JP2001163224A - 手押しカート - Google Patents
手押しカートInfo
- Publication number
- JP2001163224A JP2001163224A JP34585999A JP34585999A JP2001163224A JP 2001163224 A JP2001163224 A JP 2001163224A JP 34585999 A JP34585999 A JP 34585999A JP 34585999 A JP34585999 A JP 34585999A JP 2001163224 A JP2001163224 A JP 2001163224A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand lever
- hand
- cart
- brake
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Handcart (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】でこぼこ道や坂道でもハンドレバー(2)から
手を離すとブレーキ操作を意識せず自動的にブレーキが
掛かる手押しカート。 【解決手段】マルチディスクブレーキに対しねじりコイ
ルばね(1)のプリセットにより常時軸方向力を与え、
ハンドレバー(2)を押すまたは引くことによって上記
の軸方向力を打ち消す。
手を離すとブレーキ操作を意識せず自動的にブレーキが
掛かる手押しカート。 【解決手段】マルチディスクブレーキに対しねじりコイ
ルばね(1)のプリセットにより常時軸方向力を与え、
ハンドレバー(2)を押すまたは引くことによって上記
の軸方向力を打ち消す。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、手押しカートに関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】停止中のブレーキの掛かった状態からカ
ートを動かすときにブレーキが自動的に解除される手押
しカートは見かけられない。
ートを動かすときにブレーキが自動的に解除される手押
しカートは見かけられない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】でこぼこ道や坂道でも
ハンドレバー(2)から手を離すとブレーキ操作を意識
せず自動的にブレーキが掛かる手押しカート。
ハンドレバー(2)から手を離すとブレーキ操作を意識
せず自動的にブレーキが掛かる手押しカート。
【0004】
【課題を解決するための手段】ハンドレバー(2)を押
すまたは引くとワイヤ(4)の掛けられているスライド
プレート(3)が右または左に滑りワイヤ(4)を引き
出す。(図2、図3参照)
すまたは引くとワイヤ(4)の掛けられているスライド
プレート(3)が右または左に滑りワイヤ(4)を引き
出す。(図2、図3参照)
【0005】これにより、ロータリーレバー(5)が回
転し、プリセットされたねじりコイルばね(1)から受
ける軸方向力に打ち勝ってロータリーレバー(5)にね
じかみ合いの左右のディスクストッパL(6)、R
(7)がそれぞれ内側にスライドするのでディスク
(8)・プレート(9)間に掛かっていた力が消失し、
プレート(9)の回転拘束が解放され、これに組まれて
いるプレートストッパ(10)、車軸(11)が自在に
回転する。
転し、プリセットされたねじりコイルばね(1)から受
ける軸方向力に打ち勝ってロータリーレバー(5)にね
じかみ合いの左右のディスクストッパL(6)、R
(7)がそれぞれ内側にスライドするのでディスク
(8)・プレート(9)間に掛かっていた力が消失し、
プレート(9)の回転拘束が解放され、これに組まれて
いるプレートストッパ(10)、車軸(11)が自在に
回転する。
【0006】即ち、カートを移動させる際のハンドレバ
ー(2)を押すまたは引く操作の初期段階に於いてブレ
ーキ力が解除され、さらにハンドレバー(2)を押しま
たは引き続けることでカートを移動させることが出来
る。
ー(2)を押すまたは引く操作の初期段階に於いてブレ
ーキ力が解除され、さらにハンドレバー(2)を押しま
たは引き続けることでカートを移動させることが出来
る。
【0007】ハンドレバー(2)から手を離すとねじり
コイルばね(1)からの軸方向力に打ち勝っている力が
消失するので上記の逆工程をたどり、ブレーキの掛かっ
た状態に戻る。
コイルばね(1)からの軸方向力に打ち勝っている力が
消失するので上記の逆工程をたどり、ブレーキの掛かっ
た状態に戻る。
【0008】
【実施例1】本体(12)は、差し込まれた車軸(1
1)を回り対偶で支持しており、車軸(11)両端には
車輪(13)が固着されている。
1)を回り対偶で支持しており、車軸(11)両端には
車輪(13)が固着されている。
【0009】また本体(12)にはケース(14)が差
し込まれ固着され、ハンドレバー(2)の支点となる軸
(15)は本体(12)に差し込まれている。
し込まれ固着され、ハンドレバー(2)の支点となる軸
(15)は本体(12)に差し込まれている。
【0010】ハンドレバー(2)をスライドプレート
(3)に差し込み、スライドプレート(3)にはワイヤ
(4)の掛けられたピンが固着され、ハンドレバー
(2)の押すまたは引くことによりスライドプレート
(3)が右または左にスライドする。
(3)に差し込み、スライドプレート(3)にはワイヤ
(4)の掛けられたピンが固着され、ハンドレバー
(2)の押すまたは引くことによりスライドプレート
(3)が右または左にスライドする。
【0011】ワイヤ(4)はロータリーレバー(5)
に、その両端を固着されかつ或角度巻き掛けられてい
る。
に、その両端を固着されかつ或角度巻き掛けられてい
る。
【0012】ロータリーレバー(5)はディスクストッ
パL(6)、R(7)とねじかみ合いになっており、ワ
イヤ(4)を引くことでディスクストッパL(6)、R
(7)をそれぞれ内側に引き寄せる。
パL(6)、R(7)とねじかみ合いになっており、ワ
イヤ(4)を引くことでディスクストッパL(6)、R
(7)をそれぞれ内側に引き寄せる。
【0013】ロータリーレバー(5)は、ケース(1
4)に固着されたピン(16)により軸方向拘束され、
その外周はケース(14)内周と回り対偶である。
4)に固着されたピン(16)により軸方向拘束され、
その外周はケース(14)内周と回り対偶である。
【0014】ねじりコイルばね(1)はダブルトーショ
ンタイプで、中央部をケース(14)に、両端をロータ
リーレバー(5)に或テンションを以て掛けられてい
る。
ンタイプで、中央部をケース(14)に、両端をロータ
リーレバー(5)に或テンションを以て掛けられてい
る。
【0015】ディスクストッパL(6)、R(7)はケ
ース(14)内周の軸方向突起部により回転拘束され、
かつこれに沿い摺動する。
ース(14)内周の軸方向突起部により回転拘束され、
かつこれに沿い摺動する。
【0016】プレートストッパ(10)は、車軸(1
1)に圧入され、ディスク押さえ(17)により軸方向
拘束される。
1)に圧入され、ディスク押さえ(17)により軸方向
拘束される。
【0017】プレート(9)は、プレートストッパ(1
0)により回転拘束される。
0)により回転拘束される。
【0018】ディスク押さえ(17)は、止め輪(1
8)により軸方向拘束される。
8)により軸方向拘束される。
【0019】
【発明の効果】カートを移動させる際のハンドレバー
(2)を押すまたは引く操作の初期段階に於いてブレー
キ力が解除され、さらにハンドレバー(2)を押しまた
は引き続けることでカートを移動させることが出来ると
共に、ハンドレバー(2)から手を離すと、でこぼこ道
や坂道でもブレーキ操作を意識せず自動的にブレーキが
掛かるので、その都度のブレーキ掛けとしての特別の操
作が不要で手間が掛からず、また安全である。
(2)を押すまたは引く操作の初期段階に於いてブレー
キ力が解除され、さらにハンドレバー(2)を押しまた
は引き続けることでカートを移動させることが出来ると
共に、ハンドレバー(2)から手を離すと、でこぼこ道
や坂道でもブレーキ操作を意識せず自動的にブレーキが
掛かるので、その都度のブレーキ掛けとしての特別の操
作が不要で手間が掛からず、また安全である。
【図1】本考案の実施例のブレーキ部断面図である。
【図2】本考案の実施例の図1の直角方向断面図であ
る。
る。
【図3】本考案の実施例の全体図である。
1 ねじりコイルばね 2 ハンドレバー 3 スライドプレート 4 ワイヤ 5 ロータリーレバー 6 ディスクストッパL 7 ディスクストッパR 8 ディスク 9 プレート 10 プレートストッパ 11 車軸 12 本体 13 車輪 14 ケース 15 軸 16 ピン 17 ディスク押さえ 18 止め輪
Claims (1)
- 【請求項1】 ねじりコイルばね(1)から受ける軸方
向力により制動されているマルチディスクブレーキに対
し、ハンドレバー(2)を押すまたは引いてスライドプ
レート(3)に繋がるワイヤ(4)を引き出すことでロ
ータリーレバー(5)を回転させマルチディスクブレー
キの制動力を解除し、さらにハンドレバー(2)の押す
または引く方向に力を与え続けることでカートを移動さ
せる手押しカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34585999A JP2001163224A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 手押しカート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34585999A JP2001163224A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 手押しカート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001163224A true JP2001163224A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18379484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34585999A Pending JP2001163224A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 手押しカート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001163224A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101031373B1 (ko) | 2009-12-07 | 2011-04-29 | 홍성빈 | 도로 경사면 변화에 따라 바퀴의 감속 또는 제동이 가능한 바퀴제어장치 |
KR101831724B1 (ko) | 2017-10-30 | 2018-02-23 | 강경관 | 관성을 이용한 급제동장치 |
CN114475745A (zh) * | 2020-10-27 | 2022-05-13 | 株式会社远藤商事 | 手推车 |
-
1999
- 1999-12-06 JP JP34585999A patent/JP2001163224A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101031373B1 (ko) | 2009-12-07 | 2011-04-29 | 홍성빈 | 도로 경사면 변화에 따라 바퀴의 감속 또는 제동이 가능한 바퀴제어장치 |
KR101831724B1 (ko) | 2017-10-30 | 2018-02-23 | 강경관 | 관성을 이용한 급제동장치 |
CN114475745A (zh) * | 2020-10-27 | 2022-05-13 | 株式会社远藤商事 | 手推车 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW397788B (en) | Dual mode brake actuator for walker | |
CN104176105B (zh) | 用于婴儿车的组合阻力和驻停制动器 | |
JP6798899B2 (ja) | 車輪構造およびそれを備えた手押し車 | |
TW200530056A (en) | Stroke stop device of the suspensions of a vehicle | |
JP2001163224A (ja) | 手押しカート | |
TW200922822A (en) | A brake device for prams | |
JP2002127903A (ja) | 鉄道車両ハンドブレーキの迅速解除機構用の装置、鉄道車両ハンドブレーキと改良型装置との組合体 | |
JP5361792B2 (ja) | ブレーキ付きキャスター、キャスターユニット、それらを備えた移動車 | |
JP5002487B2 (ja) | 手押し運搬車 | |
JP6653558B2 (ja) | 手押車 | |
US20110304195A1 (en) | In-hub braking system for manual wheelchairs | |
JP2007083966A (ja) | 手押し運搬車のロック機構 | |
JP2014124317A (ja) | 車椅子駆動装置 | |
KR20080050172A (ko) | 레버 암 구동형 휠체어의 제동장치 | |
GB286411A (en) | Automatic brake mechanism for perambulators, push-carts and other hand propelled vehicles | |
JP2014226540A (ja) | 手押し車 | |
JPH078149U (ja) | 買い物用カート | |
JPH0732807A (ja) | ブレーキ付キャスター | |
TWI584983B (zh) | Trolley wheel automatic stop device | |
JPH0751316A (ja) | 両輪を連結することのできる車椅子 | |
US20140189980A1 (en) | Smart caster having function of preventing free rolling | |
KR102121597B1 (ko) | 비상용 급브레이크 장치 | |
NL1021139C1 (nl) | Rem voor rollator. | |
KR20170067966A (ko) | 디스크 브레이크로 구동하는 수동 휠체어 | |
JPH09104382A (ja) | 自動二輪車用ブレーキ装置 |