JP2001163012A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JP2001163012A
JP2001163012A JP34806399A JP34806399A JP2001163012A JP 2001163012 A JP2001163012 A JP 2001163012A JP 34806399 A JP34806399 A JP 34806399A JP 34806399 A JP34806399 A JP 34806399A JP 2001163012 A JP2001163012 A JP 2001163012A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れたウエット性能を確保しながら、2ピー
スモールドの金型によってもディモールドを招くことな
く簡易に加硫成形しうる。 【解決手段】 縦主溝3から内側にのびるラグ状溝4
は、縦主溝3との交わり部Jでの傾斜角度θを30〜6
0度としてのびる湾曲部4Aと、タイヤ周方向に沿って
直線状にのびる直線状部4Bとを含む。湾曲部4Aと直
線状部4Bとの連なり位置Kを最大溝巾位置Qとした拡
巾部分6を具える。このラグ状溝4の溝中心線と直角な
溝断面において、外の溝壁面4oの傾斜角度αは、前記
最大溝巾位置Qで15〜45度の最大傾斜角度αmax と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたウエット性
能を確保しながら2ピースモールドによる加硫成形を可
能にした空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】タイ
ヤのウエット性能を向上させるためには、路面の水膜を
タイヤ周方向だけでなくタイヤ軸方向にも排出すること
が重要であり、そのためにトレッド部には、通常、例え
ば特開平6−40215号公報等に記載する如く、タイ
ヤ周方向にのびる縦主溝に加え、この縦主溝と交わる向
きのラグ状溝を設けている。
【0003】ここで、接地面の中央部付近の排水性を考
えた場合、ラグ状溝の溝中心線の向きをタイヤ周方向に
近づけてやることにより水膜抵抗が減少し、接地圧の高
い中央部からタイヤ軸方向側方への排水が効率的に行わ
れる。特に、より水膜抵抗を減少させるためには、前記
ラグ状溝を、タイヤ赤道付近においてタイヤ周方向にの
びる直線状部と、この直線状部に連なりかつタイヤ周方
向に対する傾き角度を漸増しながらタイヤ軸方向外方に
略円弧状にのびる湾曲部とを含む形状で形成することが
好ましい。
【0004】他方、タイヤ加硫金型には、タイヤ赤道面
と平行な割面を有する2ピースモールドと、タイヤ周方
向に複数分割されかつ半径方向に拡縮径可能に移動する
セグメントをもつ割モールドとが広く知られており、こ
のなかで2ピースモールドは、金型構造やその作動制御
が簡易でありかつ製造コストが非常に安いという利点が
ある。
【0005】しかしながら、このような2ピースモール
ドの金型では、タイヤ軸方向外方に離隔することによっ
て加硫成形後のタイヤが金型から取り出されるため、そ
のとき金型の溝形成凸部分がトレッド面を傷つける所謂
ディモールドという損傷が発生しやすい。特に、このデ
ィモールドは、溝の向きがタイヤ周方向に近いほど、さ
らにはタイヤの外径が大きくトレッド部から前記溝形成
凸部分が抜き出しにくいタイヤ赤道近傍においてより顕
著となる。
【0006】従って、このディモールドの観点から、前
述の如き直線状部と湾曲部とを含むラグ状溝を有するト
レッドパターンのタイヤを、2ピースモールドの金型を
用いて加硫成形することは非常に難しく、従来において
は、割モールドの金型を用いて加硫成形せざるを得ない
という問題があった。
【0007】そこで本発明は、このような状況に鑑み案
出されたもので、その目的は、前記ラグ状溝の構造を改
善することにより、優れたウエット性能を確保しなが
ら、2ピースモールドの金型によってもディモールドを
招くことなく簡易に加硫成形しうる空気入りタイヤを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、トレッド面に、タイヤ赤道
とトレッド接地縁との間でタイヤ周方向に連続する縦主
溝と、タイヤ周方向に間隔を隔てて設けられ前記縦主溝
からタイヤ軸方向内側にのびる内側のラグ状溝とを設
け、かつ2ピースモールドにより成形される空気入りタ
イヤであって、前記内側のラグ状溝は、縦主溝との交わ
り部でのタイヤ周方向に対する傾斜角度θを30〜60
度として前記縦主溝からのびかつ前記傾斜角度θを漸減
する湾曲部と、この湾曲部に連なりタイヤ赤道のタイヤ
軸方向外側でタイヤ周方向に沿って直線状にのびる直線
状部とを含み、かつ内側のラグ状溝は、該湾曲部と直線
状部との連なり位置を最大溝巾位置として湾曲部及び直
線状部にのびる拡巾部分を具えるとともに、このラグ状
溝の溝中心線と直角な溝断面において、タイヤ軸方向外
側の外の溝壁面が、該外の溝壁面とトレッド面との交点
において該トレッド面に立てた法線に対してなす傾斜角
度αは、前記最大溝巾位置で15〜45゜の最大傾斜角
度αmax となることを特徴としている。
【0009】また請求項2の発明では、前記最大傾斜角
度αmax は15〜25度、かつ前記傾斜角度αは、前記
拡巾部分の両端域に該傾斜角度αが漸減する角度漸減範
囲を有 するとともに、前記内側のラグ状溝のタイヤ軸
方向内側の内の溝壁面は、該内の溝壁面とトレッド面と
の交点において該トレッド面に立てた法線に対する傾斜
角度βを、0〜6度の範囲でかつラグ状溝長さ方向に略
一定としたことを特徴としている。
【0010】また請求項3の発明では、前記内側のラグ
状溝のラグ溝巾は、前記拡巾部分の両端域に該ラグ溝巾
を漸減する漸減巾領域を具えるとともに、前記ラグ状溝
の溝中心線と直角な溝断面における溝巾wは、縦主溝と
の前記交わり部において、前記縦主溝の溝巾W0の40
〜80%、前記連なり位置において60〜100%であ
るであることを特徴としている。
【0011】また請求項4の発明では、前記内側のラグ
状溝は、その溝深さdが、縦主溝との前記交わり部にお
いてこの縦主溝の溝深さD0と略等しく、かつ前記直線
状部に向かって漸減するとともに、直線状部におけるラ
グ溝深さdは前記縦主溝の溝深さD0の80%以下とし
たことを特徴としている。
【0012】また請求項の発明では、前記内側のラグ状
溝は、タイヤ周方向に隣り合うラグ状溝の直線状部を継
ぎ巾が0.5〜3mm、深さが2〜5mmの周方向の継
ぎ溝を有することを特徴としている。
【0013】ここで、前記「トレッド接地縁」とは、タ
イヤを正規リムに装着しかつ正規内圧を充填した状態で
正規荷重を負荷したときに、トレッド面が接地する接地
面のタイヤ軸方向最外端を通るタイヤ周方向線を意味す
る。又「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を
含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリ
ムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRA
であれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "
Measuring Rim"となる。また、「正規内圧」とは、前記
規格で定める空気圧であり、JATMAであれば最高空
気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOU
S COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETR
TOであれば "INFLATION PRESSURE" であるが、タイヤ
が乗用車用である場合には一律に180(kPa)とす
る。さらに「正規荷重」とは、前記規格で定める荷重で
あり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれ
ば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION P
RESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD
CAPACITY"とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。なお本願の空気入りタイヤ1は、図
7に略示する如く、2ピースモールド30によって加硫
成形されるタイヤであって、この2ピースモールド30
は、周知の如く、タイヤ赤道面C0乃至その近傍領域に
割面31を有し、該割面31を合わせて配することによ
りタイヤ成形内腔Hを形成する上金型31Uと下金型3
1Lとを具えている。そして、前記上金型31Uをプレ
スのラム側に、又下金型31Lをベッド側にそれぞれ取
付けることによって、ラムの昇降により上金型31Uと
下金型31Lとをタイヤ軸方向の内外(本例では上下)
に相対移動しうる。なお本例では、前記割面31がタイ
ヤ赤道面C0から6.0mmオフセットした位置、すなわ
ち後述する凹部23の外側に配される場合を例示する。
【0015】又前記タイヤ成形内腔Hは、前記空気入り
タイヤ1の輪郭形状と実質的に等しい輪郭形状をなし、
トレッド成形用のトレッド成形面32と、サイドウォー
ル成形用のサイドウォール成形面33と、ビード成形用
のビード成形面34とから形成されるとともに、前記ト
レッド成形面32には、トレッド溝G形成用の溝形成凸
部分35を突設している。
【0016】次に、前記空気入りタイヤ1のトレッド面
2には、図1に示すように、タイヤ赤道Cとトレッド接
地縁Teとの間でタイヤ周方向に連続する縦主溝3と、
タイヤ周方向に間隔を隔てて設けられ前記縦主溝3から
タイヤ軸方向内側にのびる内側のラグ状溝4とを含むト
レッド溝Gを設けている。
【0017】ここで前記縦主溝3は、本例では、タイヤ
赤道Cからトレッド接地縁Teまでの接地半巾TW/2
の略中間位置に形成され、これによって前記トレッド面
2を、縦主溝3、3間のトレッド中央部2Cと、縦主溝
3からトレッド接地縁Teまでのトレッドショルダー部
2Sとに区分している。なお「略中間位置」とは、中間
位置からのタイヤ軸方向の距離が、前記接地半巾TW/
2の±10%以下の巾領域を意味する。
【0018】そして本願では、このようなトレッド中央
部2Cに高いウエット性を付与するために、以下に説明
する如き構成を採用することによって優れた排水性を有
するとともにディモールドの発生を抑制した内側のラグ
状溝4を形成することに特徴を有している。
【0019】即ち、前記内側のラグ状溝4は、その溝中
心線の形状から見たとき、図2に拡大して示すように、
湾曲部4Aと直線状部4Bとを含んで構成されている。
【0020】この湾曲部4Aは、前記縦主溝3との交わ
り部Jでのタイヤ周方向に対する傾斜角度θが30〜6
0度をなし、該傾斜角度θを漸減しつつ、本例では実質
的に0度になるまで、前記交わり部Jからタイヤ軸方向
内側に向かって略円弧状に滑らかに湾曲する。又前記直
線状部4Bは、前記湾曲部4Aに滑らかに連なり、かつ
タイヤ赤道Cよりもタイヤ軸方向外側でタイヤ周方向に
沿って直線状に延在している。
【0021】このとき、直線状部4Bの溝中心線のタイ
ヤ赤道Cからの距離L1は、前記接地半巾TW/2の3
0%以下であって、接地圧のより高い位置に、この直線
状部4Bを形成する。又湾曲部4Aのタイヤ周方向長さ
L2は、内側のラグ状溝4全体のタイヤ周方向長さL0
の50%以上であって、これによって、水膜の流れ方向
が急激に変化して排水性が低下するのを抑制する。
【0022】又前記内側のラグ状溝4は、その溝巾wか
ら見たとき、前記湾曲部4Aと直線状部4Bとの連なり
位置Kを最大溝巾位置Qとして、前記湾曲部4A及び直
線状部4Bの両側にのびる拡巾部分6を具える。なお、
前記「連なり位置K」とは、前記湾曲部4Aの溝中心線
と直線状部4Bの溝中心線とが連結する位置を意味し、
同図には、内接する最も好ましい場合を例示している。
【0023】この拡巾部分6は、本例では、前記最大溝
巾位置Qが連続する最大巾領域6Aと、この最大巾領域
6Aから両側にのびかつ溝巾が漸減する漸減巾領域6
B、6Cとを具えている。なお、一方の漸減巾領域6B
は、前記交わり部Jから略一定の溝巾を有してのびる一
定巾領域Rに滑らかに接続するとともに、他方の漸減巾
領域6Cは前記直線状部4Bの端部まで延在している。
【0024】従って、本例では、前記湾曲部4Aは、前
記一定巾領域Rと、漸減巾領域6Bと、最大巾領域6A
のうちの連なり位置Kまでの領域部分6A1とによって
形成されるとともに、前記直線状部4Bは、前記漸減巾
領域6Cと、最大巾領域6Aのうちの連なり位置Kまで
の領域部分6A2とによって形成されている。
【0025】なお前記拡巾部分6としては、例えば、前
記最大溝巾がピーク状をなすことにより前記最大溝巾位
置Qが連続しない、即ち最大巾領域6Aを有することな
く、ピーク状の最大溝巾位置Qと漸減巾領域6B、6C
とによって形成することもできる。
【0026】さらに前記内側のラグ状溝4においては、
図2のI−I線、II−II線、及びIII −III 線断面であ
る図3(A)〜(C)に示す如く、その溝中心線と直角
な溝断面において、タイヤ軸方向外側の外の溝壁面4o
が、該外の溝壁面4oとトレッド面2との交点において
該トレッド面2に立てた法線Nに対してなす傾斜角度α
を、前記最大溝巾位置Qにおいて15〜45度の最大傾
斜角度αmax を有するように形成している。又前記拡巾
部分6は、その両端域に該傾斜角度αが最大傾斜角度α
max から漸減する角度漸減範囲YB、YCを設けてい
る。なおこの角度漸減範囲YB、YCは、前記漸減巾領
域6B、6Cと略一致させて形成することが好ましい
が、一致させなくても良い。
【0027】また同図に示す如く、前記溝断面における
タイヤ軸方向内側の内の溝壁面4iでは、該内の溝壁面
4iとトレッド面2との交点において該トレッド面2に
立てた法線Nに対する傾斜角度βを、0〜6度の範囲で
かつラグ状溝4の長さ方向に略一定としている。
【0028】このように、内側のラグ状溝4は、互いに
滑らかに連なる直線状部4Bと湾曲部4Aとを具えるた
め、トレッド中央部2Cの水膜は、接地圧の高いタイヤ
赤道側から前記直線状部4Bと湾曲部4Aとをへてタイ
ヤ軸方向外側に円滑に導かれるとともに、縦主溝3を通
して接地面外に効果的に排出される。
【0029】この時、前記直線状部4Bと湾曲部4Aと
の連なり位置Kに、最大溝巾を有する拡巾部分6を設け
る一方、ラグ状溝4における外の溝壁面4oの傾斜角度
αが前記最大溝巾位置Qにおいて最大傾斜角度αmax と
なるように、この外の溝壁面4oを緩勾配で形成してい
る。その結果、前記直線状部4Bから湾曲部4Aに至る
水膜の流れがさらに円滑化し、いっそう速やかにかつ低
抵抗にて排水することが可能となる。
【0030】他方、前記2ピースモールド30に起因す
るディモールドは、タイヤ周方向に対する傾斜角度θが
より小さい部位、即ち前記湾曲部4Aにおける連なり位
置K近傍および直線状部4Bにおいて多発するが、この
部位における外の溝壁面4oを最大傾斜角度αmax が1
5〜45度となる緩勾配で形成している。従って、加硫
成形後に、上金型31Uをタイヤ軸方向に平行移動して
タイヤ1を取り出す際、ラグ状溝4形成用の溝形成凸部
分35がタイヤトレッドから抜けやすくなり、ディモー
ルドの発生が効果的に抑制される。
【0031】しかも、外の溝壁面4oが緩勾配となるこ
とによる溝容積の減少が、前記拡巾部分6の形成によっ
て補填されるため、優れた排水性が確保されるのであ
る。なお、本例では前記内の溝壁面4iを0〜6度の急
勾配としているため、充分な溝容積の確保が可能とな
り、緩勾配の外の溝壁面4oによる前記水流の円滑化と
相俟ってタイヤ軸方向外側への排水がより容易となる。
又この内の溝壁面4iにはエッジ効果が期待でき、ドラ
イ路面でのグリップ性の向上にも役立つ。
【0032】前記交わり部Jにおけるラグ状溝4の傾斜
角度θが60度を越えると、湾曲部4A内での水膜抵抗
および縦主溝3と合流する際の抵抗が過大となるため、
排水性の低下を招く。又30度未満では、ラグ状溝4全
体に亘ってディモールドが発生する恐れを招くなど、デ
ィモールドの充分な抑制効果が得られなくなる。従っ
て、交わり部Jでの前記傾斜角度θは、好ましくは40
〜50度であり本例では約45度としている。
【0033】又前記外の溝壁面4oの最大傾斜角度αma
x が15未満では、前述した排水性の向上効果並びにデ
ィモールドの抑制効果が充分に達成されなくなり、逆に
45度を超えると、タイヤの外観を著しく悪化させる。
従って、この最大傾斜角度αmax は、15〜25度の範
囲が好ましい。
【0034】さらにディモールドの抑制のためには、図
3(A)〜(C)に示す如く、前記外の溝壁面4oと溝
底4bとの間に、曲率半径rが1.0mm以上の円弧部
4cを介在させることが、溝形成凸部分35がタイヤト
レッドから抜けやすくなるため好ましい。なお曲率半径
rが3.0mmを越えると、外観を悪化させる恐れを招
く。
【0035】ここで、前記ラグ状溝4の前記溝断面にお
ける溝巾wに関していえば、前記溝巾wは、前記交わり
部Jにおいては、前記縦主溝3の溝巾W0の40〜80
%の範囲、かつ前記連なり位置Kにおいては、溝巾W0
の60〜100%の範囲が好ましい。もし前記溝巾w
が、交わり部Jおよび連なり位置Kにおいて、夫々40
%未満及び60%未満であれば、充分な溝容積が確保で
きなくなり、又夫々80%及び100%を越えるとトレ
ッド剛性が低下し偏摩耗が生じやすくなる。なお本願に
おいて、溝巾は、夫々トレッド面上で測定した値であ
る。
【0036】なお前記縦主溝3の溝巾W0は、排水性を
より確実に高めるべく、好ましくは、前記接地半巾TW
/2の5.0%以上、より好ましくは6.0%以上とす
るのが望ましい。なお溝巾W0の上限は、トレッド剛性
等の兼ね合いにより適宜定められる。
【0037】又ラグ状溝4の溝深さdに関していえば、
図4に溝中心線に沿った溝断面を示すように、溝容積の
確保のために、前記交わり部Jにおけるラグ溝深さd
を、縦主溝3の溝深さD0と略等しくするのが好まし
い。又ラグ溝深さdは、直線状部4Bにおいては、ディ
モールドやノイズの観点から前記縦主溝3の溝深さD0
の80%以下とするのが好ましい。
【0038】そのために、本例では、ラグ溝深さdを、
前記交わり部Jにおいては溝深さD0と略等しく、かつ
直線状部4Bにおいて溝深さD0の80%以下とすると
ともに、水流れの円滑化のために或いは剛性変化を緩和
するために、交わり部Jと直線状部4Bとの間でラグ溝
深さdを漸減している。なお湾曲部4A及び直線状部4
Bでは、ラグ溝深さdが略一定の定深さ部分と漸減する
漸減深さ部分とを混在させることができる。
【0039】又本例では、タイヤ周方向に隣り合うラグ
状溝4の直線状部4B、4B間を、継ぎ巾が0.5〜3
mm、深さが2〜5mmの周方向の継ぎ溝7によって接
続した場合を例示している。これにより、各直線状部4
Bと協同して周方向に連続する縦溝体を形成しうる結
果、排水性をさらに高め、ウエット性能をより一層向上
させる点で好ましい。又継ぎ溝7の継ぎ巾及び深さを前
記範囲内に規制することによって、この継ぎ溝7に起因
するディモールドの発生が阻止されるとともに、トレッ
ド剛性の維持が図られる。
【0040】次に、本例のトレッド溝Gは、前記トレッ
ド中央部2Cでの排水性をさらに高めるために、前記ト
レッド中央部2Cに、タイヤ赤道C上を通る中央の縦主
溝9と、前記内側のラグ状溝4、4間に介在する補助の
ラグ状溝10とを設けているる。
【0041】なお中央の縦主溝9は、前記縦主溝3(中
央の縦主溝9と区別するとき外の縦主溝3という場合が
ある)と同様、タイヤ周方向に略直線状に連続しての
び、外の縦主溝3と協同して路面上の水膜をタイヤ走行
方向の後方へと排出しうる。特に中央の縦主溝9は、接
地圧が高くかつ接地長さが最長となるタイヤ赤道C上に
配されるため、より効率の良い排水効果が得られる。
【0042】又前記補助のラグ状溝10は、前記外の縦
主溝3からタイヤ軸方向内側に前記湾曲部4Aと略平行
に傾いてのび、かつ直線状部4Bに達することなく終端
している。そして、その内端側にはタイヤ周方向に対す
る角度γが45度以下の急傾斜部10Aを設けている。
【0043】しかしながら、このような中央の縦主溝
9、及び補助のラグ状溝10に対しても、ディモールド
が発生する恐れがあり、そのために本例では、下記に示
す手段によって、この中央の縦主溝9及び補助のラグ状
溝10に起因するディモールドを抑制している。
【0044】なお以下に、中央の縦主溝9を代表して前
記手段を説明する。即ち、図5に示すように、前記中央
の縦主溝9の溝中心線と直角な断面において、前記縦主
溝9のタイヤ軸方向外側の外の溝壁面21は、溝底22
から傾斜して立ち上がる外溝壁面基部21Aと、該外溝
壁面基部21Aの半径方向外縁に連なりトレッド面2の
交点P1にのびる面取り部21Bとから構成される。な
お本例では、縦主溝9がタイヤ赤道C上に配されるた
め、両側の溝壁面が前記外の溝壁面21として形成され
る。
【0045】又前記面取り部21Bは、前記交点P1に
おいて前記トレッド面2に立てた法線Nとのなす角度δ
1が30〜60度の範囲であって、前記外溝壁面基部2
1Aがその仮想延長線と仮想トレッド面との仮想交点P
2において前記仮想トレッド面に立てた法線Nとのなす
角度δ2よりも大きい外開きをなすように形成される。
【0046】なお前記角度δ2としては、前記角度δ1
より小であるならば特に規制されないが、従来的な縦主
溝の溝壁と略同様の2〜8度とすることが、溝容積の確
保や外観性などの観点から好ましい。又前記溝底22と
外の溝壁面21との交わり部C1は、曲率半径r1が
0.5〜2.0mmの円弧状とし、滑らかに連結させる
のが好ましい。
【0047】又前記面取り部21Bとしては、前記仮想
交点P2から交点P1までの前記断面における距離L3
を0.3〜2.0mmとした比較的小さい斜面で形成さ
れるとともに、前記断面での前記交点P1からタイヤ軸
方向外側には、0.5〜2.0mmの間隔L4を隔てて
小巾の凹部23を、前記縦主溝9に沿って形成してい
る。
【0048】この凹部23は、前記断面における巾W4
を0.3〜3.0mm、深さD4を0.3〜2.0mm
とした小巾かつ浅底の凹部であって、その底面は円弧を
含む曲面状、本例では半円弧状に形成している。
【0049】このように面取り部21Bと凹部23とを
組み合わせることによって、縦主溝9のタイヤ軸方向外
側エッジ部に柔軟性を付与することができ、金型が縦主
溝9から抜けやすくなるなどディモールドを抑制でき
る。
【0050】なお面取り部21Bのみの形成、或いは凹
部23のみの形成の場合には、充分なディモールド抑制
効果を得るために、面取り部21B或いは凹部23のサ
イズ(距離L3、巾W4、深さD4等)を極めて大きく
設定することが必要となり、その結果、接地面積減少に
よる操縦安定性の低下、外観の低下、耐摩耗性の低下な
どの不具合を招来する。これに対して、面取り部21B
と凹部23との組み合わせでは、前述の小なサイズによ
っても充分なディモールド抑制効果が発揮できるのであ
る。
【0051】なお前記角度δ1が30度未満或いは60
より大、距離L3が0.3mm未満、L4が2.0mm
より大、巾W4が0.3mm未満、及び深さD4が0.
3mm未満では、何れもディモールド抑制効果が不十分
となる。逆に、距離L3が2.0mmより大、及び巾W
4が3.0mmより大では、接地面積の減少および外観
性の悪化が顕著となる。又距離L4が0.5mm未満、
及び深さD4が2.0mmより大では、面取り部21B
と凹部23との間でゴム欠け等の亀裂損傷が生じやすく
なる。
【0052】なお、図6に示すように、前記補助のラグ
状溝10にも、少なくとも急傾斜部10Aに、同様の面
取り部21Bと凹部23とを形成する。なお補助のラグ
状溝10では、溝容積の確保のために、前記溝底22と
内の溝壁面24との交わり部C2における曲率半径r2
を前記交わり部C1における曲率半径r1よりも小に設
定している。
【0053】なお前記側の縦主溝3においては、接地半
巾TW/2の略50%の距離をタイヤ赤道Cから隔たっ
ているため、この側の縦主溝3の位置でのタイヤ直径は
比較的小であり、ディモールドの恐れが少ない。従っ
て、本例では、従来的な縦主溝として形成しているが、
前記中央の縦主溝9と同様の面取り部21Bと凹部23
とを形成しても良い。
【0054】次に、トレッドショルダー部2Sでは、本
例では、前記外の縦主溝3からトレッド接地縁Teに向
かって溝巾を漸増してのびる巾広の第1の外側のラグ状
溝26と、トレッド接地縁Teに向かって溝巾を漸減す
る巾狭の第2の外側のラグ状溝27とを含み、かつこれ
らをタイヤ周方向に交互に配したものを例示している。
なお本例では、第1の外側のラグ状溝26が前記内側の
ラグ状溝4に、又第2の外側のラグ状溝27が前記補助
のラグ状溝10に、夫々連なるように配置される場合を
例示している。
【0055】一般に、旋回時などではトレッド接地縁T
e側に大きな荷重が作用するが、本例のように、トレッ
ド接地縁Teに向かって溝巾を漸減する第2の外側のラ
グ状溝27を含むことにより、トレッド接地縁Te近傍
の剛性低下を防止することができ、この部分での耐摩耗
性を向上しうる。
【0056】なおこのような外側のラグ状溝26、27
は、任意であって、このトレッドショルダー部2Sをリ
ブ状に形成することも良い。
【0057】本発明の実施の一形態では、図示のパター
ンが点対称のパターンで形成されているが、タイヤ赤道
Cを中心とする左右対称パターンにも形成しうる。この
場合、ラグ状溝4が前記直線状部4Bから接地するよう
に回転方向を定めた方向性パターンの空気入りタイヤと
して好ましく実施しうる。またこの左右対称パターンに
おいて、タイヤ赤道の各側をタイヤ周方向にシフトさせ
たパターンシフトなども採用でき、本発明は種々の態様
に変形しうる。また本例ではタイヤ周方向に隣り合うラ
グ状溝4、4が継ぎ溝7によって互いに連通するものを
例示したが、連通することなく互いに分離していても良
い。
【0058】
【実施例】タイヤサイズが185/70R14であり、
図1に示す基本パターンをなす乗用車用の空気入りタイ
ヤを表1〜4の仕様に基づき、2ピースモールドの金型
を用いて加硫成形して試作し、ディモールドの発生状
況、外観性、及びウエット性能をテストした。テスト方
法は次の通りである。なお表1〜4以外の仕様は、表5
にまとめて示している。
【0059】(1)ディモールドの発生状況:加硫成形
したときのディモールドの発生の有無を目視によって確
認した。傷となって現れたものを×、擦れ痕が生じたも
の△、発生のないものを○としている。 (2)外観性:目視によって外観の良悪を官能評価し
た。悪いもの×、やや悪いもの△、良を○としている。 (3)ウエット性能(ハイドロプレーニングテスト) 半径100mのアスファルト路面に、水深10mm、長
さ20mの水たまりを設けたコース上を、速度を段階的
に増加させながら前記車両を進入させ、横加速度(横
G)を計測し、50〜80km/hの速度における前輪
の平均横Gを算出した。結果は、比較例を100とする
指数で表示し数値が大きい程良好である。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】
【表4】
【0064】
【表5】
【0065】
【発明の効果】叙上の如く本発明は構成しているため、
優れたウエット性能を確保しながら、2ピースモールド
の金型によってもディモールドを招くことなく簡易に加
硫成形しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のタイヤのトレッドパターン
を示す平面図である。
【図2】ラグ状溝を拡大して示す断面図である。
【図3】(A)〜(C)は、ラグ状溝の溝中心線と直角
な向きの図2のI−I線、II−II線、及びIII −III 線
断面である。
【図4】ラグ状溝の溝中心線に沿った断面図である。
【図5】中央の縦主溝の溝中心線と直角な向きの線断面
である
【図6】補助のラグ状溝の溝中心線と直角な向きの線断
面である
【図7】本発明のタイヤを加硫成形する2ピースモール
ドを示す略断面図である。
【符号の説明】
2 トレッド面 3 縦主溝 4 内側のラグ状溝 4A 湾曲部 4B 直線状部 4i 内の溝壁面 4o 外の溝壁面 6 拡巾部分 6B、6C 漸減巾領域 7 継ぎ溝 30 2ピースモールド C タイヤ赤道 J 交わり部 K 連なり位置 Q 最大溝巾位置 N 法線 YA、YB 角度漸減範囲 Te トレッド接地縁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド面に、タイヤ赤道とトレッド接地
    縁との間でタイヤ周方向に連続する縦主溝と、タイヤ周
    方向に間隔を隔てて設けられ前記縦主溝からタイヤ軸方
    向内側にのびる内側のラグ状溝とを設け、かつ2ピース
    モールドにより成形される空気入りタイヤであって、 前記内側のラグ状溝は、縦主溝との交わり部でのタイヤ
    周方向に対する傾斜角度θを30〜60度として前記縦
    主溝からのびかつ前記傾斜角度θを漸減する湾曲部と、
    この湾曲部に連なりタイヤ赤道のタイヤ軸方向外側でタ
    イヤ周方向に沿って直線状にのびる直線状部とを含み、 かつ内側のラグ状溝は、該湾曲部と直線状部との連なり
    位置を最大溝巾位置として湾曲部及び直線状部にのびる
    拡巾部分を具えるとともに、 このラグ状溝の溝中心線と直角な溝断面において、タイ
    ヤ軸方向外側の外の溝壁面が、該外の溝壁面とトレッド
    面との交点において該トレッド面に立てた法線に対して
    なす傾斜角度αは、前記最大溝巾位置で15〜45度の
    最大傾斜角度αmax となることを特徴とする空気入りタ
    イヤ。
  2. 【請求項2】前記最大傾斜角度αmax は15〜25度、
    かつ前記傾斜角度αは、前記拡巾部分の両端域に該傾斜
    角度αが漸減する角度漸減範囲を有するとともに、 前記内側のラグ状溝のタイヤ軸方向内側の内の溝壁面
    は、該内の溝壁面とトレッド面との交点において該トレ
    ッド面に立てた法線に対する傾斜角度βを、0〜6度の
    範囲でかつラグ状溝長さ方向に略一定としたことを特徴
    とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】前記内側のラグ状溝のラグ溝巾は、前記拡
    巾部分の両端域に該ラグ溝巾を漸減する漸減巾領域を具
    えるとともに、 前記ラグ状溝の溝中心線と直角な溝断面における溝巾w
    は、縦主溝との前記交わり部において、前記縦主溝の溝
    巾W0の40〜80%、前記連なり位置において60〜
    100%であるであることを特徴とする請求項1、又は
    2記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】前記内側のラグ状溝は、その溝深さdが、
    縦主溝との前記交わり部においてこの縦主溝の溝深さD
    0と略等しく、かつ前記直線状部に向かって漸減すると
    ともに、直線状部におけるラグ溝深さdは前記縦主溝の
    溝深さD0の80%以下としたことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】前記内側のラグ状溝は、タイヤ周方向に隣
    り合うラグ状溝の直線状部を継ぎ巾が0.5〜3mm、
    深さが2〜5mmの周方向の継ぎ溝を有することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイ
    ヤ。
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