JP2001166825A - 有軌道移動体の異常判定方法及び異常判定装置 - Google Patents

有軌道移動体の異常判定方法及び異常判定装置

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JP2001166825A
JP2001166825A JP34816799A JP34816799A JP2001166825A JP 2001166825 A JP2001166825 A JP 2001166825A JP 34816799 A JP34816799 A JP 34816799A JP 34816799 A JP34816799 A JP 34816799A JP 2001166825 A JP2001166825 A JP 2001166825A
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Yoshikazu Nakano
義和 中野
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Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーコードラベルに記録された制御情報の取
得に成功したか否かを判定する有軌道移動体の異常判定
方法及び異常判定装置の提供。 【解決手段】 有軌道移動体Mは異常判定装置10を有
しており、該異常判定装置10は、バーコードラベルB
CLn を読み取るためのバーコードリーダ14と、補正
ストライカSn を検出するための透過型光電センサ18
とを有している。バーコードラベルBCLn と補正スト
ライカSn とを検出できなかった場合は、バーコードラ
ベルBCLn の読み取りに失敗したと判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軌道に案内されて
移動する有軌道移動体の異常を判定する異常判定方法に
関し、特に有軌道移動体が制御情報の取得に成功したか
否かを判定する有軌道移動体の異常判定方法及びその実
施に使用する異常判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場,倉庫等において無人の走行台車に
より資材を搬送するFA(ファクトリーオートメーショ
ン)が実用化されているが、そのような走行台車には、
軌道に案内されて移動するものと所定の地点間を無軌道
で自律走行するものとがある。前者は一般的に有軌道移
動体と呼ばれている。
【0003】このような有軌道移動体は、軌道に案内さ
れて移動するにあたって、移動する速度を指示するため
の情報,及び外部のコントローラとの通信を行うことを
指示するための情報等の各種の制御情報を取得する必要
がある。そのために、これらの制御情報を記録した情報
記録手段としてバーコードラベルを用いる情報取得方法
が従来から採用されている。
【0004】上述した従来の情報取得方法の実施に使用
される有軌道移動体は、バーコードラベルを読み取るた
めのバーコードリーダを備えており、軌道上を移動する
際に、このバーコードリーダによって軌道上又はその周
辺に設置されたバーコードラベルを読み取る。このバー
コードラベルには、上述したように制御情報が記録され
ており、この制御情報に基づいて有軌道移動体は移動を
継続する。
【0005】しかし、このような従来の情報取得方法に
おいては、バーコードラベルの破損及び欠落,並びにバ
ーコードリーダの故障及び断線等の原因により、バーコ
ードリーダがバーコードラベルの読み取りに失敗した場
合、読み取りに失敗したことを検出する方法が用意され
ていないことが多かった。そのため、例えば減速徐行の
指示が記録されているバーコードラベルの読み取りに失
敗した場合であっても、読み取りに失敗していることを
知ることができないために有軌道移動体はそのまま移動
を続け、その結果大きな事故が発生するおそれがあっ
た。
【0006】このように、従来の情報取得方法では、
「装置の故障及び異常等によりその装置を停止させると
きは安全な状況を確保した上で停止させることによって
事故の拡大を防止する」といういわゆるフェールセーフ
を実現することできず、安全上大きな問題があった。
【0007】そこで、バーコードリーダがバーコードラ
ベルの読み取りに成功したか否かを判定する方法とし
て、以下に説明する3つの方法が従来から提案されてい
る。
【0008】まず、第1の方法は、軌道を所定距離毎に
複数の区間に分け、この区間内には最低1個のバーコー
ドラベルを設置することとして、有軌道移動体がある区
間内を移動した場合であって、その移動の間にバーコー
ドラベルを1個でも読み取ることができなかったとき
は、バーコードラベルの読み取りに失敗したと判定する
方法である。
【0009】また、第2の方法は、あるバーコードラベ
ルから次のバーコードラベルまでの距離を制御情報に追
加して記録しておき、この記録された距離まで有軌道移
動体が移動した場合に次のバーコードラベルを読み取る
ことができなかったときは、バーコードラベルの読み取
りに失敗したと判定する方法である。
【0010】さらに、第3の方法は、バーコードラベル
に併設した被検出体を検出するためのセンサを有軌道移
動体が備えており、有軌道移動体がバーコードラベルの
読み取りと前記被検出体の検出とを行い、被検出体を検
出した場合であってバーコードラベルを読み取ることが
できなかったときは、バーコードラベルの読み取りに失
敗したと判定する方法である。
【0011】これらの方法によって、バーコードラベル
の読み取りに失敗したと判定した場合、有軌道移動体の
移動を停止させることにより、フェールセーフを実現す
ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような3つの方法では、次のような問題が存在する。
まず第1の方法では、制御情報を有軌道移動体が取得す
る必要がない区間、即ちバーコードラベルを設置する必
要がない区間が存在する場合であっても、1区間内には
必ず1個以上のバーコードラベルを設置しなければなら
ない。したがって制御情報が記録されておらず、本来で
あれば不要であるバーコードラベルが発生するという問
題があった。
【0013】また、第2の方法では、バーコードラベル
に記録する制御情報の情報量が大きくなるという問題が
あった。また、バーコードラベルを新たに追加する場
合、その追加するバーコードラベルの前に設置されてい
るバーコードラベルの制御情報を変更しなければならな
い等、運用及び保守において特別な作業が必要となると
いう問題があった。
【0014】さらに、第3の方法では、上述したよう
に、被検出体を検出するための専用のセンサが必要とな
るため、装置が高価になるという問題があった。また、
被検出体を設置するための工数が必要となるという問題
があった。
【0015】ところで、一般に有軌道移動体は、走行車
輪と、この車輪の回転数をパルス信号として取り込む手
段とを有しており、取り込んだパルス信号の累積値に基
づいて軌道における自位置を認識することができる。
【0016】しかし、有軌道移動体が移動する移動距離
が長くなる場合、走行車輪の設置面のわずかなスリップ
及び車輪径のわずかな計測誤差等の原因により、上述し
たパルス信号の累積値の累積誤差が生じ、その結果、有
軌道移動体が認識している自位置と実際の位置との間に
誤差(以下、位置認識誤差という)が発生する。このよ
うな位置認識誤差は移動距離が長くなればなるほど大き
くなる。そこで、有軌道移動体が移動している間この位
置認識誤差を実用上問題ない程度に抑える必要がある。
【0017】この位置認識誤差を解消し、有軌道移動体
が有している位置情報を補正するための手段として、補
正ストライカが従来から用いられている。補正ストライ
カとは、軌道上又はその周辺に複数設置されている突起
物等をいい、有軌道移動体が通過する際に、有軌道移動
体側に設置されているセンサにより検出される被検出物
である。
【0018】有軌道移動体は、補正ストライカを検出す
る複数の位置を示すデータ列を予め有しており、移動し
ている間に補正ストライカを検出した場合、それまでに
認識していた自位置を前記データ列に示されている位置
に置き換える。例えば、前記データ列が「1000m
m,2000mm,3000mm,…」である場合、有
軌道移動体は最初の補正ストライカを検出した時に自位
置を「1000mm」に置き換える。そして上述したパ
ルス信号の累積値を1000mmに対応する数値とす
る。以下同様にして2個目の補正ストライカの検出時に
は自位置を「2000mm」に、また3個目の補正スト
ライカの検出時には自位置を「3000mm」に夫々置
き換える。そしてその都度前記累積値を前記データ列中
の該当する自位置に対応する数値とする。これにより位
置認識誤差が大きくなることなく有軌道移動体は移動を
続けることができる。
【0019】このように補正ストライカは位置認識誤差
の解消に役立つものであり、バーコードラベルと同様
に、有軌道移動体が正常に移動を完了するために必要な
ものである。
【0020】本発明はこのような補正ストライカの存在
に着目してなされたものであり、バーコードラベルと補
正ストライカとを対応づけて近接して設置し、どちらか
一方の検出に失敗した場合は、有軌道移動体に異常が発
生したと判定することによって、危険な事態の発生を防
止することができる有軌道移動体の異常判定方法及びそ
の方法を実施するための異常判定装置を提供することを
目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る有軌道移
動体の異常判定方法は、軌道に案内されて移動する有軌
道移動体の移動を制御するための制御情報を記録した複
数の情報記録手段と、前記有軌道移動体が認識している
自位置の補正を行うための複数の位置情報補正手段と
が、前記軌道に対応して夫々設置されており、前記有軌
道移動体が前記制御情報の取得に失敗した場合に前記有
軌道移動体に異常が発生したと判定する有軌道移動体の
異常判定方法であって、前記情報記録手段(又は前記位
置情報補正手段)を検出するステップと、前記位置情報
補正手段(又は前記情報記録手段)を検出する検出位置
を予測するステップと、予測された検出位置を前記有軌
道移動体が通過した場合、前記位置情報補正手段(又は
前記情報記録手段)を検出したか否かを判定するステッ
プと、前記位置情報補正手段(又は前記情報記録手段)
を検出しなかったと判定された場合、前記有軌道移動体
が前記制御情報の取得に失敗したと判定するステップと
を含むことを特徴とする。
【0022】第2発明に係る有軌道移動体の異常判定装
置は、軌道に案内されて移動する有軌道移動体の移動を
制御するための制御情報を記録した複数の情報記録手段
と、前記有軌道移動体が認識している自位置の補正を行
うための複数の位置情報補正手段とが、前記軌道に対応
して夫々設置されており、前記有軌道移動体が前記制御
情報の取得に失敗した場合に前記有軌道移動体に異常が
発生したと判定する有軌道移動体の異常判定装置であっ
て、前記情報記録手段を検出する第1検出手段と、前記
位置情報補正手段を検出する第2検出手段と、前記位置
情報補正手段(又は前記情報記録手段)を検出する検出
位置を予測する検出位置予測手段と、該検出位置予測手
段によって予測された検出位置と前記有軌道移動体の自
位置とを比較し、比較の結果、前記自位置が前記検出位
置を過ぎたか否かを判定する通過判定手段と、該通過判
定手段によって前記自位置が前記検出位置を過ぎたと判
定された場合、第2検出手段(又は第1検出手段)が前
記位置情報補正手段(又は前記情報記録手段)を検出し
たか否かを判定する検出確認手段と、該検出確認手段に
よって、第2検出手段(又は第1検出手段)が前記位置
情報補正手段(又は前記情報記録手段)を検出しなかっ
たと判定された場合、前記有軌道移動体が前記制御情報
の取得に失敗したと判定する異常判定手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0023】第1及び第2発明による場合、有軌道移動
体の移動を制御するための制御情報が記録されている情
報記録手段、及び有軌道移動体が認識している自位置の
補正を行うための複数の位置情報補正手段が、軌道に対
応して夫々設置されてある。そして情報記録手段を検出
した場合、次に位置情報補正手段を検出する検出位置を
予測し、その予測した検出位置を有軌道移動体が通過す
るまでに、位置情報補正手段を検出したか否かを判定す
る。その結果、位置情報補正手段を検出しなかった場
合、有軌道移動体が前記制御情報の取得に失敗したと判
定する。同様にして、位置情報補正手段を検出した場
合、次に情報記録手段を検出する検出位置を予測し、そ
の予測した検出位置を有軌道移動体が通過するまでに、
情報記録手段を検出したか否かを判定する。その結果、
情報記録手段を検出しなかった場合、有軌道移動体が前
記制御情報の取得に失敗したと判定する。
【0024】このように、有軌道移動体が情報記録手段
に記録された制御情報の取得に成功したか否かを判定す
るために、情報記録手段のみならず、位置情報補正手段
をも利用する。すなわち、情報記録手段を検出した場合
は位置情報補正手段を、一方位置情報補正手段を検出し
た場合は情報記録手段を夫々検出しなかったときに、制
御情報の取得に失敗したとする。したがって、例えば情
報記録手段が欠落した場合であっても、位置情報補正手
段が欠落していなければ、その欠落した情報記録手段に
記録された制御情報の取得に失敗したと判断することが
できる。そしてその場合に、有軌道移動体に異常が発生
したと判定して、その有軌道移動体を停止する等の対応
をすることによって、フェールセーフを実現することが
できる。
【0025】第3発明に係る有軌道移動体の異常判定装
置は、第2発明に係る有軌道移動体の異常判定装置にお
いて、前記検出位置予測手段は、第1検出手段(又は第
2検出手段)が前記情報記録手段(又は前記位置情報補
正手段)を検出した場合、該検出した際の前記有軌道移
動体の自位置から移動方向へ所定距離離れた位置を前記
位置情報補正手段(又は前記情報記録手段)の検出位置
とすべくなしてあることを特徴とする。
【0026】第3発明による場合、検出位置予測手段
は、第1検出手段が情報記録手段を検出した場合に、そ
の検出した際に有軌道移動体が認識している自位置から
所定距離だけ移動方向に進んだ位置を、第2検出手段が
位置情報補正手段を検出する検出位置と予測する。同様
にして、第2検出手段が位置情報補正手段を検出した場
合に、その検出した際に有軌道移動体が認識している自
位置から移動方向に所定距離だけ進んだ位置を、第1検
出手段が情報記録手段を検出する検出位置と予測する。
【0027】このように、次に情報記録手段(又は位置
情報補正手段)を検出すると予測される検出位置を、先
に位置情報補正手段(又は情報記録手段)を検出した際
の自位置よりも移動方向へ所定距離進んだ位置とするこ
とによって、対応づけられている情報記録手段と位置情
報補正手段との設置位置が異なる場合であっても、制御
情報の取得に失敗したか否かの判定を行うことができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して詳述する。 (実施の形態1)図1は実施の形態1における本発明の
有軌道移動体の異常判定装置の要部の構成を示すブロッ
ク図である。また図2は、実施の形態1における本発明
の有軌道移動体の異常判定装置を説明する説明図であ
る。図1及び図2において、Tは有軌道移動体(以下、
移動体という)Mの軌道であり、工場、倉庫等の天井に
吊り下げられている。移動体Mは、搬送する資材を積載
できるようになってある移動体本体部1を有しており、
該移動体本体部1の上部に取り付けられた軌道Tに係合
してある車輪16によって移動可能にしてある。
【0029】図1において、10は移動体Mの異常を判
定する異常判定装置を示している。異常判定装置10
は、CPU11、該CPU11において発生するデータ
を格納するためのRAM12、CPU11が実行するプ
ログラム及びプログラムの実行に必要なデータが格納さ
れているROM13、軌道Tの下面に貼付されているバ
ーコードラベルBCLn を検出しそのバーコードラベル
BCLn に記録された情報を読み取るためのバーコード
リーダ14、並びに後述する透過型光電センサ18を備
えており、夫々はバスによって相互に接続されている。
バーコードリーダ14は、バーコードラベルBCLn
検出した場合、CPU11に対してバーコードラベル検
出信号を出力する。
【0030】また、車輪16に連結されたモータ17を
駆動するための駆動部15が前記バスによってCPU1
1と接続されている。駆動部15は、CPU11が出力
する信号に基づいてモータ17を制御することによっ
て、移動体Mは速度制御されるようになっている。さら
に車輪16の回転軸には車輪16の回転数に応じてパル
ス信号を発生するロータリエンコーダ(図示しない)が
備えられており、このパルス信号の累積値に基づいてC
PU11は移動体Mの自位置の認識を行うことができ
る。
【0031】上述した透過型光電センサ18は補正スト
ライカSn を検出するためのセンサであり、移動体本体
部1の上部に備えられている。ここで補正ストライカS
n は突出する状態で軌道Tの側面に設置された板状突起
物であり、透過型光電センサ18の光軸を遮断可能な位
置に備えられている。移動体Mが移動している場合に、
透過型光電センサ18の光軸が補正ストライカSn によ
って遮られたとき、透過型光電センサ18はCPU11
に対して補正ストライカ検出信号を出力する。CPU1
1は、補正ストライカ検出信号を受信した場合、ROM
13に格納された後述する補正ストライカ位置リストを
参照し、該リストに示されているデータに基づいて移動
体Mの自位置の認識の補正を行う。
【0032】図3は、ROM13に格納されている補正
ストライカ位置リストのフォーマットを示す概念図であ
る。図3に示すとおり、番号フィールド100及び位置
データフィールド101の2つのフィールドが用意され
ている。
【0033】番号フィールド100には、補正ストライ
カSn のnの値が格納されており、位置データフィール
ド101には、補正ストライカSn の設置位置が格納さ
れている。なお、補正ストライカSn の設置位置は、移
動体Mが移動を開始した地点からの距離によって表され
ている。
【0034】図3に示すとおり、補正ストライカS1
900mm地点に、補正ストライカS2 は1800mm
地点に、そして補正ストライカS3 は2250mm地点
に設置されている。したがって、透過型光電センサ18
の光軸が補正ストライカS1によって遮られた場合、す
なわち透過型光電センサ18が補正ストライカS1 を検
出した場合、CPU11は、上述したロータリエンコー
ダからのパルス信号の累積値に基づいて認識していた自
位置を、900mmに更新する。以下、同様にして補正
ストライカS2 を検出した場合は移動体Mの自位置を1
800mmに、補正ストライカS3 を検出した場合は移
動体Mの自位置を2250mmに夫々更新する。これに
より、CPU11は位置認識誤差を解消することができ
る。
【0035】バーコードラベルBCLn と補正ストライ
カSn とは1対1に対応づけられており、対応づけられ
ているバーコードラベルBCLn 及び補正ストライカS
n は、軌道Tに近接するように設置してある。
【0036】次に実施の形態1における本発明の有軌道
移動体の異常判定装置の動作について説明する。図4
は、実施の形態1におけるCPU11の処理手順を示す
フローチャートである。CPU11は、バーコードラベ
ルBCLn 及び補正ストライカSn を検出する状態を管
理するためのカウンタCの値を0とする(S101)。
このカウンタCは、後述するように、バーコードリーダ
14によってバーコードラベルBCLn が検出された場
合に1加算され、透過型光電センサ18によって補正ス
トライカSn が検出された場合に1減算される。したが
って、バーコードラベルBCLn と補正ストライカSn
の両者を検出した場合にカウンタCの値は0となる。
【0037】次にバーコードリーダ14からバーコード
ラベルBCLn を検出したことを示すバーコードラベル
検出信号を受信したか否かを判定する(S102)。こ
こでバーコードラベル検出信号を受信したと判定した場
合(S102でYES)、後述する補正ストライカ検出
準備処理(S103)を実行する。
【0038】一方ステップS102にてバーコードラベ
ル検出信号を受信していないと判定された場合(S10
2でNO)、及びステップS103を実行した場合は、
補正ストライカSn を検出したことを示す補正ストライ
カ検出信号を透過型光電センサ18から受信したか否か
を判定する(S104)。ここで補正ストライカ検出信
号を受信したと判定した場合(S104でYES)、後
述するバーコードラベル検出準備処理(S105)を実
行した後、ROM13に格納されている補正ストライカ
位置リストを参照して移動体Mの自位置の補正を行う
(S106)。
【0039】一方ステップS104にて補正ストライカ
検出信号を受信していないと判定した場合(S104で
NO)、及びステップS106を実行した場合は、カウ
ンタCの値が0より大きいか否かを判定する(S10
7)。ここでカウンタCが0より大きいと判定した場合
(S107でYES)、後述する第1異常判定処理を実
行する(S108)。
【0040】一方ステップS107にてカウンタCの値
が0より大きくないと判定した場合(S107でN
O)、及びステップS108を実行した場合は、カウン
タCの値が0より小さいか否かを判定する(S10
9)。ここでカウンタCの値が0より小さいと判定した
場合(S109でYES)、後述する第2異常判定処理
を実行する(S110)。
【0041】一方ステップS109にてカウンタCの値
が0より小さくないと判定した場合(S109でN
O)、及びステップS110を実行した場合は、ステッ
プS102に戻る。
【0042】次に補正ストライカ検出準備処理について
説明する。図5は、ステップS103の補正ストライカ
検出準備処理におけるCPU11の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0043】CPU11は、カウンタCを1加算(S2
01)した後、カウンタCの値が0であるか否かを判定
する(S202)。ここでカウンタCの値が0であると
判定した場合(S202でYES)、補正ストライカ検
出予測位置の設定を解除し(S204)、補正ストライ
カ検出予測位置が設定されていない状態にする。
【0044】一方ステップS202にてカウンタCの値
が0ではないと判定した場合(S202でNO)、カウ
ンタCの値が0より小さいか否かを判定する(S20
3)。ここでカウンタCが0より小さいと判定した場合
(S203でYES)、補正ストライカ検出予測位置を
設定する(S205)。ここでこの補正ストライカ検出
予測位置は、ステップS102にてバーコードラベル検
出信号を受信したときの移動体Mの自位置から移動方向
に所定の距離進んだ位置とする。この所定の距離は移動
体Mが移動する移動速度等に応じて設定する。
【0045】次にバーコードラベル検出準備処理につい
て説明する。図6は、ステップS105のバーコードラ
ベル検出準備処理におけるCPU11の処理手順を示す
フローチャートである。
【0046】CPU11は、カウンタCを1減算(S3
01)した後、カウンタCの値が0であるか否かを判定
する(S302)。ここでカウンタCの値が0であると
判定した場合(S302でYES)、バーコードラベル
検出予測位置の設定を解除し(S304)、バーコード
ラベル検出予測位置が設定されていない状態となる。
【0047】一方ステップS302にてカウンタCの値
が0ではないと判定した場合(S302でNO)、カウ
ンタCの値が0より大きいか否かを判定する(S30
3)。ここでカウンタCの値が0より大きいと判定した
場合(S303でYES)、バーコードラベル検出予測
位置を設定する(S305)。ここでこのバーコードラ
ベル検出予測位置は、ステップS104にて補正ストラ
イカ検出信号を受信したときの移動体Mの自位置から移
動方向へ所定の距離進んだ位置とする。上述したとお
り、この所定の距離は移動体Mが移動する移動速度等に
応じて設定する。
【0048】次に第1異常判定処理について説明する。
図7は、ステップS108の第1異常判定処理における
CPU11の処理手順を示すフローチャートである。C
PU11は、補正ストライカ検出予測位置が設定されて
いるか否かを判定する(S401)。ここで補正ストラ
イカ検出予測位置が設定されている場合(S401でY
ES)は、その設定されている補正ストライカ検出予測
位置と移動体Mの自位置とを比較し、前記補正ストライ
カ検出予測位置を移動体Mが通過したか否かを判定する
(S402)。
【0049】ステップS402にて補正ストライカ検出
予測位置を通過したと判定した場合(S402でYE
S)、移動体Mを停止すべく駆動部15へ停止制御を示
す信号を出力する(S403)。これは、カウンタCの
値が0よりも大きい場合であって、補正ストライカ検出
予測位置が設定されているときは、その予測位置を通過
するまでに補正ストライカSn が検出されるのが正常で
あるため、この場合に補正ストライカSn が検出されな
かったときは異常が発生したと判定して移動体Mを停止
させる必要があるからである。
【0050】次に第2異常判定処理について説明する。
図8は、ステップS110の第2異常判定処理における
CPU11の処理手順を示すフローチャートである。C
PU11は、バーコードラベル検出予測位置が設定され
ているか否かを判定する(S501)。ここでバーコー
ドラベル検出予測位置が設定されている場合(S501
でYES)は、その設定されているバーコードラベル検
出予測位置と移動体Mの自位置とを比較し、前記バーコ
ードラベル検出予測位置を移動体Mが通過したか否かを
判定する(S502)。
【0051】ステップS502にてバーコードラベル検
出予測位置を通過したと判定した場合(S502でYE
S)、移動体Mを停止すべく駆動部15へ停止制御を示
す信号を出力する(S503)。これは、カウンタCの
値が0よりも小さい場合であって、バーコードラベル検
出予測位置が設定されているときは、その予測位置を通
過するまでにバーコードラベルBCLn が検出されるの
が正常であるため、この場合にバーコードラベルBCL
n が検出されなかったときは異常が発生したと判定して
移動体Mを停止させる必要があるからである。
【0052】(実施の形態2)実施の形態2では、バー
コードラベルBCLn と補正ストライカSn とを1対1
に対応づけておらず、例えば「減速徐行せよ」等の重要
な制御情報が記録されているバーコードラベルBCLn
にのみ補正ストライカSn を対応づけて軌道Tに夫々設
置されている。なお、本発明の有軌道移動体の異常判定
装置の構成は実施の形態1と同様であるので説明は省略
する。
【0053】以下、実施の形態2における本発明の有軌
道移動体の異常判定装置の動作について説明する。図9
は、実施の形態2におけるCPU11の処理手順を示す
フローチャートである。なお、実施の形態1におけるC
PU11の処理手順と同じものは同一符号を付して説明
を省略する。
【0054】CPU11は、ステップS107にてカウ
ンタCの値が0より大きいか否かを判定し、その結果カ
ウンタCの値が0より大きい場合(S107でYE
S)、後述するカウンタ初期化処理を実行する(S60
1)。
【0055】図10は、ステップS601のカウンタ初
期化処理におけるCPU11の処理手順を示すフローチ
ャートである。CPU11は、補正ストライカ検出予測
位置が設定されているか否かを判定する(S701)。
ここで補正ストライカ検出予測位置が設定されている場
合(S701でYES)は、その設定されている補正ス
トライカ検出予測位置と移動体Mの自位置とを比較し、
前記補正ストライカ検出予測位置を移動体Mが通過した
か否かを判定する(S702)。
【0056】ステップS702にて補正ストライカ検出
予測位置を通過したと判定した場合(S702でYE
S)、補正ストライカ検出予測位置の設定を解除し(S
703)、補正ストライカ検出予測位置が設定されてい
ない状態にする。そしてカウンタCの値を0とし(S7
04)、正常にバーコードラベルBCLn を検出するこ
とができたと判断する。
【0057】実施の形態2においては、重要でないと判
断されたために、補正ストライカS n が対応づけられて
いないバーコードラベルBCLn については、その検出
に失敗した場合であっても異常が発生したと判定するこ
とができないが、補正ストライカSn の数を少なくする
ことが可能となるため、低コスト化を図ることができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係る有軌道
移動体の異常判定方法及び異常判定装置によれば、バー
コードラベルと補正ストライカとを対応づけておき、ど
ちらか一方の検出に失敗した場合は、有軌道移動体に異
常が発生したと判定することによって、危険な事態の発
生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における本発明の有軌道移動体の
異常判定装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1における本発明の有軌道移動体の
異常判定装置を説明する説明図である。
【図3】ROMに格納されている補正ストライカ位置リ
ストのフォーマットを示す概念図である。
【図4】実施の形態1におけるCPUの処理手順を示す
フローチャートである。
【図5】ステップS103の補正ストライカ検出準備処
理におけるCPUの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】ステップS105のバーコードラベル検出準備
処理におけるCPUの処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図7】ステップS108の第1異常判定処理における
CPUの処理手順を示すフローチャートである。
【図8】ステップS110の第2異常判定処理における
CPUの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】実施の形態2におけるCPUの処理手順を示す
フローチャートである。
【図10】ステップS601のカウンタ初期化処理にお
けるCPUの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 有軌道移動体本体部 10 異常判定装置 14 バーコードリーダ 18 透過型光電センサ BCLn バーコードラベル M 有軌道移動体 Sn 補正ストライカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道に案内されて移動する有軌道移動体
    の移動を制御するための制御情報を記録した複数の情報
    記録手段と、前記有軌道移動体が認識している自位置の
    補正を行うための複数の位置情報補正手段とが、前記軌
    道に対応して夫々設置されており、前記有軌道移動体が
    前記制御情報の取得に失敗した場合に前記有軌道移動体
    に異常が発生したと判定する有軌道移動体の異常判定方
    法であって、 前記情報記録手段(又は前記位置情報補正手段)を検出
    するステップと、 前記位置情報補正手段(又は前記情報記録手段)を検出
    する検出位置を予測するステップと、 予測された検出位置を前記有軌道移動体が通過した場
    合、前記位置情報補正手段(又は前記情報記録手段)を
    検出したか否かを判定するステップと、 前記位置情報補正手段(又は前記情報記録手段)を検出
    しなかったと判定された場合、前記有軌道移動体が前記
    制御情報の取得に失敗したと判定するステップとを含む
    ことを特徴とする有軌道移動体の異常判定方法。
  2. 【請求項2】 軌道に案内されて移動する有軌道移動体
    の移動を制御するための制御情報を記録した複数の情報
    記録手段と、前記有軌道移動体が認識している自位置の
    補正を行うための複数の位置情報補正手段とが、前記軌
    道に対応して夫々設置されており、前記有軌道移動体が
    前記制御情報の取得に失敗した場合に前記有軌道移動体
    に異常が発生したと判定する有軌道移動体の異常判定装
    置であって、 前記情報記録手段を検出する第1検出手段と、 前記位置情報補正手段を検出する第2検出手段と、 前記位置情報補正手段(又は前記情報記録手段)を検出
    する検出位置を予測する検出位置予測手段と、 該検出位置予測手段によって予測された検出位置と前記
    有軌道移動体の自位置とを比較し、比較の結果、前記自
    位置が前記検出位置を過ぎたか否かを判定する通過判定
    手段と、 該通過判定手段によって前記自位置が前記検出位置を過
    ぎたと判定された場合、第2検出手段(又は第1検出手
    段)が前記位置情報補正手段(又は前記情報記録手段)
    を検出したか否かを判定する検出確認手段と、 該検出確認手段によって、第2検出手段(又は第1検出
    手段)が前記位置情報補正手段(又は前記情報記録手
    段)を検出しなかったと判定された場合、前記有軌道移
    動体が前記制御情報の取得に失敗したと判定する異常判
    定手段とを備えることを特徴とする有軌道移動体の異常
    判定装置。
  3. 【請求項3】 前記検出位置予測手段は、 第1検出手段(又は第2検出手段)が前記情報記録手段
    (又は前記位置情報補正手段)を検出した場合、該検出
    した際の前記有軌道移動体の自位置から移動方向へ所定
    距離離れた位置を前記位置情報補正手段(又は前記情報
    記録手段)の検出位置とすべくなしてあることを特徴と
    する請求項2記載の有軌道移動体の異常判定装置。
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