JP2001161549A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2001161549A
JP2001161549A JP34960699A JP34960699A JP2001161549A JP 2001161549 A JP2001161549 A JP 2001161549A JP 34960699 A JP34960699 A JP 34960699A JP 34960699 A JP34960699 A JP 34960699A JP 2001161549 A JP2001161549 A JP 2001161549A
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JP
Japan
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heating
heating coil
inner pot
rice
rice cooker
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Application number
JP34960699A
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English (en)
Inventor
Teruhiko Hanasaka
照彦 花坂
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大炊飯量でのご飯の炊きムラの低減化を図
れる炊飯器を提供すること。 【解決手段】 炊飯器本体1に着脱自在に収納される内
釜2の内底部に凸部2aを設け、内釜2を加熱する熱源
として、凸部2aを加熱する凸部加熱コイル3と外周部
を加熱する外周部加熱コイル4を設け、且つ各々の加熱
コイルの近傍に温度センサーA5と温度センサーB6を
設けた炊飯器とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IH式ジャー炊飯
器の内釜加熱方法に関するものであり、特に最大炊飯量
でのご飯の炊きムラの低減化を図ろうとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器の構成を図3、図5に示
す。また、図3及び図5の米飯温度曲線を図4、図6に
示すものである。
【0003】従来構成の図3において、炊飯器本体11
に着脱自在に収納される内釜12と、炊飯器本体11の
中容器13底部に位置し内釜12と当接し内釜12の温
度を検出する温度センサー15を設け、前記温度センサ
ー15の外周部に巻き付けられた加熱コイル14を配置
した構成としていた。
【0004】また、前記加熱コイル14を制御するイン
バータ基板17と制御基板18を炊飯器本体11側部に
収納している。
【0005】また、図5の別の従来構成は、炊飯器本体
11に着脱自在に設けられた内釜12と炊飯器本体11
の中容器13底部に位置し内釜12と当接し内釜12の
温度を検出する温度センサー15を設け、前記内釜12
を加熱する加熱コイル14、14′を底部外周部と内容
器13側面部に分割し配置した構成としていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来構成の図3におい
て、着脱自在に設けられた内釜12に所定の米と水を入
れ炊飯を開始する。
【0007】炊飯を始めると炊飯器本体11内底部に設
けた温度センサー15の温度情報に従い制御基板18の
マイコンがインバータ基板17を駆動し加熱コイル14
に高周波電流が流れる。発生した磁界によって加熱コイ
ル14直上部の内釜12に渦電流が流れ内釜12は発熱
を始める。係る問題として、加熱コイル14は、内釜1
2の外周部にあるため内釜12内部の米は加熱コイル1
4直上部から水を媒体として自然対流により、加熱コイ
ル14直上で発生した熱を上部に伝達してゆく、しかし
温度センサー15直上部の米飯は加熱コイル14で加熱
することは出来ず外周部から対流した熱のみで加熱され
るほかになく、内釜12外周部と温度センサー15直上
部の米飯温度の上昇に差ができて加熱ムラの原因となっ
ていた。この現象は炊飯量が増すに従い顕著になり、1
升の炊飯では10℃以上の温度ムラが出来てしまい炊い
たご飯に柔らかい(グチャ)と呼ばれる部分と加熱不足
で硬いご飯が混在してしまう問題があった(図4参
照)。
【0008】また、図5は、図3構成の炊飯時米飯の温
度ムラを改善するために内釜12底部外周部の加熱コイ
ル14の他に、内釜側面部に第2の加熱コイル14′を
設け、内釜12側面からの加熱により対流を強くしたも
のである。
【0009】側面部加熱コイル14′によって直上部へ
の加熱量が増すことにより、温度センサー15直上部と
の米飯温度ムラは軽減(図6参照)されているがまだ米
飯温度ムラ発生し、ご飯に硬い部分と柔らかい部分が出
来てしまう問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、炊飯器本体に着脱自在に収納される
内釜の内底部に凸部を設け、内釜を加熱する加熱コイル
は、凸部を加熱する凸部加熱コイルと外周部を加熱する
外周部加熱コイルで構成し、各々の加熱コイルの近傍に
温度センサーA、温度センサーBを設け、温度センサー
A、Bの温度データーに従い、凸部加熱コイルと外周部
加熱コイルを交互又は同時に加熱出来るようにしたもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、内釜の底部に上方に立
上った凸部を設けるとともに、加熱コイルを凸部コイル
と外周部コイルとの2ヶ所に設け、各々の加熱コイルを
単独又は同時に投入することにより内釜を加熱し、内釜
の内部で内周部からの自然対流と外周部からの自然対流
を交互に行われるようになし、このような構成により内
釜内部の温度ムラが少なくなり、ご飯をムラなくおいし
く炊きあげることが出来るようにしたものである。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例の構成を図1を用いて詳細
に説明する。
【0013】図において、1は炊飯器本体、2は炊飯器
本体1に着脱自在に収納される内釜、2aは前記内釜2
の内底部に設けられた内釜凸部(以下凸部と称する)、
3は凸部2aを加熱するための凸部加熱コイル、4は内
釜2外周部を加熱する外周部加熱コイル、5は本体内底
部中央に設けた温度センサーA、6は内釜外周部に設け
た温度センサーB、7はインバータ基板、8はパネルの
制御基板、9は内釜2を閉口するフタ部であり、本実施
例の炊飯器は以上のように構成される。
【0014】次に上記構成による動作を説明する。
【0015】炊飯器本体1に着脱自在に収納される内釜
2に最大炊飯量の米と所定の水を入れ、炊飯器本体1に
内釜2をセットする。そして、炊飯器本体1のフタ部9
を閉口し、炊飯を開始する。
【0016】炊飯の工程は、お米へ吸水させる「予
熱」、お米をα化させる温度98℃まで加熱する「炊き
あげ」、お米がα化するまで沸騰を維持する「沸騰維
持」、そして余分な水分を飛ばす「むらし」の工程より
構成する。
【0017】炊飯器本体1の本体内底部中央に設けた温
度センサーA5と内釜外周部に設けた温度センサーB6
により制御基板8に温度データーが入力される。
【0018】温度センサーA5の温度と温度センサーB
6の温度を比較し、マイコンがインバータ基板7を駆動
し凸部加熱コイル3又は外周部加熱コイル4を交互に通
電を行う。
【0019】加熱コイル3、4を交互に通電することに
より内釜2の中で、凸部加熱コイル3に通電したときに
は、凸部2aの部分より加熱が行われ、温度センサーA
5の直上部を加熱し、外周部加熱コイル4に通電したと
きには、外周部から加熱される。この結果、内釜2の内
部で内周部からの自然対流と外周部からの自然対流によ
り交互に熱交換が行われるので内釜内部の温度ムラが少
なくなり、ご飯がおいしく炊けるものである。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、炊飯器本
体に着脱自在に収納される内釜の内底部に凸部を設け、
内釜を加熱する加熱コイルは、凸部を加熱する凸部加熱
コイルと外周部を加熱する外周部加熱コイルを設け、且
つ各々の加熱コイルを単独又は同時に投入することによ
り、内釜の内部で内周部からの自然対流と外周部からの
自然対流が交互に行われるので内釜内部の温度ムラが少
なくなり、ご飯をムラなく炊きあげ、おいしいご飯とす
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の構造断面図で
ある。
【図2】本実施例の炊飯器による米飯の温度上昇曲線図
である。
【図3】従来例の炊飯器の構造断面図である。
【図4】従来例の炊飯器による米飯の温度上昇曲線図で
ある。
【図5】別の従来例の炊飯器の構造断面図である。
【図6】別の従来例の炊飯器による米飯の温度上昇曲線
図である。
【符号の説明】
1:炊飯器本体、2:内釜、2a:凸部、3:凸部加熱
コイル、4:外周部加熱コイル、5:温度センサーA、
6:温度センサーB。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体に着脱自在に収納される内釜
    と、前記内釜を誘導加熱するための誘導加熱コイルを本
    体底部に設け、誘導加熱コイルが発する高周波磁界によ
    り発熱する内釜の温度を検出する温度センサーを本体底
    部に設け、前記温度センサーの温度データーに基づきイ
    ンバーター回路の出力を可変させ炊飯動作を行う炊飯器
    において、炊飯器本体(1)に着脱自在に収納される内
    釜(2)の内底部に凸部(2a)を設け、内釜(2)を
    加熱する加熱コイルは、凸部(2a)を加熱する凸部加
    熱コイル(3)と外周部を加熱する外周部加熱コイル
    (4)で構成するとともに、各々の加熱コイル(3)、
    (4)の近傍に温度センサーA(5)、温度センサーB
    (6)を設け、さらに各温度センサーA(5)、B
    (6)の温度データーに従い、凸部加熱コイル(3)と
    外周部加熱コイル(4)を交互又は同時に加熱を行うよ
    うにしたことを特徴とする炊飯器。
JP34960699A 1999-12-09 1999-12-09 炊飯器 Pending JP2001161549A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013090841A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Mitsubishi Electric Corp 炊飯器
JP2014204931A (ja) * 2013-04-16 2014-10-30 三菱電機株式会社 炊飯器
CN107912958A (zh) * 2016-10-08 2018-04-17 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种带热盘加热的电饭煲
CN109924862A (zh) * 2019-05-13 2019-06-25 钟一豪 一种家庭生活用电饭锅
KR20220075781A (ko) * 2020-11-30 2022-06-08 린나이코리아 주식회사 교반 활성화부를 구비하는 다단식 취반기

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KR20220075781A (ko) * 2020-11-30 2022-06-08 린나이코리아 주식회사 교반 활성화부를 구비하는 다단식 취반기
KR102421198B1 (ko) 2020-11-30 2022-07-14 린나이코리아 주식회사 교반 활성화부를 구비하는 다단식 취반기

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