JP2001161711A - 内視鏡手術システム - Google Patents

内視鏡手術システム

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JP2001161711A
JP2001161711A JP35441499A JP35441499A JP2001161711A JP 2001161711 A JP2001161711 A JP 2001161711A JP 35441499 A JP35441499 A JP 35441499A JP 35441499 A JP35441499 A JP 35441499A JP 2001161711 A JP2001161711 A JP 2001161711A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡の観察方向が変更されても、術者に対す
る処置具の操作方向と表示画像上の処置具の移動方向と
が一致し、手術の時間短縮と術者の疲労軽減を図ること
ができる内視鏡手術システムの提供を目的としている。 【解決手段】本発明の内視鏡手術システムは、挿入方向
に対し異なる方向が観察可能な内視鏡1と、内視鏡1に
接続され、内視鏡1の観察像を撮像する撮像手段3と、
撮像手段からの情報を表示する表示手段5と、術者が操
作を行なう入力部9と、入力部9の操作に基づき動作を
行なう出力部10と、入力部9に対して出力部10の動
作方向を変更可能な動作方向変更手段とを備えた処置具
8と、内視鏡1の挿入方向まわりの観察方向の変化に伴
い、前記動作方向変換手段を動作させる制御手段とを具
備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡下で外科的
処置を行なう内視鏡手術システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、脳神経外科において、手術用顕微
鏡によるマイクロサージャリーが頻繁に行われている。
手術用顕微鏡の観察範囲は頭蓋の開創部を通して観察で
きる範囲に限られており、手術用顕微鏡では見えない部
分(死角)を観察するために、内視鏡が頻繁に用いられ
ている。そして、この内視鏡の観察像を見ながら、処置
具を頭部内に挿入して処置が行なわれている。
【0003】一般に、手術用顕微鏡の死角観察を目的と
して使用される内視鏡としては、その長手方向に対して
所定の角度をなす側方を観察することが可能ないわゆる
斜視型の硬性鏡が使用される。このような斜視型の硬性
鏡101を含む内視鏡手術システムが図11に示されて
いる。この内視鏡手術システムは、TVカメラヘッド1
02aとコントローラ102bとからなるTVカメラシ
ステム102と、TVカメラシステム102により撮像
された画像を表示するモニタ103と、硬性鏡101に
照明光を供給する光源装置104およびライトガイド1
05とから成る。術中、硬性鏡101はスコープホルダ
106により固定支持される。TVカメラヘッド102
aは、モニタ103の表示画面の下方が硬性鏡101の
挿入方向深部側(先端側)となり且つモニタ画像の上方
が硬性鏡101の挿入方向の浅部側(手元側)になるよ
うに、硬性鏡101に接続される。術者100は、モニ
タ103の内視鏡観察画像を見ながら、処置具107を
操作し、腫瘍の摘出や止血等を行っている。
【0004】一方、内視鏡観察下で遠隔操作により処置
具を作動して手術を術者に代わって行なう手術用マニピ
ュレータが、例えば、特開平7−328015号公報に
開示されているこの手術用マニピュレータでは、術者が
マスタマニピュレータの操作を行なうと、これに追従し
て処置用マニピュレータがアクチュエータにより動作し
て、術部の処置を行なう。また、術者は、頭部に表示装
置を装着し、その表示画像を見ながらマスタマニピュレ
ータを操作して手術を行なう。この場合、術者の頭の位
置が検出され、これに合わせて内視鏡の観察位置が移動
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11で
は、術者100から見て左方向を硬性鏡101が観察し
ており、その硬性鏡画像がモニタ103に表示されてい
る。こうした状況下で、術者100がモニタ103に表
示された画像を見ながら手術を行なって処置具107を
モニタ103上で右方向(矢印D1方向)に動かすと、
実際の処置具107は術者に対して前方(矢印d1方
向)に移動されてしまう。逆に、処置具107をモニタ
103上で左方向(矢印B1方向)に動かすと、実際の
処置具107は術者に対して手前側(矢印b1方向)に
移動されてしまう。
【0006】一方、図12に示されるように、図11の
状態から硬性鏡を90度左回りに回転させて術者100
側を観察する状況下で、モニタ103上の処置具107
を左右方向(D2,B2方向)に移動させたい場合に
は、実際には、処置具107をモニタ103上の画像に
対し完全に反対方向に移動させる必要がある。すなわ
ち、挿入方向に対して観察方向の異なる内視鏡を使用す
る手術では、実際に処置具を動かす方向とモニタ上での
処置具の移動方向とが一致しない。このため、術者は、
モニタを見ながら、頭の中で処置具を移動させる方向を
考えたり、処置具を微妙に動かして移動方向を確認しな
がら処置具を移動させる方向を判断しなければならな
い。したがって、手術時間が長くなり、結果的に術者の
疲労を招いていた。こうした問題を解決するためには、
内視鏡の観察方向にあわせて術者が手術部位に対して場
所を移動して、観察方向と術者の正面方向とが一致する
ようにすれば良いが、患者の体や他の手術装置と干渉し
てしまうため、困難である。
【0007】一方、特開平7−328015号公報に開
示されているシステムは、術者の頭部の位置を検出して
内視鏡の視野を移動させるものであるが、システムが大
掛かりで簡便ではない。また、内視鏡の観察位置を変更
するには、術者自身の移動や頭の移動が必要である。こ
のため、遠隔手術では有効であるが、手術室は多くの機
器やケーブルが設置されており、術者が手術室内で使用
する場合には邪魔になったり、術者の移動範囲が狭くな
るといった問題がある。また、内視鏡が挿入方向を中心
に回転した場合には、術者が観察している表示画像の向
きが変化してしまう。このため、マスタマニピュレータ
を動かす方向と表示画像上で処置用マニピュレータが動
く方向との間にズレが生じてしまう。
【0008】本発明は、前記事情に着目してなされたも
のであり、その目的とするところは、内視鏡の観察方向
が変更されても、術者に対する処置具の操作方向と表示
画像上の処置具の移動方向とが一致し、手術の時間短縮
と術者の疲労軽減を図ることができる内視鏡手術システ
ムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内視鏡手術システムは、挿入方向に対し異
なる方向が観察可能な内視鏡と、前記内視鏡に接続さ
れ、内視鏡の観察像を撮像する撮像手段と、前記撮像手
段からの情報を表示する表示手段と、術者が操作を行な
う入力部と、前記入力部の操作に基づき動作を行なう出
力部と、前記入力部に対して前記出力部の動作方向を変
更可能な動作方向変更手段とを備えた処置具と、前記内
視鏡の挿入方向まわりの観察方向の変化に伴い、前記動
作方向変換手段を動作させる制御手段とを具備すること
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。
【0011】図1〜図5は本発明の第1の実施形態を示
している。 図1に示されるように、本実施形態に係る
内視鏡手術システムは、硬性鏡1と、硬性鏡1の手元側
に取り付けられたTVカメラヘッド3aとコントローラ
ー3bとからなるTVシステム3と、モニタ5とを備え
ている。硬性鏡1の先端に設けられた対物レンズ2の光
軸13は、硬性鏡1の挿入部1aの中心軸O1に対して
角度αをもって斜めに方向付けられている。また、対物
レンズ2を通して得られる観察像は、図示しないリレー
光学系と結像光学系とを介して、TVカメラヘッド3a
の図示しない撮像素子により撮像される。TVカメラヘ
ッド3aは、コントローラ3bを介して、モニタ5上に
観察像を表示する。図中、6は、硬性鏡1の視野に照明
光を供給するための図示しない光源装置に接続されたラ
イトガイドである。TVカメラヘッド3は、モニタ5の
表示画像の下方が硬性鏡1の挿入方向深部側(先端側)
となり且つモニタ5の表示画像の上方が挿入方向の浅部
側(手元側)となるように、硬性鏡1に接続されてい
る。
【0012】図中、7は、可撓性を有し且つ硬性鏡1を
支持するスコープホルダである。このスコープホルダ7
は、図示しないベッドサイドのステーに固定されてい
る。スコープホルダ7は硬性鏡1を中心軸O1回りに回
動可能に支持している。図中、8は処置具である。この
処置具8は、接続部材12を介して、硬性鏡1の挿入部
1aに一体的に固定されている。処置具8は、術者が操
作する入力部9と、入力部9の操作に対応して動作する
出力部10とを有している。また、処置具8には、電極
間に高周波電流が流されることによって術部の止血や凝
固を行なうバイポーラプローブ11が装着されている。
処置具8は、出力部10が硬性鏡1の光軸13方向に配
置されて常に硬性鏡1により撮像可能となるような位置
関係で、硬性鏡1に接続されている。
【0013】図2および図3には処置具8の具体的な構
成が示されている。図2に示されるように、処置具8
は、硬性鏡1の挿入部1aに接続部材12を介して一体
的に接続された下部シャーシ8aと、下部シャーシ8a
に回動可能に接続された上部シャーシ8bと、下部シャ
ーシ8aと上部シャーシ8bとの接続部である関節8c
とを有している。上部シャーシ8bは、硬性鏡1の挿入
部1aの中心軸O1と略平行な回転軸O3を中心に回動
できる。
【0014】入力部9は中空構造の入力レバー15を有
している。入力レバー15は、手元側(術者側)に位置
する細径の把持部15aと、先端側に位置する円板状の
変位部15bとを有している。入力レバー15には、手
元側から順に、細径穴15cと、球形の窪みをした凹部
15dとが形成されている。細径穴15cにはバイポー
ラプローブ11が挿入されている。また、細径穴15c
の終端(凹部15dとの境界部)には、細径穴15cと
同一内径の可撓性チューブ16の一端が接続されてい
る。そして、チューブ16内にバイポーラプローブ11
が進退可能に挿入されている。上部シャーシ8bには、
上部支持軸17の一端が一体的に固定されている。ま
た、上部支持軸17の他端は、球形を成して入力レバー
15の凹部15dに嵌挿されており、その中心部P1を
中心に入力レバー15が傾斜できるように入力レバー1
5の先端側を支持している。なお、上部支持軸17は、
中空構造を成しており、その内部にチューブ16が挿通
されている。
【0015】図3にも示されるように、入力レバー15
の変位部15bには、4本のワイヤ20a〜20dの一
端がそれぞれ固定されている。ワイヤ20a〜20d
は、中心部P1を通る軸O4を中心とする半径rの円の
円周上に互いに90度の角度間隔をもって配置固定され
ている。一方、変位部15bと対向する上部シャーシ8
bの部位には、ワイヤ20a〜20dの4つの固定位置
に対応する位置に、中空の可撓性ホース21a〜21d
の一端が接続されている。ホース21a〜21dの内部
にはそれぞれ、対応するワイヤ20a〜20dが進退可
能に挿通されている。
【0016】出力部10は中空構造の出力レバー25を
有している。出力レバー25は、先端側(術部側)に位
置する細径部25aと、術部と反対側に位置する円板状
の変位部25bとを有している。また、出力レバー25
には、術部側から順に、細径穴25cと、球形の窪みを
した凹部25dとが形成されている。細径穴25cには
バイポーラプローブ11が挿入されている。また、細径
穴25cの終端(凹部25dとの境界部)には、細径穴
25cと同一内径のチューブ16が接続されている。
【0017】下部シャーシ8aには、下部支持軸27の
一端が一体的に固定されている。下部支持軸27の他端
は、球形を成して出力レバー25の凹部25dに嵌挿さ
れており、その中心部P2を中心に出力レバー25が傾
斜できるように、出力レバー25を支持している。な
お、下部支持軸27は、中空構造を成しており、その内
部にチューブ16が挿通されている。
【0018】出力レバー25の変位部25bには、4本
のワイヤ20a〜20dの他端がそれぞれ固定されい
る。ワイヤ20a〜20dは、中心部P2を通る軸O5
を中心とする半径rの円の円周上に互いに90度の角度
間隔をもって配置固定されている。また、変位部25b
と対向する下部シャーシ8aの部位には、ワイヤ20a
〜20dの4つの固定位置と対応する位置に、ホース2
1a〜21dの他端が接続されている。なお、この場
合、ワイヤ20a〜20dおよびホース21a〜21d
は、図3に示されるように、入力部9側の軸O4回りの
配置を軸O5回りに180度回転させた状態で、変位部
25bおよび下部シャーシ8aに固定されている。
【0019】次に、上記構成の内視鏡手術システムの動
作について説明する。
【0020】硬性鏡1が術者側から見て前方を観察して
いる場合、硬性鏡1とTVカメラシステム3により撮像
される観察像は、図4に示されるように、TVモニタ5
に表示されている。
【0021】実際に、モニタ5の画面上でバイポーラプ
ローブ11を矢印A3,B3,C3,D3の各方向に動
かしたい場合には、入力レバー15を各方向に対応させ
て矢印a3,b3,c3,d3方向にそれぞれ傾斜させ
れば良い。すなわち、モニタ5上でバイポーラプローブ
11を右に動かしたい場合には、入力レバー15を右に
傾斜させるというように、モニタ5を見ながら動かした
い方向に入力レバー15を傾斜させれば良い。
【0022】例えば、モニタ5上でバイポーラプローブ
11の先端を矢印A3方向(上)に移動させる場合に
は、入力レバー15を矢印a3方向(上)に操作する。
これにより、入力レバー15が中心部P1を中心に上部
支持軸17に対して傾斜し、ワイヤ20cが手元側に引
張られるとともに、ワイヤ20aが先端側に押し出され
る(緩む)。押し出されたワイヤ20aは、ホース21
a内を前進し、出力レバー25を中心部P2を中心に矢
印a3方向に傾動させる。すなわち、モニタ5上でバイ
ポーラプローブ11の先端が矢印A3方向に移動する。
なお、他の方向の場合も同様に動作する。具体的には、
入力レバー15を矢印b3方向(左)に操作すると、出
力レバー25が矢印b3方向に傾動し、モニタ5上でバ
イポーラプローブ11が矢印B3方向に移動し、また、
入力レバー15を矢印c3方向(下)に操作すると、出
力レバー25が矢印c3方向に傾動し、モニタ5上でバ
イポーラプローブ11が矢印C3方向に移動し、また、
入力レバー15を矢印d3方向(右)に操作すると、出
力レバー25が矢印d3方向に傾動し、モニタ5上でバ
イポーラプローブ11が矢印D3方向に移動する。ま
た、バイポーラプローブ11を目的部位へ進退させる場
合には、術者100が入力レバー15に対してバイポー
ラプローブ11を進退させれば良い。これにより、バイ
ポーラプローブ11がチューブ16内で進退し、出力レ
バー25の先端に対してバイポーラプローブ11が突没
する。
【0023】次に、硬性鏡1を術者100に対し軸O1
回りに90度左回転させた場合(術者100から見て、
左側を観察する場合…図5参照)の処置具8の動作につ
いて説明する。
【0024】図5に示されるように、硬性鏡1を90度
左回転させると、処置具8も一体となって90度左に回
転するが、手術中、手術部位に対する術者100の位置
は変わらないため、術者100は、上部シャーシ8bを
下部シャーシ8aに対して矢印S方向に90度回転さ
せ、入力レバー15を術者100の正面位置に戻して使
用する。すなわち、入力レバー15に対し出力レバー2
5が90度ずれた状態になる。しかしながら、この場合
でも、硬性鏡1の光軸13と処置具8の出力部10とが
既に一体的に移動しているため、モニタ5上での処置具
8の出力レバー25の移動方向と入力レバー15の操作
方向との関係は図4に示した関係と変わらない。すなわ
ち、術者100が正面方向にモニタ5を設置するととも
に、処置具8の入力レバー15を正面(手前)に向けて
使用さえすれば、モニタ5上で処置具8を動かしたい方
向に入力レバー15を傾斜させると、出力レバー25す
なわちバイポーラプローブ11が適正に移動する。
【0025】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、硬性鏡1と処置具8とを一体的に接続することによ
り、硬性鏡1の観察方向の変化を処置具8に機械的に伝
達して入力に対する出力の方向を変更しているため、構
造がシンプルであり手術作業の邪魔にならない。また、
入力部9の操作を可撓性ワイヤと可撓性ホースとにより
出力部10に伝達しているため、複雑な機構が必要な
く、シンプルに構成できる。
【0026】なお、本実施形態では、処置具8を硬性鏡
1の挿入部1aに一体的に固定しているが、公知の内視
鏡の外套管と同様に、硬性鏡1の挿入部1aの外周に外
挿する方式で構成し、本実施例の如く、内部にバイポー
ラプローブ等を挿入する構造としても良い。
【0027】図6は本実施形態の変形例を示している。
この変形例では、スコープホルダ7が回転規制部材30
によって上部シャーシ8bに機械的に固定されている。
この構成によれば、硬性鏡1を軸O1回りに回転させて
も、常に入力部9を術者の正面に位置させることができ
る。 したがって、手術時間の短縮を図ることができ
る。
【0028】図7〜図9は本発明の第2の実施形態を示
している。なお、本実施形態において、第1の実施形態
と共通する構成部分については、以下、同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0029】図7に示されるように、本実施形態に係る
内視鏡手術システムは、硬性鏡1をXYZ方向にスライ
ド可能に支持するスコープホルダ40を有している。こ
のスコープホルダ40はベッドサイドのステー41aに
固定されている。スコープホルダ40は硬性鏡接続部材
42を有している。硬性鏡接続部材42には、スコープ
ホルダ40に対する硬性鏡1の回転角度を検出する角度
検出手段43が配設されている。角度検出手段43は、
エンコーダ44(図9参照)から成り、硬性鏡1の挿入
部1aの中心軸軸O1回りの回転角度を検出する。
【0030】また、この内視鏡手術システムは、処置具
8をXYZ方向にスライド可能に保持する処置具ホルダ
45を有している。処置具ホルダ45は、ベッドサイド
のステー41bに固定されており、処置具8を支持する
処置具接続部材46を有している。
【0031】図8に示されるように、処置具ホルダ45
の先端部に設けられた処置具接続部材46は、処置具8
の下部シャーシ8aに回り止め固定されたギア47を有
している。ギア47は、処置具接続部材46とともに、
下部シャーシ8aがその軸O3方向に沿って移動するこ
とを規制するとともに、下部シャーシ8aを関節8cに
おいて軸O3回りに回動可能に保持している。一方、上
部シャーシ8bは、処置具接続部材46に取り付けられ
たピン52によって、軸O3回りの回動が規制されてい
る。
【0032】また、処置具接続部材46は、保持部材9
9に固定されたモータ48を有している。モータ48の
出力軸48aには、ギア47と噛み合うギア49が同軸
的に固定されている。なお、処置具8の入力部9および
出力部10とその動きを伝達する構成は第1の実施形態
と同一である。
【0033】図9に示されるように、角度検出手段43
を構成するエンコーダ44は制御回路50に接続されて
いる。制御回路50は、モータ48に接続されたモータ
駆動回路51に接続されている。制御回路50は、エン
コーダ44からの入力信号に対し、硬性鏡1の中心軸O
1回りの回転角度と同一方向に同一角度だけ処置具8を
軸O3回りに回動すべく、予め設定された条件に従い所
定の信号をモータ駆動回路51に出力する。
【0034】次に、上記構成の内視鏡手術システムの動
作について説明する。
【0035】硬性鏡1を中心軸O1回りに回転させる
と、角度検出手段43のエンコーダ44により、硬性鏡
1の硬性鏡接続部材42に対する回転角度が検出され、
制御部50に角度情報が出力される。制御部50は、こ
の角度情報に基づいて硬性鏡1の回転角度を演算し、処
置具8をこれと同一の角度回転すべく信号をモータ駆動
回路51へ出力する。モータ駆動回路51は、この入力
信号に従い、必要量モータ48を回転させる。このモー
タ48の回転は、出力軸48aに同軸に固定されたギア
49とギア47との噛み合いにより、下部シャーシ8a
へと伝達され、下部シャーシ8aが硬性鏡1と同一角度
回転する。すなわち、硬性鏡1の観察方向と処置具8の
出力部10の方向とが第1の実施形態と同じ関係にな
る。この際、上部シャーシ8bは、ピン52の作用によ
り、処置具接続部材46に対して回転しない。したがっ
て、入力部9の位置は常に術者100に対して変わらな
い。これにより、術者の処置具8の操作方向とモニタ5
上での処置具8の移動方向とを一致させることができ
る。なお、硬性鏡1の中心軸O1回りの回転により、処
置具8の出力部10が観察範囲から外れた場合には、処
置具ホルダ45により処置具8をXYZ方向に移動させ
て、調整を行なう。
【0036】以上説明したように、本実施形態は、第1
の実施形態と異なり、電気的に硬性鏡1の挿入方向回り
の回転を検出するとともに、処置具8の出力部10を電
気的に回転させるため、硬性鏡1と処置具8とを分離し
て保持可能となり、手術の状況に応じて、硬性鏡1と異
なる位置および方向から処置具8を挿入できる。これに
より、幅広い手術のスタイルに対応できる。
【0037】なお、本実施形態では、硬性鏡1の回転を
エンコーダ44により検出しているが、硬性鏡1に発光
体を接続し、この発光体を撮影手段(TVカメラ)によ
り撮像して、その撮像信号により硬性鏡の位置および回
転角度を演算する、公知の光学的位置検出手段により、
硬性鏡1の回転を検出することも可能である。これによ
り、スコープホルダを用いない場合でも、位置検出が可
能となる。
【0038】図10は本発明の第3の実施形態を示して
いる。
【0039】なお、本実施形態において、硬性鏡1、T
Vカメラシステム3、モニタ5、スコープホルダ40、
スコープホルダ40に対する硬性鏡1の位置を検出する
回転角度検出手段は第2の実施形態と同一であるため、
その説明を省略し、異なる部分である処置具63につい
てのみ説明する。
【0040】図中、60は、処置具63を先端に固定し
且つベッドサイドのステー41bに取り付けられたスレ
ーブマニピュレータ(以下、 処置用マニピュレータと
いう)である。スレーブマニピュレータ60は、垂直方
向および旋回方向に動作する支持機構としての第1の動
作アーム60aと、第1の動作アーム60aに設けられ
且つ水平方向に動作する第2の動作アーム60bと、第
2の動作アーム60bの先端部に設けられた関節部60
cとから構成されている。また、処置用マニピュレータ
60は、マニピュレータ制御装置61と方向変換回路6
5とを介して、術者が操作できる領域内に設置されたマ
スタマニピュレータ62に接続されている。
【0041】マニピュレータ制御装置61は、公知の如
く、マスターマニピュレータ62からの信号を入力し、
マスターマニピュレータ62に対して処置用マニピュレ
ーター60が同一の動きをすべく、駆動信号を処置用マ
ニピュレータ60に出力するものである。
【0042】方向変換回路65には、第2の実施例と同
様の角度検出手段43を構成するエンコーダ44が接続
されている。方向変換回路65は、エンコーダ44から
の入力信号により、マニピュレータ制御装置61からの
信号を所定の変換式に基づき変更し、マスターマニピュ
レータ62の操作に対する処置用マニピュレーター60
の動作方向を変更する駆動信号を処置用マニピュレータ
60に出力する。
【0043】処置用マニピュレータ60の第1の動作ア
ーム60aと第2の動作アーム60bは、例えば電磁モ
ータ等のアクチュエータ(図示しない)によって動作す
る上下e、旋回f、水平gの動作軸からなるいわゆる円
筒座標型マニピュレータの駆動構造を有しているが、複
数の関節部からなるいわゆる多関節型マニピュレータの
構造でも構わない。関節部60cは、電磁モータ等のア
クチュエータ(図示しない)により動作して、互いに直
交する2軸h,i回りに処置具63を傾斜できるように
処置具63と接続している。
【0044】次に、上記構成の内視鏡手術システムの動
作について説明する。
【0045】処置用マニピュレータ60に接続された処
置具63の先端位置Qは、上下e、旋回f、水平g、傾
斜h、iの各動作位置と各部材の幾何学的寸法により、
マニピュレータ制御装置61で既知となっている。一
方、マスタマニピュレータ62の作用点62aの位置は
マニピュレータ制御装置61による演算により求めら
れ、マスタマニピュレータ62の作用点62aの位置に
処置具先端Qが移動すべく信号がマニピュレータ制御装
置61から方向変換回路65へ出力される。また、硬性
鏡1の観察方向は、第2の実施形態と同様に回転角度検
出手段43のエンコーダ44により検出され、方向変換
回路65に伝えられる。
【0046】ここで、角度変換回路65は、エンコーダ
44からの信号に基づき、マニピュレータ制御装置61
から入力される信号を、予め記憶された計算式に基づき
演算処理し、マスタマニピュレータ62の操作方向がモ
ニタ5上における処置具63の移動方向とが常に一致す
るように、処置用マニピュレータ60に駆動信号を出力
する。すなわち、第2の実施形態と同様に、モニタ5の
画面上で表示されている処置具63の先端位置Qの移動
方向がマスターマニピュレータ62の操作方向と同じに
なるように、処置用マニピュレータ60に信号が出力さ
れる。これにより、第2の実施形態と同様、術者による
処置具63の操作方向とモニタ5上での処置具63の移
動方向とが一致するようになる。
【0047】以上説明したように、本実施形態では、処
置具63の操作がマスターマニピュレータ62により遠
隔的に行なうことができるため、マスタマニピュレータ
62の設置場所に制限がなく、術者が操作し易い位置で
手術が行なえる。したがって、術者はより楽な姿勢で手
術操作が行えるようになる。
【0048】なお、以上説明してきた技術内容によれ
ば、以下に示すような各種の構成が得られる。
【0049】1.挿入方向に対し異なる方向が観察可能
な内視鏡と、前記内視鏡に接続され前記内視鏡の観察像
を撮像する撮像手段と、前記撮像手段からの情報表示す
る表示手段と、術者が操作を行う入力部と、前記入力部
の操作に基づき動作を行う出力部と、前記入力部に対し
て前記出力部の動作方向が変更可能な動作方向変更手段
を備えた処置具と、前記内視鏡の挿入方向まわりの観察
方向の変化にともない、前記動作方向変換手段を動作さ
せる制御手段を備えたことを特徴とする内視鏡手術シス
テム。
【0050】2.前記動作方向変更手段は、前記入力部
の操作を出力部に伝達する操作伝達手段と、前記処置具
の術部への挿入方向まわりに前記入力部に対して前記出
力部を回転可能な回転部をそなえ、前記制御手段は、前
記内視鏡の挿入方向まわりの回転を伝達し前記回転部を
回転させる回転伝達手段よりなることを特徴とする第1
項に記載の内視鏡手術システム。
【0051】3.前記操作伝達手段は、機械的伝達手段
よりなることを特徴とする第2項に記載の内視鏡手術シ
ステム。 4.前記回転伝達手段は、前記内視鏡と前記処置具を一
体的に接続する接続部材よりなることを特徴とする第2
項または第3項に記載の内視鏡手術システム。
【0052】5.前記回転伝達手術は、所定の部位に対
する内視鏡の挿入方向まわりの回転変位を検出する回転
検出手段と、前記回転部を回転可能な駆動手段と、前記
回転検出手段からの信号に基づき前記駆動手段の駆動を
制御する電気的制御手段よりなる第2項または第3項に
記載の内視鏡手術システム。 6.前記回転検出手段は、エンコーダであることを特徴
とする第5項に記載の内視鏡手術システム。 7.前記回転検出手段は前記内視鏡に接続された、光学
的発光体と、前記光学的発光体を撮像する第2の撮像手
段と、前記第2の撮像手段からの信号に基づき、前記内
視鏡の回転角度を算出する演算手段を備えた光学的位置
検出手段よりなることを特徴とする第5項に記載の内視
鏡手術システム。
【0053】8.前記駆動手段はモーターであることを
特徴とする第5項に記載の内視鏡手術システム。 9.前記機械的伝達手段は、第1の可撓性部材と前記第
1の可撓性部材に対して相対的に変位する第2の可撓性
部材よりなることを特徴とする第3項に記載の内視鏡手
術システム。 10.前記第1の可撓性部材はワイヤーであり、前記第
2の可撓性部材は前記ワイヤーに外挿されたホースであ
ることを特徴とする付記9記載の内視鏡手術システム。
【0054】11.挿入方向に対し、側方が観察可能な
内視鏡と、前記内視鏡に接続され前記内視鏡の観察像を
撮像する撮像手段と、前記撮像手段からの情報を表示す
る表示手段と、術者が操作を行うマスタマニピュレータ
と、前記の操作に基づき動作を行うスレーブマニピュレ
ーターと、前記スレーブマニピュレーターが前記マスタ
マニピュレータの動きに追従した動作をすべく制御を行
うマニピュレータ制御手段を備えた処置具と、前記内視
鏡の挿入方向まわりの回転変位を検出する回転検出手段
と、前記マニピュレータ制御手段および前記回転検出手
段からの情報により前記スレーブマニピュレータの動作
方向を制御するマニピュレータ動作方向変換手段を備え
たことを特徴とする内視鏡手術システム。
【0055】(第1項の目的)内視鏡の観察方向を変更
しても、術者に対する処置具の操作方向と、表示画像上
の処置具の移動方向が一致させることにより、手術の時
間短縮と術者の疲労軽減が可能な内視鏡手術システムの
提供。
【0056】(第1項の作用)内視鏡が挿入方向まわり
に回転することにより生じる表示手段の上での術部の上
下、水平方向変化に合わせて、制御手段により、動作方
向変換手段を駆動し、処置具の入力部の操作方向に対し
て出力部の動作方向を制御する。(表示手段上での処置
具の出力部の動作方向と実際の処置具の入力部の操作方
向が常に一致するように制御される。) (第2項の作用)内視鏡が挿入方向まわりに回転する
と、回転伝達手段により前記処置具の回転部が回転され
る。これにより出力部が処置具の入力部に対して挿入方
向まわりに回転する。この状態で、入力部の操作は操作
伝達手段により、出力部に伝達されるため、入力操作に
対して出力部の動作方向が変換される。
【0057】(第4項の作用)内視鏡が挿入方向まわり
に回転すると、接続部材により処置具が硬性鏡と一体的
に回転し、処置具の回転部が回転される。これにより出
力部が処置具の入力部に対して挿入方向まわりに回転す
る。この状態で、入力部の操作は操作伝達手段により、
出力部に伝達されるため、入力操作に対して出力部の動
作方向が変換される。
【0058】(第5項の作用)内視鏡が挿入方向まわり
の回転は回転検出手段により検出され、電気的制御手段
に入力される。電気的制御手段はこの入力信号に基づき
駆動手段を駆動し回転部を回転させる。これにより出力
部が処置具の入力部に対して挿入方向まわりに回転す
る。この状態で、入力部の操作は操作伝達手段により、
出力部に伝達されるため、入力操作に対して出力部の動
作方向が変換される。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
硬性鏡の挿入方向まわりの回転にあわせて、処置具の移
動方向を制御するため、術者が表示手段を見ながら処置
具の出力部を動かしたい方向と同一方向に処置具の入力
部を操作すると、処置具の出力部が表示手段上で意図し
た方向(動かしたい方向)に移動する。そのため、手術
中に移動方向を考えたり、確認を行なう必要がなくな
る。これにより、処置具の操作が容易となり、手術時間
の短縮、ひいては、術者の疲労を大幅に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る内視鏡手術シス
テムの斜視図である。
【図2】図1の内視鏡手術システムを構成する処置具の
断面図である。
【図3】図2の処置具のワイヤによる伝達手段を説明す
るための概念図である。
【図4】図1の内視鏡手術システムの第1の動作形態を
示す斜視図である。
【図5】図1の内視鏡手術システムの第2の動作形態を
示す斜視図である。
【図6】図1の内視鏡手術システムの変形例を示す斜視
図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る内視鏡手術シス
テムの斜視図である。
【図8】図7の内視鏡手術システムの処置具接続部材の
断面図である。
【図9】図7の内視鏡手術システムの電気制御系のブロ
ック図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る内視鏡手術シ
ステムの斜視図である。
【図11】内視鏡手術システムの従来例を示す図であ
る。
【図12】内視鏡手術システムの従来例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…硬性鏡(内視鏡) 9…入力部 10…出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入方向に対し異なる方向が観察可能な
    内視鏡と、 前記内視鏡に接続され、内視鏡の観察像を撮像する撮像
    手段と、 前記撮像手段からの情報を表示する表示手段と、 術者が操作を行なう入力部と、前記入力部の操作に基づ
    き動作を行なう出力部と、前記入力部に対して前記出力
    部の動作方向を変更可能な動作方向変更手段とを備えた
    処置具と、 前記内視鏡の挿入方向まわりの観察方向の変化に伴い、
    前記動作方向変換手段を動作させる制御手段と、 を具備することを特徴とする内視鏡手術システム。
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