JP2001160481A - 電磁誘導加熱装置 - Google Patents
電磁誘導加熱装置Info
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- JP2001160481A JP2001160481A JP34408799A JP34408799A JP2001160481A JP 2001160481 A JP2001160481 A JP 2001160481A JP 34408799 A JP34408799 A JP 34408799A JP 34408799 A JP34408799 A JP 34408799A JP 2001160481 A JP2001160481 A JP 2001160481A
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- electromagnetic induction
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- induction heating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ストリップの搬送方向に平行な方向に磁力線
を発生させるタイプの電磁誘導加熱装置において、スト
リップを加熱する際の板幅方向の温度分布を調整可能に
すること。 【解決手段】 一定方向に搬送されるストリップ11
を、前記ストリップを囲むことができるような複数のコ
イル13により電磁誘導作用によって加熱する電磁誘導
加熱装置において、前記ストリップの上面側であって、
前記ストリップの板幅方向全幅にわたって、前記板幅方
向に分割された磁性材料板の積層による積層ブロック1
3を配置し、前記各積層ブロックを前記ストリップの板
幅方向の温度分布に応じて前記ストリップに対して垂直
方向に可動とした。
を発生させるタイプの電磁誘導加熱装置において、スト
リップを加熱する際の板幅方向の温度分布を調整可能に
すること。 【解決手段】 一定方向に搬送されるストリップ11
を、前記ストリップを囲むことができるような複数のコ
イル13により電磁誘導作用によって加熱する電磁誘導
加熱装置において、前記ストリップの上面側であって、
前記ストリップの板幅方向全幅にわたって、前記板幅方
向に分割された磁性材料板の積層による積層ブロック1
3を配置し、前記各積層ブロックを前記ストリップの板
幅方向の温度分布に応じて前記ストリップに対して垂直
方向に可動とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の流れ方向に
搬送されるストリップと呼ばれる薄板を電磁誘導により
連続して加熱する電磁誘導加熱装置に関する。
搬送されるストリップと呼ばれる薄板を電磁誘導により
連続して加熱する電磁誘導加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁誘導加熱装置として、板幅
に較べて長さの長いストリップを電磁誘導を用いて加熱
するものがある。このような電磁誘導加熱装置はストリ
ップの板幅方向にストリップと対向するようにストリッ
プの両面の片側又は両側に配設された電磁石装置を備
え、この電磁石装置は交流電流によって励磁されてい
る。この電磁誘導加熱装置では、ストリップの板幅方向
に均一な温度分布で加熱できることが望ましい。
に較べて長さの長いストリップを電磁誘導を用いて加熱
するものがある。このような電磁誘導加熱装置はストリ
ップの板幅方向にストリップと対向するようにストリッ
プの両面の片側又は両側に配設された電磁石装置を備
え、この電磁石装置は交流電流によって励磁されてい
る。この電磁誘導加熱装置では、ストリップの板幅方向
に均一な温度分布で加熱できることが望ましい。
【0003】この種の電磁誘導加熱装置は、ストリップ
の搬送方向に平行な方向に磁力線(磁束)を発生させて
ストリップを加熱する電磁誘導加熱装置と、ストリップ
の垂直方向に磁力線を発生させてストリップを加熱する
電磁誘導加熱装置との2つに分類される。
の搬送方向に平行な方向に磁力線(磁束)を発生させて
ストリップを加熱する電磁誘導加熱装置と、ストリップ
の垂直方向に磁力線を発生させてストリップを加熱する
電磁誘導加熱装置との2つに分類される。
【0004】図5を参照して、ストリップの搬送方向に
磁力線を発生させるタイプの電磁誘導加熱装置の一例に
ついて説明する。図5において、図中、矢印方向に搬送
されるストリップ51を、ストリップ51を囲むことが
できるような複数個のコイル52により電磁誘導作用に
よって加熱するようにしている。複数個のコイル52
は、ストリップ51の搬送方向に並べて配置されてい
る。
磁力線を発生させるタイプの電磁誘導加熱装置の一例に
ついて説明する。図5において、図中、矢印方向に搬送
されるストリップ51を、ストリップ51を囲むことが
できるような複数個のコイル52により電磁誘導作用に
よって加熱するようにしている。複数個のコイル52
は、ストリップ51の搬送方向に並べて配置されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
での電磁誘導加熱装置は、ストリップ51を加熱する際
の板幅方向の温度分布を調整する機能を有していない。
そのため、ストリップ51の端部(エッジ)の温度が高
くなる傾向にあった。
での電磁誘導加熱装置は、ストリップ51を加熱する際
の板幅方向の温度分布を調整する機能を有していない。
そのため、ストリップ51の端部(エッジ)の温度が高
くなる傾向にあった。
【0006】そこで、本発明の課題は、ストリップの搬
送方向に平行な方向に磁力線を発生させるタイプの電磁
誘導加熱装置において、ストリップを加熱する際の板幅
方向の温度分布を調整可能にすることにある。
送方向に平行な方向に磁力線を発生させるタイプの電磁
誘導加熱装置において、ストリップを加熱する際の板幅
方向の温度分布を調整可能にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一定方向に搬
送されるストリップを、前記ストリップを囲むことがで
きるような少なくとも1つのコイルにより電磁誘導作用
によって加熱する電磁誘導加熱装置において、前記スト
リップの少なくとも一方の面側であって、前記ストリッ
プの板幅方向に関して少なくとも両側のエッジに近い位
置にそれぞれ、前記板幅方向に分割された磁性材料板の
積層による積層ブロックを配置し、前記各積層ブロック
を前記ストリップの板幅方向の温度分布に応じて前記ス
トリップに対して垂直方向に可動としたことを特徴とす
る。
送されるストリップを、前記ストリップを囲むことがで
きるような少なくとも1つのコイルにより電磁誘導作用
によって加熱する電磁誘導加熱装置において、前記スト
リップの少なくとも一方の面側であって、前記ストリッ
プの板幅方向に関して少なくとも両側のエッジに近い位
置にそれぞれ、前記板幅方向に分割された磁性材料板の
積層による積層ブロックを配置し、前記各積層ブロック
を前記ストリップの板幅方向の温度分布に応じて前記ス
トリップに対して垂直方向に可動としたことを特徴とす
る。
【0008】なお、前記各積層ブロックを前記ストリッ
プに対して個別に垂直方向に移動させるための駆動機構
と、前記ストリップの板幅方向の温度分布を検出するた
めの温度センサと、該温度センサの検出信号を受けて前
記駆動機構を制御して、前記ストリップの板幅方向の温
度分布を均一にするための制御装置とを備えることが好
ましい。
プに対して個別に垂直方向に移動させるための駆動機構
と、前記ストリップの板幅方向の温度分布を検出するた
めの温度センサと、該温度センサの検出信号を受けて前
記駆動機構を制御して、前記ストリップの板幅方向の温
度分布を均一にするための制御装置とを備えることが好
ましい。
【0009】また、前記磁性材料板の材料としては、け
い素鋼板あるいはフェライト焼結板が用いられる。
い素鋼板あるいはフェライト焼結板が用いられる。
【0010】前記コイルが前記一定方向に並べて複数個
配置される場合、前記各積層ブロックは、前記一定方向
に延在して前記複数個のコイルをまたぐように配置され
る。そそして、この場合には、前記各積層ブロックをそ
れぞれ、前記一定方向に延在する部分を前記ストリップ
の流れ方向に関して最上流側のコイルに隣接する部分と
最下流側のコイルに隣接する部分とこれら2つの部分の
間に介在する部分とに分割し、前記2つの部分のみを前
記ストリップに対して垂直方向に可動としても良い。
配置される場合、前記各積層ブロックは、前記一定方向
に延在して前記複数個のコイルをまたぐように配置され
る。そそして、この場合には、前記各積層ブロックをそ
れぞれ、前記一定方向に延在する部分を前記ストリップ
の流れ方向に関して最上流側のコイルに隣接する部分と
最下流側のコイルに隣接する部分とこれら2つの部分の
間に介在する部分とに分割し、前記2つの部分のみを前
記ストリップに対して垂直方向に可動としても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照して、本発明の
第1の実施の形態について説明する。本形態による電磁
誘導加熱装置では、図1中、矢印方向に搬送されるスト
リップ11を、ストリップ11を囲むことができるよう
な複数個のコイル12により電磁誘導作用によって加熱
するようにしている。複数個のコイル12は、ストリッ
プ11の搬送方向に並べて配置されている。
第1の実施の形態について説明する。本形態による電磁
誘導加熱装置では、図1中、矢印方向に搬送されるスト
リップ11を、ストリップ11を囲むことができるよう
な複数個のコイル12により電磁誘導作用によって加熱
するようにしている。複数個のコイル12は、ストリッ
プ11の搬送方向に並べて配置されている。
【0012】本形態では特に、ストリップ11の一方の
面側(ここでは、上面側)であって、ストリップ11の
板幅方向の全幅にわたるように板幅方向に分割された積
層ブロック13を配置している。積層ブロック13は、
磁性材料板を複数枚積層して成り、ストリップ11の搬
送方向に延在して複数個のコイル12をまたぐように配
置される。厳密に言えば、各積層ブロック13はそれぞ
れ、ストリップ11の流れ方向に関して最上流側のコイ
ル12に隣接する部分と最下流側のコイル12に隣接す
る部分とが、これらの間の部分よりもストリップ11側
に向けて延びるように成形されている。そして、各積層
ブロック13をストリップ11の板幅方向の温度分布に
応じてストリップ11に対して垂直方向に可動としてい
る。
面側(ここでは、上面側)であって、ストリップ11の
板幅方向の全幅にわたるように板幅方向に分割された積
層ブロック13を配置している。積層ブロック13は、
磁性材料板を複数枚積層して成り、ストリップ11の搬
送方向に延在して複数個のコイル12をまたぐように配
置される。厳密に言えば、各積層ブロック13はそれぞ
れ、ストリップ11の流れ方向に関して最上流側のコイ
ル12に隣接する部分と最下流側のコイル12に隣接す
る部分とが、これらの間の部分よりもストリップ11側
に向けて延びるように成形されている。そして、各積層
ブロック13をストリップ11の板幅方向の温度分布に
応じてストリップ11に対して垂直方向に可動としてい
る。
【0013】このために、各積層ブロック13をストリ
ップ11に対して個別に垂直方向に移動させるための駆
動機構と、ストリップ11の板幅方向の温度分布を検出
するためにコイル12の下流側(出口側)に配置された
温度センサ14と、温度センサ14の検出信号を受けて
前記駆動機構を制御して、ストリップ11の板幅方向の
温度分布を均一にするための制御装置15とを備えてい
る。
ップ11に対して個別に垂直方向に移動させるための駆
動機構と、ストリップ11の板幅方向の温度分布を検出
するためにコイル12の下流側(出口側)に配置された
温度センサ14と、温度センサ14の検出信号を受けて
前記駆動機構を制御して、ストリップ11の板幅方向の
温度分布を均一にするための制御装置15とを備えてい
る。
【0014】駆動機構は図示していないが、例えばボー
ルねじ軸とモータとの組合わせにより、モータの回転運
動を直線運動に変換する周知の機構を利用することがで
きる。勿論、このような駆動機構は積層ブロック13毎
に設けられるが、駆動機構については上記の機構に限定
されず、他の周知の機構を利用しても良い。図2、図3
には、ボールねじ軸の一部を示している。
ルねじ軸とモータとの組合わせにより、モータの回転運
動を直線運動に変換する周知の機構を利用することがで
きる。勿論、このような駆動機構は積層ブロック13毎
に設けられるが、駆動機構については上記の機構に限定
されず、他の周知の機構を利用しても良い。図2、図3
には、ボールねじ軸の一部を示している。
【0015】また、磁性材料板の材料としては、けい素
鋼板あるいはフェライト焼結板が用いられる。
鋼板あるいはフェライト焼結板が用いられる。
【0016】本形態による積層ブロック13により、こ
の積層ブロック13をストリップ11に近づけた領域で
はストリップ11を通過する磁束を減少させることがで
きる。このため、その領域でのストリップ11の発熱量
が減少する。従って、ストリップ11のエッジに近い領
域の積層ブロック13をストリップ11に近付けること
により、ストリップ11のエッジ付近の温度上昇を抑制
することができる。
の積層ブロック13をストリップ11に近づけた領域で
はストリップ11を通過する磁束を減少させることがで
きる。このため、その領域でのストリップ11の発熱量
が減少する。従って、ストリップ11のエッジに近い領
域の積層ブロック13をストリップ11に近付けること
により、ストリップ11のエッジ付近の温度上昇を抑制
することができる。
【0017】このように、温度センサ14からの検出信
号に基づいて制御装置15が積層ブロック13のストリ
ップ11に対する相対的位置関係を調整するように制御
を行うことで、ストリップ11の板幅方向での温度分布
を均一に調整できる。
号に基づいて制御装置15が積層ブロック13のストリ
ップ11に対する相対的位置関係を調整するように制御
を行うことで、ストリップ11の板幅方向での温度分布
を均一に調整できる。
【0018】図4は、本発明の第2の実施の形態を示
す。この形態では、各積層ブロック13をそれぞれ、最
上流側のコイル12に隣接する部分13aと最下流側の
コイルに隣接する部分13bとこれら2つの部分の間に
介在する部分13cとに分割し、前記2つの部分13
a、13bのみを駆動機構によりストリップ11に対し
て垂直方向に可動としている。
す。この形態では、各積層ブロック13をそれぞれ、最
上流側のコイル12に隣接する部分13aと最下流側の
コイルに隣接する部分13bとこれら2つの部分の間に
介在する部分13cとに分割し、前記2つの部分13
a、13bのみを駆動機構によりストリップ11に対し
て垂直方向に可動としている。
【0019】なお、いずれの形態においても、積層ブロ
ック13は、ストリップ11の板幅方向の全幅にわたっ
て設けられなくても良く、ストリップ11のエッジ付近
のみに数個ずつ設置されるようにしても良い。この場
合、ストリップ11のエッジ付近の積層ブロック13の
間に間隔をおくようにして、各積層ブロック13を別の
駆動機構によりストリップ11の板幅方向に可動として
も良い。
ック13は、ストリップ11の板幅方向の全幅にわたっ
て設けられなくても良く、ストリップ11のエッジ付近
のみに数個ずつ設置されるようにしても良い。この場
合、ストリップ11のエッジ付近の積層ブロック13の
間に間隔をおくようにして、各積層ブロック13を別の
駆動機構によりストリップ11の板幅方向に可動として
も良い。
【0020】また、上記の形態では、積層ブロック13
を、ストリップ11の上面側のみに配置しているが、ス
トリップ11の下面側あるいは両側に配置しても良いこ
とは言うまでもない。
を、ストリップ11の上面側のみに配置しているが、ス
トリップ11の下面側あるいは両側に配置しても良いこ
とは言うまでもない。
【0021】更に、ストリップ11の板幅方向の温度分
布の均一性にそれほどの精度が要求されない場合には、
各積層ブロック13は固定とされても良い。この場合、
ストリップ11のエッジに近い領域のみに数個の積層ブ
ロック13を配置し、しかも図3に示すように、最も外
側の積層ブロック13をストリップ11に近付けるよう
な位置関係で固定とすれば良い。
布の均一性にそれほどの精度が要求されない場合には、
各積層ブロック13は固定とされても良い。この場合、
ストリップ11のエッジに近い領域のみに数個の積層ブ
ロック13を配置し、しかも図3に示すように、最も外
側の積層ブロック13をストリップ11に近付けるよう
な位置関係で固定とすれば良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればス
トリップの搬送方向に平行な方向に磁力線を発生させる
タイプの電磁誘導加熱装置において、ストリップを加熱
する際の板幅方向の温度分布を調整可能にしたことによ
り、ストリップの板幅方向の温度分布を均一にすること
ができる。
トリップの搬送方向に平行な方向に磁力線を発生させる
タイプの電磁誘導加熱装置において、ストリップを加熱
する際の板幅方向の温度分布を調整可能にしたことによ
り、ストリップの板幅方向の温度分布を均一にすること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による電磁誘導加熱
装置を上方から見た図である。
装置を上方から見た図である。
【図2】図1の電磁誘導加熱装置の線A−Aによる断面
図である。
図である。
【図3】図1の電磁誘導加熱装置を矢印B方向から見た
図である。
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態による電磁誘導加熱
装置を図2と断面で示した図である。
装置を図2と断面で示した図である。
【図5】従来の電磁誘導加熱装置を概略的に示した図で
ある。
ある。
11、51 ストリップ 12、52 コイル 13 積層ブロック 14 温度センサ 15 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 盛男 愛媛県新居浜市惣開町5番2号 株式会社 住重テクニカルセンター新居浜事業所内 Fターム(参考) 3K059 AA08 AB19 AB26 AB28 AC33 AC37 AC54 AD05 BD02 CD18 CD44 CD73 CD75 CD79
Claims (5)
- 【請求項1】 一定方向に搬送される薄板を、前記薄板
を囲むことができるような少なくとも1つのコイルによ
り電磁誘導作用によって加熱する電磁誘導加熱装置にお
いて、 前記薄板の少なくとも一方の面側であって、前記薄板の
板幅方向に関して少なくとも両側のエッジに近い位置に
それぞれ、前記板幅方向に分割された磁性材料板の積層
による積層ブロックを配置し、前記各積層ブロックを前
記薄板の板幅方向の温度分布に応じて前記薄板に対して
垂直方向に可動としたことを特徴とする電磁誘導加熱装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電磁誘導加熱装置におい
て、前記各積層ブロックを前記薄板に対して個別に垂直
方向に移動させるための駆動機構と、前記薄板の板幅方
向の温度分布を検出するための温度センサと、該温度セ
ンサの検出信号を受けて前記駆動機構を制御して、前記
薄板の板幅方向の温度分布を均一にするための制御装置
とを備えたことを特徴とする電磁誘導加熱装置。 - 【請求項3】 請求項1あるいは2記載の電磁誘導加熱
装置において、前記磁性材料板の材料として、けい素鋼
板あるいはフェライト焼結板を用いることを特徴とする
電磁誘導加熱装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の電磁誘導加熱装置におい
て、前記コイルが前記一定方向に並べて複数個配置され
ており、前記各積層ブロックは、前記一定方向に延在し
て前記複数個のコイルをまたぐように配置されているこ
とを特徴とする電磁誘導加熱装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の電磁誘導加熱装置におい
て、前記各積層ブロックをそれぞれ、前記一定方向に延
在する部分を前記薄板の流れ方向に関して最上流側のコ
イルに隣接する部分と最下流側のコイルに隣接する部分
とこれら2つの部分の間に介在する部分とに分割し、前
記2つの部分のみを前記薄板に対して垂直方向に可動と
したことを特徴とする電磁誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34408799A JP2001160481A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 電磁誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34408799A JP2001160481A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 電磁誘導加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001160481A true JP2001160481A (ja) | 2001-06-12 |
Family
ID=18366561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34408799A Pending JP2001160481A (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 電磁誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001160481A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2019119003A (ja) * | 2018-01-05 | 2019-07-22 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 誘導加熱式環状部品抜取り装置 |
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-
1999
- 1999-12-03 JP JP34408799A patent/JP2001160481A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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