JP2001161898A - 硬貨やメダルの選別装置 - Google Patents

硬貨やメダルの選別装置

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JP2001161898A
JP2001161898A JP35426099A JP35426099A JP2001161898A JP 2001161898 A JP2001161898 A JP 2001161898A JP 35426099 A JP35426099 A JP 35426099A JP 35426099 A JP35426099 A JP 35426099A JP 2001161898 A JP2001161898 A JP 2001161898A
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Haruo Inoue
井上治雄
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Dragon Co Ltd
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DRAGON KK
Dragon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押圧部材の押圧面とメダルの被押圧面との接
触面積を最小限にし、スムーズなメダルの転動・流下を
図ることができること。 【解決手段】 一方側プレート1と、この一方側プレー
ト1に対をなしてメダル流下通路8を形成するように取
付けられた他方側プレート31と、これらのプレート
1,31に対して設けられかつ前記メダル流下通路8を
転動するメダルMを受ける案内レール9とを備え、前記
一方側プレート1には、他方側プレート31の側壁に装
着したメダル用押圧手段41の押圧片43のメダル稜線
押圧部49に押圧された不適正メダルM1を傾倒状態に
逃がすための切欠部10が形成され、該切欠部10の下
方に位置する排出部15に前記傾倒した不適正メダルM
1が落下すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機又は各種
遊技機に投入される硬貨やメダルの選別装置に関し、特
にゲームセンター、パチンコ店などに設置された各種遊
技機(例えばスロットマシン)に投入されたメダルの選
別を行う硬貨やメダルの選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特公昭60−59632号公報には、自
動販売機の投入口に投入された硬貨を、大径の硬貨と小
径の硬貨とに選別する硬貨選別装置の一例が記載されて
いる。この硬貨選別装置は、例えば適正硬貨(或いは適
正メダル)の外径寸法より小さい外径を有する硬貨を不
適正な硬貨(或いは不適正メダル)として取り扱い、硬
貨が移動する硬貨通路から不適正硬貨を選別する。この
場合選別装置は、押圧手段を介し、傾倒する一側壁に形
成された切欠部に不適正硬貨を排出する。
【0003】ところで、前記押圧手段は、通路壁の内壁
面に形成された切欠溝に軸支され、かつ、如何なる姿勢
の場合であっても連続する二つの制動曲面が常に硬貨通
路内に食み出すナイフ状可動片である。このナイフ状可
動片は、硬貨通路を通過しようとする不適正硬貨の裏表
いずれかの面を矩形窓状切欠部方向へ押し出す硬貨排出
手段である。
【0004】しかしながら、この選別装置は、ナイフ状
可動片(公報では、「可動形制動片」という用語)が、
通路を転動しながら流下するメダル(コイン)の裏表い
ずれかの面の肉厚部を撫でるように、かつ、横方向(切
欠部方向)に押圧するので、次に列挙するような欠点が
あった。 押圧部材の押圧面とメダルの被押圧面との接触面積が
大きく、そのため摩擦抵抗が大きくなってメダルのスム
ーズな転動を阻害する。したがって、通路にメダルが詰
まって流れない、いわゆるメダル詰まりを発生させるこ
とがあった。普通一般にスロットマシンなどの熟練者は
多数のメダルの連続投入を頻繁に行うので、特にメダル
を連続して投入すると、この現象が起きやすくなってい
た。 メダルの落下方向は下方向であるにもかかわらず、メ
ダル(コイン)はナイフ状可動片により切欠部に向かっ
て横方向に押圧されるため、落下部への滑らかな誘導が
行われにくかった。 適切な押圧作用が働かないと、適正メダルに混在した
不適正メダルを排除することができずに通過させてしま
うことがあった。 選別装置は、硬貨通路の通路壁を傾倒させるタイプで
あるため、選別装置を適正な取り付け角度からずれて配
置したり、或いは水平に設置されていない場合には、上
記理由によって更にメダルが流れにくくなる。したがっ
て、装置の取り付け角度の調整や遊技機の設置状態に細
心の注意を払わなくてはならなかった。 衝壁形状が矩形の場合、当接したメダルが弾んで戻っ
てしまい、次に流下してきたメダルとぶつかって、いわ
ゆる「メダルの流れ」を阻害することがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来の欠点に鑑み、第1の目的は、押圧部材の押圧面
と硬貨やメダル(以下、便宜上「メダル」と言う。)の
被押圧面との接触面積を最小限にし、スムーズなメダル
の転動・流下を図ることである。第2の目的は、押圧方
向の改善によって、不適正メダルの確実な排除を実現す
ることである。第3の目的は、遊技機の設置状態や装置
の取り付け角度が限定されることなく、広い範囲で使用
を可能にすることである。第4の目的は、メダルの衝壁
部の改良によって、排出位置へのメダルの移動をスムー
スにすることである。第5の目的は、装置の小形化を図
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の硬貨やメダルの
選別装置は、メダル通路形成壁としての一方側プレート
1と、この一方側プレート1に対をなしてメダル流下通
路8を形成するように取付けられた他方側プレート31
と、これらのプレート1,31に対して設けられかつ前
記メダル流下通路8を転動するメダルMを受ける案内レ
ール9とを備え、前記一方側プレート1には、他方側プ
レート31の側壁に装着したメダル用押圧手段41の押
圧片43のメダル稜線押圧部49に押圧された不適正メ
ダルM1を傾倒状態に逃がすための切欠部10が形成さ
れ、該切欠部10の下方に位置する排出部15に前記傾
倒した不適正メダルM1が落下することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図10を参照に本発明の
実施の形態(ここではスロットマシン用メダルの選別装
置)を簡単に説明する。従来技術で説明したように自動
販売機や遊技機の投入口に投入されたメダルの外径を選
別する装置は公知である。したがって、本実施例の各図
面は、主要部を説明するために、便宜上概略的に描いて
ある。
【0008】まず、図1乃至図3を簡単に説明すると、
図1は固定プレート(一方側プレート)を示す正面図、
図2は固定プレートと対をなす開閉プレート(他方側プ
レート)の正面図、図3は固定プレートに開閉プレート
を組合わせた状態の正面図である。
【0009】次に図1を基準に主要部材の一つである固
定プレート1を説明する。固定プレート1はセレクター
本体を形成する一方のメダル通路形成壁であり、図示し
ない遊技機の所定内部に固定的に取付けられる。したが
って、固定プレート1の逆コ字状に突出する左突出部2
及び鉤状に突出する右突出部3には、それぞれ小円形の
取付け孔2a,3aが形成されている。固定プレート1
は、本実施例では長板状に形成され、取付け用左突出部
2から略水平ライン上に位置する取付け用右突出部3に
至まで所定の長さを有している。そして、外観上、左突
出部2側から右突出部3側に至る下辺部は次第に幅広に
形成されている。
【0010】次に4は左突出部2側の上位に設けられた
メダル投入部である。このメダル投入部4は第1規制部
5及び第2規制部6の指先状部並びに固定プレート1に
対して対向状態に対をなす開閉プレートにより形成され
る。このメダル投入部4には、スロットマシンに使用さ
れている普通一般のメダルMが投入される。したがっ
て、前記第1規制部5及び第2規制部6は、メダルの外
径寸法及び厚みを考慮し、所要間隔を有して固定プレー
ト1の内壁面1aに複数個の固着具7を介してそれぞれ
固定されている。第1規制部5と第2規制部6とは、互
いに相俟ってメダル投入部4から投入されるメダルMの
流れ方向(下流方向)を規制する部材である。であるか
ら、これらの第1規制部5、第2規制部6の対向する下
流方向の規制面5a,6aは、投入されたメダルMを案
内レール9側にスムースに誘導するメダル流下通路8を
形成する。なお、案内レール9の上方もメダル流下通路
8の一部である。
【0011】しかして、第1規制部5は複数個の固着具
7を介してメダル投入部4の左側に配設され、一方、第
2規制部材6は同じく複数個の固着具7を介してメダル
投入部4の右側に配設されている。
【0012】次に10は後述するメダル用押圧手段(押
圧部材)41に押圧された不適正メダルM1を傾倒状態
に逃がすための切欠部である。本実施例では、切欠部1
0は第2規制部材6の下方に形成された傾斜状のやや長
いメダル用逃がし窓であり、最近流行している「ワンボ
ックス型車体の曲線形状」のイメージが彷彿される。
【0013】したがって、固定プレート1の中央部の部
位に案内レール9に対してやや平行状態に形成された開
口状切欠部10は、押圧部材に押圧された不適正メダル
M1の中央部と当接可能な下方の直線状切欠縁部11
と、この直線状切欠縁部11の左端部から弧状に切欠さ
れた上流縁部12と、この上流縁部12に連続しかつ前
記下方の直線状切欠縁部11と対向する短い直線状切欠
縁部13と、この短い直線状切欠縁部13から前記直線
状切欠縁部11の右端部に連続する弧状の下流縁部14
(いわばワンボックスのフロント側に相当する部分)と
を有する。
【0014】しかして、前記弧状の下流縁部14は、本
実施例では切欠部10の位置で傾倒しながら下流側に移
動する不適正メダルM1の弾みを押さえると共に、切欠
部よりも下方に位置する排出部15へと当該不適正メダ
ルM1がスムースに滑動するように、緩やかな角度を有
する弧状の衝壁形状となっている。したがって、弧状の
下流縁部14は、不適正メダルM1を排出部15へと誘
導する機能を有する。
【0015】次に16は切欠部10の上方の短い直線状
切欠縁部13と第2規制部材の規制面の下方面との間に
設定された間隙部である。この間隙部16は、メダル投
入部4に投入されたメダルMが適正メダルM2である場
合に於いて、案内レール9を通過する際に当該適正メダ
ルM2の上部側が切欠部10に入り込まないようにする
ために設けたものである。
【0016】したがって、本実施例では適正メダルM2
の外径寸法は、不適正メダルM1のそれよりも大きい。
であるから、不適正メダルM1が案内レール9に乗った
時に傾倒可能なように切欠部10の短い直線状切欠縁部
13の位置は、適正メダルM2の外径寸法よりも僅かに
低い位置に設定されている。その結果、図5で示すよう
に不適正メダルM1は、傾倒して案内レール9の突出端
部から外れて排出部15へと落下し、一方、適正メダル
M2はそのまま垂直状態で間隙部16を通過し、固定プ
レート1の右側端部(ゲーム投入口)へと流れて行く。
【0017】そこで、図1及び図4を参照に案内レール
9について説明する。なお、本実施例では案内レール9
は可動部材であるが、本発明の特定要件ではないので、
簡単に説明する。図1を基準にすると、案内レール9の
水平支持壁部9aは、固定プレート1の下方斜辺面に当
接するように支持部材20やソレノイド21を介して固
定プレート1に設けられている。図4を基準にすると、
L型の案内レール9は固定プレート1の外壁面(左側)
1bに位置する。
【0018】しかして、案内レール9の垂直壁部9bの
上端部はアングル状の支持部材20にバネ部材22を介
して連結されている。また前記垂直壁部9bの上端部寄
りの部位はソレノイド21の作動杆23の突出先端部に
連結されている。ソレノイド21の作動杆23は通電状
態の場合には前記バネ部材22のバネ力に抗して収縮し
ている。このような状態の場合には、案内レール9の水
平支持壁部9aの縁部は、固定プレート1の下方斜辺面
1cから僅かに突出している。この下方斜辺面1cから
突出している部分(例えば規制部6の下方)がメダル用
のレールに相当する。
【0019】次に25は固定プレート1の幅広部の右側
部位に連設する首状連設部で、この首状連設部25には
前述した右突出部3が延設されている。この首状連設部
25の左右には一対の支軸用取付部26が突設され、ま
た、その中央部にはバネ部材の一例としてのスプリング
を掛合する矩形状窓27が形成されている。なお、28
は前述した支持部材20を固定プレート1の外壁面1b
に固定するためのネジである。
【0020】次に図2を基準に本発明の他の主要部材で
ある開閉プレート31について説明する。開閉プレート
31はセレクター本体を形成する他方のメダル通路形成
壁であり、固定プレート1に開閉手段32を介して開閉
自在に取付けられる。図4を参照に説明すると、開閉プ
レート31は第1規制部5及び第2規制部6を介して固
定プレート1の内壁面1a側に対設される。この開閉プ
レート31は、開閉手段32とメダル用押圧手段41と
を備えている。そこで、これらの手段31,41を順番
に説明する。
【0021】まず開閉手段32について説明する。開閉
手段32は、固定プレート1の支軸用取付部26に架設
され、かつ、着脱自在に嵌合する軸33と、この軸33
の両端部をそれぞれ軸支する左右一対の軸受け部34
と、前記軸33の中央部に装着され、かつ、両端部36
aがやや凹所形状のバネ支持板35に支持されていると
共に、中央部36bが固定プレート1の矩形窓27に入
込んで該固定プレート1に係止的に掛合されるスプリン
グ36とから成る。
【0022】したがって、開閉プレート31は、軸33
を介して固定プレート1の支軸用取付部26に取り外し
可能に嵌め込むことができる。この場合前記スプリング
36は開閉プレート31が固定プレート1から脱落しな
いように係止手段としての機能を発揮する。また開閉自
在である開閉プレート31は、軸33を支点にスプリン
グ36のバネ力に抗して開く。この開閉プレート31は
メダルMが詰まった時に開ける。なお、開閉プレート3
1には、固着具7及びネジ28に位置に対応して切欠部
や嵌合小孔37が適宜に形成されている。
【0023】次にメダル用押圧手段41について説明す
る。メダル用押圧手段41は、基本的には固定プレート
1の切欠部10に対向するように開閉プレート31の適
宜箇所に形成された小さい矩形状開口部42に臨む押圧
片43と、本実施例ではこの押圧片43を前記開口部4
2からメダル流下通路(メダル通路)8に常時食み出る
ように付勢する付勢バネ44とから成る。
【0024】図6は押圧手段41を構成する押圧片43
の一例を示す。この図6を参照に押圧片43を説明する
と、45は端面F字型状の基部で、この基部45の水平
部下面にはそれぞれ長さが異なる突起軸46,47が合
計2個垂設されている。突起軸46,47は開閉プレー
ト31の側壁に固定的に設けられた上下一対の支板4
8,48に嵌め込まれる。49は基部45からメダル流
下通路8の流れる方向にアーム状に延設されたメダル稜
線押圧部で、このメダル稜線押圧部49のメダルMの縁
と接線方向に当接する当接(接線)面50は、切欠部1
0側に傾斜していると共に、不適正メダルM1を衝壁部
としての弧状下流縁部14に誘導することができるよう
にやや弧状に形成されている(曲面を有する)。
【0025】ところで、開閉プレート31の開口部42
の位置は、本実施例では固定プレート1の切欠部10に
対して上流側中央部に対向するように設定されている。
このように、開口部42の位置は固定プレート1の切欠
部10の前記弧状下流縁部14よりも上流側に設定する
ことが望ましい。
【0026】上記構成に於いて、本発明の主たる作用に
ついて説明する。図5で示すように適正メダルM2より
も外径寸法が小さい不適正メダルM1は、押圧片43の
メダル稜線押圧部49に当接すると、固定プレート1の
逃がし用切欠部10へと傾倒し、案内レール9の端部か
ら外れて排出部15に落下する。一方、適正メタルM2
は、前述したように押圧片43のメダル稜線押圧部49
に摺接するものの、適正メタルM2の上部は間隙部16
に案内され、かつ、固定プレート1の側壁に寄り掛かり
ながら逃がし用切欠部10をそのまま通過し、ゲームに
投入される。
【0027】さて、図7乃至図10を参照に不適正メダ
ルM1が案内レール9から排出部15に落下する場合に
ついてさらに詳しく説明する。メダル投入部4に投入さ
れた不適正メダルM1は、第1及び第2規制部5,6に
案内されてメダル流下通路8を転動する。そこで、不適
正メダルM1が図7及び図8で示すように逃がし用切欠
部10の上流側に達すると、不適正メダルM1の稜線
(上方に位置する縁のこと)がメダル稜線押圧部49の
「・」で示す接線面50に当接し始める。転動中の不適
正メダルM1は、接線面50に当接すると矢印で示す方
向、すなわち、下方向及び逃がし用切欠部方向に力が加
えられ、逃がし用切欠部10に傾倒し始める。ついで不
適正メダルM1は転動し続ける訳であるが、本実施例で
は図9で示すように不適正メダルM1は弧状の接線面
(曲面)50に誘導され、前記接点「・」の位置が変わ
りつつ傾倒するので、衝壁部としての弧状の下流縁部1
4に当接する。そうすると、不適正メダルM1は、図1
0で示すように傾倒しながら弧状の下流縁部14によっ
て弾みが押さえられ、それと同時に排出位置へのメダル
の誘導が促進されるので、不適正メダルM1は案内レー
ル9の端部からスムースに外れる。そこで、不適正メダ
ルM1は、切欠部10よりも下方に位置する排出部15
へと自然落下する。
【0028】
【実施例】ここでは、実施の形態で説明したメダル用押
圧手段41を構成する押圧片43Aの他例(図11)
と、固定プレート1Aに形成された切欠部14Aの他例
(図12)について重複的な説明を避けて簡単に説明す
る。
【0029】まず、図11に示す押圧片43Aは、その
メダル稜線押圧部49Aが、押圧片43Aの基部45A
から角度方向に指向していると共に、平面形状を有して
いる点に特徴がある。この平面形状の面、すなわち、メ
ダル稜線押圧部49Aが図8及び図10で示すように不
適正メダルM1の周縁部に当接する。
【0030】次に図12に示す不適正メダルM1逃がし
用切欠部10Aは、広角状の下流縁部14Aを有する点
に特徴がある。この広角状下流縁部14Aは切欠部10
Aで傾倒しながら下流側に移動する不適正メダルM1の
弾みを押さえる衝壁形状となる。
【0031】したがって、実施の形態で説明した一実施
例をこのように設計変更しても同一の作用・効果があ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなように
次に列挙するような効果がある。 (1)押圧部材の押圧面とメダルの被押圧面との接触面
積を最小限にし、スムーズなメダルの転動・流下を図る
ことができる。 (2)押圧方向の改善によって、不適正メダルの確実な
排除を実現することができる。 (3)遊技機の設置状態や装置の取り付け角度が限定さ
れることなく、広い範囲で使用を可能にすることができ
る。 (4)メダルの衝壁部の改良によって、排出位置へのメ
ダルの移動をスムースにすることができる。 (5)前記(1),(2),(3)の理由から、装置の
小形化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図10は、本発明の実施形態の一例を示す各概
略説明図。図11及び図12は、本発明の要部の他例を
示す各概略説明図。
【図1】固定プレート(一方側プレート)を示す正面
図。
【図2】開閉プレート(他方側プレート)の正面図。
【図3】固定プレートに開閉プレートを組合わせた状態
の正面図
【図4】固定プレート、規制部、開閉プレート、押圧片
等主要部材の関係を示す概略端面説明図。
【図5】不適正メダルが自然落下する場合と適正メダル
がゲームへと流れる場合の説明図。
【図6】押圧手段を構成する押圧片の一例を示す斜視
図。
【図7】不適正メダルが押圧片に接触を開始する「当接
点」を示す説明図。
【図8】図7において、不適正メダルの傾倒する方向を
示す説明図。
【図9】図7の状態から不適正メダルがさらに移動し、
押圧片の曲面に対する当接点が移動した状態を示す説明
図。
【図10】図9において、不適正メダルの落下する方向
を示す説明図。
【図11】押圧片の他例を示す斜視図。固定プレート1
Aに形成された切欠部14Aの他の例(図12)
【図12】固定プレートの他例を示す正面図。
【符号の説明】
1…固定プレート、4…メダル投入部、5…第1規制
部、6…第2規制部、8…メダル流下通路、9…案内レ
ール、10,10A…切欠部、14、14A…下流縁
部、15…排出部、16…間隙部、31…開閉プレー
ト、32…開閉手段、41…押圧手段、42…開口部、
43,43A…押圧片、45,45A…基部、49,4
9A…メダル稜線押圧部、50…接線面、M…メダル、
M1…不適正メダル、M2…適正メダル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メダル通路形成壁としての一方側プレー
    ト1と、この一方側プレート1に対をなしてメダル流下
    通路8を形成するように取付けられた他方側プレート3
    1と、これらのプレート1,31に対して設けられかつ
    前記メダル流下通路8を転動するメダルMを受ける案内
    レール9とを備え、前記一方側プレート1には、他方側
    プレート31の側壁に装着したメダル用押圧手段41の
    押圧片43のメダル稜線押圧部49に押圧された不適正
    メダルM1を傾倒状態に逃がすための切欠部10が形成
    され、該切欠部10の下方に位置する排出部15に前記
    傾倒した不適正メダルM1が落下することを特徴とする
    硬貨やメダルの選別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、押圧片43のメダル
    稜線押圧部49は、曲面形状を有していることを特徴と
    する硬貨やメダルの選別装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、不適正メダルM1逃
    がし用切欠部10は弧状の下流縁部14を有し、該弧状
    の下流縁部14は切欠部10で傾倒しながら下流側に移
    動する不適正メダルM1を排出部15へ誘導する衝壁形
    状となっていることを特徴とする硬貨やメダルの選別装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、メダル用押圧手段4
    1は、固定プレート1の切欠部10に対向するように開
    閉プレート31の適宜箇所に形成された矩形状開口部4
    2に臨む押圧片43と、この押圧片43を前記開口部4
    2からメダル流下通路8に常時食み出るように付勢する
    付勢バネ44とを有することを特徴とする硬貨やメダル
    の選別装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に於いて、押圧片43Aのメダ
    ル稜線押圧部49Aは、押圧片43Aの基部45Aから
    角度方向に指向していると共に平面形状を有しているこ
    とを特徴とする硬貨やメダルの選別装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に於いて、不適正メダルM1逃
    がし用切欠部10Aは広角状の下流縁部14Aを有し、
    該広角状下流縁部14Aは、切欠部10Aで傾倒しなが
    ら下流側に移動する不適正メダルM1を排出部15へ誘
    導する衝壁形状となっていることを特徴とする硬貨やメ
    ダルの選別装置。
JP35426099A 1999-12-14 1999-12-14 硬貨やメダルの選別装置 Pending JP2001161898A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007185342A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Juki Corp ストッパ付きメダルセレクタ

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