JP2001166849A - 液晶ディスプレイ、コンピュータ及びスタンド付き液晶ディスプレイ - Google Patents

液晶ディスプレイ、コンピュータ及びスタンド付き液晶ディスプレイ

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JP2001166849A
JP2001166849A JP34941499A JP34941499A JP2001166849A JP 2001166849 A JP2001166849 A JP 2001166849A JP 34941499 A JP34941499 A JP 34941499A JP 34941499 A JP34941499 A JP 34941499A JP 2001166849 A JP2001166849 A JP 2001166849A
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crystal display
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hinge
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JP34941499A
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Mikio Kameshiro
幹雄 亀城
Yoshihiko Sugano
芳彦 菅野
Fumihiko Koizumi
文彦 小泉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノート型コンピュータから液晶ディスプレイ
を容易に取り外すことができ、またその液晶ディスプレ
イを独立したスタンド付きディスプレイとして再利用で
きるようにする。 【解決手段】 液晶ディスプレイ4は、コンピュータ本
体3に対して開閉できるように連結するためのヒンジ5
の上半体に設けた取付け固定部材を液晶ディスプレイフ
レームの下辺部に一体的に取り付け、ヒンジの下半体を
フレームの外部に露出させ、当該ヒンジの下半体に取付
け固定部材53を設け、また電源及び画像信号を取り込む
ための液晶側コネクタ57を適宜の場所に設ける。一方、
コンピュータ本体3の上部ケースには所定の取付け凹み
部33を設けておく。そしてこの凹み部33に液晶ディスプ
レイ4のフレーム外部に露出しているヒンジ下半体の取
付け固定部材53を取付け固定し、またコネクタ57,34を
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレ
イ、コンピュータ及びスタンド付き液晶ディスプレイに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノート型コンピュータでは、液晶
ディスプレイをコンピュータ本体側に取付けるのに図7
に示す構造にしている。コンピュータ本体101はキー
ボード、CPU、ハードディスク、入出力ポートなどを
装備している。このコンピュータ本体101の上部ケー
スあるいはベース板(以下、「上部ケース」と称する)
102の奥側左右の下面側に必要に応じてボスを設け
て、ブレーキヒンジ(回動可能で、しかも任意の角度で
停止が可能なヒンジ)103の下半体103Aから外側
および前方に水平に延伸されている取付け固定部材10
4をあてがい、裏面側からネジ105によって固定す
る。そしてこの上部ケース102を下部ケース106上
に固定する。これにより、ブレーキヒンジ103の下半
体がコンピュータ本体101の奥側左右に一体化され、
ブレーキヒンジ103の上半体103Bが本体101の
上方に露出した状態になる。ヒンジ103の露出した部
分の内、水平な部分にはヒンジカバー107を被せて、
機構が外部から見えないようにする。
【0003】そして液晶ディスプレイ110をコンピュ
ータ本体101に連結するには、分解状態でまず、液晶
パネル111の左右端下部にネジ112によってヒンジ
103の上半体103Bを取付け、この液晶パネル11
1に対してその裏側から液晶カバー(ノート型コンピュ
ータの蓋をなす)113を固定し、最後に液晶マスク1
14の左右の下部を液晶カバー113に対してネジ11
5によって締着する。
【0004】このようにして、従来のノート型コンピュ
ータでは、その全体の組立には、まずコンピュータ本体
101側を組立て、その組立の間にディスプレイ連結用
のヒンジ103の下半体103Aも本体101側に一体
化しておき、その後に、液晶ディスプレイ110を組み
立てる最中にヒンジ103の上半体103Bをこの液晶
ディスプレイ110と一体化し、最終的にノート型コン
ピュータを完成させる構造にしているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のノート型コンピュータの場合、コンピュータ本体
101に対するヒンジ103の下半体103Aの取付構
造が、上部ケース102の裏面側にネジ止めする構造で
あるため、液晶ディスプレイ110の交換その他の作業
のために通常の組立手順とは逆に、ヒンジ103の上半
体103Bが液晶ディスプレイ110側に一体化された
状態でコンピュータ本体101から液晶ディスプレイ1
10を取り外そうとすると、いったん上部ケース102
を下部ケース106から脱着し、その下面側のネジ10
5を緩めて取付け固定部材104を上部ケース102か
ら取り外す作業が必要となる。
【0006】したがって、従来のノート型コンピュータ
の場合、液晶ディスプレイ110を交換する必要が生じ
た場合、ヒンジ103をコンピュータ本体101側に残
して液晶ディスプレイ110側を取り外そうとすれば液
晶ディスプレイ110を分解する必要があり、逆に液晶
ディスプレイ10側をヒンジ3と共にコンピュータ本体
101から取り外そうとすればコンピュータ本体101
側を分解する必要があり、いずれにしてもその作業には
手間がかかり、液晶ディスプレイ110の交換や画面サ
イズのグレードアップが容易に行えない問題点があっ
た。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、液晶ディスプレイの交換作業が容易で
あり、またコンピュータ本体から取り外した液晶ディス
プレイの他用途への再利用も可能な構造の液晶ディスプ
レイ及びそれを備えたコンピュータを提供することを目
的とする。
【0008】本発明はまた、コンピュータから取り外し
た液晶ディスプレイを独立したディスプレイとして再利
用できるスタンド付き液晶ディスプレイを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の液晶デ
ィスプレイは、ヒンジの上半体に設けた取付け固定部材
を液晶ディスプレイフレームの下辺部に一体的に取り付
け、前記ヒンジの下半体を前記フレームの外部に露出さ
せ、当該ヒンジの下半体に取付け固定部材を設け、電源
及び画像信号を取り込むための液晶側コネクタを適宜の
場所に設けたものである。
【0010】請求項1の発明の液晶ディスプレイでは、
これに対応するノート型コンピュータ本体やスタンドの
所定の取付け固定場所に対して、当該液晶ディスプレイ
フレームの外部に露出しているヒンジ下半体の取付け固
定部材を取付け固定し、また液晶側コネクタを本体側の
あるいはベース側コネクタに接続する簡単な操作によ
り、これらコンピューター本体やスタンドベースに対し
て当該液晶ディスプレイを任意の角度に起倒をできるよ
うにして取付けることができる。
【0011】したがって、コンピュータ本体側から見れ
ば、工場出荷時にグレードに応じたサイズの液晶ディス
プレイを選択して搭載し、またサイズや解像度の異なる
液晶ディスプレイへグレードアップし、あるいは新旧の
液晶ディスプレイを交換することが容易であり、しか
も、それまで使用していた液晶ディスプレイはコンピュ
ータ本体から取り外して専用のスタンドに取付けること
によって独立したディスプレイとして再利用することも
できる。
【0012】請求項2の発明の液晶ディスプレイは、ノ
ート型コンピュータ本体に対する蓋が兼用できる外観の
液晶ディスプレイであって、前記コンピュータ本体に対
して開閉できるように連結するためのヒンジの上半体に
設けた取付け固定部材を液晶ディスプレイフレームの下
辺部に一体的に取り付け、前記ヒンジの下半体を前記フ
レームの外部に露出させ、当該ヒンジの下半体に取付け
固定部材を設け、電源及び画像信号を取り込むための液
晶側コネクタを適宜の場所に設けたものである。
【0013】請求項2の発明の液晶ディスプレイでは、
特にノート型コンピュータ本体と意匠的にマッチしたも
のであり、対応するノート型コンピュータ本体の上部ケ
ースの所定の取付け固定場所に対して、当該液晶ディス
プレイのフレーム外部に露出しているヒンジ下半体の取
付け固定部材を取付け固定し、また液晶側コネクタを本
体側コネクタに接続する簡単な操作により、コンピュー
ター本体の上部ケースに対して当該液晶ディスプレイを
任意の角度に起倒をできるようにして取付けてノート型
コンピュータを完成させることができる。
【0014】したがって、コンピュータ本体側から見れ
ば、工場出荷時にグレードに応じ、しかも意匠的にもマ
ッチしたサイズの液晶ディスプレイを選択して搭載し、
またサイズや解像度の異なる液晶ディスプレイへグレー
ドアップし、あるいは新旧の液晶ディスプレイを交換す
ることが容易であり、しかも、それまで使用していた液
晶ディスプレイはコンピュータ本体から取り外して専用
のスタンドに取付けることによって独立したディスプレ
イとして再利用することもできる。
【0015】請求項3の発明のコンピュータは、コンピ
ュータ本体の奥側に、請求項1又は2に記載の液晶ディ
スプレイのヒンジの下半体に設けた取付け固定部材を取
付けるための取付け部を形成し、前記液晶ディスプレイ
の取付け固定部材を前記取付け部に嵌込み、締着手段に
よって着脱可能な状態で締着して当該液晶ディスプレイ
を当該コンピュータ本体に開閉できるように連結し、電
源及び画像信号を供給するための本体側コネクタを前記
液晶側コネクタに接続したものである。
【0016】請求項3の発明のコンピュータでは、コン
ピュータ本体と請求項1又は2の液晶ディスプレイとを
用意し、液晶ディスプレイのフレーム外部に露出してい
るヒンジ下半体の取付け固定部をコンピュータ本体に形
成されている取付け部にネジ止め、クリップ止め、スロ
ットイン、スプリング圧着その他の適宜の締着手段によ
って締着し、また本体側コネクタを液晶側コネクタと接
続することにより、ノート型コンピュータを完成させる
ことができる。
【0017】そして液晶ディスプレイがコンピュータ本
体側から容易に脱着できるので、工場出荷時にグレード
に応じ、しかも意匠的にもマッチしたサイズの液晶ディ
スプレイを選択して搭載し、またサイズや解像度の異な
る液晶ディスプレイへグレードアップし、あるいは新旧
の液晶ディスプレイを交換することが容易であり、従来
のように製品系列ごとに液晶ディスプレイとコンピュー
タ本体とをデザイン的に不可分のものとして扱っていた
ものを互いに独立のものとして扱うことができ、省資源
化を図りながらも商品系列の多様性も持たせたノート型
コンピュータを提供することができる。
【0018】請求項4の発明は、請求項3のコンピュー
タにおいて、前記コンピュータ本体側の一部を構成する
上部及び下部ケースにおける下部ケースの奥側上方部に
前記取付け部として凹み部を形成し、前記液晶ディスプ
レイのフレーム外部に露出させた取付け固定部材を前記
凹み部に上側から嵌込み、締着手段によって着脱可能な
状態で締着して当該液晶ディスプレイを当該コンピュー
タ本体に連結し、少なくとも前記取付け固定部材が嵌込
まれている凹み部にカバーを取付けて前記取付け固定部
材及び締着手段が外部から見えないようにしたものであ
り、意匠的な改善が図れる。
【0019】請求項5の発明は、請求項3のコンピュー
タにおいて、前記取付け固定部材を、前記コンピュータ
本体の背面に前方へ延びるように形成したスロット内に
背後から前方へ圧入することによって前記液晶ディスプ
レイを前記コンピュータ本体に連結したものであり、一
般的なマルチベイスロットと同様に液晶ディスプレイの
脱着がきわめて容易である。
【0020】請求項6の発明のスタンド付き液晶ディス
プレイは、スタンドベースの奥側上部に、請求項1又は
2に記載の液晶ディスプレイのフレーム外部に露出した
取付け固定部材を取付けるための取付け部を形成し、前
記液晶ディスプレイの取付け固定部材を前記取付け部に
嵌込み、締着手段によって着脱可能な状態で締着して当
該液晶ディスプレイを当該スタンドベースに起倒できる
ように連結し、電源及び画像信号を供給するためのベー
ス側コネクタを前記液晶側コネクタに接続したものであ
る。
【0021】請求項6の発明のスタンド付き液晶ディス
プレイでは、ノート型コンピュータから交換のために脱
着した液晶ディスプレイをスタンドベースに取付け固定
することにより、独立したディスプレイとして再利用す
ることができ、省資源化に寄与できる。
【0022】請求項7の発明は、請求項6のスタンド付
き液晶ディスプレイにおいて、前記スタンドベース側の
奥側上部に前記取付け部として凹み部を形成し、前記液
晶ディスプレイのフレーム外部に露出した取付け固定部
材を前記凹み部に上側から嵌込み、締着手段によって着
脱可能な状態で締着して当該液晶ディスプレイを当該ス
タンドベースに連結し、少なくとも前記取付け固定部材
が嵌込まれている前記凹み部にカバーを取付けて前記取
付け固定部材及び締着手段が外部から見えないようにし
たものであり、独立したディスプレイとしての意匠を改
善することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
ノート型コンピュータを示している。このコンピュータ
1は、キーボード2や図示していないCPU、ハードデ
ィスクドライブ、フロッピーディスクドライブ、その他
の用品を内蔵するコンピューター本体3と、後述する構
造に特徴を持ち、蓋を兼用する液晶ディスプレイ4から
構成されている。
【0024】図2に詳しいように液晶ディスプレイ4
は、真ん中に液晶パネル41を挟んで前後に液晶マスク
42と液晶カバー43を組合わせる構造である。なお、
前後の液晶マスク42と液晶カバー43との組付けはバ
ネによる嵌込み方式でもネジによる締め付け方式であっ
ても特に問うものではない。
【0025】この液晶ディスプレイ4の下辺部左右にブ
レーキヒンジ5が一体的に取付けられているが、その組
み付け構造は次の通りである。ブレーキヒンジ5は、両
者が任意の回転角度である程度の摩擦力を持って停止で
き、かつ所定の角度(例えば、180°程度)の回動が
可能な回転機構部51に対して、下側に下アーム52と
共に、これと一体になり、左右方向と前後方向に水平に
延伸するL字形の取付け固定部53が設けられ、また回
転機構部51の上側にL字アングル状の上アーム54が
設けられている。この上アーム54は上側取付け固定部
材を兼用している。
【0026】上記の構造のブレーキヒンジ5は、まず液
晶ディスプレイ4側に上半体を取付け、ヒンジ5の下半
体が液晶ディスプレイ4から露出した状態にする。この
ブレーキヒンジ5の上半体の取付のためには、図2に示
すように液晶ディスプレイ4の分解状態において、最初
に、液晶パネル41の左右両縁部に2個の左右ほぼ対称
形状のブレーキヒンジ5それぞれを配置し、ネジ55に
よって上アーム54を液晶パネル41の裏面両縁の下方
部に取付け固定する。そしてブレーキヒンジ5の回転機
構部51に対してヒンジカバー56を嵌め、さらに、左
右いずれかのヒンジカバー56の隙間にディスプレイ用
電源及び信号線を通し、液晶側コネクタ57を下方に引
き出しておく。さらにこの後、液晶マスク42とディス
プレイカバー43を、液晶パネル41を真ん中に挟み込
むようにして前後から固定する。これにより、図3に示
すように、ブレーキヒンジ5の上半体は液晶ディスプレ
イ4と一体化され、ブレーキヒンジ5の下半体だけが外
部に露出した状態になる。このようにブレーキヒンジ5
の上半体が一体的に組み込まれた液晶ディスプレイ4は
コンピュータ本体3側へ組付けられる。
【0027】図2に詳しく示してあるように、コンピュ
ータ本体3は基板、CPU、各種ドライブ類等の大部分
の用品を収容する下部ケース31と、キーボード2やポ
インティングデバイス7類を取付ける上部ケース32を
備えている。上部ケース32の奥側上方部両側には、ブ
レーキヒンジ5の下半体のL字形の取付け固定部53が
嵌め込める形状の凹み部33が形成されている。また上
部ケース32の背部の適宜の場所には液晶側コネクタ5
7と接続するための本体側コネクタ34が引き出されて
いる。キーボード固定板35は、キーボード2を上部ケ
ース32上の所定位置に取付けた後、その奥側端縁部を
押さえて固定するものであるが、この左右両側に凹み部
33を目隠しする形状の目隠し用突出部35A,35B
が設けられている。
【0028】図2及び図3に示すように、液晶ディスプ
レイ4をコンピュータ本体3に組み付ける際には、液晶
ディスプレイ4から露出しているブレーキヒンジ5の下
半体の取付け固定部53をコンピュータ本体3側の凹み
部33に上側から嵌込み、ヒンジカバー56の下縁突部
を上部ケース32の奥縁部両側に設けられた固定穴37
に差し込み、本体側コネクタ34と液晶側コネクタ57
とを接続し、その後、ネジ58によって取付け固定部5
3を凹み部33に固定する。そして、キーボード固定板
35を被せる。
【0029】これにより、キーボード固定板35がキー
ボード2を上部ケース32上に押さえつけて固定すると
共に、その両側の突出部35A,35Bが取付け固定部
53を目隠しし、図1に示すような1台のノート型コン
ピュータ1が完成することになる。
【0030】次に、図1に示したようなノート型コンピ
ュータ1に対して、その液晶ディスプレイ4の交換が必
要になった場合の作業について説明する。例えば、13
インチ型から14インチ型、さらには15インチ型の液
晶ディスプレイにグレードアップし、あるいは液晶ディ
スプレイ部分の交換が必要になれば、コンピュータ本体
3のキーボード固定板35を取り外し、ネジ58を緩め
てブレーキヒンジ5の下半体の取付け固定部53をコン
ピュータ本体3の上部ケース32の凹み部33から取り
外す。これによって、液晶ディスプレイ4側がブレーキ
ヒンジ5が取付けられた状態のまま、容易に取り外すこ
とができるのである。なお、この状態で液晶ディスプレ
イ4側からブレーキヒンジ5を取り外す必要性はない。
【0031】そして、コンピュータ本体2側から取り外
した液晶ディスプレイ4については、図4に示すように
専用のスタンド8に取付けて、再利用する。図5に示す
ように専用スタンド8は、スタンドベース81とこれに
対するスタンドカバー82から構成されている。スタン
ドベース81の背面には電源と信号入力用のポート(図
示せず)が備えられており、また取り外された液晶ディ
スプレイ4の下辺部左右から露出しているブレーキヒン
ジ5の下半体の取付け固定部53を嵌込むための凹み部
83が形成され、またこの凹み部83に液晶ディスプレ
イ4に対して電源と信号を供給するためのベース側コネ
クタ84が引き出されている。スタンドカバー82はス
タンドベース81に対して少なくとも液晶ディスプレイ
4の取付け固定部分を目隠しするためのものである。
【0032】交換のためにコンピュータ本体3側から取
り外された液晶ディスプレイ4は、図4及び図5に示す
ように、スタンドベース81の凹み部83に対してブレ
ーキヒンジ5の下半体の取付け固定部53を嵌込み、コ
ンピュータ本体3に対する場合と同様にネジ止めする。
そして液晶側コネクタ57とベース側コネクタ84とを
接続する。そしてこれらの全体をスタンドカバー82に
よって覆う。これにより、図4に詳しいように、液晶デ
ィスプレイ4が専用のスタンド8に取付けられて、独立
したディスプレイとして利用できるようになる。そして
この場合、図4(A)のようにスタンド状態にして、ま
た同図(B)のように壁掛け型にしても利用できる。な
お、ここでも液晶ディスプレイ4のスタンドベース81
の凹み部83への取付け固定にはネジ止め方式に限ら
ず、コンピュータ本体3と液晶ディスプレイ4との取付
けに採用した締着手段と同様の他の締着方式を用いるこ
とができる。
【0033】図6は液晶ディスプレイ4のコンピュータ
本体3に対する締着手段の別の例を示している。この場
合、ブレーキヒンジ5の下半体に取付け固定部材として
前方に延びるスプリング付きバー59を設け、一方、コ
ンピュータ本体3の背面には前後方向のスロット39を
形成し、スプリング付きバー59をこのスロット39に
圧入することにより両者を結合するのである。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明の液晶ディ
スプレイによれば、これに対応するノート型コンピュー
タ本体やスタンドの所定の取付け固定場所に対して、当
該液晶ディスプレイフレームの外部に露出しているヒン
ジ下半体の取付け固定部材を取付け固定し、また液晶側
コネクタを本体側のあるいはベース側コネクタに接続す
る簡単な操作により、これらコンピューター本体やスタ
ンドベースに対して当該液晶ディスプレイを任意の角度
に起倒できるようにして取付けることができる。
【0035】したがって、コンピュータ本体側から見れ
ば、工場出荷時にグレードに応じたサイズの液晶ディス
プレイを選択して搭載し、またサイズや解像度の異なる
液晶ディスプレイへグレードアップし、あるいは新旧の
液晶ディスプレイを交換することが容易であり、しか
も、それまで使用していた液晶ディスプレイはコンピュ
ータ本体から取り外して専用のスタンドに取付けること
によって独立したディスプレイとして再利用することも
できる。
【0036】請求項2の発明の液晶ディスプレイによれ
ば、請求項1の発明の効果に加えて、ノート型コンピュ
ータ本体に対する蓋が兼用できる外観の液晶ディスプレ
イを採用しているので、コンピュータ本体側から見れ
ば、工場出荷時にグレードに応じ、しかも意匠的にもマ
ッチしたサイズの液晶ディスプレイを選択して搭載し、
またサイズや解像度の異なる液晶ディスプレイへグレー
ドアップし、あるいは新旧の液晶ディスプレイを交換す
ることが容易である。
【0037】請求項3の発明のコンピュータによれば、
コンピュータ本体と請求項1又は2の発明の液晶ディス
プレイとを用意し、液晶ディスプレイのフレーム外部に
露出しているヒンジ下半体の取付け固定部をコンピュー
タ本体に形成されている取付け部にネジ止め、クリップ
止め、スロットイン、スプリング圧着その他の適宜の締
着手段によって締着し、また本体側コネクタを液晶側コ
ネクタと接続することにより、ノート型コンピュータを
完成させることができる。
【0038】そして液晶ディスプレイがコンピュータ本
体側から容易に脱着できるので、工場出荷時にグレード
に応じ、しかも意匠的にもマッチしたサイズの液晶ディ
スプレイを選択して搭載し、またサイズや解像度の異な
る液晶ディスプレイへグレードアップし、あるいは新旧
の液晶ディスプレイを交換することが容易であり、従来
のように製品系列ごとに液晶ディスプレイとコンピュー
タ本体とをデザイン的に不可分のものとして扱っていた
ものを互いに独立のものとして扱うことができ、省資源
化を図りながらも商品系列の多様性も持たせたノート型
コンピュータを提供することができる。
【0039】請求項4の発明のコンピュータによれば、
請求項3の発明の効果に加えて、液晶ディスプレイとコ
ンピュータ本体との結合部分をカバーによって目隠しす
ることにより、意匠的な改善が図れる。
【0040】請求項5の発明のコンピュータによれば、
請求項3の発明の効果に加えて、液晶ディスプレイに取
付けられ、外部に露出しているヒンジの下半体の取付け
固定部材をコンピュータ本体の背面に形成されたスロッ
ト内に圧入することにより、一般的なマルチベイスロッ
トと同様に液晶ディスプレイの脱着がきわめて容易であ
る。
【0041】請求項6の発明のスタンド付き液晶ディス
プレイによれば、ノート型コンピュータから交換のため
に脱着した液晶ディスプレイをスタンドベースに取付け
固定することにより、独立したディスプレイとして再利
用することができ、また省資源化に寄与できる。
【0042】請求項7の発明のスタンド付き液晶ディス
プレイによれば、請求項6の発明の効果に加えて、液晶
ディスプレイとスタンドベースとの結合部分をカバーに
よって目隠しすることにより、独立したディスプレイと
しての意匠を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態のノート型コンピュ
ータの斜視図。
【図2】上記の実施の形態で採用している液晶ディスプ
レイとコンピュータ本体とヒンジ部分の構造を示す分解
斜視図。
【図3】上記の実施の形態のノート型コンピュータの分
解斜視図。
【図4】上記の実施の形態において採用されている液晶
ディスプレイを専用スタンドに取付けて構成したスタン
ド付き液晶ディスプレイの斜視図。
【図5】上記のスタンド付き液晶ディスプレイの分解斜
視図。
【図6】本発明の他の実施の形態においてヒンジの下半
体の取付け固定部材をコンピュータ本体に対して取付け
る締着方式を示す断面図。
【図7】従来例のノート型コンピュータにおける液晶デ
ィスプレイとコンピュータ本体とヒンジ部分の構造を示
す分解斜視図。
【符号の説明】
1 ノート型コンピュータ 2 キーボード 3 コンピュータ本体 4 液晶ディスプレイ 5 ブレーキヒンジ 8 スタンド 31 下部ケース 32 上部ケース 33 凹み部 34 本体側コネクタ 35 キーボード固定板 35A,35B 突出部 37 固定穴 39 スロット 41 液晶パネル 42 液晶マスク 43 液晶カバー 51 回転機構部 52 下アーム 53 取付け固定部 54 上アーム 55 ネジ 56 ヒンジカバー 57 液晶側コネクタ 58 ネジ 59 スプリング付きバー 81 スタンドベース 82 スタンドカバー 83 凹み部 84 ベース側コネクタ
フロントページの続き (72)発明者 小泉 文彦 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 Fターム(参考) 2H089 JA10 QA16 5G435 AA19 BB12 EE03 EE13 EE17 EE46 LL08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジの上半体に設けた取付け固定部材
    を液晶ディスプレイフレームの下辺部に一体的に取り付
    け、前記ヒンジの下半体を前記フレームの外部に露出さ
    せ、当該ヒンジの下半体に取付け固定部材を設け、電源
    及び画像信号を取り込むための液晶側コネクタを適宜の
    場所に設けて成る液晶ディスプレイ。
  2. 【請求項2】 ノート型コンピュータ本体に対する蓋が
    兼用できる外観の液晶ディスプレイであって、前記コン
    ピュータ本体に対して開閉できるように連結するための
    ヒンジの上半体に設けた取付け固定部材を液晶ディスプ
    レイフレームの下辺部に一体的に取り付け、前記ヒンジ
    の下半体を前記フレームの外部に露出させ、当該ヒンジ
    の下半体に取付け固定部材を設け、電源及び画像信号を
    取り込むための液晶側コネクタを適宜の場所に設けたこ
    とを特徴とする液晶ディスプレイ。
  3. 【請求項3】 コンピュータ本体の奥側に、請求項1又
    は2に記載の液晶ディスプレイのヒンジの下半体に設け
    た取付け固定部材を取付けるための取付け部を形成し、
    前記液晶ディスプレイの取付け固定部材を前記取付け部
    に嵌込み、締着手段によって着脱可能な状態で締着して
    当該液晶ディスプレイを当該コンピュータ本体に開閉で
    きるように連結し、電源及び画像信号を供給するための
    本体側コネクタを前記液晶側コネクタに接続したことを
    特徴とするコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータ本体側の一部を構成す
    る上部及び下部ケースにおける上部ケースの奥側上方部
    に前記取付け部として凹み部を形成し、前記液晶ディス
    プレイのフレーム外部に露出させた取付け固定部材を前
    記凹み部に上側から嵌込み、締着手段によって着脱可能
    な状態で締着して当該液晶ディスプレイを当該コンピュ
    ータ本体に連結し、少なくとも前記取付け固定部材が嵌
    込まれている凹み部にカバーを取付けて前記取付け固定
    部材及び締着手段が外部から見えないようにしたことを
    特徴とする請求項3に記載のコンピュータ。
  5. 【請求項5】 前記取付け固定部材を、前記コンピュー
    タ本体の背面に前方へ延びるように形成したスロット内
    に背後から前方へ圧入することによって前記液晶ディス
    プレイを前記コンピュータ本体に連結したことを特徴と
    する請求項3に記載のコンピュータ。
  6. 【請求項6】 スタンドベースの奥側上部に、請求項1
    又は2に記載の液晶ディスプレイのフレーム外部に露出
    した取付け固定部材を取付けるための取付け部を形成
    し、前記液晶ディスプレイの取付け固定部材を前記取付
    け部に嵌込み、締着手段によって着脱可能な状態で締着
    して当該液晶ディスプレイを当該スタンドベースに起倒
    できるように連結し、電源及び画像信号を供給するため
    のベース側コネクタを前記液晶側コネクタに接続したこ
    とを特徴とするスタンド付き液晶ディスプレイ。
  7. 【請求項7】 前記スタンドベース側の奥側上部に前記
    取付け部として凹み部を形成し、前記液晶ディスプレイ
    のフレーム外部に露出した取付け固定部材を前記凹み部
    に上側から嵌込み、締着手段によって着脱可能な状態で
    締着して当該液晶ディスプレイを当該スタンドベースに
    連結し、少なくとも前記取付け固定部材が嵌込まれてい
    る前記凹み部にカバーを取付けて前記取付け固定部材及
    び締着手段が外部から見えないようにしたことを特徴と
    する請求項6に記載のスタンド付き液晶ディスプレイ。
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