JP2001160952A - 編集装置、特殊効果装置および編集システム - Google Patents

編集装置、特殊効果装置および編集システム

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JP2001160952A
JP2001160952A JP34443399A JP34443399A JP2001160952A JP 2001160952 A JP2001160952 A JP 2001160952A JP 34443399 A JP34443399 A JP 34443399A JP 34443399 A JP34443399 A JP 34443399A JP 2001160952 A JP2001160952 A JP 2001160952A
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serial
video signals
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JP34443399A
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English (en)
Inventor
Kensuke Nakai
健介 中井
Masakazu Kashiwabara
正和 柏原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エフェクト機能を備える編集装置を使用する
ことなく、比較的安いコストでエフェクト処理を行える
ようにすることを目的とする。 【解決手段】 エフェクト処理を行おうとする編集装置
1aでは、記録媒体5から再生した複数のデジタル圧縮
映像信号を多重してシリアル変換してスイッチャ4を介
して特殊効果装置3に伝送し、特殊効果装置3では、パ
ラレル変換して複数のデジタル圧縮映像信号を分離して
伸長し、さらに、エフェクト処理してシリアル変換して
スイッチャ4を介して編集装置1aに伝送し、編集装置
1aでは、パラレル変換して圧縮し、この圧縮したエフ
ェクト処理後のデジタル圧縮映像信号または前記複数の
デジタル圧縮映像信号を選択出力して記録媒体5に編集
後のデジタル圧縮映像信号を記録するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル映像信号
を編集する編集装置、ワイプ動作や画像のはめ込みなど
のエフェクト処理(特殊効果)を行う特殊効果装置およ
びそれらを備えた編集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノンリニア編集において、エフェ
クト処理を行う場合には、エフェクト機能を有する編集
装置を使用しなければならないが、かかる編集装置はコ
ストが高いという難点がある。したがって、複数の編集
装置でエフェクト処理を行う場合には、すべての編集装
置をエフェクト機能を備える編集装置にする必要があ
り、設備コストが高くつくことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の点に
鑑みて為されたものであって、エフェクト機能を備える
編集装置を使用することなく、比較的安いコストでエフ
ェクト処理を行えるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0005】すなわち、本発明の編集装置は、記録媒体
から再生された複数のデジタル映像信号を多重する多重
手段と、前記多重手段により多重されたパラレルデータ
をシリアルデータに変換して1本の伝送路へシリアル出
力するパラレル/シリアル変換手段と、入力されるシリ
アルデータをパラレルデータに変換するシリアル/パラ
レル変換手段と、変換されたパラレルデータまたは前記
デジタル映像信号を選択出力する選択手段とを備えてい
る。
【0006】本発明によれば、記録媒体から再生した複
数のデジタル映像信号を多重して1本の伝送路で特殊効
果装置に伝送し、この特殊効果装置でエフェクト処理
し、このエフェクト処理されて伝送されるシリアルデー
タを取り込んでパラレルデータに変換し、このエフェク
ト処理後のパラレルデータまたは前記複数のデジタル映
像信号を選択出力することによってエフェクト機能を備
えていない編集装置でエフェクト処理を行えることにな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の編集装置
は、記録媒体から再生された複数のデジタル映像信号を
多重する多重手段と、前記多重手段により多重されたパ
ラレルデータをシリアルデータに変換して1本の伝送路
へシリアル出力するパラレル/シリアル変換手段と、入
力されるシリアルデータをパラレルデータに変換するシ
リアル/パラレル変換手段と、変換されたパラレルデー
タまたは前記デジタル映像信号を選択出力する選択手段
とを備えており、この請求項1記載の発明によれば、記
録媒体から再生した複数のデジタル映像信号を多重して
1本の伝送路で特殊効果装置に伝送し、この特殊効果装
置でエフェクト処理し、このエフェクト処理されて伝送
されるシリアルデータを取り込んでパラレルデータに変
換し、このエフェクト処理後のパラレルデータまたは前
記複数のデジタル映像信号を選択出力することによって
エフェクト機能を備えていない編集装置でエフェクト処
理を行えることになる。
【0008】請求項2記載の発明は、記録媒体から再生
された複数のデジタル圧縮映像信号を多重する多重手段
と、前記多重手段により多重されたパラレルデータをシ
リアルデータに変換して1本の伝送路へシリアル出力す
るパラレル/シリアル変換手段と、入力されるシリアル
データをパラレルデータに変換するシリアル/パラレル
変換手段と、変換されたパラレルデータを圧縮する圧縮
手段と、前記圧縮手段で圧縮されたデジタル圧縮映像信
号または前記記録媒体から再生された前記デジタル圧縮
映像信号を選択出力する選択手段とを備えており、この
請求項2記載の発明によれば、記録媒体から再生した複
数のデジタル圧縮映像信号を多重して1本の伝送路で特
殊効果装置に伝送し、この特殊効果装置でエフェクト処
理し、このエフェクト処理されて伝送されるシリアルデ
ータを取り込んでパラレルデータに変換し、このエフェ
クト処理後のパラレルデータを圧縮し、圧縮したパラレ
ルデータまたは前記複数のデジタル圧縮映像信号を選択
出力することによってエフェクト機能を備えていない編
集装置でエフェクト処理を行えることになる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記多重手段は、SMPTE規格305M
に準拠して多重するものであり、この請求項3記載の発
明によれば、互換性の高いものとなる。
【0010】請求項4記載の発明の特殊効果装置は、入
力されるシリアルデータをパラレルデータに変換するシ
リアル/パラレル変換手段と、多重されている複数のデ
ジタル映像信号を前記パラレルデータから分離する分離
手段と、前記分離手段により分離された複数のデジタル
映像信号を任意に選択してエフェクト処理を行うエフェ
クト処理手段と、エフェクト処理手段からのデジタル映
像信号を、シリアルデータに変換するパラレル/シリア
ル変換手段とを備えており、この請求項4記載の発明に
よれば、編集装置から伝送されるシリアルデータをパラ
レルデータに変換して複数のデジタル映像信号を分離し
てエフェクト処理してシリアルデータに変換して編集装
置に伝送するので、エフェクト機能を備えていない編集
装置でもエフェクト処理を行えることになる。
【0011】請求項5記載の発明の特殊効果装置は、入
力されるシリアルデータをパラレルデータに変換するシ
リアル/パラレル変換手段と、多重されている複数のデ
ジタル圧縮映像信号を前記パラレルデータから分離する
分離手段と、前記分離手段により分離された複数のデジ
タル圧縮映像信号を伸長する伸長手段と、前記伸長手段
により伸長された複数のデジタル映像信号を任意に選択
してエフェクト処理を行うエフェクト処理手段と、エフ
ェクト処理手段からのデジタル映像信号を、シリアルデ
ータに変換するパラレル/シリアル変換手段とを備えて
おり、この請求項5記載の発明によれば、編集装置から
伝送されるシリアルデータをパラレルデータに変換して
前記複数のデジタル圧縮映像信号を分離して伸長した
後、エフェクト処理してシリアルデータに変換して編集
装置に伝送するので、エフェクト機能を備えていない編
集装置でもエフェクト処理を行えることになる。
【0012】請求項6記載の発明の編集システムは、請
求項1に記載の編集装置の複数と、請求項4に記載の特
殊効果装置と、前記複数の編集装置のいずれかを、前記
特殊効果装置に切換接続するスイッチャとを備えてお
り、この請求項6記載の発明によれば、複数の編集装置
の内、エフェクト処理を行おうとする編集装置と特殊効
果装置とをスイッチャによって切換接続することによ
り、複数の編集装置で特殊効果装置を兼用してエフェク
ト処理を行える。
【0013】請求項7記載の発明の編集システムは、請
求項2または3に記載の編集装置の複数と、請求項5に
記載の特殊効果装置と、前記複数の編集装置のいずれか
を、前記特殊効果装置に切換接続するスイッチャとを備
えており、この請求項7記載の発明によれば、複数の編
集装置の内、エフェクト処理を行おうとする編集装置と
特殊効果装置とをスイッチャによって切換接続すること
により、複数の編集装置で特殊効果装置を兼用してエフ
ェクト処理を行える。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、前記デジタル映像信号の圧縮方式が、DV
圧縮方式またはMPEG圧縮方式であり、この請求項8
記載の発明によれば、互換性の高いものとなる。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項6ないし8
のいずれかに記載の発明において、前記記録媒体が、ハ
ードディスク、光ディスク、または光磁気ディスクであ
り、この請求項9記載の発明によれば、編集装置で、こ
れらディスクから再生した複数のデジタル映像信号に対
してエフェクト処理を行える。
【0016】以下、図面によって本発明の実施の形態に
ついて詳細に説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は、本発明の一つの
実施の形態に係る編集システムの概略構成図であり、こ
の実施の形態の編集システムは、エフェクト機能を備え
ていない複数台、この実施の形態では、2台の編集装置
1a,1bと、各編集装置1a,1bに個別的に対応す
るモニタ装置2a,2bと、ワイプ動作や画像のはめ込
みなどのエフェクト処理を行う特殊効果装置(エフェク
ト装置)3と、エフェクト処理を行おうとする編集装置
1aまたは1bと特殊効果装置3とを切り換え接続する
スイッチャ4とを備えており、この実施の形態では、2
台の編集装置1a,1bで1台の特殊効果装置3を兼用
してエフェクト処理を行うものであり、しかも、編集装
置1aまたは1bと特殊効果装置3との間を、2本の伝
送路を介して接続することによって配線を簡素化してい
る。
【0018】なお、この図1においては、編集装置1a
を、スイッチャ4を介して特殊効果装置3に接続してい
る状態を示しており、後述の図2と同様に各部における
映像データを模式的に示しており、A,Bは、2種類の
デジタル圧縮映像信号を、Xは映像信号のないチャンネ
ルをそれぞれ示している。
【0019】各編集装置1a,1bは、素材であるデジ
タル圧縮映像信号を記録した、ハードディスク、光ディ
スク、または光磁気ディスクなどの記録媒体5と、図示
しない再生手段によって所定のタイミングで前記記録媒
体5から再生された複数、この実施の形態では、2種類
のデジタル圧縮映像信号A,Bを、1つの信号に多重す
る多重手段6と、多重手段6からのパラレルデータをシ
リアルデータに変換してスイッチャ4に出力するパラレ
ル/シリアル変換手段7と、特殊効果装置3でエフェク
ト処理されてスイッチャ4を介して与えられるシリアル
データをパラレルデータに変換するシリアル/パラレル
変換手段8と、変換されたパラレルデータを圧縮する圧
縮手段9と、複数のデジタル圧縮映像信号または圧縮手
段9で圧縮されたデジタル圧縮映像信号を図示しない記
録手段に選択出力する選択手段10とを備えており、エ
フェクト処理された編集後のデジタル圧縮映像信号を記
録媒体5に記録するものである。
【0020】多重手段6は、複数のデジタル圧縮映像信
号を所定のルールに従って多重するものであり、この実
施の形態では、例えば、SMPTE(Society of Motio
n Picture and Television Engineers)規格305Mに
準拠して多重する。
【0021】選択手段10は、エフェクト処理を行って
いない期間では、複数のデジタル圧縮映像信号から該当
の1つを選択し、エフェクト処理を行っている期間で
は、特殊効果装置3でエフェクト処理されたデジタル圧
縮映像信号を選択して図示しない記録手段に与えて記録
媒体5に記録する。
【0022】特殊効果装置3は、エフェクト処理を行お
うとする編集装置1aまたは1bからスイッチャ4を介
して与えられる複数のデジタル圧縮映像信号が多重され
たシリアルデータをパラレルデータに変換するシリアル
/パラレル変換手段11と、変換されたパラレルデータ
から複数のデジタル圧縮映像信号を分離する分離手段1
2と、分離された複数のデジタル圧縮映像信号を伸長す
る伸長手段13と、複数のデジタル映像信号を任意に選
択してエフェクト処理を行って1本のデジタル映像信号
を作成するエフェクト処理手段14と、エフェクト処理
手段14でエフェクト処理されたデジタル映像信号をシ
リアルデータに変換してスイッチャ4に出力するパラレ
ル/シリアル変換手段15とを備えている。
【0023】分離手段12は、編集装置1aの多重手段
6で多重した時と同じルールに従って複数のデジタル圧
縮映像信号に分離するものであり、伸張手段13は、圧
縮データを伸張するものである。
【0024】エフェクト処理手段14は、複数のデジタ
ル映像信号から任意にデジタル映像信号を選択し、その
選択した複数のデジタル映像信号を使って、エフェクト
効果を付加して1本のデジタル映像信号を作成するもの
である。
【0025】スイッチャ4は、切り換え操作に応じて、
2台の編集装置1a,1bのいずれかを、特殊効果装置
3に切り換え接続するものであり、切り換え選択された
編集装置1aまたは1bのシリアル出力端子16を特殊
効果装置3のシリアル入力端子17に接続するととも
に、編集装置1aまたは1bのシリアル入力端子18を
特殊効果装置3のシリアル出力端子19に接続するもの
である。
【0026】次に、以上の構成を有する編集システムの
動作を、上述の図1および図2に基づいて説明する。図
2は、編集装置1a、スイッチャ4および特殊効果装置
3におけるデータ処理(データ構成)を模式的に示して
いる。
【0027】先ず、編集装置1aは、記録媒体5に記録
された各デジタル圧縮映像信号を再生し、例えば、図2
では、記録媒体5、例えば2つのハードディスクから2
種類のデジタル圧縮映像信号A,Bを再生している場合
を示している。なお、A0、A1,A2…における数字
は、時間的に連続するデジタル圧縮映像信号を示しい
る。
【0028】再生された複数のデジタル圧縮映像信号
は、多重手段6で、所定のルールに従って、多重され
る。例えば、SMPTE規格305Mに準拠して多重さ
れる。多重されたパラレルデータは、パラレル/シリア
ル変換処理手段7でシリアルデータに変換され、シリア
ル出力端子16に出力される。
【0029】編集装置1aのシリアル出力端子16から
出力されるデータは、1本の伝送路でスイッチャ4を介
して特殊効果装置3のシリアル入力端子17に入力され
る。例えば、図2では、4chの時系列多重伝送の場合
のシリアルデータを示しており、Xはデジタル圧縮映像
信号がない期間を示している。
【0030】シリアル入力端子17から特殊効果装置3
に入力されたシリアルデータは、シリアル/パラレル変
換手段11で、パラレルデータに変換され、分離手段1
2に入力される。分離手段12では、多重されたパラレ
ルデータを多重手段6で多重した時と同じルールで各デ
ジタル圧縮映像信号に分離する。例えば、図2では、2
種類のデジタル圧縮映像信号A,Bが分離される。
【0031】分離された各デジタル圧縮映像信号は、圧
縮データであるため、エフェクト処理が行えるように伸
張手段13で伸張されてデジタル映像信号A’,B’と
され、エフェクト処理手段14に入力される。
【0032】エフェクト処理手段14では、入力された
複数のデジタル映像信号を任意に選択し、エフェクト処
理を行い、1本のデジタル映像信号を作成する。例え
ば、図2では、伸張手段13で伸張されてデジタル映像
信号A’,B’に対してエフェクト処理を施してエフェ
クト処理後のデジタル映像信号A’/B’を作成してい
る。このエフェクト処理後のデジタル映像信号を、パラ
レル/シリアル変換手段15でシリアルデータに変換し
て1本の伝送路でスイッチャ4を介して編集装置1aに
与える。
【0033】図3は、編集装置1aにおけるその後の処
理を示しており、特殊効果装置3からのエフェクト処理
されたデジタル映像信号を、シリアル/パラレル変換手
段8でパラレルデータに変換する。なお、このエフェク
ト処理されたデジタル映像信号をモニタ装置4で確認す
ることができる。パラレルデータに変換されたデジタル
映像信号は、圧縮手段9に与えられ、この圧縮手段9で
図3に示されるように、デジタル圧縮映像信号とされ、
選択手段10に与えられる。選択手段10には、記録媒
体5から再生された複数のデジタル圧縮映像信号も与え
られており、この選択手段10では、エフェクト処理を
行っていない期間は、記録媒体5から再生されたデジタ
ル圧縮映像信号を選択出力し、エフェクト処理を行って
いる期間は、圧縮手段9で圧縮されたデジタル圧縮映像
信号を選択出力する。
【0034】例えば、図3では、エフェクト処理を行っ
ていない期間は、記録媒体5から再生されたデジタル圧
縮映像信号A0,B2を選択し、エフェクト処理してい
る期間は、圧縮手段9で圧縮されたデジタル圧縮映像信
号A1/B1を選択している。
【0035】選択手段10から出力される編集後のデジ
タル圧縮映像信号は、図示しない記録手段によって記録
媒体5に記録される。
【0036】なお、選択手段10では、記録媒体5から
再生されたデジタル圧縮映像信号A,Bと、圧縮手段9
からのエフェクト処理後のデジタル圧縮映像信号A/B
とのタイミングが合うように調整され、あるいは、エフ
ェクト処理後のデジタル圧縮映像信号A/Bのタイミン
グに合うように、デジタル圧縮映像信号A,Bが、再び
記録媒体5から再生されて選択される。
【0037】以上のようにして、エフェクト機能を備え
ていない編集装置1a,1bであっても、外部の特殊効
果装置3を用いてエフェクト処理を行える。しかも、エ
フェクト処理を行うとする編集装置1aまたは1bを、
スイッチャ4によって特殊効果装置3に切り換え接続す
ることにより、複数の編集装置1a,1bで特殊効果装
置3を兼用することができ、比較的設備コストの低いも
のとなる。
【0038】しかも、編集装置1a,1bでは、複数の
デジタル圧縮映像信号を多重して特殊効果装置3に伝送
するので、編集装置1a,1bと特殊効果装置3との間
は、2本の伝送路で済むことになり、複数のデジタル圧
縮映像信号を個別に伝送する場合に比べて、配線が簡略
化されることになる。
【0039】(実施の形態2)本発明は、デジタル圧縮
映像信号に限らず、非圧縮のデジタル映像信号に適用し
てもよい。
【0040】図4は、非圧縮のデジタル映像信号に適用
した場合の構成を示しており、上述の実施の形態1に対
応する部分には、同一の参照符号を付してその説明を省
略する。特殊効果装置3−1では、非圧縮のデジタル映
像信号であるので、上述の実施の形態1の伸長手段13
が省略され、編集装置1a−1,1b−1では、上述の
実施の形態1の圧縮手段9が省略されている。その他の
構成および効果は、上述の実施の形態1と基本的に同様
である。
【0041】(実施の形態3)図5は、本発明のさらに
他の実施の形態に係る編集システムの概略構成図であ
り、図1に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0042】この実施の形態は、編集結果を記録媒体に
ダビング記録する必要のない、いわゆるノンリニア編集
システムに適用したものである。
【0043】この実施の形態では、上述の実施の形態1
の選択手段10に代えて、複数のデジタル圧縮映像信号
から1つを選択する第2の選択手段25と、この第2の
選択手段25で選択されたデジタル圧縮映像信号を伸長
する伸長手段26と、この伸長手段26で伸長されたデ
ジタル映像信号またはエフェクト処理されたデジタル映
像信号を選択してモニタ2aに出力する第1の選択手段
27とを備えている。
【0044】この実施の形態では、予め、例えば、編集
装置1a−2を特殊効果装置3に接続していない状態
で、カット編集(粗編)を行うものである。すなわち、
編集装置1a−2において、記録媒体5から再生した複
数のデジタル圧縮映像信号を、第2の選択手段25、伸
長手段26および第1の選択手段27を介してモニタ2
aに表示し、このモニタ2aを見ながら必要なデジタル
圧縮映像信号の部分を切り出すカット編集を行ってタイ
ムコードなどのEDL(edi t decision list)情報を
記憶させておく。例えば、上述の実施の形態1と同様
に、2種類のデジタル像信号A,Bによるカット編集が
行われる。
【0045】次に、エフェクト処理を行う時だけ、編集
装置1a−2と特殊効果装置3とをスイッチャ4を介し
て接続し、上述の実施の形態1と同様に、編集装置1a
−2から複数のデジタル圧縮映像信号を多重して伝送
し、編集装置3では、多重されたデジタル圧縮映像信号
を分離し、伸長してエフェクト処理を行う。エフェクト
処理されたデジタル映像信号は、編集装置1a−2に伝
送されて圧縮されて記録媒体5に記録される一方、第1
の選択手段27に与えられる。この第1の選択手段27
には、第2の選択手段25で選択されて伸長手段26で
伸長されたデジタル映像信号が与えられ、このデジタル
映像信号またはエフェクト処理されたデジタル映像信号
のいずれかが選択されてモニタ2aに与えられる。
【0046】このモニタ2aを見ながらカット編集され
たデジタル映像信号のつなぎ目などにエフェクト処理さ
れたデジタル映像信号を挿入するといった編集を行い、
タイムコードなどのEDL(edit decision list)情報
を記憶させておく。例えば、上述の実施の形態1と同様
に、デジタル映像信号A,Bのつなぎ目に、エフェクト
処理されたデジタル映像信号A/Bが挿入される。
【0047】また、このような編集が終了した後に、プ
レビューを行う場合には、特殊効果装置3を用いること
なく、記録媒体5に記録されている元の素材であるデジ
タル圧縮映像信号とエフェクト処理されたデジタル圧縮
映像信号とをEDL(edit decision list)情報に基づ
いて再生して、第2の選択手段25、伸長手段26およ
び第1の選択手段27を介してモニタ2aに出力すれば
よい。
【0048】このように、エフェクト処理を行うときに
のみ、特殊効果装置3を使用するので、特殊効果装置3
の利用期間が短縮され、複数の編集装置1a−2,1b
−2で一台の特殊効果装置3を有効に利用することがで
きる。
【0049】また、上述の実施の形態1,2では、選択
手段10によってエフェクト処理を行っている映像信号
部分もエフェクト処理を行っていない映像信号部分もい
ずれも記録媒体5に記録しており、したがって、エフェ
クト処理を行っていない映像信号部分は、記録媒体5に
重複して記録されることになり、記録媒体5の有効利用
の観点からは好ましくないが、ノンリニア編集である本
実施の形態では、記録媒体5に重複記録する必要がな
い。その他の構成および効果は、上述の実施の形態1と
基本的に同様である。
【0050】(実施の形態4)上述の実施の形態3で
は、デジタル圧縮映像信号に適用したけれども、図6に
示されるように、非圧縮のデジタル映像信号に適用して
もよい。
【0051】この場合には、特殊効果装置3−1では、
非圧縮のデジタル映像信号であるので、上述の実施の形
態の伸長手段13が省略され、編集装置1a−3,1b
−3では、上述の実施の形態1の圧縮手段9、伸長手段
26が省略されており、第1,第2の選択手段27,2
5に代えて、記録媒体5から再生されたデジタル映像信
号またはエフェクト処理されたデジタル映像信号を選択
出力する選択手段28を備えている。その他の構成およ
び効果は、上述の実施の形態3と基本的に同様である。
【0052】(その他の実施の形態)上述の各実施の形
態では、2台の編集装置で特殊効果装置を兼用したけれ
ども、3台以上の編集装置で兼用してもよく、また、上
述の実施の形態では、2種類のデジタル映像信号によっ
てエフェクト処理を行ったけれども、3種類以上のデジ
タル映像信号を用いてもよいのは勿論である。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録媒体
から再生した複数のデジタル映像信号を多重して1本の
伝送路で特殊効果装置に伝送し、この特殊効果装置でエ
フェクト処理し、このエフェクト処理されて伝送される
シリアルデータを取り込んでパラレルデータに変換し、
このエフェクト処理後のパラレルデータまたは前記複数
のデジタル映像信号を選択出力することによってエフェ
クト機能を備えていない編集装置でエフェクト処理を行
えることになる。
【0054】また、スイッチャを介して複数の編集装置
と1台の特殊効果装置とを切り換え接続することによ
り、複数の編集装置で1台の特殊効果装置を兼用できる
ことになり、設備コストを低減できることになる。
【0055】しかも、編集装置では、複数のデジタル映
像信号を多重して1本の伝送路で特殊効果装置に伝送す
るので、配線が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る編集システムの概略
構成図である。
【図2】図1の編集システムにおけるデータ処理(デー
タ構成)を模式的に示す図である。
【図3】エフェクト処理後の編集装置におけるデータ処
理を示す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る編集システムの
概略構成図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る編集システムの
概略構成図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態に係る編集シス
テムの構成図である。
【符号の説明】
1a,1b,1a−1〜3,1b−1〜3 編集装置 3,3−1 特殊効果装
置 4 スイッチャ 6,6−1 多重手段 12,12−1 分離手段 14 エフェクト
処理手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から再生された複数のデジタル
    映像信号を多重する多重手段と、 前記多重手段により多重されたパラレルデータをシリア
    ルデータに変換して1本の伝送路へシリアル出力するパ
    ラレル/シリアル変換手段と、 入力されるシリアルデータをパラレルデータに変換する
    シリアル/パラレル変換手段と、 変換されたパラレルデータまたは前記デジタル映像信号
    を選択出力する選択手段と、 を備えることを特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体から再生された複数のデジタル
    圧縮映像信号を多重する多重手段と、 前記多重手段により多重されたパラレルデータをシリア
    ルデータに変換して1本の伝送路へシリアル出力するパ
    ラレル/シリアル変換手段と、 入力されるシリアルデータをパラレルデータに変換する
    シリアル/パラレル変換手段と、 変換されたパラレルデータを圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段で圧縮されたデジタル圧縮映像信号または
    前記記録媒体から再生された前記デジタル圧縮映像信号
    を選択出力する選択手段と、 を備えることを特徴とする編集装置。
  3. 【請求項3】 前記多重手段は、SMPTE規格305
    Mに準拠して多重する請求項2記載の編集装置。
  4. 【請求項4】 入力されるシリアルデータをパラレルデ
    ータに変換するシリアル/パラレル変換手段と、 多重されている複数のデジタル映像信号を前記パラレル
    データから分離する分離手段と、 前記分離手段により分離された複数のデジタル映像信号
    を任意に選択してエフェクト処理を行うエフェクト処理
    手段と、 エフェクト処理手段からのデジタル映像信号を、シリア
    ルデータに変換するパラレル/シリアル変換手段と、 を備えることを特徴とする特殊効果装置。
  5. 【請求項5】 入力されるシリアルデータをパラレルデ
    ータに変換するシリアル/パラレル変換手段と、 多重されている複数のデジタル圧縮映像信号を前記パラ
    レルデータから分離する分離手段と、 前記分離手段により分離された複数のデジタル圧縮映像
    信号を伸長する伸長手段と、 前記伸長手段により伸長された複数のデジタル映像信号
    を任意に選択してエフェクト処理を行うエフェクト処理
    手段と、 エフェクト処理手段からのデジタル映像信号を、シリア
    ルデータに変換するパラレル/シリアル変換手段と、 を備えることを特徴とする特殊効果装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の編集装置の複数と、請
    求項4に記載の特殊効果装置と、前記複数の編集装置の
    いずれかを、前記特殊効果装置に切換接続するスイッチ
    ャとを備えることを特徴とする編集システム。
  7. 【請求項7】 請求項2または3に記載の編集装置の複
    数と、請求項5に記載の特殊効果装置と、前記複数の編
    集装置のいずれかを、前記特殊効果装置に切換接続する
    スイッチャとを備えることを特徴とする編集システム。
  8. 【請求項8】 前記デジタル映像信号の圧縮方式が、D
    V圧縮方式またはMPEG圧縮方式である請求項7記載
    の編集システム。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体が、ハードディスク、光デ
    ィスク、または光磁気ディスクである請求項6ないし8
    のいずれかに記載の編集システム。
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