JP2001165115A - マルチダイアフラムアクチュエータ - Google Patents

マルチダイアフラムアクチュエータ

Info

Publication number
JP2001165115A
JP2001165115A JP2000225193A JP2000225193A JP2001165115A JP 2001165115 A JP2001165115 A JP 2001165115A JP 2000225193 A JP2000225193 A JP 2000225193A JP 2000225193 A JP2000225193 A JP 2000225193A JP 2001165115 A JP2001165115 A JP 2001165115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
piston
housing
mounting surface
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000225193A
Other languages
English (en)
Inventor
Keith Hochhalter
キース・ホフハルター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tol O Matic Inc
Original Assignee
Tol O Matic Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tol O Matic Inc filed Critical Tol O Matic Inc
Publication of JP2001165115A publication Critical patent/JP2001165115A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/02Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having plate-like flexible members, e.g. diaphragms
    • F04B43/025Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having plate-like flexible members, e.g. diaphragms two or more plate-like pumping members in parallel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B11/00Servomotor systems without provision for follow-up action; Circuits therefor
    • F15B11/02Systems essentially incorporating special features for controlling the speed or actuating force of an output member
    • F15B11/028Systems essentially incorporating special features for controlling the speed or actuating force of an output member for controlling the actuating force
    • F15B11/036Systems essentially incorporating special features for controlling the speed or actuating force of an output member for controlling the actuating force by means of servomotors having a plurality of working chambers
    • F15B11/0365Tandem constructions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/10Characterised by the construction of the motor unit the motor being of diaphragm type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B2211/00Circuits for servomotor systems
    • F15B2211/70Output members, e.g. hydraulic motors or cylinders or control therefor
    • F15B2211/705Output members, e.g. hydraulic motors or cylinders or control therefor characterised by the type of output members or actuators
    • F15B2211/7051Linear output members
    • F15B2211/7055Linear output members having more than two chambers
    • F15B2211/7056Tandem cylinders

Abstract

(57)【要約】 正確且つ反復可能な量の線形力を反対方向に、摩擦及び
流体の漏れ無しに作り出すためのマルチダイアフラムア
クチュエータが開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本出願は、1998年2月20日出願の米
国特許出願番号第09/027,427号の一部継続出
願である。
【0002】(技術分野)本発明は一般的にはダイアフ
ラムアクチュエータに、より厳密には、摩擦及び流体の
漏れなしに高精度且つ反復可能な量の力を高速で発生さ
せるためのダイアフラムアクチュエータに関する。本発
明は又、アクチュエータの専ら片側に位置する点で反対
方向に線形力を発生させるためのマルチダイアフラムア
クチュエータに関する。
【0003】(発明の背景)ワークピースに力を働かせ
る技術には、一般的にダイアフラムアクチュエータと呼
ばれる各種のものがある。このタイプの普通のアクチュ
エータは、ダイアフラムで隔てられた一対の圧力室を有
し、両圧力室に、選択的に流体圧を導入し、排出するよ
うになっている。普通、ダイアフラムで動かすことので
きる長く伸びたアクチュエータロッドが、ダイアフラム
に取り付けられている。このロッドは圧力室の1つを通
り、圧力室のシールされた開口を通って、ワークピース
まで伸びている。このタイプのアクチュエータでは、圧
力室によりダイアフラム、従ってアクチュエータロッド
上に生じる力は、選択的に一方の圧力室に導入され相対
する圧力室から排出される流体圧によって制御される。
【0004】しかしこの設計には潜在的な問題が幾つか
ある。第1に、アクチュエータロッドと、ロッドが圧力
室の1つから外に出る際にロッドをシールするシール部
材との間に摩擦と、潜在的な漏れの問題があるというこ
とである。摩擦及び/又は漏れの可能性がある場合には
いつでも、高度な正確性及び反復性は実質上期待できな
い。第2に、ロッドが圧力室の1つから外に出る際にロ
ッドをシールするシール部材は、最終的には摩耗するの
で、交換が必要となる。その結果更に、正確性と反復性
が低下する。第3に、2つの相対する圧力室の容積は、
1つの室にはロッドがあり、且つその1つの室の中にあ
るロッドの量はその室が膨張、収縮する際に変動するの
で、正確には一致しない。このことは更に、ロッド上に
生成される力の正確性と力生成の反復性にも悪影響を及
ぼす。第4に、圧力室の容積は何らかの力を発生させる
前に満たされなければならないので、力を急に高速で作
り出すには限界がある。従って、上記のような既知のダ
イアフラムアクチュエータでは、高度に正確で高速且つ
反復可能な力を作用させるのは、不可能ではないにし
ろ、非常に達成困難である。
【0005】従って、当技術分野では、高度に正確で高
速且つ反復可能な力を作り出すことができ、摩擦又は圧
力室からの流体の漏れに起因するあらゆる不正確さ及び
反復性に関する懸念を実際上取り除いた、改良型のダイ
アフラムアクチュエータが必要とされている。
【0006】(発明の概要)先行技術とは対照的に、本
発明は、高度に正確で高速且つ反復可能な線形力を作り
出すことができるダイアフラムアクチュエータに関する
ものである。この機構は、摩耗したり摩擦や漏れを生じ
たりするシールのない1つ又はそれ以上の圧力室を有す
るシステムを提供することにより達成される。更に、本
発明のダイアフラムアクチュエータは、圧力室内からア
クチュエータロッドを無くし、圧力室容積を実質的に低
減又は無しとする。従って、本発明のダイアフラムアク
チュエータを使えば、比較的大きな2方向の線形力を、
流体の漏れ又は摩擦により正確性、効率性又は反復性を
損なうことなく、高速で力作用点に作り出すことができ
る。更に、本発明のダイアフラムアクチュエータを使え
ば、このような2方向の線形力を、ダイアフラムアクチ
ュエータの専ら片側に位置する点で生成することができ
る。
【0007】更に具体的には、本発明によるダイアフラ
ムアクチュエータのある実施例は、それぞれ流体入出ポ
ートを備えた第1及び第2の相対する流体圧力室、即ち
セルと、それぞれの圧力室内の流体圧に応答するダイア
フラムとを有している。流体圧力室及びダイアフラム
は、ダイアフラムが互いに平行且つ相対していて、ダイ
アフラムによって作り出される線形力が同一直線上にあ
り且つ反対方向を向くように方向付けられているのが望
ましい。
【0008】この実施例では、本発明のダイアフラムア
クチュエータは更に、ダイアフラムからの各線形力を受
け取るために各ダイアフラムの外側面と係合する一対の
ピストン部材を好都合に含んでいる、アクチュエータア
ームアッセンブリを含んでいる。更に好都合に、アクチ
ュエータアームアッセンブリは、ダイアフラムによって
作り出された線形力をワークピースに伝達するためにピ
ストンと連結されるアーム部を含んでいる。ある実施例
では、アーム部が連結されるワークピース上の点は、ダ
イアフラムアクチュエータの専ら片側に位置している。
このように、本発明のダイアフラムアクチュエータは、
ワークピース又は力作用点の片側だけにしかアクセスで
きないような場合には特に有効である。
【0009】本発明のダイアフラムアクチュエータは更
に、複数のこのようなアクチュエータを互いに並べて配
置し、そして/又は互いに垂直方向に積み重ねることが
できるように構成されている。このような構造にするこ
とにより、ダイアフラム作動システムは、直ぐ近くに隣
接するワークピース又は力作用点で、反対向きの線形力
を作り出すように設計することができる。代わりに、単
層アクチュエータに単一のピストンと相対する圧力室と
を設けることもできる。
【0010】別の実施例では、単一のダイアフラム及び
それに関連するピストンが設けられている。この実施例
では、ピストンには戻しばねが好適に設けられている。
多くの或いは全ての実施例において、力の速度と周波数
を上げるために圧力室の容積をできる限り低減するのが
望ましい。ある実施例ではこの容積が全く無くなってい
る。
【0011】従って、高度に正確で高速且つ反復可能な
線形力をワークピースに働かせることのできるダイアフ
ラムアクチュエータを提供することが本発明の目的であ
る。本発明のもう1つの目的は、摩擦及び/又は漏れに
よる不正確性を排除した、高精度のダイアフラムアクチ
ュエータを提供することである。
【0012】本発明の更にもう1つの目的は、力作用点
の密度を上げるために、流体圧力セルを互いに隣接して
配置し、そして/又は互いに垂直に積み重ねることので
きるマルチダイアフラムアクチュエータを提供すること
である。
【0013】本発明の又更に別の目的は、差圧入力に応
じて、正確、高速且つ反復可能な力を出力できるダイア
フラムアクチュエータを提供することである。本発明の
これら及びその他の目的は、図面、好適な実施例の説
明、請求の範囲を参照することにより明らかとなるであ
ろう。
【0014】(好適な実施例の詳細な説明)概括すれ
ば、本発明はダイアフラムアクチュエータに関する。よ
り厳密には、本発明は、正確且つ反復可能な2方向の線
形力を小さなストロークで選択的に提供するためのマル
チダイアフラムアクチュエータに関する。本発明のアク
チュエータは、複数の圧力室又はポートハウジング層
と、複数のピストンハウジング層とを備えている。これ
らの層は、相互に積み重ねられ、複数の流体圧力室即ち
セルと、アクチュエータアームアクセス開口とを形成し
ている。流体圧力を圧力室に導入することにより生成さ
れる力は、ワークピース(図示せず)に伝達されるか又
はアクチュエータアームアッセンブリにより他の力作用
点に伝達される。好適な実施例では、複数の相対する圧
力流体室の対と、その結果としての複数のアクチュエー
タアッセンブリとを有するアクチュエータを開示する
が、本発明の利点は、単一対の流体圧力室と単一のアク
チュエータアームアッセンブリとによっても実現できる
ものである。
【0015】図1、2A、2B、3に本発明のアクチュ
エータの各種図面を示す。詳しく述べると、図1は、本
発明による完全にアッセンブリされた状態のアクチュエ
ータを示し、一方、図2A及び2Bは分解組み立て図を
示す。図3は一対の流体圧力室と対応するアクチュエー
タアームアッセンブリの断面図である。
【0016】好適な実施例のアクチュエータ10は、ベ
ース36と、ベース36に組み付けられたアクチュエー
タ部材の積層27(図1)を含んでいる。ベース36
は、基板又は他の支持台に取り付けるための複数の組み
付け穴38を有している。
【0017】第1即ち底部のアクチュエータ部材のセッ
トは、ボトムハウジング11とコンビネーションハウジ
ング19の底部とから成る一対の間隔を空けて設けられ
たポートハウジングと、両ハウジング11と19との間
に位置する一対のピストンガイドハウジング14及び1
5と、ハウジング11と14の間及びハウジング19と
15の間にそれぞれ配置された一対のダイアフラム16
及び18とを含んでいる。
【0018】このアクチュエータは、更に、第1のセッ
トの上に積層された第2のアクチュエータ部材のセット
を含んでおり、この第2のセットは、コンビネーション
ハウジング19の上部とトップハウジング20とを備え
たポートハウジングと、両ハウジング19と20との間
に位置する一対のピストンガイドハウジング21及び2
2と、ハウジング19と21の間及びハウジング20と
22の間にそれぞれ配置された一対のダイアフラム24
及び25とを含んでいる。
【0019】図2Aに最もよく示されているように、ボ
トムポートハウジング11は概ね長方形で、厚みがあ
り、概ね平行で平坦な上面26と底面27を有してい
る。底面27には、ベース36の穴17、17と整列す
る一対の整列孔(図示せず)が設けられており、ハウジ
ング11とベース36との間の所望の整列状態を維持す
るため整列ピン23が差し込まれるようになっている。
ダイアフラム取り付け上面26には、概ね直線の両側辺
と丸い両端部とを有する一対の圧力室凹部28、28が
設けられているが、この凹部の形はそれほど重要ではな
い。各凹部28、28にはそれぞれ、流体圧を選択的に
導入、排出するための流体入出ポート29が設けられて
いる。ポート29、29は、内部流体通路を経由してハ
ウジング11端部のポート接続開口30と連通してい
る。この開口は流体圧源(図示せず)と接続するように
設計されている。ハウジング11には更に、複数の側部
穴31及び複数の端部穴32の形態をした複数のアクチ
ュエータクランプ穴が設けられている。端部穴32は貫
通穴で、その中にクランプスクリュー34(図2B)を
通して、ベース36のねじ穴35にねじ込むようになっ
ている。側部穴31は貫通穴ではなくねじが切ってあ
り、ねじ付きのクランプスクリュー39(図2B)をね
じ込むようになっている。
【0020】平坦面26上にも一対の整列開口40、4
0が設けられ、一対の整列ピン41が差し込まれるよう
になっている。図示のように、好適な実施例のアクチュ
エーターを構成する積層の各層には、同様な位置に整列
穴40、40が設けられている。従って、整列ピン41
は、全ての層を貫通して伸長するだけの長さがなければ
ならない。
【0021】相対するポートハウジング19の底部はハ
ウジング11の上部と同様であり、概ね平坦な面と、流
体入出ポート及びポート接続開口を備えた一対の対応す
る圧力室凹部と、複数のクランプ穴31、32と、一対
の整列穴40、40とが含まれている。図2Aにおい
て、一対の圧力室凹部を有するハウジング19の平坦な
面はハウジング19の底面上に配置されているので、こ
れらの要素は図2Aでは見えない。しかし、ハウジング
19の底部即ち下側は、ハウジング11の平坦な上面2
6の鏡像である。従って、ハウジング19の下側上の流
体圧力室凹部の位置及び形状は、図2Aに示すように、
ハウジング11の平坦な上面26上の対応する要素と実
質的にぴったりと合い、整列する。
【0022】ポートハウジング11と19の間に位置す
るピストンハウジング14と15とは、互いに実質的鏡
像関係にある。このハウジング14と15はそれぞれ概
ね長方形で、ハウジング11又は19に面する外側の平
坦な面42と、互いに面する内側の平坦な面44とを有
している。更に、ピストンガイドハウジング14と15
にはそれぞれ、ハウジング14又は15を貫通する、一
対の間隔を空けて設けられたピストンガイド開口45、
45が設けられている。ピストンガイド開口45、45
の外形は圧力室凹部28、28の外形と同じであり、ハ
ウジングがアッセンブリされたときに、ガイド開口4
5、45が凹部28、28と整列するように間隔を空け
て設けられている。アクチュエータアームアクセス溝4
6が、ハウジング14及び15それぞれの面44上に形
成され、ピストンガイド開口45の各端部からハウジン
グの側壁まで伸びている。アッセンブリされると、隣接
するハウジング14及び15の相対するアクセス溝46
がアクチュエータアームアッセンブリ用のアクセス開口
を形成するが、これについては後に詳しく説明する。内
側の平坦な面44それぞれには更に、長く伸びる整列又
は保持用の細長い溝であるスロット48が設けられてい
る。スロット48は、ハウジング14及び15それぞれ
の一端から他端へと伸び、整列又は保持ロッド49を収
容するようになっている。アッセンブリされると、ロッ
ド49はスロット48の中に収まり、アクチュエータア
ームアッセンブリ13内の開口を通って伸びる。後に説
明するように、これは、アクチュエータアームアッセン
ブリ13のアクチュエータ本体に対する整列及び/又は
保持を助ける。
【0023】ピストンガイドハウジング14及び15に
は又、ハウジング11及び19のクランプ穴31及び3
2との整列のための複数のアクチュエータクランプ穴3
1及び32が設けられている。ハウジング14及び15
それぞれには又、アッセンブリ時にハウジングを整列さ
せ易くするため、ハウジング11及び19の整列穴4
0、40に対応する一対の整列穴40が設けられてい
る。
【0024】ハウジング11と14との間、及びハウジ
ング19と15との間には、それぞれダイアフラム16
と18とが配置されている。ダイアフラム16及び18
それぞれは、両側のハウジングの長方形形状と実質的に
同じ大きさの概ね長方形の平板の形をしている。ダイア
フラムには、クランプ穴31及び32と整列穴40と
が、ハウジングの対応する穴31、32、40と整列し
て設けられている。ダイアフラム16及び18それぞれ
には、関連するポートハウジング11又は19の平坦な
面26と係合するための第1の平坦な圧力室側と、関連
するピストンハウジング14又は15の外側の平坦な面
42と係合するための反対側の平坦なピストン側とがあ
る。
【0025】ダイアフラム16及び18をそれぞれハウ
ジング11と14との間及び19と15との間に配置し
て、クランプスクリュー34及び39でシール状態にク
ランプすれば、凹部28、28と、ダイアフラム16及
び18の凹部28、28上を伸長する部分とが一対の流
体圧力室50及び51を形成(図3)する。従って、ダ
イアフラム16及び18は、それぞれの圧力室から、そ
の室内の流体圧に応じて外向きに動くことができる。特
に、ダイアフラム16及び18は、それぞれの圧力室内
の圧力に応じて反対方向に動くことができる。圧力室5
0及び51はシール無し、開口無し、即ちハウジング1
1及び19の平坦面と対応するダイアフラム16及び1
8との間のシール以外からの漏れの可能性無しに、入出
ポート29、29を除いて完全に閉じられていることに
着目しておかねばならない。ハウジング11と14との
間及び19と15との間にクランプされると、ダイアフ
ラム16及び18はそれぞれ第1及び第2の平行な平面
となる。
【0026】アクチュエータ部材の第2即ち上部のセッ
トは同様な構造を含んでいる。特に第2セットは、ハウ
ジング19の上部とトップハウジング20とから成る一
対のポートハウジングと、ハウジング19と20の間に
位置する一対のピストンガイドハウジング21及び22
と、ハウジング19と21の間及びハウジング20と2
2の間それぞれに位置する一対のダイアフラム24及び
25とを含んでいる。第1のアクチュエータ部材のセッ
ト内の対応する要素部材と同様に、ハウジング19、2
0、21、22及びダイアフラム24、25全てに、対
応して整列したクランプ穴31、32、整列穴40、4
0が設けられている。ポートハウジング11及びポート
ハウジング19の底部同様に、ポートハウジング19の
上部及びトップポートハウジング20には複数の圧力室
凹部52が設けられている。しかし図示のように、底部
セットのポートハウジングそれぞれには、間隔を空けて
設けられた一対の凹部が形成されているが、上部セット
のポートハウジングそれぞれには、4つの間隔を空けて
設けられた凹部52が形成されている。凹部52それぞ
れに、対応する流体入出ポート54が設けられている。
ポート54は、内部通路を経由してハウジング19の端
面又はハウジング20表面のポート開口55に連通し、
適切な流体圧力源と接続されている。
【0027】ピストンハウジング21及び22それぞれ
も、関連するポートハウジング19及び20同様に2つ
ではなく4つのピストンガイド開口56及びそれに対応
するアクチュエーターアームアクセス溝58が設けられ
ている点を除けば、対応するピストンハウジング14及
び15と同様である。ハウジング21及び22それぞれ
には又、整列又は保持ロッド60を収容するための整列
又は保持スロット59が設けられている。
【0028】ハウジング11、14、15、19、2
0、21、22、及びダイアフラム16、18、24、
25が図1に示すように互いに積み重ねられ、クランプ
スクリュー34及び39でその位置に保持されると、ダ
イアフラム16、18、及び24、25は、それぞれポ
ートハウジング11、19及び19、20との組み合わ
せで、凹部28、52の領域に流体圧力室を形成する。
これらの圧力室は、流体の圧力室からの漏れにつながる
シール又は摩擦の無いのが特徴である。このようにし
て、入出ポート29又は54を経由して、規定量の流体
圧力が室内に選択的に導入されると、高度に正確で反復
可能な力が、ダイアフラムに対し、各圧力室から外向き
に働く。
【0029】図1、2、3に示す実施例では、2つのア
クチュエータアームアッセンブリのセット53及び57
が設けられ、線形力を各圧力室からワークピース又は他
の力作用点に伝達するようになっている。通常、アクチ
ュエータアームアッセンブリ53及び57は、力伝達ア
ーム61と一対のピストンハーフ62及び64とからな
る第1部分と、アーム部65、65及び66と接続スタ
ブ68とからなる第2部分とを有している。この好適な
実施例では、アーム61と、アーム部65、65及び6
6と部材68とは、圧力室で生成された力を大きな歪み
無しに伝達できる、構造的に剛な部材である。この好適
な実施例では、アーム部65、65及び66と部材68
とは、単一の一体となった剛なヨーク部材を形成し、こ
のヨーク部材は、図2、3に示すように、一対のねじ付
きスクリュー69、69でアーム61の両端に接続され
ている。アクチュエータアームアッセンブリ全体を単一
の一体片に構成することも考えられる。部材68には、
ワークピース又はワークピース用の連結部材に連結しや
すくするため、雌ねじ部70(図3)を設けておくのが
望ましい。
【0030】この好適な実施例では、図3を見ればよく
分かるように、部材68は、アクチュエータの外側又は
完全に片方の側に配置されており、ダイアフラム又はダ
イアフラム平面に直角で各圧力室のモーメント中心を通
って伸びる線と概ね同一直線上にある。この構造は、ワ
ークピースの片側だけにしか力を掛けるためのアクセス
ができないような場合には特に有効である。図示のよう
に、アクチュエータアームアッセンブリのアーム65、
65及び66は、このようなアクセスやワークピースへ
の連結を実現するために、ベース36の開いた中央領域
に伸びている。ハウジング11及び19の圧力室に関係
するアームアッセンブリ53は、アッセンブリ57のア
ーム部65、65がアクチュエータの垂直方向の積み重
ねに対応するために長くなっている点を除いて、ハウジ
ング19及び20に関係するアッセンブリ57と同じで
あることに留意しておくべきである。
【0031】図2、4に示すように、ピストンハーフ6
2及び64それぞれは、それぞれのダイアフラムの外側
表面部分と係合するようになっている概ね平坦な面71
と、この平坦面71から凡そ90°方向に伸びる側面7
2とを含んでいる。平坦面71は、ピストン開口45
(ハウジング14、15)及び56(ピストンハウジン
グ21、22)の外形と実質的にぴったりと合う形状を
している。平坦面71の寸法は、ピストン開口45及び
56の断面寸法より僅かに小さく、面71に直角な直線
方向に自由に滑動できるようになっている。しかし、面
71の寸法は、自由な動きができる範囲でできるだけ大
きい方が望ましい。側壁72は平坦面71から伸長し、
各ピストンハーフが、ピストン開口45及び56に嵌合
する形状を構成している。ピストンハーフ62及び64
それぞれは、アクチュエータアーム61を収容し、圧力
室及びピストン62、64からアーム61に力を伝達す
るための、中央に設けられ一端から他端へと伸びるアク
チュエータアーム収容溝74を有している。
【0032】各ピストンハーフには更に、ピストンハー
フ62及び64を横切って伸びる一対の整列ノッチ7
5、75が設けられている。ピストンハーフがピストン
開口45及び56内にアッセンブリされる際に、ノッチ
75は、ハウジング14、15及び21、22の整列又
は保持スロット48及び59それぞれと、そしてアーム
61の整列穴76と整列させられる。アーム61には整
列穴73が設けられ、ピストン62及び64それぞれに
は整列穴67が設けられ、両整列穴には、アーム61と
ピストン62及び64との間に所望の整列状態を維持す
るため整列ピン77が挿入されている。アクチュエータ
アッセンブリが組み立てられると、ピストン62と64
とは、アーム61により、その両外端の中央部で係合さ
れる。アーム61の両外端は、ヨーク部材のアーム6
5、65と接続できるように、ハウジング11、14、
15、19の両端部を越え外向きに伸長している。
【0033】図1から4に示す実施例の構造を説明して
きたが、本実施例のアクチュエータの組立及び作用を以
下説明する。先ず、底部ポートハウジング11を、整列
ピン23を整列穴17とハウジング11の底面27上の
対応する整列穴とに入れながら、ベース36に対し位置
決めする。次に、整列ピン41、41をハウジング11
の上面26上の整列穴40、40に挿入する。次に、ダ
イアフラム16及びピストンハウジング14を、それぞ
れの整列開口40、40に整列ピン41、41を通しな
がら、ハウジング11の上に積み重ねる。
【0034】次に、各圧力室凹部28、28のアクチュ
エータアームアッセンブリ53を、ピストンハーフ64
をハウジング14内のピストン開口45内に入れ、続い
てアーム61をピストンハーフ64の溝74内に入れて
組み付ける。次に、ガイドピン77を、アーム61の整
列穴73を通してピストンハーフ64の整列穴67に挿
入する。次に、もう一つのピストンハーフ62を、ピン
77がピストンハーフ62の整列穴67に入るように、
アーム61上に位置決めする。このとき、整列又は保持
ロッド49を、アーム61をハウジング14及び15と
ピストンハーフ62及び64に対し保持するために、溝
48、及びアーム61の開口76に挿入することもでき
る。
【0035】次に、ハウジング15、ダイアフラム1
8、ハウジング19、ダイアフラム24、ハウジング2
1を、図2に示す方向でハウジング14上に順次積み重
ねる。次に、圧力室凹部52用のアクチュエータアッセ
ンブリ57を同じようにアッセンブリし、ピストン開口
56及びアクセス溝58内に組み付ける。これに続き、
残ったピストンハウジング22、ダイアフラム25、ト
ップポートハウジング20を、整列ピン41を図示のよ
うに各整列開口40に通して整列させながら、順次積み
重ねる。次に、クランプスクリュー34及び39をそれ
ぞれクランプ開口31及び32に挿入し、締め付ける。
クランプスクリュー34は各クランプ開口32を通って
伸長し、ベース36の雌ねじ35にねじ込まれ、一方、
クランプスクリュー39は各クランプ開口31を通って
伸長し、ポートハウジング11の雌ねじにねじ込まれる
ことに留意しなければならない。
【0036】最後に、アーム部65、65、66及び部
材68からなるアームアッセンブリのヨークを、ねじ部
材69を使ってアーム61に接続する(図2、3)。図
3を見れば、ダイアフラムアクチュエータの積層内の各
ダイアフラムアクチュエータの作用がよく理解できる。
図示のように、ダイアフラム16、18と、ピストンハ
ーフ62、64と、アーム61の間の許容差は最小にし
てあるので、圧力室50及び51内の圧力差は全て、ア
ームアッセンブリ53に伝達される。次に、この圧力即
ち力の差は、アームアッセンブリ53を通してワークピ
ースに伝達される。圧力室50及び51内の力は、入出
ポート29、29を通して流体圧を圧力室内に選択的に
導入することによって生成される。流体圧は従来からの
方法いずれによっても生成することができる。しかし、
この圧力は、電気的入力により圧力出力が制御される1
個又はそれ以上の比例弁から供給されるのが望ましい。
【0037】次に、図5及び6に、本発明の修正した実
施例を示す。図5及び6の実施例には、一対のポートハ
ウジング80及び81が含まれており、それぞれ、中心
部周りに概ね環状即ちドーナツ状の凹部83及び87を
有している。ハウジング80と81との間には一対のピ
ストンハウジング82と84とが配置されている。ハウ
ジング82と84は環状部材で、それぞれ、互いに係合
する概ね平坦な内側面と、ポートハウジング80又は8
1に隣接する概ね平坦な外側面を有している。第1ダイ
アフラム85は、ピストンハウジング82とポートハウ
ジング80との間に位置し、凹部83の領域に概ね環状
即ちドーナツ状の流体圧力室を形成し、第2ダイアフラ
ム86は、ピストンハウジング84とポートハウジング
81との間に位置し、凹部87の領域に概ね環状即ちド
ーナツ状の流体圧力室を形成している。図示のように、
ピストンハウジング82及び84はそれぞれ、凹部83
及び87の外周とほぼ同じ寸法の円筒内面を有してい
る。図5に示すように積み重ねてアッセンブリすると、
ピストンハウジング82及び84の内面90は外側ピス
トンガイド面を形成している。
【0038】一対のスペーサー要素88及び89がそれ
ぞれ、ハウジング80及び81の中央部に配置され、ダ
イアフラム85及び86の中央部をハウジング80及び
81の平坦面に対してシールしている。スペーサー要素
88及び89は概ね円筒状の外側面94を有し、ピスト
ン95に対し内側ピストンガイド面を形成している。図
示のように、ピストン95は、凹部83及び87の形状
とほぼぴったりと合う概ね環状の上面及び底面を有して
いる。
【0039】スペーサー要素88及び89は、ねじ部材
93等の何らかの従来からの手段でハウジング80及び
81に固定されている。ピストン95は、力を流体圧力
室凹部83及び87からワークピースに伝達するための
アクチュエータアームアッセンブリの一部である。アク
チュエータアームアッセンブリは、スペーサー要素88
と89の間をピストン95を横切って伸びる力伝達アー
ム91と、アーム91からワークピースに力を伝達する
ために、スペーサー要素88内の開口を通って伸びる中
央力伝達ロッド92とを有している。この好適な実施例
では、スペーサー要素88及び89の寸法は、ピストン
95従ってアーム91の僅かな動きに空間97を提供す
るため十分に薄くなっている。これは、ピストン95か
らロッド92、従ってワークピースへの力の伝達を容易
にしている。
【0040】図5及び6に示す実施例では、必要であれ
ば、力伝達アーム91を、ピストン95からロッド9
2、従ってワークピースへと力を伝達するための力伝達
ディスク又は他の構造に置き換えることもできる。
【0041】図7は、本発明の又別の実施例を示す。本
実施例は、圧力室が単一のセンターポートハウジング9
9で構成され、アクチュエータアームアッセンブリがピ
ストンからの反対向きの(内向きではなく)外向きの力
を受けるようになっている点を除き図1から4に示した
実施例と同じである。図7の実施例では、センターポー
トハウジング99には、一対の整列した流体圧力室凹部
100及び101がハウジング99の互いに反対側に設
けられている。一対のピストンハウジング102及び1
04が、ポートハウジング99の隣接する反対面上に配
置されており、一対のダイアフラム105及び106
が、図示のように、ハウジング102、104とハウジ
ング99との間に保持されている。
【0042】ピストンハウジング102及び104には
それぞれ、ピストンガイド開口108及び109が設け
られている。開口108及び109の大きさと外形は、
凹部100及び101とほぼぴったりと合うようになっ
ている。図1から4に示した実施例同様、凹部100及
び101とダイアフラム105及び106によって規定
される流体圧力室には、流体圧源(図示せず)に接続さ
れた圧力入出ポートが設けられている。
【0043】圧力室内で生成された力をワークピースに
伝達するために、アクチュエータアームアッセンブリが
一対の圧力室に関係付けられている。図7の実施例で
は、アクチュエータアームアッセンブリは、一対のピス
トン110及び111と、複数の剛体アーム112、1
12、114、114、115及び接続部材116とを
含んでいる。図示のように、ピストン110及び111
は、ピストン開口108及び109内に配置されてい
る。ピストンは、ダイアフラム105及び106と密接
に関係付けられた面を有しており、凹部100及び10
1に導入された流体圧に応答できるようになっている。
各ピストンは、ピストンの動きを剛体アーム114、1
14、115及び部材116経由でワークピースに伝達
するための、概ね横向きのアーム112の内の1つと接
続されている。
【0044】図8及び9は、単一のピストンを備えたダ
イアフラムアクチュエーターの単一積層実施例からな
る、本発明の又別の実施例を示す。この単一積層実施例
は、第1即ちトップポートハウジング122と第2即ち
ボトムポートハウジング124との間に挟まれた、一対
の相対するピストンハウジング120及び121を有し
ている。ポートハウジング122及び124はそれぞ
れ、圧力室即ちポートハウジングのセル表面と連通する
流体供給、排出ポート125及び126を有している。
図8において、ポートハウジング122の圧力室面12
8は、ピストンハウジング120と面する概ね平坦な面
であり、一方、ポートハウジング124の圧力室面12
7も、ピストンハウジング121と面する概ね平坦な面
である。圧力室面128及び127は、ハウジング12
2及び124の周囲の面領域に対し、実質的に平ら且つ
平坦である。
【0045】ポートハウジング122とピストンハウジ
ング120との間にはダイアフラム129が挟まれてお
り、ポートハウジング124とピストンハウジング12
1との間にはダイアフラム130が挟まれている。図8
に示す積み重ね全てを図9に示すように互いに連結する
ときには、ダイアフラム129及び130はそれぞれ圧
力室面128及び127と直接相対するように配置され
る。図1から7に示す実施例では、ポートハウジングに
は圧力室を形作る窪みを有する圧力室が設けられている
が、本発明では、そのような窪みを無くし、圧力室を、
1つの側を平らな圧力室面128及び127で、他方の
側をダイアフラム129及び130で規定することもで
きると考えている。
【0046】ピストンハウジング120には、中央ピス
トンガイド開口131と、そのガイド開口131の両端
から伸びる一対のピストンアームガイド溝132とが設
けられている。開口131にはピストンハーフ134が
入り、溝132には、他の実施例について説明したと同
様に、ピストンアーム135が入る。ピストンハウジン
グ121にも、ハウジング120同様に、中央ピストン
ガイド開口136と、一対の側方ピストンアームガイド
溝138、138が設けられている。開口136にはピ
ストンハーフ139が入り、溝138、138にはピス
トンアーム135が入る。ピストンハーフ134及び1
39にはそれぞれ、図示のように、内側溝137及び1
43が設けられ、この中にアーム135が入る。
【0047】アーム135の両端にはそれぞれ、アーム
を1つ又はそれ以上の力作用部材に取り付けるための雌
ねじ穴140が設けられている。ピストンハウジング1
20及び121をポートハウジング122及び124の
間に挟み込むと、開口131及び136は、圧力室面1
28、127の外周、従って圧力室の輪郭を定める。図
8のアクチュエータ構成要素部材を積み重ねたものは、
ハウジング120、121、122、124を含め、他
の実施例と同様に、ねじ部材等で一体にクランプされ
る。
【0048】図9は、図8の実施例のアッセンブリ前の
組立分解側面図であり、ダイアフラム129及び130
はそれぞれ、圧力室面128及び127に対し平坦に保
持されるように設計されている。これは圧力室容積を最
小化し、アクチュエータの高速作動を可能にする。空気
流体圧をポート125及び126より導入、排出するこ
とによって、ダイアフラム129及び130は、それぞ
れの圧力室面から膨れて離れ、そしてそこへ向かって戻
ってくる。これに対応してピストン133、従ってピス
トンアーム135が動かされることになる。このよう
に、アーム135の両端に取り付けられた機構は何であ
れ、動かされることになる。
【0049】本発明によるダイアフラムアクチュエータ
の又他の実施例を図10及び11に示す。本実施例は、
戻しばね付きの単一ダイアフラム、即ち単動アクチュエ
ータである。概説すれば、図10のアクチュエータは、
下側ダイアフラム又はベースハウジング145と、ピス
トンハウジング152と、ガイド又はベアリングハウジ
ング171とを備えたハウジングアッセンブリを有して
いる。より詳細に述べると、ハウジング145にはその
下面に、ハウジング145従ってアクチュエータ構造体
全体を基台又は他の構造体(図示せず)に取り付けるた
めの、取り付け穴146が設けられている。ハウジング
145には更に、ハウジング145内を通って伸長し、
ハウジング145の上面147中央部のポート開口14
9に至る圧力ポート148が設けられている。上面14
7は概ね平ら且つ平坦で、複数のクランプ用ボルト15
1をねじ込むための複数の雌ねじ穴150が設けられて
いるが、これについては以下に詳しく説明する。
【0050】ピストンハウジング152は、ロアーハウ
ジング145に隣接して配置され、両者の間にダイアフ
ラム154が挟まれている。ピストンハウジング152
及びダイアフラム154にはそれぞれ、ねじ付きクラン
プスクリュー151が通る複数の貫通穴155及び15
6が設けられている。ピストンハウジングには、第1の
概ね円形のピストン収容凹部158と、第2の概ね円形
のピストン収容開口部159とが設けられている。凹部
158は、ハウジング152の上面に向かって開き、開
口159と連通しており、一方、開口部159は、ハウ
ジング152の底面160に向かって開き、面160に
ピストン開口を形成している。ピストンハウジング15
2の底面160は概ね平ら且つ平坦で、図10及び11
の実施例がアッセンブリされるときには、ダイアフラム
154の上面と係合するように設計されている。アッセ
ンブリされると、面147には、ハウジング152の底
面160に対応する、或いはそれに相対して位置する周
辺部分、及び窪み部即ちピストン開口部159の領域内
の圧力室部分が形成されることになる。周辺部分及び圧
力室部分は共に平坦であり、且つ共通平面上にあるのが
望ましい。
【0051】更に図10及び11に関してであるが、ピ
ストン161は、ピストンハウジング152の凹部15
8内を案内されて動くように設計されている、第1又は
上側ピストン部162と、ピストンハウジング152の
開口部159内を案内されて動くように設計されてい
る、第2又は下側ピストン部164とを有している。下
側ピストン部164の底面166は、開口部159の領
域内でダイアフラム154の上面と係合するように設計
されている。ピストン161の上面には、圧縮又は戻し
ばね168の一端を収容するための、概ね円形の凹部1
65が設けられている。ばね168はピストン戻しばね
として働き、ベアリングハウジング171内のばね受け
凹部170(図11)内に着座するためのばねキャップ
169が取り付けられている。ピストン161には更
に、複数のガイドシャフト収容開口172が設けられて
いる。開口172には、ピストン161の動きをガイド
するための複数のガイドシャフト即ち力伝達部材174
の端部が挿入されており、これについては後に詳しく説
明する。
【0052】ベアリングハウジング171には、複数の
クランプスクリュー用穴175が、クランプスクリュウ
151を通すため、対応する穴150、156、155
と整列して設けられている。図10及び11の実施例を
アッセンブリする際には、クランプスクリュー151
を、穴175、ハウジング152及びダイアフラム15
4の穴155及び156に順に通して、ロアーハウジン
グ145の雌ねじ穴150にねじ込む。クランプスクリ
ュー151を締め付ける際は、ロアーハウジング14
5、ピストンハウジング152、ベアリングハウジング
171が、ハウジング145の上面147とピストンハ
ウジング152の底面160との間にダイアフラム15
4を挟んで一緒にクランプされる。その結果、ダイアフ
ラム154の底面とロアーハウジング145の上面14
7との間の開口部159の領域にダイアフラム室が形成
されることになる。
【0053】ベアリングハウジング171には更に、複
数のベアリング178を収容するための同じ数のベアリ
ング穴176が設けられている。ベアリング178には
それぞれ、ベアリングが適切に整列するために穴176
の中で僅かに傾くことができるように、僅かに直径が大
きくなった中央外側部179が設けられている。ベアリ
ング178にはそれぞれ更に、ガイドシャフト174を
通すための中央開口180が設けられている。ばね調整
スクリュー182を取り付けるために中央ねじ穴181
が設けられている。戻しばねキャップ169に対しスク
リュー182をねじ込んだり戻したりすることによっ
て、戻しばね168の力を選択的に調整できる。
【0054】ガイドシャフト174の上端はそれぞれ、
複数の雄ねじスクリュー185によってアッパープレー
ト184の底面にしっかりと固定される。リフティング
ワイパー等の形態のワークピース187が、必要に応じ
てアッパープレート174に取り付けられる。
【0055】完全にアッセンブリされると、ガイドシャ
フト174を介してアッパープレート184に連結され
たピストン161は、ベアリングハウジング171、ピ
ストンハウジング152,ロアーハウジング145に対
し可動となる。ピストンは、通常、図示のように、戻し
ばね168によって戻り方向即ち下向きに付勢されてい
る。ピストンを稼働させ、ばね168の力に抗して動か
すため、空気流体圧が圧力ポート148に導入される。
これによって、開口部159の領域内のダイアフラム1
54が、ピストン部164の底面166に抗して上向き
に動かされ、それによりピストン161、アッパープレ
ート184及びそれに連結されているワークピース18
7が動かされる。
【0056】図10及び11に示す構造は、比較的少な
い空気移動量で、短く、早く、反復する動きを容易に作
り出せる。更に、空気は完全に密封されており、漏れが
ないので、このような構造は、クリーンルームないしそ
れと似た環境で使うのに理想的である。
【0057】好適な実施例の説明は、極めて特定的なも
のであったが、本発明の精神から逸脱することなく様々
な修正を加えうることは明らかである。従って、本発明
の範囲は、好適な実施例の説明に依ってではなく、請求
項によって示されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、完全にアッセンブリされたマル
チダイアフラムアクチュエータの等角図法による斜視図
である。
【図2】図2Aは、図1のマルチダイアフラムアクチュ
エータの、等角図法による分解組立図である。図2B
は、図1のマルチダイアフラムアクチュエータの、等角
図法による分解組立図である。
【図3】図1の線3−3に沿う部分断面図である。
【図4】ピストンを含むアクチュエータアームアッセン
ブリの部分を示す、等角図法による分解組立図である。
【図5】本発明による、変更を加えたアクチュエータの
側断面図である。
【図6】図5の線6−6に沿う断面図である。
【図7】本発明による、マルチダイアフラムアクチュエ
ータの又更に別の実施例の断面図である。
【図8】更に別のダイアフラムアクチュエータ実施例
の、等角図法による分解組み立て図である。
【図9】図8のダイアフラムアクチュエータ実施例の、
分解組立側面図である。
【図10】本発明による、更に別のアクチュエータ実施
例の、等角図法による分解組み立て図である。
【図11】図10のアクチュエータ実施例の、一部を省
いた、分解組立正面図である。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に平坦な第1ダイアフラム取付面
    と、前記第1ダイアフラム取付面に開口する流体入出ポ
    ートとを有する第1ハウジングと、 第2ダイアフラム取付面と、前記第2ダイアフラム取付
    面内のピストン開口とを有するピストンハウジングとを
    備えたハウジングと、 前記第1ダイアフラム取付面と前記第2ダイアフラム取
    付面との間に位置し、前記第1ダイアフラム取付面に面
    する第1面と前記第2ダイアフラム取付面に面する第2
    の反対側の面とを有するダイアフラムと、 前記ピストン開口内に位置し、前記第2の反対側の面と
    係合するピストンとを備えていることを特徴とするダイ
    アフラムアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記ピストンハウジングに隣接して、前
    記第2ダイアフラム取付面の反対側に位置する第2ハウ
    ジングを更に含んでいることを特徴とする請求項1に記
    載のダイアフラムアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記第2ハウジングが少なくとも1つの
    ガイド開口を含むガイドハウジングであることを特徴と
    する請求項2に記載のダイアフラムアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記ピストンに連結され、ワークピース
    と連結するために前記ガイド開口を通って伸長する少な
    くとも1つの力伝達部材を備えたワークピース連結アッ
    センブリを含んでいることを特徴とする請求項3に記載
    のダイアフラムアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記ピストンに対して前記ダイアフラム
    の方向にばね力を働かせるために、前記第2ハウジング
    と前記ピストンとの間に配置されたばねを含んでいるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のダイアフラムアクチュ
    エータ。
  6. 【請求項6】 前記第2ハウジングが3つのガイド開口
    を含み、前記ワークピース連結アッセンブリが前記ピス
    トンに連結され前記3つのガイド開口それぞれを通って
    伸長する力伝達部材を含んでいることを特徴とする請求
    項4に記載のダイアフラムアクチュエータ。
  7. 【請求項7】 前記力伝達部材の各々がガイドシャフト
    であることを特徴とする請求項6に記載のダイアフラム
    アクチュエータ。
  8. 【請求項8】 前記ガイド開口内に取り付けられ、前記
    力伝達要素を通すための中央開口を有するベアリング部
    材を含んでいることを特徴とする請求項4に記載のダイ
    アフラムアクチュエータ。
  9. 【請求項9】 前記力伝達要素の各々がガイドシャフト
    であることを特徴とする請求項8に記載のダイアフラム
    アクチュエータ。
  10. 【請求項10】 前記第1ダイアフラム取付面が、前記
    第2ダイアフラム取付面の反対に位置する周辺面部と、
    前記ピストン開口に対応する圧力室面部とを含んでいる
    ことを特徴とする請求項1に記載のダイアフラムアクチ
    ュエータ。
  11. 【請求項11】 前記圧力室面部と前記周辺面部とは実
    質的に平坦で、両者は共通の平面上にあることを特徴と
    する請求項10に記載のダイアフラムアクチュエータ。
  12. 【請求項12】 前記ピストンに対して前記ダイアフラ
    ムの方向にばね力を働かせるために、前記第2ハウジン
    グと前記ピストンとの間に配置されたばねを含んでいる
    ことを特徴とする請求項2に記載のダイアフラムアクチ
    ュエータ。
  13. 【請求項13】 前記第2ハウジングが、実質的に平坦
    な第3ダイアフラム取付面と、前記第3ダイアフラム取
    付面に開口する流体入出ポートとを含み、前記ピストン
    ハウジングが第4ダイアフラム取付面と前記第4ダイア
    フラム取付面内のピストン開口とを含み、ダイアフラム
    アクチュエータが前記第3及び第4ダイアフラム取付面
    の間に位置する第2ダイアフラムを含んでいることを特
    徴とする請求項2に記載のダイアフラムアクチュエー
    タ。
  14. 【請求項14】 前記第2及び第4ダイアフラム取付面
    内の前記ピストン開口が、前記第2及び第4ダイアフラ
    ム取付面に概ね直角な方向に整列していることを特徴と
    する請求項13に記載のダイアフラムアクチュエータ。
  15. 【請求項15】 前記ピストンハウジングに隣接する第
    2ハウジングを含んでおり、ダイアフラムアクチュエー
    タが前記第3及び第4ダイアフラム取付面の間に位置す
    る第2ダイアフラムを含んでいることを特徴とする請求
    項11に記載のダイアフラムアクチュエータ。
  16. 【請求項16】 前記第3ダイアフラム取付面が、前記
    第4ダイアフラム取付面の反対に位置する周辺面部と、
    前記第4ダイアフラム取付面内のピストン開口に対応す
    る圧力室面部とを含み、前記圧力室面部と前記周辺面部
    とは実質的に平坦で、両者は共通の平面上にあることを
    特徴とする請求項15に記載のダイアフラムアクチュエ
    ータ。
  17. 【請求項17】 第1流体入出ポートを有し、第1ダイ
    アフラム平面内に位置する第1ダイアフラムにより部分
    的に規定される第1流体圧力室を備え、前記第1ダイア
    フラムは前記第1流体圧力室内の流体圧に応じて第1方
    向に前記第1流体圧力室から遠ざかるように動くことが
    できるようになっており、 第2流体入出ポートを有し、第2ダイアフラム平面内に
    位置する第2ダイアフラムにより部分的に規定される第
    2流体圧力室を更に備え、前記第2ダイアフラムは前記
    第2流体圧力室内の流体圧に応じて第2方向に前記第2
    流体圧力室から遠ざかるように動くことができるように
    なっており、 前記第1及び第2流体圧力室は、前記第1及び第2ダイ
    アフラムが実質的に互いに平行であり、前記第1及び及
    び第2方向が互いに逆向きであるように方向付けられて
    おり、 前記第1ダイアフラム及び前記第2ダイアフラムと係合
    し、アームアッセンブリと前記第1及び第2ダイアフラ
    ムとの間の係合点から反対向き両方向外側へ伸長するア
    クチュエータアームを含むアクチュエータアームアッセ
    ンブリを更に備えており、前記アクチュエータアームは
    ワークピースに連結するための両端部を含んでいること
    を特徴とするダイアフラムアクチュエータ。
  18. 【請求項18】 第1の実質的に平坦なダイアフラム取
    付面を有する第1ハウジングと、第2の実質的に平坦な
    ダイアフラム取付面を有する第2ハウジングとを含むこ
    とを特徴とする請求項17に記載のダイアフラムアクチ
    ュエータ。
  19. 【請求項19】 前記第1流体圧力室が前記第1ダイア
    フラムと前記第1ダイアフラム取付面との間で規定さ
    れ、前記第2流体圧力室が前記第2ダイアフラムと前記
    第2ダイアフラム取付面との間で規定されることを特徴
    とする請求項18に記載のダイアフラムアクチュエー
    タ。
JP2000225193A 1999-07-26 2000-07-26 マルチダイアフラムアクチュエータ Pending JP2001165115A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/361,102 US6286413B1 (en) 1998-02-20 1999-07-26 Diaphragm actuator
US09/361102 1999-07-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001165115A true JP2001165115A (ja) 2001-06-19

Family

ID=23420658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000225193A Pending JP2001165115A (ja) 1999-07-26 2000-07-26 マルチダイアフラムアクチュエータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6286413B1 (ja)
EP (1) EP1072794A3 (ja)
JP (1) JP2001165115A (ja)
SG (1) SG86427A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4690693B2 (ja) * 2004-10-21 2011-06-01 株式会社アサヒ・エンタープライズ アクチュエータ
CN101550926B (zh) * 2008-03-31 2014-03-12 研能科技股份有限公司 双腔流体输送装置
CN101550925B (zh) 2008-03-31 2014-08-27 研能科技股份有限公司 具有多个双腔体致动结构的流体输送装置

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1371242A (en) 1921-03-15 Method of and means eob
US1473303A (en) * 1921-08-19 1923-11-06 William L Lightford Fuel control for internal-combustion engines
CH184456A (de) * 1935-10-18 1936-05-31 Schmutz Bremsen Aktiengesellsc Unter- oder Überdruckbremseinrichtung an Fahrzeugen.
GB513977A (en) 1937-11-23 1939-10-26 Firestone Tire & Rubber Co Improvements in or relating to fluid pressure operated control mechanisms
US2292896A (en) * 1940-11-18 1942-08-11 Capewell Mfg Company Fluid pumping apparatus
US2372813A (en) 1942-03-18 1945-04-03 Glen F Darling Windshield wiper
GB631186A (en) 1946-11-08 1949-10-28 William Edward O Shei Improvements in or relating to fluid pressure motors, particularly for operating windscreen wipers
US2545857A (en) 1948-01-07 1951-03-20 Albert G Perkins Control device for milking machines
US2658525A (en) 1948-09-03 1953-11-10 Bailey Meter Co Diaphragm type expansible chamber operator
US2579334A (en) * 1949-07-30 1951-12-18 Shell Dev Adjustable-rate differential pressure responsive device
US2820434A (en) 1955-07-18 1958-01-21 Johnson Service Co Single-acting motor with pneumatic return spring
US2871795A (en) * 1956-02-29 1959-02-03 American Viscose Corp Double acting diaphragm pump
FR1421820A (fr) * 1965-01-14 1965-12-17 Inst Prueffeld Fuer Elek Sche Commande à fluide comprimé, notamment pour appareils électrils électriques de commutation
US3251305A (en) 1965-04-12 1966-05-17 Panther Pumps & Equipment Co Balanced pressure pump
FR1553530A (ja) 1967-07-12 1969-01-10
DE1655424A1 (de) 1967-07-21 1971-07-29 Teves Gmbh Alfred Kolben fuer die Betaetigungszylinder von hydraulischen Bremssystemen,insbesondere von Scheibenbremsen an Kraftfahrzeugen
US3722373A (en) 1969-06-23 1973-03-27 Sybron Corp Differential pressure responsive device of welded construction
US3563138A (en) 1969-06-23 1971-02-16 Sybron Corp Differential pressure responsive device with diaphragm equalization
US3626813A (en) 1970-07-23 1971-12-14 Robertshaw Controls Co Differential pressure cell
GB1323108A (en) 1970-12-22 1973-07-11 Dewandre Co Ltd C Fluid pressure operated brake actuators
CH549437A (de) * 1971-06-16 1974-05-31 Suevia Haiges Kg Hydraulisch oder pneumatisch betaetigbare vorrichtung zum spannen von werkstuecken.
US3899959A (en) * 1971-07-12 1975-08-19 Schlumberger Compteurs Pneumatic controllers
US3817264A (en) 1973-02-14 1974-06-18 Precision Control Prod Corp Valve
DE2412458A1 (de) 1973-04-19 1974-11-07 Rudolf Felix Dipl In Homberger Vorrichtung mit mindestens einer druckmedium betaetigbaren einheit
US4038506A (en) * 1975-07-17 1977-07-26 I.C.S. Ignition Control Systems Ltd. Oil pressure switch having improved diaphragm seal
SE411791B (sv) * 1977-05-20 1980-02-04 Alfa Laval Ab Reglerventil innefattande en membranvegg och en vid membranveggens centrala del fest ventilkropp
US4272999A (en) 1978-04-11 1981-06-16 National Research Development Corporation Fluid pressure operated actuator
US4209000A (en) * 1978-12-28 1980-06-24 Ivie Terry L Fuel injection systems
SU901674A1 (ru) 1979-06-25 1982-01-30 За витель М.. Я. Жабин Мембранный привод М.Я.Жабина
DE3204100A1 (de) 1982-02-06 1983-08-18 Honeywell Gmbh, 6050 Offenbach Membranmodul fuer pneumatische regelungssysteme
FR2525697B1 (fr) 1982-04-21 1986-03-28 Utilisation Ration Gaz Pompe volumetrique a deux etages pour gaz de petrole liquefies en phase liquide, et procede d'injection de carburant pour moteur de vehicule automobile utilisant une telle pompe
US4615353A (en) 1984-01-24 1986-10-07 Mckee James E Pneumatic control valves with diaphragm actuators and modular body structure
US4754776A (en) 1984-01-24 1988-07-05 Mckee James E Pneumatic control valves with diaphragm actuators and modular body structure
US5796007A (en) * 1996-09-23 1998-08-18 Data Instruments, Inc. Differential pressure transducer

Also Published As

Publication number Publication date
EP1072794A3 (en) 2003-12-10
SG86427A1 (en) 2002-02-19
US6286413B1 (en) 2001-09-11
EP1072794A2 (en) 2001-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0440053Y2 (ja)
KR100946307B1 (ko) 리니어 액츄에이터
JPH0419214Y2 (ja)
KR101962490B1 (ko) 밸브 장치
JP2009536729A (ja) マイクロ流体デバイスのためのモジュール式取付けおよび結合または相互結合システム
JPS59140980A (ja) 圧電式流体制御装置
EP0969234A1 (en) Fluid control device
JPS6026865A (ja) モジユラ−方向弁
US20190250645A1 (en) Motor-operated valve
JP2001165115A (ja) マルチダイアフラムアクチュエータ
CA2172901C (en) Modulation rotary valve
JPH11236904A (ja) 空気力式制御弁
US5927177A (en) Multi-diaphragm actuator
JPS6342153B2 (ja)
DE3363618D1 (en) Three-ports-two-positions valve
JP3519364B2 (ja) ベローズポンプ
US20020157923A1 (en) Belt-fixing mechanism
WO2023079904A1 (ja) 制御弁
JP4824359B2 (ja) エアベアリングシリンダ及びマニホールドシリンダ
JPH11166508A (ja) ロッドレスシリンダ
CN216692214U (zh) 一种用于微流量液体计量高精密旋转阀
WO2023139882A1 (ja) 流路切換弁、及び流路切換弁の組立方法
CN210710740U (zh) 一种集成式分子筛桶
JP2597592Y2 (ja) 複合弁
JP3911696B2 (ja) 流体圧シリンダの取付構造