JP2001166875A - 情報通信機器 - Google Patents

情報通信機器

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JP2001166875A
JP2001166875A JP34835299A JP34835299A JP2001166875A JP 2001166875 A JP2001166875 A JP 2001166875A JP 34835299 A JP34835299 A JP 34835299A JP 34835299 A JP34835299 A JP 34835299A JP 2001166875 A JP2001166875 A JP 2001166875A
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communication device
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mode
signal
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JP34835299A
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English (en)
Inventor
Kuniyuki Kajita
邦之 梶田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速かつ容易に操作することができる情
報通信機器を提供すること。 【解決手段】 操作部111は利用者の操作に応じた座
標情報を出力し、モード選択部113は前記座標情報に
基づいて利用者が選択したモードへ移行するとともに、
制御対象選択部114に対しモードを選択した旨の信号
を出力し、制御対象選択部114は、そのモード選択部
113より送られた信号に基づいて制御対象を選択し、
所定の制御信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機やPD
A等の情報通信機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報通信機器の各種機能は、本体
の操作パネルに設けられた多数のボタンを適宜操作する
ことで利用できるようになっている。一般的に複数の機
能がある場合、各種機能を階層化したメニュー形式で選
択できるようにしている。すなわち、最上位のメインメ
ニューから所望のモードを選択して下位のサブメニュー
に移行し、この下位のサブメニューでより具体的なモー
ドを選択する。一方、従来の情報通信機器のうちで、例
えば特開平7−110727号公報で開示されているも
の(「携帯型情報処理装置」)では、機能選択の迅速性を図
るために、ボタンとトラックボール又はジョイスティッ
クとを組み合わせて操作するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報通信機器においては、具体的な操作を実行するまで
に少なくとも1回以上ボタンを操作することが必要であ
るので、その都度、適当なボタンを選択する必要が生
じ、操作の迅速性に欠けるという問題がある。また、操
作結果及び選択するモードはディスプレイに表示される
ことから、操作に慣れていない利用者はディスプレイと
操作ボタンの双方を確認することが必要であり、この点
からも操作の迅速性に欠けるという問題がある。
【0004】また、上記特開平7−110727号公報
に記載の発明においては、表示部を見たままの状態でボ
タンから手を離すことなく操作することが可能であり、
ディスプレイと操作ボタンの双方を確認する必要はない
が、多数のボタンに対し複雑な操作を行うため、操作に
熟練を要するという問題がある。
【0005】本発明は係る点に鑑みてなされたものであ
り、迅速かつ容易に操作することができる情報通信機器
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の情報通信機器
は、単一の操作子の操作に応じた座標情報を出力する操
作手段と、この操作手段より出力される座標情報に基づ
いて情報通信機器本体の操作を要する全ての機能のうち
少なくとも1つを実行する動作指示を生成する動作指示
生成手段と、この動作指示生成手段により生成される動
作指示に従って情報通信機器本体の機能を実行する実行
手段と、を具備する構成を採る。
【0007】この構成によれば、座標情報を出力する単
一の操作子を操作することにより、情報通信機器に備え
られた操作を必要とする機能をすべて実行することがで
きる。従って、操作ごとに複数のボタンを操作する手間
が省けることから、迅速かつ容易に操作することが可能
となる。特に、高齢者や障害者にとっては従来の情報通
信機器に比べ操作が非常に容易である。
【0008】本発明の情報通信機器は、上記情報通信機
器において、情報通信機器の動作内容を表示する表示手
段を具備する構成を採る。
【0009】この構成によれば、視線を表示部に固定し
たまま表示部に表示された情報通信機器の動作内容及び
前記動作内容を表示するカーソルを参照して操作を行う
ことができる。従って、さらに迅速かつ容易に操作する
ことが可能となる。また、単一の操作子によって操作を
行うことから、情報通信機器本体において操作手段の占
める面積が従来の情報通信機器に比べて大幅に小さくな
り、その分表示手段を大きくすることが可能になる。従
って、表示内容が見やすくなり、さらに操作が容易にな
る。特に、高齢者や障害者にとっては従来の情報通信機
器と比べ操作が非常に容易である。
【0010】本発明の情報通信機器は、上記情報通信機
器において、前記動作指示生成手段が、前記座標情報に
応じて無線信号の送受信、データの入出力、及び動作内
容の表示の動作指示を生成する構成を採る。
【0011】本発明の情報通信機器は、上記情報通信機
器において、前記操作手段が、トラックボール、ポイン
ティング・スティック又はトラックパッドのいずれかで
ある構成を採る。
【0012】本発明の情報通信機器は、上記情報通信機
器において、前記操作手段が、前記操作子が押圧された
場合に押圧情報を出力する構成を採る。
【0013】本発明の情報通信機器は、上記情報通信機
器において、前記動作指示生成手段が、前記操作手段に
より押圧情報が出力されると、予め選択状態にある動作
内容を確定し、その確定した動作指示を生成する構成を
採る。
【0014】本発明の情報通信機器は、上記情報通信機
器において、前記操作手段が、前記操作子が押圧される
時間又は回数に応じた押圧情報を出力する構成を採る。
【0015】この構成によれば、可動体を押圧する時間
または回数に応じた情報を出力することができることか
ら、機能選択の方法が増えることとなり、さらに迅速か
つ容易に操作することができる情報処理機器を提供する
ことができる。
【0016】本発明の情報通信機器は、単一のの操作子
を操作することによって座標情報を出力し、前記座標情
報に基づいて情報通信機器本体の操作を要する全ての機
能のうち少なくとも1つを実行する動作指示を生成し、
その動作指示に従って情報通信機器本体を動作させるよ
うにした。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、単一の操作子を
操作することにより情報通信機器の操作の全てを行える
ようにしたことである。
【0018】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る情報通信機器の内部構成を示すブロック図
である。
【0019】この図に示すように、本実施の形態に係る
情報通信機器は、記憶部101と、送受信処理部102
と、アンテナ103と、表示制御部104と、ディスプ
レイ105と、カメラ106と、画像処理部107と、
マイク108と、スピーカ109と、音声処理部110
と、操作部111と、制御部112と、制御部112内
に備えられたモード選択部113と、同じく制御部11
2内に備えられた制御対象選択部114と、を有して構
成されている。
【0020】記憶部101は、電話番号等の様々な情報
を記憶する。送受信処理部102は、アンテナ103を
介して基地局(図示しない)から受信した信号に対して
無線受信処理を行うとともに、制御部112から供給さ
れる信号に対して無線送信処理を行って、アンテナ10
3を介して上記基地局に対して送信する。表示制御部1
04は、制御部112から供給される信号に対して所定
の処理を行い、その結果をディスプレイ105に表示す
る。カメラ106は、レンズの前面の像を画像信号とし
て取り込み、画像処理部107に対して供給する。画像
処理部107は、カメラ106から供給された画像信号
に対して所定の処理を行い、制御部112に出力する。
音声処理部110は、マイク108にて取り込まれた音
声信号に対して所定の処理を行うとともに、制御部11
2を介して送受信処理部102から供給される信号に対
して所定の処理を行ってスピーカ109に出力する。操
作部111は、利用者の操作に応じた信号を制御部11
2に対して出力する。モード選択部113は、操作部1
11からの信号を取り込み、本情報通信機器に備えられ
た様々なモードの中から、実行すべきモードを選択す
る。制御対象選択部114は、モード選択部113によ
り選択されたモードに応じて制御対象となる処理部(例
えば、送受信処理部102)を選択し、選択した処理部
に所定の制御信号を出力する。
【0021】ここで、モード選択部113をさらに詳細
に説明する。モード選択部113は、階層化されたメニ
ュー形式に従い、操作部111より出力される信号を取
り込み、取り込んだ信号に基づいて所定のモードの選択
を行う。階層化されたメニュー形式は、主要なモードの
選択を行うメインメニューと、主要モード毎に配下に用
意された具体的なモードの選択を行うサブメニューと、
から構成されている。サブメニューにおいて選択された
各具体的なモードの配下には、さらに具体的なモードが
用意されている。すなわち、メインメニューの配下に
は、複数層のサブメニューが用意されている。
【0022】次に、本発明の実施の形態1に係る情報通
信機器本体について図2を参照して説明する。図2は、
本発明の実施の形態1に係る情報通信機器の外観を示す
正面図である。この図に示すように、情報通信機器本体
の動作を制御する通信機器ユニットが納められた筐体2
01の主面において、その上部には、スピーカ203及
びカメラ204が設けられている。スピーカ203の下
方には、発呼する電話番号や操作メニュー等の様々な情
報を表示するディスプレイ205が設けられている。筐
体201の下端には、利用者の音声を取り込むためのマ
イク206が設けられている。筐体201の上端面から
は、アンテナ207が筐体201に対して出し入れ自在
に設けられている。また、ディスプレイ205とマイク
206との間には、本体を操作するためのトラックボー
ル202(操作手段)が設けられている。
【0023】ここで、図3及び図4を参照してトラック
ボール202の構成を説明する。図3は、図2のA−A
断面図であり、図4は、トラックボール202の平面図
である。図3及び図4において、トラックボール202
は、筐体201の主面と略平行に設けられた電子回路基
板301にばね302を介して接続されたボール支持部
303と、ボール支持部303に枢着されたボール部材
304(操作子)と、ボール部材304に当接してボール
部材304のX軸方向の動きを検出するX軸用エンコー
ダ305と、ボール部材304に当接してボール部材3
04のY軸方向の動きを検出するY軸用エンコーダ30
6と、から構成されており、ボール部材304が全方向
に回動することで、その回動に応じた座標信号(座標情
報)を制御部112に出力する。
【0024】この場合、トラックボール202より出力
される座標信号は制御部112に取り込まれ、制御部1
12は、取り込んだ座標信号に応じた表示処理を行って
表示信号を生成し、表示制御部104に出力する。そし
て、表示制御部104は、制御部112より出力された
表示信号を取り込み、その表示信号に従ってポインタ5
01(図5参照)を移動させる。従って、トラックボール
202の操作に応じて、ポインタ501がディスプレイ
205上を移動し、利用者は、図5のようにディスプレ
イ205に表示されるメニューを参照してモードの選択
を行うことができる。
【0025】一方、スイッチ307は、基盤301上の
ボール部材304の下方に位置する場所に設けられてい
る。このスイッチ307は、利用者がボール部材304
を押圧することで、スイッチ信号をモード選択部113
に出力する。なお、このスイッチ信号は、利用者によっ
て選択されたモードを確定するものである。すなわち、
モード選択部113は、このスイッチ信号を取り込む
と、選択されたモードに対応するメニューへ移行し、さ
らに制御対象選択部114に対して、新たなモードに切
り替わった旨の信号を出力する。制御対象選択部114
は、この信号を取り込むと、所定の処理部(例えば送受
信処理部102)を選択した後、その選択された処理部
に対して所定の処理を行う旨の制御信号を出力する。こ
のように、ボール部材304を回動させることによりデ
ィスプレイ205に表示される各モードを選択すること
ができ、さらにこのボール部材304を押圧することに
より所望のモードに移行させることができる。
【0026】次に、上記構成の情報通信機器の動作につ
いて、図5を参照して説明する。情報通信機器は様々な
機能を奏するが、ここでは、利用者が予め記憶部101
に登録しておいた電話番号を検索して発信を行う場合を
例に挙げて説明する。
【0027】まず、起動状態においては、図5(a)に示
すように階層化されたメニュー形式の中で最も上位のメ
インメニューが、ディスプレイ205に表示される。こ
のメインメニューにおいては、発信操作を行う場合に選
択するダイヤルモード、カメラ204を用いて画像デー
タを取り込む場合に選択するカメラモード、文字データ
の送信及び受信を行う場合に選択するメールモード、電
話番号等のデータ入力や、データを参照する場合に選択
するメモリーモード、着信メロディーやパスワード等の
設定を行う場合に選択する設定モードのいずれかを選択
することができる。
【0028】発信操作を行う場合には、トラックボール
202を操作してダイヤルモードを選択する。すなわ
ち、ボール部材304を回動させることによりダイヤル
モードを示すアイコン502の上にポインタ501を移
動させて選択状態にし、その状態でボール部材304を
押圧することでダイヤルモードの選択を確定する。この
押圧動作により、座標信号がモード選択部113に出力
され、モード選択部113はこの座標信号を取り込むと
ダイヤルモードが選択されたと認識し、図5(b)に示す
ダイヤルモードに対応する第1のサブメニューに移行す
る。また、モード選択部113は、制御対象選択部11
4に対して、モードがダイヤルモードに切り替わった旨
の信号を出力する。
【0029】制御対象選択部114は、前記信号を取り
込むと、その信号に応じて制御対象部として表示制御部
104を選択し、選択した表示制御部104に対して、
ディスプレイ205に図5(b)に示すダイヤルモードに
対応した第1のサブメニューを表示する旨の制御信号を
出力する。表示制御部104は、この制御信号を取り込
み、ディスプレイ205に対して表示制御を行い、第1
のサブメニューを表示する。
【0030】次いで、利用者は、相手方の電話番号を検
索するため、ディスプレイ205に表示された第1のサ
ブメニューから電話番号表モードを選択する。第1のサ
ブメニューにおいては、予め登録された電話番号の中か
ら送信相手を選択するための電話番号表モード、送信相
手の電話番号を入力するための番号入力モード、記憶部
101に記憶されている着信履歴の中から送信相手を選
択する着信履歴モード、記憶部101に記憶されている
送信履歴の中から送信相手を選択する送信履歴モードの
いずれかを選択することができる。なお、メインメニュ
ーにおける選択が過誤であった場合には、より上位の階
層のメニューに移行するためのモードも選択することが
できる。電話番号表モードの選択は、メインメニューに
おいてダイヤルモードを選択したのと同様に、ボール部
材304を回動させることにより電話番号表モードを示
すアイコン503の上にポインタ501を移動させて選
択状態にし、ポインタ501がアイコンの上にある状態
においてボール部材304を押圧することで電話番号表
モードの選択を確定する。この押圧動作により、信号が
モード選択部113に出力され、モード選択部113は
電話番号表モードが選択されたことを認識し、図5(c)
に示す電話番号表モードに対応した第2のサブメニュー
(電話番号表)に移行する。また、モード選択部113
は、制御対象選択部114に対してモードが電話番号表
モードに切り替わった旨の信号を出力する。
【0031】制御対象選択部114は、モード選択部1
13より出力された信号を取り込むと、その信号に応じ
て制御対象として表示制御部104を選択し、選択した
表示制御部104に対して、ディスプレイ205に図5
(c)に示す電話番号表モードに対応した第2のサブメニ
ューを表示する旨の制御信号を出力する。表示制御部1
04は、この制御信号を取り込み、ディスプレイ205
に対して、表示制御を行い、第2のサブメニューを表示
する。
【0032】次いで、利用者は、第2のサブメニューか
ら送信相手を検索する。第2のサブメニューにおいて
は、発信モードを示すアイコン及び表示された電話番号
を修正する修正モードを示すアイコンが表示される。ま
た、第2のサブメニューには、予め登録された送信相手
の電話番号が数人単位で表示されており、スクロールボ
タン504を選択することにより画面を切り替えて送信
相手を検索することができる。なお、前記第1のサブメ
ニューにおける選択が過誤であった場合には、より上位
の階層のメニューに移行するためのモードも選択するこ
とができる。送信相手の選択は、前述したモードの選択
と同様に、ボール部材304を回動させて送信相手の電
話番号の上にポインタ501を移動させて選択状態に
し、その状態においてボール部材304を押圧すること
により送信相手の電話番号の選択を確定する。利用者
は、送信相手の選択後、発信モードを表示するアイコン
を選択する操作を行う。この時点で、発信操作を行うた
めのモード選択は終了する。この操作により、信号がモ
ード選択部113に出力され、モード選択部113はそ
の信号を取り込むと発信モードが選択されたと認識し、
制御対象選択部114に対して、発信モードが選択され
た旨の信号を出力する。
【0033】制御対象選択部114は、モード選択部1
13より出力された信号を取り込むと、その信号に応じ
て制御対象として送受信処理部102及び音声処理部1
10を選択する。この場合、送受信処理部102に対し
ては発信処理を行う旨の信号が出力され、音声処理部1
10に対しては通話処理を行う旨の制御信号が出力され
る。送受信処理部102は、制御対象選択部114より
出力された信号を取り込み、その信号に応じた発信処理
をする。音声処理部110は、制御対象選択部114よ
りの信号を取り込み、その信号に応じた通話処理をす
る。これにより、利用者は、マイク108及びスピーカ
109を用いて通話することができる。以上が、本実施
の形態において、予め登録されている電話番号を検索し
て発信を行う場合の動作である。
【0034】このように、本実施の形態1によれば、ト
ラックボールのみを用いて情報通信機器のあらゆる操作
を行うことができる。これにより、情報通信機器を操作
する際に、ボタンを選択する必要がなく、また、ディス
プレイから目を離さずに各モードを選択することが可能
なので、操作が迅速かつ容易になる。また、トラックボ
ールのみを用いて操作を行うことから、情報通信機器本
体において操作手段の占める面積が小さくなり、そのぶ
ん表示手段を大きくすることが可能なので、表示手段の
表示内容が見やすくなり、さらに操作が容易になる。特
に高齢者や障害者にとっては、従来の情報通信機器に比
べ操作が非常に容易である。
【0035】なお、本実施の形態1においては、予め登
録されている電話番号を検索して発信を行う場合につい
てのみ説明したが、その他の機能を実行するための操作
も、本実施の形態において示したのと同様、複数回、適
当なモードを選択することにより行うことができる。
【0036】また、本実施の形態1においては、階層化
されたメニュー形式に従って各メニュー毎に特定のモー
ドが選択可能である場合について説明したが、本発明
は、これに限定されず、どのようなメニュー形式を用い
ても構わない。また、各メニューにおいて選択可能なモ
ードについても適宜変更可能である。
【0037】さらに、本実施の形態1においては、座標
情報を出力する操作手段としてトラックボールを用いる
場合について説明したが、本発明においては、これに限
られず、2次元の座標情報及び決定情報を出力できる操
作手段であればよい。例えば、トラックパッドや、決定
スイッチを備えたポインティング・スティック、または
スライド式スイッチであってもよい。
【0038】(実施の形態2)図6は、本発明の実施の形
態2に係る情報通信機器の内部構成を示すブロック図の
一部であり、その他の部分は、実施の形態1と同様なの
で記載を省略している。実施の形態2は、上述した実施
の形態1の構成に加えて、押圧信号に応じて制御対象と
なる処理部を選択して、所定の制御信号を出力する押圧
信号制御部115が制御部112に備えられ、また、モ
ード選択部113が、座標信号の他に押圧信号に基づい
てモードの選択を行う構成をとる。本実施の形態に係る
情報通信機器の基本的な構成については、実施の形態1
と同様である。以下、本実施の形態に係る情報通信機器
について、実施の形態1と異なる点について説明する。
【0039】ここで、トラックボール202を断続的に
X回押圧した場合の押圧信号をNX信号(Xは2以上の
整数とする)とし、T秒以上押圧を続けた場合の押圧信
号をT信号とする。本実施の形態においては、トラック
ボール202よりN2信号が出力された場合には、押圧
信号制御部115が情報通信機器の誤作動を防ぐための
ロック処理をし、N3信号が出力された場合には、押圧
信号制御部115がリダイヤル処理をし、N4信号が出
力された場合には、モード選択部113がメモリーモー
ドに移行するとともに、制御対象選択部114に対しモ
ードがメモリーモードに移行した旨の信号を出力する。
また、トラックボール202よりT信号が出力された場
合には、押圧信号制御部115が情報通信機器本体の電
源をON/OFFする処理を行う。
【0040】次に、上記構成の情報通信機器の動作につ
いて説明する。情報通信機器は様々な機能を奏するが、
ここでは、簡単のため、様々な機能のうちリダイヤル機
能によって発信を行う場合を例に挙げて説明する。
【0041】まず、利用者は、トラックボールを断続的
に3回押圧する。この押圧動作によりN3信号が押圧信
号制御部115に対し出力される。押圧信号制御部11
5は、この信号を取り込むと、その信号がN3信号であ
ると認識し、記憶部101から前回に発信動作を行った
際の通話相手の電話番号を読み出す。次いで、押圧信号
制御部115は、送受信処理部102に対しては発信処
理を行う旨の制御信号を出力し、音声処理部110に対
しては通話処理を行う旨の制御信号を出力する。送受信
処理部102は、記憶部113より読み出した通話相手
に対する発信処理を行い、音声処理部110は通話処理
を行う。このため、利用者は、前回に発信したときの相
手と通話することができる。以上が、本実施の形態にお
いて、リダイヤル機能によって発信を行う場合の動作で
ある。
【0042】このように、本実施の形態2によれば、ボ
ール部材304を押圧するすることによるモード選択操
作を加えたため、より迅速に情報通信機器を操作するこ
とができる。
【0043】なお、本実施の形態2においては、リダイ
ヤル機能によって発信を行う場合についてのみ説明した
が、その他の機能を実行するための動作についても同様
の操作によって行うことができる。また、本実施の形態
においてNX信号によって選択されるモードは適宜変更
可能であり、NX信号の種類も適宜増加することが可能
である。
【0044】また、本実施の形態においては、携帯電話
を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、テレビ電話、テレビ等のリモコン、PDA,GPS
機器等の電子機器に応用することも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単一の操作子によって情報通信機器の操作の全てを行う
ことが可能であるから、迅速かつ容易に操作することが
可能な情報通信機器を提供することができる。また、単
一の操作子によって情報通信機器の操作の全てを行うこ
とが可能である結果、表示手段を大きくすることが可能
であるから、さらに容易に操作することが可能な情報通
信機器を提供することができる。特に、高齢者や障害者
に対しては、従来の情報通信機器に比べ非常に操作が容
易な情報通信機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る情報通信機器の内
部構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る情報通信機器の外
観を示す正面図
【図3】実施の形態1に係る情報通信機器に備えられた
トラックボールの構成を示す断面図
【図4】実施の形態1に係る情報通信機器に備えられた
トラックボールの構成を示す平面図
【図5】本発明の実施の形態1に係る情報通信機器の動
作を説明するための図
【図6】本発明の実施の形態2に係る情報通信機器の内
部構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 記憶部 102 送受信処理部 103 アンテナ 104 表示制御部 105 ディスプレイ 106 カメラ 107 画像処理部 108 マイク 109 スピーカ 110 音声処理部 111 操作部 112 制御部 113 モード選択部 114 制御対象選択部 115 押圧信号制御部 202 トラックボール 205 ディスプレイ 304 ボール部材(操作子) 305 X軸用エンコーダ 306 Y軸用エンコーダ 307 スイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の操作子の操作に応じた座標情報を
    出力する操作手段と、この操作手段より出力される座標
    情報に基づいて情報通信機器本体の操作を要する全ての
    機能のうち少なくとも1つを実行する動作指示を生成す
    る動作指示生成手段と、この動作指示生成手段により生
    成される動作指示に従って情報通信機器本体の機能を実
    行する実行手段と、を具備することを特徴とする情報通
    信機器。
  2. 【請求項2】 情報通信機器の動作内容を表示する表示
    手段を具備することを特徴とする請求項1記載の情報通
    信機器。
  3. 【請求項3】 前記動作指示生成手段は、前記座標情報
    に応じて無線信号の送受信、データの入出力、及び動作
    内容の表示の動作指示を生成することを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の情報通信機器。
  4. 【請求項4】 前記操作手段は、トラックボール、ポイ
    ンティング・スティック又はトラックパッドのいずれか
    であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載の情報通信機器。
  5. 【請求項5】 前記操作手段は、前記操作子が押圧され
    た場合に押圧情報を出力することを特徴とする請求項1
    から請求項4のいずれかに記載の情報通信機器。
  6. 【請求項6】 前記動作指示生成手段は、前記操作手段
    により押圧情報が出力されると、予め選択状態にある動
    作内容を確定し、その確定した動作指示を生成すること
    を特徴とする請求項5記載の情報通信機器。
  7. 【請求項7】 前記操作手段は、前記操作子が押圧され
    る時間又は回数に応じた押圧情報を出力することを特徴
    とする請求項5又は請求項6記載の情報通信機器。
  8. 【請求項8】 単一の操作子を操作することによって座
    標情報を出力し、前記座標情報に基づいて情報通信機器
    本体の操作を要する全ての機能のうち少なくとも1つを
    実行する動作指示を生成し、その動作指示に従って情報
    通信機器本体を動作させることを特徴とする情報通信方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013149034A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Canon Inc 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム
JP2014507084A (ja) * 2010-12-27 2014-03-20 ▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司 音声ファイルまたはビデオファイルを取り込むための方法および移動電話

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