JP2001164894A - 断面形状変更可能な型枠によるトンネル用コンクリート打設方法およびその装置 - Google Patents

断面形状変更可能な型枠によるトンネル用コンクリート打設方法およびその装置

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Yoshiharu Aoki
義治 青木
Tsutomu Kitagawa
勉 北川
Yukihisa Inagawa
雪久 稲川
Hideo Honda
秀雄 本田
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Tekken Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同一型枠をトンネルの断面形状に対応させて容
易に変更し、断面形状の異なるトンネルへの転用を可能
とする。 【解決手段】ガントリー18に天端フォーム20および
両側フォーム22を配設させてなる型枠12を介してト
ンネル14内に覆工用コンクリート16を打設する方法
および装置において、各フォーム20,22を複数分割
し、分割した各フォーム20,22間を回動自在に支着
すると共に、各フォーム20,22をガントリー18に
着脱自在とし、トンネル16の断面形状に対応させて各
フォーム20,22を取付けた後、各フォーム20,2
2を回動させて各フォーム20,22間の挟角を調整す
ることにより、型枠12の断面形状を変更した後、トン
ネル14内に覆工用コンクリート16を打設することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルの断面形
状に対応させて型枠の断面形状を変更し、同一(1個
の)型枠にて断面形状の異なるトンネルに覆工用コンク
リートを打設することができるトンネル用コンクリート
打設方法およびその装置に関するものである。なお、本
明細書中、「打設」とは、養生硬化させていない泥状の
コンクリートを型枠と、トンネル内壁面(トンネル掘削
面または一次覆工されたトンネル内壁面)と、の間に充
填させることをいう。
【0002】
【従来の技術】元来、道路、鉄道、水路等のトンネルに
は目的や用途により多種多様な断面形状がある。
【0003】また、トンネルは永年供用により、内周面
に覆工されたコンクリートが劣化、摩耗、損傷するた
め、覆工されたコンクリートの改修工事が必要不可欠で
ある。
【0004】特に、歴史の古い水力発電所の水路トンネ
ルにおいては、覆工されたコンクリートの劣化が著しく
進行し、劣化の著しい個所から随時改修工事が行われて
いる。
【0005】このような改修工事は、消費電力量が少な
い冬季(渇水期)に短期間で集中して施工(工事)され
ることから、一度に施工する長さが短く、また施工する
場所が異なり、かつトンネルの断面形状も異なるため、
その都度トンネル断面形状に対応する型枠を製作し、使
用してきた。
【0006】この種の改修工事のための、または新規ト
ンネル構築のための、コンクリートの打設は、改修工事
の進行方向またはトンネル構築のトンネル切羽側へ型枠
を移動させ、順次覆工用コンクリートを打設することが
知られている。
【0007】また、型枠はガントリー上に天端フォーム
および両側フォームを配設させたものであり、型枠の外
周面を形成する各フォームの表面は平面ではなく、曲面
であるもの(図4(ロ)参照)が主流であった。
【0008】また、型枠は改修工事または新規トンネル
構築毎にそれぞれ新規に製作されるものであるため、天
端フォームおよび両側フォームはガントリーに強固に止
着されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、永年供用による
劣化、摩耗、損傷した既コンクリート打設面(覆工面)
の改修工事において、型枠はトンネルの断面形状に対応
させてその都度新規に製作する必要があり、不経済であ
ることが問題となっていた。
【0010】また、改修工事は、型枠を製作する期間を
考慮して計画しなければならず不便であることが問題と
なっていた。
【0011】また、改修工事の施工長が短い場合、型枠
の利用回数が少なく最も不経済であることが問題となっ
ていた。
【0012】また、改修工事および新規トンネル構築に
おけるトンネルの断面形状に直線部が含まれる場合、天
端フォームおよび両側フォームの表面が曲面であったた
め、トンネルの断面形状に十分に対応させることが不可
能なことが問題となっていた。
【0013】また、天端フォームおよび両側フォームは
ガントリーに強固に止着されていたため、トンネルの断
面形状に対応させて、型枠の断面形状を変更しようとす
る場合、ガントリーから天端フォームおよび両側フォー
ムを取外す作業が極めて困難であり、その作業に約7日
間程度要し、作業性が極めて良くないことが問題となっ
ていた。
【0014】また、トンネルの断面形状に対応させてそ
の都度新規に製作される型枠は一体構造であり、工事現
場までの運搬、現場への搬入、組立が非常に面倒である
ことが問題となっていた。
【0015】本発明は、このような欠点に鑑み、同一
(1個の)型枠をトンネルの断面形状に対応させて容易
に変更することができ、断面形状の異なるトンネルへの
転用が可能な型枠によるトンネル用コンクリート打設方
法およびその装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガントリーに
天端フォームおよび両側フォームを配設させてなる型枠
を介して、トンネル内に覆工用コンクリートを打設する
方法および装置において、各フォームをトンネルの断面
方向に対して複数に分割し、分割した各フォーム間を回
動自在に支着すると共に、各フォームをガントリーに着
脱自在とし、トンネルの断面形状に対応させて、断面形
状に対応する各フォームをガントリーに取付けた後、各
フォームを回動させて各フォーム間の挟角を調整するこ
とにより、型枠の断面形状を変更した後、トンネル内に
覆工用コンクリートを打設することを特徴とするもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る断面形状変更可能な
型枠によるトンネル用コンクリート打設装置は、図1〜
図4に示すように、以下の構成からなるものである。
【0018】本発明で使用する型枠12は、トンネル1
4内に覆工用コンクリート16、主に二次覆工用コンク
リートを打設するためのものであり、ガントリー18上
に天端フォーム20および両側フォーム22,22が配
設され、各フォーム20,22,22が垂直方向および
水平方向に伸縮自在であると共に、両側フォーム22,
22が折畳み可能なものである。
【0019】天端フォーム20および両側フォーム2
2,22はトンネル14の断面(周)方向に対して複数
に分割され、分割された各フォーム20,22間を回動
自在に支着させると共に、各フォーム20,22をガン
トリー18に着脱自在としてある。
【0020】本例において、分割された各フォーム2
0,22間の回動手段は、各フォーム20,22を支持
するため、型枠12の断面方向に配設させた骨材24
に、装着させた、各フォーム20,22を回動自在に支
持できるピン等の軸支機構26であり、この軸支機構2
6に分割された各フォーム20,22を支着させ、回動
自在としてある。
【0021】また、骨材24はガントリー18の外周に
配設され、骨材24に各フォーム20,22を止着、支
持させることにより、型枠12を構成している。
【0022】また、各フォーム20,22のガントリー
18への着脱手段は、各フォーム20,22を止着、支
持する骨材24に装着させた軸支機構26の上端縁に延
出させた支持板28と、各フォーム20,22の適所に
形成された支持孔30と、先端を支持孔30内に挿入さ
せ、基端を支持板28に係止させる止金具32と、止金
具32と各フォーム20,22の各幅方向(上下方向)
に貫通させて螺着させる支持ボルト34と、によるもの
である。
【0023】さらに、詳述すると、止金具32を、先端
を各フォーム20,22の支持孔30内に嵌挿させ、基
端を支持板30の下縁に当接させて、配設させた後、止
金具32と各フォーム20,22の各幅方向に貫通させ
て支持ボルト34を螺着させることにより、各フォーム
20,22が止金具32を介して型枠12の骨材24に
確実に固定される。
【0024】本機構を採用することにより、極めて容易
に各フォーム20,22をガントリー18の骨材24に
脱着することが可能となる。
【0025】また、型枠12の外周面を形成する天端フ
ォーム20および両側フォーム22,22は、コンクリ
ート覆工するトンネルの断面形状の直線部には、図4
(イ)に示す表面が平面であるものを使用し、トンネル
の断面形状の曲線部には、図4(ロ)に示す表面が曲面
であるものを使用する。
【0026】また、各フォーム20,22の使用個数
は、トンネルの断面形状に対応させて増減させることが
可能であり、トンネル周長が長い場合には使用個数を増
加させ、またトンネル周長が短い場合には使用個数を減
少させる。
【0027】なお、図中36はガントリー用伸縮ジャッ
キ、38は側フォーム用伸縮ジャッキ、40は駆動ロー
ラー、42はレール、44は打設口、46は妻板、48
は一次覆工されたトンネル内壁面、50は既二次覆工用
コンクリート打設面を示す。
【0028】本装置を使用し、図1に示すように、断面
形状が略半円形のトンネル14内に覆工用コンクリート
16、主に二次覆工用コンクリートを打設する方法を以
下に詳述する。
【0029】まず、コンクリート覆工するトンネルの断
面形状に対応させて、型枠12の外周面を形成する天端
フォーム20および両側フォーム22,22を、図4
(ロ)に示す表面が曲面であるもののみをガントリー1
8に必要数取付ける。
【0030】この際、各フォーム20,22のガントリ
ー18への取付けは、止金具32を先端を各フォーム2
0,22の支持孔30内に嵌挿させ、基端を支持板30
の下縁に当接させて配設させた後、止金具32と各フォ
ーム20,22の各幅方向(上下方向)に貫通させて支
持ボルト34を螺着させることにより、各フォーム2
0,22を型枠12の骨材24に確実に固定することが
できる。
【0031】また、各フォーム20,22はトンネル1
4の断面方向に対して複数に分割されているため、従来
のような一体構造の型枠に対し、作業員の人力により容
易に運搬、組立が可能である。
【0032】次に、複数に分割され、それぞれ回動自在
に支着させた各フォーム20,22を回動させて各フォ
ーム20,22間の挟角を調整することにより、型枠1
2の断面形状をトンネル14の断面形状に対応させる。
【0033】この際、各フォーム20,22間の挟角の
調整は、ガントリー用伸縮ジャッキ36および側フォー
ム用伸縮ジャッキ38を、それぞれ伸縮させることによ
り、容易に行うことができる。
【0034】次に、型枠12をトンネル14の所定位置
まで移動させ、設置する。
【0035】この際、既構築トンネルの改修工事におい
ては、劣化した既覆工用コンクリート打設部を排除して
おく必要がある。
【0036】また、型枠12のトンネル坑口側(図2に
おいて左側)は、既二次覆工用コンクリート打設面50
と重合させる。
【0037】次に、型枠12のトンネル切羽側(図2に
おいて右側)周縁を、妻板46等により確実に被覆(妻
止め)する。
【0038】この際、覆工させたコンクリート打設部の
強度を向上させるため、型枠12と一次覆工されたトン
ネル内壁面48との間に、鉄筋等の補強材(図示略)
を、配設させることが望ましい。
【0039】次に、トンネル内壁面48と型枠12との
間に覆工用コンクリート16を打設させ、養生硬化させ
る。
【0040】この際、覆工用コンクリート16の打設
は、各フォーム20,22の適所に設けられた打設口4
4あるいは検査窓(図示略)等から行う。
【0041】また、覆工用コンクリート16の打設量に
応じて、振動具(図示略)を介して打設した覆工用コン
クリート16を振動させ、締固めることにより、養生硬
化後の覆工用コンクリート16の強度、耐久性を向上さ
せることが望ましい。
【0042】次に、型枠12を脱型させる。
【0043】前記工程により、型枠12が設置された個
所への覆工用コンクリート16の打設が完了する。
【0044】この覆工用コンクリートの打設を、既構築
トンネルの改修工事の場合には改修工事の進行方向に向
けて、また新規トンネル構築の場合にはトンネル切羽側
へ向けて順次型枠12を移動させて行う。
【0045】また、本装置を使用して、図5および図6
に示すように、断面形状に直線部が含まれるトンネル1
4内に(二次)覆工用コンクリート16を打設する方法
を以下に詳述する。
【0046】まず、コンクリート覆工するトンネル14
の断面形状に対応させて、型枠12の外周面を形成する
天端フォーム20および両側フォーム22,22を、図
4(イ)に示す表面が直線であるもの、および図4
(ロ)に示す表面が曲面であるものを必要数ずつ混合使
用し、各フォーム20,22をガントリー18に取付け
る。
【0047】次に、トンネル14の断面方向に対して複
数に分割され、それぞれ回動自在に支着させた各フォー
ム20,22を回動させて各フォーム20,22間の挟
角を調整することにより、型枠12の断面形状をトンネ
ル14の断面形状に対応させる。
【0048】その後、前例同様に、型枠12の設置、覆
工用コンクリート16の打設、養生硬化、型枠12を脱
型、を順次行う。
【0049】前記工程により、型枠12が設置された個
所の覆工用コンクリート16の打設が完了する。
【0050】この覆工用コンクリートの打設を、既構築
トンネルの改修工事の場合には改修工事の進行方向に向
けて、また新規トンネル構築の場合にはトンネル切羽側
へ向けて順次型枠12を移動させて行う。
【0051】なお、両例において、天端フォーム20お
よび両側フォーム22,22の回動手段は、ピン等の軸
支機構によるものであるが、他の回動機構を採用するこ
とは自由である。
【0052】また、分割された各天端フォーム20およ
び各側フォーム22のガントリー18への着脱手段は、
軸支機構26の支持板28、各フォーム20,22の支
持孔30、止金具32および支持ボルト34によるもの
であるが、各フォーム20,22をガントリー18に着
脱自在とする機構であれば、他の機構を採用することは
自由である。
【0053】また、トンネル断面形状に対応させて使用
する各フォーム20,22の個数が多い場合には、ガン
トリー用伸縮ジャッキ36および側フォーム用伸縮ジャ
ッキ38を伸長させ、各フォーム20,22の個数が少
ない場合には、両ジャッキ36,38を縮短させて使用
することは自明である。
【0054】また、型枠12の外周面を形成する天端フ
ォーム20および両側フォーム22,22は伸縮、折畳
み自在のものであるが、必ずしも、伸縮折畳み自在のも
のに限定されることはない。
【0055】また、本例は略半円形、または一部直線部
を含む断面形状のトンネル等のコンクリート打設におけ
るものであるが、円形のトンネル、例えば海中トンネ
ル、下水道等にも利用できる。
【0056】
【発明の効果】本発明に係る断面形状変更可能な型枠に
よるトンネル用コンクリート打設方法およびその装置に
よれば、覆工用コンクリートを打設するための型枠の天
端フォームおよび両側フォームを分割し、分割した各フ
ォームを回動自在とし、各フォームをガントリーに着脱
自在としてあるため、トンネルの断面形状に対応させ
て、断面形状に対応する各フォームをガントリーに取付
け、各フォームを回動させて各フォーム間の挟角を調整
することにより、型枠の断面形状を容易に変更すること
ができ、従来のようにトンネルの断面形状に対応させて
その都度型枠を製作する必要がないので、極めて経済的
であり、また型枠の製作期間を考慮して工事計画をする
煩わしさが解消される。
【0057】また、天端フォームおよび両側フォームは
トンネルの断面方向に対して複数に分割されているた
め、従来のような一体構造の型枠に対し、作業員の人力
により容易に運搬、組立が可能である。
【0058】また、同一(1個の)型枠をトンネルの断
面形状に対応させて容易に変更することができ、断面形
状の異なるトンネルへの転用が可能である。
【0059】また、トンネルの断面形状の直線部には、
天端フォームおよび両側フォームの表面が、平面である
ものを使用し、またトンネルの断面形状の曲線部には、
各フォームの表面が曲面であるものを使用することによ
り、いかなる断面形状のトンネルへもコンクリート打設
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る断面形状変更可能な型枠によるト
ンネル用コンクリート打設装置の正面図であり、中央か
ら左側はガントリー下降時、中央から右側はガントリー
上昇時、をそれぞれ示す。
【図2】同、側面図。
【図3】天端フォームおよび両側フォームのガントリー
への止着部分を示す要部拡大正面図。
【図4】天端フォームおよび両側フォームの斜視図であ
り、(イ)は表面が平面であるもの、(ロ)は表面が曲
面であるものをそれぞれ示す。
【図5】トンネルの断面形状に直線部が含まれる場合に
使用する本装置の正面図であり、中央から左側はガント
リー下降時、中央から右側はガントリー上昇時、をそれ
ぞれ示す。
【図6】同、別の例を示す本装置の正面図であり、中央
から左側はガントリー下降時、中央から右側はガントリ
ー上昇時、をそれぞれ示す。
【符号の説明】
12 型枠 14 トンネル 16 (二次)覆工用コンクリート 18 ガントリー 20 天端フォーム 22 側フォーム 26 軸支機構 28 支持板(軸支機構26の) 30 支持孔(天端フォーム20および側フォーム22
の) 32 止金具 34 支持ボルト
フロントページの続き (72)発明者 北川 勉 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐阜 工業株式会社内 (72)発明者 稲川 雪久 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐阜 工業株式会社内 (72)発明者 本田 秀雄 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐阜 工業株式会社内 Fターム(参考) 2D055 DA01 DA05 DA08 KC06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガントリー(18)に天端フォーム(20)およ
    び両側フォーム(22),(22)を配設させてなる型枠(12)を
    介して、トンネル(14)内に覆工用コンクリート(16)を打
    設する方法において、各フォーム(20),(22)をトンネル
    (14)の断面方向に対して複数に分割し、分割した各フォ
    ーム(20),(22)間を回動自在に支着すると共に、各フォ
    ーム(20),(22)をガントリー(18)に着脱自在とし、トン
    ネル(16)の断面形状に対応させて、断面形状に対応する
    各フォーム(20),(22)をガントリー(18)に取付けた後、
    各フォーム(20),(22)を回動させて各フォーム(20),(2
    2)間の挟角を調整することにより、型枠(12)の断面形状
    を変更した後、トンネル(14)内に覆工用コンクリート(1
    6)を打設することを特徴とする断面形状変更可能な型枠
    によるトンネル用コンクリート打設方法。
  2. 【請求項2】 ガントリー(18)に天端フォーム(20)およ
    び両側フォーム(22),(22)を配設させてなる型枠(12)を
    介して、トンネル(14)内に覆工用コンクリート(16)を打
    設する装置において、各フォーム(20),(22)をトンネル
    (14)の断面方向に対して複数に分割され、分割された各
    フォーム(20),(22)間を回動自在に支着させると共に、
    各フォーム(20),(22)をガントリー(18)に着脱自在に取
    付けてなり、トンネル(16)の断面形状に対応させて、断
    面形状に対応する各フォーム(20),(22)をガントリー(1
    8)に取付けた後、各フォーム(20),(22)を回動させて各
    フォーム(20),(22)間の挟角を調整することにより、型
    枠(12)の断面形状を変更した後、トンネル(14)内に覆工
    用コンクリート(16)を打設することを特徴とする断面形
    状変更可能な型枠によるトンネル用コンクリート打設装
    置。
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