と、この選択回路の選択タイミ
ングを制御する制御回路と、前記選択回路により選択さ
れた通常読み出し電圧及び不良検出用読み出し電圧によ
り前記EEPROMから夫々読み出された第1データ及
び第2データを比較する比較回路と、を有することを特
徴とする。
【0009】本発明においては、通常読み出し電圧より
電圧が高い不良検出用読み出し電圧を有するため、通常
読み出し電圧及び不良検出用読み出し電圧により読み出
したデータを比較回路にて比較する。この結果、データ
が一致していなければ、通常読み出し電圧により読み出
したデータが正しく、電圧が高い不良検出用読み出し電
圧に読み出したデータが誤りであることが確認でき、こ
れらのデータのアドレスにおいて、しきい値電圧の低下
により、EEPPROMが誤動作する可能性があること
が事前に検出できる。
【0010】また、前記比較回路は第1データ及び第2
データが一致しない場合にエラーフラグを生成するエラ
ーフラグ生成回路を有することができる。
【0011】更に、前記比較回路は、前記第1データ及
びその前記EEPROMにおけるアドレスを夫々格納す
るデータラッチ回路及びアドレスラッチ回路を有するこ
とができる。
【0012】更にまた、少なくとも前記選択回路が前記
通常読み出し電圧を選択する第1のタイミング、前記選
択回路が前記不良検出用読み出し電圧を選択する第2の
タイミング並びに前記比較回路が前記第1及び第2デー
タの比較を行う第3のタイミングにより構成される周期
を繰り返すことができる。
【0013】本発明に係るEEPROMの読み出し不良
検出方法は、検出対象であるEEPROMの通常の読み
出し電圧に使用する通常読み出し電圧及びこの通常読み
出し電圧より高い不良検出用読み出し電圧を前記EEP
ROMに順次印加して夫々第1データ及び第2データを
読み出す工程と、前記第1データ及び第2データを比較
する工程と、前記比較する工程で前記第1データと前記
第2データが一致しない場合にエラーフラグを生成する
工程と、を有することを特徴とする。
【0014】前記エラーフラグを生成する工程の後工程
として、前記第1データ及び前記第2データが読み出さ
れた前記EEPROM内のアドレスに前記第1データを
書き込む工程を有してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発
明の実施例に係るマイクロコンピュータの構成を示すブ
ロック図である。図1に示すように、本実施例のマイク
ロコンピュータにおいては、リード電圧生成回路1が、
通常使用するFLASH EEPROM6の読み出し電
圧(以下、通常読み出し電圧という。)V1を生成して
選択回路4に入力する。また、リード電圧生成回路2
が、通常読み出し(リード)電圧V1より若干電圧が高
い不良検出用読み出し(リード)電圧V2を生成して選
択回路4に入力する。そして、選択回路4はCPU(ce
ntral processing unit:マイクロプロセッサ)3から
のタイミング制御信号により、通常読み出し電圧V1又
は不良検出用読み出し電圧V2を交互に選択し、この選
択回路4によって選択された電圧V1又はV2がFLA
SH EEPROM6に入力される。FLASH EE
PROM6に通常読み出し電圧V1が入力された場合
は、データR1が読み出され、不良検出用読み出し電圧
V2が入力された場合は、データR2が読み出されて夫
々データバスに出力され、また、データR1及びデータ
R2のアドレスのデータがアドレスバスに出力され、こ
れらのデータR1、R2及びそのアドレスは比較回路5
に入力される。そして、比較回路5はデータR1及びデ
ータR2が一致するか否かを比較し、データR1とデー
タR2とが不一致であると判断した場合は、不一致とな
ったデータのアドレス及びそのアドレスの正しいデータ
であるデータR1をデータバスに出力する。
【0016】以下、比較回路5について更に詳しく説明
する。図2は、比較回路5の内部を示すブロック図であ
る。図2に示すように、比較回路5において、アドレス
バスは、アドレスラッチ回路7に接続され、アドレスラ
ッチ回路7はCPU3のタイミングでアドレスのデータ
をラッチする。データバスはデータラッチ回路8及びエ
ラーフラグ生成回路11に接続され、更にデータラッチ
回路8はデータバスにより、エラーフラグ生成回路11
及びデータラッチ回路10に接続されている。データラ
ッチ回路8は、CPU3のタイミングでデータR1をラ
ッチする。また、エラーフラグ生成回路11はデータR
2が入力されると共に、データラッチ回路8からデータ
R1が入力され、データR1とデータR2とを比較し、
両者が不一致であると判断した場合はエラーフラグを生
成する。こうしてエラーフラグ生成回路11で生成され
たエラーフラグはCPU3、アドレスラッチ回路9及び
データラッチ回路10に入力される。アドレスラッチ回
路7は、アドレスバスによりアドレスラッチ回路9に接
続されており、アドレスラッチ回路9に入力されるエラ
ーフラグのタイミングにより、アドレスラッチ回路7か
ら不一致となったアドレスデータがアドレスラッチ回路
9に格納される。また、データラッチ回路10に入力さ
れるエラーフラグのタイミングにより、データラッチ回
路8から不一致となったアドレスのデータR1がデータ
ラッチ回路10に格納される。これらのアドレスラッチ
回路9及びデータラッチ回路10は、夫々アドレスバス
及びデータバスにより夫々出力バッファ12及び出力バ
ッファ13に接続されている。そして、CPU3に入力
されるエラーフラグのタイミングにより、CPU3から
アドレスリード信号及びデータリード信号が夫々出力バ
ッファ12及び出力バッファ13に入力される。出力バ
ッファ12は、CPU3のアドレスリード信号により、
アドレスラッチ回路9に格納された不一致となったアド
レスを入力してこれをデータバスに出力する。また、出
力バッファ13も同様に、CPU3のデータリード信号
により、データラッチ10に格納された不一致となった
アドレスのデータR1を入力してこれをデータバスに出
力する。
【0017】以下、このように構成されたマイクロコン
ピュータが通常読み出し電圧V1及び不良検出用読み出
し電圧V2を有する理由について更に詳しく説明する。
上述したように、EEPROMを内蔵したマイクロコン
ピュータは、しきい値電圧が低下すると誤動作する。図
3は、EEPROMセルにおけるしきい値電圧の経時変
化を示すグラフ図である。図3に示すように、EEPR
OMのしきい値電圧は、書き込み時の書き込みセルしき
い値電圧から時間の経過と共に低下し、時間t2では、
通常の読み出し電圧V1より低下してしまう。従って、
これを通常読み出し電圧V1で読み出すと、経過時間t
2までは、期待値どおり“0”を読み出すが、時間t2
以降は、期待値“0”に対して“1”と誤って読み出し
てしまい、マイクロコンピュータが誤動作する。一方、
経過時間t1では、通常読み出し電圧V1は、しきい値
電圧より大きいため、期待値どおり“0”を読み出すこ
とができる。ここで、通常読み出し電圧V1より若干電
圧が高い不良検出用読み出し電圧V2で読み出した場合
は、時間t1以降で期待値“0”に対して“1”と誤っ
て読み出し、本来、マイクロコンピュータが誤動作し始
める時間t2より早く、データを読み間違えるため、事
前にしきい値電圧の低下を認識することができる。本発
明は不良検出用読み出し電圧V2と通常読み出し用電圧
V1との信号を比較する比較回路5を有し、通常読み出
し電圧V1より若干電圧が高い不良検出用読み出し電圧
V2が事前に誤った信号を読み出すことを利用して、C
PU3自身で読み出しエラーを検出するものである。
【0018】以下、本実施例の動作について説明する。
図4は、マイクロコンピュータの動作のタイミングチャ
ート図である。図1及び図4に示すように、読み出し電
圧生成回路1は通常読み出し電圧V1を生成し、不良検
出用読み出し電圧生成回路2は通常読み出し電圧V1よ
り若干電圧が高い不良検出用読み出し電圧V2を生成す
る。そして、CPU3は、1サイクルがφ1,φ2,φ
3,φ0から構成されるタイミングクロックを有し、こ
のタイミングクロックの切り替え回路である選択回路4
によって、読み出し電圧レベルがφ2及びφ0のタイミ
ングで切り替えられ、CPU3のφ2のタイミングで通
常読み出し電圧V1をFLASH EEPROM6に入
力し、φ0のタイミングで不良検出用読み出し電圧V2
をFLASH EEPROM6に入力する。この選択回
路4で選ばれた通常読み出し電圧V1又は不良検出用読
み出し電圧V2によりFLASH EEPROM6から
データをデータバスに読み出す。従って、データバスに
は1サイクル(N、N+1、N+2…)毎にφ2及びφ
0のタイミングで夫々データR1及びデータR2が読み
出される。また、このときのデータを読み出したアドレ
スも1サイクル毎にアドレスバスに読み出される。通常
読み出し電圧V1で読み出されたデータR1及び不良検
出用読み出し電圧V2で読み出されデータR2は、デー
タR1及びデータR2のアドレスと共に比較回路5に入
力される。
【0019】図2及び図4に示すように、比較回路5に
おいて、読み出されたデータR1及びデータR2のアド
レスは、φ3のタイミングでアドレスラッチ回路7に取
り込まれる。通常読み出し電圧V1で読み出されたデー
タR1は、φ3のタイミングでデータラッチ回路8に取
り込まれた後、エラーフラグ生成回路11に入力され
る。そして不良検出用読み出し電圧V2で読み出された
データR2と共にエラーフラグ生成回路11で比較され
る。比較回路5はデータR1とデータR2とが不一致と
判断した場合にエラーフラグを立てる。これは、上述し
たように、不良検出用読み出し電圧V2によってデータ
を読み出すと、通常読み出し電圧V1より不良検出用読
み出し電圧V2の電圧が高いため、しきい値電圧を上回
り、誤ったデータを読み出すためである。本実施例で
は、図4に示すN+1サイクルで通常読み出し電圧V1
により読み出されたデータR1と不良検出用読み出し電
圧V2より読み出されたデータR2が不一致となる。従
って、エラーフラグ生成回路11がエラーフラグを生成
し、このエラーフラグの立ち上がりで、不一致となった
アドレス、即ちφ3のタイミングでアドレスラッチ回路
7に取り込まれたアドレスはアドレスラッチ回路9に格
納される。一方、このアドレスの正しい値であるデータ
ラッチ回路8に取り込まれたデータR1はデータラッチ
回路10に格納される。更に、エラーフラグを割り込み
信号とすることにより、CPU3がエラーを認識し、ア
ドレスリード信号及びデータリード信号を出力してアド
レスラッチ回路9及びデータラッチ回路10に夫々格納
されている不一致となったアドレス及びそのアドレスの
正しいデータであるデータR1を読み出し、不一致とな
ったアドレスに正しいデータを再書き込みする。
【0020】このように構成された本実施例おいては、
FLASH EEPROM6を内蔵するマイクロコンピ
ュータにおいて、FLASH EEPROM6のデータ
読み出し電圧V1より電圧が高い不良検出用読み出し電
圧V2を生成するリード電圧生成回路2を設け、また、
各電圧で読み出したデータを比較する比較回路5を設け
ることにより、CPU3自身で読み出しエラーを検出す
ることができる。これにより、書き込まれたセルのしき
い値電圧が時間経過と共に低下して、読み出し電圧V1
より低くなる前に、事前にそのアドレスを検出するた
め、誤ったデータを読み出すことによるマイコンの誤動
作を防止することができる。
【0021】また、不一致となったアドレス及び通常読
み出し電圧で読み出された正しいデータは保持されるた
め、不一致となったデータR1及びデータR2を読み出
したFLASH EEPROM6におけるアドレス及び
そのアドレスの正しいデータであるデータR1を読み出
し、正しいデータR1を再書き込みしてしきい値電圧を
上げることができる。
【0022】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、マイクロコンピュータの動作時に通常読み出し電圧
及びこれより電圧が高い不良検出用読み出し電圧で読み
出されたデータを比較して、これらのデータが一致して
いない場合は、不良検出用読み出し電圧で読み出したデ
ータを誤りとし、書き込まれたメモリセルのしきい値電
圧の低下を認識することができる。このため、誤ったデ
ータの読み出しによって起こるマイコンの誤動作を回避
することができる。また、不一致となったデータ及びそ
のアドレスを保持すれば、不良を検出した場合、不一致
となったアドレス及びそのアドレスの正しいデータを読
み出し、正しいデータを再書き込みしてしきい値電圧を
上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るマイクロコンピュータを
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係るマイクロコンピュータの
比較回路を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例に係るEEPROMにおけるし
きい値電圧の経時変化を示すグラフ図である。
【図4】本発明の実施例に係るマイクロコンピュータの
タイミングクロックを示す図である。
【符号の説明】
1;通常読み出し電圧生成回路 2;不良検出用読み出し電圧生成回路 3;CPU 4;選択回路 5;比較回路 6;FLASH EEPROM 7、9;アドレスラッチ回路 8、10;データラッチ回路 11;エラーフラグ生成回路 12、13;出力バッファ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出対象であるEEPROMの通常の読
    み出しに使用する電圧を生成する通常読み出し電圧生成
    回路と、前記通常読み出し電圧より高い不良検出用読み
    出し電圧を生成する不良検出用読み出し電圧生成回路
    と、前記EEPROMに印加する電圧を前記通常読み出
    し電圧及び前記不良検出用読み出し電圧から選択する選
    択回路と、この選択回路の選択タイミングを制御する制
    御回路と、前記選択回路により選択された通常読み出し
    電圧及び不良検出用読み出し電圧により前記EEPRO
    Mから夫々読み出された第1データ及び第2データを比
    較する比較回路と、を有することを特徴とするEEPR
    OMの読み出し不良検出回路。
  2. 【請求項2】 前記比較回路は第1データ及び第2デー
    タが一致しない場合にエラーフラグを生成するエラーフ
    ラグ生成回路を有することを特徴とする請求項1に記載
    のEEPROMの読み出し不良検出回路。
  3. 【請求項3】 前記比較回路は、前記第1データ及びそ
    の前記EEPROMにおけるアドレスを夫々格納するデ
    ータラッチ回路及びアドレスラッチ回路を有することを
    特徴とする請求項1又は2に記載のEEPROMの読み
    出し不良検出回路。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記選択回路が前記通常読み
    出し電圧を選択する第1のタイミング、前記選択回路が
    前記不良検出用読み出し電圧を選択する第2のタイミン
    グ並びに前記比較回路が前記第1及び第2データの比較
    を行う第3のタイミングにより構成される周期を繰り返
    すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載のEEPROMの読み出し不良検出回路。
  5. 【請求項5】 検出対象であるEEPROMの通常の読
    み出し電圧に使用する通常読み出し電圧及びこの通常読
    み出し電圧より高い不良検出用読み出し電圧を前記EE
    PROMに順次印加して夫々第1データ及び第2データ
    を読み出す工程と、前記第1データ及び第2データを比
    較する工程と、前記比較する工程で前記第1データと前
    記第2データが一致しない場合にエラーフラグを生成す
    る工程と、を有することを特徴とするEEPROMの読
    み出し不良検出方法。
  6. 【請求項6】 前記エラーフラグを生成する工程の後工
    程として、前記第1データ及び前記第2データが読み出
    された前記EEPROM内のアドレスに前記第1データ
    を書き込む工程を有することを特徴とする請求項5に記
    載のEEPROMの読み出し不良検出方法。
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