JP2001162422A - 流体輸送管用ホールソー及びそれを用いた流体輸送管内の穿孔方法 - Google Patents

流体輸送管用ホールソー及びそれを用いた流体輸送管内の穿孔方法

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JP2001162422A
JP2001162422A JP35002599A JP35002599A JP2001162422A JP 2001162422 A JP2001162422 A JP 2001162422A JP 35002599 A JP35002599 A JP 35002599A JP 35002599 A JP35002599 A JP 35002599A JP 2001162422 A JP2001162422 A JP 2001162422A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホールソー自体が流体輸送管の内径に近い外
径に構成されていることを利用した合理的な改造をもっ
て、ホールソーの回転軸芯を流体輸送管の管軸芯側に矯
正しながらも、穿孔作業時における現場での取り扱いを
少ない労力で容易に行うことができ、しかも、構造の簡
素化と製造コストの低廉化とを図ることのできるホール
ソーを提供する。 【解決手段】 先端部に切削チップ1が設けられている
円筒状ボディー2の外周面に、流体輸送管Pの内周面と
の接触によって、円筒状ボディー2の回転軸芯を流体輸
送管Pの管軸芯X側に矯正する軸芯矯正体9が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、流体輸送
管に設けられた仕切弁が閉止状態のまま操作不能に陥っ
て、その閉止姿勢にある弁体に流路確保のための開口を
穿設する必要が生じた場合、或いは、流体輸送管の途中
に分岐用の流体輸送管を接続して、その接続箇所の管壁
に分岐口を形成する必要が生じた場合などに用いられる
穿孔切削具で、詳しくは、円筒状ボディーの先端部に切
削チップが設けられている流体輸送管用ホールソーの改
良と、それを用いた流体輸送管内の穿孔方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流体輸送管用の穿孔装置では、駆
動回転軸の先端部に設けたカッタ取付け部に、円筒状ボ
ディーの先端側に切削チップを設けてあるホールソー
と、該ホールソーの切削チップよりも前方に突出する状
態で円筒状ボディー内の回転中心位置に配設されるセン
タードリルとを取付けるとともに、前記駆動回転軸の外
周側には、油圧供給制御装置からの圧油供給によって回
転軸芯方向に往復駆動されるシリンダー体を外装し、こ
のシリンダー体とカッタ取付け部との間には、流体輸送
管の内周面の円周方向複数箇所に沿って摺接可能な摺接
体を備え、かつ、駆動回転軸に対するシリンダー体の駆
動摺動に連動して、摺接体を管径方向外方に同時に展伸
移動させた摺接ガイド姿勢と管径方向内方に同時に収縮
移動させた格納姿勢とに切替え作動させる芯出ガイド機
構を設けていた(例えば、実公平6−30327号公報
参照)。そして、流体輸送管内の特定箇所に臨む被加工
体を穿孔するに、先ず、シリンダー体への圧油供給を司
る油圧供給制御装置を操作して、芯出ガイド機構の摺接
体を管径方向内方に収縮移動させた格納姿勢に保持し、
この状態で芯出ガイド機構を流体輸送管の開口端部から
手動で押込み操作する。この押込み操作に連れてホール
ソー及びセンタードリルが流体輸送管内の所定位置に到
達したしたとき、前記油圧供給制御装置を操作して、芯
出ガイド機構の摺接体を管径方向外方に展伸移動させた
摺接ガイド姿勢に切替え、ホールソー及びセンタードリ
ルの回転軸芯を流体輸送管の管軸芯側に矯正する。この
状態で駆動回転軸を介してホールソー及びセンタードリ
ルを駆動するとともに、前記駆動回転軸に連動された撓
み伝動軸を介して手動で送り込み力を付与し、流体輸送
管内の特定箇所に臨む被加工体に穿孔する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の流体輸送管用の
穿孔装置では、ホールソー及びセンタードリルに対する
カッタ取付け部を備えた駆動回転軸の外周部に、油圧供
給制御装置からの圧油供給によって回転軸芯方向に往復
駆動されるシリンダー体と、流体輸送管の内周面に摺接
可能な複数の摺接体を備え、かつ、シリンダー体の駆動
摺動に連動して、摺接体を摺接ガイド姿勢と格納姿勢と
に切替え作動させる芯出ガイド機構とを組付けるため、
装置全体が複雑化、重量化し、穿孔作業時における現場
での取り扱いに多大の労力を要するとともに、シリンダ
ー体への圧油供給を司る油圧供給制御装置も必要となる
ため、製造コストが高騰化する問題があった。
【0004】本発明は、上述の実状に鑑みて為されたも
のであって、その第1の主たる課題は、ホールソー自体
が流体輸送管の内径に近い外径に構成されていることを
利用した合理的な改造をもって、ホールソーの回転軸芯
を流体輸送管の管軸芯側に矯正しながらも、穿孔作業時
における現場での取り扱いを少ない労力で容易に行うこ
とができ、しかも、構造の簡素化と製造コストの低廉化
とを図ることのできるホールソーを提供する点にあり、
第2の課題は、穿孔機の小型化、軽量化を図り易く、し
かも、流体輸送管内の被加工体に対する穿孔加工精度の
向上を図りつつ、円筒状ボディーの押込み作業の容易化
も同時に達成することのできる流体輸送管内の穿孔方法
を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
流体輸送管用ホールソーの特徴構成は、切削チップが先
端部に設けられている円筒状ボディーの外周面に、流体
輸送管の内周面との接触によって、円筒状ボディーの回
転軸芯を流体輸送管の管軸芯側に矯正する軸芯矯正体が
設けられている点にある。上記特徴構成によれば、円筒
状ボディーの外周面に設けられた軸芯矯正体と流体輸送
管の内周面との接触によって、円筒状ボディーの回転軸
芯を流体輸送管の管軸芯側に矯正することができるばか
りでなく、円筒状ボディーが流体輸送管の内径に近い外
径に構成されているから、軸芯矯正体の管径方向外方へ
の突出量も少なくて済み、しかも、軸芯矯正体を管径方
向に移動自在に保持する機構やそれを油圧等で駆動制御
する制御装置を削減することができる。従って、ホール
ソーを構成する円筒状ボディーが流体輸送管の内径に近
い外径に構成されていることを利用して、その円筒状ボ
ディーの外周面に軸芯矯正体を設けるだけの簡単、か
つ、安価な改造をもって、穿孔作業時における現場での
取り扱いを少ない労力で容易に行うことができ、しか
も、従来の穿孔装置に比して構造の簡素化と製造コスト
の低廉化とを図ることができる。
【0006】本発明の請求項2による流体輸送管用ホー
ルソーの特徴構成は、前記円筒状ボディー内の基端部の
回転中心位置に、前記切削チップよりも前方に突出する
センタードリルが設けられ、該センタードリルには、円
筒状ボディー内に入り込んだ切片の抜け出しを防止する
抜止め手段が設けられている点にある。上記特徴構成に
よれば、前記軸芯矯正体としては、センタードリルが流
体輸送管内の特定箇所に臨む被加工体を穿孔するまで、
円筒状ボディーの回転軸芯を流体輸送管の管軸芯側に矯
正維持できれば十分であり、センタードリルが設けられ
ていないものに比して、前記軸芯矯正体に要求される機
械的強度が小さくて済み、製造コストの低廉化を促進す
ることができる。しかも、穿孔終了時に、ホールソー及
びセンタードリルの抜き出し移動と一緒に切片も回収す
ることができ、穿孔作業の能率化を促進することができ
る。
【0007】本発明の請求項3による流体輸送管用ホー
ルソーの特徴構成は、前記軸芯矯正体が、円筒状ボディ
ーの基端部側の外周面で、かつ、前記流体輸送管内の特
定箇所に臨む被加工体に対する穿孔時に該被加工体と接
触しない領域に形成されている点にある。上記特徴構成
によれば、前記軸芯矯正体が、円筒状ボディーの外周面
基端部側の非接触領域(被加工体と接触しない領域)に
形成されているから、流体輸送管が管継手箇所等で少し
への字状に屈曲していても、円筒状ボディーの先端側の
回転軸芯位置を、軸芯矯正体と流体輸送管の内周面との
接触箇所を支点としての揺動によって簡単に修正するこ
とができ、流体輸送管内の所定位置へのホールソーの挿
入作業(押込み作業)の容易化を図ることができるとと
もに、前記軸芯矯正体が被加工体の孔周縁部に圧接され
ることに起因する損傷や喰込み等を抑制することができ
る。
【0008】本発明の請求項4による流体輸送管用ホー
ルソーの特徴構成は、前記軸芯矯正体の管軸芯方向に沿
う縦断面形状が、半円状又はそれに近い類似形状に構成
されている点にある。上記特徴構成によれば、流体輸送
管が管継手箇所等で屈曲していたり、環状の溝部が発生
している場合でも、流体輸送管の内周面に沿って挿入
(押込み)操作されるホールソーを確実、容易に通過移
動させることができるとともに、その挿入作業(押込み
作業)を少ない労力で容易に行うことができる。
【0009】本発明の請求項5による流体輸送管用ホー
ルソーの特徴構成は、前記軸芯矯正体が流体輸送管の内
周面と干渉したときの抵抗力が設定値以上に増大したと
きに剪断又は破断して、軸芯矯正体の少なくとも管接触
部が円筒状ボディーから分離されるように構成されてい
る点にある。上記特徴構成によれば、、前記流体輸送管
内の特定箇所に臨む被加工体に対してセンタードリルが
穿孔作業を開始すると、前記軸芯矯正体による軸芯矯正
作用が実質的に不要となり、寧ろ、軸芯矯正体が存続す
れば、流体輸送管の管軸芯に対して円筒状ボディーの回
転軸芯が少し傾斜している穿孔作業条件下では、円筒状
ボディーの切削チップによる穿孔作業の進行に連れて、
軸芯矯正体が流体輸送管の内周面に次第に強く圧接さ
れ、該軸芯矯正体で流体輸送管の内周面を損傷する可能
性がある。しかし、このような事態が発生しても、本発
明の場合では、前記軸芯矯正体が流体輸送管の内周面と
干渉したときの抵抗力が設定値以上に増大したときに剪
断又は破断して、軸芯矯正体の少なくとも管接触部が円
筒状ボディーから分離されるから、該軸芯矯正体による
流体輸送管の内周面の損傷を抑制することができる。
【0010】本発明の請求項6による流体輸送管内の穿
孔方法の特徴構成は、前記円筒状ボディーを取付けてあ
る回転伝動軸を、円筒状ボディーの外周面に形成された
軸芯矯正体を流体輸送管の内周面に接触させた状態で流
体輸送管の開口端部から押込み、前記円筒状ボディーが
流体輸送管内の所定位置に到達したとき、前記回転伝動
軸の基端部を、穿孔機の駆動回転軸に固定連結し、穿孔
機の駆動回転軸に駆動回転力と送り力とを付与すること
により、円筒状ボディーで流体輸送管内の特定箇所に臨
む被加工体を穿孔する点にある。上記特徴構成によれ
ば、流体輸送管内の特定箇所に臨む被加工体を穿孔する
場合、流体輸送管の開口端部から挿入されたホールソー
の円筒状ボディーを、該円筒状ボディーを取付けてある
回転伝動軸を介して流体輸送管内の所定位置にまで押込
み操作する。このとき、円筒状ボディーの外周面に設け
られた軸芯矯正体が流体輸送管の内周面と接触して、円
筒状ボディーの回転軸芯を流体輸送管の管軸芯側に矯正
することができるとともに、流体輸送管が管継手箇所等
で少しへの字状に屈曲していても、円筒状ボディーの先
端側の回転軸芯位置を、流体輸送管の内周面と接触する
軸芯矯正体を支点としての回転伝動軸の揺動操作によっ
て簡単に修正することができる。そして、前記円筒状ボ
ディーが流体輸送管内の所定位置に到達したとき、回転
伝動軸の基端部を、穿孔機の駆動回転軸に固定連結し
て、穿孔機の駆動回転軸に駆動回転力と送り力とを付与
することにより、円筒状ボディーで流体輸送管内の特定
箇所に臨む被加工体を機械力で確実に穿孔することがで
きる。従って、流体輸送管内の所定位置への押込み作業
を、穿孔機と切り離した状態で回転伝動軸を介して行う
から、穿孔機の小型化、軽量化を図り易く、しかも、円
筒状ボディーの回転軸芯位置を流体輸送管の管軸芯側に
矯正するための軸芯矯正体を、押込み操作される円筒状
ボディーの向き姿勢を変更する際の揺動支点として利用
することができ、流体輸送管内の被加工体に対する穿孔
加工精度の向上を図りつつ、円筒状ボディーの押込み作
業の容易化も同時に達成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の流体輸送管用ホールソーを示し、先端部に切削チップ
1が設けられている円筒状ボディー(円筒状体又は円筒
状カッター)2の基端部である底壁部2aに、図2に示
す穿孔機Aの駆動回転軸3の連結フランジ部3A又はこ
れに固定連結された回転伝動軸4の先端側の連結フラン
ジ部4Aに対して選択的にボルト5等の締結手段を介し
て固定連結される連結部6を形成するとともに、前記円
筒状ボディー2内の底壁部2aの回転中心位置には、前
記切削チップ1よりも前方に突出するセンタードリル7
を設け、該センタードリル7には、円筒状ボディー2内
に入り込んだ切片11の抜け出しを防止する抜止め手段
8を設け、更に、前記円筒状ボディー2の底壁部2a側
の外周面で、かつ、前記流体輸送管P内の特定箇所に臨
む被加工体bに対する穿孔時に、該被加工体bと接触し
ない領域、換言すれば、穿孔時に被加工体bと接触する
領域L外には、流体輸送管Pの内周面との接触によっ
て、円筒状ボディー2の回転軸芯を流体輸送管Pの管軸
芯X側に矯正する軸芯矯正体9が設けられている。
【0012】前記連結部6は、円筒状ボディー2の底壁
部2aのうち、駆動回転軸3の連結フランジ部3Aに形
成されたボルト挿通孔3a又は回転伝動軸4の連結フラ
ンジ部4Aに形成されたボルト挿通孔4aに対応する部
位の各々に、締結手段のボルト5が螺合操作されるネジ
孔を形成して構成されている。
【0013】前記センタードリル7は、円筒状ボディー
2の底壁部2aの回転軸芯位置に形成されたネジ孔2d
に脱着自在に螺合固定される取付け軸7Aと、該取付け
軸7Aに付け替え自在に螺合固定されるドリル本体7B
とから構成されている。
【0014】前記抜止め手段8は、センタードリル7の
ドリル本体7Bのうち、穿孔終了時に被加工体bを貫通
する部位の周方向複数箇所に、回転軸芯方向に沿う溝部
8aを形成し、各溝部8a内には、先端側を支点として
径方向に揺動起伏自在な抜止め部材8bを枢着するとと
もに、各抜止め部材8bの枢支部には、抜止め部材8b
を径方向外方に突出する起立姿勢に付勢する弾性付勢体
の一例である捻じりコイルスプリング8cを設けて構成
されている。
【0015】前記軸芯矯正体9は、砲金等の金属製のリ
ングから構成されていて、その管軸芯方向に沿う縦断面
形状が、外周面9a側が曲面となる半円状又はほぼ半円
状に構成されている。そして、この軸芯矯正体9の円周
方向複数箇所とこれに径方向で相対向する円筒状ボディ
ー2の周壁部2bの円周方向複数箇所とを、軸芯矯正体
9が流体輸送管Pの内周面と干渉したときの抵抗力が設
定値以上に増大したとき、換言すれば、軸芯矯正体9が
流体輸送管Pの内周面に圧接されたときの剪断力が設値
以上に増大したときに剪断されるシャーピン10でそれ
ぞれカシメ固定して、軸芯矯正体9が流体輸送管Pの内
周面に圧接されて抵抗力(剪断力)が設定値以上に増大
したとき、前記シャーピン10の剪断によって軸芯矯正
体9全体が円筒状ボディー2から分離されるように構成
されている。
【0016】前記円筒状ボディー2の周壁部2b及び底
壁部2aには、水抜き及び切粉排出のための貫通孔2e
が形成されている。
【0017】前記穿孔機Aとしては種々の構造のものが
存在するが、その一例を挙げると、図2に示すように、
前記ケーシング15に、駆動回転軸3を相対回転並びに
その回転軸芯方向に相対摺動自在に支承し、この駆動回
転軸3内に、当該駆動回転軸3の先端部(送込み側端
部)側に対して相対回転のみ自在に連結された第1送り
軸16と、該第1送り軸16の後端部(戻り側端部)の
外周面に形成された雄ネジ16aに螺合する雌ネジ17
aを備えた第2送り軸17とを同芯状態で配設するとと
もに、前記ケーシング15から突出する第2送り軸17
の後端部には手動ハンドル18を止着してある。
【0018】また、前記駆動回転軸3の後端部の外周面
に対して回転軸芯方向に摺動自在にスプライン嵌合され
た駆動筒軸19を、前記ケーシング15に回転のみ自在
に支承させ、この駆動筒軸19の先端部側近くには、図
外の電動モータやエンジン等の原動部に連動された駆動
入力軸20のウォーム21に噛合するウォームホイール
22を固着するとともに、前記駆動筒軸19の後端部に
外嵌固着された食違い歯車23から第2送り軸17の後
端側に外嵌固着された平歯車24への動力伝達系の途中
には、原動部側の回転力を第2送り軸17に伝達する自
動送り状態と、手動ハンドル18による第2送り軸17
の回転操作を許容する手動送り状態とに切替え操作自在
なクラッチ25が設けられている。
【0019】そして、前記クラッチ25が自動送り状態
に操作されている状態で、前記原動部の回転力が駆動筒
軸19に伝達されると、この駆動筒軸19に対して摺動
自在にスプライン嵌合されている駆動回転軸3が駆動回
転されると同時に、前記駆動筒軸19にクラッチ25を
介して連動されている第2送り軸17が駆動回転され、
この第2送り軸17に螺合連動されている第1送り軸1
6が伸展作動し、駆動回転軸3が駆動回転されながら送
り出される。つまり、前記電動モータやエンジン等の原
動部の駆動により、駆動回転軸3に駆動回転力と送り力
とを付与する。
【0020】次に、上述の如く構成された流体輸送管用
ホールソー用いた流体輸送管内の穿孔方法について説明
する。図3〜図6は、流体輸送管P内の特定箇所に臨む
被加工体の一例で、貯水プールCに開口する流体輸送管
Pの途中介在した仕切弁Bが閉止状態のまま操作不能に
陥って、その閉止姿勢にある弁体bに流路確保のための
開口27を穿設する場合の穿孔方法を示す。まず、図3
に示すように、円筒状ボディー2の底壁部2aに形成し
た連結部6と回転伝動軸4の連結フランジ部4Aとを締
結手段のボルト5で固定連結したのち、流体輸送管Pの
開口端部から挿入されたホールソーの円筒状ボディー2
を、該円筒状ボディー2の外周面に形成された軸芯矯正
体9を流体輸送管Pの内周面に接触させた状態で回転伝
動軸4を介して流体輸送管P内の所定位置にまで押込み
操作する。このとき、円筒状ボディー2の外周面に設け
られた軸芯矯正体9が流体輸送管Pの内周面と接触し
て、円筒状ボディー2の回転軸芯を流体輸送管Pの管軸
芯X側に矯正することができるとともに、流体輸送管P
が管継手Dの介在箇所等で少しへの字状に屈曲していて
も、円筒状ボディー2の先端側の回転軸芯位置を、流体
輸送管Pの内周面と接触する軸芯矯正体9を支点として
の回転伝動軸4の揺動操作によって簡単に修正すること
ができる。
【0021】そして、図4、図5に示すように、前記円
筒状ボディー2が流体輸送管P内の所定位置に到達した
とき、回転伝動軸4の基端部に形成された連結フランジ
部4Bと、穿孔機Aの駆動回転軸3の連結フランジ3A
とを締結手段のボルト5で固定連結したのち、穿孔機A
の原動部を駆動して、駆動回転軸3に駆動回転力と送り
力とを付与することにより、センタードリル7及び円筒
状ボディー2によって、流体輸送管P内の特定箇所に臨
む弁体(被加工体)bに開口27を穿設する。
【0022】また、前記仕切弁Bの弁体bに対してセン
タードリル7が穿孔作業を開始すると、前記軸芯矯正体
9による軸芯矯正作用が実質的に不要となり、寧ろ、軸
芯矯正体9が存続すれば、流体輸送管Pの管軸芯Xに対
して円筒状ボディー2の回転軸芯が少し傾斜している穿
孔作業条件下では、円筒状ボディー2の切削チップ1に
よる穿孔作業の進行に連れて、円筒状ボディー2と一体
移動する軸芯矯正体9が流体輸送管Pの内周面に次第に
強く圧接され、該軸芯矯正体9で流体輸送管Pの内周面
を損傷する可能性がある。しかし、このような事態が発
生しても、前記軸芯矯正体9が流体輸送管Pの内周面と
干渉(圧接)して抵抗力(剪断力)が設値以上に増大し
たとき、前記軸芯矯正体9を取付けているシャーピン1
0が剪断されて、該軸芯矯正体9全体が円筒状ボディー
2から分離されるから、該軸芯矯正体2による流体輸送
管Pの内周面の損傷を抑制することができる。
【0023】尚、前記穿孔機Aは、貯水プールCの底面
に設置された架台E上に載置固定されていて、該架台E
の図外の高さ調節手段により、円筒状ボディー2の回転
軸芯位置を流体輸送管Pの管軸芯X側に矯正維持した状
態で、回転伝動軸4の回転軸芯と穿孔機Aの駆動回転軸
3の回転軸芯とが合致するように調節する。
【0024】また、図5、図6に示すように、仕切弁B
の弁体bに対する穿孔工程が終了すると、穿孔機Aの原
動部を駆動停止するとともに、駆動回転軸3と回転伝動
軸4との連結を解除したのち、センタードリル7及び円
筒状ボディー2を流体輸送管Pの開口端部側に手動で引
抜き移動させる。このとき、円筒状ボディー2内に入り
込んだ切片11の抜け出しが抜止め手段8の抜止め部材
8bによって阻止されているから、円筒状ボディー2及
びセンタードリル7の抜き出し移動と一緒に切片11も
回収することができる。
【0025】〔第2実施形態〕上述の第1実施形態で
は、前記軸芯矯正体9が流体輸送管Pの内周面と干渉
(圧接)して抵抗力(剪断力)が設定値以上に増大した
とき、前記軸芯矯正体9を取付けているシャーピン10
が剪断されて、該軸芯矯正体9全体が円筒状ボディー2
から分離されるように構成したが、図7に示すように、
前記軸芯矯正体9を、外輪9Aと内輪9Bとの間に複数
のボール9Cを組付けてある転がり軸受から構成し、そ
のうち、前記内輪9Bを、前記円筒状ボディー2の底壁
部2a側の外周面で、かつ、前記流体輸送管P内の特定
箇所に臨む被加工体bに対する穿孔時に該被加工体bと
接触しない領域に固着し、もって、前記軸芯矯正体9が
流体輸送管Pの内周面と干渉(圧接)して抵抗力(剪断
力)が設定値以上に増大したとき、前記軸芯矯正体9を
構成する転がり軸受の外輪9Aと内輪9Bとの間で破断
分解して、軸芯矯正体9の管接触部分に相当する外輪9
Aとボール9Cとが円筒状ボディー2から分離されるよ
うに構成してもよい。
【0026】また、前記軸芯矯正体9を構成する転がり
軸受の外輪9Aと流体輸送管Pの内周面との接触によっ
て、円筒状ボディー2の回転軸芯を流体輸送管Pの管軸
芯X側に矯正するように構成してある。尚、その他の構
成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、
同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記
してそれの説明は省略する。
【0027】〔その他の実施形態〕 (1) 上述の実施形態では、前記軸芯矯正体9が流体
輸送管Pの内周面と干渉したときの抵抗力が設定値以上
に増大したときに剪断又は破断して、軸芯矯正体9の全
体、又は、管接触部を含む一部が円筒状ボディー2から
分離されるように構成したが、前記軸芯矯正体9の管接
触部のみが円筒状ボディー2から分離されるように構成
してもよい。 (2) 上述の実施形態では、前記軸芯矯正体9を、円
筒状ボディー2の基端部側の外周面で、かつ、穿孔時に
被加工体bと接触しない領域の回転軸芯方向の一箇所に
形成したが、この前記軸芯矯正体9を、円筒状ボディー
2の基端部側の外周面で、かつ、前記被加工体bに対す
る非接触領域の回転軸芯方向の複数箇所に形成して実施
してもよい。 (3) 上述の実施形態では、前記軸芯矯正体9の管軸
芯方向に沿う縦断面形状を、半円状又はほぼ半円状に形
成したが、図8に示すように、前記軸芯矯正体9の管軸
芯方向に沿う縦断面形状を、丸みのある三角形状等に構
成して実施してもよく、更に、この軸芯矯正体9の管軸
芯方向に沿う縦断面形状を、半楕円形状や丸みのある台
形状、或いは、前述した各形状の類似形状に形成しても
よい。 (4) 上述の実施形態では、前記軸芯矯正体9が流体
輸送管Pの内周面と干渉したときの抵抗力が設定値以上
に増大したときに剪断又は破断して、軸芯矯正体9の少
なくとも管接触部が円筒状ボディー2から分離されるよ
うに構成したが、該軸芯矯正体9を溶接等の適宜手段で
円筒状ボディー2の外周面に分離不能に固着して実施し
てもよい。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体輸送管用ホールソーの第1実施形
態を示す拡大縦断面図
【図2】穿孔機の断面図
【図3】流体輸送管内の穿孔方法を示す工程図
【図4】流体輸送管内の穿孔方法を示す工程図
【図5】流体輸送管内の穿孔方法を示す工程図
【図6】流体輸送管内の穿孔方法を示す工程図
【図7】本発明の流体輸送管用ホールソーの第2実施形
態を示す要部の拡大縦断面図
【図8】本発明の流体輸送管用ホールソーの第3実施形
態を示す要部の拡大縦断面図
【符号の説明】
A 穿孔機 b 被加工体 P 流体輸送管 X 管軸芯 1 切削チップ 2 円筒状ボディー 3 駆動回転軸 4 回転伝動軸 7 センタードリル 8 抜止め手段 9 軸芯矯正体 11 切片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状ボディーの先端部に切削チップが
    設けられているホールソーであって、前記円筒状ボディ
    ーの外周面に、流体輸送管の内周面との接触によって、
    円筒状ボディーの回転軸芯を流体輸送管の管軸芯側に矯
    正する軸芯矯正体が設けられている流体輸送管用ホール
    ソー。
  2. 【請求項2】 前記円筒状ボディー内の基端部の回転中
    心位置には、前記切削チップよりも前方に突出するセン
    タードリルが設けられ、該センタードリルには、円筒状
    ボディー内に入り込んだ切片の抜け出しを防止する抜止
    め手段が設けられている請求項1記載の流体輸送管用ホ
    ールソー。
  3. 【請求項3】 前記軸芯矯正体が、円筒状ボディーの基
    端部側の外周面で、かつ、前記流体輸送管内の特定箇所
    に臨む被加工体に対する穿孔時に該被加工体と接触しな
    い領域に形成されている請求項1又は2記載の流体輸送
    管用ホールソー。
  4. 【請求項4】 前記軸芯矯正体の管軸芯方向に沿う縦断
    面形状が、半円状又はそれに近い類似形状に構成されて
    いる請求項1、2又は3記載の流体輸送管用ホールソ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記軸芯矯正体が流体輸送管の内周面と
    干渉したときの抵抗力が設定値以上に増大したときに剪
    断又は破断して、軸芯矯正体の少なくとも管接触部が円
    筒状ボディーから分離されるように構成されている請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の流体輸送管用ホールソ
    ー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の流
    体輸送管用ホールソーを用いた穿孔方法であって、前記
    円筒状ボディーを取付けてある回転伝動軸を、円筒状ボ
    ディーの外周面に形成された軸芯矯正体を流体輸送管の
    内周面に接触させた状態で流体輸送管の開口端部から押
    込み、前記円筒状ボディーが流体輸送管内の所定位置に
    到達したとき、前記回転伝動軸の基端部を、穿孔機の駆
    動回転軸に固定連結し、穿孔機の駆動回転軸に駆動回転
    力と送り力とを付与することにより、円筒状ボディーで
    流体輸送管内の特定箇所に臨む被加工体を穿孔する流体
    輸送管内の穿孔方法。
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