JP2001167075A - 機能分散及び負荷分散処理マルチプロセッサシステム - Google Patents

機能分散及び負荷分散処理マルチプロセッサシステム

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JP2001167075A
JP2001167075A JP35110299A JP35110299A JP2001167075A JP 2001167075 A JP2001167075 A JP 2001167075A JP 35110299 A JP35110299 A JP 35110299A JP 35110299 A JP35110299 A JP 35110299A JP 2001167075 A JP2001167075 A JP 2001167075A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能分散及び負荷分散処理を行うマルチプロ
セッサシステムに関し、信号の種別によって分散処理を
切分け、また、予備プロセッサへの安定した切替えが可
能なマルチプロセッサシステムを提供する。 【解決手段】 主制御部11内のバス制御部12は、状
態監視バス114を用いて、各プロセッサモジュール1
3_0〜nの状態収集、プロセッサ輻輳情報収集、プロ
セッサ障害時の予備プロセッサモジュールヘの切替え制
御を行い、また周辺機能部19内の各入出力(I/O)
部110_0〜nは機能分散部112_0〜nを有し、
信号種別毎に機能分散信号と負荷分散信号とに異なる識
別情報を付加してI/Oバス116上送出し、主制御部
11は付加された識別情報を基に、特定機能のプロセッ
サ又は負荷率の低いプロセッサがI/Oバス116上の
信号を受信して処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能分散及び負荷
分散処理を行うマルチプロセッサシステムに関し、特
に、I/Oバスを介して入力される信号に対して、機能
分散処理と負荷分散処理とを併行して行うマルチプロセ
ッサシステムに関する。
【0002】近年、CDMA(Code Division Multiple
Access )通信システムの開発が急速にすすみ、狭帯域
CDMA通信システムの商用サービス等も実施されてい
る。また、音声のみならず、画像などの大きなデータを
やりとりするために、より帯域の広いW−CDMA(Wi
de band −CDMA)システムの開発が急がれている。
【0003】本発明は、CDMA通信システム等におけ
るプロセッサシステムのように、膨大なデータを効率良
く高速且つ安定に処理しなければならないシステムに好
適に適用されるマルチプロセッサシステムに関する。
【0004】図10にW−CDMA通信システムの基本
構成を示す。移動機100は複数の基地局101_1〜
101_3に対してデータを送信する。各基地局はこの
データを受信したのち、ATM(Asynchronous transfe
r Mode)セルに変換し、有線で無線ネットワーク制御装
置102に送信する。
【0005】無線ネットワーク制御装置102は、マル
チメディアプロセシング装置103と協働してこれらの
データの処理を行った後、再びATMセルに変換し、有
線で交換機104に送信する。この無線ネットワーク制
御装置102とマルチメディアプロセシング装置103
には、プロトコル終端装置及び該装置を制御する制御装
置が内蔵されている。
【0006】このような処理システムにおいて、特に膨
大なデータを扱う場合、無線ネットワーク制御装置10
2やマルチメディアプロセシング装置103のプロトコ
ル終端装置及びその制御装置等に大容量の処理能力が要
求される。従って、これらの装置はマルチプロセッサ構
成を採ることにより、処理の高速化や効率化を図ること
が必要となる。
【0007】
【従来の技術】信号を分散処理する従来のマルチプロセ
ッサシステムとして、各プロセッサの負荷率に基づいて
信号分散を行う負荷分散処理システム(例えば、特願平
11−141306号「マルチCPUシステム及びその
データ通信制御方法」等参照)や、機能の異なるプロセ
ッサを複数具備し、各プロセッサの機能に対応させて信
号を分散する機能分散処理システムが存在する。
【0008】負荷分散処理システムは、プロセッサの処
理量が輻輳等によって不均衡になると、周辺機能部から
の信号の処理順序が逆転するといった問題が生じる。一
方、機能分散処理システムは、特定のプロセッサに信号
が集中すると、そのプロセッサでは処理しきれなくなる
ため、プロセッサカードを増設したり、プロセッサ間通
信により別のプロセッサに処理を移行させたりする処置
が必要となり、処理のオーバーロードに対する処置が必
要になるという問題が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】大量の信号を効率的に
処理するためには、マルチプロセッサ構成により負荷分
散処理や機能分散処理を行うことが望ましいが、上述し
たように何れの分散処理を行うにせよ、輻輳時等におけ
る信号処理順序の逆転又は処理のオーバーロード等とい
った問題が発生する。
【0010】本発明は、プロセッサの機能毎に処理を行
う機能分散信号(信号処理順序の保証が必要な信号)
と、複数の何れかのプロセッサで処理を行う負荷分散信
号(信号処理順序の保証が不要な信号)とを区別し、信
号の種別によって機能分散処理と負荷分散処理とを切り
分けながら併行して処理するマルチプロセッサシステム
を提供することを目的とする。
【0011】また、プロセッサ障害が発生した場合やプ
ロセッサモジュールを閉塞した場合、また活線挿抜を行
った際に、信号が欠落することなく予備プロセッサへ処
理を切替え、且つ入出力(I/O)部がプロセッサの切
替えに何ら対処することなく安定した切替えが可能なマ
ルチプロセッサシステムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の機能分散及び負
荷分散処理マルチプロセッサシステムは、複数のプロセ
ッサモジュールとグローバルメモリとバス制御部とから
なる主制御部と、信号送受を行う複数の入出力(I/
O)部を含む周辺機能部とから構成され、該主制御部内
のバス制御部は、状態監視バスを用いて、各プロセッサ
モジュールの状態収集、プロセッサ輻輳情報収集、プロ
セッサ障害時(閉塞時及び活線挿抜時を含む)の予備プ
ロセッサモジュールヘの切替え制御を行い、また該周辺
機能部内の各入出力(I/O)部は機能分散部を有し、
信号種別毎に主制御部に対して機能分散信号と負荷分散
信号とに分散して信号を送出するものである。
【0013】即ち、(1)複数のプロセッサモジュール
を含む主制御部と、該複数のプロセッサモジュールに入
出力バスで接続された入出力部を含む周辺機能部とを備
えたマルチプロセッサシステムにおいて、前記周辺機能
部内の入出力部は、前記主制御部内の特定機能のプロセ
ッサモジュールに向けて送出する機能分散信号と、前記
主制御部内のプロセッサモジュールを特定せずに送出す
る負荷分散信号とを区別し、該区別した信号にその識別
情報を付加して前記入出力バス上に送信する機能識別情
報付加手段を備え、前記主制御部は、該主制御部内の各
プロセッサモジュールの負荷率に基いて一つのプロセッ
サモジュールを特定し、該プロセッサモジュールのモジ
ュール識別情報を各プロセッサモジュールに送出する手
段を備え、前記主制御部内の各プロセッサモジュール
は、周辺機能部内の入出力部から入出力バス上に送出さ
れた信号に対して、前記機能識別情報に基づいて受信す
べき信号を識別する機能識別手段と、前記モジュール識
別情報に基づいて受信すべき信号を識別するモジュール
識別手段とを備えたものである。
【0014】また、(2)前記主制御部は、障害が発生
したプロセッサモジュールの機能識別手段に格納された
機能識別情報を、予備プロセッサモジュールの機能識別
手段に格納し、かつ、該障害発生プロセッサモジュール
の負荷率を予備プロセッサモジュールの負荷率に設定し
て予備プロセッサモジュールの予備状態を解除するとと
もに、障害発生プロセッサモジュールを予備状態に設定
するプロセッサモジュール切替え制御手段を備えたもの
である。
【0015】また、(3)前記プロセッサモジュール切
替え制御手段は、障害が発生したプロセッサモジュール
の機能識別手段に格納された機能識別情報を、予備プロ
セッサモジュールの機能識別手段に格納した後、予備プ
ロセッサモジュールの予備状態を解除するまでの間、障
害発生プロセッサモジュールのモジュール識別情報を予
備プロセッサモジュールのモジュール識別手段に格納
し、その間、障害発生プロセッサモジュールで受信すべ
き信号を予備プロセッサモジュールで受信する構成を有
するものである。
【0016】また、(4)前記プロセッサモジュール切
替え制御手段は、主制御部内のプロセッサモジュールの
閉塞時又活線挿抜時に、該プロセッサモジュールを前記
障害発生プロセッサモジュールとして予備プロセッサモ
ジュールと切替える制御を行うものである。
【0017】また、(5)前記主制御部は、各プロセッ
サモジュールの状態を監視する状態監視手段及び前記プ
ロセッサモジュール切替え制御手段を具備したバス制御
手段を備え、該状態監視手段によってプロセッサモジュ
ールの障害を検出したときに、前記プロセッサモジュー
ル切替え制御手段によって障害プロセッサモジュールと
予備プロセッサモジュールとを切替える制御を行うもの
である。
【0018】また、(6)前記主制御部内の各プロセッ
サモジュールは、自プロセッサモジュールの状態を監視
する状態監視手段と、プロセッサモジュール間通信手段
と、前記プロセッサモジュール切替え制御手段とを備
え、自プロセッサモジュールの障害発生検出時に、該障
害発生プロセッサモジュールはプロセッサモジュール間
通信手段により予備プロセッサモジュール内のプロセッ
サモジュール切替え制御手段に障害情報を送信し、予備
プロセッサモジュール内の前記切替え制御手段は、障害
プロセッサモジュールと予備プロセッサモジュールとを
切替える制御を行うものである。
【0019】また、(7)前記バス制御部は、主制御部
内の各プロセッサモジュールの負荷率を格納した分散テ
ーブルを備え、該分散テーブルには、プロセッサモジュ
ールのモジュール識別情報と、該プロセッサモジュール
の機能識別情報と、該プロセッサモジュールの負荷率と
を、対応付けて格納したものである。
【0020】また、(8)前記周辺機能部内の入出力部
は機能分散テーブルを備え、該機能分散テーブルは、前
記入出力バスに送信する信号種に応じた送信先プロセッ
サモジュールの機能識別情報を格納し、前記機能識別情
報付加手段は、該機能分散テーブルを基に機能識別情報
を送信信号に付加して送出する構成を有するものであ
る。
【0021】また、(9)前記周辺機能部内の入出力部
は機能分散テーブルを備え、該機能分散テーブルは、前
記入出力バスに送信する信号種に応じた信号識別情報を
格納し、前記機能識別情報付加手段は、該機能分散テー
ブルを基に信号識別情報を機能識別情報として送信信号
に付加して送出する手段を備え、前記各プロセッサモジ
ュールは、周辺機能部内の入出力部から入出力バス上に
送出された信号に対して、受信すべき信号の信号識別情
報を自プロセッサモジュールの論理識別情報に変換して
受信すべき信号を識別する機能識別手段を備えたもので
ある。
【0022】また、(10)前記各プロセッサモジュー
ルのモジュール識別情報として、物理的なモジュール識
別情報を用いたものである。また、(11)前記各プロ
セッサモジュールのモジュール識別情報として、論理識
別情報を用いたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態の
システム構成を示す図である。同図に示すように、本発
明によるマルチプロセッサシステムは、複数のプロセッ
サモジュールを含む主制御部11と、入出力(I/O)
部を含む周辺機能部19と、それらの間を接続するI/
Oバス116とにより構成される。
【0024】主制御部11は、バス制御部12、プロセ
ッサモジュール13_0〜13_n、グローバルメモリ
18を備え、バス制御部12とプロセッサモジュール1
3_0〜13_nとは状態監視バス114により接続さ
れ、プロセッサモジュール13_0〜13_nとグロー
バルメモリ18とはグローバルバス115により接続さ
れる。
【0025】バス制御部12は、切替え制御部12_1
と分散テーブル12_2とを備え、切替え制御部12_
1は、或るプロセッサモジュールに障害が発生すると、
該障害プロセッサモジュールを予備プロセッサモジュー
ルに切替える制御を行い、分散テーブル12_2は、機
能分散処理又は負荷分散処理を最適に行うための識別情
報及び状態情報を格納する。
【0026】図2に切替え制御部12_1の構成例を示
す。切替え制御部12_1は、分散テーブル変更制御部
20、レジスタ(REG)変更制御部21、予備モジュ
ールID格納レジスタ22、障害モジュール機能ID格
納レジスタ23、障害モジュールID格納レジスタ2
4、アラーム(ALM)情報格納レジスタ25を備え
る。
【0027】上記の各レジスタ23〜25には、障害が
発生したプロセッサモジュールから状態監視バスを介し
て障害発生に伴う情報が書き込まれる。即ち、障害プロ
セッサモジュールから送信される障害発生を示すアラー
ム(ALM)信号を、アラーム(ALM)情報格納レジ
スタ25に格納し、同じく障害プロセッサモジュールか
ら送信されるモジュール識別情報を、障害モジュールI
D格納レジスタ24に格納し、該プロセッサモジュール
の機能識別情報を障害モジュール機能ID格納レジスタ
23に格納する。また、予備モジュールID格納レジス
タ22には予備状態にあるプロセッサモジュールのモジ
ュール識別情報を格納する。
【0028】レジスタ(REG)変更制御部21は、レ
ジスタ22〜25に書込まれた情報を読出し、予備プロ
セッサモジュール内のレジスタに切替えを通知する。ま
た、分散テーブル変更制御部20は、障害モジュール機
能ID格納レジスタ23及び障害モジュールID格納レ
ジスタ24内の情報を読み出し、分散テーブルを更新す
る。
【0029】図3に分散テーブルの構成例を示す。分散
テーブルは、プロセッサモジュールのモジュールID、
機能ID及び負荷率の対応関係を格納する。ここで、モ
ジュールIDは実装位置やディップスイッチの設定情報
等の物理的な識別情報(物理ID)であり、機能IDは
機能種別に応じた識別情報(論理ID)である。
【0030】各プロセッサモジュールの負荷率は、バス
制御部12が状態監視バスを介して、各プロセッサモジ
ュール毎にタスク走行時間等を計測することにより収集
する(特願平11−141306号「マルチCPUシス
テム及びデータ通信制御方法」参照)。また、分散テー
ブル上で、予備状態のプロセッサモジュールの機能ID
及び負荷率は、それぞれ“予備(No Func)”、
“受付拒否”にロックされる。
【0031】各プロセッサモジュールは、図1に示すよ
うに、中央処理ユニット(CPU)14_0〜14_n
と、自モジュールIDを格納した第1及び第2のモジュ
ールID格納レジスタ(REG1,REG2)15_0
〜15_n,16_0〜16_nと、自モジュールの機
能IDを格納した機能ID格納レジスタ(FREG)1
7_0〜17_nとを備える。
【0032】また、周辺機能部19は、図1に示すよう
に、複数の入出力(I/O)部110_0〜110_n
を備え、各入出力(I/O)部110_0〜110_n
は、中央処理ユニット(CPU)111_0〜111_
nと、機能分散部112_0〜112_nとを備える。
【0033】本発明のマルチプロセッサシステムが、W
−CDMAの無線ネットワーク制御装置内で用いられる
場合、各入出力(I/O)部110_0〜110_n
は、図10に示すように、移動機100、基地局101
_1〜101_3、マルチメディアプロセシング装置1
03、交換機104などの様々な機能ブロックとの間で
信号の送受を行う。
【0034】このとき、各入出力(I/O)部110_
0〜110_nは、各機能ブロックとの間にはそれぞれ
固有のチャネルが設定され、該チャネル毎に機能分散用
或いは負荷分散用の信号送受を行う。
【0035】例えば、移動機100との間の制御情報
(一部)や、無線ネットワーク制御装置102内の制御
情報(監視情報等)は機能分散信号であり、一方、基地
局101_1〜101_3やマルチメディアプロセシン
グ装置103、交換機104等との間の制御情報は負荷
分散信号といったように、各チャネルと機能分散・負荷
分散信号との対応関係がある。即ち、入出力(I/O)
部内のCPU111_0〜111_nは、これらのチャ
ネルの種別を識別することによって機能分散と負荷分散
とを判別する。
【0036】I/O部内のCPU111_0〜111_
nは、外部からの信号をその信号種に応じて、機能分散
信号と負荷分散信号とに振分ける機能を有する。機能分
散信号は機能分散部112_0〜112_nを介してI
/Oバス116に送出され、負荷分散信号は直接I/O
バス116上に送出される。
【0037】図4に入出力(I/O)部における機能分
散部の構成例を示す。該機能分散部は、送信先機能ID
付加部40と機能分散テーブル41とを備え、機能分散
テーブル41は、信号種とその機能IDとの対応関係を
格納する。送信先機能ID付加部40は、I/O部内の
CPU111_0〜111_nからの機能分散信号の種
類を識別し、機能分散テーブル41を基に該信号種に対
応する機能IDを該信号に付加した後、I/Oバス11
6上に送出する。
【0038】図5は本発明の分散処理のフローを示す図
である。まず、ステップS5_1において、入出力(I
/O)部内のCPU111_0〜111_nは、信号を
機能分散信号と負荷分散信号とに振り分ける。その後、
機能分散信号はステップS5_2において機能分散部に
送信され、機能分散部は信号種に応じた送信先機能ID
を該信号データに付与(S5_3)した後、I/Oバス
上に送出する(S5_4)。
【0039】主制御部内のプロセッサモジュールは、I
/Oバス上に送出された信号データ内の機能IDを、自
プロセッサモジュール内の機能ID格納レジスタ(FR
EG)に格納された機能IDと比較し、両者が一致すれ
ば信号データを受信し(S5_5)、処理を行う(S5
_6)。
【0040】一方、負荷分散信号はステップS5_7に
おいて直接I/Oバス上に送出された後、主制御部のバ
ス制御部内の分散テーブルに格納されている各プロセッ
サモジュールの負荷率に従って、負荷の軽いプロセッサ
モジュールによって受信・処理される(S5_8,
9)。
【0041】負荷分散信号を負荷の軽いプロセッサモジ
ュールで取込む手段は、バス制御部12が分散テーブル
12_2内の負荷率を参照し、負荷率の軽いプロセッサ
モジュールの一つを選択してそのモジュールIDをI/
Oバス116上に送出し、各プロセッサモジュール13
_0〜13_nは、そのモジュールID格納レジスタ
(REG1又はREG2)に格納された自己のモジュー
ルIDと、I/Oバス116上に送出されたモジュール
IDとが一致した場合にのみ、I/Oバス上の負荷分散
信号を取込む構成とすることができる。
【0042】また、他の手法として、バス制御部12が
分散テーブル12_2内の負荷率を参照し、負荷率の軽
いプロセッサモジュールの一つを選択し、そのプロセッ
サモジュールにI/Oバス116又は状態監視バス11
4を介してI/Oバス上の負荷分散信号の取込みを指示
する構成とすることができる。
【0043】さらに、他の手法として、バス制御部12
が入出力(I/O)部内のCPU111_0〜111_
nから負荷分散信号を受信すると、分散テーブル12_
2内の負荷率を参照し、負荷率の軽いプロセッサモジュ
ールの一つを選択してそのモジュールIDを、該負荷分
散信号の送信元の入出力(I/O)部に送信し、該負荷
分散信号の送信元の入出力(I/O)部は、該負荷分散
信号に該送信先モジュールIDを付加して送出し直すこ
ととし、各プロセッサモジュール13_0〜13_n
は、自己のモジュールIDが付加された負荷分散信号を
取込むように構成することができる(特願平11−14
1306号「マルチCPUシステム及びそのデータ通信
制御方法」等参照) 。
【0044】図6はプロセッサモジュールに障害が発生
した場合の切替え処理のフローを示す。プロセッサモジ
ュールを閉塞状態にした場合、又はプロセッサモジュー
ルの活線挿抜を行った場合等も障害が発生した場合と同
様に予備プロセッサモジュールと切替えることができ
る。
【0045】主制御部内のプロセッサモジュール13_
0〜13_nに障害が発生すると(S6_1)、該プロ
セッサモジュールは、アラーム(ALM)信号、自己の
モジュールID及びモジュール機能ID情報を、状態監
視バス114を介して切替え制御部12_1内のアラー
ム(ALM)情報格納レジスタ25、障害モジュールI
D格納レジスタ24、障害モジュール機能ID格納レジ
スタ23に書込む( S6_2) 。
【0046】レジスタ(REG)変更制御部21は、ス
テップS6_2で書込まれた各情報と予備モジュールI
D格納レジスタ22に予め格納されていた情報とを読出
す(S6_3)と同時に、障害モジュールID格納レジ
スタ24に書込まれた障害モジュールIDを予備モジュ
ールID格納レジスタ22に書込む(S6_4)。
【0047】その後、レジスタ(REG)変更制御部2
1は、予備プロセッサモジュール内の機能ID格納レジ
スタ(FREG)に状態監視バスを介して障害プロセッ
サモジュールの機能IDを書き込んだ後(S6_5)、
予備プロセッサモジュール内の第2のモジュールID格
納レジスタ(REG2)のみに、障害プロセッサモジュ
ールのモジュールIDを書き込む(S6_6)。
【0048】ステップS6_5で予備プロセッサモジュ
ールの機能ID格納レジスタ(FREG)を書替えたこ
とにより、入出力(I/O)部110_0〜110_n
からの機能分散信号の送出先が切り替わるが、この際、
入出力(I/O)部110_0〜110_nはプロセッ
サモジュールが切替わったことに対して何ら対処する必
要がない。
【0049】また、ステップS6_6で第2のモジュー
ルID格納レジスタ(REG2)に障害モジュールID
を書込むのは、障害モジュールが本来処理すべき負荷分
散信号を過渡的に予備モジュールで処理し、障害による
信号欠落を防止するためである。
【0050】これは、予備モジュールとの切替えには、
予備モジュールの機能ID格納レジスタ(FREG)の
書替え処理と分散テーブルの書替え処理とが必要であ
り、その間のタイムラグによって信号処理の欠落が発生
するのを防止するため、予備モジュールの機能ID格納
レジスタ(FREG)の書替え処理後、分散テーブルの
書替え処理前の過度状態時に、元来の自己モジュールI
Dを格納する第1のモジュールID格納レジスタ(RE
G1)のほかに、障害モジュールのモジュールIDを格
納する第2のモジュールID格納レジスタ(REG2)
を具備し、そのいずれのモジュールID格納レジスタ
(REG1,REG2)に格納されたモジュールIDを
送信先とする負荷分散信号を取込んで処理することによ
り、信号処理の欠落を防止する。
【0051】その後、切替え制御部内の分散テーブル変
更制御部20は、ステップS6_2で障害モジュールI
D格納レジスタ24と障害モジュール機能ID格納レジ
スタ23とに書込まれた障害モジュールのモジュールI
Dとその機能IDとを読み出し、該情報を基に分散テー
ブルを更新する( S6_7) 。
【0052】分散テーブルが更新された後は、障害モジ
ュールが新たに予備モジュールとして設定されるため、
負荷分散信号の送信先が障害モジュールとなることはな
いので、障害プロセッサに置換わった予備プロセッサモ
ジュール内の第2のモジュールID格納レジスタ(RE
G2の)は、レジスタ(REG)変更制御部21によっ
て、ステップS6_6で書込まれた障害モジュールのモ
ジュールIDから再び自己のモジュールID(予備プロ
セッサモジュールの元来のモジュールID)又は無効な
モジュールIDに書替えられる(S6_8)。
【0053】以上のように、入出力(I/O)部110
_0〜110_nからの信号種別によって、送信先プロ
セッサモジュールを振分けるために、予備プロセッサモ
ジュールの機能ID格納レジスタ(FREG)の内容変
更、バス制御部内の分散テーブルの変更、及び予備プロ
セッサモジュールの第2のモジュールID格納レジスタ
(REG2)の過度的な内容変更によって、プロセッサ
モジュールの切替えが完了する。
【0054】図7は本発明の第2の実施形態のシステム
構成を示す図である。この第2の実施形態は、プロセッ
サモジュール間通信を行って切替え制御を行うシステム
構成例である。この実施形態は、図1に示したシステム
構成と同様に、複数のプロセッサモジュールを含む主制
御部71と、入出力(I/O)部を含む周辺機能都71
0と、それらの間を接続するI/Oバス717とにより
構成される。
【0055】主制御部71は、バス制御部72、プロセ
ッサモジュール73_0〜73_n、グローバルメモリ
79を備え、それらはそれぞれ図1に示した構成と同様
に、状態監視バス714及びグローバルバス715によ
り接続される。
【0056】さらに、各プロセッサモジュール73_0
〜73_nは、モジュール間通信バスに716により互
いに接続される。バス制御部72は、分散処理を最適に
行うための識別情報及び状態情報を格納する分散テーブ
ル72_1を備える。
【0057】プロセッサモジュール73_0〜73_n
は、中央処理ユニット(CPU)74_0〜74_n
と、切替え制御部78_0〜78_nと、自モジュール
IDを格納した第1及び第2のモジュールID格納レジ
スタ(REG1,REG2)75_0〜75_n, 76
_0〜76_nと、自モジュールの機能IDを格納した
機能ID格納レジスタ(FREG)77_10〜77_
nを備える。
【0058】また、周辺機能部710は、複数の入出力
(I/O)部711_0〜711_nを備え、さらに、
入出力(I/O)部711_0〜711_nは、中央処
理ユニット(CPU)712_0〜712_n、機能分
散部713_0〜713- nを備える。
【0059】図7に示した第2の実施形態は、図1に示
した第1の実施形態におけるバス制御部12内に具備し
た切替え制御部12_1を、各プロセッサモジュール7
3_0〜73_n内に具備したものである。
【0060】図8に第2の実施形態のシステム構成にお
けるプロセッサモジュール切替え処理のフローを示す。
主制御部71内のプロセッサモジュール73_0〜73
nのいずれかに障害が発生すると(S8_1)、障害モ
ジュール内の切替え制御部(例えば、78_0)は状態
監視バス714を用いてバス制御部72内の分散テーブ
ル72_1にアクセスし(S8_2)、分散テーブル7
2_1の障害モジュールに対応する機能IDを“予備
(NoFunc)”に、負荷率を“受付拒否”にロック
する( S8_3) 。
【0061】次に、障害モジュール内の切替え制御部
(例えば、78_0)は、モジュール間通信バス上に、
障害モジュールのIDと機能IDを送出する(S8_
4)。該モジュールIDと機能IDは、予備モジュール
内の切替え制御部(例えば、78_n)のみによって受
信され、該切替え制御部(例えば、78_n)は、自モ
ジュール内の第2のモジュールID格納レジスタ(RE
G2)に障害モジュールIDを、機能ID格納レジスタ
(FREG)に障害モジュール機能IDを書込む(S8
_5) 。これにより、以降、入出力(I/O)部711
_0〜711_nが送信する障害モジュールを送信先と
する信号は、予備モジュールで受信される。
【0062】その後、予備モジュール内の切替え制御部
(例えば、78_n)は、状態監視バス714経由でバ
ス制御部72内の分散テーブル72_1にアクセスし、
予備モジュールのIDに対応する負荷率の“受付拒否”
を解除して、以後、予備モジュールの負荷率を読み込み
可能な状態にする(S8_6)とともに、ステップS8
_5で予備モジュールの機能ID格納レジスタ(FRE
G)に書込まれた機能ID(障害モジュールの機能I
D)を予備モジュールIDに対応する機能ID領域に書
込む(S8_7)。
【0063】なお、上記の分散テーブル72_1の書替
え処理を、モジュールIDの欄に格納された障害モジュ
ールのモジュールIDと予備モジュールのモジュールI
Dとを互いに入替える処理により行ってもよい。
【0064】分散テーブル72_1の書替え終了後、予
備モジュール内の切替え制御部(例えば、78_n)
は、自モジュール内の第1のモジュールID格納レジス
タ(REG1)の情報(元来の予備モジュール自体のI
D) 又は無効モジュールIDを、第2のモジュールID
格納レジスタ(REG2)(障害モジュールのモジュー
ルIDが書き込まれている)に上書きする(S8_
8)。以上のフローにより、障害モジュールから予備モ
ジュールヘの切替えが完了する。
【0065】前述の実施形態において、入出力(I/
O)部から送信される機能分散信号を信号種別に応じて
付加された機能IDによって識別し、また、負荷分散信
号をバス制御部によって指定されるモジュールIDによ
って識別する構成を示したが、本発明はこれに限らず、
例えば、入出力(I/O)部から信号種別を表す信号識
別ID又は送信先モジュールの物理IDを付加して送出
し、各プロセッサモジュールはそれらのID情報を基に
自モジュールで取込む信号を識別するように構成するこ
ともできる。また、負荷分散信号の送信先を指定するモ
ジュールIDとして、物理的な識別ID(物理ID)以
外に論理IDを用いることとしてもよい。
【0066】図9は、信号種及びプロセッサモジュール
の識別IDのマッピングテーブルの例を示す。図の
(A)は各入出力(I/O)部内の信号分散テーブルの
例を示し、図の(B)は各プロセッサモジュール内の信
号IDマッピングテーブルの例を示し、図の(C)はバ
ス制御部内の分散テーブルの例を示している。
【0067】入出力(I/O)部は、図9(A)に示す
信号分散テーブルにより、信号種に応じた信号識別ID
を付加して信号をI/Oバス上に送出したとすると、各
プロセッサモジュールは、受信した信号識別IDを図9
(B)に示す信号IDマッピングテーブルを用いてプロ
セッサモジュールの論理IDに変換し、自モジュールの
モジュール論理IDと一致した場合に、該信号を取込む
ことにより、前述の機能分散信号の取込みと同様に信号
を取込むことができる。
【0068】また、バス制御部は、図9(C)に示すよ
うに、分散テーブルに物理的なモジュール識別情報(物
理ID)とそれに対応する論理識別情報(論理ID)と
その負荷率とを格納し、負荷率の小さいプロセッサモジ
ュールを選択し、該選択したプロセッサモジュールの論
理識別情報(論理ID)を送信先に指定することによ
り、前述の負荷分散信号の取込みと同様に負荷率の小さ
いモジュールに負荷分散信号を取込ませることができ
る。
【0069】また、各プロセッサモジュールへの信号
は、入出力(I/O)部の機能分散部内の機能分散テー
ブルにより送信先のモジュールID( 物理ID) を付与
してI/Oバス上に送出し、各プロセッサモジュール
は、入出力(I/O)部からの信号内の送信先物理ID
を読取って、マッピングテーブルにより論理IDに変換
し、自モジュールの論理IDと一致すれば信号を取込む
ように構成することもできる。
【0070】更に、機能分散信号の送信先をバス制御部
で認識し、バス制御部が送信先プロセッサモジュールの
物理ID又は論理IDを特定し、送信先プロセッサモジ
ュールに信号を取込むように指定する構成など、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であること
は言うまでもない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入出力(I/O)部において、主制御部に送出する信号
を、機能分散信号と負荷分散信号とに区別し、その識別
情報を信号に付加して送出し、主制御部は、付加された
識別情報を基に受信信号に対して機能分散処理又は負荷
分散処理を行うことにより、信号の種別によって機能分
散処理と負荷分散処理とを切り分けながら併行して行う
ことができる。
【0072】このことにより、特定のプロセッサに負荷
が集中するのを防止し、かつ信号処理順序性や信号の重
要度に対応した最適なプロセッサモジュールで信号処理
を行うことができ、信号順序逆転が生じるといった問題
が解消され、効率的なマルチプロセッサ処理システムを
構築することができる。
【0073】また、複数のプロセッサモジュールのうち
少なくとも一つを予備プロセッサモジュールとし、障害
プロセッサモジュールと予備プロセッサモジュールと
で、取込む信号を識別するための識別情報格納手段の書
替えにより障害プロセッサモジュールと予備プロセッサ
モジュールとを切替えるため、速やかに予備プロセッサ
モジュールに切替えることができ、かつ信号欠落を防止
することが可能となる。
【0074】従って、信頼性の高い安定したマルチプロ
セッサシステムを構築することができ、しかも入出力
(I/O)部はプロセッサモジュールが切替わったこと
に対して何ら対処する必要がなく、構成を簡素化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のシステム構成を示す
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における切替え制御部
の構成を示す図である。
【図3】本発明の分散テーブルの構成例を示す図であ
る。
【図4】本発明の入出力部における機能分散部の構成を
示す図である。
【図5】本発明の信号分散処理のフロー図である。
【図6】本発明の第1の実施形態のプロセッサモジュー
ル切替え処理のフロー図である。
【図7】本発明の第2の実施形態のシステム構成を示す
図である。
【図8】本発明の第2の実施形態のプロセッサモジュー
ル切替え処理のフロー図である。
【図9】本発明の信号種及びプロセッサモジュールの識
別IDのマッピングテーブルの例を示す図である。
【図10】W−CDMA通信システムの基本構成を示す
図である。
【符号の説明】
11 主制御部 12 バス制御部 12_1 切替え制御部 12_2 分散テーブル 13_0〜13_n プロセッサモジュール 14_0〜14_n 中央処理ユニット(CPU) 15_0〜15_n 第1のモジュールID格納レジス
タ(REG1) 16_0〜16_n 第2のモジュールID格納レジス
タ(REG2) 17_0〜17_n 機能ID格納レジスタ(FRE
G) 18 グローバルメモリ 19 周辺機能部 110_0〜110_n 入出力(I/O)部 111_0〜111_n 中央処理ユニット(CPU) 112_0〜112_n 機能分散部 114 状態監視バス 115 グローバルバス 116 I/Oバス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサモジュールを含む主制
    御部と、該複数のプロセッサモジュールに入出力バスで
    接続された入出力部を含む周辺機能部とを備えたマルチ
    プロセッサシステムにおいて、 前記周辺機能部内の入出力部は、前記主制御部内の特定
    機能のプロセッサモジュールに向けて送出する機能分散
    信号と、前記主制御部内のプロセッサモジュールを特定
    せずに送出する負荷分散信号とを区別し、該区別した信
    号にその識別情報を付加して前記入出力バス上に送信す
    る機能識別情報付加手段を備え、 前記主制御部は、該主制御部内の各プロセッサモジュー
    ルの負荷率に基いて一つのプロセッサモジュールを特定
    し、該プロセッサモジュールのモジュール識別情報を各
    プロセッサモジュールに送出する手段を備え、 前記主制御部内の各プロセッサモジュールは、周辺機能
    部内の入出力部から入出力バス上に送出された信号に対
    して、前記機能識別情報に基づいて受信すべき信号を識
    別する機能識別手段と、前記モジュール識別情報に基づ
    いて受信すべき信号を識別するモジュール識別手段とを
    備えたことを特徴とする機能分散及び負荷分散処理マル
    チプロセッサシステム。
  2. 【請求項2】 前記主制御部は、障害が発生したプロセ
    ッサモジュールの機能識別手段に格納された機能識別情
    報を、予備プロセッサモジュールの機能識別手段に格納
    し、かつ、該障害発生プロセッサモジュールの負荷率を
    予備プロセッサモジュールの負荷率に設定して予備プロ
    セッサモジュールの予備状態を解除するとともに、障害
    発生プロセッサモジュールを予備状態に設定するプロセ
    ッサモジュール切替え制御手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の機能分散及び負荷分散処理マルチプ
    ロセッサシステム。
  3. 【請求項3】 前記プロセッサモジュール切替え制御手
    段は、障害が発生したプロセッサモジュールの機能識別
    手段に格納された機能識別情報を、予備プロセッサモジ
    ュールの機能識別手段に格納した後、予備プロセッサモ
    ジュールの予備状態を解除するまでの間、障害発生プロ
    セッサモジュールのモジュール識別情報を予備プロセッ
    サモジュールのモジュール識別手段に格納し、その間、
    障害発生プロセッサモジュールで受信すべき信号を予備
    プロセッサモジュールで受信する構成を有することを特
    徴とする請求項2に記載の機能分散及び負荷分散処理マ
    ルチプロセッサシステム。
  4. 【請求項4】 前記プロセッサモジュール切替え制御手
    段は、主制御部内のプロセッサモジュールの閉塞時又活
    線挿抜時に、該プロセッサモジュールを前記障害発生プ
    ロセッサモジュールとして予備プロセッサモジュールと
    切替える制御を行うことを特徴とする請求項2又は3に
    記載の機能分散及び負荷分散処理マルチプロセッサシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記主制御部は、各プロセッサモジュー
    ルの状態を監視する状態監視手段及び前記プロセッサモ
    ジュール切替え制御手段を具備したバス制御手段を備
    え、該状態監視手段によってプロセッサモジュールの障
    害を検出したときに、前記プロセッサモジュール切替え
    制御手段によって障害プロセッサモジュールと予備プロ
    セッサモジュールとを切替える制御を行うことを特徴と
    する請求項2又は3に記載の機能分散及び負荷分散処理
    マルチプロセッサシステム。
  6. 【請求項6】 前記主制御部内の各プロセッサモジュー
    ルは、自プロセッサモジュールの状態を監視する状態監
    視手段と、プロセッサモジュール間通信手段と、前記プ
    ロセッサモジュール切替え制御手段とを備え、 自プロセッサモジュールの障害発生検出時に、該障害発
    生プロセッサモジュールはプロセッサモジュール間通信
    手段により予備プロセッサモジュール内のプロセッサモ
    ジュール切替え制御手段に障害情報を送信し、 予備プロセッサモジュール内の前記切替え制御手段は、
    障害プロセッサモジュールと予備プロセッサモジュール
    とを切替える制御を行うことを特徴とする請求項2又は
    3に記載の機能分散及び負荷分散処理マルチプロセッサ
    システム。
  7. 【請求項7】 前記バス制御部は、主制御部内の各プロ
    セッサモジュールの負荷率を格納した分散テーブルを備
    え、該分散テーブルには、プロセッサモジュールのモジ
    ュール識別情報と、該プロセッサモジュールの機能識別
    情報と、該プロセッサモジュールの負荷率とを、対応付
    けて格納したことを特徴とする請求項1に記載の機能分
    散及び負荷分散処理マルチプロセッサシステム。
  8. 【請求項8】 前記周辺機能部内の入出力部は機能分散
    テーブルを備え、該機能分散テーブルは、前記入出力バ
    スに送信する信号種に応じた送信先プロセッサモジュー
    ルの機能識別情報を格納し、前記機能識別情報付加手段
    は、該機能分散テーブルを基に機能識別情報を送信信号
    に付加して送出する構成を有することを特徴とする請求
    項1に記載の機能分散及び負荷分散処理マルチプロセッ
    サシステム。
  9. 【請求項9】 前記周辺機能部内の入出力部は機能分散
    テーブルを備え、該機能分散テーブルは、前記入出力バ
    スに送信する信号種に応じた信号識別情報を格納し、前
    記機能識別情報付加手段は、該機能分散テーブルを基に
    信号識別情報を機能識別情報として送信信号に付加して
    送出する手段を備え、 前記各プロセッサモジュールは、周辺機能部内の入出力
    部から入出力バス上に送出された信号に対して、受信す
    べき信号の信号識別情報を自プロセッサモジュールの論
    理識別情報に変換して受信すべき信号を識別する機能識
    別手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の機能
    分散及び負荷分散処理マルチプロセッサシステム。
  10. 【請求項10】 前記各プロセッサモジュールのモジュ
    ール識別情報として、物理的なモジュール識別情報を用
    いたことを特徴とする請求項1に記載の機能分散及び負
    荷分散処理マルチプロセッサシステム。
  11. 【請求項11】 前記各プロセッサモジュールのモジュ
    ール識別情報として、論理識別情報を用いたことを特徴
    とする請求項1に記載の機能分散及び負荷分散処理マル
    チプロセッサシステム。
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